JPH11340480A - プラスティックパッケージ - Google Patents

プラスティックパッケージ

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JPH11340480A
JPH11340480A JP10139950A JP13995098A JPH11340480A JP H11340480 A JPH11340480 A JP H11340480A JP 10139950 A JP10139950 A JP 10139950A JP 13995098 A JP13995098 A JP 13995098A JP H11340480 A JPH11340480 A JP H11340480A
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package
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Masakata Kanbe
正方 神戸
Hitoshi Iwata
仁 岩田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトデバイスチップに加わる熱応力の影響
が少なくて耐温度衝撃性に優れたパッケージ構造を提供
する。 【解決手段】 このパッケージ1を構成する本体4は絶
縁性のモールド樹脂材料2からなる。本体4の一部であ
るチップ収容筒8は、リードフレーム3におけるダイエ
リアのあるダイパッド5を包囲する位置に形成される。
ダイエリア上にはフォトデバイスチップ6が実装され
る。フォトデバイスチップ6は、チップ収容筒8内に満
たされた絶縁性かつ光透過性の封止材料9により封止さ
れている。封止材料9は少なくともモールド樹脂材料2
よりも弾性係数が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスティックパ
ッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フォトデバイスチップを備え
るプラスティックパッケージが各種提案されている。
【0003】この種のパッケージを構成するリードフレ
ームのダイエリア上には、CCDチップ等のようなフォ
トデバイスチップが実装され、かつワイヤボンディング
されている。このようなリードフレームは、アウターリ
ード部のみを露出させた状態で、例えば透明エポキシ樹
脂等のモールド樹脂材料によってモールドされている。
その結果、インナーリード部及びフォトデバイスチップ
が非露出状態となり、それらが外部の湿気等から保護さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、透明エポキ
シ樹脂製のモールド樹脂材料は硬質かつ弾性係数も大き
いため、パッケージが温度衝撃に遭遇した場合には熱応
力の影響を大きく受けてしまい、モールド樹脂材料にク
ラックが発生することがあった。
【0005】また、モールド樹脂材料はフォトデバイス
チップを全体的に包囲しかつそれに対してじかに接触し
ているため、熱応力の影響はフォトデバイスチップ側に
も波及しやすい。従って、このことがフォトデバイスチ
ップに破損をもたらす原因になっていた。
【0006】さらに、チップ破損という重大な事態には
至らないとしても、熱応力の影響によりモールド樹脂材
料の屈折率が変動を来すことで、デバイスの性能低下に
つながることがあった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、フォトデバイスチップに加わる熱
応力の影響が少なくて耐温度衝撃性に優れたプラスティ
ックパッケージを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、リードフレームにお
けるダイエリアを包囲する位置にチップ収容筒が形成さ
れた絶縁性のモールド樹脂材料からなる本体と、前記ダ
イエリア上に実装されたフォトデバイスチップと、前記
フォトデバイスチップを封止すべく前記チップ収容筒内
に満たされた絶縁性かつ光透過性の封止材料と、その封
止材料は少なくとも前記モールド樹脂材料よりも弾性係
数が小さいものであることとを含むことを特徴とするプ
ラスティックパッケージをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記チップ収容筒の開口部は光透過性の蓋体で封
止されているとした。請求項3に記載の発明では、請求
項2において、前記蓋体はレンズ機能を有するとした。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1項において、前記封止材料はゲル状物で
あるとした。請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1項において、前記封止材料は軟質エポキ
シ樹脂であるとした。
【0011】請求項6に記載の発明では、請求項1乃至
5のいずれか1項において、前記封止材料には透明度の
高いガラス製のフィラーが添加されているとした。請求
項7に記載の発明では、前記フィラーは真球度の高いも
のであるとした。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項2乃至
7のいずれか1項において、前記モールド樹脂材料は熱
硬化性を有するエポキシ樹脂であり、前記蓋体はエポキ
シ樹脂製であるとした。
