JPH11337378A - パルス信号積算値監視装置及び方法 - Google Patents

パルス信号積算値監視装置及び方法

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JPH11337378A
JPH11337378A JP10141002A JP14100298A JPH11337378A JP H11337378 A JPH11337378 A JP H11337378A JP 10141002 A JP10141002 A JP 10141002A JP 14100298 A JP14100298 A JP 14100298A JP H11337378 A JPH11337378 A JP H11337378A
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JP
Japan
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value
pulse signal
flow rate
monitoring
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP10141002A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
裕志 山本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力量、流量等の監視を簡単に行うことのでき
るパルス信号積算値監視装置を提供する。 【解決手段】電力量センサ4a、流量センサ4b、4c
はそれぞれ電力量や流量に応じたパルス信号列を出力
し、端末局3aがそれらのパルス列を計数する。ホスト
コンピュータ1のデータ収集プロセスではサンプリング
周期毎にそれらの計数データを収集し、上下限監視プロ
セスにおいて、今回の値と前回の値との差をプロセス信
号積算値として求めるとともに、その積算値と上下限値
との対比結果に基づいて警報処理プロセスにおける警報
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル設備、水処理
システム等において、電力量、流量など単位時間当たり
物理量として計測される量の異常状態を監視する装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル設備や水処理設備等の監視システム
には、瞬時データの各計測値に対して上限値及び下限値
の監視を行う機能や、デマンド契約量を超過しないよう
に電力監視を行うデマンド監視機能が設けられている。
前者の瞬時データの各計測値に対する上下限監視機能
は、水位、圧力、電流、電圧等の上限・下限値による監
視を行い、上限以上または下限以下の発生を検出した時
点で中央監視制御装置のCRTモニタ上に警報を行う。
また、後者のデマンド監視機能は、電力会社との契約に
基づくデマンド時限周期において使用電力量の傾向を予
測演算し、予測値が予め設定されたデマンド目標値を超
過した場合に中央監視制御装置のCRTモニタ上に警報
を行う。また、デマンド予測値から負荷遮断に必要な条
件が検出された時には負荷を順次遮断し、再投入できる
余裕が生じた時には自動投入する機能も一般に付加され
ている。
【0003】これらの瞬時データの各計測値に対する上
下限監視機能や、電力量のデマンド契約量を超過しない
監視を行うデマンド監視機能は、水位、圧力、電流、電
圧等、瞬時値の異常を監視したり、使用電力量の予測を
監視するものである。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記上下限監
視機能は、電力量、流量等、瞬時値として測定できない
測定項目に対しては適応させることができず、また、デ
マンド監視機能は、複雑な使用電力量の傾向予測演算に
よって予測を行うだけであるために、この機能も、電力
量、流量等が現在どの程度の値であるかを演算すること
ができない。
【0004】このように、従来の上下限監視機能やデマ
ンド監視機能を採用した監視制御装置では、瞬時データ
として計測できない電力量、流量等の単位時間当たりの
物理量として計測できる量の値が異常な値であるかどう
かを監視できない問題があった。
【0005】本発明の目的は、電力量、流量等の監視を
簡単に行うことのできるパルス信号積算値監視装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
流量、電力量など単位時間当たり物理量の大きさに応じ
たパルス信号を生成するセンサと、該センサの出力パル
ス信号をサンプリング時間単位で積算し、積算値と所定
値の対比結果に基づいて警報する警報手段と、を備えて
なることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明は、前記サンプ
