JPH11344509A - プローブカード及びプローブピン - Google Patents

プローブカード及びプローブピン

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JPH11344509A
JPH11344509A JP16617898A JP16617898A JPH11344509A JP H11344509 A JPH11344509 A JP H11344509A JP 16617898 A JP16617898 A JP 16617898A JP 16617898 A JP16617898 A JP 16617898A JP H11344509 A JPH11344509 A JP H11344509A
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Hiroshi Katagawa
浩 片川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーがプローブピンを交換することがで
き、広い温度域で共用ができ、微細ピッチの面配置と多
ピンに対応できるプローブカードの提供。 【解決手段】先端が被検査体の電極パッドに接触した時
に弾性変形する複数の直線状のプローブピン1と、その
基端をピン支持基材のパッド5に接触状態に保持するピ
ン保持板4と、各プローブピン1を挿通してその基端部
の位置を決める第1テーパ穴2Aを有する位置決め板2
と、各プローブピン1を挿通してその先端部寄りをガイ
ドするとともに先端部の位置を決める第2テーパ穴3A
を有するガイド板3とを備え、前記第1テーパ穴2Aと
第2テーパ穴3Aは、穴径が大きい側が向き合うように
設けたことを特徴とするプローブカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
被検査体の電気的特性を検査する際に用いられるプロー
ブカード及びプローブピンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいては、半導体
ウエハ上に多数形成されたチップ(半導体デバイス)を
ウエハ状態のまま検査する工程があり、この工程ではプ
ローブカードを搭載したプローブ装置および電気信号を
処理するテスタを用いて各半導体デバイスの電気的特性
を検査、選別して良品のみを次工程に流品するようにし
ている。
【0003】図4について半導体ウエハを検査する際の
各部の動きに関して簡単に説明する。前記プローブ装置
(図示せず)は、X、Y、Z及びθ方向に移動制御可能
なウエハ載置台と、この載置台の上方に設置されたプロ
ーブカードとを備えている。また、このプローブカード
は半導体ウエハのチップの電極パッドに対応した複数の
プローブピン21を有している。そして、半導体ウエハ
の各チップの電気的検査を行う場合には、ウエハ載置台
に半導体ウエハを載置した状態でウエハ載置台をX、Y
およびθ方向に移動制御し、上方のプローブカードの各
プローブピン21の先端とチップの電極パッドの位置を
合わせた後に、Z方向に上昇させて、チップの各電極と
各プローブピン21を弾接させる。このようにして電気
的導通を得ることにより、チップからの電気信号を、プ
ローブカードの各プローブピン21を介してプローブ装
置を経由し、さらに上位に接続されたテスタに送り、そ
こでチップの電気的特性の検査を行う。
【0004】図4について、従来の斜ピンタイプのプロ
ーブカードを説明する。従来の広いピッチの電極パッド
を有する半導体ウエハに対しては、複数のプローブピン
21が多層プリント基板24の中央に形成された開口部
27の周縁部から中央部に向けて斜め下方向に延設され
た斜ピンタイプが主流であった。
【0005】最近では、前記の図4の斜ピンタイプのプ
ローブカードに代わって、図5に示す斜ピンタイプの改
