JPH114433A - 画像受信装置 - Google Patents

画像受信装置

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JPH114433A
JPH114433A JP15653997A JP15653997A JPH114433A JP H114433 A JPH114433 A JP H114433A JP 15653997 A JP15653997 A JP 15653997A JP 15653997 A JP15653997 A JP 15653997A JP H114433 A JPH114433 A JP H114433A
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JP
Japan
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image
frame
receiving
data
control voltage
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JP15653997A
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Takashi Ito
藤 隆 伊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送フレームに同期信号の情報が格納されて
いない画像データを受信しても、受信バッファメモリの
オーバーフローを発生させない画像受信装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 画像圧縮符号化データを復号する復号化
器115に、符号化データ中の画像フレーム番号を格納
する画像フレーム番号レジスタ116と、再生画像が格
納されているフレームメモリリードポインタを格納する
フレームメモリリードポインタレジスタ117を設け、
2つの値の更新回数から受信側サンプリングクロック周
波数の送信側に対する遅れまたは進みを判断して、VC
XO122の制御電圧を調整するVCXO制御電圧生成
手段121により、受信側サンプリングクロックを自動
的に調整して受信バッファのオーバーフローを回避す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG2などの
画像圧縮符号化方式により圧縮符号化された画像データ
をディジタル伝送路から受信して再生表示する画像受信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データをMPEG2などの画像圧縮
符号化方式により圧縮符号化し、ディジタル伝送路によ
って伝送する画像伝送装置では、送信側と受信側でデー
タサンプリングクロックが同期していなければ、以下の
問題が生じる。一つは受信側サンプリングクロックの周
波数が送信側に比べて速い場合であり、この場合、受信
側のバッファメモリがアンダーフローして、再生画像の
更新ができず画像の繰り返し表示が行われる。もう一つ
は、受信側サンプリングクロックの周波数が送信側に比
べて遅い場合であり、送信データが受信側のバッファメ
モリに少しずつ蓄積し、最後にはバッファメモリがオー
バーフローする。このとき、受信側では再生画像の表示
の連続性が失われてしまう。画像伝送装置では、後者の
場合がより重大な問題であり、受信側のバッファメモリ
をオーバーフローさせない仕組みが必要となる。
【0003】この問題を解決する従来技術としては、特
開昭62−131679号公報に記載されたものがあ
る。これは、送信側において、入力画像信号に含まれる
同期信号の有無を示すフラグビットと同期信号の発生タ
イミングを示す位置アドレスとを伝送フレームに多重
し、受信側において、同期信号の有無とその位置アドレ
スとから送信側と同一の同期信号を生成し、PLLを用
いて受信側サンプリングクロックをその同期信号に同期
させるというものである。
【0004】図7は従来の画像伝送装置の構成を示し、
図8はその伝送フレームの構成を示す。図7の送信側に
おいて、701はA/D変換器、702は符号化器、7
03はバッファメモリ、704はフレーム構成回路、7
05はシリアル/パラレル変換回路、706はバッファ
メモリ、707は同期分離回路、708はPLL回路、
709はカウンタ、710は分周回路である。受信側に
おいて、711はバッファメモリ、712はパラレル/
シリアル変換回路、713はフレーム同期及び分離回
路、714はバッファメモリ、715は復号化器、71
6はメモリ、717はD/A変換器、718は分周回
