JPH11345509A - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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Publication number
JPH11345509A
JPH11345509A JP10153337A JP15333798A JPH11345509A JP H11345509 A JPH11345509 A JP H11345509A JP 10153337 A JP10153337 A JP 10153337A JP 15333798 A JP15333798 A JP 15333798A JP H11345509 A JPH11345509 A JP H11345509A
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JP
Japan
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base
partition
glove
fluorescent lamp
lamp device
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Pending
Application number
JP10153337A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sano
浩 佐野
Hiroyuki Akimoto
寛之 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP10153337A priority Critical patent/JPH11345509A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電球形の蛍光ランプ装置の製造コストを低減
する。 【解決手段】 口金14を取り付けたベース12と、蛍光ラ
ンプ16、点灯回路17、およびグローブ18を取り付けた仕
切体15とを組み合わせ、蛍光ランプ装置11を形成する。
仕切体15にグローブ挿入部15d を形成する。このグロー
ブ挿入部15d に、グローブ18の開口縁部18b 挿入し、熱
硬化性樹脂19を充填し、加熱して硬化させる。グローブ
18を仕切体15に取り付け後に、仕切体15に点灯回路17を
取り付けるとともに、仕切体15をベース12に係合して取
り付ける。点灯回路17の耐熱温度を越えた温度で加熱
し、熱硬化性樹脂19を短時間で硬化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口金を設けたベー
スに蛍光ランプを取り付けた仕切体を取り付けた蛍光ラ
ンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一端に口金を備えたいわゆる電球
形の蛍光ランプ装置が知られている。そして、この種の
蛍光ランプは、例えば、一端にねじ込み式の口金を備え
他端を開口部とした略円筒状のベースと、このベースの
開口部に取り付けられる仕切板と、この仕切板に取り付
けられる蛍光ランプおよび点灯回路を構成する回路基板
と、蛍光ランプを覆う電球形のグローブとなどを備えて
いる。
【0003】そして、この蛍光ランプ装置の組立の際
は、ベースの開口部に、回路基板を取り付けた仕切板を
組み付け、このベースと仕切板との間に設けられたグロ
ーブ挿入部に、グローブの略円筒状をなす開口縁部を挿
入し、このグローブ挿入部に熱硬化性樹脂を充填し、加
熱炉で加熱硬化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
グローブ挿入部に充填した熱硬化性樹脂を加熱炉で加熱
硬化する際には、回路基板の耐熱温度内で、かつ、グロ
ーブを位置決め保持する必要があり、製造工程が煩雑に
なり製造コストが上昇する問題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、製造工程を簡略化し、製造コストを低減できる蛍
光ランプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、口金を設けたベースと;ベースに機械的に取
