JPH11354527A - 板体加熱装置 - Google Patents

板体加熱装置

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JPH11354527A
JPH11354527A JP10161585A JP16158598A JPH11354527A JP H11354527 A JPH11354527 A JP H11354527A JP 10161585 A JP10161585 A JP 10161585A JP 16158598 A JP16158598 A JP 16158598A JP H11354527 A JPH11354527 A JP H11354527A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 万一第一のフィラメント9aの断線やその電
源回路の故障等があった場合でも、第二のフィラメント
9bを使用して引き続き加熱物aの加熱を可能とする。 【解決手段】 板体加熱装置は、内部に気密な空間が形
成され、加熱物aを載せる平坦な加熱部2を有する耐熱
性の加熱物支持部材1と、この加熱物支持部材1の前記
加熱部2を加熱するフィラメント9a、9bを有し、こ
れらのフィラメント9a、9bは、第一のフィラメント
9aと、同第一のフィラメント9aとフィラメント加熱
電源10に並列に接続された第二のフィラメント9bと
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
薄型平板状の加熱物を高温に加熱する板体加熱装置に関
し、特に、万一加熱手段にトラブルが生じた場合でも、
半導体ウエハ等の加熱物を引き続き加熱することができ
る板体加熱装置に関する。
【0002】
【発明の属する技術分野】現在、半導体メーカは200
0年を目標に12インチウエハの量産体制を目指してい
る。シリコンウェハの供給にはほばメドがつき、現在は
それを使用した半導体の製造技術、例えば製造装置開発
とその評価に移ろうとしている。そのプロセス技術の根
幹をなす技術は基板加熱ヒータであり、(a)熱均一
性、(b)クリーン性、(c)信頼性が求められてい
る。
【0003】従来から使用されている板体加熱手段とし
ては、電気抵抗加熱、誘導加熱、ランプ加熱の3
つの手段が使われてきている。12インチの大面積ウエ
ハに対応できる加熱手段としては、前記(a)熱均一
性、(b)クリーン性、(c)信頼性の観点から、電
気抵抗加熱とランプ加熱の改良型で装置開発が進めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】従来の加熱装置で
は、加熱手段が一系統であるため、万一加熱手段の断線
やその電源回路の故障等があった場合、加熱物aの加熱
が出来なくなり、半導体ウエハ等の生産ラインが停止し
てしまうという課題があった。本発明は、前記従来の板
体加熱装置の課題に鑑み、万一加熱手段の断線やその電
源回路の故障等があった場合でも、引き続き加熱物aの
加熱が可能であり、半導体ウエハ等の生産ラインが停止
してしまうことのない板体加熱装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、前記加熱物支持部材1の加熱物aを載
せる加熱部2を加熱する加熱手段として、第一の加熱手
段の他に少なくとも第二の加熱手段を配置することによ
り、加熱手段を複数系統とし、万一第一の加熱手段が断
線したとき、第二またはそれ以降の加熱手段を使用して
引き続き加熱物aを加熱することを可能としたものであ
る。
【0006】すなわち、本発明による板体加熱装置は、
薄型平板状の加熱物aをその背面側から加熱する平板加
熱装置であって、加熱物aを載せる平坦な加熱部2を有
する耐熱性の加熱物支持部材1と、この加熱物支持部材
1の前記加熱部2を加熱する加熱手段とを有し、この加
熱手段は、第一の加熱手段と、同第一の加熱手段と加熱
電源に並列に接続された少なくとも一つ以上の他の加熱
手段を有することを特徴とするものである。
【0007】このような板体加熱装置では、万一第一の
加熱手段の断線等により、第一の加熱手段により加熱物
aが加熱出来なくなったとき、第二、第三の加熱手段を
使用して加熱物aを加熱することができる。これによ
り、シリコンウエハ等の薄型板状加熱物aの加工を停止
することなく、工程を継続することが可能となる。加熱
物支持部材1の少なくとも加熱部2は、シリコン含浸シ
リコンカーバイトからなることが好ましい。このような
加熱部2は、モリブデン等に比べて熱容量が小さく、加
熱、冷却時の熱応答性が良好である。
