JP4153926B2 - データ放送番組ストリーム送出装置、データ放送番組ストリーム送出装置の制御方法及びプログラム並びに記録媒体 - Google Patents

データ放送番組ストリーム送出装置、データ放送番組ストリーム送出装置の制御方法及びプログラム並びに記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送におけるデータ放送番組コンテンツを多重したデータストリームを合成するデータストリーム合成装置及び配信装置に関する。
デジタル放送の発展に伴い多数のデータ放送番組コンテンツが制作され、各放送局からデータ放送番組TSが放送番組とともにTSに多重化されて放送されている。
現在の地上波テレビ放送においては、キー局で制作された放送番組をローカル局に配信して、ローカル局でもその放送番組をそのまま放送するネット配信が行われている。同様に、衛星放送をCATV局で受信し、CATV局から各家庭のCATV受信機に再送信することが行われている。
特開2000−083064号公報 特開平09−284761号公報 特開平11−112944号公報 特開平11−341492号公報 特開平11−112573号公報 本間洋,秋田康貴,岡進,村上篤道,"トランスポートストリーム再多重法に関する一考察",1997年電子情報通信学会総合大会講演論文集 通信2,1997年3月,p.470(B−8−84)
ところが、データ放送番組では、地上波テレビ放送におけるネット配信のような複数の放送局相互間での配信は実施されていない。
本発明の目的は、他の放送局から配信されたデータ放送番組TSを基に自局が放送するデータ放送番組TSを送出するデータ放送番組TS送出装置及び配信装置並びに配信システムを提供することである。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、他の配信装置から配信される第1ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1ストリームを受信し、当該第1ストリームに基づいて、データストリームを合成するデータストリーム合成装置であって、合成するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定リストを記憶している判定リスト記憶手段と、受信した第1ストリームから構成要素を分離し、前記判定リスト記憶手段に記憶された判定リストに従い、分離した構成要素を前記コンテンツに含めるか否かを判定する分離判定手段と、前記分離判定手段で含めると判定された構成要素をコンテンツに含めたデータストリームを合成する合成手段とを備えることとしている。
上述のような構成によって、受信された第1ストリームから必要な構成要素を用いて送信するデータストリームを合成することができるので、コンテンツの構成要素を全て制作するより制作コストを低減できる。
また、前記判定リスト記憶手段は、構成要素の識別子と、含めるか否かを記載した判定子とを対にした選択リストを記憶している選択リスト記憶部を有し、
前記分離判定手段は、前記第1ストリームから構成要素を分離する分離部と、
分離された構成要素の識別子と、前記選択リストに記載された含めるとする判定子に対となる識別子とが一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部が一致すると判定したとき、前記分離部で分離された構成要素を前記合成手段に通知する通知部とを有することとしている。
このような構成によって、第1コンテンツの構成要素ごとに、コンテンツに含めるか否かを予め選択リストに記載しておくことによって、選択リストを参照して配信された第1ストリームから必要な構成要素だけをデータストリームに含めて合成することができる。
また、データストリーム合成装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素を記憶している構成要素記憶手段を更に備え、前記判定リスト記憶手段は、更に、前記コンテンツに含めるとした構成要素を前記構成要素記憶手段に記憶された構成要素に差替えることを記載した項目を含む差替えリストを記憶する差替えリスト記憶部を有し、前記分離判定手段は、更に、前記判定部で識別子が一致するとされた構成要素が差替えるべきものであるか否かを前記差替えリストに記載された項目に従い判定する差替え判定部を有し、前記通知部は、前記差替え判定部が差替えるべきものと判定したとき、前記合成手段に差替え指示を通知し、前記合成手段は、前記通知部から差替え指示を受けると、前記構成要素記憶手段から指示された構成要素を読み出す読出部と、前記読出部で読み出された構成要素と前記通知部から通知された構成要素とからデータストリームを合成する合成部とを有することとしている。
このような構成によって、第1コンテンツの構成要素を制作された構成要素に差替えて、データストリームを合成することができるので、容易に独自のデータストリームとすることができる。
また、前記合成手段は、第1ストリームの帯域を前記データストリームにおいても同じにする帯域保持部と、前記差替えリストに差替えると記載された構成要素よりも差替え後の構成要素のサイズが小さくて、差替えるパケットが余分となったとき、余分となったパケットの代わりに差替え後の構成要素から生成されたパケットを繰り返し多重する繰り返し多重化部と、前記差替えリストに差替えると記載された構成要素よりも差替え後の構成要素のサイズが大きくて、差替えるパケットが不足したとき、次の繰返し周期において差替えると記載された構成要素のパケットの代わりに不足分の差替え後の構成要素のパケットを多重する周期遅れパケット多重化部とを有することとしている。
このような構成によって、予め設定されているデータストリームに割り当てられた帯域を増加させることを防止することができる。
また、前記各構成要素はパケットに収容されており、各パケットは固定長であり、前記合成手段は、前記第1ストリームの繰返し1周期当りに送信する構成要素数を前記データストリームにおいても同じにする構成要素数保持部と、前記差替えリストに差替えると記載された構成要素よりも差替え後の構成要素のサイズが小さいとき、余分となったパケットをパディングパケットとして前記データストリームに多重するパディングパケット多重化部と、前記差替えリストに差替えると記載された構成要素よりも差替え後の構成要素のサイズが大きいとき、差替えるべき構成要素のパケットを前記データストリームに強制的に挿入するパケット挿入多重化部とを有することとしている。
このような構成によって、データストリームを受信する受信機において、視聴者のリモコン操作を受けて、構成要素を画面表示する際の応答時間を配信された第1ストリームと同じにすることができる。
また、前記構成要素にTV選局動作を制御するスクリプトがある場合、前記スクリプトには、選局対象を仮の識別子で記載し、別の構成要素に仮の識別子と実際の選局対象との対応を記載した識別子テーブルを含め、前記差替えリストには、識別子テーブルの差替え情報が記載され、前記構成要素記憶手段には、識別子テーブルが記憶されていることとしている。
このような構成によって、構成要素に局ごとに異なる選局動作を制御するスクリプトがある場合に、別の構成要素に間接参照用の対応を記載した識別子テーブルを含め、その識別子テーブルを構成要素記憶手段に記憶された識別子テーブルに差替えることとして、スクリプトを含む構成要素の差替えを不要としている。
また、前記合成部は、前記通知部から通知された構成要素であって、差替え指示された構成要素を破棄し、前記読出部で読み出された構成要素に置換することとしている。
このような構成によって、不要となった第1コンテンツの構成要素を省くことができる。
また、データストリーム合成装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素をその識別子とともに記憶している構成要素記憶手段を更に備え、前記判定リスト記憶手段は、更に、コンテンツに追加すべき構成要素の識別子を記載した追加リストを記憶している追加リスト記憶部を有し、前記判定手段の通知部は、更に、前記追加リストに記載された識別子があるとき、識別子と追加指示とを前記合成手段に通知し、前記合成手段は、追加指示を受けると追加指示された識別子で識別される構成要素を前記構成要素記憶手段から読み出す読出部と、前記読出部で読み出された構成要素と前記通知部から通知された構成要素とからデータストリームを合成する合成部とを有することとしている。
このような構成によって、第1コンテンツの構成要素に加えて、独自の構成要素を加えることが可能となり、更に自局のデータ放送番組コンテンツを容易に充実させることができる。
また、前記構成要素は、ARIB標準規格B24の定めるモジュール、リソース又はイベントメッセージの少なくとも一つを含むこととしている。