り付けられた仕切体と;発光部を有し、仕切体に固定さ
れた蛍光ランプと;仕切体に取り付けられベースに覆わ
れる点灯回路と;一端に設けた開口縁部が熱硬化性樹脂
を用いて仕切体に固定され、発光部を収容する透光性を
有するグローブと;を具備したものである。
【0007】そして、この構成では、グローブは、仕切
体にのみ固定されるので、仕切体に点灯回路およびベー
スを取り付ける前の加熱硬化工程が可能になる。そこ
で、点灯回路の耐熱温度に関わらず、加熱温度を高く設
定することが可能になり、製造工程が簡素化され、製造
コストが低減される。
【0008】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、口金を
設けたベースと;ベースに機械的に取り付けられ、グロ
ーブ係合保持部を設けた仕切体と;発光部を有し、仕切
体に固定された蛍光ランプと;仕切体に取り付けられた
点灯回路と;一端に設けた開口縁部がグローブ係合保持
部に係合保持されるとともに接着剤を用いて仕切体に取
り付けられ、発光部を収容する透光性を有するグローブ
と;を具備したものである。
【0009】そして、この構成では、グローブは、仕切
体に係合保持されるので、熱硬化性樹脂を用いて加熱硬
化させる工程の必要がなく、硬化に時間を要する接着剤
を用いることが可能になる。そこで、製造工程が簡素化
され、製造コストが低減される。
【0010】また、熱硬化性樹脂を用いた固着を併用し
た場合でも、熱硬化性樹脂の劣化により、グローブがは
ずれてしまうことがない。
【0011】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1または2記載の蛍光ランプ装置において、ベースの先
端部に設けられ、ベースと仕切体とが互いに係合される
ベース仕切体係合部と;を具備したものである。
【0012】そして、この構成では、ベースと仕切体と
が互いに係合されるベース仕切体係合部がベースの先端
部に設けられたので、係合状態が目視により容易に確認
され、製造工程が簡素化され、製造コストが低減され
る。
【0013】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、口金を
設けたベースと;ベースに機械的に取り付けられた仕切
体と;ベースと仕切体とが互いに係合されるベース仕切
体係合部と;ベース仕切体係合部に臨みベースと仕切体
との間に設けられたグローブ挿入部と;発光部を有し、
仕切体に固定された蛍光ランプと;仕切体に取り付けら
れた点灯回路と;一端に設けた開口縁部がグローブ挿入
部に挿入され、発光部を収容する透光性を有するグロー
ブと;グローブ挿入部に充填され、ベース仕切体係合部
とともにグローブの開口縁部を接着する接着剤と;を具
備したものである。
【0014】そして、この構成では、接着剤は、ベース
仕切体係合部に臨みベースと仕切体との間に設けられた
グローブ挿入部に充填されるので、ベース、仕切体、グ
ローブ、およびベースと仕切体との係合部分が一体的に
接着され、固着強度が向上する。また、ベース仕切体係
合部が、接着剤を堰き止めることも可能になる。そこ
で、接着剤の充填工程が簡素化され、製造工程が簡素化
されて、製造コストが低減される。
【0015】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、口金を
設けたベースと;ベースに取り付けられた仕切体と;ベ
ースと仕切体との間に設けられたグローブ挿入部と;発
光部を有し、仕切体に固定された蛍光ランプと;仕切体
に取り付けられた点灯回路と;一端に設けた開口縁部が
グローブ挿入部に挿入され、発光部を収容する透光性を
有するグローブと;グローブ挿入部に充填され、グロー
ブの開口縁部を接着する接着剤と;グローブ挿入部に臨
んで仕切体に設けられ、接着剤を堰き止めるダム部と;
を具備したものである。
【0016】そして、この構成では、接着剤を堰き止め
るダム部をグローブ挿入部に臨んで仕切体に設けたの
で、ベースと仕切体との間に設けられたグローブ挿入部
に充填された接着剤が不必要な部分に流れることが抑制
される。そこで、接着剤の充填工程が簡素化され、製造
工程が簡素化されて、製造コストが低減される。
【0017】また、ダム部は仕切体側に設けられている
から、ベースの外側方向から斜めに接着剤を注入した場