【0008】また、第一の加熱手段と他の加熱手段は、
同心円状に配置し、内側に配置された加熱手段を、他方
の加熱手段より加熱物支持部材1の加熱部2に近い位置
に配置するのがよい。内側に配置された加熱手段により
加熱部2を加熱するとき、その上に載せた加熱物aの周
辺部からの放熱により加熱物aの周辺部の温度低下を来
しやすい。そこで、内側に配置された加熱手段程加熱部
2に近づけて、熱伝達を良好にすることにより、加熱物
aを均一に加熱することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1と図2は、本発明による板体加熱装置を使用した半
導体製造装置の例を示すものである。この図1では、減
圧容器は図示しておらず、そのステージ部17のみが示
されているが、実際には、このステージ部17の両側か
らその上にわたって減圧容器で囲まれてる。ステージ部
17の壁には、冷却液通路7が形成され、この冷却液通
路7に水等の冷却液を通すことにより、ステージ部17
を冷却できるようになっている。
【0010】このステージ部17の上には、シリコンウ
エハ等の薄形板状の加熱物を載せる平坦な加熱部2を有
する耐熱性の加熱物支持部材1が設置され、その内部は
同加熱物支持部材1により、その外側の空間と気密に仕
切られる空間を有する。より具体的には、加熱物支持部
材1は、上面側が加熱部2により閉じられ、下面側が開
口した円筒形状を有しており、加熱部2の平坦な上面
は、シリコンウエハ等の薄形板状の加熱物より広くなっ
ている。加熱物支持部材1の下縁部は、ステージ部7の
上面に当てられて固定されると共に、真空シール材8に
より気密にシールされている。
【0011】加熱物支持部材1はその全体または少なく
とも加熱部2がシリコン含浸シリコンカーバイトやアル
ミナ、窒化珪素等のセラミックからなる。後述するよう
に、電子衝撃により加熱物を加熱する場合において、加
熱物支持部材1がセラミックのような絶縁体からなる場
合は、その加熱部2の内面に導体膜を形成し、この導体
膜をステージ部17を介して接地する。
【0012】ステージ部17には、排気通路4が形成さ
れ、この排気通路4に接続された真空ポンプ5により、
加熱物支持部材1の内部の空間が排気され、真空にされ
る。さらに、この加熱物支持部材1の内部には、第一と
第二の加熱手段としての第一と第二のフィラメント9
a、9bとリフレクタ3が設置されている。
【0013】フィラメント9a、9bは、加熱物支持部
材1の加熱部2の背後に設けられ、このフィラメント9
a、9bには、絶縁シール端子16を介してフィラメン
ト加熱電源10が接続されている。さらに、このフィラ
メント9a、9bと加熱部2との間には、ステージ部1
7及び加熱物支持部材1を介して電子加速電源11の加
速電圧が印加されている。なお加熱部2は、加熱物支持
部材1及びステージ部17を介して接地され、フィラメ
ント9a、9aに対して正電位に保持される。
【0014】ここで、フィラメント9a、9bは、加熱
部2の周辺部近くの下方に配置した円形の第一のフィラ
メント9aと、この第一のフィラメント9aより内側に
同心円状に配置しした第二のフィラメント9bとを有す
る。図1はこれら第一と第二のフィラメント9a、9b
の側面の配置状態を示し、図2はこれら第一と第二のフ
ィラメント9a、9bの平面の配置状態を示す。
【0015】図1に示すように、第一のフィラメント9
aは、加熱部2の下面に配置され、第二のフィラメント
9bは、第一のフィラメント9aより上方に、すなわち
第一のフィラメント9aより加熱部2の下面近くに配置
されている。これら第一のフィラメント9aと第二のフ
ィラメント9bは、フィラメント加熱電源10に並列に
接続されている。但し、第二のフィラメント9bは、ス
イッチ13を介してフィラメント加熱電源10に接続さ
れている。
【0016】図2に示すように、第一のフィラメント9
aは円形に配置され、第二のフィラメント9bは、第一
のフィラメント9aより径の小さな同心円上に円形に配
置されている。図2において、符号12a、12bは、
第一のフィラメント9aと第二のフィラメント9bの引
出端子を示し、これらが図1に示したフィラメント加熱
電源10に接続される。
【0017】リフレクタ3は、加熱物支持部材1の加熱
部2に対しフィラメント9a、9bの背後側に設けられ
ている。このリフレクタ3は、金、銀等の反射率の高い
金属、またはモリブデン等の融点の高い金属で形成さ
れ、少なくともその加熱物支持部材1の加熱部2に対向
した面は、鏡面となっており、赤外線を反射する。この
リフレクタ3は、多重に配置することができる。前記加
熱物支持部材1の加熱部2の平坦な上面には、シリコン
