JPH11349351A - 着色膜形成用塗布液、着色膜および着色膜付きガラス物品 - Google Patents

着色膜形成用塗布液、着色膜および着色膜付きガラス物品

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JPH11349351A
JPH11349351A JP23095198A JP23095198A JPH11349351A JP H11349351 A JPH11349351 A JP H11349351A JP 23095198 A JP23095198 A JP 23095198A JP 23095198 A JP23095198 A JP 23095198A JP H11349351 A JPH11349351 A JP H11349351A
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colored film
film
glass
colored
forming
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Akemi Kato
朱美 加藤
Yasuhiro Sanada
恭宏 真田
Kenji Ishizeki
健二 石関
Satoshi Takeda
諭司 竹田
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の湿式法では得られない色調を呈し、かつ
耐摩耗性、耐薬品性にも優れた着色膜、と該着色膜形成
用塗布液、および該着色膜付きガラス物品を提供する。 【解決手段】Si、Ti、ZrおよびAlからなる群か
ら選ばれる1種以上の金属のアルコキシドおよび/また
はキレートと、Auの化合物とを含有する着色膜形成用
塗布液、着色膜、および着色膜付きガラス物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色膜形成用塗布
液、着色膜、および着色膜付きガラス物品に関する。特
に、意匠性に優れ、プライバシー保護性を有し、自動車
用、建築用をはじめとする各種ガラス表面に好適な着色
膜と該着色膜形成用塗布液、および該着色膜付きガラス
物品に関する。
【0002】
【従来の技術】基体上に金属酸化物皮膜を形成させてさ
まざまな機能を付与させる手法が、これまで数多く提案
されてきた。現在多用されている皮膜形成方法には、真
空蒸着やスパッタリング、CVD等の乾式法や、ゾルゲ
ル法、スプレー熱分解等の湿式法などがある。なかで
も、湿式法による金属酸化物の成膜は、安価に成膜でき
るため工業上有利である。ガラス表面に遷移金属酸化物
を薄膜化してコーティングすると、そのイオン吸収によ
りガラスはさまざまに着色する。また吸収性酸化物の特
性として反射率も高まり、ハーフミラー状を呈するため
にガラスの意匠性が向上する。
【0003】従来、湿式法によって金属酸化物皮膜を形
成する手法としては、金属アルコキシドを主原料とする
いわゆるゾルゲル法によって合成した液を塗布する手法
が知られている。しかし、金属アルコキシドを主原料と
するゾルゲル法の場合、発現できる色にかぎりがあるた
め、所望の色を鮮やかに呈する膜を得るのは困難であ
り、かつ耐薬品性、耐摩耗性等の点で、実用性に欠ける
問題があった。一方、金属塩とシリコンアルコキシド等
を混合後、ゾルゲル法により成膜する方法も提案されて
いる(例えばJ.Non-Crystalline Solids 82(1986)378-3
90)。
【0004】しかし、これらの方法では、着色成分以外
のシリコンアルコキシド等が皮膜が充分な耐久性を有す
るほどに添加されると、吸光度が低下し所定の着色膜が
得られず、さらに鮮明な色が得難くなる問題があった。
そのなかで、グレー色または茶褐色など地味な色調を有
する膜については、遷移金属酸化物と酸化ケイ素などと
の複合酸化物皮膜により達成できることが知られている
(特開平9−169546)。
【0005】一方、最近着色膜における色揃えに対する
要求が高まり、従来のグレー色または茶褐色に加え、
赤、青等の原色や紫やピンク等中間色の均一着色膜が求
められている。この場合、 従来の手法では発現可能な色
調が限られ、多様でより鮮やかな色調要求に対応し難い
問題があった。
【0006】このような多様で鮮明な色調を発現する手
法として、従来、金属酸化物の焼成体である顔料微粒子
を分散させて塗布する等の手法もよく用いられている。
また、貴金属などのコロイド粒子をガラス中に分散さ
せ、それによる吸収を利用した着色も知られている(An