合に特に有効にダムの作用を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の蛍光ランプ装置の一実施
の形態を示す断面図、図2は同上蛍光ランプ装置の側面
図である。
【0020】図1および図2において、11は蛍光ランプ
装置で、この蛍光ランプ装置11は、ベース12と、このベ
ース12に取り付けられた口金14および仕切体15と、この
仕切体15に取り付けられた蛍光ランプ16、点灯回路17、
およびグローブ18を備え、いわゆる電球形蛍光ランプ装
置を構成している。なお、以下、図1に示すように、蛍
光ランプ16が設けられる側を上側とし、口金14が設けら
れる側を下側として説明する。
【0021】そして、ベース12は、基体、カバー、ある
いはケースなどとも呼ばれるもので、合成樹脂にて下側
から上側に向かって拡径する略円筒状に一体に形成され
ている。そして、径寸法の小さい側である下端部には、
口金部12a が形成され、この口金部12a にエジソンタイ
プのE26形、あるいはE17形などの口金14が被せら
れ、接着剤またはかしめなどにより固定されている。ま
た、ベース12の径寸法の大きい側である上端部には、先
端部の4カ所から内側に向かい、ベース仕切体係合部を
構成するベース側係合部12b が爪状に突設されている。
さらに、ベース12の内側には、ベース側係合部12b より
も下側に位置して、ベース12の軸方向に沿った位置決め
当接部12c が複数か所から突設されている。
【0022】また、蛍光ランプ16は、発光部としての発
光管16a を備え、この発光管16a は、略同形状の3本の
管体を所定の位置に配置し、連結管で順次連結して、1
本の放電路が形成されている。また、この放電路の端部
に位置して、フィラメントコイルなどを備えた電極が設
けられ、この電極に接続された外部電極が発光管16aの
外側に導出されている。さらに、各管体の内面には、蛍
光体膜が形成されているとともに、内部にアルゴンなど
の希ガスおよび水銀が封入されている。
【0023】そして、点灯回路17は、回路基板(ランプ
点灯回路基板)の一面あるいは両面に電気部品を実装し
て、インバータ点灯回路を構成し、ベース12の内側に収
納される。
【0024】また、仕切体15は、合成樹脂にて一体に形
成され、ベース12の内側に上方から嵌合される略円筒状
をなす筒状部15a と、この筒状部15a の上側を閉塞する
仕切板部15b とが設けられている。そして、筒状部15a
には、外周側に位置して、ベース仕切体係合部を構成す
る仕切体側係合部15c が溝状に形成されている。また、
この筒状部15a の内側あるいは下側には、点灯回路17が
取り付けられている。一方、仕切板部15b には、蛍光ラ
ンプ16の発光管16a の基端部が挿入して保持される挿通
孔が形成されている。さらに、筒状部15a の外周部に
は、仕切体側係合部15c の上側に位置して、上側に開口
する溝状をなすグローブ挿入部15d が形成されている。
【0025】そして、グローブ18は、透明あるいは乳白
色など透光性を有する材質にて一体に形成され、蛍光ラ
ンプ16の発光管16a を覆う本体部18a と、この本体部18
a の下端に設けた略円筒形状の開口縁部18b とが設けら
れている。
【0026】次に、この蛍光ランプ装置11の組立工程を
説明する。
【0027】まず、仕切体15の仕切板部15b の挿通孔に
蛍光ランプ16の発光管16a を挿入し、熱硬化性樹脂など
の接着剤などにて固定する。次いで、仕切体15のグロー
ブ挿入部15d に熱硬化性樹脂19を充填するとともに、蛍
光ランプ16にグローブ18の本体部18a を被せ、グローブ
18の開口縁部18b を仕切体15のグローブ挿入部15d に挿
入する。そして、加熱炉で高温で約30秒間加熱し、グロ
ーブ挿入部15d の熱硬化性樹脂19を硬化させる。この状
態で、仕切体15は、グローブ18の開口および開口の周囲
を覆ってグローブ18に固定される。次いで、仕切体15に
点灯回路17を固定するとともに、蛍光ランプ16の外部電
極を点灯回路17の回路基板に電気的に接続する。そし
て、口金14を取り付けたベース12を、これら蛍光ランプ
16、グローブ18、および点灯回路17を組み付けた仕切体
15に組み付ける、すなわち、仕切体15をベース12の内側
に嵌合し、仕切体側係合部15c とベース側係合部12b と
