JPH1145852A - 半導体基板のアライメントマーク及びその製造方法 - Google Patents

半導体基板のアライメントマーク及びその製造方法

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JPH1145852A
JPH1145852A JP9215667A JP21566797A JPH1145852A JP H1145852 A JPH1145852 A JP H1145852A JP 9215667 A JP9215667 A JP 9215667A JP 21566797 A JP21566797 A JP 21566797A JP H1145852 A JPH1145852 A JP H1145852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子の各回路要素と同時進行で製造で
き,明確で倒壊や剥離の心配のないアライメントマーク
を提供する。 【解決手段】 半導体素子の製造工程として行われるリ
ソグラフィーにおいて利用される半導体基板3の位置合
わせをするためのアライメントマーク2であって,半導
体基板3の表面に設けられた回路要素1と略等しい幅を
有する樋状パターン11からなることを特徴としてい
る。樋状パターン11の幅が回路要素1と略等しくなっ
ているので,回路要素1と同時進行で作成しても,エッ
チバックなどの工程によって必要以上に除去されていな
いしっかりとした樋状パターン11を半導体基板3の表
面に形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,半導体集積回路
(以下「LSI」という)などの半導体素子の製造にお
いて,位置合わせに用いられる半導体基板のアライメン
トマーク及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIなどの半導体素子の製造工程とし
て行われるリソグラフィーでは,露光光に対して遮光性
を有するクロム等によって所望の形状のパターンを設け
たガラス板からなるマスクを用い,半導体基板上に等倍
もしくは適当な倍率で伸縮させたパターンを転写する転
写法が行われている。この転写法は,反射あるいは投影
光学系により,レジストと呼ばれる半導体基板上の感光
性高分子にマスクのパターンを結像させ,レジストを露
光,感光させることによって行われる。
【0003】レジストを露光させる工程では,マスクと
半導体基板を極めて高精度に位置合わせする必要があ
る。両者の位置合わせが不正確では,LSIを構成する
各回路要素を半導体基板表面の所定の位置に設けること
ができなくなってしまう。通常,この位置合わせは,マ
スク上に形成したアライメントマークと,半導体基板表
面に形成したアライメントマークを用いることによって
行われる。即ち,露光装置のアライメント機構によっ
て,マスク上のアライメントマークと半導体基板表面の
アライメントマークの相互の位置関係を計測,把握し,
合致させることにより,位置合わせを行っている。
【0004】このように半導体基板の表面に形成される
アライメントマークの形状としては,その検出手段に応
じて様々なものが考案され,実用化されている。ここ
で,従来のアライメントマークの一例を示すと,例えば
図6のようなものが知られている。即ち,図示のアライ
メントマーク100は,半導体基板表面の絶縁膜など
に,縦長形状の凹部からなるスリットパターン101〜
105を所定の間隔で配置した構成であり,図6中の矢
印106で示したように,これら5本のスリットパター
ン101〜105の全部を横切るように光学的に走査し
て信号を検出し,例えば3本目のスリットパターン10
3を検出した位置を中央位置と認識するようにしてい
る。このような従来の一般的なアライメントマーク10
0に用いられているスリットパターン101〜105の
幅A100は,目的や絶縁膜の膜種,膜厚などによって種
々設計されるが,いずれも1μm以上であって,通常は
数μm程度の幅を有している。また,各スリットパター
ン101〜105の長さB100は,走査を容易にさせる
ために約10μm以上程度に設定されており,深さC
100は,絶縁膜の厚さに等しく,約0.1〜5μmに設
定されている。なお,アライメントマーク100を例え
ばタングステン等の不透明膜を介して検出する為には,
その膜厚の2倍以上の幅が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,このアライ
メントマーク100を製造する方法として,次の二つの
方法が考えられる。先ず一つの方法は,アライメントマ
ーク100を構成する各スリットパターン101〜10
5を,半導体素子の各回路要素を製造する工程と独立さ
せて,別途の工程によって製造する方法である。しかし
この方法は,アライメントマーク100の製造工程の分
だけ工程数が増加し,半導体素子の製造時間の長期化,
コストの高騰を招いてしまう。
【0006】もう一つの方法は,アライメントマーク1
00を構成する各スリットパターン101〜105を,
半導体素子の各回路要素を製造する工程と同じ工程によ
って同時に製造していく方法である。この方法によれ
ば,アライメントマーク100を製造するために別途の
工程を行う必要が無くなるので,上述の別途の工程を行
う方法に比べ,全体的な工程数を少なくすることがで
き,製造時間の短縮化,コストの低減がはかれる。
【0007】しかし,この方法は,LSIの回路要素の