良タイプおよび図6〜図8に示す垂直ピンタイプのよう
な、多ピン用高密度プローブカードが開発され実用化さ
れつつある。
【0006】図5の斜ピンタイプの改良タイプについて
説明する。プローブピン31がチップの電極パッドに所
定の角度で弾接し、その近くで略水平方向に折り曲げら
れ、その先でエポキシ樹脂33で固着され、さらに垂直
上方向に折り曲げて、支持基材32に固着されているF
PC35の接続部34に半田付けで基端を接続固定され
る。この接続部34はFPC35を介して、その他端に
設けたコネクタによってプリント基板に接続される。
【0007】図6の垂直ピンタイプの従来例について説
明する。プローブピン41の基端をプリント基板に接続
部45のワイヤー等46の端面に面当て接続し、その部
分から下方に向かい、ガイド板(上側)43とガイド板
(下側)42の間でワイヤの横断面が平坦になるように
加工した領域を湾曲形成したバネ機能部分41Aとな
り、さらにガイド板(下側)42のガイド穴の上面部で
は横断面が円形の元のワイヤー形状に戻り、ガイド板
(下側)42を貫通して被検査体の半導体ウエハのチッ
プの電極パッドにプローブピン41の先端部が弾接す
る。
【0008】図7の垂直ピンタイプの従来例について説
明する。プリント基板に接続部55から延設されたプロ
ーブピン51は、支持基材53の上に設けられた固定部
54に固着され、その先で90゜の角度で下方に折り曲
げてガイド板52のガイド穴を貫通し、チップの電極パ
ッドに弾接する。
【0009】図8の垂直ピンタイプの従来例について説
明する。プリント基板63に接続されたプローブピン6
1は、その先で下方に90゜に折り曲げてプリント基板
63のガイド穴を貫通し、その穴部分で樹脂64により
固着され、さらに下方に垂直に降りて屈曲形成されたバ
ネ機能部分61Aを経て、ガイド板62の下側に設けた
ガイド穴を貫通し、チップの電極パッドに弾接する。こ
のような構造にすることにより、図5の斜ピンタイプの
改良タイプおよび図6〜図8の垂直ピンタイプは、図4
の斜ピンタイプよりも高集積化に適したプローブカード
になる。
【0010】図6について垂直ピンタイプのプローブカ
ードで検査する時の各部の動きを説明する。半導体ウエ
ハの電気的検査を行う場合には、ウエハ載置台のオーバ
ードライブ(ピンの弾接時の押し込み)により、半導体
ウエハ上のチップの電極パッドがそれぞれに対応した各
プローブピン41に弾接し、これにより各プローブピン
41の先端がガイド板(下側)42から上方に僅かに退
没し、各プローブピン41の先端はガイド板(上側)4
3とガイド板(下側)42の間でさらに屈曲変形してチ
ップのパッドに弾接し、その状態でチップの電気的検査
を行う。検査後、載置台とともに半導体ウエハが下降す
ると、屈曲した各プローブピン41はそれぞれの弾力に
より元の状態に復帰して各先端が電極パッドに弾接して
いない無負荷の状態の位置にまでガイド板(下側)42
の下面から下方に突出する。前記のように載置台のオー
バードライブにより各プローブピン41をチップの電極
パッドに弾接させるのは、その弾接による押圧を利用し
て、アルミニウムなどの導電性部材によって形成された
電極パッド表面の酸化膜などの絶縁物を引っかき、突き
破ってプローブピン41と電極パッドの導通を確実なも
のにするためである。なお、電極パッドのピッチが小さ
い場合は、図7〜図8においてプローブピン51、61
が電極パッドに弾接した時の屈曲によって、隣接したプ
ローブピン51、61の側面が互いに接触することがあ
る。この対応の従来例としては、各プローブピン51、
61の側面に、一般的にフッ素樹脂等の絶縁性部材をコ
ーティングし、それらが接触しても電気的な干渉が無い
ようにしたものがある。また、図4〜図8における、前
記の各種プローブピン21、31、41、51、61の
材料は、タングステン系、パラジウム合金、ベリリウム
銅合金などを用いている。そして、図5の斜ピン改良タ
