JPH1152659A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1152659A
JPH1152659A JP9210713A JP21071397A JPH1152659A JP H1152659 A JPH1152659 A JP H1152659A JP 9210713 A JP9210713 A JP 9210713A JP 21071397 A JP21071397 A JP 21071397A JP H1152659 A JPH1152659 A JP H1152659A
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JP
Japan
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image
color
laser scanning
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Pending
Application number
JP9210713A
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English (en)
Inventor
Osamu Fujimoto
修 藤本
Ayumi Oda
歩 小田
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to DE69818590T priority patent/DE69818590T2/de
Priority to EP98112860A priority patent/EP0896256B1/en
Priority to EP03003444A priority patent/EP1326142B1/en
Priority to DE69828830T priority patent/DE69828830T2/de
Priority to US09/129,556 priority patent/US6204867B1/en
Publication of JPH1152659A publication Critical patent/JPH1152659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査部のモータの寿命、騒音、電力消費を低
減し、更にファーストコピーが得られるまでの時間を短
縮してコピーの作業効率を向上させる。 【解決手段】 画像データ入力部30、画像処理部3
1、画像データ出力部32、ハードディスク装置等から
構成される画像メモリ33、中央処理装置(CPU)3
4、画像編集部35、外部インターフェイス部36、モ
ード管理部37から構成されている。画像処理部31の
原稿識別部31hは、原稿の色の種類(カラーあるいは
白黒)を判別を識別する。画像データ出力部32は、レ
ーザコントロールユニット(LCU)32aは、レーザ
偏向を行う回転多面鏡を駆動するミラーモータも制御す
るミラーモータ制御手段でもある。モード管理部37
は、入力された画像情報をカラー画像情報として画像形
成処理する第1の処理モードと、白黒画像情報として画
像形成処理する第2の処理モードの使用頻度を管理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーデジタル画
像信号に基づいて複数のレーザ走査部によりカラー画像
を形成するレーザ走査型のカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置、例えばカラーデジ
タル複写機においては、一般的に、スキャナから入力さ
れたカラー原稿の画像に対して、所定の画像処理を施
し、色分解・色変換された画像データ毎に画像を再現し
て、カラープリンタ部でカラー原稿の画像を出力する。
さらに最近では高解像度のカラー画像を高速再現するた
めに、レーザ記録走査による画像形成装置を搭載したカ
ラーデジタル複写機が商品化されている。
【0003】このカラーデジタル複写機においては、レ
ーザ偏向走査ユニットが各記録部毎に配置され、デジタ
ル画像信号に応じて変調されたレーザ光を感光体上に導
き走査させて、潜像を形成して画像形成する。のレーザ
偏向走査ユニットを構成する主要部品として、多面鏡、
および多面鏡を高速回転させるためのモータが組み込ま
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ラーデジタル複写機においては、レーザ偏向走査ユニッ
トの多面鏡を高速回転させるために、モータの寿命、ま
た多面鏡等の風きり音等による騒音が問題となってい
る。
【0005】そこで、これらの問題を解決する方法とし
て、特公平4−49688号公報に提案されているよう
に、レーザ記録を行なわないときは、多面鏡を回転させ
るモータを記録時の速度よりも低い速度におとしたり、
または完全にモータを停止させた状態で待機させる方法
等がある。しかし、このような待機状態のもとでレーザ
記録部を画像記録が可能な状態に復帰させる場合には、
モータの立ち上がり制御を短時間で且つ確実に所定の回
転数まで復帰させることが必要な条件となってくる。
【0006】さらに、最近のカラーデジタル複写機にお
いては、黒の再現性を向上させてカラー画像全体の色再
現性を向上させるために、Y:イエロー、M:マゼン
タ、C:シアンの記録部に加えてBk:ブラックの記録
部を搭載することが一般的となっている。そのため、カ
ラーモード以外にも白黒モードが設けられ、カラーコピ
ーや、白黒コピーが可能なカラーデジタル複写機等とし
て商品化がなされている。
【0007】このようなカラーデジタル複写機におい
て、カラー・白黒モードに関係なく各記録部におけるレ
ーザ偏向走査ユニットの各ミラーモータを、複写動作の
たびに回転させていると、白黒モードで複写する場合に
も、カラー用のミラーモータを同時に回転することにな
り、結局はミラーモータの寿命、騒音等が解決されない
問題として残ってしまうこととなる。
【0008】本発明は、ミラーモータの寿命、騒音、無
駄な電力消費等を低下させると共に、ファーストコピー
が得られるまでの時間を短縮し、コピーの作業効率を向
上させたカラー画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
情報を入力するための画像情報入力手段と、レーザと、
回転多面鏡と、回転多面鏡を回転駆動する駆動モータと
を有するレーザ走査部を画像形成色毎に複数並列配置し
たレーザ記録手段と、前記画像情報に基づいてレーザ走
査するために前記駆動モータの回転をそれぞれ制御管理
するレーザ走査制御手段と、前記レ−ザ走査部が感光体
上に記録した潜像から画像を生成する画像生成部を画像
形成色毎に複数並列配置した画像生成手段と、前記画像
情報入力手段により入力された画像情報に基づいて画像
の色の特徴を識別する画像識別手段と、を具備したカラ
ー画像形成装置である。そして、前記レーザ走査制御手
段は、前記画像識別手段による識別結果に基き、使用す
る画像形成色に応じて、各レ−ザ走査部の前記駆動モー
タの回転を制御することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のカラー
画像形成装置であって、前記画像識別手段は、前記画像
情報入力手段により入力された画像情報から、画像がカ
ラーであるか白黒であるかを識別し、前記レーザ走査制
御手段は、前記画像識別手段により原稿が白黒であると
識別された場合は、カラー画像を記録するレ−ザ走査部
の前記駆動モータを停止、もしくは減速する制御を行な
うことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のカラー
画像形成装置であって、前記画像識別手段は、前記画像
情報入力手段により入力された画像情報から画像がカラ
ーであるか白黒であるかを識別し、前記レーザ走査制御
手段は、前記画像識別手段により画像が白黒であると識
別された場合は、カラー画像を記録するレ−ザ走査部以
外の前記駆動モータを所定の状態で回転するように制御
することを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、画像情報を入力するた
めの画像情報入力手段と、レーザと、回転多面鏡と、回
転多面鏡を回転駆動する駆動モータとを有するレーザ走
査部を画像形成色毎に複数並列配置したレーザ記録手段
と、前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記
駆動モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制
御手段と、前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像