製造工程によっては,スリットパターン101〜105
をうまく製造できない場合がある。ここで,図7,8に
基づいて,回路要素の一例である円筒形状のストレージ
・ノード110を半導体基板111の表面に形成する場
合について具体的に説明すると次のようになる。なお,
ストレージ・ノード110とは,LSIの一種であるダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)
を構成する回路要素のひとつである電荷蓄積電極(以下
「ストレージ・ノード」)である。ストレージ・ノード
110の形状,方式には種々のものがあるが,図7,8
では,円筒(シリンダ)形状のストレージ・ノード11
0を例にして説明する。
【0008】図7,8において,左側にストレージ・ノ
ード110の製造工程を示し,右側に,ストレージ・ノ
ード110と同時進行で製造されていくアライメントマ
ーク100のスリットパターン101〜105の各過程
を示している。なお,各スリットパターン101〜10
5の構成はいずれも同様であるため,アライメントマー
ク100についてはスリットパターン101を代表して
示した。
【0009】半導体基板(シリコンウェハ)111の表
面のストレージ・ノード110を製造する箇所において
は,図7(a)に示すように,予め,素子分離領域12
1で区画された能動素子領域122に,酸化ケイ素から
なる第1の絶縁膜123と,例えば窒化ケイ素からなる
エッチング阻止膜124が設けられており,更に,これ
ら絶縁膜123とエッチング阻止膜124を貫通する接
続孔125が形成されている。また,接続孔125は,
酸化ケイ素等の第2の絶縁膜126で埋め込まれ,か
つ,絶縁膜123とエッチング阻止膜124も第2の絶
縁膜126で覆われている。
【0010】一方,半導体基板111の表面のアライメ
ントマーク100を製造する箇所においても,図7
(a’)に示すように,予め,第1の絶縁膜123’と
エッチング阻止膜124’と第2の絶縁膜126’が設
けられている。これら第1の絶縁膜123’,エッチン
グ阻止膜124’及び第2の絶縁膜126’は,図7
(a)に示した第1の絶縁膜123,エッチング阻止膜
124及び第2の絶縁膜126と,それぞれ同じ材料で
構成されており,両者はそれぞれ同一の工程で形成され
たものである。
【0011】そして,先ずエッチングにより第2の絶縁
膜126,126’を所望のパターン形状に除去する。
即ち,ストレージ・ノード110を製造する箇所におい
ては,図7(b)に示すように,ストレージ・ノード1
10のパターン110xを,第2の絶縁膜126の表面
に設けたレジスト127に転写,現像し,これをエッチ
ングマスクとして第2の絶縁膜126を垂直方向に異方
性エッチングし,接続孔125内を含む図7(b)中破
線で示す要素領域126xから第2の絶縁膜126を除
去する。この場合,例えば256メガビットDRAMの
ストレージ・ノードのような回路要素についていえば,
この要素領域126xの幅A110は,高々0.5μm程
度である。
【0012】また同時に,アライメントマーク100を
製造する箇所においても,図7(b’)に示すように,
スリットパターン101のパターン101xを,第2の
絶縁膜126’の表面に設けたレジスト127’に転
写,現像し,これをエッチングマスクとして第2の絶縁
膜126’を垂直方向に異方性エッチングし,図7
(b’)中破線で示すスリット領域126x’から第2
の絶縁膜126’を除去する。このスリット領域126
x’の幅A100は,先に図6で説明したように,通常は
数μm程度である。なお,ストレージ・ノード110を
製造する箇所とアライメントマーク100を製造する箇
所のいずれにおいても,エッチング阻止膜124,12
4’があるために,第1の絶縁膜123,123’はい
ずれもエッチングされない。
【0013】次に,ポリシリコンを半導体基板の全面に
成膜する。即ち,ストレージ・ノード110を製造する
箇所においては,図7(c)に示すように,ストレージ
・ノード材料としてのポリシリコン128が全面に成膜
される。また同時に,アライメントマーク100を製造
する箇所においても,図7(c’)に示すように,ポリ
シリコン128’の成膜が行われる。
【0014】次に,第3の絶縁膜を半導体基板3の全面
に成膜する。即ち,ストレージ・ノード110を製造す
る箇所においては,図7(d)に示すように,酸化ケイ
素等の第3の絶縁膜129がポリシリコン128の上に
成膜される。この場合,ストレージ・ノード110を製
造する箇所においては,要素領域126xの幅A110
高々0.5μm程度と非常に狭いため,第3の絶縁膜1
29の表面はほぼ水平面となり,要素領域126xにお
ける第3の絶縁膜129の厚さT2と,その他の領域で
のポリシリコン128上の絶縁膜129の厚さT1は,
1<T2となる。
【0015】また同時に,アライメントマーク100を
製造する箇所においても,図7(d’)に示すように,
第3の絶縁膜129’がポリシリコン128’の上に成
膜される。この場合,上述したように,スリット領域1
26x’の幅A100は数μm程度と比較的広くなってい
るため,アライメントマーク100を製造する箇所にお
いては,ポリシリコン128’の表面はスリット領域1
26x’の形状に沿って凹んだ形状となる。このため,
スリット領域126x’の中央付近での第3の絶縁膜1
29’の厚さT2’と,その他の領域でのポリシリコン
128’上の絶縁膜129’の厚さT1’は,ほぼT1
=T2’となる。
【0016】次に,第3の絶縁膜のエッチバックを行
