JPH11504905A - 新規複素環の化学 - Google Patents

新規複素環の化学

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JPH11504905A
JPH11504905A JP8532942A JP53294296A JPH11504905A JP H11504905 A JPH11504905 A JP H11504905A JP 8532942 A JP8532942 A JP 8532942A JP 53294296 A JP53294296 A JP 53294296A JP H11504905 A JPH11504905 A JP H11504905A
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ラウ、イェスペル
ルンドベック、ジャネ・マリエ
ソキルデ、ビルジッテ
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 構造式(I)の化合物。本発明は治療学的に活性なカルバゾール誘導体、その製造方法および該化合物類を含んでなる薬学的組成物に関する。該新規化合物は、GAT−4サブタイプ担体を介したGABA取り込み阻害に関連した中枢神経系疾患の治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 新規複素環の化学 発明の分野 本発明は、新規置換カルバゾール誘導体類、その製造方法、それを含有した薬 学的組成物、およびγ−アミノ酪酸神経伝達系の異常な機能の臨床学的治療にお けるその使用に関する。 発明の背景 γ−アミノ酪酸(GABA)は、中枢神経系(CNS)における主要な抑制性 の神経伝達物質である(概説として、Enna,1983,Biochem.Pharmacol.,30,907 -15; Enna and Mohler,1987,Raven Press,New York,265-79; Lloyd and Mor selli,1987,Medical Biology,65,(2-3),159-65; Krogsgaard-Larsen,1988,Med ical Res.Reviews,8,1,27-56; Schwartz,1988,Biochem.Pharmacol.27,336 9-76 を参照さえたい)。GABAは、CNSの全シナプスの60−70%におい て存在することが概算されてきている(Fahn,1976,Raven Press,New York,1 69-83)。GABA 神経伝達物質の減少は、てんかんを含む色々な神経学的疾患の病 因に関係している(Krogsgaard-Larsen et al.,1988,Medical Res.Reviews,8, 1,27-56; Loscher,1985,Epilepsy and GABA Receptor Agonists:Basic and T herapeutic Research.L.E.R.S.Monograph.Vol.3,G.Bartholoni,L.Bossi,K.G.L loyd,P.L.Morselli(Eds.),Raven Press,New York,109-18);Enna,1981,Bioche m.Pharmacol., 30,907-14 and Neuropharmacology of Central Nervous Syste m GABA and Behavioral Disorders,G.Palmer(Ed.).Academic Press,New York 1981,507-25; Rebak et al.,1979,Science,205,211-13; Ross and Craig, 1981.J.Neurochem.36,1006)。 GABA取り込み系は伝統的に、特異的GABA取り込み阻害剤の薬理学的選 択性に基づいて、ニューロンのGABA取り込み担体またはグリアのGABA取 り込み担体の何れかに分類されてきた(概説として下記文献を参照されたい:Kr ogsgaard-Larsen,1988,Medical Res.Reviews,8,1,27-56; Schousboe et a l.,1991,GABA Mechanisms in Epilepsy,G.Tunnicliff,B.U.Raess(Eds.) Wiley-Liss,New York,165-87)。 近年、幾人かの研究者たちが(Gaustella et al.,1990,Science,249,1303- 1306; Clark et al,.1992,Neuron 9,337-348; Borden et al.,1992,J.Biol. Chem.267,21098-21104; Liu et al,1993,J.Biol.Chem.268,2106-2112)、ラッ トおよびマウスのGABA取り込み担体の4つのサブタイプをクローニングし、 配列を決定した。それらの薬理は、伝統的なニューロンのGABA取り込み担体 およびグリアのGABA取り込み担体によっては完全には説明できない。ガウス テラ等(Gaustella et al.,1990,Science,249,1303-1306)とネルソン等(Nelso n et al.,1990,FEBS Lett.269,181-184)はGAT−1のクローニングについて 報告しており、該物質はニペコチン酸に対する高い感受性(Gaustella et al.,19 90,Science,249,1303-1306)と、親油性ニペコチン酸系化合物に対する高い感受 性および中枢神経系(CNS)内での分布(Radian et al.,1990,J.Neurosci.10 ,1319-1330; Mabjeesh et al.,1992,J.Biol.Chem.267,2563.68)により、ニュー ロンGABA取り込み担体であるとされた。GAT−1は、CNSの外側には存 在しない(Nelson et al.,1990,FEBS Lett.269,181-184; Liu et al.,1992 ,FEBS.Lett.305,110-114)。GAT−2は、ロペス−コルエラ(Lopez-Corru era: 1992,J.Biol.Chem.267,17491-17493)によって最初にクローニングされ たもので、CNS、腎臓および肝臓に存在し、さらに初代細胞培養において特徴 を示すグリアGABA取り込み担体に類似した薬理を有する。リュウ等(Liu et al.: 1993,J.Biol.Chem.267,2106-2112)により最初にクローニングされたGAT −3は、GAT−3のmRNAが新生児の脳において高く発現するが、成人の脳 においては低く発現するので、発育上での制御を受けるように思われる。GAT −3はまた腎臓および肝臓にも存在する。