JP4488854B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、後方からの衝突を受けて慣性により着座者が後方移動する所謂「後突」のときに、前方移動して頭部を支持するヘッドレストを設けた車両用シートに係るものである。
従来、背凭シートの上部に設けたヘッドレストが、着座者の背中後方に位置する背凭シート内の可動フレームの後方回動により前方回動して着座者の頭部を支持する構成は公知である(例えば、特許文献1)。
また、四角枠形状の背凭シートフレームに左右方向のジグザグバネを上下に複数並設し、ジグザグバネの前面にクッション材を位置させて構成は公知である(例えば、特許文献2)。
また、着座者の腰部分の背凭シートのクッション材を、前後位置調節するランバーサポート機構の構成は公知である(例えば、特許文献3)。
特開平10−119619号公報 特開平4−8309号公報 特開平7−194461号公報
前記公知例の内、特開平10−119619号公報に記載されたものは、可動フレームが前後方向に移動するので、可動フレームを設けた部分にはクッション材を支持するジグザグバネは設けられないという課題がある。
同様に、特開平7−194461号公報に記載されたランバーサポート機構は、クッション材を前方に押し出す構成であるから、むち打ち症対策のためのヘッドレストを前方に移動させるために後突を感知する後突感知体との併用はできないという課題がある。
即ち、むち打ち症対策のための機構を設けた背凭シートの場合、クッション性能を向上させるバネ構成や、着座者の体格に合わせるランバーサポート機構を一緒に設けることはできないとされていた。
本願は、着座者の背中後方に位置する前後移動体によって着座者の後方移動荷重を検出する構成でありながら、ヘッドレストの移動量を十分に確保し、しかも、後突を検知するとき着座姿勢を崩さないように特段の工夫し、更に、着座者の体格に合わせて背凭シートの着座面の前後位置調節できるようにしたものである。
本発明は、少なくとも着座者Tの頭部Hを支持する頭部支持部7にピラー8を設けて構成したヘッドレスト6を、着座者Tの腰部付近後方に位置する背凭シート2内の後突感知体25とリンク機構を介して連結して、後突感知体25の後方移動によりヘッドレスト6を前方移動させて着座者Tの頭部Hを支持するように構成し、前記後突感知体25の前側には、略四角形の一枚板状に形成したプレート体31を上下一対のワイヤスプリング32を介して前記後突感知体25とは独立して前記背凭シート2の背凭フレーム3に前後移動自在に取付けて構成した板状支持材30を設け、前記後突感知体25は前記プレート体31の上下中間位置よりも下方に位置させ、前記プレート体31と前記後突感知体25の間にはプレート体31の前後位置を調節しうる前後調節機構50を設けた車両用シートとしたものである。
本発明は、前記前後調節機構50は、弾性を有する合成樹脂により横長板状の押出体51を前記後突感知体25の前面に取付け、前記押出体51はワイヤーケーブル56により弾性変形させて、前記プレート体31を前方に押し出すように構成した車両用シートとしたものである。
本発明は、前記押出体51は、該押出体51の左右両側に側方に至るに従い前側に位置する押出当接部55を夫々形成し、該押出当接部55の先端をプレート体31の後面に夫々当接させると共に、左右の押出当接部55の内の何れか一方にはワイヤーケーブル56のインナーケーブル57のケーブル先端57Aを係止し、左右の押出当接部55の内の何れか他方にはワイヤーケーブル56のアウターチューブ58のチューブ先端58aを係止するように構成した車両用シートとしたものである。
請求項1の発明では、面で支持するプレート体31の後側に後突感知体25を設け、後突感知体25とヘッドレスト6とはリンクを介して連結しているので、着座姿勢を崩さずに、後突を後突感知体25が感知し、ヘッドレスト6を前方移動させて頭部Hの支持可能にすると共に、プレート体31の前後位置を調節して着座者Tの体格に合わせることができる。
請求項2の発明では、押出体51を弾性変形させてプレート体31を押し出すので、後突感知体25とプレート体31との間に設けることができ、むち打ち症対策と、クッション性能の向上と、着座者の体格に合わせた調節機構とを、併存させた車両用シートを実現できる。
