JPH1135081A - 薬瓶収納箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】打ち抜き効率を向上させ、瓶同志が輸送中に接
触して破損することなく、又、瓶の収納作業が容易な薬
瓶収納箱を提供する。 【解決手段】底板4 は折込片7 を有する右側板8 を上端
に、折込片9 を有する左側板10を下端に、各折目を介し
てそれぞれ連設してなり、前板5 は上下端に側折片11、1
1 を各折目を介して連設してなる箱形成体A を形成し、
内前板13、上仕切板14、内後板15、緩衝底板16、内前貼
着板17、下仕切板18、内後貼着板19を各折目を介して横
方向に連設し、上仕切板14は上支持孔22を複数個、下仕
切板18は下支持孔23を複数個に穿設してなる支持形成体
B を形成し、この箱形成体A の前板5 の長手方向の一辺
に、折目を介して支持形成体B の内前板13の長手方向の
一辺を連設した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、薬液又は薬剤を入
れた薬瓶を収納する薬瓶収納箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、薬液又は薬剤を入れた薬瓶を収納
する薬瓶収納箱は、今まで数多く提案されており、例え
ば、箱形成展開体の一部に区切り壁又は区切り壁と仕切
り壁を形成する容器収納空間形成板を延設し、折畳状態
から立体化して、箱内部に同一容器収納空間の多数が升
目状に形成されるようにした仕切包装紙箱がある。ま
た、箱形成展開体の一部に複数の支持孔を開設した水平
な支持板を箱内部に形成する容器収納空間形成板を延設
し、折畳状態から立体化した場合に、箱内部に容器収納
空間を形成する紙箱などがある。

【０００３】前者の従来の升目状の仕切壁によって複数
の容器を収納するようにした薬瓶収納箱は、瓶径が３ｃ
ｍ以上の大きいものでは、瓶同士が輸送中に接触して破
損しやすく、瓶重量が大きくなると、紙の厚みだけの仕
切では破損を防止するには無理があった。

【０００４】後者の複数の支持孔を開設した水平な支持
板を箱内に形成する紙箱の例としては、特開平８−１９
２８３１公報に、以下の様な薬容器包装用紙箱が開示さ
れている。すなわち、この薬容器包装用紙箱は図８の薬
容器包装用紙箱の展開図、図９薬容器包装用紙箱を立体
化した場合の平面図、図１０は図９のＳ−Ｓ線における
断面構成略図に示すように、箱形成部(E) と容器支持形
成部(F) とを連設してなり、容器支持形成部(F) に、前
記左側板(50)に内側背板(52)を折目(i) を介して延設
し、この内側背板(52)の左右に貼着縁(51)、(51) を残す
位置を上縁部の折目(m) として、同一直径の四つの容器
支持穴(54)が穿設された支持板(55)を、また該支持板(5
5)には、中央部に前記支持板押片(47)の差込舌片(46)を
挿入するスリット(59)が形成された折目(n) を介して、
一部が支持脚(56)となる支持壁(57)を延設し、該支持壁
(57)に折目(o) を介して緩衝用底(60)と折目(p) を介し
て間隔形成用貼着片(61)を延設し、さらに該間隔形成用
貼着片(61)に折目(q) を介して、組立時において容器支
持穴(54)と縦中心線が一致し、且つ対応する四つの中間
支持穴(62)を穿設した中間支持板(63)と間隔形成板(64)
を延設し、組み立てた状態において支持板(55)、中間支
持板(63)、緩衝用底(60)が水平となり、オートボトム形
成片(53)で形成される箱底と前記緩衝用底(60)との間に
緩衝用空間が形成される。