n.Physik,25,377(1908),Phys.Rev.,111,1067(1958),Z.P
hys.,224,307(1969),J.Appl.Phys.,48,1488(1977) )。
【0007】しかしこのようなコロイド粒子や顔料微粒
子を分散した膜の場合は、その粒径や分散性のために塗
膜のヘイズが大きくなり透明性が損なわれたり、耐薬品
性、耐摩耗性等の点で実用性に欠けたりする問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題に鑑み、従来の湿式法ではなしえなかった色調、特
に、赤、 青、紫、ピンクなどの色調を呈し、かつ耐摩耗
性、耐薬品性にも優れた着色膜、と該着色膜形成用塗布
液、および該着色膜付きガラス物品の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、Si、Ti、
ZrおよびAlからなる群から選ばれる1種以上の金属
のアルコキシドおよび/またはキレートと、Auの化合
物とを含有する着色膜形成用塗布液を提供する。本発明
は、また、前記着色膜形成用塗布液を基体上に塗布し、
300℃以上の温度で焼成することにより得られる着色
膜を提供する。
【0010】本発明の着色膜形成用塗布液中のAuの化
合物の一部は、膜中で金微粒子となって分散しているこ
とが好ましい。特に前記金微粒子は金コロイド粒子(以
下、金コロイドという)であることが好ましい。また、
Si、Ti、ZrおよびAlからなる群から選ばれる1
種以上の金属のアルコキシドおよび/またはキレート
は、膜を形成する主成分(以下、マトリクスという)で
ある酸化物となる。
【0011】本発明におけるアルコキシドとしては、S
i、Ti、ZrおよびAlからなる群から選ばれる1種
以上の金属のアルコキシドが用いられる。また、本発明
におけるキレートとしては、Si、Ti、ZrおよびA
lからなる群から選ばれる1種以上の金属のキレートが
用いられる。キレートは、金属キレート化合物として添
加してもよく、キレート化剤を添加し、添加後の塗布液
中で金属キレート化合物を生成させてもよい。
【0012】充分な実用耐久性を有する着色膜が得られ
ることから、前記金属のアルコキシドおよび/またはキ
レートを形成する金属は、Siおよび/またはTiであ
ることが好ましい。特に膜のついていないガラス基板と
同等の低反射率を有する着色膜付きガラス物品を得るた
めには、Siおよび/またはTiが、酸化物換算でSi
2 :TiO2 =10:0〜6:4(モル比)、すなわ
ち、SiO2 とTiO2 との総和に対するSiO2 の割
合が60〜100モル%で含有されることが好ましい。
【0013】本発明の塗布液を用いることにより、S
i、Ti、ZrおよびAlからなる群から選ばれる1種
以上の金属の酸化物を主成分とし、緻密で硬質で耐薬品
性にも優れる高耐久性金コロイド含有酸化物からなる着
色膜が得られる。マトリクスの組成、屈折率は、コロイ
ド発色と密接な相関があり、シリカゾル、チタニアゾ
ル、ジルコニアゾル、アルミナゾル、セリアゾルなどの
酸化物微粒子分散液を本発明の塗布液に添加することで
調整できる。
【0014】Si、Tiの酸化物からなるマトリクスで
達成しうる以上の高い耐薬品性が要求される場合には、
Si、Tiの酸化物からなるマトリクス中に、Zrのア
ルコキシドおよび/またはキレートを含むことが好まし
い。Zrのアルコキシドおよび/またはキレートを含む
ことにより、所望屈折率の皮膜が得られるだけでなく、
おのおのの長所が生かされ欠点を抑制できる。
【0015】また、より鮮やかな色を呈する着色膜が得
られることから、マトリクス原料としては、Pおよび/
またはBの酸化物源を含有することが好ましい。また、
Co、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pt、R
u、Pdおよびランタノイド(La〜Lu)、In、S
n、Sbなどの化合物の微量添加も、色調の調整や耐久
性の向上に有効である。
【0016】本発明において金コロイド源となる金の化
合物としては、有機溶剤に可溶であれば特に限定されな
いが、一般的に入手容易な塩化金酸が好ましい。また、
金のアルキルメルカプチドなども好適である。
【0017】本発明の塗布液に用いられる溶媒として
は、金の化合物とマトリクス成分源とを同時に溶解でき
るものであれば、特に限定されず、水、低級アルコー
ル、水溶性ジオール(例えば、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ヘキシレングリコールなど)、エ