請求項3の発明では、押出体51とワイヤーケーブル56により、むち打ち症対策と、クッション性能の向上と、着座者の体格に合わせた調節機構とを、併存させた車両用シートを安価に提供できる。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は車両用シート、2は車両用シート1の背凭シートであり、該背凭シート2は背凭フレーム3にクッション材4を取付け、クッション材4の外周を表皮部材5により包囲して構成している。
背凭シート2の上部にはヘッドレスト6を設ける。ヘッドレスト6の構成は任意であり、少なくとも着座者Tの頭部Hを支持する頭部支持部7と、前記背凭シート2に装着するためピラー8とを設けて構成している。
ヘッドレスト6のピラー8は左右方向のヘッドレスト取付杆10に設けたピラー支持部材11に高さ調節自在に取付ける。ピラー8とピラー支持部材11の構成は公知であり、図示は省略するが、ピラー支持部材11に設けた係合部材を所望高さに位置させたピラー8に形成した係合凹部に選択的に係合させて保持すればよい。
前記ヘッドレスト取付杆10の左右両側は、前記ヘッドレスト6を前後に移動させる上側リンク杆15の上部に固定する。上側リンク杆15の上下中間部は回動軸16により背凭フレーム3の側部フレーム17に回動自在に取付ける。上側リンク杆15の下部には、伝動部材(ロッド)20の上部を軸21により取付ける。
18、19はバネである。
この場合、上側リンク杆15は、回動軸16より上側を上リンクアーム部22に形成し、回動軸16より下側を下リンクアーム部23に形成し、上リンクアーム部22と下リンクアーム部23は逆「く」の字形状に形成し、下リンクアーム部23よりも上リンクアーム部22を長く形成する。また、上側リンク杆15は、下リンクアーム部23が回動軸16を基準に下方に至るに従い前側に位置するように、傾斜させて取付ける。
しかして、背凭フレーム3には、後方から衝突された着座者Tの後方移動により後方移動する後突感知体25を設ける。後突感知体25は、その両側を前記背凭フレーム3に設けた一対の下側リンク26の下部に取付軸27により取付ける。下側リンク26の上部は背凭フレーム3の側部フレーム17に回動軸28により回動自在に取付ける。下側リンク26の上下中間部には前記伝動部材20の下部を軸29により取付け、着座者Tの後方移動により後突感知体25が後方移動すると、このエネルギーが下側リンク26と伝動部材20を介して上側リンク杆15に伝達され、上側リンク杆15はこれによりヘッドレスト6を前方移動させ、着座者Tの頭部Hを支持する。
この場合、後突感知体25が後方移動すると、下側リンク26は伝動部材20を下方に牽引し、伝動部材20は上側リンク杆15の下部を下方回動させ、上側リンク杆15の上部は前方回動してヘッドレスト6を前方移動させる。
したがって、上側リンク杆15は、前記後突感知体25に移動量を増幅させてヘッドレスト6を前方移動させ、ヘッドレスト6の移動量を十分に確保でき、着座者Tの頭部Hの支持を確実にする。
しかして、前記下側リンク26および前記上側リンク杆15の各部材は板状に形成し、夫々、前記背凭フレーム3の左右側部フレーム17に取付けているので、左右の左右側部フレーム17の間には前記後突感知体25が位置するだけであり、着座者Tに着座時の違和感あるいは不快感を与えない。
しかして、背凭シート2の背凭フレーム3には、板状支持材30を設ける。板状支持材30は着座者Tの上体(腰部を含む上半身)を支持するものである。板状支持材30は着座者Tの上体を「面」で支持して、着座姿勢を安定させ、ヘッドレスト6のよる頭部Hの支持を良好にさせる。
即ち、従来の上下に並設したジグザグバネ構成では、着座者Tの上体は荷重により後方移動する各ジグザグバネにより「線」で支持されるので、着座姿勢が安定せず、後突のとき前方移動するヘッドレスト6が頭部Hを支持しても、着座者Tの上体が後方移動してしまって、頭部Hと上体との位置関係がかえって不安定になるが、本願では、板状支持材30により着座者Tの上体全体を「面」で支持できて、前方移動するヘッドレスト6が頭部Hを支持しているときに、板状支持材30が着座者Tの上体を「面」で支持するので、頭部Hを含めた着座者Tの着座姿勢を極めて安定させる。