【０００５】この箱体の場合には、容器支持穴(54)及び
中間支持穴(63)の数が、それぞれ４個づつしかなく、こ
の各穴の数を増やすために、各支持板(55)、(63) の横幅
を長くすると、正面板(48)及び背面板(43)の横幅も長く
する必要があり、又、各支持板(55)、(63) の縦幅を長く
すると、各左右側板(45)、(50) の横幅も長くする必要が
あり、いずれの場合にも、厚紙を打ち抜いた展開体が、
横長や縦長のＬ字状体となり、打ち抜き効率が悪く、無
駄紙が多く出て不経済となる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明の薬瓶収納箱
は、従来の問題点に着目してなされたもので、無駄紙の
より少ない展開体として打ち抜き効率を向上させ、瓶径
が３ｃｍ以上であっても瓶同士が輸送中に接触して破損
することなく、又、瓶の収納作業が容易な構成とした薬
瓶収納箱を提供することを課題とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る薬瓶収納箱は、差込片(1) 、蓋板(2) 、後
板(3) 、底板(4) 、前板(5) を各折目を介して横方向に
連設し、後板(3) は両端の側折片(6)、(6) を各折目を介
して連設してなり、底板(4) は折込片(7) を有する右側
板(8) を上端に、折込片(9) を有する左側板(10)を下端
に、各折目を介してそれぞれ連設してなり、前板(5) は
上下端に側折片(11)、(11) を各折目を介して連設してな
る箱形成体(A) を形成し、内前板(13)、上仕切板(14)、
内後板(15)、緩衝底板(16)、内前貼着板(17)、下仕切板
(18)、内後貼着板(19)を各折目を介して横方向に連設
し、上仕切板(14)は上支持孔(22)を複数個縦複数列に穿
設してなり、下仕切板(18)は下支持孔(23)を複数個縦複
数列に穿設してなる支持形成体(B) を形成し、この箱形
成体(A) の前板(5) の長手方向の一辺に、折目を介して
支持形成体(B) の内前板(13)の長手方向の一辺を連設し
た構成とし、内後貼着板(19)を内後板(15)に、内前板(1
3)及び内前貼着板(17)を前板(5) に、後板(3)を内後板
(15)に、側折片(6)、(6)、(11)、(11) を左右側板(8)、(10)
に、それぞれ貼り付けて、底板(4) と緩衝底板(16)間に
緩衝空間(K) を設けて、緩衝底板(16)と下仕切板(18)及
び下仕切板(18)と上仕切板(14)間に所定間隔を有する状
態に折畳む構成である。

【０００８】

【発明の実施の形態】及び

【実施例】本発明に係る薬瓶収納箱の実施例を図面に基
づき説明すると、図１は厚紙から打ち抜いた薬瓶収納箱
の展開図、図２乃至図５は折畳手順説明図、図６扁平な
折畳状態の薬瓶収納箱を立体化する過程の説明図、図７
は一部省略構成略図であって、一枚の厚紙をトムソン加
工により箱形成体(A) と支持形成体(B) とが横長に連設
されるようにスリット、各折目を形成して打ち抜き製作
される。

【０００９】前記箱形成体(A) は、差込片(1) 、蓋板
(2) 、後板(3) 、底板(4) 、前板(5)を各折目(ア)、(イ)、
(ウ)、(エ) を介して横方向に連設すると共に、後板(3) の
上下端に側折片(6)、(6) を各折目(オ)、(カ) を介して連設
し、底板(4) の上下端には、折込片(7) を有する右側板
(8) を上端に、折込片(9) を有する左側板(10)を下端
に、それぞれ折目(キ)、(ク)、(ケ)、(コ) を介して連設し、さ
らに前板(5) の上下端に、側折片(11)、(11) を各折目
(サ)、(シ) 介して連設し、右端略中央に横台形状の破線部
(12)を設けてなる。

【００１０】また、支持形成体(B) は、内前板(13)、上
仕切板(14)、内後板(15)、緩衝底板(16)、内前貼着板(1
7)、下仕切板(18)、内後貼着板(19)を、各折目(セ)、(ソ)、
(タ)、(チ)、(ツ)、(テ) を介して横方向に連設した構成であっ
て、内前板(13)が、箱形成体(A) の前板(5) の右側に折
目(ス) を介して横に連設し、内前板(13)の折目(ス) の略
中央に横台形の補助孔(20)を、前記破線部(12)と当該折
目(ス) で左右対称になるように穿設してなる。

