JPH1146265A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH1146265A
JPH1146265A JP9198972A JP19897297A JPH1146265A JP H1146265 A JPH1146265 A JP H1146265A JP 9198972 A JP9198972 A JP 9198972A JP 19897297 A JP19897297 A JP 19897297A JP H1146265 A JPH1146265 A JP H1146265A
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Fumio Tanabe
文夫 田邊
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の内容と操作者の両方を確認するための
データを保存する。 【解決手段】 原稿がセットされ開始ボタンが操作され
た後、デジタルカメラの撮影部が塞がれていないことを
確認し、複写機の操作者をデジタルカメラにより撮影
し、得られた操作者イメージデータをメモリに格納する
(108)。次に、原稿を読み取り(110)、読取で
得られた原稿イメージデータと複写禁止原稿の特徴的な
複数の部分の画像パターンとでパターンマッチングを行
い、一致した画像パターンが所定数以上であるか否かに
基づいて、複写対象の原稿が複写禁止原稿らしいか否か
を判定する(112)。複写対象の原稿が複写禁止原稿
らしい場合又は複写禁止原稿と断定できる(全画像パタ
ーンが一致した)場合、原稿イメージデータと操作者イ
メージデータと当該時点の日時情報とを合成し(12
2)、該合成で得られた合成イメージデータをメモリに
格納する(124)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機に係り、よ
り詳しくは、操作者が所定位置にセットした原稿を読み
取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメー
ジデータに基づく画像を記録媒体に記録することで前記
原稿の複写を行う複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿をイメージスキャナで読
み取ってデジタル画像データに変換し、該デジタル画像
データに基づく画像を記録用紙に記録することで前記原
稿の複写を行うデジタル複写機において、複写が禁止さ
れた原稿(例えば、有価証券等)がイメージスキャナで
読み取られた場合に、警告音を鳴らし複写動作を中止す
る技術が提案されている。
【0003】ところが、上記のような技術では、複写が
禁止された原稿の複写を未然に防止できるものの、複写
しようとした人物についての情報は記録されていないの
で、該人物を特定することは困難であった。
【0004】一方、従来より、金融機関のキャッシュデ
ィスペンサーの設置場所や24時間営業の店舗(例え
ば、コンビニエンスストア等)には防犯用カメラが設置
され、この防犯用カメラにより監視が行われている。
【0005】そこで、このような監視技術を応用し、特
公平7−44777号公報には、複写される原稿が、複
写が禁止された原稿(例えば、有価証券等)である場合
に、複写機の操作者を監視カメラ装置で撮影し、別室に
待機した監視員が前記操作者の挙動を監視できるよう構
成した複写機監視システムが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平7−44777号公報に記載の複写機監視システム
では、監視員が、監視カメラにより撮影されている前記
操作者の挙動を監視し、最終的には現場で該操作者を取
り押さえて、複写しようとした原稿の内容を確認する必
要があり、原稿の内容及び操作者を後日確認することは
困難であった。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、複写しようとした原稿の内容と操作
者の両方を確認するためのデータを保存することができ
る複写機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の複写機は、操作者が所定位置にセッ
トした原稿を読み取って原稿イメージデータを得て、得
られた原稿イメージデータに基づく画像を記録媒体に記
録することで前記原稿の複写を行う複写機であって、前
記操作者を撮影するためのデジタルカメラと、前記デジ
タルカメラによる撮影で得られたイメージデータを格納
するためのメモリと、所定のタイミングで前記デジタル
カメラにより操作者を撮影し、該撮影で得られた操作者
のイメージデータを取り込み、取り込んだ操作者のイメ
ージデータを前記メモリに格納する制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の複写機は、請求項1
記載の複写機において、原稿を読み取って得られた原稿
イメージデータが予め定められた複写禁止原稿イメージ
データに一致するか否かを判定するデータ判定手段をさ
らに有し、前記制御手段は、前記データ判定手段により
一致すると判定された場合に、前記原稿イメージデータ
と前記撮影で得られた操作者のイメージデータとを合成
し、前記操作者のイメージデータに代わり前記合成した