う。即ち,ストレージ・ノード110を製造する箇所に
おいては,第3の絶縁膜129を全面エッチバックし,
図7(e)に示すように,ポリシリコン128の表面を
露出させる。この場合,ストレージ・ノード110を製
造する箇所においては,要素領域126xにおける第3
の絶縁膜129の厚さT2と,その他の領域でのポリシ
リコン128上の絶縁膜129の厚さT1がT1<T2
なっているため,ポリシリコン128に形成された,前
述の要素領域126xに対応する凹部128xには,第
3の絶縁膜129が残ることとなる。
【0017】また同時に,アライメントマーク100を
製造する箇所においても,第3の絶縁膜129’の全面
エッチバックが行われる。この場合,アライメントマー
ク100を製造する箇所においては,スリット領域12
6x’の中央付近での第3の絶縁膜129’の厚さ
2’と,その他の領域でのポリシリコン128’上の
絶縁膜129’の厚さT1’がほぼ等しいため,ポリシ
リコン128’に形成された,前述のスリット領域12
6x’に対応する凹部128x’には,第3の絶縁膜1
29’がほとんど残らず,図7(e’)に示すように,
凹部128x’内であっても,ポリシリコン128’の
表面がほとんど露出した状態となる。
【0018】次に,ポリシリコンのエッチバックを行
う。即ち,ストレージ・ノード110を製造する箇所に
おいては,図8(f)に示すように,ポリシリコン12
8をエッチバックしても,第3の絶縁膜129が残って
いるため,前述の凹部128x及び接続孔125内を含
む部分は,除去されず残ることになる。また同時に,ア
ライメントマーク100を製造する箇所においても,ポ
リシリコン128’がエッチバックされるが,この場合
は,凹部128x’に第3の絶縁膜129’がほとんど
残っていないので,図8(f’)に示すように,ポリシ
リコン128’は凹部128x’を含めてほとんど除去
されてしまう。
【0019】次に,第3の絶縁膜と第2の絶縁膜を弗酸
等で除去する。即ち,ストレージ・ノード110を製造
する箇所においては,図8(g)に示すように,凹部1
28xに残った第3の絶縁膜129と,第2の絶縁膜1
26を除去することにより,ポリシリコンからなる円筒
形状のストレージ・ノード110を形成することができ
る。また同時に,図8(g’)に示すように,アライメ
ントマーク100を製造する箇所においても,第3の絶
縁膜129’と,第2の絶縁膜126’が除去される
が,この場合は,凹部128x’に第3の絶縁膜12
9’がほとんど残っていないので,図8(f’)に示す
ように,ポリシリコン128’はほとんど残らない。
【0020】このように,半導体素子の各回路要素を製
造する工程と同じ工程によってアライメントマークを同
時に製造した場合は,図8(g’)で説明したように,
半導体基板111の表面には,きわめて幅の狭い線状の
形状のスリットパターン101しか残らなくなり,明確
なアライメントマーク100を製造することができな
い。また,こうして製造されたアライメントマーク10
0の各スリットパターン101〜105と半導体基板1
11(この例では,エッチング阻止膜124’)との接
触面の幅Wは0.2μm〜0.1μm程度の非常に細い
ものとなってしまう。このような細い接触幅では,その
後の基板洗浄工程等でアライメントマーク100の各ス
リットパターン101〜105が,倒壊したり,剥離す
るといった不具合を生ずる。かかる場合には,アライメ
ントマーク100としての機能を果たさないばかりか,
剥離した各スリットパターン101〜105の破片が,
LSIの回路領域に飛散し,回路の短絡といった致命的
な欠陥を生ずる原因となりかねない。
【0021】従って,本発明の目的は,半導体素子の各
回路要素を製造する工程と同じ工程によってアライメン
トマークを同時に製造することにより,半導体素子の全
体的な製造工程数を少なくでき,しかも,明確で倒壊や
剥離の心配のないアライメントマークを提供することに
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】かかる課題達成のため,
請求項1の発明は,半導体素子の製造工程として行われ
るリソグラフィーにおいて利用される半導体基板の位置
合わせをするためのアライメントマークであって,半導
体基板の表面に設けられた回路要素と略等しい幅を有す
る樋状パターンからなることを特徴としている。
【0023】この請求項1のアライメントマークによれ
ば,樋状パターンの幅が半導体基板の表面に設けられた
回路要素と略等しくなっているので,回路要素と同時進
行で作成しても,エッチバックなどの工程によって必要
以上に除去されていないしっかりとした樋状パターンを
導体基板の表面に形成でき,明確で倒壊や剥離の心配の
ないアライメントマークを得ることができる。本発明に
おいて,「回路要素と略等しい幅」とは,回路要素の幅
と樋状パターンの幅がまったく同一の長さであることを
必要とせず,回路要素を形成する際のエッチバック等の
工程を同時進行で行っても,必要以上に除去されること
とない樋状パターンを形成できるような範囲の幅であれ
ばよい。
【0024】この請求項1のアライメントマークにおい
て,請求項2に記載したように,前記回路要素は,例え
ばストレージ・ノードである。この場合,例えば請求項
3に記載したように,前記ストレージ・ノードが円筒形
状であれば,前記樋状パターンの幅は該円筒形状のスト
レージ・ノードの外径と略等しくすればよい。また,請
求項4に記載したように,前記樋状パターンは,ストレ
