JPH114764A - 電気湯沸器 - Google Patents

電気湯沸器

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JPH114764A
JPH114764A JP15941297A JP15941297A JPH114764A JP H114764 A JPH114764 A JP H114764A JP 15941297 A JP15941297 A JP 15941297A JP 15941297 A JP15941297 A JP 15941297A JP H114764 A JPH114764 A JP H114764A
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Application number
JP15941297A
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English (en)
Inventor
Tetsumasa Kubota
哲正 久保田
Kenzo Takahashi
健三 高橋
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の開放時に容器内の蒸気が手などに直接
当たらず、内蓋の清浄性を向上させて、取扱い性の良い
電気湯沸器を得ること。 【解決手段】 上蓋8と下蓋10で構成される蓋体7、
蓋体7の下方に設けた内蓋24、蓋体7を開閉自在に軸
支するヒンジ装置4、蓋体7を本体に係止する掛金装置
16、掛金装置16を解除する開閉レバー23等を備
え、蓋体7の下蓋10と内蓋24を連結部材32で連結
し、蓋体7の開放に遅れて内蓋24が開放するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内の液体を加
熱保温して任意に取り出すことのできる電気湯沸器に係
り、より詳しくは、開放時に蒸気が手などに触れにくく
取扱い性が向上し、内蓋の清掃性が向上した蓋体の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の電気湯沸器の一例を示す縦
断面図である。図に示すように、電気湯沸器の本体40
内に有底筒状の容器41を収容して、その開口部41a
に開閉自在の蓋体42を設けたものである。そして、こ
の蓋体42は、外蓋43と内蓋44とからなり、内蓋4
4はネジ45などによって外蓋43に固定されている。
さらに内蓋44には容器41の開口部41aに対応して
蒸気入口部44aを開口し、外蓋43に設けた蒸気出口
部43aに蒸気通路46によって連通している。
【0003】また、蓋体42は本体40にヒンジ47に
よって開閉可能に支持されており、ヒンジ47の反対側
にはラッチ部48を備え、本体40と係着している。な
お、蓋体42にはラッチ部48との係合を脱するために
ラッチボタンが設けられている。内蓋44の外周縁には
シール用パッキン49が設けられ、蓋体42の閉塞時に
本体40の開口部41aの周縁に密着して、湯沸かし後
の蒸気や水、湯が容器41外に漏洩するのを防止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電気湯沸器によれば、湯が残っている状態で蓋体42を
開けると、容器41内の蒸気が一気に本体40外に立ち
昇り、取扱者の手や顔に当たるため、不快な思いをして
いた。また、水あかなどで汚れた内蓋44を洗うために
は、内蓋44が蓋体42に固定されているため、蓋体4
2を本体40から外して行わなければならず、いずれも
取扱い性に問題があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、蓋体の開放時に容器内の蒸気が手な
どに直接に当ることを防止し、さらに内蓋の洗浄性を向
上させて、取扱い性の良い電気湯沸器を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気湯沸
器は、次のように構成したものである。上蓋と下蓋で構
成される蓋体、蓋体の下方に設けた内蓋、蓋体を開閉自
在に軸支するヒンジ装置、蓋体を本体に係止する掛金装
置、掛金装置を解除する開閉レバー等を備え、蓋体の下
蓋と内蓋を連結部材で連結し、蓋体の開放に遅れて内蓋
が開放するようにした。
【0007】また、連結部材をほぼ紐状にしてその全長
を下蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、連結部材の