GAT−4(Liu et al.,1993,J.Bio l.Chem.268,2106-2112;クラーク等によりGAT−Bとも名付けられ(1992,Neu ron 9,337-348)、ボーデンによりGAT−3と名付けられた(1992,J.Biol.Che m.267,21098-21104))のcDNAはCNSにおいてのみハイブリダイズされ、 該GAT−4のmRNAは、脳幹においては非常に豊富であるが、小脳や大脳皮 質においては存在しないことが分かった。GAT−4は、β−アラニンを輸送す ることが示されているが、ニューロンに局在性を有するよ うに見える(Clarke et al.,1992,Neuron 9,337-348)。 該GAT−1の分布は、GAT−1トランスポーターに対する親油性ニペコチ ン酸系GABA取り込み阻害剤の高い親和性により予想できたように(Clarke et al.,1992,Neuron 9,337-348)、以前報告された3H−チアガビン(Tiagabine )受容本オートラジオグラフィの分布(Suzdak et al.,1994,Brain Research, 647(2),231-41)によく似ている。生体内原位置ハイブリダイゼーションによって 、CNSにおけるGAT−4のmRNAの存在が明らかになったが、明確に区別 される局在したニューロンGABA取り込み担体である直接的な論証はない(こ れは親油性ニペコチン酸系GABA取り込み阻害剤に対して感応しない)。 GABA取り込みの阻害は、シナプス間隙におけるこの抑制性神経伝達物質の 有効性を増強させることとなり、従ってGABA作動性活性を増加させることと なる。増加したGABA作動性活性は、例えば不安、痛みおよびてんかん、並び に筋肉疾患および運動疾患の治療において有用である(例えば、P.Krogsgaard-L arsen et la.,Progress in Medicinal Chemistry,1985,22,68-112参照)。 シナプス間隙からシナプス前終末中、およびグリア細胞中へのGABAの取り 込みに対する周知で効果的な阻害剤は、例えば3−ピペリジンカルボン酸(ニペ コチン酸)である。しかしながら、これは相対的に極性を有する化合物であり、 従って血液−脳関門を通過できないことから、3−ピペリジンカルボン酸はそれ 自身、医薬品としての実用的有用性は見いだされていない。 米国特許第4,383,999号および第4,514,414号並びにEP2 36342およびEP231996において、N−(4,4−二置換−3−ブテ ニル)アザ複素環カルボン酸の幾つかの誘導体類が、GABA取り込みの阻害剤 として権利請求されている。EP342635およびEP374801では、オ キシムエーテル基およびビニルエーテル基がそれぞれN−置換基の一部分を形成 するN−置換アザ複素環カルボン酸類を、GABA取り込み阻害剤として権利請 求している。更に、WO9107389およびWO9220658においては、 N−置換アザシクロカルボン酸類がGABA取り込み抑制剤として権利請求され ている。EP221572は、1−アリロキシアルキルピリジン−3−カルボン 酸類をGABA取り込み阻害剤であるとして権利請求している。 ヤンガー等(Yunger,L.M.et al.,J.Pherm.Exp.Ther.1984,228,109)に 従うと、N−(4,4−ジフェニル−3−ブテン−1−イル)ニペコチン酸(S K&F89976Aと称す)、N−(4,4−ジフェニル−3−ブテン−1−イ ル)グバシン(SK&F100330Aと称す)、N−(4,4−ジフェニル− 3−ブテン−1−イル)−ホモ−β−プロリン(SK&F100561と称す) およびN−(4−フェニル−4−(2−チエニル)−3−ブテン−1−イル)ニ ペコチン酸(SK&F100604Jと称す)は、経口で活性なGABA取り込 み阻害剤である。これらのデータは、クログスガード/ラーセン等(Krogsgaard- Larsen,P.et al.,Epilepsy Res.1987,1,77-93)により要約されている。 上記に引用した参照文献は全て、GAT−1サブタイプ担体を介してGABA の取り込みを阻害する化合物類を開示している。 米国特許第4,539,407号は、抗痙攣作用を有するβ−カルボリン−3 −カルボン酸エステル誘導体類を開示している。 本発明は、その薬理がGAT−4の薬理に類似しているGABA取り込み担体 の新規サブタイプに対して親和性を有する、新規化合物類の同定に向けられてい る。 発明の詳細な説明 本発明は、構造式Iの新規な置換カルバゾール誘導体類または薬学的に許容さ れ得るその塩に関する。 [ここで、R1およびR2は、各々独立して水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ基 、−(CH2n−(C=O)−(CH2mCH3、−NR910、−SONR1112 、−COOR13、−CONR1415、C1-6−アルキル、C1-6−アルコキシ、 三フッ化メチルまたは三フッ化メトキシ(R9、R10、R11、R12、R13、R14 およびR15は、それぞれ独立に、水素、C1-6アルキル、C2-6−アルケニルまた はC2-6−アルキニルであり、nおよびmは、独立して0、1、2、3または4 である); R3はC1-5−アルキレン(所望により1若しくは2のC1-6−アルキルで置換さ れてもよい)であり; R4は水素またはC1-6−アルキルであり; R5およびR6は、独立して水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ基、−NR1617、 −COOR18、C1-6−アルキル、C1-6−アルコキシ、三フッ化メチルまたは三 フッ化メトキシであり(R16、R17およびR18は独立して、水素、C1-6−アル キル、C2-6−アルケニルまたはC2-6−アルキニルである); Zは、−(CH2p−(C=O)−(CH2qCH3、−COOR19であり(pおよびqは独立して0、1、2、3または4である); R19は水素、C1-6−アルキル、C2-6−アルケニルまたはC2-6−アルキニルで あり; Xは−NH−、酸素または硫黄であり; R7は水素、C1-6−アルキル、C2-6−アルケニル、C2-6−アルキニル、フェニ ル、C3-7−シクロアルキル、−OR8若しくは−SR8(R8は水素若しく はC1-6−アルキルである)]: 構造式Iの化合物は、幾何異性体および光学異性体として存在してもよく、全 ての異性体およびその混合物がこの中に含まれる。異性体は、クロマトグラフィ ー技術や適切な塩の分別結晶化のような標準的方法によって分離してもよい。 本発明に従う化合物は、所望により薬学的に許容される酸付加塩類として存在 してもよい。 その様な塩の例には、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、フタル酸 塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩などの ような無機酸付加塩および有機酸付加塩、または同様の薬学的に許容され得る無 機酸付加塩若しくは有機酸付加塩、および参照として本明細書に組み込まれるジ ャーナル・オブ・ファーマシューティカルサイエンス(66,2(1977)) に列記された薬学的に許容される塩が含まれる。 アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、直鎖または分岐鎖のアルキル鎖、 アルケニル鎖、アルキニル鎖を意味する。 該構造式Iの化合物は、カルバゾール部分を伴わない親化合物類よりも、より すばらしい親油性を有し、従ってすばらしい脳への活性を有し、そして該GAB A取り込み部位へのより高い親和性を有する。 GAT−4サブタイプ担体を介した、シナプス間隙からのGABA取り込みを 選択的に阻害する構造式Iの該新規化合物類は、それらが選択的なGABA作動 性活性の増強を引き起こす点で、中枢神経系における有用な薬理的特性を有する ことが論証されている。構造式Iの化合物は、例えば痛み、不安、錘体外路性ジ スキネジー、てんかん、並びにある筋肉疾患および運動疾患等を治療するために 使用してもよい。それらはまた、鎮静薬、睡眠薬および抗欝薬としても有用であ る。 本発明はまた、上記で言及した構造式Iの化合物の製造方法に関する。この方 法は以下を包含する: 方法A 構造式IIの化合物(ここでR1,R2およびZは、前述の通り)を、構造式IIIの アザ複素環化合物(ここでR3、R4、R5およびR6は前述の通り、Xはハロゲン 、p−トルエンスルホネートまたはメシレートのような適切な脱離基である)と 反応させればよい。このアルキル化反応は、アセトン、ジブチルエーテル、2− ブタノン、テトラヒドロフラン、メチルイソブチルケトン、メチルイソプロピル ケトン、トルエン、ベンゼンまたはDMFのような適切な溶媒中で、例えば炭酸 カリウム、水素化ナトリウムまたはカリウム−t−ブトキシド等の塩基の存在下 において、使用した溶媒の還流に適した温度で、例えば1時間から200時間か けて遂行してよい。 方法B 構造式IVの化合物にこでR1、R2、R3、ZおよびXは前述の通り)を、構造 式Vのアザ複素環化合物(ここでR4、R5およびR6は前述の通り)と反応させ ればよい。このアルキル化は、前述したような適切な溶媒中で、前述の塩基 および例えばアルカリ金属ヨウ化物のような触媒との存在下において、使用した 溶媒の還流に適した温度で、例えば1時間から200時間かけて逐行してよい。 方法C: 構造式VIのアザ複素環ケトン(ここでR1、R2、R3、R4およびZは前述の通 り)を構造式VIIのグルニャール試薬(ここでR5およびR6は前述の通りであり 、Yは塩素、臭素またはヨウ素である)と反応させればよい。この反応は、ジエ チルエーテル、THF、トルエンまたはベンゼンのような適切な溶媒中で、使用 した溶媒の還流温度に適した適切な温度で、例えは1時間から5時間かけて遂行 してよい。 薬理学的方法 3H−GABAの取り込みは、フャランド等(Fjalland et al、1978)の 方法の改良法により測定した。粗製の膜調製は、選択した脳領域から、手動のテ フロン/ガラスポッター−エルベヒュム(Potter-Elvehjem)ホモジナイザーを 用いて、氷冷した20mLの0.32M蔗糖中でホモジナイズすることにより調 製した。該ホモジネートは、4℃、10分間、1000×gで遠心し、その沈渣 を捨てた。その上清を4℃、20分間、20000×gで再遠心した。それから その沈渣を50体積の0.32M蔗糖中でホモジナイズした。300μlの取り 込み用緩衝液(200nM NaCl、15.3mM KCl、6.67mM MgSO4,、3.8mM CaCl2、 16.67mM グルコース、66.67mM トリス、30℃でpH7.5)に、1-(2-(((ジフ ェニルメチレン)アミノ)オキシ)エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−3− ピリジンカルボン酸(NNC05−0711)(1mM最終濃度)、100μl の試験物質および50μl組織懸濁液を添加した。その試料を混合し、30℃で 8分間インキュベートした。それから3H−GABA(0.9nM最終濃度)お よび非標識GABA(25nM最終濃度)を添加し、そのインキュベーションを 更に8分間続けた。その反応をワットマンGF/Fガラス繊維フィルターを通し た迅速な吸引濾過によって終結させた。それからそのフィルターを、二回、10 mLの氷冷した等張食塩水により洗浄し、フィルター上に捕捉したトリチウムを 慣習的なシンチレーション分光により定量した。非−GABA取り込み担体を介 した3H−GABAの取り込みは、500μlのニペコチン酸存在下において決 定した。 幾つかの代表する化合物についての、非−GABA取り込み担体を介した3H −GABAの取り込み値を表Iに記載する。 上記のための用量は、使用した構造式Iの該化合物、投与様式および必要とさ れる治療に非常に依存するであろう。しかしながら概して満足のいく結果は、約 0.5mgから約1000mg、好ましくは約1mgから約500mgの用量の 構造式Iの化合物で得られ、都合よくは、これを所望に応じて持続放出形式で一 日当たり1から5回で投与する。通常、経口投与に適切な剤形は、薬学的担体ま たは希釈剤と混合した、約0.5mgから約1000mgの、好ましくは1mg から500mgの構造式Iの該化合物を含有する。 薬学的担体または希釈剤と。 構造式Iの該化合物は、薬学的に許容される酸付加塩の形で投与されてもよく 、または可能な場合には、金属若しくは低級アルキルアンモニウム塩として投与 してもよい。 本発明はまた、構造式Iの化合物またはその薬学的に許容された塩を含有して なる薬学的組成物に関し、通常、そのような組成物はまた、薬学的担体または希 釈剤をも含有する。本発明の化合物を含有する組成物は、慣習的な技術により製 造すればよく、また慣習的な形態、例えばカプセル剤、錠剤、液剤または懸濁剤 等の形態にされてもよい。 使用される薬学的担体は、慣習的な固形または液状の担体でよい。固形担体の 例は、乳糖、石膏、蔗糖、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、 ステアリン酸マグネシウムおよびステアリン酸である。液状担体の例は、シロッ プ、ピーナッツ油、オリーブ油および水である。 同様に、該担体または希釈剤は、モノステアリン酸グリセリンまたは二ステア リン酸グリセリンのような当業者に公知の遅れて添加される物質を、単独若しく は、ワックスと混合してでも含有してよい。 もし経口投与用の固形担体が使用されるのであれば、その製剤は錠剤化するこ とができ、粉末若しくはペレットの形で硬ゼラチンカプセル中に納めることがで き、または口内錠剤若しくはトローチ剤の形態とすることができる。固形担体の 量は広範囲に変化し得るが、通常約25mgから約1gであろう。もし液状担体 が使用されるのであれば、その製剤は、シロップ、乳化剤、軟ゼラチンカプセル または水溶性若しくは非水溶性液体懸濁液若しくは溶液のような滅菌注射用液剤 の形態であり得る。 