ージ・ノードと同じ材料で構成されていることが好まし
い。そうすれば,回路要素と樋状パターンを同様の条件
で製造することができるようになる。更に,請求項5に
記載したように,前記半導体基板の表面に対する樋状パ
ターンの取り付けを強固にすべく,半導体基板表面の絶
縁膜内に埋め込まれた支持部を有することが好ましい。
これにより,より倒壊や剥離の心配のないアライメント
マークを提供することができるようになる。
【0025】また,請求項6の発明は,半導体基板の表
面にレジスト膜を形成する工程と,回路要素材料を成膜
する工程と,回路要素材料を所望の形状にエッチングす
る工程とを行うことにより回路要素を製造するに際し,
これら各工程と同時に並行して同じ工程を行うことによ
り,回路要素と略等しい幅を有する樋状パターンを半導
体基板の表面に形成することを特徴としている。
【0026】この請求項6の製造方法によれば,半導体
素子の各回路要素を製造する工程と同時進行でアライメ
ントマークを製造できるので,アライメントマークを別
途の工程で製造する方法に比べて,全体的な工程数を少
なくすることができ,製造時間の短縮化,コストの低減
がはかれる。なお,この請求項6の製造方法において,
請求項7に記載したように,前記回路要素は,例えば円
筒形状のストレージ・ノードである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1,2において,左側
に示した図1(a)〜(e)及び図2(f)(g)は,
回路要素の一例である円筒形状のストレージ・ノード1
の製造工程を示し,右側に示した図1(a’)〜
(e’)及び図2(f’)(g’)は,ストレージ・ノ
ード1と同時進行で製造されていく本発明の第1の実施
の形態にかかるアライメントマーク2の樋状パターン1
1についての各過程を示している。なお,図1(a)〜
(e)及び図2(f)(g)で説明するストレージ・ノ
ード1の製造工程は,先に図7,8で説明した従来例と
実質的に異ならない。また,後述する図3の説明で理解
されるように,アライメントマーク2は,環状(長方形
の枠状)の樋状パターン11〜15を全部で5箇所に配
置した構成を有するが,各樋状パターン11〜15の構
成はいずれも同様であるので,図1,2では,代表して
樋状パターン11について説明する。
【0028】半導体基板(シリコンウェハ)3の表面の
ストレージ・ノード1を製造する箇所においては,図1
(a)に示すように,予め,素子分離領域21で区画さ
れた能動素子領域22に,酸化ケイ素からなる第1の絶
縁膜23と,例えば窒化ケイ素からなるエッチング阻止
膜24が設けられており,更に,これら絶縁膜23とエ
ッチング阻止膜24を貫通する接続孔25が形成されて
いる。また,エッチング阻止膜24の上に酸化ケイ素等
の第2の絶縁膜26を成膜することにより,接続孔25
は第2の絶縁膜26で埋め込まれ,かつ,絶縁膜23と
エッチング阻止膜24も第2の絶縁膜26で覆われてい
る。
【0029】一方,半導体基板3の表面のアライメント
マーク2を製造する箇所においても,図1(a’)に示
すように,予め,第1の絶縁膜23’とエッチング阻止
膜24’と第2の絶縁膜26’が設けられている。これ
ら第1の絶縁膜23’,エッチング阻止膜24’及び第
2の絶縁膜26’は,図1(a)に示した第1の絶縁膜
23,エッチング阻止膜24及び第2の絶縁膜26と,
それぞれ同じ材料で構成されており,両者はそれぞれ同
一の工程で形成されたものである。
【0030】そして,先ずエッチングにより第2の絶縁
膜26,26’を所望のパターン形状に除去する。即
ち,ストレージ・ノード1を製造する箇所においては,
図1(b)に示すように,ストレージ・ノード1のパタ
ーン1xを,第2の絶縁膜26の表面に設けたレジスト
27に転写,現像し,これをエッチングマスクとして第
2の絶縁膜26を垂直方向に異方性エッチングする。そ
して,接続孔25内を含む図1(b)中破線で示す要素
領域26xから第2の絶縁膜26を除去する。この場
合,回路要素が例えば256メガビットDRAMにおけ
る円筒形状のストレージ・ノード1であれば,この要素
領域26xの形状は内径A1が0.4μm程度の円筒形
状に形成される。
【0031】また同時に,アライメントマーク2を製造
する箇所においては,図1(b’)に示すように,第2
の絶縁膜26’の表面に設けたレジスト27’に,樋状
パターン11を形成するためのパターン11xが転写,
現像される(なお,図1(b’)に示すように,断面で
表した場合は,樋状パターン11を形成するための一対
のパターン11x,11xが転写,現像される)。そし
て,これをエッチングマスクとして第2の絶縁膜26’
が垂直方向に異方性エッチングされる。そして,図1
(b’)中破線で示す一対のスリット領域26x’,2
6x’から第2の絶縁膜26’がそれぞれ除去される。
なお,ストレージ・ノード1を製造する箇所とアライメ
ントマーク2を製造する箇所のいずれにおいても,エッ
チング阻止膜24,24’があるために,第1の絶縁膜
23,23’はいずれもエッチングされない。
【0032】ここで,図3は,本発明の第1の実施の形
態にかかるアライメントマーク2の各樋状パターン11
〜15を製造するための,各パターン11x〜15xを
示し,(a)は各パターン11x〜15xの平面図,
(b)は(a)におけるY−Y断面矢視図である。な
お,図3(b)のように断面で表した場合は,樋状パタ
ーン11を形成するための各パターン11x〜15x