路、719はカウンタ、720はPLL回路である。
【0005】次に、上記画像伝送装置の概略動作を説明
する。まず送信側の動作について説明する。入力画像信
号に含まれる水平同期信号は、同期分離回路707で分
離され、送信側のサンプリングクロックは、PLL回路
708により水平同期信号との同期をとる。符号化器7
02で圧縮符号化された画像データは、一旦バッファメ
モリ703に格納される。一方、伝送路クロックを分周
回路710で分周してデータ転送クロックを生成し、バ
ッファメモリ703から画像データを読み出す。フレー
ム構成回路704では、図8に示した伝送フレームを構
成する。図8において、SYNCビットはフレーム同期をと
るためのビット、水平同期有無フラグは水平同期信号の
発生の有無を示すフラグ、位置アドレスは水平同期信号
の発生タイミングを示すカウンタ値である。カウンタ7
09はフレームの先頭でクリアされ、常にデータ転送ク
ロックをカウントしている。フレーム構成回路704で
は、水平同期信号が発生すると水平同期有無フラグをた
て、そのときのカウンタ709の値を伝送フレーム中に
格納する。シリアル/パラレル変換回路705により伝
送データをパラレルデータに変換し、バッファメモリ7
06に格納する。データはチャネルごとに時分割に割り
当てられたスロットに格納され、バッファメモリ706
からバースト転送される。
【0006】次に受信側の動作について説明する。分周
回路718により伝送路クロックを分周してデータ転送
クロックを生成する。バッファメモリ711にバースト
転送された伝送データは、データ転送クロックによりバ
ッファメモリ711から読み出され、パラレル/シリア
ル変換回路712によりシリアルデータに変換される。
フレーム同期及び分離回路713では、フレーム同期を
検出し、水平同期有無フラグと位置アドレスを抽出す
る。ここで水平同期有無フラグが”1”のときは、カウ
ンタ719に位置アドレスの値をロードし、データ転送
クロックのカウントを開始する。カウンタ719は、デ
ータ転送クロックのカウンタ値が位置アドレスの値と一
致したときキャリー信号を発生する。このキャリー信号
は、水平同期信号のタイミングを示すものであり、PL
L回路720により受信側のサンプリングクロックをキ
ャリー信号に同期させる。画像データは、フレーム同期
及び分離回路713で分離され、バッファメモリ714
に一旦格納され、復号化器715のデータ要求に従って
バッファメモリ714から読み出される。復号処理後の
再生画像は、メモリ716の内部にアドレスによって区
切られたフレームメモリに格納され、フレーム間予測符
号化されたデータの復号の際、参照画像として用いられ
た後、復号器化715から出力され、D/A変換器71
7でD/A変換が施されて表示される。
【0007】以上のように、従来の画像伝送装置は、送
信側において、水平同期信号の発生タイミングを水平同
期有無フラグと伝送路クロックから生成したデータ転送
クロックのカウンタ値である位置アドレスを伝送フレー
ム中に格納して伝送し、受信側において、これらの情報
から同じ伝送路クロックから生成したデータ転送クロッ
クを用いて水平同期信号のタイミングを再生することに
より、送信側と受信側のサンプリングクロックの同期を
とって受信側のバッファメモリのオーバーフローを回避
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術による画像伝送装置における受信装置は、水平
同期信号有無フラグと位置アドレスを伝送フレーム中に
格納する送信装置を必ず必要とし、また水平同期信号の
情報が格納されていない伝送フレームを受信した場合
は、受信バッファメモリがオーバーフローしてしまう可
能性がある。また従来の伝送フレームは、水平同期有無
フラグと位置アドレスが格納されていることで、オーバ
ーヘッドが大きく伝送効率が下がるという問題もある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するもので、
同期信号の情報が格納されていない画像伝送データを受
信しても、受信バッファメモリのオーバーフローを発生
させない画像受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像受信装置
は、画像の圧縮符号化データを復号する際に、再生画像
のフレーム番号と、表示画像の更新回数とから、受信側
サンプリングクロックの周期が送信側に比べて速いか遅
いかを判断し、受信側サンプリングクロックの周期を自
動的に調整するようにしたものである。
【0011】本発明によれば、同期信号の情報が格納さ
れていない画像伝送データを受信しても、受信バッファ