ウエハ等の薄形平板状の加熱物が載せられる。
【0018】このような板体加熱装置では、加熱物支持
部材1の内部空間を減圧し、真空とする。次に、フィラ
メント加熱電源10から第一の加熱手段である第一のフ
ィラメント9aに電流を流し、同第一のフィラメント9
aから熱電子を放出し、これを電子加速電源11で印加
される加速電圧により加熱物支持部材1の加熱部2に衝
突させる。この電子衝撃により、加熱物支持部材1の加
熱部2が加熱され、この加熱部2の上面に載せられてい
る加熱物が加熱される。
【0019】このとき、加熱物支持部材1の内部は、真
空の空間となっているため、加熱物支持部材1の加熱部
2からその背後へは、対流による熱放出がなされず、輻
射による熱放出のみがなされる。そしてこの加熱部2の
背後へ放射された輻射熱は、リフレクタ3で加熱物支持
部材1の加熱部2へ向けて反射されるため、リフレクタ
3の背面への熱の放出が防止され、加熱物を効率的に加
熱することができる。これにより、加熱物を短時間で高
温に加熱することができる。
【0020】前記の第一のフィラメント9aは、加熱部
2の下面の周辺部近くに配置されているため、加熱部2
の周辺部を加熱し、加熱物の周辺部を加熱する。加熱物
の周辺部は、周囲に熱を放射し、温度低下を来たしやす
いので、この周辺部を高温に加熱することにより、加熱
物全体を均一な温度に加熱することができる。このよう
にして加熱物を加熱した状態で、例えばステージ部17
を囲む減圧容器にシラン等のプロセスガスを導入し、加
熱物の表面にシリコン薄膜を堆積させ、加熱物の表面に
半導体加工を施すことができる。
【0021】ここで、第一のフィラメント9aが断線
し、熱電子が放出出来なかったとき、スイッチ13を閉
じて、フィラメント加熱電源10から第二のフィラメン
ト9bに電流を供給する。この第二のフィラメント9b
は、加熱部2の下面の近くに配置してあるため、加熱物
の周辺部の温度低下を防止することができる。なお、前
述の例では、フィラメント9a、9bは、第一のフィラ
メント9aと第二のフィラメント9bとの2系統のフィ
ラメントからなるが、フィラメントは3系統以上であっ
てもよい。さらに、電子衝撃による加熱手段に限らず、
電気抵抗加熱等、他の加熱手段に本発明を同様にして適
用することができることはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、万
一第一の加熱手段の断線やその電源回路の故障等があっ
た場合でも、第二の加熱手段を使用して引き続き加熱物
aの加熱が可能であり、半導体ウエハ等の生産ラインが
停止してしまうことのない板体加熱装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による板体加熱装置とそれを使用した板
体加工装置の例を示す概略断面図である。
【図2】同板体加熱装置の横断平面図である。
【符号の説明】
1 加熱物支持部材 2 加熱物支持部材の加熱部 3 リフレクタ 9a 第一のフィラメント 9b 第二のフィラメント 10 フィラメント加熱電源 11 電子加速電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわち、本発明による板体加熱装置は、
薄型平板状の加熱物aをその背面側から加熱する平板加
熱装置であって、加熱物aを載せる平坦な加熱部2を有
する耐熱性の加熱物支持部材1と、この加熱物支持部材
1の前記加熱部2を加熱する加熱手段とを有し、この加
熱手段は、第一の加熱手段と、同第一の加熱手段と加熱
電源に並列に接続された少なくとも一つ以上の他の加熱
手段を有し、前記加熱物支持部材1の少なくとも加熱部
2は、シリコン含浸シリコンカーバイトからなることを
特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このような板体加熱装置では、万一第一の
加熱手段の断線等により、第一の加熱手段により加熱物
aが加熱出来なくなったとき、第二、第三の加熱手段を
使用して加熱物aを加熱することができる。これによ
り、シリコンウエハ等の薄型板状加熱物aの加工を停止
することなく、工程を継続することが可能となる。
た、加熱物支持部材1の少なくとも加熱部2は、シリコ
ン含浸シリコンカーバイトからなるため、加熱部2は、
モリブデン等に比べて熱容量が小さく、加熱、冷却時の
熱応答性が良好である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【特許請求の範囲】
【請求項】 薄型平板状の加熱物(a)をその背面側
から加熱する平板加熱装置において、加熱物(a)を載