ーテルアルコール(セロソルブ類、カルビトール類な
ど)が挙げられる。
【0018】本発明の塗布液は、 基体上に塗布され、3
00℃以上の温度に加熱(焼成)されることによって金
コロイド分散酸化物皮膜となる。300℃未満では分解
が進まず、酸化物皮膜とならないので不適当である。5
00℃以上が特に好ましい。温度の上限は特になく、基
体の耐熱温度まで、例えば通常のソーダライムガラスで
あれば650〜700℃程度まで加熱ができ、温度が高
くなるほど皮膜は緻密化する。
【0019】また、塗布直後、または、塗布後の液膜を
室温〜300℃の温度範囲で乾燥させた後に、紫外線照
射をし、焼成することもできる。紫外線照射は、1)皮
膜の硬化促進、2)皮膜のヘイズ抑制、3)発色の調
整、に有効である。例えば、紫外線を照射して光還元す
ることにより、金コロイド粒径を制御でき、ヘイズの小
さいブルー皮膜などが得られる。
【0020】本発明の着色膜は、より好ましい外観が得
られることから、吸収の主波長が500〜680nmで
あることが好ましい。特に、赤からピンクの透過色を得
る場合には510〜560nm、青から青紫の透過色を
得る場合には580〜640nmであることが好まし
い。
【0021】本発明における着色膜は金のコロイド共鳴
吸収を有することが好ましい。金微粒子の含有割合は、
膜中に含有されるSi、Ti、Zr、Al、P、B、C
o、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pt、R
u、Pd、ランタノイド(La〜Lu)、In、Snお
よびSbからなる群から選ばれる1種以上の元素(以
下、元素Mという)の酸化物換算の重量と金微粒子の重
量との総重量に対して(以下、金微粒子の含有割合は同
じ定義を用いる)0を超えて5重量%以下であることが
好ましい。
【0022】元素Mの酸化物は、具体的には、SiO
2 、TiO2 、ZrO2 、Al23、P25 、B2
3 、CoO、Cr23 、MnO2 、Fe23 、N
iO、CuO、ZnO、PtO、RuO2 、In2
3 、SnO2 、Sb23 などである。
【0023】金微粒子の含有割合が5重量%を超える
と、他成分の結合を阻害し、その結果、膜の耐久性が劣
ることとなる。さらに膜の表面に金コロイドが析出する
ため、表面平滑性の乏しい膜になり、実用状耐久性のあ
る膜が得られない。また金コロイドの凝集が起こりやす
くなるため、ヘイズの少ない透明性の高い膜が得られに
くい。
【0024】酸化ケイ素は金コロイドを固定し、かつ得
られる膜の透過色をピンクに発色させ、膜の反射率を高
くしないことから低屈折率成分として含有されることが
好ましい。酸化ケイ素の含有割合が低くなりすぎると膜
の強度が低下する。酸化ケイ素の含有割合は、酸化ケイ
素の重量と金微粒子の重量およびSi以外の元素Mの酸
化物換算の重量との総重量に対して(以下、酸化ケイ素
の含有割合は同じ定義を用いる)、53重量%以上10
0重量%未満であることが好ましい。
【0025】Ti、ZrおよびAlからなる群から選ば
れる1種以上の金属(以下、金属Nという)の酸化物
は、膜の屈折率を調整し、任意の透過色調の膜を得るた
めに含有させることができる。金属Nの酸化物は、具体
的には、TiO2 、ZrO2 およびAl23 などであ
る。
【0026】金属Nの酸化物の含有割合は、金属Nの酸
化物の総重量と金微粒子の重量および金属N以外の元素
Mの酸化物換算の重量との総重量に対して(以下、金属
Nの酸化物の含有割合は同じ定義を用いる)、47重量
%未満であることが好ましい。47重量%以上である
と、膜の屈折率が高くなり、膜の反射率が上がるおそれ
がある。
【0027】本発明の着色膜の膜厚は特に限定されない
が、可視光線透過率TV や透過色調と密接に関係がある
ため用途に応じて制御する必要がある。単層膜(着色膜
のみ)の場合、膜厚が厚くなると摩耗強度が低下したり
反射色が強くなるため、200nm以下であることが好
ましい。この場合、200nm以下の薄膜でも所望の着
色やTV 低減を達成するため塗布液中の金濃度を調整す
るとよい。また、高い摩耗強度が要求されず、反射光彩
も問題にならない用途の場合にはより厚い膜を形成する
こともできる。
【0028】着色膜とその他の層とからなる多層膜とし
た場合の着色膜の膜厚は、膜設計上好ましい膜厚であれ
ば特に限定されないが、やはり200nm以下であるこ
とが密着性、摩耗強度、原料コストなどの観点から好ま
