JPH1148015A - ドリル - Google Patents

ドリル

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Publication number
JPH1148015A
JPH1148015A JP9227142A JP22714297A JPH1148015A JP H1148015 A JPH1148015 A JP H1148015A JP 9227142 A JP9227142 A JP 9227142A JP 22714297 A JP22714297 A JP 22714297A JP H1148015 A JPH1148015 A JP H1148015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
drilling machine
drill body
length
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9227142A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Hamanaka
重信 濱中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamanaka Nut Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Hamanaka Nut Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hamanaka Nut Manufacturing Co Ltd filed Critical Hamanaka Nut Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9227142A priority Critical patent/JPH1148015A/ja
Publication of JPH1148015A publication Critical patent/JPH1148015A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃長が短くなるまで使用でき、しかも厚いワ
ークにも正確な穴をあけることのできるドリルを提供す
る。 【解決手段】 ボール盤等の穴あけ機械に取付けられ、
回転駆動されて被穿孔部材に穴をあけるドリルにおい
て、先端にのみ刃を、外周面に螺旋状の切刃を有するド
リル本体(10)と上記穴あけ機械に取付けられるホルダー
(20,22) とを別体に形成して相互に着脱可能に螺合し、
ホルダーをドリル本体の再研磨による長さの変化に応じ
てホルダー長さを選択可能とする。その螺合のためのね
じは穴あけ機械の回転によって螺合しうるねじとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドリルに関し、特に
刃長が短くなるまで使用でき、しかも厚いワークに対し
ても正確な穴をあけられるようにしたドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークに穴あけを行う場合、ボール盤や
マシニングセンター等の汎用穴あけ機械、専用穴あけ機
械を用い、ドリルで穴あけを行うことが多い。現在使用
されているドリルは図3に示されるように、先端にのみ
刃を、外周面に螺旋状の切刃を有するドリル本体50、
穴あけ機械に取付けられるホルダー部51及び両者の間
に設けられる柄52から構成されている。
【0003】通常、ドリル本体50の先端のみ刃はシン
ニングを行って切削抵抗を小さくし、ワークへの喰い込
みを確保することが行われているが、多数のワークに穴
あけを行った場合、ドリル先端ののみ刃が磨耗してワー
クへの喰い込み性能が劣ってくることから、先端のみ刃
を再研磨することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のドリ
ル先端の再研磨は理論的にはドリル本体50の切刃のあ
るところ、即ちドリル本体50の根元まで可能である
が、図4に示されるように、ドリル本体50の刃長L0
が短くなって穴あけに寄与するドリルの有効長さがワー
ク60の厚みL以下になると、ドリルがワーク60を貫
通できないことから、ドリルの有効長さがワーク60の
厚みL以下になるまで再研磨することはできない。その
結果、従来は穴あけを行うべきワーク60が厚い場合に
はドリル本体50に大部分の切刃を残したままで使用で
きなくなるという問題があった。
【0005】これに対し、ドリルの柄を長くする方法が
提案されるが、ドリルの全長が長くなると、穴あけ中に
ドリルの振れが起こって穴径が大きくなったり、ドリル
の曲がりが起こったりする。また、穴あけ機械のドリル
の送りストロークにも限度があり、ドリルの全長が長い
新品の時には使用できないこともある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑み、刃長が短く
なるまで使用でき、しかも厚いワークに対しても正確な
穴をあけることのできるようにしたドリルを提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るド
リルは、ボール盤等の穴あけ機械に取付けられ、回転駆
動されてワークに穴をあけるドリルにおいて、先端にの
み刃を、外周面に螺旋状の切刃を各々有するドリル本体
と、上記穴あけ機械に取付けられるホルダーとが別体に
形成されて相互に着脱可能に螺合されており、上記ドリ
ル本体の再研磨による長さの変化に応じて上記ホルダー
の長さを選択可能となしたことを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つはドリル本体とホルダ
ーを別体にし、ドリル本体の長さに応じてホルダーの長
さを選択できるようにした点にある。これにより、ドリ
ル本体を再研磨して刃長が短くなってもホルダーの長さ
を選択して適切なドリル有効長さに設定できるばかりで
なく、ボール盤等のドリルの送りストロークとの関係で
使用が制限されることもない。また、従来のように柄を
長くしていないので、穴あけ中にドリルの振れが起こっ
て穴径が大きくなったり、ドリルの曲がりが起こったり
することはなく、正確な穴あけができる。
【0009】ドリルには柄のある形式と、柄のない形式
とがある。柄のない形式の場合にはホルダーをドリル本
体に直接螺合させればよい。他方、柄のある形式の場
合、柄とホルダーとを螺合させればよい。即ち、本発明
に係るドリルは、ボール盤等の穴あけ機械に取付けら
れ、回転駆動されて被穿孔部材に穴をあけるドリルにお
いて、ほぼ円柱状をなし、その外周面に螺旋状の切刃が
形成され、回転にて穴を穿設するドリル本体と、該ドリ
ル本体の後端に一体に形成され、その後端部分に雄ねじ
又は雌ねじが形成された柄と、上記ドリル本体とは別体
に形成され、相互に異なる長さを有し、先端部分に上記
柄の雄ねじ又は雌ねじと螺合しうる雌ねじ又は雄ねじが
形成され、上記穴あけ機械に上記ドリル本体の長さに応
じて選択的に取付けられる少なくとも2本のホルダーと
を備えたことを特徴とする。
【0010】また、ドリルの回転によって柄とホルダー
の雄ねじ及び雌ねじの螺合が外れるとドリル本来の機能
を発揮できず、好ましくない。そこで、柄及びホルダー
の雄ねじ及び雌ねじは穴あけ機械の回転によって螺合し
うるねじとするのがよい。
【0011】さらに、ドリル本体を最短まで再研磨して