せる平坦な加熱部(2)を有する耐熱性の加熱物支持部
材(1)と、この加熱物支持部材(1)の前記加熱部
(2)を加熱する加熱手段とを有し、この加熱手段は、
第一の加熱手段と、同第一の加熱手段と加熱電源に並列
に接続された少なくとも一つ以上の他の加熱手段を有
し、前記第一の加熱手段と他の加熱手段のうち、内側に
配置された加熱手段は、他方の加熱手段より加熱物支持
部材(1)の加熱部(2)に近い位置に配置されている
ことを特徴とする板体加熱装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】従来の加熱装置で
は、加熱物aの周辺部からの放熱により加熱物aの周辺
部の温度低下を来しやすいという課題があった。本発明
は、前記従来の板体加熱装置の課題に鑑み、加熱物aを
均一に加熱することができる板体加熱装置を提供するこ
とを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、前記加熱物支持部材1の加熱物aを載
せる加熱部2を加熱する加熱手段として、第一の加熱手
段の他に少なくとも第二の加熱手段を配置し、内側に配
置された加熱手段程加熱部2に近づけて、熱伝達を良好
にすることにより、加熱物aを均一に加熱することがで
きるようにしたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわち、本発明による板体加熱装置は、
薄型平板状の加熱物aをその背面側から加熱する平板加
熱装置であって、加熱物aを載せる平坦な加熱部2を有
する耐熱性の加熱物支持部材1と、この加熱物支持部材
1の前記加熱部2を加熱する加熱手段とを有し、この加
熱手段は、第一の加熱手段と、同第一の加熱手段と加熱
電源に並列に接続された少なくとも一つ以上の他の加熱
手段を有し、内側に配置された加熱手段を、他方の加熱
手段より加熱物支持部材1の加熱部2に近い位置に配置
したことを特徴とするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このような板体加熱装置では、内側に配置
された加熱手段程加熱部2に近づけて、熱伝達を良好に
しているため、加熱物aを均一に加熱することができる
ようになる。加熱物支持部材1の少なくとも加熱部2
は、シリコン含浸シリコンカーバイトからなることが好
ましい。このような加熱部2は、モリブデン等に比べて
熱容量が小さく、加熱、冷却時の熱応答性が良好であ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、第一の加熱手段と他の加熱手段は、
同心円状に配置するのがよい。内側に配置された加熱手
段により加熱部2を加熱するとき、その上に載せた加熱
物aの周辺部からの放熱により加熱物aの周辺部の温度
低下を来しやすい。そこで、複数の加熱手段を同心円状
に配置すると共に、内側に配置された加熱手段を外側の
加熱手段より加熱部2に近づけて、熱伝達を良好にする
ことにより、加熱物aを均一に加熱することができるよ
うになる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄型平板状の加熱物(a)をその背面側
    から加熱する平板加熱装置において、加熱物(a)を載
    せる平坦な加熱部(2)を有する耐熱性の加熱物支持部
    材(1)と、この加熱物支持部材(1)の前記加熱部
    (2)を加熱する加熱手段とを有し、この加熱手段は、
    第一の加熱手段と、同第一の加熱手段と加熱電源に並列
    に接続された少なくとも一つ以上の他の加熱手段を有す
    ることを特徴とする板体加熱装置。
  2. 【請求項2】 加熱物支持部材(1)の少なくとも加熱
    部(2)は、シリコン含浸シリコンカーバイトからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の板体加熱装置。
  3. 【請求項3】 第一の加熱手段と他の加熱手段は、同心
    円状に配置されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の板体加熱装置。
  4. 【請求項4】 第一の加熱手段と他の加熱手段のうち、
    内側に配置された加熱手段は、他方の加熱手段より加熱
    物支持部材(1)の加熱部(2)に近い位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の板体加熱装
    置。
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