は,いずれも一対ずつ現れる。図示の例では,各パター
ン11x〜15xは,半導体基板3の表面において絶縁
膜26’上に設けたレジスト27’に所定の間隔で凹部
31〜35を全部で5本配置し,凹部31〜35の中央
にエッチング除去されていない島部36〜40を形成し
た構成になっている。そして,各凹部31〜35の内側
壁と各島部36〜40の外側壁との間に,長方形状の各
パターン11x〜15xが環状にそれぞれ形成されてい
る。このように構成することにより,凹部31〜35の
幅A2自体の幅は約4μm程度と比較的広いが,各パタ
ーン11x〜15xの幅A11は,先に説明したストレー
ジ・ノード1を形成するための要素領域26xの内径A
1と同程度の約0.4μmになっている。なお,島部3
6〜40の幅は約3.2μm程度である。各パターン1
1x〜15xの長さB11は,各樋状パターン11を長く
して走査を容易にさせるために約10μm以上程度に設
定されており,深さC11は,絶縁膜の厚さに等しく,約
0.1〜5μmに設定されている。そして,このような
狭い幅を有するパターン11x,11xを利用して第2
の絶縁膜26’をエッチング除去したことにより,スリ
ット領域26x’,26x’の幅も,先に説明したスト
レージ・ノード1の要素領域26xの内径A1と同程度
の約0.4μmにすることができる。
【0033】次に,ポリシリコンを半導体基板3の全面
に成膜する。即ち,ストレージ・ノード1を製造する箇
所においては,図1(c)に示すように,ストレージ・
ノード材料としてのポリシリコン28が成膜される。ま
た同時に,アライメントマーク2を製造する箇所におい
ても,図1(c’)に示すように,ポリシリコン28’
の成膜が行われる。
【0034】次に,第3の絶縁膜を半導体基板3の全面
に成膜する。即ち,ストレージ・ノード1を製造する箇
所においては,図1(d)に示すように,酸化ケイ素等
の第3の絶縁膜29がポリシリコン28の上に成膜され
る。この場合,ストレージ・ノード1を製造する箇所に
おいては,要素領域26xの幅A1が高々0.4μm程
度と非常に狭いため,第3の絶縁膜29の表面はほぼ水
平面となり,要素領域26xにおける第3の絶縁膜29
の厚さT2と,その他の領域でのポリシリコン28上の
絶縁膜29の厚さT1は,T1<T2となる。
【0035】また同時に,アライメントマーク2を製造
する箇所においても,図1(d’)に示すように,第3
の絶縁膜29’がポリシリコン28’の上に成膜され
る。この場合,先に図3で説明したように,パターン1
1x,11xの幅が狭く,スリット領域26x’の幅A
11も先に説明した要素領域26xの内径A1と同程度の
約0.4μmになっているため,アライメントマーク2
を製造する箇所においても,第3の絶縁膜29’の表面
はほぼ水平面となる。このため,スリット領域26x’
の中央付近での第3の絶縁膜29’の厚さT2’と,そ
の他の領域でのポリシリコン28’上の第3の絶縁膜2
9’の厚さT1’も,同様にT1’<T2’となる。
【0036】次に,第3の絶縁膜のエッチバックを行
う。即ち,ストレージ・ノード1を製造する箇所におい
ては,第3の絶縁膜29をエッチバックし,図1(e)
に示すように,ポリシリコン28の表面を露出させる。
この場合,ストレージ・ノード1を製造する箇所におい
ては,要素領域26xにおける第3の絶縁膜29の厚さ
2と,その他の領域でのポリシリコン28上の絶縁膜
29の厚さT1がT1<T2となっているため,ポリシリ
コン28に形成された,前述の要素領域26xに対応す
る凹部28xには,第3の絶縁膜29が残ることとな
る。
【0037】また同時に,アライメントマーク2を製造
する箇所においても,第3の絶縁膜29’の全面エッチ
バックが行われる。この場合,アライメントマーク2を
製造する箇所においても,スリット領域26x’の中央
付近での第3の絶縁膜29’の厚さT2’と,その他の
領域でのポリシリコン28’上の絶縁膜29’の厚さT
1’がT1’<T2’となっているため,ポリシリコン2
8’に形成された,前述のスリット領域26x’に対応
する凹部28x’には,同様に第3の絶縁膜29’が残
ることとなる。
【0038】次に,ポリシリコンのエッチバックを行
う。即ち,ストレージ・ノード1を製造する箇所におい
ては,図2(f)に示すように,ポリシリコン28をエ
ッチバックしても,第3の絶縁膜29が残っているた
め,前述の凹部28x及び接続孔25内を含む部分は,
除去されず残ることになる。また同時に,アライメント
マーク2を製造する箇所においても,ポリシリコン2
8’がエッチバックされるが,この場合も同様に,凹部
28x’に第3の絶縁膜29’が残っているので,図2
(f’)に示すように,前述の凹部28x’を含む部分
が,除去されずに残る。
【0039】次に,第3の絶縁膜と第2の絶縁膜を弗酸
等で除去する。即ち,ストレージ・ノード1を製造する
箇所においては,図2(g)に示すように,凹部28x
に残った第3の絶縁膜29と,第2の絶縁膜26を除去
することにより,ポリシリコンからなる円筒形状のスト
レージ・ノード1を形成することができる。このように
形成されたストレージ・ノード1の外径は,要素領域2
6xの内径A1と同程度であり約0.4μmとなる。
【0040】また同時に,図2(g’)に示すように,
アライメントマーク2を製造する箇所においても,第3
の絶縁膜29’と,第2の絶縁膜26’を除去すること
により,ストレージ・ノード1の外径とほぼ等しく約
0.4μm程度の幅A11を備えた樋状パターン11(図
2(g’)では断面を示しているため,一対の樋状パタ