イメージデータを前記メモリに格納する、ことを特徴と
する。
【0010】また、請求項3記載の複写機では、請求項
2記載の複写機において、前記制御手段は、前記合成し
たイメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関す
る時間データを付加して前記メモリに格納することを特
徴とする。
【0011】また、請求項4記載の複写機では、請求項
2又は請求項3に記載の複写機において、前記データ判
定手段は、前記複写禁止原稿イメージデータの特徴を表
す複数の画像パターンと前記原稿イメージデータとでパ
ターンマッチングを行い、所定数以上の画像パターンで
一致した場合に、前記原稿イメージデータが複写禁止原
稿イメージデータに一致すると判定することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項5記載の複写機では、請求項
2乃至請求項4の何れか一項に記載の複写機において、
前記制御手段は、前記データ判定手段により一致すると
判定されたときに、前記デジタルカメラにより操作者を
撮影することを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の複写機では、請求項
1乃至請求項4の何れか一項に記載の複写機において、
前記制御手段は、操作者が原稿の複写開始を指示したと
きに、前記デジタルカメラにより操作者を撮影すること
を特徴とする。
【0014】また、請求項7記載の複写機は、請求項1
乃至請求項6の何れか一項に記載の複写機において、前
記デジタルカメラにおける撮影対象に対向する撮影部が
塞がれている場合に、複写動作を禁止する禁止手段をさ
らに有することを特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の複写機は、請求項2
乃至請求項7の何れか一項に記載の複写機において、前
記メモリに格納された前記合成したイメージデータのう
ち所望のイメージデータを選択するためのデータ選択手
段と、前記所望のイメージデータに対して実行したい処
理を指定するための処理指定手段と、前記データ選択手
段により選択されたイメージデータに対して、前記処理
指定手段により指定された処理を実行する処理実行手段
と、をさらに有することを特徴とする。
【0016】また、請求項9記載の複写機では、請求項
8記載の複写機において、前記処理指定手段は、プリン
ト出力、前記メモリからの消去、遠隔地の情報処理装置
への転送のうち少なくとも1つを指定可能であることを
特徴とする。
【0017】また、請求項10記載の複写機は、請求項
8又は請求項9に記載の複写機において、予め定めた条
件が満足された場合に、前記メモリに格納されたイメー
ジデータのうち最も長く格納されているイメージデータ
を前記メモリから消去するデータ消去手段と、前記デー
タ消去手段による消去動作を有効にするか否かを選択す
るための動作選択手段と、をさらに有することを特徴と
する。
【0018】また、請求項11記載の複写機は、請求項
10記載の複写機において、暗証番号を入力するための
番号入力手段と、前記番号入力手段により入力された暗
証番号が正規の暗証番号に一致するか否かを判定する番
号判定手段と、前記番号判定手段により前記入力された
暗証番号が正規の暗証番号に一致すると判定された場合
にのみ、前記データ選択手段による所望のイメージデー
タの選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理
の指定、及び前記動作選択手段による前記消去動作を有
効にするか否かの選択、を有効とする処理制御手段と、
をさらに有することを特徴とする。
【0019】また、請求項12記載の複写機では、請求
項11記載の複写機において、前記番号入力手段による
暗証番号の入力、前記データ選択手段による所望のイメ
ージデータの選択、前記処理指定手段による前記実行し
たい処理の指定、前記動作選択手段による前記消去動作
を有効にするか否かの選択のうち少なくとも1つは、遠
隔操作でも実行可能であることを特徴とする。
【0020】上記請求項1記載の複写機は、操作者が所
定位置にセットした原稿を読み取って原稿イメージデー
タを得て、得られた原稿イメージデータに基づく画像を
記録媒体に記録することで原稿の複写を行う複写機(い
わゆるデジタル複写機)である。
【0021】このような複写機において、制御手段は、
所定のタイミングでデジタルカメラにより操作者を撮影
する。このデジタルカメラは、撮影した像を電荷結合素
子(CCD)により電気信号に変換し、該電気信号に基
づくデジタルデータを前記撮影した像のイメージデータ
として記録するカメラであり、本発明に係るデジタルカ
メラとしては、テレビカメラのように連続的に像を撮影
するものでも、いわゆる通常のカメラのようにある一時
点で像を撮影するものでも採用することができる。
【0022】但し、このうち前者のように連続的に像を
撮影するデジタルテレビカメラを採用すれば、撮影した
像(複写機の操作者)のイメージデータを、微小な時間
間隔の多数の静止画データの集まりとして得ることがで
きる。即ち、操作者のイメージデータを短時間で大量に
得ることができる。
【0023】そして、制御手段は、この撮影で得られた
操作者のイメージデータを取り込み、取り込んだ操作者
のイメージデータをメモリに格納する。このようにして