両端部に第1、第2の係止部を形成して第1の係止部を
下蓋に固定させると共に内蓋に連結部材の軸を滑動可能
に貫通させて第2の係止部が内蓋に係止するようにし、
蓋体が連結部材の長さ分だけ開放したのち第2の係止部
が内蓋に係止して内蓋が開放するようにした。
【0008】さらに、連結部材をほぼ紐状にしてその全
長を下蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、連結部材
の両端部に第1、第2の係止部を形成してそれぞれの係
止部を下蓋と内蓋のほぼ中央に設けた第1、第2の穴部
に嵌合させ、第1の係止部と間隔をもってフランジ状に
突設した抜止め座を設けて連結部材を第1の係止部と抜
止め座により下蓋に固定すると共に、内蓋の第2の穴部
に連結部材の軸を滑動可能に貫通させて第2の係止部が
内蓋の第2の穴部に係止するようにし、連結部材にバネ
座を介在させてバネ座と下蓋間にバネを介装してバネ座
を常時内蓋側に付勢し、蓋体が連結部材の長さ分だけ開
放するまで内蓋をバネ座の付勢力によって容器側に付勢
しておき、蓋体が連結部材の長さ分だけ開放したのち第
2の係止部が内蓋の第2の穴部に係止して内蓋が開放す
るようにした。
【0009】また、内蓋を蓋体に対し連結部材によって
着脱自在に取り付けた。さらに、連結部材を可撓性の材
料によって構成すると共に、内蓋に設けた第2の穴部に
弾性シール部材を取り付けて弾性シール部材に第3の穴
部を設け、第3の穴部に連結部材の第2の係止部を着脱
自在に嵌合した。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の縦断
面図、図2は図1の平面図、図3は図1の要部の側面
図、図4は図1の要部の正面図、図5は図1の要部の縦
断面図、図6は図1の要部の分解状態を示す縦断面図で
ある。図において、1は電気湯沸器の本体、2は本体1
内に収容した有底筒状の容器、2aは容器2の上部開口
部でフランジ2bを有している。
【0011】3は容器2の上部を支えるように設けられ
た本体1の上部を形成する上ケース、3aは上ケース3
に形成された蓋体(後述)を収容する凹部、3bは凹部
3aに設けた傾斜部で内周全域にわたって設けられてい
る。3cは傾斜部3bの下端に形成した平坦部で、容器
2はこの平坦部3c上にフランジ2bを載置して吊り下
げられている。
【0012】4は上ケース3の上端部に形成したヒンジ
部、5はヒンジ部4の反対側に形成した係止部、6はさ
らに前方に形成され容器2内の湯を外部に吐出するため
の吐出口である。7は上ケース3の凹部3a内に開閉自
在に収容した蓋体、8は蓋体7の上部を構成する上蓋、
9は上蓋8に開口した第1の蒸気口、10は蓋体7の下
部を構成する下蓋で、この下蓋10と上蓋8の間には空
間部11が形成されている。12は下蓋10に形成した
第2の蒸気口、13は下蓋10のほぼ中央に開口した第
1の穴部である。
【0013】14は上蓋8の一端に設けた軸部で、本体
1の上ケース3に設けたヒンジ部4に係止して蓋体7を
上下方向に開閉自在に軸支している。15は上蓋8の第
1の蒸気口9と下蓋10の第2の蒸気口12とをつなぐ
連通管で、上下端部は上蓋8と下蓋10のそれぞれの第
1、第2の蒸気口9,12の周囲を閉塞し、容器2内の
蒸気が他に漏れないように形成されている。
【0014】16はヒンジ部4と反対側の空間部11に
収納した掛金装置、17はこの掛金装置16を構成し下
蓋10に固着した保持部材、18はこの保持部材17上
を前後に駆動する係止部材、19はこの係止部材18を
前方に付勢するバネ、20は係止部材18を前後に移動
させるカム部材、21はカム部材20を回転させる回転
軸で、その一端が蓋体7の側面外部に突出している(図
2)。
【0015】22は回転軸21の一端に設けられた開閉
レバー(後述)を収納するため蓋体7上部の側部に形成
した凹所、23はこの凹所22内を回動する開閉レバー
で、この開閉レバー23を指で回転操作することにより
回転軸21が回転し、先端に設けられたカム部材20が
回転して、この回転操作で係止部材18が移動し、上ケ
ース3に形成した係止部5との係脱が行われる。すなわ
ち、開閉レバー23の一端を本体1の下方に向かって押
し下げると、カム部材20が反時計回り方向に回転し、
係止部材18を後退させ、係止部5から離れる(図2〜
図4)。
【0016】24は蓋体4の下方に設けた内蓋、25は
内蓋24に設けられ下蓋10に設けた第2の蒸気口12