【００１１】そして上仕切板(14)には、円形の上支持孔
(22)が合計１０個、５個宛、縦二列に穿設され、上下に
略半円状の舌片(21)、(21) を各折目(ト)、(ナ) を介して連
設されており、この上仕切板(14)の右側に、前記内後板
(15)、緩衝底板(16)及び内前貼着板(17)が、各折目(ソ)、
(タ)、(チ) を介して横に連設されている。

【００１２】この内前貼着板(17)の右側に折目(ツ) を介
して下仕切板(18)が、該下仕切板(18)の右側に折目(テ)
を介して内後貼着板(19)を連設し、下仕切板(18)には、
前期上支持孔(22)と対応する円形の下支持孔(23)を合計
１０個、５個ずつ縦二列に穿設してなるものである。

【００１３】次に、本発明に係る薬瓶収納箱の組立方法
について、図面に基づき説明すと、まず第一に、上記の
ように構成した箱展開体は、図１に示した図示面が箱体
の内側面で、支持形成体(B) の折目(ツ) を谷折りして、
下仕切板(18)及び内後貼着板(19)を緩衝底板(16)に重ね
て、図２の状態とする。

【００１４】第二に、図２の状態から、内後貼着板(19)
に糊を塗布した後、折目(タ) を谷折りして、内後貼着板
(19)を内後板(15)に貼り付け、図３の状態とし、第三
に、図３の状態から、内前板(13)及び内前貼着板(17)に
糊を塗布した後、折目(ス) を谷折りして、内前板(13)及
び内前貼着板(17)をそれぞれ前板(5) に貼り付け、図４
の状態とする。

【００１５】第四に、図４の状態から、内後板(15)に糊
を塗布した後、折目(ウ) を谷折りして、後板(3) を内後
板(15)に貼り付け、第五に、図５に示した扁平に折り畳
まれた状態の薬瓶収納箱が完成され、この状態におい
て、保管、運搬がなされ、薬瓶を支持収納する際に立体
化される。

【００１６】次に、本発明に係る薬瓶収納箱の組立及び
薬瓶(D) の収納について、図面に基づき説明する。ま
ず、折畳状態で扁平の薬瓶収納箱の前板(5) 及び後板
(3) を起立させ、舌片(21)を底板(4) 側に各折目(ト)、
(ナ) で折り曲げ、各側折片(6)、(11)を各折目(オ)、(カ)、
(サ)、(シ) で順次内側に折り曲げて各舌片(21)に重ね、当
該各側折片(6)、(11)に糊を塗布した後、左右側板(8)、(1
0)を各折目(ク)、(コ) で内側に折り曲げて、当該側折片
(6)、(11)と左右側板(8)、(10)とを貼り付け、図６に示し
た様な立体化した状態とする。

【００１７】図７に示すごとく、下仕切板(18)の内前貼
着板(17)と内後貼着板(19)の幅はＨ１で共に等しく、内
後板(15)の幅はＨ２であって、Ｈ１との関係はＨ２＞Ｈ
１とし、また前板(5) の幅はＨ４として、底板(4) 緩衝
底板(16)間に緩衝空間(K) を設けて、Ｈ４−（Ｈ２＋Ｈ
３）＝Ｋの関係とする。

【００１８】そして、この上仕切板(14)の各上支持孔(2
2)から薬瓶(D) を挿通し、下仕切板(18)の各下支持孔(2
3)に挿入し、当該瓶底を緩衝底板(16)に載置し、各上下
支持孔(22)、(23) に薬瓶(D) の胴部を支持し、図７に示
した状態とした後、蓋板(2)の差込片(1) を前板(5) の
内側に挿入するよう蓋をして、差込片(1) の略中央と前
板(5) の破線部(12)とを接着し、薬瓶(D) の収納を完了
する。

【００１９】ここで薬瓶(D) を各上支持孔(22)に挿入す
る際に、上仕切板(14)に舌片(21)、(21)が連設されてい
るため、当該舌片(21)の先端が底板(4) に接当し、壁の
役目を果たし、上仕切板(14)が下方に押し下げられて、
屈曲変形するのを防止し、又、上仕切板(14)と緩衝底板
(16)との間隔及び、上仕切板(14)と蓋板(2) との間隔を
一定に保持する役目も果たしている。