ーン11,11として現れる)が形成されることとな
る。なお,こうして形成された樋状パターン11の長さ
11は約10μm以上である。また,樋状パターン11
以外の樋状パターン12〜15も,樋状パターン11と
同時進行で形成され,樋状パターン11と同様の大きさ
及び形状を有する。
【0041】このように,半導体素子の回路要素の一つ
であるストレージ・ノード1を製造する工程と同じ工程
によって樋状パターン11〜15を形成し,アライメン
トマーク2を同時に製造することができる。このため,
アライメントマーク2を製造するために別途の工程を行
う必要が無く,アライメントマークを別途の工程で製造
する方法に比べ,全体的な工程数を少なくすることがで
き,製造時間の短縮化,コストの低減がはかれる。こう
して製造されたアライメントマーク2の幅は,図2
(g’)で説明したように,ストレージ・ノード1の外
径と同じ程度の幅を有しており,明確なアライメントマ
ーク2を製造することができる。また,こうして製造さ
れたアライメントマーク2の各樋状パターン11〜15
と半導体基板3(エッチング阻止膜24)との接触面の
幅も約0.4μm程度となるので,その後の基板洗浄工
程等でも各樋状パターン11〜15が,倒壊したり,剥
離するといった問題を生じない。このため,半導体基板
3の表面から剥離したアライメントマーク3の破片がL
SIの回路領域へ飛散する心配が無く,回路の短絡とい
った欠陥も生じない。従って,高品質のLSIが得られ
るようになる。
【0042】次に,図4,5において,左側に示した図
4(a)〜(e)及び図5(f)(g)は,先と同様,
回路要素の一例である円筒形状のストレージ・ノード5
の製造工程を示し,右側に示した図4(a’)〜
(e’)及び図5(f’)(g’)は,ストレージ・ノ
ード5と同時進行で製造されていく本発明の第2の実施
の形態にかかるアライメントマーク6の樋状パターン4
1についての各過程を示している。なお,第1の実施の
形態と同様に,第2の実施の形態においても,樋状パタ
ーン41は環状の長方形状に形成されている(なお,図
4(a’)〜(e’)及び図5(f’)(g’)でも,
樋状パターン41の製造過程を断面で示しているため,
各図において,樋状パターン41,パターン41xなど
は,いずれも一対ずつ現れている)。そして,この樋状
パターン41と,樋状パターン41と同様の構成を有す
る他の樋状パターン42〜45(樋状パターン42〜4
5については,図5(f’)に番号のみを示した)の,
全部で5つの樋状パターン41〜45によってアライメ
ントマーク6が構成されている。なお,各樋状パターン
41〜45の構成はいずれも同様であるので,図4,5
では,代表して一対の樋状パターン41の製造過程につ
いて説明する。
【0043】図4(a)に示すように,半導体基板(シ
リコンウェハ)7の表面のストレージ・ノード5を製造
する箇所においては,図4(a)に示すように,予め,
素子分離領域51で区画された能動素子領域52に,酸
化ケイ素からなる第1の絶縁膜53と,例えば窒化ケイ
素からなるエッチング阻止膜54が設けられており,更
に,エッチング阻止膜54の上には,能動素子領域52
との接続に用いる接続孔55のパターン56を形成した
レジスト57が設けられている。そして先ず,このレジ
スト57をエッチングマスクとしてエッチング阻止膜5
4と第1の絶縁膜53を図中垂直方向に異方性エッチン
グし,接続孔55を形成する。
【0044】一方,半導体基板7の表面のアライメント
マーク6を製造する箇所においても,図4(a’)に示
すように,予め,第1の絶縁膜53’とエッチング阻止
膜54’が設けられており,更に,エッチング阻止膜5
4’の上には,半導体基板7の表面との接続に用いる接
続孔55’のパターン56’を形成したレジスト57’
が設けられている。これら第1の絶縁膜53’,エッチ
ング阻止膜54’及びレジスト57’は,図4(a)に
示した第1の絶縁膜53,エッチング阻止膜54及びレ
ジスト57と,それぞれ同じ材料で構成されており,両
者はそれぞれ同一の工程で形成されたものである(な
お,アライメントマーク6を製造する箇所においては,
樋状パターン41,41を形成するためのパターン5
6’は2箇所に現れている)。そして先ず,図4(a)
で説明した工程を同時に行うことにより,レジスト5
7’をエッチングマスクとしてエッチング阻止膜54’
と第1の絶縁膜53’を図中垂直方向に異方性エッチン
グし,接続孔55’,55’を形成する。
【0045】次に,接続孔の内部にプラグを形成する。
即ち,ストレージ・ノード5を製造する箇所において
は,レジスト57を除去した後,導電性の膜として例え
ばポリシリコンを成膜し,全面をエッチバックすること
によって,図4(b)に示すように,接続孔55の内部
にポリシリコンのプラグ58を形成する。
【0046】また同時に,アライメントマーク6を製造
する箇所においても,レジスト57’が除去された後,
ポリシリコンが成膜され,その後のエッチバックによっ
て,図4(b’)に示すように,接続孔55’,55’
の内部に支持部としてのポリシリコンのプラグ58’,
58’がそれぞれ形成される。
【0047】次に,第2の絶縁膜の成膜及びそのエッチ
ングを行う。即ち,ストレージ・ノード5を製造する箇
所においては,図4(c)に示すように,エッチング阻
止膜54の上に酸化ケイ素等の第2の絶縁膜60を成膜
し,更にその上に設けたレジスト61にストレージ・ノ
ード5のパターン5xを転写,現像する。この場合,回