イプのプローブカードのピン先部分の固着材料33はエ
ポキシ樹脂接着剤などを用い、図6〜図8の垂直ピンタ
イプのプローブカードの支持機能を持つ各種基材42、
43、44、52、53、62、63の材料はガラス−
エポキシ樹脂とかポリイミド基材やエンジニアリング・
プラスチックなどの板材を用いている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、ユーザーにおいてプローブピンを交換出来るように
することである。すなわち、いずれのタイプのプローブ
カードにおいても、半導体ウエハの電気的検査を繰り返
しているうちに、電極パッドとの接触面であるプローブ
ピン先端に磨耗が発生し、また、プローブピンの曲がり
も発生する。その結果として磨耗による弾接荷重の不足
や、曲がりによるプローブピンの位置ずれが発生するこ
とにより、電気的導通が不完全となって使用困難とな
る。これらのトラブルの対応方法としては次のような方
法がとられている。プローブピンを複数本まとめた形
のプローブブロックを、その単位で交換できるもの(図
5)はユーザーにおいてプローブブロックを正常品と交
換可能であるが、プローブピン31はエポキシ樹脂33
で固着してあるため、破損したプローブブロックの修理
は困難である。個々のプローブピンの交換が可能な垂
直ピンタイプのプローブカード(図6)ではメーカーに
送り返して修理をする。垂直ピンタイプでプローブピ
ンの交換が困難なタイプ(図7、図8)では正常品のプ
ローブカードと交換せざるを得ない。
【0012】本発明の第2の目的は、低温から高温の広
い温度域でプローブカードを共用できることである。す
なわち、半導体ウエハの電気的検査の温度条件はマイナ
ス10℃程度からプラス125℃程度である。従来のプ
ローブカードの場合、検査条件の温度に対応した熱膨張
寸法を予め見込んでプローブカードの寸法設計を行い、
検査温度でちょうど半導体ウエハの電極パッドの位置に
プローブピンの位置が一致するようにしている。このよ
うなプローブカードでプローブピン配列が微細ピッチの
場合には、低温と高温で使用するプローブカードの共用
は困難であり、検査温度に応じて製作した異なる設計に
よるプローブカードを使用している。このことから従来
のプローブカードでは、半導体ウエハの電極パッドの全
てに一括弾接して、その状態で温度を約125℃程度に
昇温させて電気的検査行うウエハバーンイン検査を行う
ことは困難である。
【0013】本発明の第3の目的は、50〜60μmの
微細ピッチの面配置と多ピン化を行うことである。すな
わち、図6〜図8の従来の垂直ピンタイプでは、プロー
ブピン41、51、61の回路基板側の基端と電極パッ
ドに弾接する先端との中間部分で屈曲形成しているため
に、隣接したプローブピン間のピッチ(間隔)が小さく
出来ない。その結果、従来の垂直ピンタイプの面配置の
場合は約135μmがピッチ微細化の限界と言われてい
る。
【0014】本発明の第4の目的は、絶縁膜の厚さを約
1μm程度の極薄に形成することである。すなわち、図
7〜図8の垂直ピンタイプでは、プローブピン51、6
1が屈曲した時に隣接したプローブピン51、61と接
触する場合があるために、一般的にPTFE(フッ素樹
脂)を電着して絶縁膜をプローブピン51、61の側面
に形成している。しかし、PTFEの電着による被着方
法では絶縁膜の厚さを5μm以下で精度良く制御するの
は困難であり、また電着のために通電端子を設けるとか
プローブピン51、61の素材の前処理をするなどの煩
雑さがある。この結果として、膜の厚さのバラツキに起
因するプローブピン51、61の弾接時の荷重のバラツ
キが大きくなったり、またプローブピン51、61の長
手方向の形成範囲バラツキを正確に管理することが難し
くなってくるため、プローブピン51、61がガイド板
の貫通穴に引っかかったりして弾接が滑らかにできなく