から画像を生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並
列配置した画像生成手段と、前記画像情報入力手段によ
り入力された画像情報をカラー画像情報として処理する
第1の処理モードと、白黒画像情報として処理する第2
の処理モードがあって、過去実施された各処理モードの
使用頻度を管理するモード管理手段と、を具備したカラ
ー画像形成装置である。そして、前記レーザ走査制御手
段は、前記画像生成手段により画像形成する場合、前記
モード管理手段により管理されている各処理モードの使
用頻度に基づいて、前記レーザ走査部の各駆動モータを
所定の状態で回転するように制御することを特徴とす
る。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載のカラー
画像形成装置であって、前記モード管理手段は、直近の
所定回数における過去実施された各処理モードの使用頻
度を管理することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項4又は5記載の
カラー画像形成装置であって、前記画像情報入力手段
は、複数の入力手段からなり、前記モード管理手段は、
前記画像情報入力手段ごとに処理モードを管理し、画像
形成する場合に、選択された画像情報入力手段における
処理モードの使用頻度に基づいて、前記レーザ走査制御
手段が駆動モータを制御することを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、画像情報を入力するた
めの画像情報入力手段と、レーザと、回転多面鏡と、回
転多面鏡を回転駆動する駆動モータとを有するレーザ走
査部を画像形成色毎に複数並列配置したレーザ記録手段
と、前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記
駆動モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制
御手段と、前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像
から画像を生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並
列配置した画像生成手段と、を具備したカラー画像形成
装置である。そして、画像情報を前記画像生成手段によ
り画像形成する場合、前記レーザ走査制御手段は、カラ
ー画像を記録するレーザ走査部以外の駆動モータを所定
の回転数で回転するように制御することを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、画像情報を入力するた
めの画像情報入力手段と、レーザと、回転多面鏡と、回
転多面鏡を回転駆動する駆動モータとを有するレーザ走
査部を画像形成色毎に複数並列配置したレーザ記録手段
と、前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記
駆動モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制
御手段と、前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像
から画像を生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並
列配置した画像生成手段と、前記画像情報入力手段によ
り入力された画像情報をカラー画像情報として処理する
第1の処理モードと、白黒画像情報として処理する第2
の処理モードのいずれかを選択する選択手段と、を具備
したカラー画像形成装置である。そして、前記選択手段
により選択された処理モードに応じて、前記レーザ走査
制御手段により複数並列配置したレーザ記録手段の各駆
動モータを所定の状態で回転するように制御する特徴と
する。
【0017】請求項9の発明は、請求項8記載のカラー
画像形成装置前記選択手段により第2の処理モードが選
択された場合、カラー画像を記録するレーザ走査部の駆
動モータを、前記レーザ走査制御手段により停止もしく
は減速するように制御をすることを特徴とする。
【0018】請求項1の発明によれば、入力された画像
の種類に応じて、レーザ走査部の駆動モータの回転を制
御するので、スキャナ等の入力装置により入力される画
像の情報から画像の特徴を自動的に抽出して、画像生成
に必要なレーザ走査部のモータを回転させて、短時間で
立ち上げることが可能となり、ファーストコピーの時間
が短縮される。また、入力された画像を記録するのに必
要としないレーザ走査部のモータの無駄な回転をも防止
できるので、モータの寿命、騒音防止、無駄な電力の消
費を抑えることができる。
【0019】請求項2の発明によれば、複数並列配置さ
れたレーザ記録手段のすべての駆動モータが回転してい
る状態において、原稿が白黒の原稿であればカラーのレ
ーザ走査部のモータを停止もしくは減速させるので、画
像を記録するのに必要としないカラーのレーザ走査部の
モータの無駄な回転を防止できるので、モータの寿命、
騒音防止、消費電力を低下することことができる。
【0020】請求項3の発明によれば、複数並列配置さ
れたレーザ記録手段のすべての駆動モータが停止してい
る状態において、原稿が白黒の原稿であればカラーのレ
ーザ走査部以外の駆動モータを回転させるので、画像を
記録するのに必要となる白黒記録部の駆動モータのみを
回転させ、カラーのレーザ走査部の駆動モータを回転さ
せないため、モータの寿命、騒音防止、消費電力を低下
することことができる。
【0021】請求項4の発明によれば、複写機が過去に
よく利用されるモードを把握しておき、装置が操作され
るとよく使用される処理モードで記録可能となるよう
に、駆動モータを回転させるので、よく使用している処
理モードと同じ処理モードで複写をする場合に記録待ち
時間を短縮できる効果がある。
【0022】請求項5の発明によれば、装置が利用され
た直近の所定回数、例えばここ数回の処理モードを把握
しておき、装置が操作されると、最近よく使用される処
理モードで使用する駆動モータを回転させる。したがっ
て、最近よく使用している処理モードが用いられる確率
は高く、同じ処理モードで画像生成する場合に、記録待
ち時間を短縮できる効果がある。
【0023】請求項6の発明によれば、画像情報入力手
段が複数あっても、それぞれに対してモード管理手段が
処理モードの使用頻度を管理しているので、使用確率の
高い駆動モータを駆動するよう制御でき、画像生成にお
ける待ち時間を短縮できる。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、カラーの
レーザ走査部以外の駆動モータを回転させるので、使用
頻度の高い白黒記録モードでの記録の場合に記録待ち時
間を短縮できる効果があると共に、騒音防止の効果があ
る。
【0025】請求項8の発明によれば、選択手段により
ユーザーが選択した処理モードの駆動モータの回転を制
御するので、各々の画像生成に必要なレーザ走査部の駆
動モータのみが所定の速度で定速回転制御されるため、
待ち時間の短縮が図れるだけでなく、無駄な駆動モータ
の回転を防止することができ、モータの寿命、騒音防
止、消費電力を低下することことができる。
【0026】請求項9の発明によれば、選択手段により
白黒モードが設定されると、カラーに対応するレーザ走
査部の駆動モータを停止させるので、画像を記録するの
に必要としないカラーのレーザ走査部のモータの無駄な
回転を防止でき、モータの寿命を長く維持し、騒音防
止、消費電力を低下することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (カラーデジタル複写機の構成)図1は、本発明に係る
画像形成装置であるカラーデジタル複写機の構成を示す
概略正面断面図である。複写機本体1の上面には、原稿
台2及び操作パネルが設けられていると共に、原稿台2
の上面には該原稿台2に対して開閉可能な状態で支持さ
れ、原稿台2面に対して所定の位置関係をもって自動原
稿送り装置3が装着されている。さらに、この複写機本
体1の内部には画像読み取り部である原稿走査体4及び
画像形成部10が構成されている。
【0028】まず、自動原稿送り装置3は、複写機本体
1の上面において、原稿台2上に装着されており、両面
原稿に対応した両面自動原稿送り装置3である。原稿の
一方の面が原稿台2に対し、所定位置において対向する
ように原稿を搬送する。この一方の面についての画像読
み取りが終了した後に、他方の面が原稿台2に対し、所
定位置において対向するよう原稿を反転して原稿台2に
向かって搬送する。
【0029】そして、1枚の原稿について両面の画像読
み取りが終了した後に、この原稿を排出し、次の原稿に
ついての両面搬送動作を実行する。なお、以上の原稿の
搬送および表裏反転の動作は、複写機全体の動作に関連
して制御されるものである。また、両面自動原稿送り装