請求項1記載の複写機では、原稿を読み取って原稿イメ
ージデータを得るのみならず、操作者のイメージデータ
を取り込みメモリに格納することができる。これによ
り、複写禁止原稿を複写しようとした場合に、該原稿の
内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを
保存することができる。
【0024】このため、複写機を監視する側(以下、監
視員と称し、前記操作者とは区別する)は、操作者が複
写禁止原稿を複写しようとした時点ですぐに該原稿と操
作者を識別する必要は無くなり、後日でも確実に原稿と
操作者を識別することが可能となる。また、イメージデ
ータを遠隔地の監視センター等へ転送することにより、
遠隔地の監視員でも原稿と操作者を識別することが可能
となる。
【0025】また、請求項2記載の複写機では、原稿イ
メージデータが予め定められた複写禁止原稿イメージデ
ータに一致するか否かをデータ判定手段によって判定す
る。ここで、一致すると判定されれば、制御手段は、原
稿イメージデータと撮影で得られた操作者のイメージデ
ータとを合成し、該合成したイメージデータ(以下、合
成イメージデータと称する)をメモリに格納する。これ
により、原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイ
メージデータを、原稿と操作者とが対応付けられた状態
で保存することができ、原稿と操作者の識別が容易にな
る。
【0026】なお、制御手段は、請求項3に記載したよ
うに、合成イメージデータに、原稿の複写が行われた時
間に関する時間データを付加してメモリに格納すること
が望ましい。これにより、メモリに格納された合成イメ
ージデータを日付指定で検索することが可能となる。
【0027】ところで、データ判定手段は、例えば、請
求項4に記載したように、複写禁止原稿イメージデータ
の特徴を表す複数の画像パターンと原稿イメージデータ
とでパターンマッチングを行うことで一致判定を行って
も良い。このパターンマッチングでは、複数の画像パタ
ーンの全てで一致しなくとも、所定数以上の画像パター
ンで一致した場合に、原稿イメージデータが複写禁止原
稿イメージデータに一致すると判定することができる。
【0028】また、制御手段は、請求項5に記載したよ
うに、データ判定手段により一致すると判定されたとき
にデジタルカメラにより操作者を撮影しても良い。この
場合、複写禁止原稿が複写されたおそれのある場合にの
み撮影するので、無駄な撮影動作が無く、イメージデー
タを格納するためのメモリの容量を大きくする必要が無
い、という利点がある。
【0029】また、制御手段は、請求項6に記載したよ
うに、操作者が原稿の複写開始を指示したときに、デジ
タルカメラにより操作者を撮影しても良い。この場合、
特にデジタルテレビカメラを用いて操作者を撮影したケ
ースでは、複写禁止原稿が複写される時間がかなり短か
くても、操作者が原稿を複写する前から複写した後まで
操作者を撮影し続けることができるので、操作者のイメ
ージデータを確実且つ大量に得ることができる。
【0030】なお、複写禁止原稿を複写しようとしてい
る操作者が、撮影されないように、デジタルカメラにお
ける撮影対象に対向する撮影部を塞ぐおそれがある。こ
のようなケースへの対処として、請求項7に記載したよ
うに、禁止手段をさらに設け、デジタルカメラの撮影部
が塞がれた場合に、禁止手段によって、一切の複写動作
を禁止することが望ましい。これにより、操作者を撮影
できない状況で複写動作が実行されることを防止でき
る。
【0031】ところで、監視員は、請求項2記載の発明
でメモリに格納された合成イメージデータに対して、以
下の請求項8記載の発明により、所望の処理を行うこと
ができる。
【0032】即ち、請求項8に記載したように、複写機
に、データ選択手段、処理指定手段及び処理実行手段を
さらに設けることにより、監視員は、メモリに格納され
たイメージデータのうち所望のイメージデータをデータ
選択手段によって選択し、所望のイメージデータに対し
て実行したい処理を処理指定手段によって指定すること
ができる。
【0033】なお、処理指定手段は、例えば、請求項9
に記載したように、イメージデータのプリント出力、メ
モリからのイメージデータの消去、遠隔地の情報処理装
置へのイメージデータの転送のうち少なくとも1つを指
定できるよう構成すれば良い。そして、処理実行手段
は、選択されたイメージデータに対して、前記指定され
た所望の処理(例えば、プリント出力、メモリからの消
去、遠隔地への転送等)を自動的に実行する。
【0034】ところで、イメージデータを格納するため
のメモリの記憶容量は有限であるので、メモリに格納さ
れた古いイメージデータは消去して、使用可能なメモリ
の残記憶容量を所定値以上確保することが望ましい。
【0035】そこで、請求項10記載の発明では、複写
機にデータ消去手段を設け、予め定めた条件が満足され
た場合(例えば、メモリの残記憶容量が所定値未満にな
った場合等)に、メモリに格納されたイメージデータの
うち最も長く格納されているイメージデータをデータ消
去手段によってメモリから自動的に消去することができ
る。また、監視員は、動作選択手段により、上記データ
消去手段による消去動作を有効にするか否かを選択する
ことができる。例えば、通常はデータ消去手段による消