このような構成によって、第1コンテンツの構成要素に加え、自局の構成要素として、モジュール、リソース又はイベントメッセージを追加することができる。
また、前記合成手段は、第2ストリームには、データストリーム合成装置側の番組制作者によって制作された第2コンテンツが多重され、その第2ストリームの入力を受け、前記通知部から通知された構成要素と第2ストリームとからデータストリームを合成することとしている。
このような構成によって、データストリームは、配信された第1コンテンツの構成要素と制作された第2ストリームとを合わせることができる。
また、本発明は、第1ストリームに基づいて、データストリームを合成する請求項1記載のデータストリーム合成装置に、第1コンテンツの放送時間と識別情報と前記第1コンテンツの構成要素を前記データストリームに繰り返し多重化するコンテンツに含めるか否かを記載した判定リスト作成のための可否情報とを記載したコンテンツ情報を前記第1コンテンツの配信前に予め通知し、前記第1ストリームに繰り返し多重化した前記第1コンテンツを配信する配信装置であって、前記第1コンテンツに前記データストリーム合成装置で利用可能なコンテンツの構成要素を含めた第1ストリームを配信する配信手段を備え、前記構成要素にTV選局動作を制御するスクリプトがある場合、前記スクリプトには、選局対象を仮の識別子で記載し、別の構成要素に仮の識別子と実際の選局対象との対応を記載した識別子テーブルを含めていることとしている。
このような構成の配信装置から配信された第1ストリームを受信するデータストリーム送出装置では、コンテンツ情報を基に、選択リスト、差替えリスト、追加リストの作成とともに構成要素を制作しておき、第1ストリームの配信を受信して、当該第1ストリームに基づいて送信するデータストリームを送出することができ、配信先でスクリプトを含む構成要素の差替えをすることなく、識別子テーブルの差替えだけをすることで容易にデータストリームを送出することができる。
また、本発明は、第1コンテンツを配信し、前記第1コンテンツの放送時間と識別情報とを記載したコンテンツ情報を前記第1コンテンツの配信前に予めデータストリーム合成装置に通知する配信装置と、データストリームを合成する前記データストリーム合成装置とからなる配信システムであって、前記配信装置は、前記第1コンテンツに前記データストリーム合成装置で前記データストリームに含めることが可能なコンテンツの構成要素を含めた第1ストリームを配信する配信手段を備え、前記データストリーム合成装置は、合成するコンテンツの構成要素に含めるか否かをデータストリーム合成装置側のコンテンツ制作者が前記コンテンツ情報を参照して記載した判定リストを記憶している判定リスト記憶手段と、受信した第1ストリームから構成要素を分離し、前記判定リスト記憶手段に記憶された判定リストに従い、分離した構成要素を前記コンテンツに含めるか否かを判定する分離判定手段と、前記分離判定手段で含めると判定された構成要素をコンテンツに含めたデータストリームを合成する合成手段とを備えることとしている。
このような構成によって、配信装置は、例えば、他の放送局で送信する第1ストリームを一の放送局のデータストリーム合成装置に配信し、一の放送局から送信するデータストリームの送出制作コストを低減することができる。
また、本発明は、他の配信装置から配信される第1ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1ストリームを受信し、当該第1ストリームに基づいて、データストリームを合成するデータストリーム合成装置の制御方法であって、合成するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定リストを記憶している判定リスト記憶ステップと、受信した第1ストリームから構成要素を分離し、前記判定リスト記憶ステップで記憶された判定リストに従い、分離した構成要素を前記コンテンツに含めるか否かを判定する分離判定ステップと、前記分離判定ステップで含めると判定された構成要素をコンテンツに含めたデータストリームを合成する合成ステップとを有することとしている。
このような方法によって、受信された第1ストリームから必要な構成要素を用いて送信するデータストリームを合成することができるので、コンテンツの構成要素を全て制作するより制作コストを低減できる。
また、本発明は、他の配信装置から配信される第1ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1ストリームを受信し、当該第1ストリームに基づいて、データストリームを合成するデータストリーム合成装置に、合成するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定リストを記憶している判定リスト記憶ステップと、受信した第1ストリームから構成要素を分離し、前記判定リスト記憶ステップで記憶された判定リストに従い、分離した構成要素を前記コンテンツに含めるか否かを判定する分離判定ステップと、前記分離判定ステップで含めると判定された構成要素をコンテンツに含めたデータストリームを合成する合成ステップとを実行させるためのプログラムとしている。
更に、本発明は、他の配信装置から配信される第1ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1ストリームを受信し、当該第1ストリームに基づいて、データストリームを合成するデータストリーム合成装置に、合成するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定リストを記憶している判定リスト記憶ステップと、受信した第1ストリームから構成要素を分離し、前記判定リスト記憶ステップで記憶された判定リストに従い、分離した構成要素を前記コンテンツに含めるか否かを判定する分離判定ステップと、前記分離判定ステップで含めると判定された構成要素をコンテンツに含めたデータストリームを合成する合成ステップとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としている。
このようなプログラムや記録媒体をデータストリーム合成装置に適用して、制作コストの低減を図ることができる。
以下、本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施の形態では、ARIB(社団法人電波産業会:Association of Radio Industries and businesses)標準規格B24 1.0版「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」の第2編9.1.1〜9.1.2節「コンテンツの伝送」及び第3編第6章「データカルーセル伝送方式」の定めに従う。
(実施の形態1)
図1は、一の放送局に設けられた本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態1の構成図である。
データ放送番組TS送出装置は、受信部101と判定リスト記憶部102と、分離判定部103と、置換合成部104とを備えている。
受信部101は、他の放送局111からネット配信されるデータ放送番組TSを受信し、受信したデータ放送番組TSを分離判定部103に通知する。
他の放送局111では、図2に示すようなネット配信リストに従い,データ放送番組TSを配信先の放送局に配信する。ネット配信リスト201には、データ放送番組名欄202と、PID(パケット識別子)欄203と、配信先欄204とが設けられている。このネット配信リスト201では、PID単位でネット配信先が指定されている。
ここで、データ放送番組とは、例えば、ニュース、気象、交通等の放送番組と独立した独立情報の番組及び放送番組の内容を補完するような情報の番組をいい、放送時間内であれば、何時でも選んで視聴可能な情報番組をいう。
図3は、他の放送局111が図2に示した第2の放送局に配信するデータ放送番組TSの内容を示すデータ放送番組コンテンツ情報の一例を示す図である。
データ放送番組コンテンツ情報301には、データ放送番組名欄302と、PID欄303と、モジュール名欄304と、リソース名欄305と、放送時間欄306とが設けられている。
データ放送番組コンテンツは、モジュールを構成要素とし、モジュールは、リソースを構成要素とする。データ放送番組コンテンツをMPEG2(Moving Picture Expert Group 2)
規格のデータ放送番組TSとして送出する際には、TSパケットに収容される。TSパケットには、パケットを識別するためのPIDが付されている。パケットのデータ長は、固定長であるため、一つのモジュールが複数のパケットに収容されている場合もある。また、複数のモジュールに同一のPIDが付されていることもある。