置3により原稿台2上に搬送されてきた原稿の画像を読
み取るために、原稿台2の下方には、該原稿台2の下面
に沿って平行に往復移動する原稿走査体4が配置されて
いる。
【0030】この原稿走査体4は、第1の走査ユニット
5と、第2の走査ユニット6と、光学レンズ7と、光電
変換素子30とから構成されている。第1の走査ユニッ
ト5は、原稿画像面を露光する露光ランプと、原稿から
の反射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラー
とからなり、原稿台下面にあって、一定の距離を保ちな
がら所定の走査速度で平行往復移動する。第2の走査ユ
ニット6は、第1の走査ユニット5と一定の速度関係を
もって平行往復移動する第2・第3ミラーからなり、第
1の走査ユニット5の第1ミラーにより偏向された原稿
からの反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向す
る。光学レンズ7は、第2の走査ユニットの第3ミラー
により偏向された原稿からの反射光像を縮小して、所定
の位置に光像を結像させる。光電変換素子であるカラー
CCD30aは、光学レンズ7により縮小された光像が
結像され光像を順次光電変換して原稿からの反射光像を
電気信号として出力する。このカラーCCD30aによ
り電気信号に変換された原稿画像情報は、さらに後述す
る画像処理部31に転送され画像データとして所定の処
理が施される。
【0031】次に複写機本体1の下部側に位置する画像
形成部10について説明する。図1に示す画像形成部1
0内の下側には、給紙機構11が設けられており、用紙
トレイ内に積載収容されている用紙を1枚ずつ分離して
記録部側に向かって供給する。そして1枚ずつ分離供給
された用紙は、画像形成部10の手前に配置されたレジ
ストローラ対12によりタイミング制御されて搬送され
る。両面印刷の場合には、用紙は、画像形成部10とタ
イミングをとって再供給搬送される。
【0032】画像形成部10の下方には、略平行にのび
た転写搬送ベルト機構13が配置されている。この転写
搬送ベルト機構13は、駆動ローラ14と従動ローラ1
5などの複数のローラ間に張架された転写搬送ベルト1
6に用紙を静電吸着させて搬送する構成となっている。
【0033】さらに転写搬送ベルト機構13の下流側に
は、用紙上に転写形成されたトナー像を用紙上に定着さ
せるための定着装置17が配置されている。用紙は、こ
の定着装置17の定着ローラニップ間を通過し、搬送方
向切り換えゲート18を経て排出ローラ19により装置
外壁に取り付られている排紙トレイ20上に排出され
る。
【0034】なお、切り換えゲート18は定着後の用紙
を装置外へと排出するか、再び画像形成部10に向かっ
て再供給するか選択的に用紙の搬送経路を切り換えるも
のである。用紙は、この切り換えゲート18により再び
画像形成部10に向かって搬送方向を切り換えられ、ス
イッチバック搬送経路21を介して表裏反転の後、画像
形成部10へと再度供給される。
【0035】また、駆動ローラ14と従動ローラ15な
どにより、略平行に張架された転写搬送ベルト16の上
側には、該転写搬送ベルト16に近接して搬送経路上流
側から順に第1、第2、第3、第4の画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdが並設されている。そし
て、転写搬送ベルト16は、駆動ローラ14によって、
図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動され、前にも
述べたように上記給紙機構11を通じて給送される転写
材である用紙を担持する。そして、用紙を上述した画像
形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdへと順次搬送
する。
【0036】各画像ステーションPa,Pb,Pc,P
dは、実質的に同一の構成を有し、図1に示す矢印F方
向に回転駆動される感光体ドラム22a,22b,22
c,22dを含む構成である。各感光体ドラム22a,
22b,22c,22dの周辺には、感光体ドラムを一
様に帯電する帯電器23a,23b,23c,23d
と、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現
像装置24a,24b,24c,24dと、現像された
トナー像を用紙へ転写する転写用放電器25a,25
b,25c,25dと、感光体ドラム上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング手段26a,26b,26
c,26dとが、感光体ドラム22a,22b,22
c,22dの回転方向に沿って順次配置されている。
【0037】また、各感光体ドラム22a,22b,2
2c,22dの上方には、画像データに応じて変調され
たドット光を発する半導体レーザ素子と、半導体レーザ
素子からの光を主走査方向に偏向させるための偏向装置
と、偏向装置により偏向されたレーザ光を感光体表面に
結像させるためのfθレンズなどから構成されるレーザ
ービームスキャナユニット27a,27b,27c,2
7dがそれぞれ設けられている。偏向装置には、回転多
面鏡および回転多面鏡を高速回転させるためのミラーモ
ータが組み込まれている。
【0038】レーザービームスキャナ27aにはカラー
原稿画像のイエロー成分像に対応する画素信号が入力さ
れ、レーザービームスキャナ27bにはカラー原稿画像
のマゼンタ成分像に対応する画素信号が入力され、レー
ザービームスキャナ27cにはカラー原稿画像のシアン
成分像に対応する画素信号が入力され、そして、レーザ
ービームスキャナ27dにはカラー原稿画像のブラック
成分像に対応する画素信号が入力される。
【0039】これにより各記録部の感光体ドラム22
a,22b,22c,22d上には色変換された原稿画
像情報に対する静電潜像が形成される。各記録部の上記
現像装置27aにはイエロー色のトナーが、現像装置2
7bにはマゼンタ色のトナーが、現像装置27cにはシ
アン色のトナーが、現像装置27dにはブラック色のト
ナーが、それぞれ収容されているので、各記録部におい
て色変換された原稿画像情報が各色のトナー像として再
現される。
【0040】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構11との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器2
8が設けられており、この吸着用帯電器28は転写搬送
ベルト16の表面を帯電させ、給紙機構11から供給さ
れる転写材である用紙を上記搬送ベルト16上に確実に
吸着させた状態で、第1の画像形成ステーションPaか
ら第4の画像形成ステーションPdの間をずれることな
く搬送させる。
【0041】一方、第4の画像ステーションPdと定着
装置17との間で、駆動ローラ14のほぼ真上部には除
電器(図示されず)が設けられており、この除電器に
は、搬送ベルト16に静電吸着されている用紙を分離す
るための交流電流が、印加されている。
【0042】上記構成のカラーデジタル複写機におい
て、転写材としてカットシート状の用紙が使用され、こ
の転写材が給紙カセットから送り出されて給紙機構11
の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その転写材
の先端部分が上記センサー(図示せず)にて検知され、
このセンサから出力される検知信号によって一旦転写財
はレジストローラ対12により停止する。そして、各画
像ステーションPa,Pb,Pc,Pdとタイミングを
とって、図1の矢印Z方向に回転している搬送ベルト1
6側に送られる。このとき先に述べた吸着用帯電器28
により搬送ベルト16は所定の帯電が施されているの
で、各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdを通過
する間、安定搬送供給されることとなる。
【0043】各画像ステーションPa,Pb,Pc,P
dにおいては、各色のトナー像が上記構成によりそれぞ
れ形成され、上記搬送ベルト16により静電吸着搬送さ
れる転写材の支持面上に重ね合わされる。第4の画像ス
テーションPdによる画像の転写が完了すると、転写材
の先端部分から除電用放電器により搬送ベルト16上か
ら剥離され定着装置17へと導かれる。そして、最後
に、トナー画像が定着された転写材は、転写材排出口か
ら排紙トレイ20上へと排出される。
【0044】(画像処理回路の説明)次に、カラーデジ
タル複写機に搭載されているカラー画像情報の画像処理
回路の構成および機能を説明する。図2は、カラーデジ
タル複写機の画像処理回路のブロック図である。このデ
ジタル複写機に含まれている画像処理回路は、画像デー
タ入力部30、画像処理部31、画像データ出力部3
2、ハードディスク装置等から構成される画像メモリ3