去動作を有効にしておき、自動的に消去されることを避
けたい重要なイメージデータがメモリに格納されている
場合はデータ消去手段による消去動作を無効にし、監視
員が手動で重要なイメージデータ以外のイメージデータ
をメモリから消去する等の対応をとることができる。
【0036】次に、請求項11記載の発明では、監視員
が番号入力手段によって暗証番号を入力すると、番号判
定手段は入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致す
るか否かを判定する。ここで、入力された暗証番号が正
規の暗証番号に一致すると判定された場合にのみ、処理
制御手段は、データ選択手段による所望のイメージデー
タの選択、処理指定手段による実行したい処理の指定、
及び動作選択手段による消去動作を有効にするか否かの
選択、を有効とする。これにより、権限の無い者がかっ
てに、前述したデータ選択手段による所望のイメージデ
ータの選択、処理指定手段による実行したい処理の指
定、及び動作選択手段による消去動作を有効にするか否
かの選択、を実行することを禁止することができ、正規
の暗証番号を入力した者のみが実行できるよう制御する
ことができる。
【0037】また、請求項12に記載したように、前述
した番号入力手段による暗証番号の入力、データ選択手
段による所望のイメージデータの選択、処理指定手段に
よる実行したい処理の指定、動作選択手段による消去動
作を有効にするか否かの選択のうち少なくとも1つは、
遠隔操作でも実行可能に構成することが望ましい。もち
ろん、上記の全てについて遠隔操作可能に構成すれば、
最も望ましいことは言う迄も無い。この場合、複写機の
設置場所から遠く離れた監視センター等から遠隔操作に
より、暗証番号の入力、所望のイメージデータの選択、
実行したい処理の指定、消去動作を有効にするか否かの
選択、を行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る複写機の実施形態を説明する。まず、図1〜図3を用
いて本実施形態における複写機の構成を説明する。図1
(A)には複写機10の側面図が、図1(B)には複写
機10の正面図が、図1(C)には複写機10の平面図
が、それぞれ示されている。
【0039】これら図1(A)、(B)、(C)に示す
ように、複写機10の本体部11の背面11Aに沿って
平板16が立設されており、この平板16を挟んで本体
部11と反対側の面の上方中央部にデジタルカメラ12
が設置されている。このデジタルカメラ12は、連続的
に像を撮影するデジタルテレビカメラにより構成されて
いる。このデジタルカメラ12において図示しないズー
ムレンズ等を内蔵した撮影部12Aは、平板16に設け
られた円孔16Aに嵌め込まれている。これにより、デ
ジタルカメラ12による撮影領域は、複写機10を操作
する操作者を効果的に撮影可能な領域Aに設定される。
なお、デジタルカメラ12の下方には、デジタルカメラ
12の電源コード等を内包したカバー14が設置されて
いる。
【0040】図2には、複写機10の機能ブロック図を
示す。この図2に示すように、複写機10には、CPU
20、RAM21、ROM22を含んで構成された制御
部19と、前述した操作者を撮影するデジタルカメラ1
2と、所定位置にセットされた原稿を読み取るイメージ
リーダー部18と、デジタルカメラ12で操作者を撮影
して得られたイメージデータ(以下、操作者イメージデ
ータと称する)及びイメージリーダー部18で原稿を読
み取って得られたイメージデータ(以下、原稿イメージ
データと称する)に対して所定の画像処理(例えば、色
補正等)を行う画像処理部26と、画像処理部26で画
像処理を施したイメージデータをプリント出力するプリ
ンタ部30と、画像処理を施したイメージデータを記憶
する不揮発性メモリとしてのハードディスク28と、画
像処理を施したイメージデータを外部へ転送する際の通
信制御を行う通信制御部24と、デジタルカメラ12の
撮影部12Aにおける外部からの受光光量が急激に低下
したことを検知することで該撮影部12Aが塞がれたこ
とを検出するセンサ32と、操作者が各種複写動作条件
(例えば、複写倍率、枚数、濃度等)の設定、ハードデ
ィスク28に格納された所望のイメージデータの選択、
所望のイメージデータに対する処理内容の指定、暗証番
号の入力等を行うためのキー入力部34と、操作者に対
する警告メッセージや設定内容等を表示するディスプレ
イ36と、操作者に対する警告音等を発するスピーカ3
8とが、設けられている。
【0041】このうち通信制御部24には電話回線42
が接続されており、複写機10はこの電話回線42を介
して遠隔地の監視センター40に接続される。
【0042】また、画像処理部26は、CPU20の制
御の下で、デジタルカメラ12やイメージリーダー部1
8からのイメージデータを受信して該イメージデータに
画像処理を施した後、画像処理済のイメージデータを、
プリンタ部30からプリント出力したり通信制御部24
を介して監視センター40へ転送する機能を有する。ま
た、画像処理部26は、画像処理済のイメージデータを
TIFF又はJPEG等の圧縮データに変換し、該圧縮
データをハードディスク28へ格納する機能、及びハー
ドディスク28に格納された圧縮データを伸張して元の
イメージデータに復元し、復元したイメージデータをプ
リンタ部30からプリント出力する機能を有する。