を係合させるとともに、仕切体15の下端部をベース12の
位置決め当接部12c に当接させて、仕切体15とベース12
とを機械的に取り付けるとともに、口金14と点灯回路17
とを電気的に接続することにより、蛍光ランプ装置11が
構成される。
【0028】そして、この状態で、口金14を商用交流電
源のソケットに装着することにより、蛍光ランプ16が点
灯されるようになっている。
【0029】そして、本実施の形態によれば、電球形蛍
光ランプの形状および製造方法に関し、グローブ18は、
仕切体15のみで形成されるグローブ挿入部15d にのみ固
定されるため、仕切体15に点灯回路17およびベース12を
取り付ける前に、グローブ18を仕切体15に固定する熱硬
化性樹脂19の加熱硬化工程を実施できる。そこで、点灯
回路17の耐熱温度に関わらず、熱硬化性樹脂19の加熱温
度を高く設定できる。このため、製造工程の時間を短縮
し、簡素化できるとともに、自動化生産ラインで大型の
加熱炉も不要として加熱設備の設備コストを低減でき、
製造コストを低減できる。例えば、従来、仕切体に点灯
回路を取り付けたのち、仕切体とベースとの間に熱硬化
性樹脂19を充填しグローブを挿入し加熱硬化して固定す
る構成では、点灯回路の耐熱温度内での熱硬化性樹脂19
の加熱硬化工程は約10分の時間を要したが、本実施の形
態では、この工程を約30秒にできた。
【0030】次に、本発明の蛍光ランプ装置の他の実施
の形態を図3を参照して説明する。
【0031】図3は本発明の蛍光ランプ装置の他の実施
の形態を示す図2のA部相当位置を拡大した断面図であ
る。
【0032】すなわち、この実施の形態では、図1に示
すベース12に形成したグローブ挿入部15d の構成に代え
て、図3に示すように、ベース12と仕切体15の筒状部15
a との間に、グローブ挿入部21が形成され、このグロー
ブ挿入部21に、グローブ18の開口縁部18b が挿入される
とともに接着剤22が充填されている。
【0033】さらに、この実施の形態では、グローブ18
の開口縁部18b の先端部には、隣接する部分より厚さ寸
法の大きいグローブ側係合部18c が形成されている。ま
た、仕切体15の筒状部15a の外周部には、グローブ挿入
部21の底部を構成する受段部15e が突設して形成されて
いるとともに、この受段部15e の上側に位置して、グロ
ーブ係合保持部15f が突設して形成されている。さら
に、ベース12の内周部には、グローブ係合保持部15f の
上側に位置して、ベース側グローブ係合保持部12f が形
成されている。そして、そして、これらグローブ係合保
持部15f とベース側グローブ係合保持部12f との間のベ
ース12の軸方向に沿ったいわばグローブ挿入口となる部
分の幅寸法D1は、グローブ18の開口縁部18b の先端部の
グローブ側係合部18c の幅寸法D2よりも小さく形成され
ている。
【0034】そして、グローブ挿入部21にグローブ18の
開口縁部18b を挿入すると、グローブ側係合部18c はグ
ローブ係合保持部15f に係合し、あるいはグローブ係合
保持部15f とベース側グローブ係合保持部12f との間に
係合し、抜け止めされ、さらには位置決め保持される。
【0035】そして、本実施の形態によれば、電球形蛍
光ランプの形状および製造方法に関し、グローブ挿入部
21に挿入されたグローブ18の開口縁部18b が、グローブ
係合保持部15f とベース側グローブ係合保持部12f との
少なくとも一方に係合した状態で保持される。そこで、
グローブ挿入部21に充填される接着剤22は、次工程に移
す前に加熱などの硬化の工程により急速に硬化させてお
く必要がなく、梱包後に留め置きされる時間を利用して
室温で硬化させることができる。このように、接着剤の
硬化時間を短縮するための自動生産ラインにおける加熱
炉および例えば約10分の加熱工程の必要がなく、製造コ
ストを低減することができる。
【0036】次に、本発明の蛍光ランプ装置のさらに他
の実施の形態を図4ないし図6を参照して説明する。
【0037】図4は本発明の蛍光ランプ装置のさらに他
の実施の形態を示すベースと仕切体とを組み合わせた状
態の正面図、図5は同上蛍光ランプ装置の図4のI−I
断面図、図6は同上蛍光ランプ装置の図4のII−II断面
図である。
【0038】すなわち、本実施の形態では、図3に示す