3、中央処理装置(CPU)34、画像編集部35、外
部インターフェイス部36、モード管理部37から構成
されている。
【0045】画像データ入力部30は、図1にも示され
ているように、カラー原稿画像を読み取りRGBの色成
分に色分解したラインデータを出力することのできる3
ラインのカラーCCD30a、カラーCCD30aにて
読み取られたラインデータのライン画像レベルを補正す
るシェーディング補正回路30b、前記ラインデータの
ずれを補正するラインバッファなどのライン合わせ部3
0c、各色の前記ラインデータの色データを補正するセ
ンサ色補正部30d、各画素の信号の変化にめりはりを
持たせるよう補正するMTF補正部30e、画像の明暗
を補正して視感度補正を行うγ補正部30fなどから成
る。
【0046】画像処理部31は、色空間補正回路31
a、マスキング回路31b、黒検出回路31c、下色除
去・黒添加回路(UCR・BP)31d、濃度処理回路
31e、変倍処理回路31f、分離・スクリーン回路3
1g、原稿識別部31hから成っている。
【0047】ここで、色空間補正回路31aは、画像デ
ータ入力部30あるいは後述する外部インターフェイス
部36を介して入力されるカラー画像信号の色再現域
を、記録装置におけるカラートナーによる色再現域に補
正する。マスキング回路31bは、入力される画像デー
タのRGB信号を記録装置の各記録部に対応したYMC
信号に変換する。黒検出回路31cは、画像データ入力
部30あるいは後述するインターフェイス部36を介し
て入力されるカラー画像のRGB信号から黒成分を検出
する。下色除去・黒添加回路31dは、マスキング回路
31bから出力されるYMC信号に基づいて黒検出回路
31cから出力される黒成分信号を添加する黒添加処理
を行う。濃度処理回路31eは、濃度変換テーブルに基
づいてカラー画像信号の濃度を調整する。変倍処理回路
31fは、設定されている倍率に基づいて入力された画
像情報を倍率変換する。分離・スクリーン回路31g
は、入力画像データから画像情報中の文字・写真・網点
領域を検出して領域分離すると共に画像の出力パターン
を決定する。原稿識別部31hは、原稿の色の種類(カ
ラーあるいは白黒)を判別を識別する。
【0048】画像データ出力部32は、各色の画像デー
タに基づいてパルス幅変調を行うレーザコントロールユ
ニット32a、レーザコントロールユニット(LCU)
32aから出力される各色の画像信号に応じたパルス幅
変調信号に基づいてレーザ記録を行う各色のレーザスキ
ャナユニット(LSU)27a,27b,27c,27
dからなる。レーザコントロールユニット(LCU)3
2aは、レーザ偏向を行う回転多面鏡を駆動するミラー
モータも制御するミラーモータ制御手段でもある。
【0049】画像メモリ33は、画像処理部31から出
力される8ビット4色(32ビット)の画像データを順
次受け取り、バッファに一時的に貯えながら32ビット
のデータから8ビット4色の画像データに変換してハー
ドディスクに分割管理させるために出力するハードディ
スクコントロールユニット(HDCU)33aと、8ビ
ット4色の画像データを色毎の画像データとして記憶管
理する4基のハードディスク(HD)33b,33c,
33d,33eからなる。
【0050】中央処理装置(CPU)34は、画像デー
タ入力部30、画像処理部31、画像データ出力部3
2、画像メモリ33、さらに後述する画像編集部35、
および外部インターフェイス部36を所定のシーケンス
に基づいてコントロールするものである。
【0051】また画像編集部35は、画像データ入力部
30、画像処理部31、あるいは後述するインターフェ
イス部36を経て一旦画像メモリ33に記憶された画像
データに対して、所定の画像編集を施すためのものであ
る。さらにインターフェイス部36は、デジタル複写機
とは別に設けられた外部の画像入力処理装置からの画像
データを受け入れるための通信インターフェイス手段で
ある。外部入力とは、例えば、図2に示すように、FA
X、イメージリーダー、外部スキャナー、ビデオ、ネッ
トワーク等からの画像データの入力である。
【0052】なお、このインターフェイス部36から入
力される画像データも、一旦画像処理部31に入力して
色空間補正などを行うことで、デジタル複写機の画像メ
モリ33により取り扱うことのできるデータレベルに変
換して、ハードディスク33b,33c,33d,33
eに記憶管理されることとなる。
【0053】モード管理部37は、入力された画像情報
をカラー画像情報として画像形成処理する第1の処理モ
ードと、白黒画像情報として画像形成処理する第2の処
理モードの使用頻度を管理する。すなわち、過去実施さ
れた処理モードの使用頻度をハードディスク等の記憶手
段に記憶し管理する。
【0054】(デジタル複写機全体の制御構成の説明)
図3は,デジタル複写機の装置のブロック図であり、各
部をCPU34により動作管理している状態を示す図で
ある。画像データー入力部30、画像処理部31、画像
データー出力部32、画像メモリー33、及びCPU3
4は、図2と重複するので説明は省略する。
【0055】CPU34は、ADF40、ソータ部4
1、スキャナー部42、レーザプリンター部43、デス
ク関係部44などデジタル複写機を構成する各駆動機構
部をシーケンス制御により管理すると共に、各部へ制御
信号を出力している。さらにCPU34には、操作パネ
ルからなる操作基板ユニット38が相互通信可能な状態
に接続されており、操作者が設定入力した記録モードに
応じて、制御信号をCPU34に転送して、デジタル複
写機を記録モードに応じて動作させるようになってい
る。
【0056】また、CPU34からは、デジタル複写機
の動作状態を示す制御信号を操作パネルである操作基板
ユニット38へと転送される。操作基板ユニット38側
では、この制御信号により装置が現在どのような状態に
あるのか操作者に示すように表示部などにより動作状態
を表示するようになっている。画像データー通信ユニッ
トである外部インターフェース36は、図2でも説明し
たように画像情報および画像制御信号など他のデジタル
画像機器との情報通信を可能にするために設けられてい
る。
【0057】(操作パネルの説明)つぎに、図4を参照
してカラーデジタル複写機1の操作パネルについて説明
する。
【0058】操作パネル38の中央部分には、タッチパ
ネル液晶表示装置51が配置されていて、その周囲に各
種モード設定キー群が配置されている。このタッチパネ
ル液晶表示装置51の画面上には、常時画像編集機能を
選択するための画面に切り換える画面切り換え指示エリ
アがあって、このエリアを指で直接押圧操作すると、各
種画像編集機能が選択できるように、液晶画面上に各種
画像編集機能が一覧表示される。その表示された各種画
像編集機能の中から、操作者が所望する機能が表示され
ている領域を、指で触れることにより編集機能が設定さ
れる。
【0059】前記操作パネル上に配置された各種設定キ
ー群について説明する。符号52はタッチパネル液晶表
示装置51の画面の明るさを調整する調整ダイヤルであ
る。符号53は倍率を自動的に選択させるモードを設定
する倍率自動設定キーであり、符号54は複写倍率を1
%きざみで設定するためのズームキーであり、符号55
と56は固定倍率を読み出して選択するための固定倍率
キーであり、符号57は複写倍率を標準倍率(等倍)に
戻すための等倍キーである。
【0060】また、符号58はコピー濃度調整を自動か
ら手動、または写真モードへ切り換えるための濃度切り
換えキーであり、符号59は手動モード、または写真モ
ードのときに濃度レベルを細かく設定するための濃度調
整キーであり、符号60はカラーデジタル複写機1の給
紙部にセットされている用紙のサイズの中から希望する
用紙サイズを選択するためのトレイ選択キーである。
【0061】また、符号61は複写枚数を設定するため
の枚数設定キーであり、符号62は複写枚数をクリアし
たり、連続コピーを途中で止めるときに操作するクリア
キーであり、符号63はコピーの開始を指示するための
スタートキーであり、符号64は現在設定されているモ
ードの全てを解除して標準状態に復帰させるための全解
除キーであり、符号65は連続コピー中に別の原稿に対
するコピーを行い時に操作する割り込みキーであり、符
号66はカラーデジタル複写機1の操作が分からないと
きに操作することで複写機の操作方法をメッセージ表示
するための操作ガイドキーであり、符号67は操作ガイ
ドキー66の操作により表示されたメッセージの続きを
表示させるためのメッセージ順送りキーである。符号6
8は両面複写モードを設定するための両面モード設定キ
ー、符号69はカラーデジタル複写機本体1から排出さ
れる複写物を仕分けるための後処理装置の動作モードを
設定するための後処理モード設定キーである。
【0062】さらに、符号70ないし72はプリンター
モード、ファクシミリモードに関する設定キーであり、