に対応して開口された蒸気取入口、26は内蓋24のほ
ぼ中央に開口し、下蓋10の第1の穴部13とほぼ対応
させて設けた第2の穴部である。27は蒸気取入口25
に設けられ先端部が下蓋10の外面に密着して第2の蒸
気口9と連通する蒸気取入管で、耐熱性良好な弾性材料
で形成されている。したがって、容器2内で発生した蒸
気は、内蓋24の蒸気取入口25から蒸気取入管27、
下蓋10の第2の蒸気口12、連通管15を経て、上蓋
8の第1の蒸気口9から外部に放出される。
【0017】28は内蓋24の外周全域に設けたシール
パッキン部材である。ここで、本体1に対し蓋体7の閉
塞時は、内蓋24のシールパッキン部材28が上ケース
3の平坦部3c上に載置密接し、下蓋10に押圧され
て、容器2の開口部2aを閉塞している。29は第2の
穴部26に設けた耐熱性良好な弾性体からなるシール部
材、30はこのシール部材29の中央に開口した第3の
穴部、31は内蓋24との固定のためシール部材29に
形成した取付溝部である。
【0018】32は内蓋24と下蓋10とを連結する連
結部材で、耐熱性を有し、可撓性の材料でほぼ紐状に形
成され、その全長は下蓋10と内蓋24との全厚みより
十分長く形成されている。32a,32bは連結部材3
2の両端にそれぞれ形成した第1、第2の係止部で、そ
れぞれが下蓋10の第1の穴部13と内蓋24の第3の
穴部30とに嵌合し、蓋体7の下面側に内蓋24を連結
している。32cは第1の係止部32aと間隔をもって
フランジ状に凸設した抜止め座で、連結部材32は第1
の係止部32aと抜止め座32cによって下蓋10に保
持されている。
【0019】33は連結部材32に介装され下蓋10と
内蓋24間に配設したバネ座、34はこのバネ座33と
下蓋10との間に介装したコイルバネで、バネ座33を
常時内蓋24側に付勢している。また、連結部材32の
下方は内蓋24のシール部材29の第3の穴部30を貫
通しており、このシール部材29によって容器2内の蒸
気が外部に漏れないようになっている。さらに、内蓋2
4を蓋体7に着脱する場合も、シール部材29は弾性を
有するので簡単に取り外すこともでき、また、取り付け
ることも簡単である。
【0020】35は容器2の底面に設けた湯沸かし用の
ヒータ、36は容器2内の湯を本体1外に導出する導水
管である。なお、図示していないが、この電気湯沸器に
は容器2内の湯を導水管36から吐出口6を経て本体1
外に吐出するための吐出装置や、本体1の転倒に際し吐
出口6から湯を吐出させないための吐出防止装置や、湯
温を制御する温度センサなどが備えられている。また、
本体1の外壁には容器2内の湯量が目測できる残湯表示
装置も設けられている。
【0021】上記のように構成した実施の形態の作用を
説明する。容器2内の湯量が少なくなり新らたに水を補
給する場合は、まず、本体1の上部に設けた開閉レバー
23によって掛金装置16の係合を解除する。すなわ
ち、図2、図3に示すように、開閉レバー23を指によ
って下方に向かって押し下げる。こうすると、回転軸2
1に設けたカム部材20が反時計方向に回転し、カム部
材20に係止している係止部材18がバネ19に抗して
後退し、係止部材18の先端が上ケースに3に形成した
係止部5から離れ、蓋体7が浮き上がって開放される。
【0022】そのまま、開閉レバー23を指で持って蓋
体7を上方に持ち上げると、連結部材32の第1の係止
部32aは、抜止め座32cによって下蓋10に固定さ
れているので蓋体7と共に移動し、連結部材32の軸が
内蓋24の第2の穴部26、より詳しくはシール部材2
9の第3の穴部30に沿って滑動する。そして、蓋体7
が図7に示す位置まで開放されると、連結部材32の第
2の係止部32bがシール部材29の第3の穴部30に
係止される。
【0023】このときまで、バネ座33はコイルバネ3
4の付勢力によって内蓋24を容器2の開口部2a方向
に押し付けているので、容器2の開口部2aは閉塞状態
に保持されている。さらに蓋体7を開放すると、連結部
材32の第1の係止部32aの持ち上げ作用で内蓋24
が持ち上げられ、蓋体7の開放に遅れて開放され、図8
に示すように、開口部2aが全て開口する。ここで、本
体1の容器2内に水を補給する。
【0024】次に、蓋体7を閉塞する方向に倒していく
と、最初に内蓋24が容器2の開口部2aに向かって下
降して開口部2aに接触する。このとき、開口部2aの
上方には上ケース3の傾斜部3bが形成されているの
で、この傾斜部3bに沿って滑り落ち、図7に示すよう
に、内蓋24は支障なく開口部2aに収容される。さら