データ放送番組要素とは、モジュール又はリソースをいうけれども、場合によっては、同一のPIDが付された複数のモジュールをいうこともある。
PID欄303には、データ放送番組TSとして送出される際にTSパケットに付されるPIDが記載されている。
モジュール名欄304には、モジュールを識別するモジュール名が記載されている。
リソース名欄305には、リソースを識別するリソース名が記載されている。
放送時間欄306には、データ放送番組要素の放送時間帯が記載されている。この時間帯にわたり、データ放送番組TSが放送される。
他の放送局111は、このデータ放送番組TS送出装置が設置された第2の放送局に、データ放送番組TSを配信する前に、データ放送番組コンテンツ情報301を予め通知する。
第2の放送局では、データ放送番組制作者は、このデータ放送番組コンテンツ情報301を参照し、他の放送局111から配信されるデータ放送番組TSに多重されたデータ放送番組要素を自局から放送するデータ放送番組のデータ放送番組要素に含めるか否かを検討し、選択リストを作成する。
なお、データ放送番組コンテンツ情報301では、気象情報のデータ放送番組以外のデータ放送番組の記載を省略しているけれども、例えば1日に放送されるデータ放送番組についてまとめて記載してもよい。また、データ放送番組毎にデータ放送番組コンテンツ情報が作成されてもよい。
判定リスト記憶部102は、図4に示す選択リストを記憶している。
選択リスト401には、データ放送番組名欄402と、放送番組時間欄403と、PID欄404と、選択フラグ欄405とが設けられている。
データ放送番組名欄402には、データ放送番組の番組名が記載されており、放送時間欄403には、データ放送番組要素が送出される時間帯が記載されている。PID欄404には、データ放送番組要素が収容されたTSパケットのPIDが記載されている。選択フラグ欄405には、このPIDで識別されるデータ放送番組要素を選択する、即ち自局から放送するデータ放送番組のデータ放送番組要素に含めるとき、「1」が記載され、選択しない、即ち含めないとき「0」が記載されている。
この選択リスト401では、データ放送番組要素の単位をPID単位としているけれども、モジュール単位やリソース単位としてもよい。
なお、選択リスト401では、気象情報のデータ放送番組以外のデータ放送番組の記載を省略しているけれども、例えば1日に放送される他のデータ放送番組についてまとめて記載してもよい。また、データ放送番組毎に選択リストを作成するようにしてもよい。
分離判定部103は、受信部101から通知されたデータ放送番組TSからTSパケットを分離する。判定リスト記憶部102に記憶されている選択リスト401の放送時間欄403に記載された放送時間内であり、分離したTSパケットのPIDが選択リスト401のPID欄404に記載されたPIDと一致する場合、選択リスト401の選択フラグ欄405に「1」が記載されているとき、分離したTSパケットを置換合成部104に通知する。選択フラグ欄405に「0」が記載されているとき、分離したTSパケットを破棄する。
置換合成部104は、分離判定部103から通知されたTSパケットを自局のデータ放送番組TSとして、多重化装置121に出力する。
なお、本実施の形態では、他の放送局111から配信されてきたデータ放送番組TSに含まれるデータ放送番組要素のTSパケット全てについて、選択することとしているので、配信されてきたデータ放送番組TSをそのまま、多重化装置121に出力することになる。
また、置換合成部104は、通知されたTSパケットに付されたPIDを書き替えて出力するようにしてもよい。
このデータ放送番組TS送出装置が設置された放送局の多重化装置121では、映像や音声を多重した放送番組のTSに置換合成部104から出力されたデータ放送番組TSを多重化して、各受信装置(図示せず)に送信する。
なお、各受信装置では、図5に示すようなデータ放送番組を受信することができる。データ放送番組名「気象情報」の画面は、画面501、502、503からなる。画面501は、PID「100」、モジュール名「0000」、リソース名「MOKUJI.BML」で構成され、画面502は、PID「100」、モジュール名「0001」のリソース名「ZENKOKU.BML」と「ZENKOKU_CHIZU.PNG」とで構成され、画面503は、PID「101」モジュール名「0010」リソース名「SEKAI.BML」で構成される。
画面501と画面502、503とは、視聴者のリモコン操作によって切り替えられる。
次に、本実施の形態の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
分離判定部103は、受信部101からデータ放送番組TSの通知を受けると、現在の時刻が判定リスト記憶部102に記憶されている選択リスト401の放送時間403内の時刻か否かを判定する(S602)。放送時間外の時刻であればS602に戻り、放送時間内の時刻であれば、通知されたデータ放送番組TSから分離したTSパケットのPIDが選択リスト401の選択フラグ405が「0」のPID404と一致するか否かを判定する。(S604)。
一致するときは、S602に戻り、一致しないときは、分離したTSパケットのPIDが選択リスト401の選択フラグ405が「1」のPID404と一致するか否かを判定する(S606)。一致しなければ、S602に戻り、一致しているときは、置換合成部104にそのTSパケットを通知する。
置換合成部104は、通知されたTSパケットを自局のデータ放送番組TSとして、多重化装置121に出力し(S608)、S602に戻る。
本実施の形態において、判定リスト記憶部102に、図7に示すような選択リストが記憶されている場合について説明する。
選択リスト701では、ネット配信されるデータ放送番組「気象情報」のデータ放送番組TSのうち、データ放送番組要素のPID「100」のTSパケットを選択することが選択フラグ「1」で示されており、データ放送番組要素のPID「101」のTSパケットを選択しないことが選択フラグ「0」で示されている。
分離判定部103は、この選択リスト701を参照し、他の放送局111から配信されたデータ放送番組TSのPID「100」のTSパケットを置換合成部104に通知し、PID「101」のTSパケットを破棄する。
置換合成部104は、自局の「気象情報」のデータ放送番組TSとしてPID「100」のTSパケットだけを多重化装置121に送出する。
この結果、多重化装置121から放送されたデータ放送番組TSを受信する受信機では、図8に示すデータ放送番組の画面を視聴することになる。画面801は、図5の画面501と同様であり、画面802は、図5の画面502と同様である。PID101のTSパケットを選択しないようにしたので、図5に示した画面503は、このデータ放送番組では、視聴できない。
なお、本実施の形態では、データ放送番組TS送出装置において、データ放送番組コンテンツ情報301を参照して、選択リストが作成されたけれども、データ放送番組コンテンツ情報301に各構成要素ごとに、データ放送番組TS送出装置において、一の放送局のデータ放送番組コンテンツに含めるか否かの利用可否情報を記載しておくようにしてもよい。このようにすれば、データ放送番組TS送出装置では、この利用可否情報を参考に選択リストを容易に作成することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態2の構成図である。
このデータ放送番組TS送出装置は、受信部101と、判定リスト記憶部102と、分離判定部103と、置換合成部104と、番組要素記憶部901とを備えている。上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略し、本実施の形態固有の構成要素について説明する。
なお、受信部101は、上記実施の形態1と同様に、他の放送局111からデータ放送番組コンテンツ情報301で示されるデータ放送番組TSをネット配信されている。
判定リスト記憶部102は、図4に示した選択リスト401とともに図10に示す差替えリストを記憶している。差替えリスト1001には、データ放送番組名欄1002と放送時間欄1003とPID欄1004とモジュール名欄1005と差替え前リソース名欄1006と差替え後リソース名欄 1007とが設けられている。
データ放送番組名欄1002には、データ放送番組名が記載され、放送時間欄1003には、その放送時間帯が記載され、PID欄1004には、配信されるデータ放送番組TSのTSパケットのPIDが記載されている。
モジュール名欄1005には、差替えるモジュール名が記載されており、配信されたデータ放送番組要素のモジュールを自局で制作した同一モジュール名のモジュールに置換することを示している。モジュール全体を差替えるときには、差替え前リソース名欄1006と差替え後リソース名欄1007とは空欄となる。