前記板状支持材30は、略四角形の一枚板状のプレート体31により形成し、プレート体31は、ポリプロピレン等の合成樹脂により、着座者Tを支持しうる所定の強度を有しつつ、着座者Tからの後方荷重(体重の場合も含む)を受けたときある程度弾性変形しながら荷重支持するように構成すると、所謂「当たり」と呼ばれる背当たり時の感触を柔軟にできて、好適である。
板状支持材30は、前記プレート体31をジグザグスプリングやフォームドワイヤスプリング等のワイヤスプリング32を介して背凭フレーム3に前後移動自在に取付けて構成し、板状支持材30は面状態を保持したまま前後して着座者Tを支持する。
この場合、前記ワイヤスプリング32は、所定の弾性を有しており、プレート体31に荷重が掛かったときに、プレート体31全体が面形状を保持したまま後方移動しうるように構成する。
しかして、前記プレート体31の上縁は、中央部が低い円弧形状の上側円弧部33に形成し、上側円弧部33は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させる。
第九胸椎付近Xは、上体の重心位置であり、着座姿勢において脊柱の中でも変化しない部分(移動量の少)であり、プレート体31の上縁を第九胸椎付近Xより上方に位置させることで、板状支持材30は着座者Tの上体の重心位置を支持する。
この場合、ワイヤスプリング32のうち上側ワイヤスプリング32Aは、第九胸椎付近Xよりやや下方に位置させ、第九胸椎付近Xより斜め後側下方に掛かる荷重を支持するようにすると、一層、着座者Tの上体を有効に支持できて、好適である。
しかして、前記上側円弧部33を有するプレート体31の上側部分34の上側側縁35は、略直線状に形成して、上側部分34が略同一の左右幅を有するように形成する。これにより、上側部分34は着座者Tの上体を面状態で支持できる。
上側部分34の下方のプレート体31のプレート中間部分36は、その上下中間部が最も幅狭になるように、その左右側縁を円弧形状の中間円弧部37に夫々形成する。着座者Tのウエスト近傍は、着座姿勢においてそれ程支持を必要とせず、むしろ圧迫による着座疲労・腰痛の原因となるので、プレート中間部分36の左右側縁は中間円弧部37に形成し、圧迫から着座者Tを開放する。また、着座者Tのウエスト近傍のサイズは個人差が大きく、この点でも、プレート体31のプレート中間部分36を中間円弧部37に形成すると、好適である。
この場合、プレート体31のプレート中間部分36の後方に、後突感知体25を位置させる。
即ち、背凭フレーム3に板状支持材30を設けたことで、板状支持材30の上端から下端の何れかの部分の後方に後突感知体25を設ければ後突を感知できるようになる点、板状支持材30のプレート中間部分36は後方移動量が大きく後突のとき後突感知体25を大きく移動させて確実に後突を感知できる点、また、後突感知体25を上方に設けると、その部分の板状支持材30を所定量後方移動させることになって、着座者Tの上体の支持が不足してしまう点等の理由から、プレート中間部分36の後方に後突感知体25を位置させる。
したがって、板状支持材30による着座者Tの支持と、後突感知体25による後突の感知の確実性とを両立させられる。
しかして、プレート中間部分36の下方のプレート体31の下側部分40は、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部41を形成し、腸骨支持部41より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部42に形成し、左右の下側円弧部42の合流部に下側に突き出る仙骨支持部43を形成する。
即ち、骨盤の上部を形成する腸骨R部分近傍を腸骨支持部41により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドするようにしている。
同様に、着座者Tの仙骨S部分近傍を仙骨支持部43により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドする。
しかして、ワイヤスプリング32のうち下側ワイヤスプリング32Bは、前記腸骨支持部41よりも上側であって中間円弧部37の最幅狭部分より下方に位置させると、着座者Tの腰部を有効に支持できて、好適である。