なることも有り得る。この様なことからプローブピン5
1、61の動作の不安定と製造コストの増大が問題とな
ってくる。
【0015】本発明の第5の目的は、接触抵抗が安定し
た、さらに詳しくは適度な弾性を有し、先端が磨耗して
も接触面であるプローブピン先端に金銅成分が存在する
プローブピンを提供することである。すなわち、被検査
体の電極パッドはアルミニウムなどの導電性部材によっ
て形成されているが、その表面には酸化膜などの絶縁物
があり、一般的には前述のように弾接時の荷重やプロー
ブピン先端の水平方向の僅かな移動による引っかき(ス
クラッチ)によって酸化膜を破って、プローブピンと電
極パッドとの導通をより確実なものにしている。しか
し、弾接回数の増加と共に、電極パッドとの接触面であ
るプローブピン先端に酸化膜等の絶縁物が付着して接触
抵抗が増加するため、プローブカードをプローブ装置か
ら取り外して接触面を研磨する必要が発生する。接触抵
抗増加の程度はプローブピンの材質によって次のように
大きな差異が見られる。例えば、特公平5−41425
公報の記述のように、タングステン系のプローブピンで
は増加が著しいため接触面の研磨を頻繁にする必要があ
り、金(75)銅(25)の合金では非常に良好であ
り、金メッキのタングステンでは金メッキの磨耗によっ
て地金が露出するまでは同様に良好である。また、ベリ
リウム銅合金では金銅合金には及ばないが比較的良好で
ある。この様なことから金銅合金のプローブピンを使用
することが提案されているが、弾性が不足するために先
端の位置ずれが発生しやすく、また高価なことが問題で
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、先
端が被検査体の電極パッドに接触したとき弾性変形する
複数の直線状のプローブピン1(プローブピン交換、微
細ピッチの面配置と多ピン化の効果)と、その基端をピ
ン支持基材のパッド5に接触状態に保持するピン保持板
4(プローブピン交換の効果)と、各プローブピン1を
挿通してその基端部の位置を決める第1テーパ穴2Aを
有する位置決め板2(微細ピッチの面配置と多ピン化の
効果)と、各プローブピン1を挿通してその先端部寄り
をガイドするとともに先端部の位置を決める第2テーパ
穴3Aを有するガイド板3(微細ピッチの面配置と多ピ
ン化の効果)とを備え、前記第1テーパ穴2Aと第2テ
ーパ穴3Aは、穴径が大きい側が向き合うように設けた
(プローブカードの基本条件である接触抵抗の安定を可
能にするための、プローブピン1の滑らかな屈伸および
適切な引っかき(スクラッチ)作用による電極パッド表
面の酸化膜などの除去の効果)ことを特徴とするプロー
ブカードであり、また、支持基材7、位置決め板2、ガ
イド板3およびピン保持板4の材料の熱膨張係数が1.
0〜4.0ppm/℃である(広い温度域での共用を可
能にする効果)ことを特徴とする前記のプローブカード
である。そして、側面に主成分がケイ素の絶縁膜1Dを
有し(極薄の絶縁膜を形成することにより、プローブピ
ン1の電気的干渉防止、滑らかな伸縮と安定した荷重に
よる接触抵抗の安定を可能とする効果)、横断面が同心
円状で長手方向に連続した複数の金属層1E、1F、1
Gからなり、その中心金属層1Eの主成分が金または銅
である(電極パッドの酸化膜の付着等による弾接回数増
加に伴う接触抵抗の増加を減少する効果)ことを特徴と
するプローブピンである。
【0017】第1の目的である「ユーザーにおいてプロ
ーブピンを交換出来る」ことの解決は、請求項1の発明
による、直線状のプローブピン1のピン保持板4により
接触状態に保持するのみにして、被検査体の側に設けた
ガイド板3の下面からプローブピン1の先端をわずかに
突出させることにより可能である。
【0018】第2の目的である「低温から高温の温度域
でプローブカードを共用できる」ことの解決は、請求項
2の発明による、半導体ウエハの熱膨張係数に極めて近