に蓋体7を倒していくと、連結部材32の軸部が内蓋2
4に設けたシール部材29の第3の穴部30に沿って滑
動し、内蓋24に遅れて蓋体7が閉じ、掛金装置16に
よって本体1に係止されて蓋体7が閉塞し、図1に示す
ように、内蓋24は容器2の開口部2aに押圧されて密
接状態となり、湯や蒸気の外部への漏れが閉止される。
【0025】次に、内蓋24の内面が湯アカなどで汚れ
た場合に内蓋24を掃除するための取り外し方について
述べる。まず、先に示したのと同じようにして、蓋体7
と内蓋24を開いて、図8に示すように、容器2の開口
部2aを全開状態にする。そして、蓋体7を持って内蓋
24を引き離すと、内蓋24と蓋体7とは可撓性のある
連結部材32によって連結されているので、第2の係止
部32bが内蓋24の第2の穴部26に設けたシール部
材29から抜けて、図6に示すように、蓋体7と内蓋2
4とが分離する。
【0026】こうして、内蓋24のみを水洗い等で清掃
したのち、シール部材29の第3の穴部30に連結部材
32の第2の係止部32bを押込むと、図5に示すよう
に、連結部材32に内蓋24が再び取り付けられ、従っ
て、蓋体7に内蓋24が取り付けられることになる。
【0027】実施の形態によれば、蓋体7とその下方に
内蓋24を有し、蓋体7と内蓋24とを連結部材32で
連結し、蓋体7の開放に遅れて内蓋24を開放するよう
にしたので、蓋体7の開放操作時に、容器2内の蒸気が
手などにかかりにくいため不快感がなく、取扱性が向上
する。また、蓋体7と内蓋24とを連結する連結部材3
2を耐熱性良好で可撓性の材料で形成し、蓋体7に対し
内蓋24を着脱自在に設けたので、内蓋24が容易に着
脱でき、内蓋24の清掃性が著しく向上する。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる電気湯沸器によれば、次のような効果を得るこ
とができる。
【0029】上蓋と下蓋で構成される蓋体、蓋体の下方
に設けた内蓋、蓋体を開閉自在に軸支するヒンジ装置、
蓋体を本体に係止する掛金装置、掛金装置を解除する開
閉レバー等を備え、蓋体の下蓋と内蓋を連結部材で連結
し、蓋体の開放に遅れて内蓋が開放するようにしたの
で、蓋体の開放操作時に、容器内の蒸気が手などにかか
りにくく、不快感がなく、取扱性が向上する。
【0030】また、連結部材をほぼ紐状にしてその全長
を下蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、連結部材の
両端部に第1、第2の係止部を形成して第1の係止部を
下蓋に固定させると共に内蓋に連結部材の軸を滑動可能
に貫通させて第2の係止部が内蓋に係止するようにし、
蓋体が連結部材の長さ分だけ開放したのち第2の係止部
が内蓋に係止して内蓋が開放するようにしたので、蓋体
の開放操作時に、容器内の蒸気が手などにかかりにく
く、不快感がなく、取扱性が向上する。
【0031】さらに、連結部材をほぼ紐状にしてその全
長を下蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、連結部材
の両端部に第1、第2の係止部を形成してそれぞれの係
止部を下蓋と内蓋のほぼ中央に設けた第1、第2の穴部
に嵌合させ、第1の係止部と間隔をもってフランジ状に
突設した抜止め座を設けて連結部材を第1の係止部と抜
止め座によって下蓋に固定すると共に、内蓋の第2の穴
部に連結部材の軸を滑動可能に貫通させて第2の係止部
が内蓋の第2の穴部に係止するようにし、連結部材にバ
ネ座を介在させてバネ座と下蓋間にバネを介装してバネ
座を常時内蓋側に付勢し、蓋体が連結部材の長さ分だけ
開放するまで内蓋をバネ座の付勢力によって容器側に付
勢しておき、蓋体が連結部材の長さ分だけ開放したのち
第2の係止部が内蓋の第2の穴部に係止して内蓋が開放
するようにしたので、蓋体の開放操作時に、容器内の蒸
気が手などにかかりにくく、不快感がなく、取扱性が向
上する。
【0032】また、内蓋を蓋体に対し連結部材によって
着脱自在に取り付けたので、内蓋が着脱でき、内蓋の清
掃性が著しく向上する。さらに、連結部材を可撓性の材
料によって構成すると共に、内蓋に設けた第2の穴部に
弾性シール部材を取り付けて弾性シール部材に第3の穴
部を設け、第3の穴部に連結部材の第2の係止部を着脱
自在に嵌合したので、内蓋の着脱が容易で内蓋の清掃性
が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の要部の側面図である。