【0043】ところで、複写機10では、複写が禁じら
れた原稿(複写禁止原稿)が予め定められており、この
複写禁止原稿の特徴的な複数の部分の画像パターンがR
OM22に予め記憶されている。詳細は後述するが、C
PU20は、上記複数の画像パターンとイメージリーダ
ー部18からの原稿イメージデータとでパターンマッチ
ングを行い、全ての画像パターンが一致した場合、複写
された原稿が複写禁止原稿であると判定し、所定数以上
の画像パターンが一致した場合、複写された原稿が複写
禁止原稿らしいと判定する。
【0044】複写された原稿が複写禁止原稿である又は
複写禁止原稿らしいと判定された場合、画像処理部26
は、CPU20による制御の下で図3に示すように、そ
のときの原稿イメージデータ(複写禁止原稿)60とデ
ジタルカメラ12による撮影で得られた操作者のイメー
ジデータ(操作者の写真イメージデータ)70とを合成
し、その時の日付(複写しようとした日付)を付加して
合成イメージデータ80を作成する。さらに、画像処理
部26は、予め選択された又はキー入力部34から入力
された処理選択情報に基づいて、合成イメージデータ8
0に対して、ハードディスク28への格納、監視センタ
ー40への転送、プリンタ部30からのプリント出力の
うち何れかを選択的に実行する。
【0045】以下、本実施形態の作用として、複写機1
0における複写処理ルーチン(図4)と保管された合成
イメージデータに対する事後処理ルーチン(図5)とを
順に説明する。
【0046】複写機10の操作者が原稿を所定位置に載
置し、必要に応じて複写動作条件を所望の条件に設定し
た後、スタートボタンを押すと、図4に示す複写処理ル
ーチンがCPU20により実行開始される。まず、図4
のステップ104では、デジタルカメラ12の撮影部1
2Aが塞がれているか否かを、センサ32からの検出信
号に基づいて判定する。ここで、センサ32によって撮
影部12Aでの受光光量が急激に低下したことが検知さ
れ、該撮影部12Aが塞がれたことを検出した検出信号
がCPU20に入力されると、撮影部12Aが塞がれて
いると判定し、ステップ106へ進み、スピーカ38か
ら警告音を発すると共に撮影部12Aが塞がれているた
め複写を実行できない旨のメッセージをディスプレイ3
6に表示する。そして、撮影部12Aが塞がれた状態が
解除されない限り複写動作を行わない。これにより、撮
影部12Aを塞いで複写しようとする悪意の操作者によ
り、複写が行われることを防止できる。
【0047】一方、ステップ104で撮影部12Aが塞
がれていなければ、ステップ108へ進み、デジタルカ
メラ12により操作者を撮影し、該撮影で得られた操作
者のイメージデータを画像処理部26によって圧縮した
後、ハードディスク28に格納する。
【0048】次のステップ110では所定位置に載置さ
れた原稿をイメージリーダー部18によって読み取り、
次のステップ112では、ROM22に予め記憶した複
写禁止原稿の特徴的な複数の部分の画像パターンを読み
出し、これら画像パターンと上記読取で得られた原稿イ
メージデータとでパターンマッチングを行う。そして、
このパターンマッチングで一致した画像パターンが所定
数以上であるか否かに基づいて、複写対象の原稿が複写
禁止原稿らしいか否かを判定する。ここで、一致した画
像パターンが所定数未満であれば複写対象の原稿は複写
禁止原稿らしくないと判定し、ステップ114へ進み、
通常通りのコピー出力を行う。即ち、前記読取で得られ
た原稿イメージデータに基づく画像を用紙に記録して出
力する。そして、後述するステップ126へ進む。
【0049】一方、ステップ112で一致した画像パタ
ーンが所定数以上であれば、複写対象の原稿が複写禁止
原稿らしいと判定してステップ116へ進み、上記パタ
ーンマッチングで全ての画像パターンが一致したか否か
に基づいて、複写対象の原稿が複写禁止原稿と断定でき
るか否かを判定する。ここで、全ての画像パターンが一
致した場合は複写対象の原稿が複写禁止原稿と断定でき
るので、ステップ120へ進み、以下のようなコピー禁
止処理を行う。例えば、読取で得られた原稿イメージデ
ータに基づく画像ではなく、全面が黒の画像を用紙に記
録して出力する。その後、後述するステップ122へ進
む。
【0050】一方、ステップ116で全ての画像パター
ンが一致したわけではない場合は複写対象の原稿が複写
禁止原稿と断定できないので、ステップ118へ進み、
通常通りのコピー出力を行う。但し、この場合、複写対
象の原稿が複写禁止原稿であるおそれがあるので、ステ
ップ122へ進み、上記撮影で得られた操作者のイメー
ジデータ(圧縮状態)をハードディスク28から読み出
して伸張し、この伸張により復元された操作者のイメー
ジデータと上記読取で得られた原稿イメージデータとを
合成し、さらにこの合成したイメージデータに当該時点
の日時情報(複写日時情報)を該イメージ内の所定位置
に付加することで、操作者のイメージ、原稿のイメージ
及び複写日時情報を含む合成イメージデータを作成す
る。次のステップ124では、上記作成した合成イメー
ジデータを画像処理部26により圧縮してハードディス
ク28に格納する。
【0051】次のステップ126では次の原稿が有るか
否かを判定し、次の原稿が有ればステップ110へ戻っ
て操作者の撮影は行わずに、新たな原稿の読取処理を実
行する。このように、ADF(原稿自動送り装置)等で