即ち、上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bにより着座者Tの第九胸椎付近および骨盤・仙骨近傍を支持することにより、着座者Tの背中(腰)は上下2点で支持され、上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bの間の背骨に掛かる圧力を抑制することで、着座時の疲労を軽減させる作用効果が期待でき、好適である。
また、骨盤・仙骨近傍に下側ワイヤスプリング32Bを設けているので、後突のときには板状支持材30の下側部分が「面」となって一体的に後方移動し、これにより後突感知体25を確実に後方移動させて、後突の感知を確実にする作用も期待している。
しかして、ワイヤスプリング32は、前記上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bの上下2本並設し、一枚板状のプレート体31は上下左右4箇所で支持されて、面状体で着座者Tを支持する。ワイヤスプリング32の上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bは、何れも左右両端部を背凭フレーム3に固定状態に取付け、その中間部は適宜上下方向に屈曲させた屈曲部44に形成し、屈曲部44によりプレート体31を面状態で支持するように構成する。
また、ワイヤスプリング32の左右中間部は、屈曲部44の所定部分を係止具45等の任意の構成により板状支持材30に固定する。
しかして、前記板状支持材30のプレート体31の後方には、該プレート体31の前後位置を調節しうる前後調節機構50を設ける。前後調節機構50は弾性を有する合成樹脂により横長板状の押出体51を有して構成する。押出体51は、中央部分は前記後突感知体25と平行状態の中間取付板部52に形成し、中間取付板部52の所定位置の後面に後側に突き出る取付用突起53を形成し、取付用突起53を前記後突感知体25に形成した取付孔54に挿通し、取付用突起53の先端を溶かしてカシメ固定する。
取付用突起53の外側の中間取付板部52の左右両側には、側方に至るに従い前側に位置する押出当接部55を形成し、該押出当接部55の先端は自由端として前記プレート体31の後面に当接させる。
しかして、左右の押出当接部55の内の何れか一方にはワイヤーケーブル56のインナーケーブル57のケーブル先端57Aを係止し、左右の押出当接部55の内の何れか他方にはワイヤーケーブル56のアウターチューブ(ケーブル外皮)58のチューブ先端58aを係止する。ワイヤーケーブル56の基部は、任意箇所に設けた操作装置60に接続する。
ワイヤーケーブル56は、インナーケーブル57を牽引すると、インナーケーブル57のケーブル先端57Aを取付けた押出当接部55の中間部を中央に引き寄せ、このインナーケーブル57の牽引力が反力として作用してアウターチューブ58のチューブ先端58aを取付けた押出当接部55の中間部を中央に引き寄せ、その結果、左右の押出当接部55の先端位置は元の位置より前方移動し、押出当接部55はプレート体31を前側に移動させる。
反対に、インナーケーブル57を緩めると、押出体51の弾性力により押出当接部55は元の位置に向かって回動し、押出当接部55の先端位置は後方に移動し、押出当接部55によるプレート体31の押出力が弱くなり、プレート体31の後側移動を許容する。
このように、ワイヤーケーブル56のインナーケーブル57の押し引きにより押出体51を変形させて、プレート体31の前後位置を調節する。
61は前記インナーケーブル57のケーブル先端57Aを係止させる係止用溝、62は前記アウターチューブ58のチューブ先端58aを固定する係合凹部である。
しかして、押出当接部55と中間取付板部52の境界部分には透孔63を形成する。透孔63は押出体51の弾性力を弱め、透孔63を除いた押出体51の部分を前記押出当接部55が回動する支点にする作用を期待する。
66は一端をプレート体31の下側部分40の任意部分に係止したバネであり、他端を背凭フレーム3に係止してプレート体31の下側部分40を常時後方に牽引するように付勢し、プレート体31と押出体51とががたつくのを防止する。