符号70は送信原稿を一旦メモリに蓄えてから送信する
メモリ送信モードキー、符号71はカラーデジタル複写
機本体1のモードをコピーとファックス、プリンターの
間で切り換えるためのコピー/ファックス・プリンター
モード切り換えキーであり、符号72は送信先電話番号
を予め記憶させておき、送信時にワンタッチ操作で送信
先に電話を発信させるためのワンタッチダイヤルキーで
ある。
【0063】尚、上述した操作パネルおよびその操作パ
ネル上に配置される各種キーは、1実施形態にすぎず、
カラーデジタル複写機1に搭載される各種機能により操
作パネル上に設けられるキーは異なってくることは言う
までもない。
【0064】つぎに、このカラーデジタル複写機を用い
た第1〜第9の実施形態について図5ないし図13を参
照して説明する。
【0065】(第1の実施形態)第1の実施形態は、図
2に示したブロック図において、モード管理部37を備
えていない構成である(あるいはモード管理部37を用
いない)。図5は、カラーデジタル複写機の第1実施形
態の動作を示すフローチャートである。
【0066】自動原稿送り装置3にセットされた原稿
は、操作パネル38のスタートボタン63が操作者によ
って押されることにより、原稿台2にセットされ、第1
の走査ユニット5と第2の走査ユニット6により読み取
られる(ステップS50)。また、スタートボタン63
が押されると、CPU34は各ユニットの動作を開始さ
せ、レーザビームスキャナ27a,27b,27c,2
7dのミラーが回転を開始する(ステップS51)。こ
の読み取りにより得られた画像データは、画像処理部3
1の原稿識別部31hにより原稿の色種類(カラー原
稿、白黒原稿)が判別され(ステップS52)、その判
別結果がカラー原稿であるか否かが確認され(ステップ
S53)、CPU34に入力される。
【0067】ミラーモータ制御手段であるLCU32a
は、カラー原稿であれば全てのミラー(回転多面鏡)を
定速回転制御し(ステップS54)、一方、白黒原稿の
場合には黒以外のミラーの回転を低下し、もしくは停止
し(ステップS55)、黒のミラーを定速回転制御する
(ステップS56)。即ち、原稿が白黒原稿の場合には
ブラック成分像作成に対応するレーザビームスキャナ2
7dのミラーの回転が続行され、他のミラーの回転は低
下、もしくは停止される。どちらの場合もミラーが所定
の回転数になった後(ステップS57)、コピーを開始
する(ステップS58)。
【0068】こうして、読み取られた原稿の色種類(カ
ラー原稿、白黒原稿)に応じて、LCU32aがレーザ
ビームスキャナ27a〜27dのミラーモータの回転を
制御するので、入力される画像の情報から原稿等の画像
の特徴を自動的に抽出して、画像形成に必要なミラーモ
ータを回転させて短時間で立ち上げることが可能とな
る。したがって、ファーストコピーの時間が短縮され、
また、入力された画像を記録するのに必要としない記録
部のモータんの無駄な回転をも防止できるので、モータ
の寿命、騒音防止、無駄な電力の消費を抑えることがで
きる。
【0069】(第2の実施形態)つぎに、第2の実施形
態について説明する。本実施形態は第1の実施形態と構
成については同じであるが、レーザビームスキャナのミ
ラー回転制御の方法において異なるものである。図6
は、カラーデジタル複写機の第2実施形態の動作を示す
フローチャートである。
【0070】その動作制御は、図6に示すように、操作
パネルのスタートボタン63が押されると第1の走査ユ
ニット5と第2の走査ユニット6により原稿の読み取り
が行なわれる(ステップS60)。この読み取りにより
得られた画像データから、画像処理部31の原稿判別部
31hが、原稿の種類(カラーまたは白黒)を判別する
(ステップS61)。その判別結果がカラーであるか否
かを確認する(ステップS62)。即ち、原稿が白黒の
場合にはブラック成分像作成に対応するレーザビームス
キャナ27dのミラーだけを回転させるようにLCU3
2aより回転スタート信号が与えられ(ステップS6
3)、このミラーの定速回転制御が行なわれる(ステッ
プS64)。一方、カラーであれば全てのミラーの回転
をスタートし(ステップS65)、定速回転制御が行な
われる(ステップS66)。ミラーが所定の回転数にな
った後(ステップS67)、コピーを開始する(ステッ
プS68)。
【0071】このように、レーザビームスキャナ27a
〜27dのすべてのミラーモータが回転している状態に
おいて、原稿が白黒の原稿であれば、カラー記録に用い
るミラーモータを停止もしくは減速させるので、画像を
記録するのに必要としないモータの無駄な回転を防止で
きるので、モータの寿命、騒音防止、消費電力を低下す
ることができる。
【0072】(第3の実施形態)つぎに、第3の実施形
態について説明する。図2に示すブロック図において、
本実施形態は、モード管理部37を用い、原稿識別部3
1hを備えていない(原稿識別部31hを用いない)。
図7は、カラーデジタル複写機の第3実施形態の動作を
示すフローチャートである。
【0073】操作パネル38が操作されると(ステップ
S70)、モード管理部37が過去の各モードの使用頻
度データを参照し(ステップS71)、そのカウント数
から最も頻度の高いモードを選択する。例えば、カラー
画像と白黒画像とについて注目しているとする。これら
の頻度について比較する(ステップS72)。使用頻度
データのカウント数が白黒コピーモードの方が多けれ
ば、ブラック成分像作成に対応するレーザビームスキャ
ナ27dのミラーのみを回転させるようにCPU34よ
りLCU32aに回転スタート信号が与えられ(ステッ
プS73)、定速回転制御が行なわれる(ステップS7
4)。
【0074】一方、使用頻度データのカウント数がカラ
ーコピーモードの方が多ければ、レーザビームスキャナ
27dだけでなく、イエロー、マゼンタ、シアン成分像
作成に対応するレーザビームスキャナ27a,27b,
27cの全てのミラーを回転させるようにCPU34よ
りLCU32aに回転スタート信号が与えられ(ステッ
プS75)、より定速回転制御が行なわれる(ステップ
S76)。ミラーが所定の回転数になった後(ステップ
S77)、コピーを開始する(ステップS78)。
【0075】こうしてカラーデジタル複写機がよく利用
される処理モードをモード管理部37で把握しておき、
複写機が操作されると、よく使用される処理モードで記
録可能となるようにミラーモータを回転させる。したが
って、よく使用しいている記録モードと同じ記録モード
で複写をする場合に、記録待ち時間を短縮できる効果が
ある。
【0076】(第4の実施形態)つぎに、第4の実施形
態について図8を参照して説明する。本実施形態は、モ
ード管理部37は、第3実施形態のように単に過去実施
された処理モードの使用頻度を管理するだけでなく、直
近の所定回数における使用頻度を管理する。図8は、カ
ラーデジタル複写機の第4実施形態の動作を示すフロー
チャートである。
【0077】操作パネル38が操作されると(ステップ
S80)、モード管理部37が過去n回の各モードの使
用頻度データを参照し(ステップS81)、そのカウン
ト数から過去n回の中での最も使用頻度の高いモードを
選択する。例えばカラー画像と白黒画像とについて注目
しているとすると、これらの頻度について比較する(ス
テップS82)。過去n回の使用頻度データのカウント
数が、白黒コピーモードの方が多ければ、ブラック成分
像作成に対応するレーザビームスキャナ27dのミラー
のみを回転させるように、CPU34よりLCU32a
に回転スタート信号が与えられ(ステップS83)、定
速回転制御が行なわれる(ステップS84)。
【0078】一方、過去n回の使用頻度データのカウン
ト数が、カラーコピーモードの方が多ければ、レーザビ
ームスキャナ27dだけでなく、イエロー、マゼンタ、
シアン成分像作成に対応するレーザビームスキャナ27
a,27b,27cの全てのミラーを回転させるように
CPU34よりLCU32aに回転スタート信号が与え
られ(ステップS85)、定速回転制御が行なわれる
(ステップS86)。つぎに、ミラーが所定の回転数に
なった後(ステップS87)、コピーを開始する(ステ
ップS88)。モード管理手段はn回までのモード歴を
記憶できるようになっており、最新の履歴情報が記憶さ
れると、n回前の履歴情報は自動的に消去される。
【0079】こうして、直近の所定回数における処理モ
ードの使用頻度に基づいて、最も使用回数の多い処理モ
ードでミラーモータ制御を行うので、予想処理モードと
現実の処理モードが一致する確率が増加する。よく使用
しいている記録モードと同じ記録モードで複写をする場
合に記録待ち時間を短縮できる効果がある。
【0080】(第5の実施形態)つぎに、第5の実施形
態について図9を参照して説明する。本実施形態は、前
述した実施形態のように、原稿識別部31hやモード管
理部37により、処理モードを決定するのではなく、操
作パネル38により処理モードを設定するものである。