似した、1.0〜4.0ppm/℃の材料を支持基材
7、位置決め板2、ピン保持板4、ガイド板3に使用す
ることにより可能である。
【0019】第3の目的である「50〜60μmピッチ
の面配置、多ピン化にする」ことの解決は、請求項1と
請求項3の発明による、プローブピン1を直線状にして
その基端を固着せずに単に保持するのみにして、プロー
ブピン1の側面に主成分がケイ素の絶縁膜1Dを設けそ
の厚さを約1μmにすることで可能である。
【0020】第4の目的である「プローブピンの絶縁膜
の厚さを約1μm程度に形成する」ことの解決は、請求
項3の発明による、ケイ素を主成分とする液に浸漬して
塗布した後に焼成することで可能である。
【0021】第5の目的である「接触抵抗が安定した、
さらに詳しくは適度な弾性を有し先端が磨耗しても接触
面のプローブピン先端に金銅成分が存在するプローブピ
ンであること」の解決は、請求項4の発明による、線条
の横断面が同心円状で長手方向に連続した複数の金属層
1E、1F、1Gからなり、その中心金属層1Eの主成
分が金または銅であるプローブピン構造にすることで可
能である。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図1〜図3を参照して詳細に説明する。まず、本実
施例のプローブカードを用いたプローブ装置について説
明する。このプローブ装置(図示せず)は、装置本体内
に配設され且つX、Y、Z及びθ方向に移動可能に構成
されたウエハ載置台1台を備え、この載置台の上面には
被検査体である半導体ウエハを真空チャックなどの固定
手段により水平に保持できるようにしてある。
【0023】前記ウエハ載置台の上方には本実施例の図
1のプローブカードが配設され、このプローブカードは
上記装置本体上面に設けられたテストヘッド構体(図示
せず)の下面に固定、設置されている。プローブカード
はスプリングピン12を介してテストヘッド構体に接続
され、さらにテスタに接続されている。
【0024】本発明によって提供するものは、ユーザー
においてプローブピン1を交換可能で、そして、広い温
度域で共用でき、微細ピッチの面配置と多ピンに対応す
る垂直ピンタイプのプローブカードであり、そして、極
薄の絶縁膜を側面に有して、接触抵抗が安定したプロー
ブピン1である。
【0025】構成の概要を図1について説明する。支持
基材7は5〜10mm厚さでガラスとか金属等で形成さ
れており、支持基材7の面にはプローブピン1の基端に
向き合い面当てで弾接接続されるピン支持基材のパッド
5が銅などの材料で形成され、それは多層配線8によっ
てプローブピン1に向き合った領域から外周辺部に引き
出され、その部分でFPC9をACF(異方性導電フィ
ルム)または半田付け(いずれも図示せず)によって導
電接続し、支持基材7に貫通させたスリット状の穴を通
して支持基材7の上面に引き出し、さらにその部分から
外周部にかけて設けた配線10に前述と同様の方法で導
電接続する。さらに、配線10の表面に設けた電極にス
プリングピン12を加圧接触させて前記のテストヘッド
構体に導電接続される。
【0026】ピン支持基材のパッド5と半導体チップの
電極パッドに、プローブピン1の両方の端面のそれぞれ
を弾接して導電接続するプローブピン1は、厚さが約
0.1〜0.5mmのガラス板で形成された位置決め板
2とガイド板3の各々の第1テーパ穴2A、第2テーパ
穴3Aを貫通して、それらの小径穴によって位置決めさ
れる。また、支持基材7に向き合っている位置決め板2
の上面に、厚さが約0.1mm程度のガラス質の柔軟性
のある板で形成されたピン保持板4を設置する。これに
設けた保持穴4Aによって、プローブピン1をきつい嵌
合で半固定することで、プローブピン1が位置決め板2
およびピン保持板4から脱落しないようになる。位置決
め板2、ガイド板3は支持基材7に固定ネジ11によっ
