JPH1134707A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH1134707A
JPH1134707A JP9211315A JP21131597A JPH1134707A JP H1134707 A JPH1134707 A JP H1134707A JP 9211315 A JP9211315 A JP 9211315A JP 21131597 A JP21131597 A JP 21131597A JP H1134707 A JPH1134707 A JP H1134707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が追突を受けた際、ヘッドレストを上昇
させて乗員の頭部を有効に保護し、鞭打ちを軽減する。
追突時の衝撃を荷重受け部材に有効に伝達できるシート
バックのパッド材を得る。 【解決手段】 シートバックフレーム41に固定される
サイドパッド材422とスリット423を介してセンタ
ーパッド材421を分離すると共に、センターパッド材
421に横方向にもスリット424を設け、追突時、イ
ンパクトエリアに位置するセンターパッド材421の後
方への充分な沈込みを可能にし、荷重受け部材63への
シートバック40のパッド材42の撓み量を増大させ、
ヘッドレスト50の上昇動作をスムーズに行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘッドレストを
備えた車両用シートに関するもので、特に、シートバッ
ク上縁にヘッドレストが設置され、シートバック内に衝
撃を受ける荷重受け部材並びに所定値以上の衝撃荷重が
荷重受け部材に加わると動作する応力伝達機構が内装さ
れ、応力伝達機構の動作によりヘッドレストが上昇し
て、衝撃時に乗員の頭部をヘッドレストにより受止め保
護する車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、図11に示すように、車両用シー
ト1は、シートクッション2に対してアジャスター機構
3を介してシートバック4が傾倒可能に取付けられてお
り、このシートバック4の上縁に頭部を保護するヘッド
レスト5が付設されている。そして、最近では追突時等
の鞭打ち症をより軽減できるように、追突時等の衝撃荷
重を受けた際、ヘッドレストが自動的に上昇して、乗員
の頭部を保護するという構成のものが、例えば、特開平
7−291005号公報,米国特許明細書第53780
43号等に示されている。
【0003】この種のヘッドレストが自動的に上昇する
車両用シートは、図12に示すように、シートバック4
内に追突時の衝撃荷重を受ける荷重受け部材6が配設さ
れると共に、このシートバック4のフレーム4aにリン
ク機構7を構成する2本のリンクアーム7a,7bが回
動可能に支持され、一方側のリンクアーム7bに荷重受
け部材6が連結されていると共に、リンクアーム7bの
上端側にヘッドレスト5のステー5aを支持するホルダ
8が固着されている。
【0004】従って、通常時は図示しないコイルバネの
バネ力によりリンクアーム7a,7bがロックされてい
るが、車両が後方から追突を受けると、乗員の身体がシ
ートバック4より荷重受け部材6に押付けられ、この押
圧力がコイルバネのバネ力を越えた場合には、荷重受け
部材6が後方に移動すると同時に、リンクアーム7a,
7bが回動し、その結果、ヘッドレスト5は上方に持上
がり、乗員の頭部を受けて、追突時、乗員の頭部に大き
な衝撃が加わることを防止している。
【0005】上記荷重受け部材6,リンク機構7を配設
するシートバック4の構成としては、乗員が着座した際
の良好なクッション性を確保するために、S字バネやシ
ートバックフレーム4aを覆うシートバック4のパッド
材9が備わっており、図13,図14に示すように、こ
のシートバック4のパッド材9は裏面に不織布等の補強
材10が裏打ちされていると共に、表面側にクロス等の
トリムカバー11が貼合わされて構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、ヘッドレ
ストを備えた車両用シートにおいて、シートバック4内
部に荷重受け部材6,リンク機構7を設け、追突時、ヘ