原稿の連続読み取りを行っており、原稿間では操作者に
よるスタートボタンの操作が行われていない場合は、操
作者の撮影は行わず次の原稿の読み取りを行うので、デ
ジタルカメラ12による撮影で得られる操作者のイメー
ジデータは更新されない。
【0052】以上説明した複写処理ルーチンによれば、
複写対象の原稿が禁止原稿らしい又は禁止原稿であると
判定された場合に、原稿イメージデータと操作者イメー
ジデータと日時情報とを合成した合成イメージデータを
ハードディスク28に格納するので、原稿の内容と操作
者の両方を確認するためのイメージデータを、原稿と操
作者とが対応付けられた状態で保存することができる。
【0053】また、上記複写処理ルーチンでは、操作者
がスタートボタンを押した後、撮影部12Aが塞がれて
いなければ、すぐにデジタルカメラ12により操作者を
撮影する例を示した。この場合、無駄な撮影動作は発生
するものの、複写禁止原稿が複写される時間がかなり短
かった場合でも、操作者が複写する前から複写した後ま
での時間、操作者を撮影し続けることができるので、操
作者のイメージデータを確実且つ大量に得ることができ
る、という利点がある。但し、ハードディスク28の記
憶容量が小さいため無駄な撮影動作を減らしたい場合
は、図4のステップ112で複写対象の原稿が複写禁止
原稿らしいと判定されてから、デジタルカメラ12によ
り操作者を撮影しても良い。
【0054】次に、図5に示す事後処理ルーチンを説明
する。監視員が、保管された合成イメージデータに対す
る事後処理の実行開始コマンドをキー入力部34から入
力すると、図5の事後処理ルーチンがCPU20により
実行開始される。図5のステップ152ではディスプレ
イ36に暗証番号入力を促すメッセージを表示し、次の
ステップ154で暗証番号の入力待ちを行う。監視員が
キー入力部34から暗証番号を入力すると、ステップ1
56へ進み、正規の暗証番号をROM22から読み出
し、上記入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致す
るか否かを判定する。ここで、入力された暗証番号が正
規の暗証番号に一致しない場合は、ステップ158へ進
み、スピーカ38から警告音を発すると共に、入力され
た暗証番号が正規の暗証番号に一致しない旨のメッセー
ジをディスプレイ36に表示して監視員に通知する。
【0055】一方、ステップ156で前記入力された暗
証番号が正規の暗証番号に一致した場合はステップ16
0へ進み、格納された合成イメージデータを選択する条
件の1つとして、複写日時の指定を促すメッセージを、
ディスプレイ36に表示して、日時指定待ちに入る(ス
テップ162)。
【0056】オペレータが、上記メッセージを見て、所
望の日時を指定すると、ステップ164へ進み、指定さ
れた複写日時の条件を満たす合成イメージデータをハー
ドディスク28から読み出し、画像処理部26により伸
張して復元した後、ディスプレイ36に表示する。この
ときディスプレイ36の一画面に最大で所定数(例え
ば、4つ)の合成イメージデータを表示する。監視員
は、上記所望の複写日時の条件を満たす合成イメージデ
ータを見て、このうち所望の合成イメージデータを選択
する。
【0057】このようにして所望の合成イメージデータ
が選択されると、ステップ168へ進み、対象の合成イ
メージデータに対する処理の指定を促すメッセージを、
ディスプレイ36に表示する。ここでは、例えば、合成
イメージデータに対する処理として、ハードディスク2
8からの消去、監視センター40への転送、プリンタ部
30からのプリント出力、の3つのうち1つを指定可能
であるとする。
【0058】監視員によりハードディスク28からの消
去が指定されると、ステップ172へ進み、上記選択さ
れた合成イメージデータをハードディスク28から消去
する。一方、監視員により監視センター40への転送が
指定されると、ステップ176へ進み、上記選択された
合成イメージデータを通信制御部24から電話回線42
を介して監視センター40へ転送する。一方、監視員に
よりプリント出力が指定されると、ステップ180へ進
み、上記選択された合成イメージデータをプリンタ部3
0によりプリント出力して処理を終了する。
【0059】以上説明した事後処理によれば、監視員
は、ハードディスク28に格納された合成イメージデー
タのうち所望の合成イメージデータを選択し、所望の処
理を指定することで、所望の合成イメージデータに対し
て所望の処理を実行することができる。
【0060】なお、上記事後処理では、監視員がキー入
力部34から、暗証番号の入力、所望の合成イメージデ
ータや所望の処理の指定を行う例を示したが、これらは
監視センター40に駐在している監視員が入力、指定で
きるよう構成しても良い。これにより、例えば、監視セ
ンター40の監視員が正規の暗証番号を入力して所望の
合成イメージデータを監視センター40へ転送するよう
指定することで、監視センター40側で所望の合成イメ
ージデータを速やかに入手することができ、複写禁止原
稿を複写したおそれのある操作者の特定等の処理を迅速
に実行することが可能になる。
【0061】また、上記実施形態の複写機10では、ハ
ードディスク28の記憶容量には上限があるので、ハー
ドディスク28の残記憶容量が所定値未満になった場合
に、ハードディスク28に格納された合成イメージデー