図9は、カラーデジタル複写機の第5実施形態の動作を
示すフローチャートである。
【0081】操作パネル38が操作されると(ステップ
S90)、過去のモード履歴情報に係わらず、まず、ブ
ラック成分像作成に対応するレーザビームスキャナ27
dのミラーのみを回転させるように、CPU34よりL
CU32aに回転スタート信号が与えられ、このミラー
のみが回転する(ステップS91)。その後、操作パネ
ル38により処理モードが入力され(ステップS9
2)、入力されたモードが判別される(ステップS9
3)。判別結果がカラーであるか否かを確認する(ステ
ップS94)。
【0082】カラーではなく白黒モードであれば、ブラ
ック成分像作成に対応するレーザビームスキャナ27d
のミラーの定速回転制御が行なわれる(ステップS9
5)。一方、カラーモードであれば、残りのイエロー、
マゼンタ、シアン成分像作成に対応するレーザビームス
キャナ27a,27b,27cの全てのミラーを回転さ
せるようにCPU34よりLCU32aに回転スタート
信号が与えられ(ステップS96)、定速回転制御が行
なわれる(ステップS97)。つぎに、ミラーが所定の
回転数になった後(ステップS98)、コピーを開始す
る(ステップS99)。
【0083】こうして、操作パネルから処理モードが設
定された場合、まず、使用される確率が高い白黒の処理
モード用のミラーモータを回転させるので、記録待ち時
間を短縮できる効果があると共に、騒音防止の効果があ
る。
【0084】(第6の実施形態)つぎに、第6の実施形
態について、図10を参照して説明する。本実施形態
は、画像入力部30から入力された画像情報と、外部イ
ンターフェース36から入力された画像情報のそれぞれ
に対する処理モードをモード管理部37が管理してい
る。この使用頻度に基づいてミラーモータを制御する。
図10は、カラーデジタル複写機の第6実施形態の動作
を示すフローチャートである。
【0085】この実施形態では、画像データ入力部30
から画像情報を入力して画像形成を行う複写モードと、
外部インターフェース36を用いて画像情報を入力して
画像形成を行プリンタモードの2種類の記録モードがあ
る。そして、モード管理部37は、それぞれモードにお
ける処理モードの過去の使用頻度を記録できるようにな
っている。
【0086】操作パネル38より処理モードが指定され
た場合(ステップS100)、記録モードを判別し(ス
テップS101)、複写モードか否かを確認する(ステ
ップS102)。複写モードであれば、このモード管理
部37の過去の各処理モードの使用頻度のカウント数を
参照する(ステップS103)。例えば、カラー画像と
白黒画像とについて注目しているとすると(ステップS
104)、白黒モードの使用頻度の方が多ければ、ブラ
ック成分像作成に対応するレーザビームスキャナ27d
のミラーの回転スタート信号がCPU34よりLCU3
2aに与えられ(ステップS107)、定速回転制御が
行なわれる(ステップS108)。一方、カラーモード
の使用頻度が多ければ、残りのイエロー、マゼンタ、シ
アン成分像作成に対応するレーザビームスキャナ7a,
27b,27cの全てのミラーを回転させるように、C
PU34よりLCU32aに回転スタート信号が与えら
れ(ステップS109)、定速回転制御が行なわれる
(ステップS110)。ミラーが所定の回転数になった
後にコピーを開始することは上述した実施形態と同様で
ある。
【0087】また、プリントモードであれば、このモー
ド管理手段の過去の各処理モードの使用頻度データのカ
ウント数を参照する(ステップS105)。白黒モード
とカラーモードの使用頻度を比較し(ステップS10
6)、白黒モードの使用頻度が多ければ、ブラック成分
像作成に対応するレーザビームスキャナ27dのミラー
の回転スタート信号がCPU34よりLCU32aに与
えられ(ステップS111)、定速回転制御が行なわれ
る(ステップS112)。一方、カラーモードの使用頻
度が多ければ、残りのイエロー、マゼンタ、シアン成分
像作成に対応するレーザビームスキャナ27a,27
b,27cの全てのミラーを回転させるように、CPU
34よりLCU32aに回転スタート信号が与えられ
(ステップS113)、定速回転制御が行なわれる(ス
テップS114)。ミラーが所定の回転数になった後に
コピーを開始することは上述した実施形態と同様であ
る。
【0088】こうして、複写モードにおいて利用頻度の
高い処理モードと、プリンタモードにおいて利用頻度の
高い処理モードとをそれぞれモード管理部37により管
理しておき、選択されたモードに応じてミラーモータの
回転を制御する。したがって、各々の記録モードでよく
利用される処理モードで複写またはプリントするとき
に、待ち時間を短縮できる効果がある。
【0089】(第7の実施形態)つぎに、第7の実施形
態について図11を参照して説明する。本実施形態は、
第6実施形態のように、モード管理部37が、画像入力
部30から入力された画像情報に基づく複写モードの場
合と、外部インターフェース36から入力された画像情
報に基づくプリントモードの場合の処理モードを管理し
ている。そして、過去実施された処理モードの直近の所
定回数(n回)における使用頻度に基づき、ミラーモー
タを制御する。図11は、カラーデジタル複写機の第7
実施形態の動作を示すフローチャートである。
【0090】操作パネル38よりモードが指定された場
合(ステップS120)、記録モードを判別し(ステッ
プS121)、複写モードか否かを定める(ステップS
122)。
【0091】複写モードであれば、このモード管理手段
の過去n回の各モードの使用頻度データのカウント数を
参照する(ステップS123)。カラー画像と白黒画像
のどちらの使用頻度が多いかを確認する(ステップS1
24)。白黒モードの使用頻度が多ければブラック成分
像作成に対応するレーザビームスキャナ27dのミラー
の回転スタート号がCPU34よりLCU32aに与え
られ(ステップS127)、定速回転制御が行なわれる
(ステップS128)。一方、カラーモードの使用頻度
が多ければ、残りのイエロー、マゼンタ、シアン成分像
作成に対応するレーザビームスキャナ27a,27b,
27cの全てのミラーを回転させるように、CPU34
よりLCU32aに回転スタート信号が与えられ(ステ
ップS129)、定速回転制御が行なわれる(ステップ
S130)。ミラーが所定の回転数になった後にコピー
を開始することは上述した実施形態と同様である。
【0092】また、プリントモードであれば、このモー
ド管理手段の過去n回の各モードの使用頻度データのカ
ウント数を参照する(ステップS125)。カラー画像
と白黒画像の使用頻度を比較する(ステップS12
6)。白黒モードの使用頻度が多ければ、ブラック成分
像作成に対応するレーザビームスキャナ27dのミラー
の回転スタート信号が、CPU34よりLCU32aに
与えられ(ステップS131)、定速回転制御が行なわ
れる(ステップS132)。一方、カラーモードの使用
頻度が多ければ、残りのイエロー、マゼンタ、シアン成
分像作成に対応するレーザビームスキャナ27a,27
b,27cの全てのミラーを回転させるように、CPU
34よりLCU32aに回転スタート信号が与えられ
(ステップS133)、定速回転制御が行なわれる(ス
テップS134)。ミラーが所定の回転数になった後に
コピーを開始することは上述した実施形態と同様であ
る。
【0093】この実施形態では複写モードおよびプリン
タモードのそれぞれの過去n回の使用頻度を記録できる
ようになっている。複写モードが設定された場合は複写
の記録メモリーが、またプリンタモードが設定された場
合はプリントの記録メモリーがカウントアップされ、ど
ちらの記録メモリーもn回前のデータは順次自動的に消
去されるようになっている。
【0094】こうして、複写モードにおける直近のn回
の処理モード利用履歴と、プリンタモードにおけるn回
の処理モードの使用頻度をモード管理部37により、そ
れぞれ管理しておき、選択されたモードに応じてミラー
モータの回転を制御するので、ここ数回よく使用してい
る記録モードと同じ記録モードで複写またはプリントを
行なうときに記録待ち時間を短縮できる効果がある。
【0095】(第8の実施形態)つぎに、第8の実施形
態について図12を参照して説明する。本実施形態は、
入力された画像情報をカラー画像情報として処理する
か、白黒画像情報として処理するかを操作パネル38よ
りユーザーが選択するものである。図12は、カラーデ
ジタル複写機の第8実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【0096】操作パネル38が操作され(ステップS1
40)、白黒複写かカラー複写かがユーザーにより選択
される。白黒複写かカラー複写かが判別され(ステップ
S141)、白黒複写か否かが確認される(ステップS
142)。白黒複写であれば、ブラック成分像作成に対