リング時間と前記所定値とを設定する手段を備えたこと
を特徴とする。
【0008】流量、電力量等、単位時間当たり物理量と
して測定出来る量は、その大きさに応じてパルス信号を
生成するセンサによって検出される。これらのセンサに
は量の大きさに応じてパルス信号を生成するものであれ
ば(たとえば、量が大きくなるに応じて周期が短くなる
パルス信号)どのようなものでも用いることができる。
そして、このセンサの出力パルス信号を所定のサンプリ
ング時間単位で積算し、積算値が上限値を超えた時また
は下限値未満になった時に警報することにより、簡単
に、上記流量や電力量などの異常値の監視を行うことが
できる。
【0009】なお、上記サンプリング時間や所定値を任
意の値に設定する手段を設けることにより、状況に応じ
た監視が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
ビル設備の監視システムのブロック図を示している。こ
のシステムは、1台のホストコンピュータ1と、これに
光ファイバ等からなるデータウェイ2で接続される複数
の端末制御部3(3a、3b、、、、3c)と、各端末
制御部3に接続されるセンサ4(4a、4b、4c、4
d、、、)で構成されている。センサ4はビル内の配電
盤や計装盤等に設置され、端末局3はこれらのセンサか
ら得られるパルス信号や計測値データを収集し、ホスト
コンピュータ1からのデータ収集コマンドに応じてそれ
らの収集したデータをホストコンピュータ1に対して転
送する。ホストコンピュータ1は、データ処理に関する
大きなプロセスとして、各端末局3からデータを収集す
るためのデータ収集プロセスと、収集したデータの上下
限監視を行う上下限監視プロセスと、警報処理プロセス
とを処理する。この内上下限監視プロセスには、瞬時デ
ータである計測値データに対する上下限監視プロセス
と、本発明に係るパルス信号積算値に対する上下限監視
プロセスを含んでいる。
【0011】センサ4は、電圧、電流、水位等の瞬時値
データである計測値データを検出する通常のセンサ4d
と、電力量センサ4a、流量センサ4b、4cからなる
センサ群4a〜4cとを含んでいる。これらのセンサ群
4a〜4cは、それ自体の出力が瞬時値データではな
く、電力量や流量に応じて周期が異なるパルス信号を生
成する周知のセンサである。すなわち、電力量センサ4
aは、使用電力量が大きくなるに従って周期の短くなる
パルス列を生成し、流量センサ4b、4cは、流量が大
きくなるに従って周期の短くなるパルス列を生成する。
端末局3aは、上記の各センサからの出力パルス信号ま
たは計測値データをそれぞれカウンタで計測したりレジ
スタに格納し、ホストコンピュータ1に対して所定のタ
イミングで伝送する。
【0012】図2は端末局3aの一部構成を示し、CA
〜CCは、それぞれカウンタを示し、これらのカウンタ
により電力量パルス信号計数値、流量(温水)信号計数
値、流量(冷水)パルス信号計数値を記憶し、レジスタ
Rは、通常センサ4dからの計測値データを記憶し、そ
の値は常時更新されている。これらの各カウンタCA〜
CCの計数値やレジスタRの計測値データはホストコン
ピュータ1の収集コマンドに応じて、該ホストコンピュ
ータ1に対して伝送される。
【0013】ホストコンピュータ1は、瞬時値データで
ある計測値データに対しては取得した計測値データが所
定の上限値を超えているかどうか、または下限値未満か
どうかを計測値データの上下限監視プロセスにおいて監
視し、上限値を超えている場合または下限値未満の場合
には警報処理プロセスにおいて所定の警報処理を行う。
また、パルス信号計数値に対しては、予め設定されてい
るサンプリング周期毎に各計数値を収集し、サンプリン
グ周期間の計数値の差のデータをパルス信号積算値とし
て求め、この値が上限値を超えているかどうか、または
下限値未満かどうかの監視を行うとともに、上限値を超
えている場合または下限値未満の場合には警報処理プロ
セスにおいて所定の警報処理を行う。
【0014】図3は、ホストコンピュータ1においてパ
ルス信号積算値の上下限監視を行う時の積算値の変化例
を示している。同図において、縦軸はパルス信号積算値
Dを示し、この値は、たとえば電力量では、 D=CA(tn )−CA(tn-1 ) で求められ、aは積算値の上限値を示し、bは下限値を
それぞれ示している。Tはホストコンピュータ1がデー
タ収集を行う時のサンプリング周期を示している。たと
えば、時刻t1 においては、ホストコンピュータ1は、
まずデータ収集プロセスを起動して端末局3aのカウン
タCAに記憶されている電力のパルス信号計数値を収集
し、この値をCA(t1 )とする。この時、ホストコン
ピュータ1内のバッファには前回のサンプリングタイミ
ングで収集した電力量パルス信号計数値CA(t0 )が
記憶されており、この値をCA(t1 )から引いた値を
パルス信号積算値Dとして求める。この積算値Dを上限