差替え前リソース名欄1006には、配信されたデータ放送番組要素のリソース名が記載されており、差替え後リソース名欄1007には、自局で制作したデータ放送番組要素のリソースが記載されており、配信されたデータ放送番組要素を自局で制作したデータ放送番組要素のリソースに置換することを示している。
番組要素記憶部901は、自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたデータ放送番組要素のモジュールやリソースを記憶している。
図11は、番組要素記憶部901に記憶されているPID「101」、モジュール名「0010」のデータ放送番組要素1101と、PID「100」、モジュール名「0001」のリソース名「CHIHOU.BML」のデータ放送番組要素1102と、同様のリソース名「CHIHOU_CHIZU.PNG」のデータ放送番組要素1103とを示している。
分離判定部103は、他の放送局111からネット配信されたデータ放送番組TSを受信部101を介して通知されると、TSパケットを分離する。判定リスト記憶部102に記憶されている選択リスト401を参照し、現在の時刻が放送時間内であるか否かを判定し、放送時間内であるときは、選択フラグの「1」であるPIDと分離したTSパケットのPIDとが一致するか否かを判定する。一致するときは、判定リスト記憶部102に記憶されている差替えリスト1001を参照し、分離したTSパケットのPIDと一致するPIDが記載されているか否かを判定する。記載されていないときは、当該TSパケットを置換合成部104に通知する。記載されているときには、差替えリスト1001のモジュール名と分離したTSパケットのモジュール名とが一致するか否かを判定する。一致するとき、差替え前リソース名欄と差替え後リソース名欄とが空欄であるか否かを判断する。空欄であるときは、置換合成部104にPIDとモジュール名とを通知し、差替え指示をする。
分離判定部103は、差替えリスト1001の差替え前リソース名欄に記載されたリソース名と分離したTSパケットのリソース名とが一致するとき、PIDとモジュール名と差替え後のリソース名欄に記載されたリソース名とを置換合成部104に通知し、差替え指示をする。
置換合成部104は、分離判定部103から差替え指示と、PIDとモジュール名との通知を受けると、番組要素記憶部901に記憶された当該モジュールを読み出し、TSパケットを生成する。また、差替え指示と、PIDとモジュール名とリソース名との通知を受けると、番組記憶部901に記憶された当該リソースを読み出し、TSパケットを生成する。置換合成部104は、分離判定部103から差替え指示された差替え前のTSパケットを破棄する。置換合成部104は、分離判定部103から通知されたTSパケットと差替え指示により生成したTSパケットを自局のデータ番組放送TSとして多重化装置121に出力する。
なお、選択リスト401と差替えリスト1001とが判定リスト記憶部102に記憶されているとき、このデータ放送番組TS送出装置から出力されるデータ放送番組TSを受信した受信機では、図12に示すような画面1201、1202、1203を視聴することができる。
画面1201は、他の放送局111から配信されたデータ放送番組要素がそのまま用いられ、画面1202、1203は、自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたものである。
データ放送番組コンテンツ制作装置902は、自局独自のデータ放送番組要素となるモジュールやリソースの制作をする。
次に、本実施の形態の動作を図13に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、分離判定部101は、他の放送局111からのデータ放送番組TSの通知を受けると、現在の時刻が選択リスト401の放送時間内の時刻か否かを判定し、(S1302)、否のときには、放送時間迄待ち、放送時間内であれば、分離したデータ放送番組のTSパケットのPIDが選択リスト401の選択フラグが「1」のPIDと一致するか否かを判定する(S1304)。否のときは、TSパケットを破棄し(S1306)、S1302に戻る。一致するときには、分離したTSパケットのPIDが差替えリスト1001のPIDと一致するか否かを判定する(S1308)。一致するとき、分離したTSパケットのモジュール名と差替えリスト1001のモジュール名とが一致するか否かの判定をする(S1310)。
一致するとき、差替えリスト1001のリソース名が空欄か否かを判定する(S1312)。空欄であれば、置換合成部104にPIDとモジュール名とを通知し、モジュールの差替え指示をし(S1314)、S1322に移る。
リソース名が空欄でないときには、分離したTSパケットのリソース名と差替えリスト1001の差替え前のリソース名とが一致するか否かを判定する(S1316)。一致するときには、置換合成部104にPIDとモジュール名と差替え後のリソース名とを通知し、リソースの差替えを指示し、S1322に移る。
S1308、S1310、S1316において否のときには、分離判定部103は、分離したTSパケットを置換合成部104に通知し、S1324に移る。
S1322において、置換合成部104は、差替え指示されたモジュール又はリソースを番組要素記憶部901から読み出す(S1322)。
置換合成部104は、読み出したモジュール又はリソースをTSパケット化し、通知されたTSパケットとともに自局のデータ放送番組TSとして多重化装置121に出力し(S1324)、S1302に戻る。
(実施の形態3)
次に、本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態3について説明する。
上記実施の形態2では、ネット配信されたデータ放送番組要素を自局で制作されたデータ放送番組要素と差替えたけれども、本実施の形態では、更に、ネット配信されたデータ放送番組要素に自局で制作されたデータ放送番組要素を追加する。
なお、本実施の形態の構成図は、上記実施の形態2の構成図と同様であるので、図9を用いて説明する。
受信部101は、上記実施の形態2と同様にデータ放送番組コンテンツ情報301に示されるデータ放送番組TSのネット配信を受けている。
判定リスト記憶部102は、選択リスト401と差替えリスト1001とともに追加リストを記憶している。
追加リスト1401は、データ放送番組名欄1402と、放送時間欄1403と、PID欄1404と、モジュール名欄1405と、リソース名欄1406とを含んでいる。
この追加リスト1401には、PID「100」、モジュール名「0001」、リソース名「CM.BML」のリソースと、PID「100」、モジュール名「0002」のモジュールとがデータ放送番組要素として追加されることが記載されている。
番組要素記憶部901は、データ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたデータ放送番組要素を記憶している。図15は、番組要素記憶部901に記憶されているデータ放送番組要素であるリソースとモジュールとの一例を示している。
データ放送番組要素1501は、PID「100」、モジュール名「0001」、リソース名「CM.BML」で識別され、データ放送番組要素1502は、PID「100」モジュール名「0002」で識別される。
分離判定部103は、他の放送局111から配信されてくるデータ放送番組TSを受信部101から通知されると、判定リスト記憶部102に記憶されている選択リスト401を参照し、配信されたデータ放送番組TSに含まれるデータ放送番組要素を選択し、また、差替えリスト1001を参照し、モジュール又はリソースの差替え指示を置換合成部104に通知する。
分離判定部103は、また、判定リスト記憶部102に記憶されている追加リスト1401を参照し、放送時間欄1403に記載された放送時間帯になると、データ放送番組要素を識別するPIDとモジュール名と、又はPIDとモジュール名とリソース名とを置換合成部104に通知し、データ放送番組要素の追加を指示する。
置換合成部104は、分離判定部103から追加の指示を受けると、通知されたモジュール又はリソースを番組要素記憶部901から読み出す。読み出したモジュール又はリソースからTSパケットを生成する。生成したTSパケットを分離判定部103から通知された配信されたTSパケットと差替え指示によるTSパケットとともに自局のデータ放送番組TSとして多重化装置121に出力する。
この結果、このデータ放送番組TSを受信した受信機では、図16に示すような画面を視聴することができる。