て固定された支持物6によって水平方向と上下方向の位
置を固定している。
【0027】この様な構造のプローブカードの場合、上
の位置決め板2と下のガイド板3の間で弾接時に屈曲す
るプローブピン1A、1Bが、滑らかな曲線で屈曲して
円滑にまた正確な位置決めで上下に屈伸するためには、
前記の位置決め板2、ガイド板3のそれぞれにテーパ穴
2A、3Aを設けてテーパ穴の穴径の大きい側が向き合
うように配置することで可能となる。なお、テーパ穴2
A、3Aの加工方法としては、加工対象が厚さ0.1〜
0.3mm程度のガラス板の場合、特殊エッチングや特
殊レーザ装置によって可能である。
【0028】前記プローブカードの主要基板材料(支持
基材7、ピンの保持板4、位置決め板2、ガイド板3)
は熱膨張係数が半導体ウエハの2.8〜3.5ppm/
℃に極めて近似した材料で形成されている。例えば低熱
膨張ガラスの3.5〜3.9ppm/℃とか窒化珪素
(Si3N4)の3.2〜3.4ppm/℃、或いは低
熱膨張金属(アンバーなど)の2.0〜3.5ppm/
℃を使用する。一方、従来タイプのプローブカードで使
用されているガイド板等の材質の熱膨張係数はガラスエ
ポキシ樹脂では約8〜15ppm/℃、ポリイミドでは
約16ppm/℃で、ウエハの場合よりも約2倍〜数倍
大きい値である。
【0029】プローブピン1の概要を図3について説明
する。図3に示すのは側面に絶縁膜1Dを形成した金属
線1Cを複数の金属層1E、1F、1Gで形成し中心金
属層1Eの主成分が金、銅であり、本発明で用いるもの
である。またプローブピン1の寸法としてはφ40〜5
0μm、長さ1〜5mmのものを使用する。なお、従来
のプローブピン用金属として使用されている材質は、タ
ングステン(W)、レニウムタングステン(ReW)、
ベリリウム銅(BeCu)、パラジウム(Pd)合金な
どが一般的であり、金銅合金(AuCu)は特殊品であ
る。
【0030】図3について絶縁膜に関して説明する。プ
ローブピン1は、図2のように弾接時屈曲1Aによっ
て、弾接時接触1Bが発生する可能性がある。この対応
としてプローブピン1の側面の絶縁膜1Dはケイ素を主
成分とする液体に金属線1Cを浸漬、引き上げすること
により塗布し、約300〜450℃で約1hの空気中焼
成を行って厚さ約1μmに形成する。プローブピン両端
の導電接触部分の形成は絶縁膜1Dを塗布、焼成した金
属線1Cを所定の長さに切断した後に、研磨紙に適切な
押圧で当てて高速回転させ絶縁膜1Dを剥離すると同時
に導電接触部分の研磨を行う。このようにして形成した
極薄の絶縁膜1Dを有するプローブピン1によって、プ
ローブピン1の弾接時の荷重バラツキが少なく、50〜
60μmピッチの面配置で屈曲時の隣接プローブピン間
の電気的干渉が無いなどの効果が得られる。
【0031】図3について接触抵抗に関して説明する。
プローブピンに用いる低い接触抵抗の特性を持つ金属線
の材料として、金銅合金を線条に形成したり、弾接する
金属線の先端に金銅合金金属を溶着したりする方法が提
案されているが、弾性が不足したりコストが高くなる不
具合がある。また、同様の効果を持つ金メッキを行う方
法では、接触面が磨耗すると地金が露出して効果が無く
なる。そこで本発明の例では、金を両面にクラッド(合
金層を介して金属板を圧接)したリン青銅の板を円筒状
に形成し、次いでそれをドローイング(伸線)して細管
にして最後の状態としては管の内径が限りなく0μmに
なるようにする。この結果、図3の様な形状となり中心
金属層1Eが金で第1金属層1Fがリン青銅、第2金属
層1Gが金で構成されたプローブピンが形成できる。リ
ン青銅は弾性もありプローブピン1として使用可能であ
る。また、この方法によればプローブピン1の長手方向
に金の層が連続しているため弾接で先端が磨耗しても金
は連続して表面に現れる。なお、リン青銅以外の弾性材
料を用いてもよい。この方法によれば適量の弾性が得ら