メモリのオーバーフローを発生させない画像受信装置が
得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像圧縮符号化データを受信して復号する際に、デ
ータに含まれる画像フレーム番号と表示画像の更新回数
とから、受信側サンプリングクロックの周期が送信側に
比べて速いか遅いかを判断して、受信側サンプリングク
ロックの周期を自動的に調整する手段を備えた画像受信
装置であり、同期信号の情報が格納されていない画像伝
送データを受信しても、受信側において入出力フレーム
数と再生画像の繰り返し表示動作を監視することで、受
信側サンプリングクロック周波数の遅れまたは進みを検
知して自動的に調整し、受信側バッファメモリのオーバ
フローを回避するという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、画像圧縮符号化
データを受信して復号する際に、データに含まれる画像
フレーム番号と再生画像を格納するフレームメモリの読
み出しアドレスであるフレームメモリリードポインタを
取り込むレジスタを有する復号化器と、画像フレーム番
号とフレームメモリリードポインタを入力として、これ
らの値から受信側サンプリングクロック周期が送信側に
比べて速いか遅いかを判断し、その判断に基づいてVC
XO制御電圧を調整するVCXO制御電圧生成手段とを
備えた画像受信装置であり、同期信号の情報が格納され
ていない画像伝送データを受信しても、受信側において
入出力フレーム数と再生画像の繰り返し表示動作を監視
することで、受信側サンプリングクロック周波数の遅れ
または進みを検知して自動的に調整し、受信側バッファ
メモリのオーバフローを回避するという作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、VCXO制御電
圧生成手段にチャージポンプ回路を用いた請求項2記載
の画像受信装置であり、同期信号の情報が格納されてい
ない画像伝送データを受信しても、受信側において入出
力フレーム数と再生画像の繰り返し表示動作を監視する
ことで受信側サンプリングクロック周波数の遅れ、進み
を検知して自動的に調整し、受信側バッファメモリのオ
ーバフローを回避するという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6、表1から表3を用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における画像
受信装置のブロック図である。図1において、111は
バッファメモリ、112はパラレル/シリアル変換回
路、113はフレーム同期及び分離回路、115は復号
化器、116は画像フレーム番号レジスタ、117はフ
レームメモリリードポインタレジスタ、118はメモ
リ、119はD/A変換器、120は分周回路、121
はVCXO制御電圧生成手段、122はVCXOであ
る。
【0016】このように構成された画像受信装置の動作
を以下に説明する。伝送データは、チャネルごとに時分
割に割り当てられたスロットに格納され、バッファメモ
リ111にバースト転送される。一方、分周回路120
によりVCXO122からの受信側サンプリングクロッ
クを分周して、受信側におけるデータ転送クロックを生
成する。復号化器115のデータ要求信号に従って、受
信側のデータ転送クロックでバッファメモリ111から
伝送データの読み出しを行う。バッファメモリ111か
ら読み出された伝送データは、パラレル/シリアル変換
回路112を通り、フレーム同期および分離回路113
でフレーム同期、画像データの分離が施され、復号化器
115に画像データが入力される。復号化器115は、
入力された画像圧縮符号化データの復号処理を行い、再
生画像をメモリ118の内部にアドレスにより区切られ
たフレームメモリに格納する。フレームメモリに格納さ
れた再生画像は、フレーム間予測符号化されたデータの
復号の際、参照画像として用いられた後、復号化器11
5から出力され、D/A変換器119でアナログ信号に
変換され、表示画像として出力される。復号化器115
は、復号処理中に圧縮符号化データに格納されている画
像フレーム番号と再生画像を出力する際のフレームメモ
リの読み出しアドレスであるフレームメモリリードポイ
ンタを、再生画像出力タイミングに同期してそれぞれ画
像フレーム番号レジスタ116とフレームメモリリード
ポインタレジスタ117に取り込む。VCXO制御電圧
生成手段121は、この2つのデータから受信側サンプ
リングクロックの周波数の送信側に対する遅れまたは進
みを検知して、VCXO122の制御電圧を生成し、V