画面1601は、他の放送局111から配信されたデータ放送番組要素であり、画面1602と画面1603とは、自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作され、差替えられたものであり、画面1604と画面1605とは、自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作され、追加されたものである。
次に、本実施の形態固有の動作を図17に示すフローチャートを用いて説明する。なお、配信されたデータ放送番組TSからデータ放送番組要素を選択する動作及びデータ放送番組要素を差替える動作は、実施の形態2と同様であるのでその説明を省略する。
分離判定部103は、判定リスト記憶部102に追加リスト1401が記憶されているとき、追加リスト1401に記載された放送時間内になるのを待ち(S1702)、追加リスト1401を参照し、追加すべきデータ放送番組要素が記載されているか否かを判定する(S1704)。記載されていなければ、処理を終了し、記載されているときには、データ放送番組要素を識別するPID、モジュール名、リソース名を置換合成部104に通知し、追加を指示する(S1706)。
置換合成部104は、分離判定部103からデータ放送番組の追加の指示を受けると、番組要素記憶部901に記憶されているモジュール又はリソースを読み出し、TSパケットを生成し、自局のデータ放送番組TSに多重して多重化装置に出力する。(S1708)。
分離判定部103は、追加リスト1401の放送時間内であるか否かを判定し(S1710)、放送時間外となれば処理を終了し、放送時間内であればS1704に戻る。
(実施の形態4)
図18は、本発明に係るデータ放送番組送出装置の実施の形態4の構成図である。データ放送番組送出装置は、実施の形態1の構成とほぼ同様である。
自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置1801は、独自のデータ放送番組要素であるモジュールやリソースを制作し、データ放送番組TS出力部1802に通知する。
データ放送番組TS出力部1802は、データ放送番組コンテンツ制作装置1801から通知されたモジュールやリソースをTSパケット化し、置換合成部104に出力する。
置換合成部104は、上記実施の形態1と同様に分離判定部103から通知される他の放送局111からネット配信されたTSパケットとデータ放送番組TS出力部1802から出力されたデータ放送番組TSパケットを多重して、自局のデータ放送番組TSとして多重化装置121に出力する。
(実施の形態5)
次に、本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態5について説明する。
このデータ放送番組送出装置は、上記実施の形態2で説明したものと同様の構成を有するので、図9に示した構成図を用いて説明する。
図19は、他の放送局とデータ放送番組TS送出装置を有する一の放送局とでそれぞれ送信されるデータ放送番組TSの内容の一例を示す図である。
図19の上段には、他の放送局がネット配信とともに、他の放送局のデータ放送番組として放送するデータ放送番組TSの内容が示されている。他の放送局111が放送するデータ放送番組1901は、データ放送番組本編のES(エレメンタリストリーム)1911と、全国用CMのES1912と、他の放送局111用CMのES1913と、CM処理タイミングを表すEM(イベントメッセージ)のES1914とを含んでいる。
データ放送番組本編のES1911は、データ放送番組本編のモジュール1921を含む。モジュール1921は、PID「100」、モジュール名「0001」を付されたTSパケットとされており、データ放送番組を構成するデータ放送番組要素である。
全国用CMのES1912は、全国用CMのモジュール1922を含む。モジュール1922は、PID「101」、モジュール名「0000」を付されたTSパケットとされており、データ放送番組を構成するデータ放送番組要素である。この全国用CMは、データ放送番組本編とともに、ネット配信先の例えば一の放送局においても視聴することを想定している。
他の放送局111用CMのES1913は、他の放送局111用CMのモジュール1923、1924を含む。モジュール1923は、PID「102」、モジュール名「0000」を付されたTSパケットとされており、モジュール1924は、PID「102」、モジュール名「0001」を付されたTSパケットとされており、データ放送番組を構成するデータ放送番組要素である。他の放送局111用CMは、この他の放送局111の放送を直接受信する受信機で視聴されることを想定している。
CM処理タイミングを表すEMのES1914は、CM処理タイミングを表すEM1925、1926、1927を含む。EM1925はPID「103」、EMID(イベントメッセージ識別子)「0000」を付されたTSパケットとされており、EM1926はPID「103」EMID「0001」を付されたTSパケットとされており、EM1927はPID「103」EMID「0002」を付されたTSパケットとされている。EM1925、1926、1927は、データ放送を構成するデータ放送番組要素である。なお、EM1925は、他の放送局111用のCMのモジュール1923を処理するタイミングを受信機に知らせるためのトリガであり、EM1926は、全国用CMのモジュール1922を処理するタイミングを受信機に知らせるためのトリガであり、EM1927は、他の放送局111用のCMのモジュール1924を処理するタイミングを受信機に知らせるためのトリガである。
他の放送局111の放送を直接受信する受信機では、データ放送番組例えば、ショッピング情報を受信している場合、データ放送番組本編を放送している時間は、データ放送番組本編のモジュール1921を画面表示する。
そして、CM処理タイミングを表すEM1925を受信したとき、他の放送局用CM1913のモジュール1923をメモリに格納するか、又はメモリに格納し、併せて画面表示する。
EM1926は、全国用CM1912のモジュール1922をメモリに格納するか又は画面表示するタイミングを、EM1927は、他の放送局111用のCMのモジュール1924をメモリに格納するか又は画面表示するタイミングをそれぞれ表している。
なお、CM処理タイミングを表すEMのES1914において、全国用CMのES1912と他の放送局111用のCMのES1913の各モジュールの処理開始タイミングを同じES1914としたけれども、別のESとしてもよい。即ち、別のPIDを付すようにしてもよい。
また、本実施の形態では、CMのモジュール1922、1923、1924の処理、即ち、メモリへの格納や画面表示のタイミングをEM1926、1925、1927で表すようにしたけれども、EMを省略し、各CMのモジュール1922、1923、1924を受信したタイミングでメモリへの格納や画面表示をしてもよい。
同様に、EMを省略し、データ放送番組本編のモジュール1921のバージョンが更新されたときに、CMのモジュール1922、1923、1924の処理のタイミングとしてもよいし、又CMのモジュール1922、1923、1924のバージョンが更新されたときに処理のタイミングとしてもよい。
更に、CMのモジュール1922、1923、1924、をメモリへ格納するだけとしたときには、CMのモジュール1922等の画面表示の制御は、データ放送番組本編のモジュール1921により行われるけれども、モジュール1921によらずに、メモリへ格納と同時に画面表示するようにしてもよい。
データ放送番組TS送出装置の受信部101は、他の放送局111からデータ放送番組1901のデータ放送番組TSのネット配信を受ける。
判定リスト記憶部102には、図20に示す選択リストと図21に示す差替えリストとが記憶されている。
選択リスト2001には、他の放送局111から配信されたショッピング情報2002のデータ放送番組要素について選択フラグ2003が記載されている。データ放送番組要素は、PID2004、モジュール名又はEMID2005で識別される。データ放送番組本編のESのモジュールとCMのESのモジュールとは、PIDとモジュール名とで識別され、EMは、PIDとEMIDとで識別される。
この選択リスト2001を参照して、分離判定部103は、PID「102」、モジュール名「0001」のモジュール1924と、PID「103」、EMID「0002」のEM1927とを破棄する。残りの選択したデータ放送番組要素を置換合成部104に通知する。
差替えリスト2101には、他の放送局111から配信されたショッピング情報2102のデータ放送番組要素の差替え指示が記載されている。この差替えリスト2101では、PID「101」、モジュール名「0000」で識別されるデータ放送放送番組要素を差替えることが指示されている。
分離判定部103は、PID「101」、モジュール名「0000」を置換合成部104に通知するとともに、差替え指示をする。