【００２０】又、差込片(1) は破線部(12)と接着されて
いるため、該部分を開封すると、当該破線部(12)で、前
板(5) から切断されて開封したことがわかり、いたずら
防止等に役立つものであり、さらに、内前板(13)の補助
孔(20)と相俟って、蓋の開閉をし易くするためのもので
ある。

【００２１】前記実施例では、上仕切板(14)や下仕切板
(18)に各支持孔(22)、(23) を合計１０個、５個ずつ横や
縦に二列づつ穿設した例で説明したが、当該支持孔の数
は、特に限定するものではないが、薬瓶を効率よく多数
収納するためには、合計４個以上で２列以上の列数で穿
設すればよい。

【００２２】前記実施例では、各折目には切込線を入れ
ていない例で説明したが、各折目に切込線を入れて、折
曲し易くするようにしてもよい。

【００２３】前記実施例では、円形の上下支持孔(22)、
(23) を穿設した例で説明したが、当該上下支持孔(22)、
(23) の形状は、４角形や６角形等の多角形孔でもよく
特に限定するものではない。

【００２４】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る薬瓶収納箱は、以下に列挙する実用上の様々の優れ
た効果を有する。本発明に係る薬瓶収納箱は、箱形成体
(A) や支持形成体(B) を構成する各板部を連設し、箱形
成体(A) の前板(5) の長手方向の一辺に、支持形成体
(B) の内前板(13)の長手方向の一辺を連設しているた
め、従来の厚紙を打ち抜いた状態の展開体が横長や縦長
のＬ字状体のものに比べて一方向の折畳でよく、紙の無
駄が少ない展開体とすることができて、厚紙の裁断が効
率的かつ経済的に行えるばかりでなく、一方向横貼りの
貼付行程であるため、従来の貼機械でよく特殊な貼機械
が必要でないものである。

【００２５】本発明に係る薬瓶収納箱は、箱形成体(A)
や支持形成体(B) を構成する各板部を連設し、箱形成体
(A) の前板(5) の長手方向の一辺に、支持形成体(B) の
内前板(13)の長手方向の一辺を連設して、図７に示すご
とく、下仕切板(18)の内前貼着板(17)と内後貼着板(19)
の幅はＨ１で共に等しく、内後板(15)の幅はＨ２であ
り、Ｈ１とＨ２の関係はＨ２＞Ｈ１であり、前板(5) の
幅はＨ４であり、底板(4) と緩衝底板(16)間に緩衝空間
(K) 設けて、Ｈ４−（Ｈ２＋Ｈ３）＝Ｋの関係にあり、
緩衝底板(16)と下仕切板(18)及び下仕切板(18)と上仕切
板(14)間に所定間隔を有する状態に折畳むことにより、
上下仕切板(14)、(18) の上下支持孔(22)、 (23)に薬瓶を
挿入支持するようにしているため、瓶と瓶との間隔を確
保して、輸送中に瓶同士が接触して破損することがな
く、瓶の収納作業が容易で、作業効率がよく、確実に瓶
を収納保護することができる。

【００２６】前記の関係を有するので、前板(5) 、内前
板(13)や内前貼着板(17)により前面部を、後板(3) 、内
後板(15)及び内後貼着板(19)により後面部を、底板(4)
と緩衝底板(16)とにより底面部をそれぞれ形成し、前後
及び底部が２重以上の板部で形成されているため、箱体
自身が強固であり、前面、後面、底面の三方向から薬瓶
の保護性が優れている。

【００２７】しかも前後及び底部が二重以上の板部で形
成したので、箱体の強度が増すばかりでなく、箱体に加
わる力を分散化、平均化でき、緩衝作用や保護作用がよ
り向上するものである。

【００２８】上仕切板(14)と下仕切板(18)の上支持孔(2
2)及び下支持孔(23)に挿入する各孔の間隔が広く、 薬瓶
と薬瓶との間隔を広く確保することができることと相俟
って、瓶同士が輸送中に接触して破損することのないも
のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例に係る薬瓶収納箱の展開図であ
る。