概して、本発明の化合物は、50−200mgの活性成分を単位用量中に具備 する、または単位用量中に薬学的に許容された担体と共に具備した単位用量形態 に製剤される。 本発明に従う該化合物類の用量は、薬として患者に投与する場合、例えばヒト に対しては、1mg/日から500mg/日、例えば一回当たり100mgであ る。 慣習的な錠剤化技術により製剤された典型的な錠剤は、以下を含有する。: コア部 活性化合物(遊離化合物またはその塩として) 100mg コロイド状二酸化シリコン(アエロシル:Aerosil,TM) 1.5mg セルロース、微結晶(アビセル:Avicel,TM) 70mg 改良セルロースゴム(Ac-Ci-Sol,TM) 7.5mg ステアリン酸マグネシウム 被覆部 HPMC 約9mg* マイワセット(Mywacett,TM9-40T) 約0.9mg* フィルムコーティングのための可塑剤として使用するアシル化モノグリセリド 投与の経路は、該活性成分を適切な、または望ましい作用部位に効果的に輸送 するものであれば、経口または非経口、例えば直腸内、経皮、皮下、静脈内、尿 道内、筋肉内、局所的、鼻腔内、眼科用溶液若しくは眼科用軟膏等の如何なる経 路でもよいが、経口経路が好ましい。 例 構造式Iの化合物の製造方法について、次に述べる例において更に説明するが 、それらの例は制限的なものとして解釈されるべきものではない。 以下の記述において、DMFはN,N−ジメチルホルムアミド、TEAはトリ エチルアミン、MIBKはメチルイソブチルケトン、TLCは薄層クロマトグラ フィーおよびTHFはテトラヒドロフランであり、CDCl3は重水素クロロホ ルムおよびDMSO−d6はヘキサ重水素ジメチルスルフォキシドである。当該 化合物の構造は元素分析かNMRかのどちらかによって確認し、適切な場合には 、標題化合物における特徴的なプロトンに割り当てられたピークが示されている 。NMRシフト(δ)は百万分の1(ppm)で示した。M.p.は融解温度で あり、℃で示した。カラムクロマトグラフィーはスティル等により記述された技 術(W.C.Still et al,J.Org.Chem.1978,43,29232925,on Merck silica gel 60 (art,9385))を用いて遂行した。出発物質として使用した化合物は、公知の化合 物であるかまたは本質的に公知の方法により前もって製造できる化合物であるか のどちらかである。 例1 3-クロロ-1-(9H-カルバゾール-9-イル)プロパン/3-ブロモ-1-(9H-カルバゾール- 9-イル)プロパン(化合物1) カルバゾール(50.0g,0.3mol)を乾燥DMF(1.5L)中に溶解した。NaH(60% 油中、18.8g、0.45mol)を窒素ガス存在下で添加した。その反応混合物を常温で 3時間で攪拌した。生じたナトリウム塩に、激しく攪拌しながら注意深く乾燥D MF(0.5L)中の1−ブロモ−3−クロロプロパン溶液を添加した。その混合物を 室温で10時間攪拌した。溶媒を真空で除去した。残渣油をCH2Cl2(350mL) に溶解し、水(3×100mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、溶媒を真 空で除去し、黄色油を得た。この油を、冷n−ヘプタン(3×50mL)ですりつぶ し、その沈殿物を回収した。これにより標題化合物(48.3g、66%)を黄色固体 として得た。M.p.39−40℃。1H−NMR(δCDCl3):2.3−2 .5(m、2H);3.4(t、1H);3.55(t、1H);4.55(d 、t、2H);7.35(m、2H);7.5(d、2H);8.1(d、2H )。その生成物を3−ブロモ−誘導体および3−クロロ誘導体の1:1混合物と して単離した。 例2 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(4-メチオキシフェニル)ピペリ ジン-4-オール塩酸塩(化合物2) 4−(4−メトキシフェニル)ピペリジン−4−オール(1.0g、0.004mol)を乾 燥DMF(30mL)中に溶解した。K2CO3(2.8g、0.021mol)、KI(0.7g、0. 004mol)および化合物1(1.0g、0.004mol)を添加し、生じた混合物を90℃で9 6時間攪拌した。その反応混合物を濾過し、溶媒を真空で除去した。残渣油を酢 酸エチル(200mL)に溶解し、二回水で(75mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し 、濾過し、真空で乾燥するまで濃縮した。この粗生成物をシリカゲルカラム(溶 出液:CH2Cl2/エタノール/25%NH4OH(aq)(92.75:7:0. 25)上で精製した。単離した生成物をジエチルエーテル中の2MHCl(g)液 で酸性化した。生じた固体をエタノールから結晶化し、標題化合物0.7g(39% )を得た。M.p.159−162℃。 例3 3-ヨード-1-(9H-カルバゾール-9-イル)プロパン(化合物3) 化合物1(17.5g、0.072mol)をアセトン(800mL)に溶解し、NaI(51.25g、0. 342mol)を添加した。生じた混合物を8時間還流し、室温で一晩で放置した。そ の反応混合物を濾過し、溶媒を真空下で除去した。この残渣油をCH2Cl2(500 mL)に溶解し、5%Na223(aq)(150mL)、水(200mL)、塩水(150mL)で洗浄し 、乾燥(MgSO4)し、濾過して真空で乾燥するまで濃縮し、17gの固体を得た 。酢酸エチル/n−ヘプタン(25:100)からの結晶化は、標題化合物7.55 g(31%)を得た。M.p.152−156℃。 例4 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン-4-オール 塩酸 塩(化合物4) 化合物3(2.5g、0.0054mol)を乾燥DMF(80mL)中に溶解し、4−フェニルピ ペリジン−4−オール(0.82g、0.0046mol)およびTEA(0.55g、0.0054mol)を添 加した。生じた混合物を50−60℃で12時間攪拌した。その反応混合物を真 空で蒸発し、残渣油をシリカゲルカラム上(溶出液:1)CH2Cl22)CH2 Cl2/メタノール(95:5))で精製した。その生成物をジエチルエーテル 中の2MHCl(g)液で酸性化し、標題化合物1.94g(72%)を固体として得た。M .p.145−150℃。 例5 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(2-メトキシフェニル)ピペリジ ン-4-オール塩酸塩(化合物5) 化合物1(0.879g、0.0036mol)をメチルイソブチルケトン(MIBK)(80mL) 中に溶解した。4-(2-メトキシフェニル)ピペリジン-4-オール(1.123g、0.0054m ol)およびK2CO3(1.99g、0.0145mol)を添加した。生じた混合物を還流温度で 12時間攪拌した。その反応混合物を濾過し、溶媒を真空下で除去した。