路要素が例えば256メガビットDRAMにおける円筒
形状のストレージ・ノード5であれば,このパターン5
xの形状は内径A5が約0.4μm程度の円筒形状に形
成される。更に,これをエッチングマスクとして第2の
絶縁膜60を垂直方向に異方性エッチングする。そし
て,図4(c)中破線で示す要素領域60xから第2の
絶縁膜60を除去する。なお,第1の絶縁膜53はエッ
チング阻止膜54で覆われているので,エッチングされ
ない。
【0048】また同時に,アライメントマーク6を製造
する箇所においても,図4(c’)に示すように,エッ
チング阻止膜54’の上に第2の絶縁膜60’が成膜さ
れ,更にその上にレジスト61’が設けられる。このレ
ジスト61’に樋状パターン41,41を形成するため
のパターン41x,41xを転写,現像する。このパタ
ーン11x,11xの幅は,先に説明したパターン5x
の内径A5と同程度の約0.4μmとする。その後,第
2の絶縁膜60が垂直方向に異方性エッチングされて,
図4(c’)中破線で示す要素領域60x’から第2の
絶縁膜60’が除去される。
【0049】次に,レジスト61を除去した後,ストレ
ージ・ノード材料である,例えばポリシリコンを半導体
基板7の全面に成膜する。即ち,ストレージ・ノード5
を製造する箇所においては,図4(d)に示すように,
ストレージ・ノード材料としてのポリシリコン62が成
膜される。また同時に,アライメントマーク6を製造す
る箇所においても,図4(d’)に示すように,ポリシ
リコン62’の成膜が行われる。
【0050】次に,ストレージ・ノード5を製造する箇
所においては,先に図1(d)(e)で説明した工程と
同様の工程が行われ,図4(e)に示すように,ポリシ
リコン62の表面が露出する。そして,ポリシリコン6
2に形成された凹部62xに第3の絶縁膜63が残った
状態となる。また同時に,アライメントマーク6を製造
する箇所においても,先に図1(d’)(e’)で説明
した工程と同様の工程が行われ,図4(e’)に示すよ
うに,ポリシリコン62’の表面が露出する。そして,
ポリシリコン62’に形成された凹部62x’,62
x’に第3の絶縁膜63’,63’がそれぞれ残った状
態となる。
【0051】次に,ポリシリコンのエッチバックを行
う。これにより,ストレージ・ノード5を製造する箇所
においては,図5(f)に示すように,ポリシリコン6
2の内,凹部62x及び接続孔55内を含む部分が除去
されずに残り,アライメントマーク6を製造する箇所に
おいても,図5(f’)に示すように,ポリシリコン6
2’の内,前述の凹部62x’,62x’及び接続孔5
5’,55’内を含む部分が除去されずにそれぞれ残る
こととなる。
【0052】次に,第3の絶縁膜と第2の絶縁膜を弗酸
等で除去する。これにより,ストレージ・ノード5を製
造する箇所においては,図5(g)に示すように,ポリ
シリコンからなる円筒形状のストレージ・ノード5を形
成することができる。このように形成されたストレージ
・ノード5の外径は,パターン5xの内径A5と同程度
であり約0.4μmとなる。
【0053】また同時に,図5(f’)に示すように,
アライメントマーク6を製造する箇所においては,スト
レージ・ノード5の外径とほぼ等しく約0.4μm程度
の幅A41を備えた一対の樋状パターン41,41が形成
されることとなる。なお,第1の実施の形態と同様に,
こうして形成された樋状パターン41の長さB41は約1
0μm以上である。また,樋状パターン41以外の他の
樋状パターン42〜45(樋状パターン42〜45につ
いては,図5(f’)に番号のみを示した)も,樋状パ
ターン41と同時進行で形成され,樋状パターン41と
同様の大きさ及び形状を有する。
【0054】この第2の実施の形態のアライメントマー
ク6は,先に説明した第1の実施の形態のアライメント
マーク2と同様の効果を奏することができることに加
え,更に次のような特徴がある。即ち,この第2の実施
の形態のアライメントマーク6は,各樋状パターン41
〜45と半導体基板7(エッチング阻止膜54)との接
触面の幅が約0.4μm程度となることに加えて,絶縁
膜53中に設けた支持部としてのプラグ58’によって
各樋状パターン41〜45を更に強固に固定することが
可能となる。従って,この後の工程である基板洗浄等で
のアライメントマーク6の倒壊,剥離といった不具合を
より確実に防止することができる。また,これにより半
導体基板7の表面から剥離したアライメントマーク6の
破片がLSIの回路領域へ飛散する心配がより少なくな
り,回路の短絡といった欠陥も生じない。従って,更に
高品質のLSIが得られるようになる。
【0055】以上,本発明の好ましい実施の形態を説明
したが,本発明は以上の形態に限らず,適宜変更するこ
とができる。例えば,第1及び第2の実施の形態では,
リソグラフィー工程の露光過程におけるマスクと半導体
基板のアライメントマークに適用した例を説明したが,
アライメントマークの形状や大きさを変形させれば,露
光,現像によって得られるレジストによる集積回路パタ
ーンと,下地基板上に構成されている集積回路パターン
との相対位置誤差量(合わせずれ量)の計測用マークに
も適用可能である。また,第1及び第2の実施の形態で
は,一重の円筒形状(シリンダ型)のストレージ・ノー
ドを製造する工程に基づいて説明したが,複数の円筒を
組み合わせたストレージ・ノードを製造する場合にも適
用可能である。更に,半導体素子の回路要素の一つであ
るストレージ・ノードを製造する工程に基づいて説明し