実施の形態と同様に、ベース12と仕切体15の筒状部15a
との間に、グローブ挿入部31が形成され、このグローブ
挿入部31に、グローブ18の開口縁部18b が挿入されると
ともにシリコンなどの樹脂などの熱硬化性樹脂19などの
接着剤が充填される。
【0039】さらに、この実施の形態では、ベース仕切
体係合部を構成する爪状のベース側係合部12g と、ベー
ス仕切体係合部を構成する段状の仕切体側係合部15g と
は、グローブ挿入部31に露出して形成されている。
【0040】そこで、本実施の形態では、グローブ挿入
部31に接着剤を充填すると、この接着剤により、ベース
12と、仕切体15と、これらベース12と仕切体15との係合
部分と、グローブ18の開口縁部18b とが一体的に固着さ
れるため、固着強度を向上することができる。また、ベ
ース側係合部12g と仕切体側係合部15g との係合部分で
は、この係合部分がグローブ挿入部31のいわば底部とな
って、下方に接着剤がたれることを抑制することができ
る。さらに、接着剤の充填前は、グローブ挿入部31を介
して、ベース側係合部12g と仕切体側係合部15g との係
合を目視により容易に確認でき、組立作業を容易にする
ことができる。
【0041】また、図6に示すように、ベース側係合部
12g と仕切体側係合部15g とが形成されていない部分で
は、図6に示すように、仕切体15の筒状部15a の外周部
から、ベース12の内周部に当接するか僅かな間隔を介し
て対向するダム部(ダム突部)15h が突設して形成され
ている。
【0042】そこで、この実施の形態では、ベース12の
上端部より仕切体15の筒状部15a の上端部が上側に突出
していることを利用して、矢印F方向に沿って筒状部15
a の外周部に沿って接着剤を流し込むことにより、接着
剤が下方にたれることを容易に抑制することができる。
【0043】次に、本発明の蛍光ランプ装置のさらに他
の実施の形態を図7を参照して説明する。
【0044】図7は本発明の蛍光ランプ装置のさらに他
の実施の形態を示すベースと仕切体とを組み合わせた状
態の一部の断面図である。
【0045】そして、この実施の形態では、ベース仕切
体係合部を構成する段状の仕切体側係合部15i は、仕切
体15の筒状部15a の外周部の高さ方向の中間位置に設け
られているとともに、ベース仕切体係合部を構成する爪
状のベース側係合部(係合突起)12i は、ベース12の上
端の先端部に形成されている。
【0046】そこで、この実施の形態では、ベース側係
合部12i と仕切体側係合部15i との係合を目視により容
易に確認できる。組立作業を容易にすることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、グローブは、仕切体にのみ固定されるため、仕切体
に点灯回路およびベースを取り付ける前の加熱硬化工程
が可能になる。そこで、点灯回路の耐熱温度に関わら
ず、加熱温度を高く設定でき、製造工程を簡素化して、
製造コストを低減できる。
【0048】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
グローブは、仕切体に係合保持されるため、熱硬化性樹
脂を用いて加熱硬化させる工程の必要がなく、硬化に時
間を要する接着剤を用いることができる。そこで、製造
工程を簡素化して、製造コストを低減できる。
【0049】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、ベースと仕切体と
が互いに係合されるベース仕切体係合部をベースの先端
部に設けたため、係合状態を目視により容易に確認で
き、製造工程を簡素化して、製造コストを低減できる。
【0050】請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、
接着剤は、ベース仕切体係合部に臨みベースと仕切体と
の間に設けられたグローブ挿入部に充填されるため、ベ
ース、仕切体、グローブ、およびベースと仕切体との係
合部分を一体的に接着し、固着強度を向上できる。ま
た、ベース仕切体係合部が、接着剤を堰き止めることも
可能になる。そこで、接着剤の充填工程を簡素化でき、
製造工程を簡素化して、製造コストを低減できる。
【0051】請求項5記載の蛍光ランプ装置によれば、