タのうち最も長く格納されているものを自動的に消去す
る自動消去機能が働いている。但し、この自動消去機能
は、監視員によるキー入力部34からの所定操作で一時
的に無効とすることもできる。例えば、自動的に消去さ
れることを避けたい重要な合成イメージデータがハード
ディスク28に格納されている場合は自動消去機能を無
効にし、監視員が手動で重要なイメージデータ以外のイ
メージデータをハードディスク28から消去する等の対
応をとることができる。
【0062】また、上記実施形態では、複写機能のみを
備えた複写機を例示したが、本発明は、少なくとも複写
機能を備えた画像形成装置全般に適用可能であり、近年
普及しつつある複写機能、ファクシミリ機能及びプリン
タ機能の3つの機能を備えたデジタル複合機等にも適用
可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、原稿を読み取って原稿イメージデータを得
るのみならず、操作者のイメージデータを取り込みメモ
リに格納するので、前記原稿の内容と操作者の両方を確
認するためのイメージデータを保存することができ、後
日でも確実に原稿と操作者を識別することが可能とな
る。
【0064】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータ
を、原稿と操作者とが対応付けられた状態で保存するこ
とができ、原稿と操作者の識別が容易になる。
【0065】また、請求項3記載の発明によれば、合成
イメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関する
時間データを付加して格納するので、合成イメージデー
タを日付指定で検索することが可能となる。
【0066】また、請求項4記載の発明によれば、複写
禁止原稿イメージデータと原稿イメージデータとでパタ
ーンマッチングを行い、複写禁止原稿イメージデータの
特徴を表す複数の画像パターンの全てで一致しなくとも
所定数以上の画像パターンで一致した場合に、原稿イメ
ージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致すると
判定するので、複写された原稿が疑わしい場合でも、原
稿イメージデータと操作者イメージデータとの合成イメ
ージデータを保管することができる。
【0067】また、請求項5記載の発明によれば、複写
禁止原稿が複写されたおそれのある場合にのみ撮影する
ので、無駄な撮影動作が無く、メモリ容量を大きくする
必要が無くなる。
【0068】また、請求項6記載の発明によれば、特に
デジタルテレビカメラを用いて操作者を撮影したケース
では、複写禁止原稿が複写される時間がかなり短かくて
も、操作者が原稿を複写する前から複写した後まで操作
者を撮影し続けることができるので、操作者のイメージ
データを確実且つ大量に得ることができる。
【0069】また、請求項7記載の発明によれば、操作
者を撮影できない状況で複写動作が実行されることを防
止できる。
【0070】また、請求項8又は請求項9に記載の発明
によれば、監視員は、メモリに格納した所望のイメージ
データに対して所望の処理を行うことができる。
【0071】また、請求項10記載の発明によれば、監
視員は、メモリに格納された古いイメージデータを自動
的に消去し使用可能なメモリ容量を確保するように設定
することができる。
【0072】また、請求項11記載の発明によれば、権
限の無い者がかってに、データ選択手段による所望のイ
メージデータの選択、処理指定手段による実行したい処
理の指定、及び動作選択手段による消去動作を有効にす
るか否かの選択、を実行することを禁止することができ
る。
【0073】また、請求項12記載の発明によれば、複
写機の設置場所から遠く離れた監視センター等から遠隔
操作により、暗証番号の入力、所望のイメージデータの
選択、実行したい処理の指定、消去動作を有効にするか
否かの選択、を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る複写機の外観を示す図で
あり、(A)は複写機の側面図であり、(B)は複写機
の正面図であり、(C)は複写機の平面図である。
【図2】複写機の機能ブロック図である。
【図3】複写機における原稿イメージデータと操作者イ
メージデータとの合成処理及びその保管・出力処理の概
要を示す図である。
【図4】複写機における複写処理の処理ルーチンを示す
流れ図である。
【図5】保管された合成イメージデータに対する事後処
理の処理ルーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 複写機 12 デジタルカメラ 19 制御部 20 CPU 26 画像処理部 28 ハードディスク 30 プリンタ部 34 キー入力部 36 ディスプレイ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G03G 21/00 390 552

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が所定位置にセットした原稿を読
    み取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメ
    ージデータに基づく画像を記録媒体に記録することで前