残渣油 をシリカゲルカラム(溶出液:CH2Cl2/エタノール/25%NH4OH(aq) (92.75:7:0.25))上で精製した。その生成物をジエチルエーテル 中の2MHCl(g)液で酸性化し、標題化合物1.1g(68%)を得た。M.p. 228℃で分解。 例6 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-3-メチル-4-(4-メトキシフェニル )ピペリジン-4-オール塩酸塩(化合物6) 化合物1(3.08g、0.0126mol)をMIBK(60mL)中に溶解し、4-(4-メトキシフ ェニル)-3-メチルピペリジン-4-オール(4.0g、0.0189mol)およびK2CO3 (6.97g、0.0505mol)を添加した。生じた混合物を還流温度で12時間攪拌した。 その反応混合物を濾過し、溶媒を真空下で蒸発した。残渣油をシリカゲルカラム 上(溶出液:CH2Cl2/エタノール/25%NH4OH(aq)(92.5:7: 0.5))で精製し、3.69g(69%)の白色固体を得た。1.5gの試料をジメチルエ ーテル中の2MHCl(g)液で酸性化し、標題化合物1.42gを得た。M.p.23 0.5−231.5℃で分解。 例7 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-4-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-オール塩 酸塩(化合物7) 化合物3(2.58g、0.0056mol)を乾燥DMF(80mL)中に溶解し、4-(4-クロロフ ェニル)ピペリジン-4-オール(1.0g、0.0047mol)およびK2CO3(0.57g、0.0056 mol)を添加した。生じた混合物を50−60℃で12時間攪拌し、室温で48時 間攪拌した。その反応混合物を乾燥するまで真空で濃縮し、CH2Cl2(100mL) を添加した。有機層を5%NaHCO3(aq)(100mL)、塩水(50mL)で洗浄し、乾燥 (MgSO4)し、濾過し、溶媒を真空で蒸発させ、4.8gの油状物質を得た。こ の残渣油をシリカゲルカラム(溶出液:酢酸エチル/n−ヘプタン(1:1)) 上で精製した。生成物をジエチルエーテル中の2MHCl(g)液で酸性化し、標 題化合物1.6g(75%)を得た。M.p.194.5−195.5℃。 例8 (2S)-3-ブロモ-2-メチル-1-((テトラヒドロピラン-2-イル)オキシ)プロパン( 化合物8) ピリジニウム-4-トルエンスルフホネート(PPTs)(0.81g、0.0072mmol)を 乾燥CH2Cl2(30mL)に溶解し、(S)−(+)−3−ブロモ−2−メチル−1 −ブロパノール(1.1g、7.2mmol)および2,3−ジヒドロ−4H−ピラン(DH P)(0.60g、7.2mmol)を添加した。その混合液をN2ガスの存在下において 、室温で5時間攪拌した。ジエチルエーテル(20mL)を添加し、生じた混合物を塩 水(820mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、溶媒を真空で除去した。これにより 粗生成物の得て、それによりボール−チューブ−蒸留(90℃/0.1mmHg)にお いて標題化合物を1.07g(63%)を得た。 例9 (2S)-3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル-1-((テトラヒドロピラン-2-イル) オキシ)プロパン(化合物9) カルバゾール(1.42g、0.0085mol)を乾燥DMF(40mL)に溶解し、NaH(60% 油中に分散)(0.443g、0.0111mol)を添加した。常温で45分間攪拌した後、化合 物8(2.02g、0.0085mol)を添加し、攪拌を室温で18時間、継続した。水(20m L)を添加した。CH2Cl2(3×20mL)で抽出し、有機層を乾燥(MgSO4) させ、その溶媒を真空で蒸留し、油状物質を得た。その粗生成物のシリカゲルカ ラム上(1:溶出液:酢酸エチル/n−ヘプタン(1:8)、および2)溶出液 :酢酸エチル/トルエン(1:9))での二回の精製により標題物質0.59g(21% )を油状物質として得た。 例10 (S)-3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル-1-プロパノール(化合物10) 化合物9(0.47g、0.0145mol)をピリジニウム−4−トルエンスルホネート(P PTs)(0.037g、0.151mol)をエタノール(20mL)中で混合した。生じた混合物を 50℃で24時間攪拌した。溶媒を真空で蒸留した。粗生成物のシリカゲルカラ ム上(溶出液:酢酸エチル/n−ヘプタン(1:1))での精製により、標題物 質0.226g(65%)を固体として得た。M.p.80−81℃。 例11 (S)-1-((3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル)-1-プロピル)-4-フェニルピペ リジ ン-4-オール塩酸塩(化合物11) 化合物10(0.22g、0.0009mol)を乾燥ジエチルエーテル(30mL)に溶解し、乾燥 ジエチルエーテル(5mL)中のTEA(0.23g、0.0023mol)および塩化メタンスルホ ニル(0.158g、0.0014mol)溶液に添加した。生じた混合物を窒素ガス存在下で常 温で5時間攪拌した。水(10mL)の添加の後、反応混合物を激しく10分間攪拌し 、層を分離し、有機層の乾燥(MgSO4)およびその溶媒の真空での蒸留によ りメシレート(0.290g、99%)を得た。メシレートをMIBK(25nL)に溶解した。 K2CO3(0.380g、0.0028mol)および4−フェニルピペリジン−4−オール(0.19 6g、0.0011mol)を添加した。生じた混合物を窒素ガス存在下で70℃72時間攪 拌した。溶媒を真空で蒸発した。水(15mL)の追加、CH2Cl2(3×20mL)での 抽出、有機層の乾燥(MgSO4)および溶媒の真空での蒸留により油状物質を 得た。残渣油をシリカゲルカラム(溶出液:CH2Cl2/MeOH(9:1)) 上で精製し、ジエチルエーテル中の2MHCl(g)液で酸性化した。これにより 標題化合物0.155g(39%)を得た。M.p.239℃。 例12 (R)-3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル-1-プロパノール(化合物12) カルバゾール(0.50g、3.0mmol)を乾燥DMF(20mL)に溶解し、NaH(60%油 中に分散)(0.36g、9.0mmol)を添加した。生じた混合物をN2ガス存在下において 25℃で30分間攪拌した。(R)−(−)−3−ブロモ−2−メチル−1−プ ロパノール(1.14g、7.5mmol)を4分割で10分の期間をかけて添加し、その混合 物を45℃で48時間攪拌した。溶媒を真空で除去した。水(20mL)の添加、CH2 Cl2(3×20mL)での抽出、有機溶媒層の乾燥(MgSO4)および溶媒の真 空での蒸発により油状物質を得て、それをシリカゲルカラム(溶出液:酢酸エチ ル/n−ヘプタン(1:1))上での精製をした。