【0013】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜8に記載の発明によると、モールド樹脂
材料よりも弾性係数の小さい封止材料であるため、パッ
ケージが温度衝撃に遭遇した場合でも、封止材料自身が
弾性変形することによって熱応力が緩衝されてしまう。
このように熱応力の影響を受けにくい封止材料であるこ
とから、それ自体にクラックが発生することがない。ま
た、前記封止材料により全体的に封止されるフォトデバ
イスチップには、熱応力の影響が波及することもないの
で、チップ破損も確実に回避される。しかも、このよう
な封止材料であれば屈折率が変動を来すおそれも少な
く、デバイスの性能が確実に維持される。つまり、本発
明によると、耐温度衝撃性に優れたパッケージを提供す
ることができる。
【0014】勿論、前記封止材料は絶縁性を有している
ので、フォトデバイスチップ側と本体側との電気的接合
部分を確実に保護することができる。また、前記封止材
料は光透過性も有しているので、同チップの発光した光
のパッケージ外への通過、または同チップが受光すべき
光のパッケージ内への透過を妨げることがない。
【0015】請求項2に記載の発明によると、チップ収
容筒の開口部を光透過性の蓋体で封止することにより、
封止材料が安定化して外部へ漏れ出さなくなるととも
に、封止材料の選択の余地もいくぶん広くなる。なお、
この蓋体自身も光透過性を有しているので、チップの発
光した光のパッケージ外への通過、または同チップが受
光すべき光のパッケージ内への透過を妨げることはな
い。
【0016】請求項3に記載の発明によると、レンズ機
能を有する蓋体により、直進する光が屈曲される結果、
必要に応じて集光または散光することが可能となる。請
求項4に記載の発明によると、封止材料がゲル状物であ
れば、液状物を用いたときの「おどり現象」が回避され
るため、加速度印加時においてもデバイス性能が維持さ
れる。また、流動性の小さなゲル状物であれば、蓋体を
省略した構造とすることも可能となり、部品点数の削減
及び低コスト化を図ることができる。
【0017】請求項5に記載の発明によると、絶縁性に
優れた軟質エポキシ樹脂を用いることにより、フォトデ
バイスチップ側と本体側との電気的接合部分がより確実
に保護され、高信頼性化を図ることができる。また、軟
質エポキシ樹脂はそれ自体が光透過性に優れている。
【0018】請求項6に記載の発明によると、封止材料
に透明度の高いガラス製のフィラーを添加した場合、例
えば透明度の低い色付きのフィラーを添加した場合に比
べて、封止材料全体としての光透過性が高くなる。ま
た、かかるフィラーの添加により封止材料全体の熱膨張
係数を効果的に下げることができるため、温度衝撃によ
る屈折率の変動がより小さくなる。
【0019】請求項7に記載の発明によると、真球度の
高いフィラーを用いることにより、封止材料全体として
の光透過性がより高くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をCCDチップを備
えるプラスティックパッケージ1に具体化した一実施の
形態を図1,図2に基づき詳細に説明する。
【0021】図1,図2には、本実施形態のパッケージ
1が示されている。このパッケージ1は、いわゆるDI
Pタイプのプラスティックパッケージ1の形態を採って
いる。即ち、モールド樹脂材料(本実施形態では熱硬化
性を有するエポキシ樹脂)2からなる本体4によって、
導電性金属材料からなるリードフレーム3を部分的にモ
ールドした構成となっている。リードフレーム3は、そ
の中心部分にダイパッド5を有している。ダイパッド5
の上面(即ちダイエリア)には、フォトデバイスチップ
としてのCCDチップ6がダイボンディングされてい
る。リードフレーム3のインナーリード部3aは、ダイ
パッド5を包囲している。リードフレーム3のアウター
リード部3bは、モールド樹脂材料2からなる本体4か
ら突出しており、外部接続端子として使用される。な
お、各アウターリード部3bはいずれも2箇所で屈曲さ
れている。
【0022】モールド樹脂材料2の一部には、円筒形状
のチップ収容筒8が形成されている。チップ収容筒8の
上部開口縁には充填孔12が形成されている。ダイパッ
ド5は、チップ収容筒8の底面中央部に位置している。
そして、このチップ収容筒8内の空間には、絶縁性かつ
光透過性を有する封止材料9が充填されている。その結
果、ダイパッド5に搭載されたCCDチップ6が全体的
に絶縁状態で封止されている。なお、前記封止材料9
は、CCDチップ6にパッケージ外部から入射しくる光
を伝達するための媒体としての役割も果たしている。
【0023】このような封止材料9としては、少なくと
もモールド樹脂材料2よりも弾性係数の小さなものを使
用することが必要とされる。従って、モールド樹脂材料
2として熱硬化性エポキシ樹脂を選択した本実施形態で
は、それよりも弾性係数の小さな封止材料9を選択する
必要がある。ここではそのような条件を満たす封止材料
9として、シリコーン樹脂のゲル状物(以下、単にシリ
コーンゲル9と呼ぶ。)を選択している。
【0024】チップ収容筒8の開口部は、光透過性の蓋
体としてのエポキシ樹脂製のレンズ10によって封止さ
れている。その結果、シリコーンゲル9がチップ収容筒
8内に安定した状態にかつ外漏れ不能状態に保持される
ようになっている。なお、同レンズ10の上面は凸面1
0aになっているため、外部からの入射光はレンズ10
を通過する際に屈曲されかつ集光される。