接着剤を堰き止めるダム部をグローブ挿入部に臨んで仕
切体に設けたため、ベースと仕切体との間に設けられた
グローブ挿入部に充填された接着剤が不必要な部分に流
れることを抑制できる。そこで、接着剤の充填工程を簡
素化でき、製造工程を簡素化して、製造コストを低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置の一実施の形態を示す
断面図である。
【図2】同上蛍光ランプ装置の側面図である。
【図3】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示
す図2のA部相当位置を拡大した断面図である。
【図4】本発明の蛍光ランプ装置のさらに他の実施の形
態を示すベースと仕切体とを組み合わせた状態の正面図
である。
【図5】同上蛍光ランプ装置の図4のI−I断面図であ
る。
【図6】同上蛍光ランプ装置の図4のII−II断面図であ
る。
【図7】本発明の蛍光ランプ装置のさらに他の実施の形
態を示すベースと仕切体とを組み合わせた状態の一部の
断面図である。
【符号の説明】
11 蛍光ランプ装置 12 ベース 12b ,12g ,12i ベース仕切体係合部を構成するベー
ス側係合部 14 口金 15 仕切体 15c ,15g ,15i ベース仕切体係合部を構成する仕切
体側係合部 15d ,21,31 グローブ挿入部 15f グローブ係合保持部 16 蛍光ランプ 16a 発光部としての発光管 17 点灯回路 18 グローブ 18b 開口縁部 19 熱硬化性樹脂 22 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金を設けたベースと;ベースに機械的
    に取り付けられた仕切体と;発光部を有し、仕切体に固
    定された蛍光ランプと;仕切体に取り付けられベースに
    覆われる点灯回路と;一端に設けた開口縁部が熱硬化性
    樹脂を用いて仕切体に固定され、発光部を収容する透光
    性を有するグローブと;を具備したことを特徴とする蛍
    光ランプ装置。
  2. 【請求項2】 口金を設けたベースと;ベースに機械的
    に取り付けられ、グローブ係合保持部を設けた仕切体
    と;発光部を有し、仕切体に固定された蛍光ランプと;
    仕切体に取り付けられた点灯回路と;一端に設けた開口
    縁部がグローブ係合保持部に係合保持されるとともに接
    着剤を用いて仕切体に取り付けられ、発光部を収容する
    透光性を有するグローブと;を具備したことを特徴とす
    る蛍光ランプ装置。
  3. 【請求項3】 ベースの先端部に設けられ、ベースと仕
    切体とが互いに係合されるベース仕切体係合部と;を具
    備したことを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ラ
    ンプ装置。
  4. 【請求項4】 口金を設けたベースと;ベースに機械的
    に取り付けられた仕切体と;ベースと仕切体とが互いに
    係合されるベース仕切体係合部と;ベース仕切体係合部
    に臨みベースと仕切体との間に設けられたグローブ挿入
    部と;発光部を有し、仕切体に固定された蛍光ランプ
    と;仕切体に取り付けられた点灯回路と;一端に設けた
    開口縁部がグローブ挿入部に挿入され、発光部を収容す
    る透光性を有するグローブと;グローブ挿入部に充填さ
    れ、ベース仕切体係合部とともにグローブの開口縁部を
    接着する接着剤と;を具備したことを特徴とする蛍光ラ
    ンプ装置。
  5. 【請求項5】 口金を設けたベースと;ベースに取り付
    けられた仕切体と;ベースと仕切体との間に設けられた
    グローブ挿入部と;発光部を有し、仕切体に固定された
    蛍光ランプと;仕切体に取り付けられた点灯回路と;一
    端に設けた開口縁部がグローブ挿入部に挿入され、発光
    部を収容する透光性を有するグローブと;グローブ挿入
    部に充填され、グローブの開口縁部を接着する接着剤
    と;グローブ挿入部に臨んで仕切体に設けられ、接着剤
    を堰き止めるダム部と;を具備したことを特徴とする蛍
    光ランプ装置。
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