しい。200nm超の厚膜とする場合には、塗布液中の
金濃度を下げて、TV や着色を調整することもできる。
【0029】塗布液の基体への塗布方法は特に限定され
ず、スピンコート、ディップコート、 スプレーコート、
メニスカスコート、フローコート、ダイコート、転写印
刷、スクリーン印刷等の各方法を使用できる。基体とし
ては300℃以上の耐熱性があれば特に限定されず、通
常はガラス、セラミックス等が用いられる。
【0030】本発明は、さらに、基体上に形成された2
層以上からなる多層の着色膜において、該多層の着色膜
が前記着色膜の1層以上と、Ce、TiおよびSiから
なる群から選ばれる1種以上の金属の酸化物を主成分と
する膜の1層以上とからなる多層の着色膜を提供する。
【0031】近年では、膜に紫外線吸収能が要求される
ことが多く、このような要求に対しては、Ce、Tiお
よびSiからなる群から選ばれる1種以上の金属の酸化
物を主成分とする膜を形成し多層膜化することが好まし
く、結果として、紫外線吸収性着色膜が得られる。
【0032】例えば、高屈折率層となる紫外線吸収膜を
下層とし、低屈折率層となるシリカ成分の多い本発明の
着色膜(金コロイド膜)を上層に形成した2層膜とする
と、低反射膜構成となる。これにより反射率を低減で
き、低反射性も付与できるうえ、TV も高めうる。
【0033】また、前述の紫外線吸収膜の他、 例えば熱
線吸収性の膜との多層化によって熱線吸収性着色膜も得
られ、さらにこれらを合わせて紫外線熱線吸収性着色膜
も得られる。例えば、前述の2層膜上にアンチモンドー
プ酸化スズ微粒子分散皮膜を形成したものが挙げられ
る。
【0034】本発明は、さらに、ガラス基体と、ガラス
基体上に形成された着色膜とからなる着色膜付きガラス
物品において、着色膜が本発明の前記着色膜または前記
多層の着色膜である着色膜付きガラス物品を提供する。
【0035】本発明の着色膜付きガラス物品は、実用上
の観点から、CIEクロマティシティダイヤグラムでC
光源、2°の条件でxが0.280〜0.330、yが
0.280〜0.330であることが好ましい。また、
実用上の観点から、ISO−9050に規定された紫外
線透過率(Tuv)が12%以下であることが好ましい。
また、実用上の観点から、JIS−R3106に規定さ
れた日射透過率(Te)が50%以下であることが好ま
しい。
【0036】基体となるガラスとしては、透明で無着色
のガラス、着色成分を含んだ着色ガラス、着色成分を含
み紫外線吸収能や熱線吸収能が高い紫外線熱線吸収グリ
ーンガラスなどが用いられる。前記各種の基体となるガ
ラスはソーダライムガラスなどが用いられる。
【0037】透明で無着色のガラスの場合は、金コロイ
ドの吸収によって生じる青、紫、ピンク、赤などの鮮明
な透過色調が現れて好ましいものとなる。また、ガラス
基体自体に紫外線や赤外線を吸収する機能を持たせた着
色ガラス、例えば茶褐色透過色調やグリーン透過色調の
着色ガラスを使用すれば、より高性能な着色膜付きガラ
ス物品が得られる。この場合、膜中の金含有量を多くし
た着色膜を用いると、基体の持つ色調を抑えて着色膜自
身の色(すなわち赤紫色または赤色)の透過色のガラス
が得られる。
【0038】また、基体の透過色調と膜の透過色調の組
み合わせによっては、着色ガラスとして発現できる色調
がきわめて多種類となる。例えば、1)グリーン系透過
色調を有する着色ガラスを基体として、赤紫系または赤
系の着色膜を組み合わせると、補色効果によって、グレ
ー色、茶褐色を呈しうる。また、例えば、2)茶褐色の
透過色調を有する着色ガラスを基体として、青系の着色
膜を組み合わせると、補色効果によって、グレー色を呈
しうる。このような青系膜の場合はヘイズを生じやす
い。したがって、紫外線の照射を行うと、金コロイド粒
径が制御され、効果的にヘイズを抑制でき、結果として
透明でヘイズの小さい皮膜が得られる。前記1)、2)
のいずれの場合も、CIEクロマティシティダイヤグラ
ムでC光源、2°の条件でxが0.300〜0.32
0、yが0.310〜0.330のニュートラルな透過
色調を実現しやすい。
【0039】本発明の金コロイドが分散された着色膜
は、マトリクスが非導電性の成分からなるため、ガラス
アンテナ付きガラスにも適用しうる高い電波透過性を有
する。
【0040】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。実施例において
実施した各種の評価方法は次のとおりである。
【0041】1.[着色膜膜組成] 本着色膜の膜組成は、Arイオンビームによるスパッタ