ッドレスト5を上昇させて乗員の頭部を保護し、鞭打ち
を軽減するようにした車両用シート1においては、シー
トバック4のパッド材9のサイドパッド材9aがシート
バックフレーム4aに固着されており、サイドパッド材
9aとセンターパッド材9bとが一体構造であるため、
追突時、センターパッド材9bがサイドパッド材9aに
支持され、荷重受け部材6を押圧するセンターパッド材
9bの撓み量が制限され、荷重受け部材6の移動量が少
なく、ヘッドレスト5の上昇ストロークを多く確保する
ことができないという欠点が指摘されていた。
【0007】更に、追突時の衝撃によるシート全体の加
速と乗員の慣性によってシートバック4が後方に傾斜す
ると共に、乗員の身体が斜め上方に浮上がるため、シー
トバック4のパッド材9裏面の補強材10とリンク機構
7との間に摩擦が生じ、リンク機構7に衝突時の荷重が
有効に伝達されず、このこともヘッドレスト5のスムー
ズな上昇操作を阻害する要因となっていた。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、車両が追突時等に衝撃荷重を受けた時、乗
員から加わる荷重をシートバック内部のリンク機構等の
応力伝達機構に有効に伝達して、ヘッドレストの移動量
の大きい上昇動作を円滑に行ない、乗員の鞭打ち症を軽
減できる安全性を高めた車両用シートを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の車両用シートは、シートバック上
縁にヘッドレストが設置され、シートバック内に衝撃を
受ける荷重受け部材並びに所定値以上の衝撃荷重が荷重
受け部材に加わると動作する応力伝達機構が内装され、
応力伝達機構の動作によりヘッドレストが上昇して、衝
撃時に乗員の頭部をヘッドレストにより受止め保護する
車両用シートにおいて、前記シートバックのパッド材
は、シートバックフレームに固着されるサイドパッド材
とセンターパッド材とがスリットを介して分割構成さ
れ、更にセンターパッド材をスリットを介して上下に二
分割し、センターパッド材のアッパー部の沈込み量を確
保することにより衝撃を荷重受け部材に有効に伝達する
ようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の車両用シートは、前記シ
ートバックのパッド材におけるセンターパッド材を上下
に二分割するスリットは、後方に向けて下り傾斜する傾
斜状にカット処理されていることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の車両用シートは、前記シ
ートバックのパッド材におけるセンターパッド材を上下
に二分割するスリットに沿って対向するパッド材間は弯
曲状の連結部材、あるいはシート状の伸縮部材により連
接され、センターパッド材に連続感を付与したことを特
徴とする。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
シートバックのパッド材は、シートバックフレームに固
着されるサイドパッド材とスリットを介してメインパッ
ド材が分割構造であり、且つメインパッド材は上下にス
リットを介して二分割構造であるため、衝撃荷重が加え
られた時に、インパクトエリアとなるセンターパッド材
のアッパー部は後方へ容易に沈込み、その内面側に内装
されている荷重受け部材に衝撃を有効に伝達でき、応力
伝達機構を介してヘッドレストを所定ストローク円滑に
上昇させることができる。
【0013】更に、請求項2に記載の発明によれば、追
突時、荷重受け部材の移動量を十分確保でき、ヘッドレ
ストのスムーズな上昇を保証することができると共に、
センターパッド材を上下に二分割するスリットは、後方
に向けて下り傾斜するように、斜めカット状にスリット
が形成されているため、シートバック表面の連続感が確
保され、乗員の背中に違和感を与えることがない。
【0014】同様に請求項3に記載の発明によれば、シ
ートバックのパッド材におけるセンターパッド材をスリ
ットを介して上下に二分割構造にすると共に、分割体表
面を弯曲状の連結部材、あるいは伸縮性を持つシートに
より連設し、製品表面に一体感を付与したものであるか
ら、乗員に違和感を与えることがなく、衝撃荷重が加え