も使用できるように、ホルダーのうちの最長のものは最
短となったドリル本体と組み合わされて厚いワークに対
するドリル有効長さを確保しうる長さに設定するのが好
ましい。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、ドリル本体の
先端が磨耗し、これを再研磨していって刃長が短くなっ
た場合、ドリル本体からホルダーを外し、適切な長さの
ホルダーを選択してドリル本体に螺合させることによっ
て適切なドリル有効長さに設定できる結果、ドリル本体
の根元まで再研磨して使用することができる。しかも、
ドリル自体の長さは従来と同じにできるので、ドリル長
さがボール盤等のドリルの送りストロークを越える長さ
になることがない。
【0013】また、ホルダーの長さを選択できるように
し、柄自体の長さは従来と同じにできるので、穴あけ中
にドリルの振れや曲がりが起こることはなく、正確な穴
あけができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す具
体例に基づいて説明する。図1及び図2は本発明のドリ
ルの好ましい実施形態を示す。本例のドリルはドリル本
体10と長さの異なる2本のホルダー20、22との組
合せから構成されている。
【0015】ドリル本体10は全体としてぼほ円柱状を
なし、その外周面には螺旋状に切刃が形成され、先端に
はのみ刃が形成され、のみ刃はシンニングされている。
また、ドリル本体10の後端には小径の柄11が一体に
形成され、該柄11の後端部分の外周面には雄ねじを有
する雄ねじ部12が一体に形成されている。
【0016】他方、2つのホルダー20、22はともに
ボール盤等の穴あけ機械のチャック等の取付部に取付け
られる形状をなし、該ホルダー20、22の先端部分に
は柄11の雄ねじ部12と螺合しうる雌ねじ21、23
が形成されている。
【0017】また、ホルダー20、22は相互に異なる
長さを有し、長いホルダー20はドリル本体10が根元
まで再研磨されて最短となった時にこれと組み合わされ
て厚いワーク60に対するドリル有効長さを確保しうる
長さに設定され、短いホルダー22は新品のドリル本体
10と組み合わして使用されてもボール盤等のドリルの
送りストロークを越えない長さに設定されている。
【0018】ドリル本体10が新品の場合、図2の(a)
に示されるように、短いホルダー22と組合せて使用す
るが、ドリル本体10が十分な長さを有するので、全体
として適切なドリル有効長さとなり、厚いワーク60に
対しても確実に穴あけを行うことができ、又ドリル全長
が長くなりすぎることがないので、ボール盤等の送りス
トロークとの関係で使用を制限されることもない。
【0019】ドリル本体10の先端の再研磨が繰り返さ
れてドリル本体10の長さが短くなると、図2の(b) に
示されるように、長いホルダー20と組合せて使用す
る。すると、ホルダー20が十分な長さを有するので、
ドリル本体10が短いにもかかわらず、ドリル全体とし
ては適切かつ十分なドリル有効長さとなり、厚いワーク
60に対しても確実に穴あけを行うことができる。その
結果、ドリル本体10は再研磨によって十分に短くなる
まで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るドリルの好ましい実施形態を示
す図である。
【図2】 上記ドリルの新品時(a) 及び短く再研磨した
時(b) における使用方法を示す図である。
【図3】 従来のドリルを示す図である。
【図4】 発明が解決しようとする課題を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ドリル本体 11 柄 12 雄ねじ 20 長いホルダー 21 雌ねじ 22 短いホルダー 23 雌ねじ 60 被穿孔部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール盤等の穴あけ機械に取付けられ、
    回転駆動されてワークに穴をあけるドリルにおいて、 先端にのみ刃を、外周面に螺旋状の切刃を各々有するド
    リル本体と、上記穴あけ機械に取付けられるホルダーと
    が別体に形成されて相互に着脱可能に螺合されており、
    上記ドリル本体の再研磨による長さの変化に応じて上記
    ホルダーの長さを選択可能となしたことを特徴とするド
    リル。
  2. 【請求項2】 ボール盤等の穴あけ機械に取付けられ、
    回転駆動されて被穿孔部材に穴をあけるドリルにおい
    て、 ほぼ円柱状をなし、その先端にのみ刃が、外周面に螺旋
    状の切刃が各々形成され、回転にて穴を穿設するドリル
    本体と、 該ドリル本体の後端に一体に形成され、その後端部分に
    雄ねじ又は雌ねじが形成された柄と、 上記ドリル本体とは別体に形成され、相互に異なる長さ
    を有し、先端部分に上記柄の雄ねじ又は雌ねじと螺合し
    うる雌ねじ又は雄ねじが形成され、上記穴あけ機械に上
    記ドリル本体の再研磨による長さの変化に応じて選択的
    に取付けられる少なくとも2本のホルダーとを備えたこ
    とを特徴とするドリル。
  3. 【請求項3】 上記柄及びホルダーの雄ねじ及び雌ねじ
    が上記穴あけ機械の回転によって螺合しうるねじである
    請求項2記載のドリル。
JP9227142A 1997-08-08 1997-08-08 ドリル Pending JPH1148015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227142A JPH1148015A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 ドリル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227142A JPH1148015A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 ドリル

Publications (1)

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JPH1148015A true JPH1148015A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16856153

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JP9227142A Pending JPH1148015A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 ドリル

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JP (1) JPH1148015A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144199U (ja) * 1987-03-12 1988-09-22
JPH068014A (ja) * 1992-06-26 1994-01-18 Maikoo Kk ツールホルダ用ブッシング

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144199U (ja) * 1987-03-12 1988-09-22
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