CXO122により受信側サンプリングクロックを得
る。
【0017】ここで、画像フレーム番号とフレームメモ
リリードポインタから受信側サンプリングクロックの遅
れまたは進みを検知する方法について説明する。図4は
送信側と受信側のサンプリングクロックの同期がとれて
いるときの入力ビット量と再生画像出力時間の関係を示
す。図中、縦軸は入力ビット量、横軸は再生画像出力時
間、、、、・・・は入力、出力フレーム数を示し
ている。図中、表示出力は瞬時に行われると仮定してい
る。画像伝送における画像データの圧縮符号化にはフレ
ーム間予測符号化が用いられるので、復号処理では表示
前の再生画像を参照画像として1枚必要とする。図4で
はフレームが入力、復号され、再生画像としてフレ
ームメモリに格納され、フレームが入力、再生画像
を用いて復号された後、再生画像が表示出力される。
同じように、フレームはフレームの復号に用いられ
てから表示出力される。
【0018】表1は再生画像出力の更新があった時点の
入力フレーム数と出力フレーム数の関係を示している。
送信側と受信側のサンプリングクロックの同期がとれて
いる場合、入出力フレーム数の差は”1”で一定であ
る。また、同期がとれていなくても、送信側サンプリン
グクロックと受信側サンプリングクロックの周波数が一
致していれば、フレームの出力タイミングがずれて入
出力フレーム数の差が”2”となっても、その後”2”
で一定である。
【表1】
【0019】図5は受信側のサンプリングクロックの周
波数が送信側に対して速い場合の入力ビット量と再生画
像出力時間の関係を示す。また、表2は再生画像出力の
更新があった時点の入力フレーム数と出力フレーム数の
関係を示す。この場合、最初に入出力フレーム数の差
は”2”となるが、受信側のサンプリングクロックの周
期が速いため、入出力フレーム数の差は”2”から”
1”への減少を繰り返し、その間に再生画像の繰り返し
表示が発生する。再生画像の繰り返し表示の発生は、入
力フレームが更新しているにもかかわらず、再生画像の
表示タイミングが速すぎて出力できない場合に生じる。
このことは、再生画像出力タイミングにおいて、画像フ
レーム番号の更新があり、且つフレームメモリリードポ
インタの更新がない場合に等しい。
【0020】
【表2】 図6は受信側のサンプリングクロックの周波数が送信側
に対して低い場合の入力ビット量と再生画像出力時間の
関係を示す。また、表3に再生画像出力の更新があった
時点の入力フレーム数と出力フレーム数の関係を示す。
入出力フレーム数の差は”2”から始まりフレーム出
力時において差は”3”になる。途中駒落としが入る
と、フレーム出力時に差は”2”となるが、フレーム
出力時で再び差は”3”となる。このように、駒落と
しのない期間では入出力フレームの差は”2”より大き
く、増加していくと考えることができる。以上説明した
ように、受信側サンプリングクロックの周波数が送信側
に比べて高い時は再生画像の繰り返し表示が発生し、低
い時は入出力フレーム数の差が”2”より大きくなるの
で、これらの状態を検知できる。
【表3】
【0021】図2は本実施の形態におけるVCXO制御
電圧生成手段121の構成例を示す。図2において、2
01は再生画像繰り返し表示判定回路、202は画像フ
レーム番号更新回数カウンタ、203はフレームメモリ
リードポインタ更新回数カウンタ、204は減算器、2
05は制御電圧UP/DOWN信号生成回路、206は
チャージポンプ回路、207はローパスフィルタであ
る。
【0022】次に、VCXO制御電圧生成手段121の
概略動作を説明する。復号化器115の内部レジスタに
格納されている画像フレーム番号とフレームメモリリー
ドポインタを、再生画像の出力タイミングに合わせて再
生画像繰り返し表示判定回路201へ入力する。画像フ
レーム番号の更新があり、且つフレームメモリリードポ
インタの更新がない場合は、送信側での駒落とし以外で
再生画像の繰り返し表示が発生したとして、制御電圧U
P/DOWN信号生成回路205に情報を与える。更新
回数カウンタ202、203は、前回入力時から値が更
新された場合のみカウントアップする。画像フレーム番
号更新カウンタ202は、入力フレーム数をカウント
し、フレームメモリリードポインタ更新カウンタ203
は、出力フレーム数をカウントすることになる。次に減
算器204により入力フレーム数から出力フレーム数を
減算し、値を制御電圧UP/DOWN信号生成回路20
5に入力する。制御電圧UP/DOWN信号生成回路2
05では、入出力フレーム数の差が”2”より大きい場
合は、VCXO122の制御電圧を上昇させるべく、U
P信号に一定期間LOWとなるパルスを出力する。ま