たが,本発明のアライメントマークはストレージ・ノー
ド以外の半導体素子の他の回路要素についても適用でき
る。また,アライメントマークを構成する各樋状パター
ンは,環状とせずに細いスリットを2本設けても良く,
スリットは1本または3本以上でも良い。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば,半導体素子の回路要素
を製造する工程と同じ工程によってアライメントマーク
を同時に製造できるので,アライメントマークを製造す
るために別途の工程を行う必要が無く,アライメントマ
ークを別途の工程で製造する方法に比べ,全体的な工程
数を少なくすることができる。このため,製造時間の短
縮化,コストの低減がはかれる。本発明のアライメント
マークは,回路要素と同じ程度の幅を有しており,明確
なアライメントマークを製造することができる。また,
こうして製造されたアライメントマークの各樋状パター
ンは,その後の基板洗浄工程等でも倒壊したり,剥離す
るといった問題を生じない。このため,半導体基板の表
面から剥離したアライメントマークの破片がLSIの回
路領域へ飛散する心配が無く,回路の短絡といった欠陥
も生じない。従って,高品質のLSIが得られるように
なる。また,半導体基板表面の絶縁膜内に例えばプラグ
のごとき支持部を埋め込むことにより,半導体基板の表
面に対する樋状パターンの取り付けを強固にすることが
でき,より倒壊や剥離の心配のないアライメントマーク
を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のアライメントマー
クをストレージ・ノードと同じ工程で製造した各過程を
示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のアライメントマー
クをストレージ・ノードと同じ工程で製造した各過程を
示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態で使用される各パタ
ーンを示し,(a)は各パターンの平面図,(b)は
(a)におけるY−Y断面矢視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のアライメントマー
クをストレージ・ノードと同じ工程で製造した各過程を
示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のアライメントマー
クをストレージ・ノードと同じ工程で製造した各過程を
示す説明図である。
【図6】従来のアライメントマークの説明図であり,
(a)は平面図,(b)は(a)におけるY−Y断面矢
視図である。
【図7】従来のアライメントマークをストレージ・ノー
ドと同じ工程で製造した場合の不具合を示す説明図であ
る。
【図8】従来のアライメントマークをストレージ・ノー
ドと同じ工程で製造した場合の不具合を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ストレージ・ノード 2 アライメントマーク 3 半導体基板 11 樋状パターン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の製造工程として行われるリ
    ソグラフィーにおいて利用される半導体基板の位置合わ
    せをするためのアライメントマークであって,半導体基
    板の表面に設けられた回路要素と略等しい幅を有する樋
    状パターンからなることを特徴とする半導体基板のアラ
    イメントマーク。
  2. 【請求項2】 前記回路要素が,ストレージ・ノードで
    あることを特徴とする請求項1に記載の半導体基板のア
    ライメントマーク。
  3. 【請求項3】 前記ストレージ・ノードが円筒形状であ
    り,前記樋状パターンの幅が該円筒形状のストレージ・
    ノードの外径と略等しいことを特徴とする請求項2に記
    載の半導体基板のアライメントマーク。
  4. 【請求項4】 前記樋状パターンは,ストレージ・ノー
    ドと同じ材料で構成されていることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の半導体基板のアライメントマーク。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の表面に対する樋状パタ
    ーンの取り付けを強固にすべく,半導体基板表面の絶縁
    膜内に埋め込まれた支持部を有することを特徴とする請
    求項1,2,3又は4のいずれかに記載の半導体基板の
    アライメントマーク。
  6. 【請求項6】 半導体基板の表面にレジスト膜を形成す
    る工程と,回路要素材料を成膜する工程と,回路要素材
    料を所望の形状にエッチングする工程とを行うことによ
    り回路要素を製造するに際し,これら各工程と同時に並
    行して同じ工程を行うことにより,回路要素と略等しい
    幅を有する樋状パターンを半導体基板の表面に形成する
    ことを特徴とする半導体基板のアライメントマークの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記回路要素が,円筒形状のストレージ
    ・ノードであることを特徴とする請求項6に記載の半導
    体基板のアライメントマークの製造方法。
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