【図２】薬瓶収納箱を扁平状態に組み立てる第２段階の
説明図である。

【図３】薬瓶収納箱を扁平状態に組み立てる第３段階の
説明図である。

【図４】薬瓶収納箱を扁平状態に組み立てる第４段階の
説明図である。

【図５】薬瓶収納箱を扁平状態に組み立てた折畳状態の
説明図である。

【図６】扁平な折畳状態の薬瓶収納箱を立体化する過程
の説明図である。

【図７】図６における一部省略構成縦断面図である。

【図８】従来の薬瓶収納箱の展開図である。

【図９】扁平な折畳状態の薬瓶収納箱を立体化した場合
の一部省略平面図である。

【図１０】図９のＳ−Ｓ線における一部省略構成略図で
ある。

【符号の説明】

(A) 箱形成体 (B) 支持形成体 (D) 薬瓶 (1) 差込片 (2) 蓋板 (3) 後板 (4) 底板 (5) 前板 (6)、(11) 側折片 (7)、(9) 折込片 (8) 右側板 (10) 左側板 (13) 内前板 (14) 上仕切板 (15) 内後板 (16) 緩衝底板 (17) 内前貼着板 (18) 下仕切板 (19) 内後貼着板 (21) 舌片 (22) 上支持孔 (23) 下支持孔

【手続補正書】

【提出日】平成９年７月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１２】この内前貼着板(17)の右側に折目(ツ) を介
して下仕切板(18)が、該下仕切板(18)の右側に折目(テ)
を介して内後貼着板(19)を連設し、下仕切板(18)には、
前記上支持孔(22)と対応する円形の下支持孔(23)を合計
１０個、５個ずつ縦二列に穿設してなるものである。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１３】次に、本発明に係る薬瓶収納箱の組立方法
について、図面に基づき説明すると、まず第一に、上記
のように構成した箱展開体は、図１に示した図示面が箱
体の内側面で、支持形成体(B) の折目(ツ) を谷折りし
て、下仕切板(18)及び内後貼着板(19)を緩衝底板(16)に
重ねて、図２の状態とする。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 差込片(1) 、蓋板(2) 、後板(3) 、底板
   (4) 、前板(5) を各折目を介して横方向に連設し、後板
   (3) は両端の側折片(6)、(6) を各折目を介して連設し、
   底板(4) は折込片(7) を有する右側板(8) を上端に、折
   込片(9) を有する左側板(10)を下端に、各折目を介して
   それぞれ連設し、前板(5) は上下端に側折片(11)、(11)
   を各折目を介して連設してなる箱形成体(A) を形成し、
   内前板(13)、上仕切板(14)、内後板(15)、緩衝底板(1
   6)、内前貼着板(17)、下仕切板(18)、内後貼着板(19)を
   各折目を介して横方向に連設し、上仕切板(14)は上支持
   孔(22)を複数個縦複数列に穿設してなり、下仕切板(18)
   は下支持孔(23)を複数個縦複数列に穿設してなる支持形
   成体(B) を形成し、この箱形成体(A) の前板(5) の長手
   方向の一辺に、折目を介して支持形成体(B) の内前板(1
   3)の長手方向の一辺を連設した構成とし、内後貼着板(1
   9)を内後板(15)に、内前板(13)及び内前貼着板(17)を前
   板(5) に、後板(3) を内後板(15)に、側折片(6)、(6)、(1
   1)、(11) を左右側板(8)、(10)にそれぞれ貼り付けて、底
   板(4) と緩衝底板(16)間に緩衝空間(K) を設けて、緩衝
   底板(16)と下仕切板(18)及び下仕切板(18)と上仕切板(1
   4)間に所定間隔を形成したことを特徴とする薬瓶収納
   箱。
2. 【請求項２】 支持形成体(B) の上仕切板(14)の舌片(2
   1)、(21) を各折目を介して連設してなることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の薬瓶収納箱。