しかして、押出体51の大きさは、任意であるが、押出体51の上縁を後突感知体25の上縁と略同じにし、押出体51の下縁をプレート体31の腸骨支持部41のあたりにすると、着座者の体型の相違が大きい腰部分のプレート体31の前後位置調節が良好に行われて好適である。
同様に、プレート体31に対する押出体51の押出当接部55の正面視における位置も、押出当接部55によりプレート体31を確実に前後させるように配置すればよい。
また、押出体51の後側に位置する部分のプレート体31には透孔65を横一列状に複数並設し、プレート体31の前後移動のための変形を容易にさせる作用を期待する。
図15は、前後調節機構50を設けたプレート体31の他の実施例であり、プレート体31には透孔65にワイヤスプリング32の中間の屈曲部44を取付ける係止部45を前記プレート体31には透孔65に設けている。
(実施例の作用)
ヘッドレスト6のピラー8を支持するピラー支持部材11をヘッドレスト取付杆10に固定し、ヘッドレスト取付杆10の左右両側は夫々上側リンク杆15の上部に固定する。
各上側リンク杆15の上下中間部は回動軸16により側部フレーム17に取付け、上側リンク杆15の下端部に伝動部材20の上部を取付け、伝動部材20の下部は上部を側部フレーム17に取付けた下側リンク26の上下中間部に軸着し、下側リンク26の下部に後突感知体25の左右両側を連結状態に取付けているから、後方から衝撃を受けて慣性で着座者Tが後方へ移動すると、後突感知体25が後方移動し、後突感知体25の後方移動により下側リンク26が回動して伝動部材20を下方に牽引し、伝動部材20は上側リンク杆15を回動軸16中心に下方回動させ、上側リンク杆15の上部は回動軸16中心に前方回動し、これによりヘッドレスト6は軸21中心に前方移動する。
したがって、ヘッドレスト6は上側リンク杆15により前方回動して頭部Hを支持し、むち打ち症防止効果を奏する。
しかして、上側リンク杆15は、回動軸16より上方部分を上リンクアーム部22に、回動軸16より下方部分を下リンクアーム部23に夫々形成し、上リンクアーム部22は下リンクアーム部23よりも長く形成しているから、後突感知体25の移動量(伝動部材20の上下移動量)に対して、ヘッドレスト取付杆10の移動量を格段に大きくでき、しかも、ヘッドレスト取付杆10より上方にあるヘッドレスト6は更に前方移動量が増加し、移動量を十分に確保でき、着座者Tの頭部Hの支持を確実にする。
この場合、上側リンク杆15の下リンクアーム部23は下方に至るに従い前側に位置するように、傾斜させているから、上側リンク杆15は伝動部材20を介して後突感知体25の後方移動を前方移動に変換してヘッドレスト6を前方移動させる。
そのため、上側リンク杆15は、ヘッドレスト6を前方移動させるのに、下リンクアーム部23を後方移動させるので、下リンクアーム部23の作動方向が後方から衝撃を受けた着座者Tの移動方向(後方移動)と同じになって、着座者Tの後方移動を妨げることはなく、むしろ有効に作動するように作用し、合理的な構成となる。
即ち、仮に、下リンクアーム部23の作動方向を前側にすると、着座者Tの移動方向(後方移動)と相反することになり、着座者Tの後方移動を妨げ、有効に作動しない。
したがって、下リンクアーム部23は回動軸16中心に後方移動するので、上側リンク杆15の作動の際、下リンクアーム部23はクッション材4や表皮部材5を前側に押す必要がなく、確実に作動する。
しかして、下側リンク26は、その上部を回動軸28により側部フレーム17に取付け、その下部に後突感知体25を取付軸27により取付け、側部フレーム17と取付軸27の間に伝動部材20の下部を軸29により取付けているから、下側リンク26は、取付軸27を力点、回動軸28を支点、軸29を作用点として梃の原理で後突感知体25の後方移動させる作動力を倍加して軸29を牽引する。
また、下側リンク26は、通常は下方に至るに従い前側に位置するように、傾斜させているから、後方から衝撃を受けた後突の際、下側リンク26は回動軸28中心に後方回動する。
そのため、下側リンク26も上側リンク杆15の下リンクアーム部23と同様に、作動方向が着座者Tの移動方向(後方移動)と一致して合理的な構成となり、作動の際、クッション材4や表皮部材5からの干渉も回避して確実に作動する。