エッチングを併用したX線光電子分光法(XPS)を用
い、表面からの深さ方向分析により評価した。この手法
では、各スパッタエッチング時間において、膜構成元素
であるO、Si、Ti、Zr、Al、Ce、Auについ
て定量分析を実施した。ここで、用いた各元素のXPS
ピークはそれぞれ、O1sピーク、Si2pピーク、Ti2p
ピーク、Zr3dピーク、Al2pピーク、Ce3dピーク、
Au4fピークである。そして、得られた各スパッタエッ
チング時間における定量値を膜存在領域において積分
し、これから本着色膜の組成比を算出した。使用したX
PS分光装置はPHI社製5500型であり、モノクロ
メータで単色化したAlKα線をX線源とした。また、
X線光電子の検出角は75°であり、帯電補正のため電
子シャワーを照射して測定を実施した。
【0042】2.[着色膜膜厚] 本着色膜の膜厚測定は、Arイオンビームによるスパッ
タエッチングを併用したX線光電子分光法(XPS)を
用い、表面からの深さ方向分析により行った。この手法
では、Arイオンビームによるスパッタエッチング時間
が表面からの深さ、つまり膜厚に対応する。そして、本
着色膜の膜厚は、図1に示す手法によりAu、Ti、Z
r、Al、Ceのいずれかの元素の深さ方向分析より求
めた(Au4f、Ti2p、Zr3d、Al2p、Ce3dのいず
れかの元素のXPSピーク強度が下降する図のA点にお
けるスパッタエッチング時間が本着色膜の膜厚に対
応)。スパッタエッチング時間から膜厚への換算は膜厚
が既知でかつ同じ組成の標準試料を用いて作成した検量
線より求めた。使用したXPS分光装置はPHI社製5
500型であり、モノクロメータで単色化したAlKα
線をX線源とした。また、X線光電子の検出角は75°
であり、帯電補正のため電子シャワーを照射して測定を
実施した。
【0043】3.[透過色調(CIEクロマティシティ
ダイヤグラムでC光源、2°の条件でのx(Tx )、y
(Ty ))] JIS- Z8729にしたがって求めた。 4.[可視光透過率(Tva)] JIS−R3160にしたがって求めた。 5.[紫外線透過率(Tuv)] ISO−9050にしたがって求めた。
【0044】6.[日射透過率(Te )] JIS−R3160にしたがって求めた。 7.[ガラス面反射率(Rva)] JIS−R3160にしたがって、ガラス面の反射率を
求めた。 8.[ヘイズ値(H値)] JIS−K6714にしたがって求めた。
【0045】9.[耐摩耗性] テイバー式ロータリアブレッサ(株式会社東洋精機製作
所製)により、摩耗輪H−22、荷重500g、摩耗回
数1000回の条件で摩耗試験を実施し、試験後のヘイ
ズ値を評価した。 10.[耐薬品性] 25℃の恒温雰囲気で0.1規定NaOH水溶液に2時
間浸漬した。試験前後での可視光透過率変化を評価し
た。
【0046】表1に示す割合の原料(金属源、キレート
化剤の欄に示した物質、 および溶媒)に、加水分解触媒
として6重量%塩酸水を混合し(SiとTiとZrの総
モル量に対して8倍モル量)25℃で3時間撹拌して塗
布液1〜11を得た。また、塩化金酸と、硝酸銅と、硝
酸クロムとを表1に示す割合で混合し、塗布液12を得
た。
【0047】表1の金属源の欄においては、Auは塩化
金酸(Au含有率約48重量%)、Cuは硝酸銅、Cr
は硝酸クロム、SiORはテトラエチルシリケートSi
(OC254 、TiORはテトラn−ブチルチタネ
ートTi(OC494 、BORはトリイソプロピル
ボレートB(OCH(CH323 、PORはリン酸
3 PO4 、ZrORはジルコニウムトリブトキシアセ
チルアセトネートZr(C572 )(OC49
3 、をそれぞれ示す。表1のキレート化剤の欄において
は、AAはアセチルアセトン、DGはジエチレングリコ
ール、DAはジエタノールアミン、をそれぞれ示す。表
1の溶媒の欄においては、HGはヘキシレングリコー
ル、ETはエタノール、IPはイソプロピルアルコー
ル、をそれぞれ示す。表1中の数字の単位はモル比以外
はすべて(g)である。
【0048】以下の例1〜15に用いた基体としてのガ
ラスはすべてフロート法により製造されたソーダライム
ガラス(可視光反射率8%)である。例1〜15で得ら
れた膜付きガラスの評価結果を表2に示す。
【0049】[例1]塗布液1を無着色のソーダライム
ガラス(Tva90%、Tuv60%、TE 82.0%、厚
さ3.5mm、例2〜3、例5〜10および例12〜1
5についても同じ)上にスピンコート法によって塗布
し、120℃で10分間乾燥後、600℃で5分間焼成