値aと下限値bと対比し、a<DまたはD<bであれ
ば、積算値Dが警報すべき領域の値にあるものとみなし
て警報処理プロセスに移る。このような動作を、サンプ
リング周期T経過ごとに、すなわち、t1 、t2 、、、
のタイミングで順次行っていく。図3に示す例では、時
刻t4 において積算値Dが下限値b未満となったことを
示し、時刻t5 において上限値aを超えたことを示して
いる。すなわち、時刻t4 、t5 において警報処理プロ
セスに移り、所定の警報処理が行われる。
【0015】図4は、ホストコンピュータ1での電力量
に対する上記の動作の概略を示すフローチャートであ
る。
【0016】ステップst1においては、設定処理が行
われる。すなわち、上下限設定値a、bとサンプリング
周期Tが任意の値に設定される。この設定はホストコン
ピュータ1の入力部よりオペレータによって行うことが
できる。設定処理を終えると、st2以下のサンプリン
グ周期ごとの動作が連続的に行われる。サンプリングタ
イミングtn になると、st2からst3に進み、端末
局3aに対するデータ収集が行われる。すなわちここで
は電力量パルス信号計数値に対する処理を示しているか
ら、端末局3aのカウンタCAのデータが取り込まれ
る。このデータはCA(tn )とされる。次に、パルス
信号積算値Dを求める。この積算値Dは、 D=CA(tn )−CA(tn-1 ) で求める。すなわち、パルス信号積算値Dは、今回のサ
ンプル値から前回のサンプル値を引いた値で、つまり、
前回のサンプル時から今回のサンプル時までのパルス信
号の積算値を示している。この積算値Dを求めると、続
いて、st5において上下限値との対比を行う。上限値
aを超えている場合または下限値b未満の場合にはst
6に進み警報処理を行い、そうでない場合は何もしな
い。続いて、st7で今回のサンプルデータCA(t
n )を前回のサンプルデータCA(tn- 1 )に置き換え
て次のサンプリングタイミングを待つ。
【0017】以上の動作により、電力量パルス信号の積
算値が上限値aを超えている場合または下限値b未満の
場合にモニタ上に警報メッセージ等を表示する等、所望
の警報処理を行うことができる。
【0018】なお、図3、図4は電力量パルス信号積算
値の上下限監視について示しているが、流量パルス信号
積算値についても同様の処理が行われる。また、上記実
施形態では積算値と上下限値との対比を押したが、通常
は上限値との対比のみでよい場合が多い。すなわち積算
値が上限値を超えるかどうかの監視だけで十分な場合が
多い。また、パルス信号積算値は、ホストコンピュータ
1において今回のサンプルデータから前回のサンプルデ
ータを引くことで求めているが、この処理を端末局側に
おいて行わせることも可能である。そのような処理の場
合には、図4のst3においてパルス信号積算値Dが直
接収集されることになるからst4は不要となる。ま
た、通常センサ4dから得られる計測値データの上下限
監視については、上記の処理とは別に独立して行われ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、流量、電力量等、単位
時間当たりの値として表せる量を簡単に監視することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるビル設備監視制御シス
テムのブロック図である。
【図2】端末局3aのカウンタ類を示す図である。
【図3】パルス信号積算値Dの変位を示す図である。
【図4】ホストコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量、電力量など単位時間当たり物理量の
    大きさに応じたパルス信号を生成するセンサと、 該センサの出力パルス信号をサンプリング時間単位で積
    算し、積算値と所定値の対比結果に基づいて警報する警
    報手段と、を備えてなるパルス信号積算値監視装置。
  2. 【請求項2】前記サンプリング時間と前記所定値とを設
    定する手段を備えた、請求項1記載のパルス信号積算値
    監視装置。
  3. 【請求項3】流量、電力量など単位時間当たり物理量の
    大きさに応じたパルス信号を生成し、 該パルス信号をサンプリング時間単位で積算し、積算値
    と所定値の対比結果に基づいて警報する、パルス信号積
    算値監視方法。
JP10141002A 1998-05-22 1998-05-22 パルス信号積算値監視装置及び方法 Pending JPH11337378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090159A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 順一 廣江 ガスデマンド監視装置

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