【0025】図2に概略的に示されるように、CCDチ
ップ6の上面にある図示しない複数のパッドと各インナ
ーリード部3aとは、ボンディングワイヤ11を介して
それぞれワイヤボンディングされている。その結果、C
CDチップ6側と本体4側とが電気的に接続されてい
る。
【0026】次に、本実施形態のパッケージ1を製造す
る手順について説明する。まず、42アロイ等の導電性
金属板をプレス加工またはエッチング加工することによ
って、所定パターンを備えるリードフレーム3を製造す
る。
【0027】リードフレーム製造工程の後、リードフレ
ーム3を成形用金型内にセットして、モールド樹脂材料
2によるモールド成形を行う。その結果、ダイパッド5
の周囲にはチップ収容筒8が形成される。
【0028】モールド成形工程の後、従来公知の方法に
よりダイパッド5上に接着剤を塗布する。塗布方法とし
ては転写法またはディスペンス法がある。前記塗布工程
の後、リードフレーム3をダイボンダにセットして、C
CDチップ6をダイパッド5上にダイボンディングす
る。この後、接着剤を熱硬化させ、CCDチップ6をダ
イパッド5上に完全に接着する。
【0029】ダイボンディング工程の後、リードフレー
ム3をワイヤボンダにセットして、ワイヤボンディング
を行う。その結果、複数本のボンディングワイヤ11を
介して、CCDチップ6がインナーリード部3aに電気
的に接続される。
【0030】ワイヤボンディング工程の後、あらかじめ
チップ収容筒8にレンズ10を接着した状態で、充填孔
12を介してチップ収容筒8内にシリコーンゲル9を隙
間なく充填する。その結果、CCDチップ6をシリコー
ンゲル9によって完全に封止される。なお、封止材料充
填工程を行った後に蓋体取付工程を実施しても構わな
い。
【0031】そして、アウターリード部3bを屈曲させ
るリードフォーミング工程を実施すれば、図1,図2に
示されるような所望のプラスティックパッケージ1を得
ることができる。
【0032】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、CCDチップ6の封止のために
チップ収容筒8内に満たされる封止材料9として、少な
くともモールド樹脂材料2よりも弾性係数が小さいシリ
コーンゲル9を使用している。そのため、パッケージ1
が温度衝撃に遭遇した場合でも、シリコーンゲル9自身
が弾性変形することによって、熱応力が緩衝されてしま
う。このように熱応力の影響を受けにくい封止材料9を
用いた結果、封止材料9それ自体にクラックが発生する
ことがなくなる。また、シリコーンゲル9により全体的
に封止されるCCDチップ6には、熱応力の影響が波及
することもないので、チップ破損という事態も確実に回
避することができる。しかも、このような封止材料9で
あれば、温度衝撃遭遇時であっても屈折率が変動を来す
おそれも少ない。ゆえに、デバイスの性能を確実に維持
することができる。つまり、本実施形態によると、耐温
度衝撃性に優れたパッケージ1を提供することができ
る。
【0033】(2)勿論、シリコーンゲル9は好適な絶
縁性を有しているので、CCDチップ6側と本体4側と
の電気的接合部分が確実に保護され、パッケージ1に信
頼性を確保することができる。また、シリコーンゲル9
は光透過性も有しているので、CCDチップ6が受光す
べき光のパッケージ1内への透過を妨げるということも
ない。
【0034】(3)本実施形態のパッケージ1では、光
透過性の蓋体であるレンズ10によって、チップ収容筒
8の開口部を封止している。従って、シリコーンゲル9
が安定化してチップ収容筒8の外部に漏れ出さなくな
る。また、この構成を採用した場合には、液状物の使用
も可能となるので、封止材料9の選択の余地がいくぶん
広くなる。なお、レンズ10はそれ自身が光透過性を有
しているので、入射してくる光の透過を妨げることもな
い。
【0035】(4)本実施形態のパッケージ1では封止
材料9をゲル状物としている。そのため、シリコーンオ
イル等のような液状物を用いたときのような「おどり現
象」、即ち加速度印加時にオイルの振動が一定時間継続
してしまう現象を確実に回避することができる。従っ
て、加速度印加時においてもデバイス性能が維持され、
結果として耐衝撃性の向上が図られる。また、流動性の
小さなゲル状物であれば、例えばレンズ10を省略した
構造とすることも可能となる。従って、その場合には部
品点数の削減及び低コスト化を図ることができる。
【0036】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図3に示される別例のパッケージ21のように、透
明度の高いガラス製のフィラー22が添加されている封
止材料(ここでは具体的には軟質エポキシ樹脂)23を
用いた構成としてもよい。この場合、軟質エポキシ樹脂
23に添加されるフィラー22としては、できるだけ真
球度の高いものが使用されることが好ましい。また、フ
ィラー22の平均粒径は1μm〜100μmであること
がよい。この別例によると、例えば透明度の低い色付き
のフィラーを添加した場合に比べ、封止材料23全体と
しての光透過性を高くすることができる。また、かかる
フィラー22の添加により、封止材料23全体としての
熱膨張係数を効果的に下げることができ、温度衝撃によ
る屈折率の変動をより小さくすることができる。なお、
ガラス製のフィラー22に代えて、透明度の高い無機材
料(例えばジルコニア等)からなるフィラーを用いるこ
とも可能である。
【0037】・ 蓋体であるレンズ10は、前記実施形