したがって、上側リンク杆15、伝動部材20、下側リンク26の作動機構Sは、その前側にクッション材4および表皮部材5が存在しても、作動方向が後側方向となるので、クッション材4および表皮部材5による圧力の干渉を避けられ、後突感知体25の移動をヘッドレスト6に伝達するのときロスを極力排除でき、作動を確実にする。
しかして、背凭シート2の背凭フレーム3には板状支持材30を設け、板状支持材30は略四角形の一枚板状に形成したプレート体31をワイヤスプリング32を介して背凭フレーム3に前後移動自在に取付けて構成しているから、板状支持材30は、保持したまま前後移動して着座者Tを支持する。
そのため、従来の上下に並設して「線」で支持するジグザグバネ構成に比して格段に着座感を向上させる。
そして、「線」で支持するジグザグバネでは、後突のとき前方移動するヘッドレスト6によって頭部Hを支持しても、着座者Tの上体の支持不安定になって頭部Hと上体との位置関係がかえって悪化する惧れがあるが、本願では、板状支持材30により着座者Tの上体全体を「面」で支持するので、前方移動するヘッドレスト6と相俟って頭部Hおよび着座者Tの上体を良好に支持でき、頭部Hを含めた着座者Tの着座姿勢を極めて安定させる。
また、板状支持材30のプレート体31は略四角形の一枚板状に形成しているから、プレート体31の所定部分にのみ掛かる荷重も、プレート体31全体が後方に移動することで上下左右に荷重を分散させ、確実に支持する。
即ち、例えば、上下にプレート体31を分割して形成すると、上下のプレート体31の間の部分に荷重が掛かったとき、上下のプレート体31は夫々回転して荷重を確実に支持できないことがあるが、本願は、略四角形の一枚板状のプレート体31により板状支持材30を形成しているので、上下中間に掛かる荷重も板状支持材30全体により確実に受け止めて支持する。
しかして、板状支持材30のプレート体31の上縁の上側円弧部33は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させているから、上体の重心位置であって、しかも、脊柱の中でも着座姿勢において変化しない部分(移動量の少)の第九胸椎付近Xを確実にプレート体31が支持し、着座姿勢を安定させられる。
したがって、この点でも、後突の着座者Tの状態を確実に支持する。
また、ワイヤスプリング32のうち上側ワイヤスプリング32Aは、第九胸椎付近Xの後方に位置させているから、上側ワイヤスプリング32Aによって着座者Tの上体に掛かる荷重を、一層、有効に且つ確実に支持する。
しかして、上側円弧部33を有するプレート体31の上側部分34の上側側縁35は、略直線状に形成して、上側部分34が略同一の左右幅を有するように形成しているから、上側部分34は着座者Tの上体を面状態で支持し、着座姿勢を安定させる。
しかして、上側部分34の下方のプレート体31のプレート中間部分36は、該プレート中間部分36の上下中間部が最も幅狭の円弧形状になるように、その側縁を中間円弧部37に形成しているから、着座姿勢においてそれ程支持を必要としない着座者Tのウエスト近傍に掛かる圧迫を抑制し、疲労・腰痛を防止でき、また、着座者Tのウエスト近傍はサイズに個人差が大きが、広く対応した車両用シート1を提供できる。
しかも、プレート体31のプレート中間部分36の後側に後突感知体25を設けているから、後突のときに後方移動量が大きいプレート中間部分36が後突感知体25を大きく後側に移動させ、確実に後突を感知できる。
また、板状支持材30のプレート体31の上部後側に後突感知体25を設けなくてすむので、後突のときの着座者Tの状態を板状支持材30が確実に支持できて、着座姿勢を安定させる点からも合理的構成となる。
また、本来、プレート体31と後突感知体25の移動方向は同じであるから両者の関係において、互いに干渉し合う事態は少ないが、プレート中間部分36の左右幅は他の部分のプレート体31に比して幅狭に形成しているので、後突感知体25と下側リンク26との取付部分に対するプレート体31の干渉を極力回避させられる。
したがって、板状支持材30による着座者Tの支持と、後突感知体25による後突の感知の確実性とを両立させられ、合理的構成となる。