して膜付きガラスを得た。
【0050】[例2]エタノール25g、テトラエチル
シリケート4g、チタンアセチルアセトネート6g、6
重量%塩酸水1g、硝酸セリウム10gを混合し、紫外
線吸収膜用塗布液を得た。この液を無着色のソーダライ
ムガラス上にスピンコート法によって塗布し、400℃
で5分間焼成し、紫外線吸収膜付きガラスを得た(幾何
学的膜厚200nm)。次に、この紫外線吸収膜上に、
塗布液1をスピンコート法によって塗布し、650℃で
4分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0051】[例3]塗布液1を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、500℃で
2分間焼成し、ピンク膜付きガラスを得た。次に、この
膜上に例2で調製した紫外線吸収膜用塗布液をスピンコ
ート法によって塗布し、400℃で5分間焼成して膜付
きガラスを得た。
【0052】[例4]塗布液2を紫外線吸収茶褐色ソー
ダライムガラス(旭硝子社製UVブロンズ、Tva80
%、Tuv10%、TE 70.0%、厚さ3.5mm)上
にスピンコート法によって塗布し、120℃で10分間
乾燥後、600℃で5分間焼成して膜付きガラスを得
た。得られた膜付きガラスは紫外線吸収能を有するピン
ク色ガラスであった。
【0053】[例5]塗布液3を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、120℃で
10分間乾燥後、700℃で4分間焼成して膜付きガラ
スを得た。
【0054】[例6]塗布液4を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、400℃で
3分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0055】[例7]塗布液5を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、500℃で
3分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0056】[例8]塗布液6を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、300℃で
5分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0057】[例9]塗布液7を無着色のソーダライム
ガラス上にスピンコート法によって塗布し、600℃で
10分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0058】[例10]塗布液8を無着色のソーダライ
ムガラス上にスピンコート法によって塗布し、600℃
で10分間焼成して膜付きガラスを得た。
【0059】[例11]塗布液1を紫外線熱線吸収グリ
ーンソーダライムガラス(旭硝子社製UVクールグリー
ン、Tva80%、Tuv10%、TE 47.0%、厚さ
3.5mm)上にスピンコート法によって塗布し、12
0℃で10分間乾燥後、600℃で5分間焼成して膜付
きガラスを得た。得られた膜付きガラスは、優れた紫外
線吸収能と熱線吸収能とを有していた。また、ガラス基
体のグリーン色と補色となるピンク色の着色膜との組み
合わせにより、得られた膜付きガラスはグレー色であっ
た。
【0060】[例12]塗布液9を無着色のソーダライ
ムガラス上にスピンコート法によって塗布し、120℃
で10分間乾燥後、700℃で4分間焼成して膜付きガ
ラスを得た。
【0061】[例13]塗布液10を無着色のソーダラ
イムガラス上にスピンコート法によって塗布し、120
℃で10分間乾燥後、700℃で4分間焼成して膜付き
ガラスを得た。
【0062】[例14]塗布液11を無着色のソーダラ
イムガラス上にスピンコート法によって塗布し、120
℃で10分間乾燥後、650℃で4分間焼成して膜付き
ガラスを得た。
【0063】[例15(比較例)]塗布液12を無着色
のソーダライムガラス上にスピンコート法によって塗布
し、120℃で10分間乾燥後、700℃で4分間焼成
して膜付きガラスを得た。
【0064】例1〜14のサンプルについて、皮膜の表
面抵抗値を測定したところ、いずれも1012Ω/□以上
で、導電性を示さず、良好な電波透過性を有していた。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明による金コロイド