    記原稿の複写を行う複写機であって、 前記操作者を撮影するためのデジタルカメラと、 前記デジタルカメラによる撮影で得られたイメージデー
    タを格納するためのメモリと、 所定のタイミングで前記デジタルカメラにより操作者を
    撮影し、該撮影で得られた操作者のイメージデータを取
    り込み、取り込んだ操作者のイメージデータを前記メモ
    リに格納する制御手段と、 を有する複写機。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って得られた原稿イメージ
    データが予め定められた複写禁止原稿イメージデータに
    一致するか否かを判定するデータ判定手段をさらに有
    し、 前記制御手段は、前記データ判定手段により一致すると
    判定された場合に、前記原稿イメージデータと前記撮影
    で得られた操作者のイメージデータとを合成し、前記操
    作者のイメージデータに代わり前記合成したイメージデ
    ータを前記メモリに格納する、 ことを特徴とする請求項1記載の複写機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記合成したイメージ
    データに、原稿の複写が行われた時間に関する時間デー
    タを付加して前記メモリに格納することを特徴とする請
    求項2記載の複写機。
  4. 【請求項4】 前記データ判定手段は、前記複写禁止原
    稿イメージデータの特徴を表す複数の画像パターンと前
    記原稿イメージデータとでパターンマッチングを行い、
    所定数以上の画像パターンで一致した場合に、前記原稿
    イメージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致す
    ると判定することを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載の複写機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記データ判定手段に
    より一致すると判定されたときに、前記デジタルカメラ
    により操作者を撮影することを特徴とする請求項2乃至
    請求項4の何れか一項に記載の複写機。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、操作者が原稿の複写開
    始を指示したときに、前記デジタルカメラにより操作者
    を撮影することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れか一項に記載の複写機。
  7. 【請求項7】 前記デジタルカメラにおける撮影対象に
    対向する撮影部が塞がれている場合に、複写動作を禁止
    する禁止手段をさらに有する請求項1乃至請求項6の何
    れか一項に記載の複写機。
  8. 【請求項8】 前記メモリに格納された前記合成したイ
    メージデータのうち所望のイメージデータを選択するた
    めのデータ選択手段と、 前記所望のイメージデータに対して実行したい処理を指
    定するための処理指定手段と、 前記データ選択手段により選択されたイメージデータに
    対して、前記処理指定手段により指定された処理を実行
    する処理実行手段と、 をさらに有する請求項2乃至請求項7の何れか一項に記
    載の複写機。
  9. 【請求項9】 前記処理指定手段は、プリント出力、前
    記メモリからの消去、遠隔地の情報処理装置への転送の
    うち少なくとも1つを指定可能であることを特徴とする
    請求項8記載の複写機。
  10. 【請求項10】 予め定めた条件が満足された場合に、
    前記メモリに格納されたイメージデータのうち最も長く
    格納されているイメージデータを前記メモリから消去す
    るデータ消去手段と、 前記データ消去手段による消去動作を有効にするか否か
    を選択するための動作選択手段と、 をさらに有する請求項8又は請求項9に記載の複写機。
  11. 【請求項11】 暗証番号を入力するための番号入力手
    段と、 前記番号入力手段により入力された暗証番号が正規の暗
    証番号に一致するか否かを判定する番号判定手段と、 前記番号判定手段により前記入力された暗証番号が正規
    の暗証番号に一致すると判定された場合にのみ、前記デ
    ータ選択手段による所望のイメージデータの選択、前記
    処理指定手段による前記実行したい処理の指定、及び前
    記動作選択手段による前記消去動作を有効にするか否か
    の選択、を有効とする処理制御手段と、 をさらに有する請求項10記載の複写機。
  12. 【請求項12】 前記番号入力手段による暗証番号の入
    力、前記データ選択手段による所望のイメージデータの
    選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理の指
    定、前記動作選択手段による前記消去動作を有効にする
    か否かの選択のうち少なくとも1つは、遠隔操作でも実
    行可能であることを特徴とする請求項11記載の複写
    機。
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