応するレーザビームスキャナ27dのミラーのみを回転
させるように、CPU34よりLCU32aに回転スタ
ート信号が与えられ(ステップS143)、このミラー
のみ所定の回転速度により定速回転制御される(ステッ
プS144)。一方、カラーモードが設定されると、レ
ーザビームスキャナ27dだけでなく、イエロー、マゼ
ンタ、シアン成分像作成に対応するレーザビームスキャ
ナ27a,27b,27cの全てのミラーを回転させる
ように、CPU34よりLCU32aに回転スタート信
号が与えられ(ステップS145)、全てのレーザビー
ムスキャナのミラーが所定の回転速度により定速回転制
御される(ステップS146)。ミラーが所定の回転数
になった後にコピーを開始することは上述した実施形態
と同様である。
【0097】こうして、操作パネル38という手動設定
キーにより設定された処理モードに応じて、ミラーモー
タの回転を制御するので、処理モード設定後すぐに各々
の記録に必要なレーザスキャナのミラーモータのみが、
所定の速度で定速回転制御されるため、記録待ち時間の
短縮が図れるだけでなく、無駄なミラーモータの回転を
防止することができ、ミラーモータの寿命、騒音防止、
消費電力を低下することができる。
【0098】(第9の実施形態)つぎに、第9の実施形
態について図13を参照して説明する。本実施形態は前
述した8の実施形態と同様の構成を有し、その制御方法
が異なるものである。図13は、カラーデジタル複写機
の第9実施形態の動作を示すフローチャートである。
【0099】操作パネル38が操作され(ステップS1
50)、白黒複写かカラー複写かがユーザーにより選択
されると、全てのミラーが回転を開始する。つぎに白黒
複写かカラー複写かが判別され(ステップS151)、
白黒複写か否かが確認される(ステップS152)。白
黒複写であれば、CPU34よりイエロー、マゼンタ、
シアン成分像作成に対応するレーザビームスキャナ27
a,27b,27cのミラーは回転を減速、もしくは停
止するように(ステップS153)、また黒のミラーの
み定速回転制御される(ステップS154)。一方、カ
ラー複写が設定されるとブラック成分像作成に対応する
レーザビームスキャナ27dだけでなく、イエロー、マ
ゼンタ、シアン成分像作成に対応するレーザビームスキ
ャナ27a,27b,27cの全てのミラーは定速回転
制御される(ステップS155)。ミラーが所定の回転
数になった後にコピーを開始することは上述した実施形
態と同様である。
【0100】この効果は、第8実施形態と同じであるの
で、説明は省略する。
【0101】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、入力された画
像の種類に応じて、レーザ走査部の駆動モータの回転を
制御するので、スキャナ等の入力装置により入力される
画像の情報から画像の特徴を自動的に抽出して、画像生
成に必要なレーザ走査部のモータを回転させて、短時間
で立ち上げることが可能となり、ファーストコピーの時
間が短縮される。また、入力された画像を記録するのに
必要としないレーザ走査部のモータの無駄な回転をも防
止できるので、モータの寿命、騒音防止、無駄な電力の
消費を抑えることができる。
【0102】請求項2の発明によれば、複数並列配置さ
れたレーザ記録手段のすべての駆動モータが回転してい
る状態において、原稿が白黒の原稿であればカラーのレ
ーザ走査部のモータを停止もしくは減速させるので、画
像を記録するのに必要としないカラーのレーザ走査部の
モータの無駄な回転を防止できるので、モータの寿命、
騒音防止、消費電力を低下することことができる。
【0103】請求項3の発明によれば、複数並列配置さ
れたレーザ記録手段のすべての駆動モータが停止してい
る状態において、原稿が白黒の原稿であればカラーのレ
ーザ走査部以外の駆動モータを回転させるので、画像を
記録するのに必要となる白黒記録部の駆動モータのみを
回転させ、カラーのレーザ走査部の駆動モータを回転さ
せないため、モータの寿命、騒音防止、消費電力を低下
することことができる。
【0104】請求項4の発明によれば、装置が過去によ
く利用されるモードを把握しておき、装置が操作される
とよく使用されるモードが記録可能となるように駆動モ
ータを回転させるので、よく使用している処理モードと
同じ処理モードで複写をする場合に記録待ち時間を短縮
できる効果がある。
【0105】請求項5の発明によれば、装置が利用され
た直近の所定回数、例えばここ数回の処理モードを把握
しておき、装置が操作されると、最近よく使用される処
理モードで駆動モータを回転させる。したがって、最近
よく使用している処理モードが用いられる確率は高く、
同じ処理モードで画像生成する場合に、記録待ち時間を
短縮できる効果がある。
【0106】請求項6の発明によれば、画像情報入力手
段が複数あっても、それぞれに対してモード管理手段が
処理モードの使用頻度を管理しているので、使用確率の
高い駆動モータを駆動するよう制御できるので、画像生
成における待ち時間を短縮できる。
【0107】請求項7に記載の発明によれば、カラーの
レーザ走査部以外の駆動モータを回転させるので、使用
頻度の高い白黒記録モードでの記録の場合に記録待ち時
間を短縮できる効果があると共に、騒音防止の効果があ
る。
【0108】請求項8の発明によれば、選択手段により
ユーザーが選択した処理モードの駆動モータの回転を制
御するので、各々の画像生成に必要なレーザ走査部の駆
動モータのみが所定の速度で定速回転制御されるため、
待ち時間の短縮が図れるだけでなく、無駄な駆動モータ
の回転を防止することができ、モータの寿命、騒音防
止、消費電力を低下することことができる。
【0109】請求項9の発明によれば、選択手段により
白黒モードが設定されると、カラーに対応するレーザ走
査部の駆動モータを停止させるので、画像を記録するの
に必要としないカラーのレーザ走査部のモータの無駄な
回転を防止でき、モータの寿命を長く維持し、騒音防
止、消費電力を低下することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるカラーデジタル複写
機の構成を示す正面断面図である。
【図2】図1に示すカラーデジタル複写機の画像処理回
路のブロック図である。
【図3】図1に示すカラーデジタル複写機の、CPUに
よる動作管理の構成を示す図である。
【図4】図1に示すカラーデジタル複写機の操作パネル
を示す図である。
【図5】第1の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】第2の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】第3の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】第4の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】第5の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】第6の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図11】第7の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図12】第8の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図13】第9の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
27a,27b,27c,27d レーザビームスキャ
ナユニット 30a カラーCCD 31 画像処理部 31h 原稿判別部 32 画像データ出力部 32a レーザコントロールユニット 33 画像メモリ 33b,33c,33d,33e ハードディスク 34 中央処理装置 35 画像編集部 36 外部インターフェイス部 38 操作基板ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力するための画像情報入力
    手段と、 レーザと、回転多面鏡と、回転多面鏡を回転駆動する駆
    動モータとを有するレーザ走査部を画像形成色毎に複数
    並列配置したレーザ記録手段と、 前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記駆動
    モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制御手
    段と、 前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像から画像を
    生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並列配置した