分散膜用塗布液により、鮮やかに着色した耐摩耗性およ
び耐薬品性に優れる着色膜、および該着色膜を形成した
着色膜付きガラス物品が得られる。本発明の塗布液は大
面積の基体に対して均一にコートできる。本発明の塗布
液により得られた着色膜は、高い耐久性、安定な発色
性、電波透過性を有する。また、該着色膜は、高機能性
の素板と自由に組み合わせうる。したがって、建築用や
自動車用ガラス用として、意匠性に優れたガラスを生産
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】膜厚の測定法を説明する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 諭司 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Si、Ti、ZrおよびAlからなる群か
    ら選ばれる1種以上の金属のアルコキシドおよび/また
    はキレートと、Auの化合物とを含有する着色膜形成用
    塗布液。
  2. 【請求項2】前記金属のアルコキシドおよび/またはキ
    レートを形成する金属が、Siおよび/またはTiであ
    る請求項1記載の着色膜形成用塗布液。
  3. 【請求項3】Siおよび/またはTiが、酸化物換算で
    SiO2 :TiO2 =10:0〜6:4(モル比)で含
    有される請求項2記載の着色膜形成用塗布液。
  4. 【請求項4】Auの化合物が塩化金酸である請求項1、
    2または3記載の着色膜形成用塗布液。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の着色膜形
    成用塗布液を基体上に塗布し、300℃以上の温度で焼
    成することにより得られることを特徴とする着色膜。
  6. 【請求項6】吸収の主波長が500〜680nmである
    ことを特徴とする請求項5記載の着色膜。
  7. 【請求項7】金微粒子を含有し、金微粒子の含有割合
    が、膜中に含有されるSi、Ti、Zr、Al、P、
    B、Co、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、P
    t、Ru、Pd、ランタノイド(La〜Lu)、In、
    SnおよびSbからなる群から選ばれる1種以上の元素
    の酸化物換算の重量と金微粒子の重量の総重量に対して
    0を超えて5重量%以下であることを特徴とする請求項
    5または6記載の着色膜。
  8. 【請求項8】基体上に形成された2層以上からなる多層
    の着色膜において、該多層の着色膜が請求項5、6また
    は7項記載の着色膜の1層以上と、Ce、TiおよびS
    iからなる群から選ばれる1種以上の金属の酸化物を主
    成分とする膜の1層以上とからなる多層の着色膜。
  9. 【請求項9】ガラス基体と、ガラス基体上に形成された
    着色膜とからなる着色膜付きガラス物品において、前記
    着色膜が、請求項5、6、7または8記載の着色膜であ
    る着色膜付きガラス物品。
JP23095198A 1997-10-14 1998-08-17 着色膜形成用塗布液、着色膜および着色膜付きガラス物品 Pending JPH11349351A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336334A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Ube Nitto Kasei Co Ltd 非晶質酸化チタン複合塗膜形成用コーティング組成物、それを用いた塗膜およびその用途
JP2017066381A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 Hoya Candeo Optronics株式会社 紫外線吸収塗料、紫外線吸収膜、光吸収膜、光学素子、光学ユニットおよび光照射装置
US10988624B2 (en) 2015-09-30 2021-04-27 Hoya Corporation Ultraviolet absorbing film provided on a surface of an optical element and use thereof for reducing internal reflections

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