られた時にはこの弯曲部や伸縮シートが伸びきり、シー
トバックのパッド材のセンターパッド材が十分沈込み、
荷重受け部材の移動量を確保し、スームーズなヘッドレ
ストの上昇操作が期待できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用シート
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明
の一実施形態を示す車両用シートの外観図、図2は同車
両用シートにおけるシートバックのパッド材、並びにヘ
ッドレストの構成を示す縦断面図、図3は同車両用シー
トのシートバックの内部機構を示す正面図、図4,図5
は同車両用シートのシートバックのパッド材の構成を示
す縦断面図,横断面図、図6,図7は追突時におけるヘ
ッドレストの上昇時の状態を示すもので、図6はシート
バックとヘッドレストとを示す正面図、図7はシートバ
ックとヘッドレストとの構成を示す断面図である。ま
た、図8乃至図10は本発明に係る車両用シートに適用
するシートバックのパッド材の異なる実施の形態を示す
各断面図である。
【0016】図1において、車両用シート20は、車両
床面に取付固定されるシートクッション30にアジャス
ター機構31を介して背もたれとなるシートバック40
が傾倒可能に取付けられており、このシートバック40
の上縁に乗員の頭部を保護するヘッドレスト50が設置
されている。
【0017】次いで、図2,図3を基にシートバック4
0並びにヘッドレスト50の細部構成について説明す
る。図3においてはシートバック40の内部機構を説明
する便宜上、シートバック40のパッド材42を取外し
た内部構造について説明する。
【0018】即ち、シートバック40は、シートバック
フレーム41をシートバック40のパッド材42により
被包して構成されており、シートバック40のパッド材
42の裏面には不織布等の補強材43が裏打ちされてお
り、且つシートバック40のパッド材42の表面側には
クロス等の手触り感の良好なトリムカバー44が貼合わ
されている。
【0019】更に、ヘッドレスト50は、内部のヘッド
レストフレーム51と一体にヘッドレスト50を支持す
る2本のステー52が延設形成されていると共に、フレ
ーム51の外表面はヘッドレスト50のパッド材53,
ヘッドレスト表皮材54により被包されている。
【0020】そして、ヘッドレスト50の支持構造とし
ては、シートバック40のシートバックフレーム41の
上縁左右2箇所にブラケット45が固着されており、こ
のブラケット45にパイプ状のホルダブラケット46が
支持され、このホルダブラケット46内にはステーホル
ダ47が嵌込み固着され、ステーホルダ47の丸孔内に
ヘッドレスト50のステー52を挿通してヘッドレスト
50を支持している。
【0021】本発明に係る車両用シート20は、追突時
等の鞭打ち症を軽減するために衝撃荷重が加えられた時
にヘッドレスト50が上昇するように構成されており、
そのためにシートバック40に追突等の衝撃を受けた
際、ヘッドレスト50側に上昇する応力を伝達できる変
換機構としてリンク機構60が配設されている。
【0022】シートバックフレーム41の両サイド部4
1aの内壁面に第1のリンクアーム61,61が夫々回
動支点61aを基に回動可能に取付けられており、この
第1のリンクアーム61,61の回動端側に第2のリン
クアーム62,62が夫々連結部62aで枢支されてい
る。
【0023】また、この第2のリンクアーム62,62
間に荷重受け部材63が横設されており、この第2のリ
ンクアーム62,62の上端側に橋掛け状に設けた連結
バー64にヘッドレスト50を支持するホルダブラケッ
ト46の下端46aが溶接等により固着されている。
尚、符号65は第2のリンクアーム61,61間に横架
されるS字バネを示す。
【0024】また、このリンク機構60は、追突を受け
たとき等、車両に所定値以上の衝撃荷重が加わった際動
作するが、通常時にはリンク機構60が働かないように
第1のリンクアーム61,61を回動支点61a,61
aを基に夫々図2中時計回り方向に引張り力を付与する
ロック用のコイルバネ66が設置されている。
【0025】このリンク機構60の動作については後述