番組要素記憶部901は、データ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたPID「101」、モジュール名「0000」で識別される自局用のCMのデータ放送番組要素を記憶している。
置換合成部104は、分離判定部103から通知された差替え指示に基づいて、番組要素記憶部901に記憶されている自局のデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたデータ放送番組要素を読み出し、TSパケットを生成し、通知された他の放送局111から配信されたTSパケットと置換する。
置換合成部104は、この差替えリスト2101を用いて、配信された他の放送局111用CMのモジュール1923を自局で制作した自局用CMのモジュールに置換している。
図19の下段には、ネット配信されたデータ放送番組1901に基づいて、データ放送番組TS送出装置から出力されるデータ放送番組1902の内容が示されている。データ放送番組1902は、データ放送番組本編のES1911と全国用CMのES1912と自局用CMのES1931とCM処理タイミングを表すEMのES1932とで構成されている。ここで、図19の上段の符号と同一の符号を付したES、モジュール及びEMは、他の放送局111から配信されてきたデータ放送番組要素と同一のものである。
自局用のCMのES1931は、データ放送番組コンテンツ制作装置902で制作されたものであり、自局用CMのモジュール1941は、置換合成部104で生成されたTSパケットから構成される。
また、CM処理タイミングを表すEMのES1932は、配信されたCM処理タイミングを表すEMのES1914からCM処理タイミングを表すEM1927が破棄されたものである。
自局用CMのモジュール1941は、一の放送局の放送を直接受信する受信機で視聴されることを想定されたものである。
本実施の形態では、全国用CMのモジュール1922については、配信されたものをそのまま用いたけれども、自局用のCMのモジュールに差替えてもよいのは勿論である。
なお、一の放送局の放送を受信する受信機の動作は、上述した他の放送局111の放送を受信する受信機の動作とほぼ同様である。
また、本実施の形態では、他の放送局用CMのモジュール1924とCM処理タイミングを表すEM1927を破棄したけれども、例えば、NULLパケットに差替えることによって実現してもよい。
また、本実施の形態では、EMを破棄することだけを説明したけれども、自局用CMのモジュールを追加し、それに対応してEMを追加するようすることも勿論可能である。
また、本実施の形態では、他の放送局用CMのモジュール1923を自局用CMのモジュール1941に差替え、他の放送局用CMモジュール1924を破棄するよう一の放送局でデータ放送番組コンテンツ情報301を参照して設定されるものとしたけれども、他の放送局111では、データ放送番組コンテンツ情報に、構成要素ごとに差替え可能、差替え不可、削除可能、削除不可の指定を記載しておくようにしてもよい。このデータ放送番組コンテンツ情報を受信したデータ放送番組TS送出装置では、このデータ放送番組コンテンツ情報の差替え可能等の指定に従い、選択リストや差替えリストを作成するようにする。
(実施の形態6)
次に、本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態6について説明する。本実施の形態では、実施の形態2で説明したモジュール又はリソースの差替えの具体例について説明する。従って、図9の構成図を用いて説明する。
置換合成部103は、分離判定部103において、自局のデータ放送番組コンテンツに含めるとされた他の放送局111からネット配信されたデータ放送番組TSのTSパケットの通知を受ける。
また、置換合成部103は、分離判定部103からパケットPID「101」、モジュール名「0010」のモジュールの差替え指示を受けている。
図22は、置換合成部103に通知されたTSパケットの連続したデータ放送番組TSである。データ放送番組TS2201のカルーセルの1周期2202中に差替え前のPID「101」、モジュール名「0010」のモジュールは、モジュール2203、2204として2個含まれている。モジュール2203は2個のTSパケット2205、2206から構成され、モジュール2204として2個のTSパケット2207、2208から構成されている。即ち、モジュール2203、2204は、2個のTSパケットのサイズを有し、1周期2202中にそれぞれ1回ずつ合わせて2回送信される。
置換合成部103は、ネット配信されたデータ放送番組TSの差替え指示されたモジュール又はリソースについて、自局が送信するデータ放送番組TSの帯域を保持するか、1周期当りの送信回数を保持するかのいずれかを予め設定されている。
置換合成部103に帯域保持が設定されている場合、置換合成部103は、差替え指示を受けると、番組要素記憶部901に記憶されている指示されたPIDとモジュール名のモジュールを読み出し、TSパケットを生成し、通知されたTS2201の差替え前のモジュール2203、2204を構成するTSパケット2205、2206、2207、2208と生成されたTSパケットとを置換える。
この際、差替え後のモジュールのサイズが小さいときや大きいときには、TSパケット数が変化することがあるので、1周期に送信するモジュール数が変化する。
図23(a)は、差替え後のモジュールサイズが1/2になったときのデータ放送番組TS2301を示し、図23(b)は、差替え後のモジュールサイズが2倍になったときのデータ放送番組TS2302を示している。
データ放送番組TS2301では、差替え後のモジュールが1個のTSパケットで構成される。カルーセルの1周期2303中に差替え後のPID「101」、モジュール名「0010」のモジュールは、モジュール2304、2305、2306、2307として4個含まれる。
データ放送番組TS2302では、差替え後のモジュールが4個のTSパケットで構成される。カルーセルの1周期2308中に差替え後のPID「101」、モジュール名「0010」のモジュールは、モジュール2309として1個含まれる。モジュール2309は、4個のTSパケット2310、2311、2312、2313で構成される。
置換合成部103に、1周期当りの送信回数の保持が設定されている場合、置換合成部103は、差替え指示を受けると、番組要素記憶部901に記憶されている指示されたPIDとモジュール名のモジュールを読み出し、TSパケットを生成するとともに、差替え前のモジュールのサイズと差替え後のモジュールのサイズとを比較する。
例えば、差替え後のモジュールサイズが1/2になったときには、差替え前のデータ放送番組TS2201では、2個のモジュール2203、2204が1周期2202中に含まれていたので、差替え後のデータ放送番組TSでも差替え後のモジュールが2個含まれるようにする。
そのため、置換合成部103は、差替え前のモジュールを構成するTSパケットの半分をNULLパケットで置換する。
また、差替え後のモジュールサイズが2倍になったときには、差替え前のデータ放送番組TS2201では、2個のモジュール2203、2204が1周期2202中に含まれていたので、差替え後のデータ放送番組TSでも差替え後のモジュールが2個含まれるようにする。
そのため、置換合成部103は、差替え前のモジュールを構成するTSパケットを全て差替え後の1個のモジュールを構成するTSパケットに置換え、更に1周期中に1個の差替え後のモジュールを挿入する。
図24(a)は、差替え後のモジュールサイズが1/2になったときのデータ放送番組TS2401を示し、図24(b)は、差替え後のモジュールサイズが2倍になったときのデータ放送番組TS2402を示している。
データ放送番組TS2401では、差替え後のモジュールが1個のTSパケットで構成される。カルーセルの1周期2403中に差替え後のPID「101」、モジュール名「0010」のモジュール2404、2405との間にNULLパケット2406が、モジュール2405の後にNULLパケット2407がそれぞれ置換される。
データ放送番組TS2402では、差替え後のモジュールが4個のTSパケットで構成される。カルーセルの1周期2408中に差替え後のモジュール2409、2410は2個含まれる。モジュール2409は、4個のTSパケット2411、2412、2413、2414で構成され、モジュール2410は、4個のTSパケット2415、2416、2417、2418で構成される。この際、差替え前のTSパケット2205〜2208より差替え後のTSパケット数が多いので、1周期2408中に差替え後のTSパケットが余分に挿入されることになる。このようにして、1周期2403、2408中に出現するモジュールの数を保持することができる。このため、帯域は変化する。