これにより標題物質0.16g(23 %)を白色固体として得た。M.p.80−81℃。 例13 (R)-1-((3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル)-1プロピル)-4-フェニルピペリ ジン-4-オール塩酸塩(化合物13) 該化合物を、化合物11において説明したのと同様な方法で、化合物12(0.1 6g、0.71mmol)を出発物質として合成した。メシレートを乾燥ジエチルエーテル( 20mL)中で塩化メタンスルホニル(0.115g、1.0mmol)およびTEA(0.169g、1.7mm ol)と反応させることにより処理した。化合物11の記述の通り、MIBK(20mL )中で4−フェニルピペリジン−オール(0.142g、2.0mmol)およびK2CO3(0.277g、 2.0mmol)との反応の後、メシレートは標題化合物に変換された。シリカゲルカラ ム上での精製と、該化合物の塩酸塩としての沈殿により標題化合物0.080g(20%) を得た。M.p.239℃。 例14 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(2-トリル)ピペリジン-4-オー ル塩酸塩(化合物14) 乾燥DMF(40mL)中の4−(2−トリル)ピペリジン−4−オール(0.71g、3. 7mmol)、化合物1(1.81g、7.4mmol)、K2CO3(2.57g、18.6mmol)およびKI(0. 31g、1.9mmol)を7日間、90−100℃で攪拌した。溶媒を真空で除去し、水( 20ml)を添加した。生じた混合物をCH2Cl2(3×30mL)で抽出し、その合わ せた有機層を乾燥(MgSO4)した。溶媒を真空で蒸留し、残渣をシリカゲル カラム上(溶出液:CH2Cl2/メタノール(95:5))で精製した。これに より遊離塩基(0.288g、20%)を固体として得た。100mgの試料の、ジエチルエー テル中の2MHCl(g)液による塩酸塩への変換によって標題化合物0.035g(6%) を得た。M.p.183−185℃。 例15 3-クロロ-1-(3-エチル-9H-カルバゾール-9-イル)プロパン/3-ブロモ-1-(3-エチ ル- 9H-カルバゾール-9-イル)プロパン(化合物15) 該化合物を例1において説明したのと同様な方法で合成した。3−エチルカル バゾール(2.0g、0.0102mol)のNaH(0.27g、0.0112mol)による処理は、DMF 中の1-ブロモ-3-クロロプロパン(1.77g、0.0112mol)の添加により達成され、標 題化合物2.3g(82%)を黄色油状物質として得た。1H−NMR(δ、CDCl3) :1.35(t、3H);2.4(m、2H);2.8(q、2H);3.35 (t、1H);3.45(t、1H);4.35(t、2H);7−7.4(m 、4H);7.9(s、2H);8.1(d、2H)。該生成物は、3−ブロモ 誘導体および3−クロロ誘導体の1:1の混合物として単離された。 例16 1-(3-(3-エチル-9Hカルバゾール-9イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン-4- オール(化合物16) 該化合物は、例2において説明したのと同様な方法で、DMF中で化合物15 (2.17g、0.0080mol)、4-フェニルピペリジン-4-オール(1.21g、0.0069mol)およ びTEA(2.44g、0.00240mol)の混合により合成され、標題化合物0.22g(6%)を 得た。M.p.215.5−216℃。 例17 3-クロロ-1-(3-ニトロ-9H-カルバゾール-9-イル)プロパン(化合物17) 該化合物は、3−ニトロカルバゾール(0.5g、0.0024mol)、NaH(0.06g、0.0 026mol)および1-ブロモ-3-クロロプロパン(0.41g)を混合して合成した。 例18 1-(3-(3-ニトロ-9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン- 4-オール塩酸塩(化合物18) 該化合物は、例2において説明したのと同様な方法で、DMF中で化合物17 (0.47g、0.0016mol)、4-フェニルピペリジン-4-オール(0.29g、0.0016mol)およ びTEA(0.66g、0.0065mol)を混合して合成し、標題化合物0.29g(39%)を得た 。M.p.233−234℃で分解。 例19 3-クロロ-1-(3-アセチル-9H-カルバゾール-9-イル)プロパン(化合物19) 乾燥DMF(20mL)中に3-アセチルカルバゾール(1.0g、0.0048mol)を溶解し 、NaH(50%油中)(0.13g、0.0053mol)を添加した。生じた混合物を室温で1時 間攪拌した。反応混合物を滴下により、DMF(20mL)中の1−ブロモ−3−クロ ロプロパン(0.83g、0.0053mol)溶液に添加した。生じた混合物をN2ガス存在下 において60時間攪拌した。その溶媒を真空で除去し、残渣をシリカゲルカラム (溶出液:CH2Cl2)上で精製した。これにより標題化合物0.70g(51%)を得 た。M.p.109−111℃。 例20 1-(3-(3-アセチル-9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジ ン-4-オール塩酸塩(化合物20) DMF(40mL)中の化合物19(0.70g、0.0025mol)溶液に、4-フェニルピペリジ ン-4-オール(0.43g、0.0025mol)およびTEA(1.01g、0.010mol)を添加した。そ の反応混合物を80℃でN2ガス存在下で72時間加熱した。溶媒を減圧ゲイブ で蒸留し、残渣を添加された4-フェニルピペリジン-4-オール(0.43g、0.0025mol )およびTEA(1.01g、0.010mol)上で精製した。その反応混合物を80℃でN2 ガス存在下で72時間加熱した。溶媒を減圧ゲイブで蒸留し、残渣をシリカゲル カラム(溶出液:CH2Cl2/メタノール(19:1))上で精製した。ジエチ ルエーテル中の1.22MHClによる酸性化により、標題化合物 (0.50g、43%)を固体として得た。M.p.225−226℃。 例21 ピペリジン-4-オール類の合成のための一般的な方法: 1-アセチル-4-(2-トリル)ピペリジン-4-オール N2ガス存在下で乾燥ジエチルエーテル(100mL)により遮蔽したマグネシウムタ ーニング(turning:1.82g、0.075mol)に、2-ブロモトルエン(14.22g、0.083mol) を滴下により添加した。約1/5の臭化物の添加の後、反応をその混合物を穏や かに加熱することにより開始した。残りの2−ブロモトルエンを5分の期間をか けて添加した。添加が完了したとき、生じた混合物を1.5時間還流した。