するが、本発明の特徴は、このリンク機構60を円滑に
動作させるためのシートバック40の構成に特徴があ
る。即ち、シートバック40のパッド材42は、図4,
図5に示すように、追突時の衝撃を荷重受け部材63に
有効に加えるために、この荷重受け部材63と対向する
側のセンターパッド材421とシートバックフレーム4
1に固着され動きが規制されるサイドパッド材422と
の間にスリット423を形成したものである。このスリ
ット423により、センターパッド材421の動きを保
証している。
【0026】また、センターパッド材421を更に上下
に二分割するためにスリット424が横方向に設けられ
ている。尚、シートバック40のパッド材42の裏面に
裏打ちされる補強材43についても各スリット423,
424間で分離している。
【0027】従って、本発明に係る車両用シート20
は、乗員が着座した際、通常の状態においては、コイル
バネ66のバネ力によりリンク機構60はロック状態で
あり、リンク機構60は動作せず、ヘッドレスト50は
安定して支持されている。
【0028】そして、車両が追突を受けた際、図6,7
に示すように、乗員の上半身が後方に押付けられ、シー
トバック40のパッド材42のセンターパッド材421
が周囲に形成されたスリット423,424により後方
に容易に移動し、シートバックフレーム41により動き
が規制されることなく、後方に容易に沈込み、リンク機
構60の荷重受け部材63に衝突時の衝撃力を有効に伝
達することができる。
【0029】荷重受け部材63に与えられる衝撃力がコ
イルバネ66のバネ力を越えた場合に、第1のリンクア
ーム61,61第2のリンクアーム62,62の連携動
作により、連結バー64に固着されているホルダブラケ
ット46を上昇させ、このホルダブラケット46に支持
されているヘッドレスト50を上昇させることにより、
ヘッドレスト50を乗員の頭部に近接させ、追突時に頭
部がヘッドレスト50の上方にずれることがなく、ヘッ
ドレスト50により乗員の頭部を確実に受止め、鞭打ち
症を有効に防止することができる。
【0030】尚、シートバック40のパッド材42を通
じて加わる衝撃をヘッドレスト50側に伝達する応力伝
達機構としては、リンク機構60に替えて、カム機構
等、慣用手段を適宜代替してもよい。
【0031】図8乃至図10は本発明に係る車両用シー
トにおけるシートバック40のパッド材42の変形態様
を示すもので、図8に示すものは、シートバック40の
パッド材42のセンターパッド材421を上下に分割す
る際、図示するように後方に向けて下り傾斜するスリッ
ト425により、傾斜状にカット処理したものである。
【0032】傾斜状のスリット425を設定することに
より比較的小さな衝撃、即ちリンク機構60が動作しな
い衝撃が加わった際等、製品表面に一体感を付与し、乗
員の背中に違和感を与えることがない。
【0033】同様に、図9に示すように、センターパッ
ド材421を上下にスリット424で分割すると共に、
このスリット424間を弯曲状の連結部材426で連結
してもシートバック40表面の違和感を乗員に付与する
ことがなく、また図10に示すように、一体物、あるい
は別物の伸縮性シート427でスリット424間を連結
すれば、乗員の背中に違和感を付与することがない。
【0034】また、図9,図10に示すものにおいて
は、追突時等は、連結部材426、あるいは伸縮性シー
ト427が伸長し、センターパッド材421は後方に有
効に沈込み、ヘッドレスト50の上昇動作を妨げるもの
ではない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る車
両用シートによれば、シートバック上縁にヘッドレスト
が設置され、シートバック内に衝撃を受ける荷重受け部
材並びに所定値以上の衝撃荷重が荷重受け部材に加わる
と動作する応力伝達機構が内装され、応力伝達機構の動
作によりヘッドレストが上昇して、衝撃時に乗員の頭部
をヘッドレストにより受止め保護する車両用シートにお
いて、衝撃時に荷重受け部材に対向するセンターパッド
材がシートバックフレームに動きを規制されることなく
後方に有効に沈込み、荷重受け部材に衝撃を有効に伝達
でき、その結果、リンク機構等、応力伝達機構の動作に
よりヘッドレストを上方に移動量の大きい所定ストロー