【図4】 図1の要部の正面図である。
【図5】 図1の要部の縦断面図である。
【図6】 図1の要部の分解状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】 図1の作用説明図である。
【図8】 図1の作用説明図である。
【図9】 従来の電気湯沸器の一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体、2 容器、2a 開口部、3 上ケース、4
ヒンジ、7 蓋体、8 上蓋、10 下蓋、13 第
1の穴部、16 掛金装置、23 開閉レバー、24
内蓋、26 第2の穴部、29 シール部材、30 第
3の穴部、32連結部材、32a 第1の係止部、32
b 第2の係止部、32c 抜止め座、33 バネ座、
34 コイルバネ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋と下蓋で構成される蓋体、該蓋体の
    下方に設けた内蓋、前記蓋体を開閉自在に軸支するヒン
    ジ装置、前記蓋体を本体に係止する掛金装置、該掛金装
    置を解除する開閉レバー等を備え、 前記蓋体の下蓋と内蓋を連結部材で連結し、前記蓋体の
    開放に遅れて前記内蓋が開放するようにしたことを特徴
    とする電気湯沸器。
  2. 【請求項2】 連結部材をほぼ紐状にしてその全長を下
    蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、前記連結部材の
    両端部に第1、第2の係止部を形成して該第1の係止部
    を前記下蓋に固定させると共に前記内蓋に連結部材の軸
    を滑動可能に貫通させて前記第2の係止部が前記内蓋に
    係止するようにし、前記蓋体が前記連結部材の長さ分だ
    け開放したのち前記第2の係止部が前記内蓋に係止して
    該内蓋が開放するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電気湯沸器。
  3. 【請求項3】 連結部材をほぼ紐状にしてその全長を下
    蓋と内蓋間の厚みより十分長く形成し、前記連結部材の
    両端部に第1、第2の係止部を形成してそれぞれの係止
    部を前記下蓋と内蓋のほぼ中央に設けた第1、第2の穴
    部に嵌合させ、前記第1の係止部と間隔をもってフラン
    ジ状に突設した抜止め座を設けて前記連結部材を該第1
    の係止部と抜止め座により前記下蓋に固定すると共に、
    前記内蓋の第2の穴部に前記連結部材の軸を滑動可能に
    貫通させて前記第2の係止部が前記内蓋の第2の穴部に
    係止するようにし、前記連結部材にバネ座を介在させて
    該バネ座と前記下蓋間にバネを介装して該バネ座を常時
    内蓋側に付勢し、前記蓋体が前記連結部材の長さ分だけ
    開放するまで前記内蓋を前記バネ座の付勢力によって前
    記容器側に付勢しておき、前記蓋体が前記連結部材の長
    さ分だけ開放したのち前記第2の係止部が前記内蓋の第
    2の穴部に係止して該内蓋が開放するようにしたことを
    特徴とする請求項2記載の電気湯沸器。
  4. 【請求項4】 内蓋を蓋体に対し連結部材によって着脱
    自在に取り付けたことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の電気湯沸器。
  5. 【請求項5】 連結部材を可撓性の材料によって構成す
    ると共に、内蓋に設けた第2の穴部に弾性シール部材を
    取り付けて該弾性シール部材に第3の穴部を設け、該第
    3の穴部に前記連結部材の第2の係止部を着脱自在に嵌
    合したことを特徴とする請求項4記載の電気湯沸器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303920C (zh) * 2001-10-22 2007-03-14 南纳克斯公司 使用红外线的鞋干燥机
US9795669B2 (en) 2010-08-17 2017-10-24 3M Innovative Properties Company Lipidated immune response modifier compound compositions, formulations, and methods
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