1− アセチル−4−ピペリドン(9.53g、0.068mol)を滴下により常温で添加し、ジエ チルエーテル(100mL)を添加した。反応混合物を還流温度で30分間攪拌し、室 温で1時間攪拌した。4MNH4Cl(aq)(100M)を添加して層を分離した。有機 層を塩水(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、溶媒を真空で蒸留した。残渣 油をシリカゲルカラム(溶出液:CH2Cl2/メタノール(19:1))上で精 製し、標題物質1.31g(8%)を得た。M.p.145−146℃。 4-(2-トリル)ピペリジン-4-オール塩酸塩 1−アセチル−4−(2−トリル)ピペリジン−4−オール(1.25g、0.0054mo l)、エタノール(30mL)および1MNaOH(aq)(25mL)の混合物を18時間還流し た。溶媒を真空で蒸留し、水(30mL)を添加した。CH2Cl2(3×30mL)によ る抽出、有機層を乾燥(MgSO4)、溶媒の真空での蒸発により、生成物の遊 離塩基(0.800g、78%)を固体として得た。分析用試料(90mg)をジエチルエーテル 中の2MHCl(g)で塩酸塩に変換し、エタノール/ジエチルエーテルから再結 晶化した。これにより標題化合物0.034g(32%)を得た。M.p.250−251 ℃。 例22 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-ヒドロキシ-1-プロピル)-4-(4-メトキシフェ ニル)ピペリジン-4-オール塩酸塩(化合物21) 4-(4-メトキシフェニル)ピペリジン-4-オール(0.50g、0.0024mol)を4−メチ ル−ペンタン−2−オン(35mL)に溶解し、K2CO3(1.33g、0.0096mol)および 9−(3−クロロ−2−ヒドロキシ−1−プロピル)カルバゾール(0.42g、0.00 16mol)を添加し、生じた混合物を還流温度で一晩で攪拌した。反応混合物を濾過 し、溶媒を真空で除去した。その残渣油をシリカゲルカラム(溶出液:CH2C l2/エタノール/25%NH4OH(aq)(92.75:7:0.25))上で精 製した。生成物をジエチルエーテル中の2MHCl(g)で酸性化し、標題化合物 0.39g(51%)を得た。M.p.125℃。 例23 3-クロロブタノイルクロリド(化合物22) 3−クロロブタン酸(2.38g、0.019mol)を注意深く塩化チオニル(2.77g、0.023 mol)に添加し、生じた混合物を80℃で15分間加熱した。過剰の塩化チオニル を真空で除去し、標題化合物を粗生成物2.19g(80%)として得て、更なる精製は せずに例25において使用した。 例24 1-(9H-カルバゾール-9-イル)-3-クロロブタン-1-オン(化合物23) 化合物22(1.12g、0.0079mol)とカルバゾール(1.21g,0.0079mol)の無水トル エン(50mL)中の混合物を還流温度で72時間加熱した。反応混合物を真空で濃縮 し、その残渣をシリカゲルカラム(溶出液:n−ヘプタン/酢酸エチル(8:1 ))上で精製した。単離した生成物をn−ヘプタン/酢酸エチル(8:1)から 結晶化し、該標題化合物0.33g(17%)を得た。M.p.103。 例25 3-クロロ-1-(9H-カルバゾール-9-イル)ブタン(化合物24) 無水THF(10mL)の化合物23(0.29g、0.0011mol)の冷やした(5℃)溶液に ボロン四フッ化ジエチルエテレート(50%ジエチルエーテル中、0.20g)およびN aBH4(0.04g、0.0011mol)を添加した。生じた混合物を50℃で一晩で加熱し た。その反応混合物の水蒸発(aqueous work up)の後、残渣をシリカゲルカラム (溶出液:n−ヘプタン/CH2Cl2(1:1))上で精製し、標題化合物0.10 g(36%)を無色油状物質として得た。 例26 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-メチル-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン- 4-オール塩酸塩(化合物25) 化合物24(0.12g、0.0048mol)、4-フェニルピペリジン-4-オール(0.10g、0.0 058mol)、Nal(0.09g、0.0006mol)、K2CO3(0.2g、0.0014mol)および乾燥D MFの混合物を還流温度で24時間加熱した。反応混合物を濾過し、溶媒を真空 で除去した。残渣をシリカ上で精製した。 例27 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-ヒドロキシ-1-プロピル)-4-フェニルピペリ ジン-4-オール塩酸塩(化合物26) 4−フェニルピペリジン−4−オール(0.77g、0.0043mol)を4−メチルペンタ ン−2−オン(40mL)に溶解し、K2CO3(1.59g、0.0116mol)および9−(3−ク ロロ−2−ヒドロオキシ−1−プロピル)カルバゾール(0.75g、0.0029mol)を添 加し、生じた混合物を還流温度で一晩で攪拌した。反応混合物を濾過し、溶媒を 真空で除去した。残渣油をシリカゲルカラム(溶出液:CH2Cl2/エタノール /25%NH4OH(aq)(92.75:7:0.25))上で精製し、更にシリ カゲルカラム(溶出液:勾配1)酢酸エチル/メタノール(20:1);2)酢 酸エチル/メタノール(3:1);3)CH2Cl2/メタノール(9:1 ))上で精製した。その生成物をジエチルエーテル中の2MHCl(g)で酸性化 し、標題化合物0.77g(61%)を得た。M.p.193−224℃で分解。 例28 (S)-1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル-1-プロピル)-4-(4-メトキシフェ ニル)ピペリジン-4-オール塩酸塩(化合物27) 化合物10(2.60g、0.0109mol)を無水トルエン(50mL)に溶解し、その混合物を 2℃に冷却した。TEA(3.29g、0.0326mol)および塩化メタンスルホニル(1.86g 、0.0163mol)を注意深く添加した。生じた混合物を室温で1.5時間攪拌し、水 (50mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(5-mL)で抽出した。合わせた水層を トルエン(40mL)で抽出した。有機層を塩水で洗浄し、乾燥(MgSO4)した。 溶媒を真空で除去し、メシレート(3.2g)を得た。このメシレート(1.55g、0.0049 mol)を4−メチルペンタン−2−オン(50mL)に溶解した。(40mL)。有機層を塩水 で洗浄し、乾燥(MgSO4)した。溶媒を真空で除去し、メシレート(3.2g)を 得た。このメシレート(1.55g、0.0049mol)を4−メチルペンタン−2−オン(50m L)に溶解した。4−(4−メトキシフェニル)−ピペリジン−4−オール(1.52g 、0.0073mol)およびK2CO3(2.69g、0.0195mol)を添加し、生じた混合物を還流 温度で72時間加熱した。