なお、差替え指示されたモジュール又はリソースのサイズが番組要素記憶部901に記憶された差替えるべきモジュール又はリソースのサイズと一致するときには、帯域の保持と1周期当りの送信回数の保持とは、同一結果となる。
(実施の形態7)
次に、本発明に係るデータ放送番組送出装置の実施の形態7について説明する。この実施の形態は、上記実施の形態2の構成と同様であるので、図9の構成図を参照して説明する。
本実施の形態は、ネット配信されたデータ放送番組要素であるモジュール又はリソースを自局で制作されたデータ放送番組要素であるモジュール又はリソースに差替えることであり、上記実施の形態2と同様であるが、モジュール又はリソースは、データ放送番組TSの送信を受信した受信機よって表示画面に表示されるものではなく、当該受信機の制御に用いられる内容である。
図25の上段には、他の放送局111から配信されるデータ放送番組要素の一例が示され、下段には、データ放送番組TS送出装置から出力されるデータ放送番組要素の一例が示されている。
配信されたデータ放送番組要素2501には、リソース2511と同じくリソースであるプログラムテーブル2521とが含まれている。
このリソース2511には、選局を表すスクリプト2512が記載されている。例えば、このスクリプト2512によって、他の放送局111のエリアの受信機では、実際にプログラム番号「0222」が選局され、選局動作が行われるけれども、選局先の実際のプログラム番号を記載しないで、仮のプログラム名2513が記載されている。この仮のプログラム名2513の「SERVICE_A」と実際のプログラム番号「0222」とを対応付けるプログラムテーブル2521がデータ放送番組要素2501に含まれている。
プログラムテーブル2521は、この他にも仮のプログラム名2522と実際のプログラム番号2523とを対応付けている。
リソース2511に直接実際のプログラム番号を記載するようにすると、このリソース2511をデータ放送番組要素として配信された放送局のデータ放送番組TS送出装置において、このリソース2511を差替える必要が生じる。実際のプログラム番号は、他の放送局111の放送エリアにおいて、選局に用いられるものであって、一の放送局では、用いることができないものである。このように仮のプログラム番号2522と実際のプログラム番号2523とを対応付けたプログラムテーブル2521を別に用いることによって、リソース2511を汎用性のあるデータ放送番組要素としている。
データ放送番組TS送出装置を備える一の放送局では、プログラムテーブル2521に替わる自局のエリアの受信機で選局に用いる実際のプログラム番号と仮のプログラム名とを対応付けたプログラムテーブルがデータ放送番組コンテンツ制作装置902で制作される。このプログラムテーブルは、図25の下段に示すデータ放送番組TS送出装置から出力されるデータ放送番組要素2502に含まれるプログラムテーブル2531である。
このプログラムテーブル2531は、番組要素記憶部901に記憶されている。なお、このプログラムテーブル2531は、配信されたプログラムテーブル2521と同一のPIDとモジュール名とが付され、リソース名は、自局独自のものが付されるときもある。
判定リスト記憶部102には、プログラムテーブル2521をプログラムテーブル2531に差替えるべきことを記載した差替えリストが記憶されている。
受信部101は、他の放送局111から配信されたデータ放送番組要素2501を含むデータ放送番組TSを受信し、分離判定部103に通知する。
分離判定部103は、通知されたデータ放送番組TSをTSパケットに分離して、判定リスト記憶部102に記憶されている選択リストに従い、自局のデータ放送番組TSに含めるデータ放送番組要素であるモジュールやリソースを構成するTSパケットを置換合成部104に通知する。
分離判定部103は、また、差替えリストに従い、通知したTSパケットのうち、リソースであるプログラムテーブル2521の差替え指示を置換合成部104に指示する。
置換合成部104は、差替え指示に従い、番組要素記憶部901に記憶されているプログラムテーブル2531を読み出し、TSパケットを生成する。通知されたTSパケットとともに、差替えるべきTSパケットを差替え、データ放送番組TSに多重して多重化装置121に出力する。
図25の下段に示したデータ放送番組要素2502を含むデータ放送番組TSは、データ放送番組TS送出装置から出力される。
このデータ放送番組要素2502では、配信されたプログラムテーブル2521に替えてプログラムテーブル2531が含まれている。
リソース2511は、配信されたものがそのまま用いられている。仮のプログラム名2513の「SERVICE_A」は、プログラムテーブル2531を参照して、実際のプログラム番号「0666」が一の放送局から送信を受けた受信機において、選局に用いられる。
このように、リソース2511において参照すべきプログラム番号を間接参照するようにしたので、リソース2511を差替えることなく、変更事項を対応付けたプログラムテーブルを差替えるだけにしているので、効率のよいデータ放送番組要素の変更が可能となる。
なお、プログラムテーブル2521、2531は、テキスト形式で構成されてもよいし、バイナリ形式で構成されてもよい。また、本実施の形態ではリソースの形式としたけれども、モジュールの形式で放送されてもよい。
また、上記各実施の形態では、他の放送局は、データ放送番組TSだけを一の放送局のデータ放送番組TS送出装置に配信するものと説明したけれども、放送番組のTSにデータ放送番組TSを多重したものを配信するようにしてもよい。
更に、上記各実施の形態では、データ放送番組TS送出装置を図1、図9、図18の構成図に示したけれども、各構成要素の機能をコンピュータに発揮させるプログラムで実現するようにしてもよい。また、このプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、ネット配信されたデータ放送番組TSから自局のデータ放送番組TSを送出するデータ放送番組TS送出装置に適用するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、データ放送番組TS送出装置は、他の放送局からMPEG2規格に従う第1放送番組TSの配信を受け、データ放送番組TSを送出するものとしたけれども、本発明は、MPEG2規格に従うTSと異なるIP(インターネットプロトコル)に従うIPパケットの集合からなるデータストリームの配信を受け、データ放送番組データストリームを送出するものとしてもよいのは勿論である。
本発明に係るデータストリーム送出装置は、デジタル放送の放送番組とともにTSに多重化してデータ放送番組を放送する際、他の放送局からネット配信された第1データ放送番組TSを利用することができるようにしているので、全て自局でデータ放送番組を制作する従来に比べて効率的なデータ放送番組TS送出装置として放送局で採用することができる。
本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態1の構成図である。 上記実施の形態の他の放送局がデータ放送番組TSを配信する配信先を記載したネット配信リストの一例を示す図である。 上記実施の形態の他の放送局が配信するデータ放送番組TSの内容を示すデータ放送番組コンテンツ情報の一例を示す図である。 上記実施の形態の判定リスト記憶部に記憶されている選択リストの一例を示す図である。 上記実施の形態のデータ放送番組TSを受信した受信機での画面の一例を示す図である。 上記実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 上記実施の形態の判定リスト記憶部に記憶されている選択リストの他の例を示す図である。 上記実施の形態の図7の選択リストに従い放送されるデータ放送番組TSを受信した受信機での画面の例を示す図である。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態2の構成図である。 上記実施の形態の判定リスト記憶部102に記憶されている差替えリストの一例を示す図である。 上記実施の形態の番組要素記憶部901に記憶されている内容の一例を示す図である。 記実施の形態のデータ放送番組TSを受信した受信機での画面の一例を示す図である。 上記実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態3の判定リスト記憶部に記憶されている追加リストの一例を示す図である。 上記実施の形態の番組要素記憶部に記憶されているデータ放送番組要素の一例を示す図である。 上記実施の形態のデータ放送番組TSを受信した受信機で視聴される画面の一例を示す図である。 記実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態4の構成図である。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態5の他の放送局と本装置を備える一の放送局とでそれぞれ放送されるデータ放送番組の内容の一例を説明する図である。 上記実施の形態の判定リスト記憶部に記憶されている選択リストの一例を示す図である。 上記実施の形態の判定リスト記憶部に記憶されている差替えリストの一例を示す図である。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態6における配信された差替え前のTSの一例を示す図である。 上記実施の形態6におけるデータ放送番組TS送出装置から出力される差替え後の帯域を保持した場合のTSを示す図である。 上記実施の形態6におけるデータ放送番組TS送出装置から出力される差替え後のカルーセル1周期当りの構成要素の送信回数を保持した場合のTSを示す図である。 本発明に係るデータ放送番組TS送出装置の実施の形態7におけるデータ放送番組要素の内容の一例を示す図である。