クで上昇させることができ、追突時において乗員の頭部
をヘッドレストによって確実に受止めることが可能とな
り、鞭打ち障害を有効に防止することができるという効
果が得られる。
【0036】更に請求項2及び請求項3に係る車両用シ
ートによれば、センターパッド材を上下に分割するスリ
ットを後方に向けて下り傾斜する傾斜状に設定するか、
あるいはセンターパッド材を上下に分割するスリットに
沿って対向するパッド材間を弯曲状の連結部材、あるい
は伸縮性シートにより連結すれば、比較的小さな衝撃に
対してパッド材の連続感を強調でき、乗員の背中に違和
感を与えることがなく、着座時の快適性を保証できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの一実施形態を示す
外観図。
【図2】図1に示す車両用シートにおけるシートバック
とヘッドレストの構成を示す断面図。
【図3】図1に示す車両用シートのシートバックのパッ
ド材を取外した状態を示す正面図。
【図4】図1に示す車両用シートにおけるシートバック
のパッド材を示す縦断面図。
【図5】図1に示す車両用シートにおけるシートバック
のパッド材を示す横断面図。
【図6】図3に示す車両用シートの追突時の状態を示す
正面図。
【図7】図2に示す車両用シートの追突時の状態を示す
断面図。
【図8】本発明に係る車両用シートに使用するシートバ
ックのパッド材の異なる態様を示す縦断面図。
【図9】本発明に係る車両用シートに使用するシートバ
ックのパッド材の更に異なる態様を示す縦断面図。
【図10】本発明に係る車両用シートに使用するシート
バックのパッド材の更に異なる態様を示す縦断面図。
【図11】従来の車両用シートを示す外観図。
【図12】従来の鞭打ち防止用のヘッドレスト構成を示
す説明図。
【図13】従来のシートバックのパッド材を示す斜視
図。
【図14】図13中XIV −XIV 線断面図。
【符号の説明】
20 車両用シート 30 シートクッション 40 シートバック 41 シートバックフレーム 42 シートバックのパッド材 421 センターパッド材 422 サイドパッド材 423 スリット 424 スリット 425 傾斜状スリット 426 連結部材 427 伸縮性シート 46 ホルダブラケット 47 ステーホルダ 50 ヘッドレスト 52 ステー 60 リンク機構 61 第1のリンクアーム 62 第2のリンクアーム 63 荷重受け部材 66 コイルバネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバック上縁にヘッドレストが設置
    され、シートバック内に衝撃を受ける荷重受け部材並び
    に所定値以上の衝撃荷重が荷重受け部材に加わると動作
    する応力伝達機構が内装され、応力伝達機構の動作によ
    りヘッドレストが上昇して、衝撃時に乗員の頭部をヘッ
    ドレストにより受止め保護する車両用シートにおいて、 前記シートバックのパッド材は、シートバックフレーム
    に固着されるサイドパッド材とセンターパッド材とがス
    リットを介して分割構成され、更にセンターパッド材を
    スリットを介して上下に二分割し、センターパッド材の
    アッパー部の沈込み量を確保することにより衝撃を荷重
    受け部材に有効に伝達するようにしたことを特徴とする
    車両用シート。
  2. 【請求項2】 前記シートバックのパッド材におけるセ
    ンターパッド材を上下に二分割するスリットは、後方に
    向けて下り傾斜する傾斜状にカット処理されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 【請求項3】 前記シートバックのパッド材におけるセ
    ンターパッド材を上下に二分割するスリットに沿って対
    向するパッド材間は弯曲状の連結部材、あるいはシート
    状の伸縮部材により連接され、センターパッド材に連続
    感を付与したことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    シート。
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