この反応混合物を濾過し、溶媒を真空で除去した。残 渣油をシリカゲルカラム(溶出液:CH2Cl2/エタノール/25%NH4OH(aq )(250:9:1)上で精製した。生成物をジエチルエーテル中の2MHCl( g)で酸性化し、標題化合物1.23g(54%)を得た。M.p.157℃で分解。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ソキルデ、ビルジッテ デンマーク国、デーコー−3500 ベルロ セ、ビルケゴルデン 48 (72)発明者 ソレンセン、ペル・オラフ デンマーク国、デーコー−2000 フレデリ クスベルグ、レイル 21、ホビッツベイ 14 4.サル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 構造式Iの化合物または薬学的に許容され得るその塩。 [ここで、R1およびR2は、独立して水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ基、−( CH2n−(C=O)−(CH2mCH3、−NR910、−SONR1112、− COOR13、−CONR1415、C1-6−アルキル、C1-6−アルコキシ、三フッ 化メチルまたは三フッ化メトキシ(R9、R10、R11、R12、R13、R14および R15は、それぞれ独立に、水素、C1-6−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-6 −アルキニルであり、nおよびmは、独立して0、1、2、3または4であ る); R3はC1-5−アルキレン(所望により1若しくは2のC1-6−アルキルで置換さ れてもよい)であり; R4は水素またはC1-6−アルキルであり; R5およびR6は、独立して水素、ハロゲン、水酸基、ニトロ基、−NR1617、 −COOR18、C1-6−アルキル、C1-6−アルコキシ、三フッ化メチルまたは三 フッ化メトキシであり(R16、R17およびR18は独立して、水素、C1-6−アル キル、C2-6−アルケニルまたはC2-6−アルキニルである)、; Zは、−(CH2p(C=O)−(CH2qCH3、−COOR19であり(pおよびqは独立して0、1、2、3または4である); R19は水素、C1-6−アルキル、C2-6−アルケニルまたはC2-6−アルキニルで あり; Xは−NH−、酸素または硫黄であり; R7は、水素、C1-6−アルキル、C2-6−アルケニル、C2-6−アルキニル、フェ ニル、C3-7−シクロアルキル、−OR8若しくは−SR8(R8は水素若しくはC1-6 −アルキルである)]: 2. 請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されたその塩であって 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(4-メトキシフェニル)ピペリジ ン-4-オール、 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン-4-オール 、 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル-4-(2-メトキシフェニル)ピペリジ ン-4-オール、 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル-3-メチル-4-(4-メトキシフェニル) ピペリジン-4-オール、 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル-4-(4-クロロフェニル)ピペリジン- 4-オール (S)-1-((3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル)-1-プロピル)-4-フェニルピペ リジン-4-オール (R)-1-((3-(9H-カルバゾール-9-イル)-2-メチル)-1-プロピル)-4-フェニルピペ リジン-4-オール 1-(3-(9Hカルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(2-トリル)ピペリジン-4-オール 1-(3-(3-エチル-9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジン- 4-オール、 1-(3-(9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-(2,4-ジメトキシフェニル)ピペ リジン-4-オール、 1-(3-(3-ニトロ-9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル-4-フェニルピペリジン-4 -オール、 1-(3-(3-アセチル-9H-カルバゾール-9-イル)-1-プロピル)-4-フェニルピペリジ ン-4-オール、 である化合物。 3. 請求項1に記載の化合物の製造方法であって、 a)構造式IIの化合物を [ここでR1,R2およびZは前述の通りである] 構造式IIIの化合物と反応させること;または [ここでR3、R4、R5およびR6は前述の通り、Xは脱離基 である] b)化合物IVの化合物を [ここでR1、R2、R3、ZおよびXは前述の通りである] 構造式Vの化合物と反応させること;または [ここでR4、R5およびR6は前述の通りである] c)構造式VIの化合物を [ここでR1、R2、R3、R4およびZは前述の通りである] 構造式VIIの化合物と反応させること [ここでR5、R6およびYは前述の通りである] を特徴とする製造方法。 4. 薬学的に許容される担体または希釈剤と共に、請求項1に記載の化合物を 活性成分として含有する薬学的組成物。 5. GAT−4サブタイプ担体を介したGABA取り込みの阻害に関連する中 枢神経系疾患の治療に適する薬学的組成物であって、薬学的に許容される担体ま たは希釈剤と共に、請求項1に記載の化合物の有効量を含有する薬学的組成物。 6. 請求項4または5の何れかに記載の薬学的組成物であって、投与単位当た り0.5mgから1000mgの請求項1の化合物を含有する薬学的組成物。 7. GAT−4サブタイプ担体を介したGABA取り込み阻害に関連した中枢 神系疾患に対する治療方法であって、請求項1の化合物の有効量を、当該治療を 必要とする対象に投与することを具備する治療方法。 8. GAT−4サブタイプ担体を介したGABA取り込み阻害に関連した中枢 神経系疾患に対する治療方法であって、請求項5の薬学的組成物を、当該治療を 必要とする対象に投与することを具備する治療方法。 9. 請求項1の化合物の使用であって、GAT−4サブタイプ担体を介したG ABA取り込み阻害に関連した中枢神経疾患に対する治療用医薬品製剤を製造す るための使用。
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