れるため弾接回数の増加に伴う接触抵抗の増加やプロー
ブピンの変形の発生を低減することが可能である。
【0032】図1において、プローブピン1のユーザー
における交換方法について説明する。まずガイド板3の
下面から突出しているプローブピン1の先端をピンセッ
トなどでつかんで引き出せばプローブピン1を抜き出す
ことが可能であり、同様にプローブピンの挿入装着も可
能である。但し、微細ピッチの部分では、適切なピンセ
ットの選択や熟練した注意が必要である。
【0033】広い温度域での共用が可能なことを説明す
る。直径300mmのウエハのバーンインを例にして説
明する。室温23℃から125℃まで温度を上昇させた
場合、ウエハとプローブカードの熱膨張係数の差異が1
ppm/℃とすれば、ウエハ中心から周辺までの距離
(150mm)での位置ずれの最大値は15.3μmと
なる。これはパッドの大きさが40μm□の場合では許
容可能な範囲である。
【0034】50〜60μmの微細ピッチで面配置と多
ピンが可能なことを図2〜図3について説明する。使用
するプローブピン1は直線状で直径が40μm程度であ
り側面の絶縁膜1Dの厚さも1μm程度である。また隣
接するプローブピン1が弾接時にその側面が接触しても
前記の絶縁膜1Dがあるために電気的な干渉は発生しな
い。また、テーパ穴2A、3Aの小さい穴径を43〜4
5μm程度にすると、50μmピッチの面配置が可能で
ある。
【0035】極薄の絶縁膜1Dの厚さが約1μmで形成
できることを図3について説明する。絶縁膜1Dはケイ
素を主成分とする液体に金属線1Cを浸漬、引き上げす
ることにより塗布するが、この時の液の濃度と引き上げ
速度および回数で厚さを変えることができ、約300〜
450℃で約1hの空気中焼成を行うことで若干の厚さ
収縮が発生する。しかし、厚膜を形成するとしても2μ
m程度が最大であり、作業条件の余裕度は大きい。この
ことから約1μmの絶縁膜形成は容易である。
【0036】接触抵抗の安定化に関して図1〜図3につ
いて説明する。図1の本実施例のプローブカードを用い
て半導体ウエハの電気的特性を検査する際には、ウエハ
載置台をX、Y及びθ方向に移動させて位置決めを行っ
た後、ウエハ載置台をZ方向に上昇させてプローブカー
ドの各プローブピン1に半導体ウエハの各電極パッドを
接触させた後、ウエハ載置台をさらにオーバードライブ
(弾接時の押し込み)13で上昇させて各プローブピン
1を電極パッドに弾接させる。すると、各プローブピン
1が位置決め板2とガイド板3の間で弾接時屈曲1Aす
ると共にガイド板3の下側でも多少水平方向の傾きずれ
を発生し、この効果としてプローブピン1の先端スクラ
ッチ14で電極パッド表面の酸化膜などを削り取ること
と、プローブピン1の中心金属層1Eの金、銅による接
触抵抗安定化の効果とが相乗して、弾接回数が増加して
も接触抵抗の安定な電気的導通を得ることができ、半導
体ウエハ上のチップとテスタとの間の電気信号の安定な
授受、つまりチップの電気的検査を安定して行うことが
可能となる。なお、弾接時屈曲1Aの先端スクラッチ1
4の大きさは、ガイド板3の下面に突出したプローブピ
ン1の長さで設定できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば次の様な効果がある。先
端が被検査体の電極パッドに接触したとき弾性変形する
複数の直線状のプローブピン1と、プローブピン1の基
端をピン支持基材のパッド5に接触状態に保持するピン
保持板4により、プローブピン交換、微細ピッチの面配
置と多ピン化の効果がある。
【0038】各プローブピン1を挿通してその基端部の
位置を決める第1テーパ穴2Aを有する位置決め板2
と、各プローブピン1を挿通してその先端部寄りをガイ
ドするとともに先端部の位置を決める第2テーパ穴3A
を有するガイド板3により、微細ピッチの面配置と多ピ
ン化の効果がある。