しかして、板状支持材30のプレート体31の後方には、プレート体31の前後位置を調節しうる前後調節機構50を設けているから、前後調節機構50により着座者Tの体格に合わせてプレート体31の前後位置を調節する。
前後調節機構50は、弾性を有する合成樹脂により横長板状の押出体51を、後突感知体25の前面に取付けて構成し、押出体51は、その中央部分の中間取付板部52の左右両側に、側方に至るに従い前側に位置する押出当接部55を形成し、該押出当接部55の先端をプレート体31の後面に当接させ、左右の押出当接部55の内の何れか一方にはワイヤーケーブル56のインナーケーブル57のケーブル先端57Aを係止し、左右の押出当接部55の内の何れか他方にはワイヤーケーブル56のアウターチューブ58のチューブ先端58aを係止しているから、ワイヤーケーブル56のインナーケーブル57を牽引すると、ケーブル先端57Aとチューブ先端58aの間の距離が狭くなり、左右の押出当接部55の先端位置は元の位置より前方移動し、押出当接部55はプレート体31を前側に移動させる。
即ち、後突による慣性が生じていないときの後突感知体25はバネ19により常時前方に位置するように付勢されているから、後突感知体25は背凭フレーム3と同様に押出体51に対して固定部となり、前後調節機構50の押出体51の押出当接部55は後突感知体25に対して前方移動してプレート体31を前方移動させる。
そして、後突感知体25は当初よりプレート体31の前後移動(特に後方移動)を想定して所定間隔おいて設けられているから、後突による慣性が生じて着座者Tにより押されたプレート体31は、前後調節機構50を間に挟むようにして後突感知体25を後方移動させて、衝撃による慣性を感知する。
したがって、前後調節機構50によるプレート体31の前後位置調節と、着座者Tの腰部付近に設けた後突感知体25による後突の感知と(ヘッドレスト6の前方移動によるむち打ち症の防止)を両立させる。
しかして、ワイヤーケーブル56のインナーケーブル57を緩めると、押出体51の弾性力により押出当接部55は元の位置に向かって回動し、押出当接部55の先端位置は後方に移動し、押出当接部55によるプレート体31の押出力が弱くなり、プレート体31の後側移動を許容する。
このように、前後調節機構50は、ワイヤーケーブル56の押し引きにより押出体51を変形させて、プレート体31の前後位置を調節する。
しかして、押出体51は、中間取付板部52と押出当接部55の境界部分には透孔63を形成しているから、透孔63を除いた押出体51の部分を支点として押出当接部55を回動させ、前後調節機構50の作動を確実にする。
なお、板状支持材30は、プレート中間部分36の下方のプレート体31の下側部分40を、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部41に形成しているから、骨盤の上部を形成する腸骨部分近傍を腸骨支持部41により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドする。
また、腸骨支持部41より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部42に形成しているから、着座者Tの臀部の大殿筋に対する圧迫を抑制しつつ、大殿筋付近を確実にホールドして、腰部の着座姿勢を良好に安定させる。
また、左右の下側円弧部42の合流部に下側に突き出る仙骨支持部43を形成しているから、人体の骨格の構造上の剛体部分である仙骨を仙骨支持部43により支持することで、腰部を確実にホールドする。
また、ワイヤスプリング32のうち下側ワイヤスプリング32Bは、前記腸骨支持部41よりも上側の中間円弧部37であって中間円弧部37の最幅狭部分より下方に位置させているから、着座者Tの腰部の骨盤部分を下側ワイヤスプリング32Bにより支持し、着座姿勢傍安定させる。
また、板状支持材30のプレート体31は、上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bにより着座者Tの第九胸椎付近および骨盤・仙骨近傍を支持するしているから、着座者Tの背中(腰)は上下2点で支持され、上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bの間の背骨に掛かる圧力を抑制することで、着座時の疲労を軽減させる。