た、再生画像繰り返し表示の発生が検出された場合は、
VCXO122の制御電圧を下降させるべく、DOWN
信号に一定期間LOWとなるパルスを出力する。これら
の場合以外はUP、DOWN信号ともにHIGHを出力
する。チャージポンプ回路206では、UP、DOWN
信号によりVCXO制御電圧を生成し、ローパスフィル
タ207を通して出力する。
【0023】図3は本実施の形態で用いられる伝送フレ
ームの構成例を示す。図3に示すとおり、伝送フレーム
は、フレーム同期をとるためのSYNCビットとデータ
のみで構成され、同期信号情報を含まない。
【0024】以上のように,本実施の形態の画像受信装
置によれば、復号化器115において圧縮符号化データ
中の画像フレーム番号と再生画像を格納しているフレー
ムメモリリードポインタの値をレジスタに取り込み、こ
れらの値から受信側サンプリングクロック周期の送信側
に対する遅れまたは進みを判断してVCXO122の制
御電圧を調整するので、送信側から同期信号の情報を受
け取らなくても、受信側バッファメモリのオーバーフロ
ーを回避することができる。また、送信側においても、
同期信号情報を格納するハードウェアが不要になる。ま
た、伝送フレームについても、同期信号情報を格納しな
いで済む分だけ伝送効率が向上する。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像受信装置
は、復号化器において画像圧縮符号化データを復号する
際、画像フレーム番号と再生画像の更新回数から受信側
サンプリングクロック周波数が送信側に比べて遅れてい
るか進んでいるかを検知して、受信側サンプリングクロ
ック周期を補正するので、送信側から同期信号情報を受
け取らなくても、受信側のバッファメモリのオーバーフ
ローを回避することができる。また、送信側において
も、同期信号情報を格納するハードウェアが不要にな
る。また、伝送フレームについても、同期信号情報を格
納しないで済むため、その分、伝送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像受信装置のブ
ロック図
【図2】実施の形態におけるVCXO制御電圧生成手段
のブロック図
【図3】実施の形態における画像受信装置で用いられる
伝送フレーム構成図
【図4】受信側サンプリングクロックが送信側と同期し
ている場合の入力ビット量と再生画像出力時間の関係を
示す特性図
【図5】受信側サンプリングクロック周期が送信側より
速い場合の入力ビット量と再生画像出力時間の関係を示
す特性図
【図6】受信側サンプリングクロック周期が送信側より
遅い場合の入力ビット量と再生画像出力時間の関係を示
す特性図
【図7】従来の技術による画像伝送装置のブロック図
【図8】従来の技術による画像伝送装置で用いられる伝
送フレーム構成図
【符号の説明】
111 バッファ 112 パラレル/シリアル変換回路 113 フレーム同期及び分離回路 115 復号化器 116 画像フレーム番号レジスタ 117 フレームメモリリードポインタ 118 メモリ 119 D/A変換器 120 分周回路 121 VCXO制御電圧生成手段 122 VCXO 714 バッファ 719 カウンタ 720 PLL回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像圧縮符号化データを受信して復号す
    る際に、データに含まれる画像フレーム番号と表示画像
    の更新回数とから、受信側サンプリングクロックの周期
    が送信側に比べて速いか遅いかを判断して、受信側サン
    プリングクロックの周期を自動的に調整する手段を備え
    た画像受信装置。
  2. 【請求項2】 画像圧縮符号化データを受信して復号す
    る際に、データに含まれる画像フレーム番号と再生画像
    を格納するフレームメモリの読み出しアドレスであるフ
    レームメモリリードポインタを取り込むレジスタを有す
    る復号化器と、画像フレーム番号とフレームメモリリー
    ドポインタを入力として、これらの値から受信側サンプ
    リングクロック周期が送信側に比べて速いか遅いかを判
    断し、その判断に基づいてVCXO制御電圧を調整する
    VCXO制御電圧生成手段を備えた画像受信装置。
  3. 【請求項3】 VCXO制御電圧生成手段にチャージポ
    ンプ回路を用いた請求項2記載の画像受信装置。
JP15653997A 1997-06-13 1997-06-13 画像受信装置 Pending JPH114433A (ja)

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