符号の説明
101 受信部
102 判定リスト記憶部
103 分離判定部
104 置換合成部
111 他の放送局
121 多重化装置
901 番組要素記憶部
902,1801 データ放送番組コンテンツ制作装置
1802 データ放送番組TS出力部

Claims (7)

  1. 他の配信装置から配信される第1データ放送番組ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1データ放送番組ストリームを受信し、当該第1データ放送番組ストリームに基づいて、データ放送番組ストリームを送出するデータ放送番組ストリーム送出装置であって、
    データ放送番組ストリーム送出装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素を記憶している構成要素記憶手段と、
    構成要素の識別子と、送信するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定子とを対にした選択リストを記憶している選択リスト記憶手段と、
    送信するコンテンツに追加すべき構成要素の識別子を記載した追加リストを記憶している追加リスト記憶手段と、
    前記第1データ放送番組ストリームから構成要素を分離し、前記選択リストに記載された含めるとする判定子に対となる識別子とが一致するか否かを判定する分離判定手段と、
    一致すると判定したとき、分離された構成要素をコンテンツに含めたデータ放送番組ストリームを多重化装置に出力する出力手段を備え、
    さらに、前記分離判定手段は、前記追加リストに記載された識別子があるとき、当該識別子で識別される構成要素を前記構成要素記憶手段から読み出し、前記出力手段に通知し、
    前記出力手段は、前記分離判定手段から通知された構成要素をコンテンツに含めるデータ放送番組ストリーム送出装置。
  2. 前記構成要素は、ARIB標準規格B24の定めるモジュール、リソースまたはイベントメッセージの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1項記載のデータ放送番組ストリーム送出装置。
  3. 前記ストリームは、トランスポートストリームであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ放送番組ストリーム送出装置。
  4. 前記ストリームは、インターネットプロトコルストリームであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ放送番組ストリーム送出装置。
  5. 他の配信装置から配信される第1データ放送番組ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1データ放送番組ストリームを受信し、当該第1データ放送番組ストリームに基づいて、データ放送番組ストリームを送出するデータ放送番組ストリーム送出装置の制御方法であって、
    データ放送番組ストリーム送出装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素を記憶している構成要素記憶ステップと、
    構成要素の識別子と、送信するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定子とを対にした選択リストを記憶している選択リスト記憶ステップと、
    送信するコンテンツに追加すべき構成要素の識別子を記載した追加リストを記憶している追加リスト記憶ステップと、
    前記第1データ放送番組ストリームから構成要素を分離し、前記選択リストに記載された含めるとする判定子に対となる識別子とが一致するか否かを判定する分離判定ステップと、
    一致すると判定したとき、分離された構成要素をコンテンツに含めたデータ放送番組ストリームを多重化装置に出力する出力ステップよりなり、
    さらに、前記分離判定ステップは、前記追加リストに記載された識別子があるとき、当該識別子で識別される構成要素を前記構成要素記憶手段から読み出し、前記出力ステップに通知し、
    前記出力ステップは、前記分離判定ステップから通知された構成要素をコンテンツに含めるデータ放送番組ストリーム送出方法。
  6. 他の配信装置から配信される第1データ放送番組ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1データ放送番組ストリームを受信し、当該第1データ放送番組ストリームに基づいて、データ放送番組ストリームを送出するデータ放送番組ストリーム送出装置に、
    データ放送番組ストリーム送出装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素を記憶している構成要素記憶ステップと、
    構成要素の識別子と、送信するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定子とを対にした選択リストを記憶している選択リスト記憶ステップと、
    送信するコンテンツに追加すべき構成要素の識別子を記載した追加リストを記憶している追加リスト記憶ステップと、
    前記第1データ放送番組ストリームから構成要素を分離し、前記選択リストに記載された含めるとする判定子に対となる識別子とが一致するか否かを判定する分離判定ステップと、
    一致すると判定したとき、分離された構成要素をコンテンツに含めたデータ放送番組ストリームを多重化装置に出力する出力ステップよりなり、
    さらに、前記分離判定ステップは、前記追加リストに記載された識別子があるとき、当該識別子で識別される構成要素を前記構成要素記憶手段から読み出し、前記出力ステップに通知し、
    前記出力ステップは、前記分離判定ステップから通知された構成要素をコンテンツに含めることを実行させるためのプログラム。
  7. 他の配信装置から配信される第1データ放送番組ストリームには、繰り返し送信される第1コンテンツが多重され、その第1データ放送番組ストリームを受信し、当該第1データ放送番組ストリームに基づいて、データ放送番組ストリームを送出するデータ放送番組ストリーム送出装置に、
    データ放送番組ストリーム送出装置側のコンテンツ制作者によって制作されたコンテンツの構成要素を記憶している構成要素記憶ステップと、
    構成要素の識別子と、送信するコンテンツの構成要素に第1コンテンツの構成要素を含めるか否かをコンテンツ制作者が記載した判定子とを対にした選択リストを記憶している選択リスト記憶ステップと、
    送信するコンテンツに追加すべき構成要素の識別子を記載した追加リストを記憶している追加リスト記憶ステップと、
    前記第1データ放送番組ストリームから構成要素を分離し、前記選択リストに記載された含めるとする判定子に対となる識別子とが一致するか否かを判定する分離判定ステップと、
    一致すると判定したとき、分離された構成要素をコンテンツに含めたデータ放送番組ストリームを多重化装置に出力する出力ステップよりなり、
    さらに、前記分離判定ステップは、前記追加リストに記載された識別子があるとき、当該識別子で識別される構成要素を前記構成要素記憶手段から読み出し、前記出力ステップに通知し、
    前記出力ステップは、前記分離判定ステップから通知された構成要素をコンテンツに含めることを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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