また、ワイヤスプリング32は、前記上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bの上下2本並設しているから、上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bにより一枚板状の板状支持材30のプレート体31は上下左右4箇所で支持され、面状態で着座者Tを支持する。
ワイヤスプリング32の上側ワイヤスプリング32Aと下側ワイヤスプリング32Bは、何れも左右両端部を背凭フレーム3に固定状態に取付け、その中間部は適宜上下方向に屈曲させた屈曲部44に形成しているから、屈曲部44により板状支持材30とワイヤスプリング32との位置ずれを防止して、板状支持材30が面状態で荷重支持するように作用する。
背凭シートおよびヘッドレストの斜視図。 背凭シートフレーム側面図。 分解状態斜視図。 背凭シートフレームの斜視図(板状支持材省略) 。 背凭シートフレームの斜視図。 背凭シートの断面図。 着座者の骨格および背凭シートフレームの概略側面図。 前後調節機構を設けたプレート体の概略斜視図。 前後調節機構の押出体がプレート体を押出した移行状態の概略斜視図。 前後調節機構を設けたプレート体の側面図。 同背面図。 押出体の背面図。 同平面図(取付前)。 押出体がプレート体を押出した状態の横断平面図。 プレート体の他の実施例正面図。
符号の説明
1…車両用シート、2…背凭シート、3…背凭フレーム、4…クッション材、5…表皮部材、6…ヘッドレスト、8…ピラー、10…ヘッドレスト取付用杆、11…ピラー支持部材、15…上側リンク杆、16…回動軸、17…側部フレーム、20…伝動部材、21…軸、22…上リンクアーム部、23…下リンクアーム部、25…後突感知体、26…下側リンク、27…取付軸、28…回動軸、29…軸、30…板状支持材、31…プレート体、32…ワイヤスプリング、33…上側円弧部、34…上側部分、35…上側側縁、36…プレート中間部分、37…中間円弧部、40…下側部分、41…腸骨支持部、42…下側円弧部、43…仙骨支持部、44…屈曲部、45…係止部(係止具)、50…前後調節機構、51…押出体、52…中間取付板部、53…取付用突起、54…取付孔、55…押出当接部、56…ワイヤーケーブル、57…インナーケーブル、58…アウターチューブ、60…操作装置、61…係止用溝、62…係合孔、63…透孔、65…透孔。

Claims (3)

  1. 少なくとも着座者Tの頭部Hを支持する頭部支持部7にピラー8を設けて構成したヘッドレスト6を、着座者Tの腰部付近後方に位置する背凭シート2内の後突感知体25とリンク機構を介して連結して、後突感知体25の後方移動によりヘッドレスト6を前方移動させて着座者Tの頭部Hを支持するように構成し、前記後突感知体25の前側には、略四角形の一枚板状に形成したプレート体31を上下一対のワイヤスプリング32を介して前記後突感知体25とは独立して前記背凭シート2の背凭フレーム3に前後移動自在に取付けて構成した板状支持材30を設け、前記後突感知体25は前記プレート体31の上下中間位置よりも下方に位置させ、前記プレート体31と前記後突感知体25の間にはプレート体31の前後位置を調節しうる前後調節機構50を設けた車両用シート。
  2. 請求項1において、前記前後調節機構50は、弾性を有する合成樹脂により横長板状の押出体51を前記後突感知体25の前面に取付け、前記押出体51はワイヤーケーブル56により弾性変形させて、前記プレート体31を前方に押し出すように構成した車両用シート。
  3. 請求項2において、前記押出体51は、該押出体51の左右両側に側方に至るに従い前側に位置する押出当接部55を夫々形成し、該押出当接部55の先端をプレート体31の後面に夫々当接させると共に、左右の押出当接部55の内の何れか一方にはワイヤーケーブル56のインナーケーブル57のケーブル先端57Aを係止し、左右の押出当接部55の内の何れか他方にはワイヤーケーブル56のアウターチューブ58のチューブ先端58aを係止するように構成した車両用シート。
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