【0039】前記第1テーパ穴2Aと第2テーパ穴3A
は、穴径が大きい側が向き合うように設けたことによ
り、プローブカードの基本条件である接触抵抗の安定を
可能にするための、プローブピン1の滑らかな屈伸およ
び適切な引っかき(スクラッチ)作用による電極パッド
表面の酸化膜などの除去の効果がある。
【0040】支持基材7、位置決め板2、ガイド板3お
よびピン保持板4の材料の熱膨張係数が1.0〜4.0
ppm/℃であるように設定することにより、広い温度
域での共用を可能にする効果がある。
【0041】主成分がケイ素の絶縁膜1Dを使用するこ
とにより、プローブピン1の側面に極薄の絶縁膜1Dを
形成することが可能となり、プローブピン1の電気的干
渉防止、滑らかな伸縮と安定した荷重による接触抵抗の
安定を可能とする効果がある。
【0042】プローブピン1の金属線1Cの横断面が同
心円状で長手方向に連続した複数の金属層1E、1F、
1Gからなり、その中心金属層1Eの主成分が金または
銅であることにより、電極パッドの酸化膜の付着等によ
る弾接回数増加に伴う接触抵抗の増加を減少する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプローブカードの部分断面図である。
【図2】実施例のプローブカードのプローブピンの取付
状態とオーバードライブ時のプローブピンの屈曲状態を
示す部分断面図である。
【図3】実施例のプローブピンの縦断面図である。
【図4】従来例1の斜ピンタイプの部分断面図である。
【図5】従来例2の斜ピンタイプの改良タイプの部分断
面図である。
【図6】従来例3の垂直ピンタイプの部分断面図であ
る。
【図7】従来例4の垂直ピンタイプの部分断面図であ
る。
【図8】従来例5の垂直ピンタイプの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プローブピン 1A 弾接時屈曲 1B 弾接時接触 1C 金属線 1D 絶縁膜 1E 中心金属層 1F 第1金属層 1G 第2金属層 2 位置決め板 2A 第1テーパ穴 3 ガイド板 3A 第2テーパ穴 4 ピン保持板 4A 保持穴 5 ピン支持基材のパッド 6 支持物 7 支持基材 8 多層配線 9 FPC 10 配線 11 固定ネジ 12 スプリングピン 13 オーバードライブ(弾接時の押し込み) 14 先端スクラッチ 15 導電パターン部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が被検査体の電極パッドに接触した
    時に弾性変形する複数の直線状のプローブピン(1)
    と、その基端をピン支持基材のパッド(5)に接触状態
    に保持するピン保持板(4)と、各プローブピン(1)
    を挿通してその基端部の位置を決める第1テーパ穴(2
    A)を有する位置決め板(2)と、各プローブピン
    (1)を挿通してその先端部寄りをガイドするとともに
    先端部の位置を決める第2テーパ穴(3A)を有するガ
    イド板(3)とを備え、前記第1テーパ穴(2A)と第
    2テーパ穴(3A)は、穴径が大きい側が向き合うよう
    に設けたことを特徴とするプローブカード。
  2. 【請求項2】 支持基材(7)、位置決め板(2)、ガ
    イド板(3)およびピン保持板(4)の材料の熱膨張係
    数が1.0〜4.0ppm/℃である、請求項1に記載
    のプローブカード。
  3. 【請求項3】 側面に主成分がケイ素の絶縁膜(1D)
    を有するプローブピン。
  4. 【請求項4】 横断面が同心円状で長手方向に連続した
    複数の金属層(1E、1F、1G)からなり、その中心
    金属層(1E)の主成分が金または銅であるプローブピ
    ン。
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