態のように凸面10aを有するもの(即ち凸レンズ)に
限定されることはなく、用途に応じて凹面を有するもの
(即ち凹レンズ)としてもよい。
【0038】・ 図4に示される別例のパッケージ31
のように、上面が平坦状の蓋体32、言い換えるとレン
ズ機能を有していない蓋体32を用いても構わない。 ・ シリコーンゲル9や軟質エポキシ樹脂23以外の封
止材料として、例えばウレタン樹脂等を選択することが
可能である。
【0039】・ プラスティックパッケージ1は前記実
施形態のようなDIPの形態のみに限定されることはな
く、例えばSIP,SOP,QFP,QFJ,QFL等
の各種形態を採ることが許容される。
【0040】・ 本発明はCCDチップ6以外のフォト
デバイスチップに適用されてもよい。また、前記CCD
チップ6のように外部からの光を受光するものに限定さ
れることはなく、外部に光を発するものであってもい。
【0041】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1乃至8のいずれか1項において、前記
チップ収容筒は円筒形状であること。従って、この技術
的思想1に記載の発明によれば、円筒形状としたことに
より特定の部位に熱応力が集中しにくくなるので、より
熱応力の影響を受けにくいものとすることができる。
【0042】(2) 請求項6乃至8のいずれか1項に
おいて、前記フィラーの平均粒径は1μm〜100μm
であること。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜8に記
載の発明によれば、フォトデバイスチップに加わる熱応
力の影響が少なくて耐温度衝撃性に優れたプラスティッ
クパッケージを提供することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、封止材料
の外漏れ防止が図られるとともに、封止材料の選択の余
地をいくぶん広くすることができる。請求項4に記載の
発明によれば、パッケージの耐衝撃性の向上に加え、蓋
体の省略による部品点数の削減及び低コスト化を図るこ
とができる。
【0045】請求項5に記載の発明によれば、パッケー
ジの高信頼性化を図ることができる。請求項6に記載の
発明によれば、封止材料全体としての光透過性が高くな
り、かつ温度衝撃による屈折率の変動がより小さくな
る。
【0046】請求項7に記載の発明によれば、封止材料
全体としての光透過性がより高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態のプラスティック
パッケージを示す全体斜視図。
【図2】同じくその概略断面図。
【図3】別例のパッケージの概略断面図。
【図4】別例のパッケージの概略断面図。
【符号の説明】
1…プラスティックパッケージ、2…モールド樹脂材
料、3…リードフレーム、4…本体、6…フォトデバイ
スチップとしてのCCDチップ、8…チップ収容筒、9
…封止材料としてのシリコーンゲル、10…蓋体として
のエポキシ樹脂製のレンズ、22…フィラー、23…封
止材料としての軟質エポキシ樹脂、32…蓋体。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレームにおけるダイエリアを包囲
    する位置にチップ収容筒が形成された絶縁性のモールド
    樹脂材料からなる本体と、前記ダイエリア上に実装され
    たフォトデバイスチップと、前記フォトデバイスチップ
    を封止すべく前記チップ収容筒内に満たされた絶縁性か
    つ光透過性の封止材料と、その封止材料は少なくとも前
    記モールド樹脂材料よりも弾性係数が小さいものである
    こととを含むことを特徴とするプラスティックパッケー
    ジ。
  2. 【請求項2】前記チップ収容筒の開口部は光透過性の蓋
    体で封止されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プラスティックパッケージ。
  3. 【請求項3】前記蓋体はレンズ機能を有することを特徴
    とする請求項2に記載のプラスティックパッケージ。
  4. 【請求項4】前記封止材料はゲル状物であることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラステ
    ィックパッケージ。
  5. 【請求項5】前記封止材料は軟質エポキシ樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    プラスティックパッケージ。
  6. 【請求項6】前記封止材料には透明度の高いガラス製の
    フィラーが添加されていることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか1項に記載のプラスティックパッケー
    ジ。
  7. 【請求項7】前記フィラーは真球度の高いものであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のプラスティックパッケ
    ージ。
  8. 【請求項8】前記モールド樹脂材料は熱硬化性を有する
    エポキシ樹脂であり、前記蓋体はエポキシ樹脂製である
    ことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載
    のプラスティックパッケージ。
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