    画像生成手段と、 前記画像情報入力手段により入力された画像情報に基づ
    いて画像の色の特徴を識別する画像識別手段と、を具備
    し、 前記レーザ走査制御手段は、前記画像識別手段による識
    別結果に基き、使用する画像形成色に応じて、各レ−ザ
    走査部の前記駆動モータの回転を制御することを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像識別手段は、前記画像情報入力
    手段により入力された画像情報から、画像がカラーであ
    るか白黒であるかを識別し、 前記レーザ走査制御手段は、前記画像識別手段により原
    稿が白黒であると識別された場合は、カラー画像を記録
    するレ−ザ走査部の前記駆動モータを停止、もしくは減
    速する制御を行なうことを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像識別手段は、前記画像情報入力
    手段により入力された画像情報から画像がカラーである
    か白黒であるかを識別し、 前記レーザ走査制御手段は、前記画像識別手段により画
    像が白黒であると識別された場合は、カラー画像を記録
    するレ−ザ走査部以外の前記駆動モータを所定の状態で
    回転するように制御することを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を入力するための画像情報入力
    手段と、 レーザと、回転多面鏡と、回転多面鏡を回転駆動する駆
    動モータとを有するレーザ走査部を画像形成色毎に複数
    並列配置したレーザ記録手段と、 前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記駆動
    モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制御手
    段と、 前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像から画像を
    生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並列配置した
    画像生成手段と、 前記画像情報入力手段により入力された画像情報をカラ
    ー画像情報として処理する第1の処理モードと、白黒画
    像情報として処理する第2の処理モードがあって、過去
    実施された各処理モードの使用頻度を管理するモード管
    理手段と、を具備し、 前記レーザ走査制御手段は、前記画像生成手段により画
    像形成する場合、前記モード管理手段により管理されて
    いる各処理モードの使用頻度に基づいて、前記レーザ走
    査部の各駆動モータを所定の状態で回転するように制御
    することを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記モード管理手段は、直近の所定回数
    における過去実施された各処理モードの使用頻度を管理
    することを特徴とする請求項4記載のカラー画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像情報入力手段は、複数の入力手
    段からなり、 前記モード管理手段は、前記画像情報入力手段ごとに処
    理モードを管理し、 画像形成する場合に、選択された画像情報入力手段にお
    ける処理モードの使用頻度に基づいて、前記レーザ走査
    制御手段が駆動モータを制御することを特徴とする請求
    項4または5記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像情報を入力するための画像情報入力
    手段と、 レーザと、回転多面鏡と、回転多面鏡を回転駆動する駆
    動モータとを有するレーザ走査部を画像形成色毎に複数
    並列配置したレーザ記録手段と、 前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記駆動
    モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制御手
    段と、 前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像から画像を
    生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並列配置した
    画像生成手段と、を具備し、 画像情報を前記画像生成手段により画像形成する場合、
    前記レーザ走査制御手段は、カラー画像を記録するレー
    ザ走査部以外の駆動モータを所定の回転数で回転するよ
    うに制御することを特徴とするカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像情報を入力するための画像情報入力
    手段と、 レーザと、回転多面鏡と、回転多面鏡を回転駆動する駆
    動モータとを有するレーザ走査部を画像形成色毎に複数
    並列配置したレーザ記録手段と、 前記画像情報に基づいてレーザ走査するために前記駆動
    モータの回転をそれぞれ制御管理するレーザ走査制御手
    段と、 前記レ−ザ走査部が感光体上に記録した潜像から画像を
    生成する画像生成部を画像形成色毎に複数並列配置した
    画像生成手段と、 前記画像情報入力手段により入力された画像情報をカラ
    ー画像情報として処理する第1の処理モードと、白黒画
    像情報として処理する第2の処理モードのいずれかを選
    択する選択手段と、を具備し、 前記選択手段により選択された処理モードに応じて、前
    記レーザ走査制御手段により複数並列配置したレーザ記
    録手段の各駆動モータを所定の状態で回転するように制
    御することを特徴とするカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段により第2の処理モードが
    選択された場合、カラー画像を記録するレーザ走査部の
    駆動モータを、前記レーザ走査制御手段により停止もし
    くは減速するように制御をすることを特徴とする請求項
    8記載のカラー画像形成装置。
JP9210713A 1997-08-05 1997-08-05 カラー画像形成装置 Pending JPH1152659A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9210713A JPH1152659A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 カラー画像形成装置
DE69818590T DE69818590T2 (de) 1997-08-05 1998-07-10 Farbbilderzeugungsvorrichtung
EP98112860A EP0896256B1 (en) 1997-08-05 1998-07-10 A color image forming apparatus
EP03003444A EP1326142B1 (en) 1997-08-05 1998-07-10 A color image forming apparatus
DE69828830T DE69828830T2 (de) 1997-08-05 1998-07-10 Farbbilderzeugungsvorrichtung
US09/129,556 US6204867B1 (en) 1997-08-05 1998-08-05 Color image forming apparatus having laser scanner control means

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010858A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法
US7193639B2 (en) 2004-02-18 2007-03-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus

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US7193639B2 (en) 2004-02-18 2007-03-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2007010858A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法

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Effective date: 20040316