JP7325219B2 - プラント監視診断装置およびプラント監視診断方法 - Google Patents
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Description
プラントの設備に具備された複数のセンサからの複数の信号の情報が格納され、情報の
一つとしてセンサの測定対象を表現したものを含む信号定義テーブル、
複数の信号から検知対象外期間を判定するための信号を抽出するために、測定対象を表現したものととともに測定対象が動作していない状態を示したアナログ値またはデジタル値を予め設定した検知対象外設定テーブル、
センサからの信号の時系列のデータを格納するセンサデータ格納部、
検知対象外設定テーブルと信号定義テーブルの情報に基づいて、検知対象外設定テーブ
ルに設定された測定対象を表現したものに対応したセンサからの信号が、測定対象が動作していない状態である検知対象外期間を時系列のデータから判定する検知対象外期間判定部、を備え、信号定義テーブルの信号毎に設定された測定対象を表現したものと、検知対象外設定テーブルに設定した測定対象を表現したものとを比較して、設備毎の検知対象外信号テーブルを設定し、設備毎の検知対象外信号テーブルに基づき設備毎の検知対象外期間を判定し、設備毎の検知対象外期間と判定された時系列データをプラントの監視診断に使用しないことを特徴とする。
また、本願に開示されるプラント監視診断方法は、
検知対象外設定テーブルにあらかじめ設定された、プラントの設備に具備された複数のセンサからの複数の信号の情報の一つとしてのセンサの測定対象を表現したものと測定対象が動作していない状態を示す値を読み出す第一のステップ、
センサデータ格納部に格納されたセンサからの信号の時系列のデータのうち、第一のステップで読み出した測定対象を表現したものと合致する信号IDと、測定対象が動作していない状態を示す値を検索し格納する第二のステップ、
信号IDと測定対象が動作していない状態を示す値に基づいて、時系列のデータの検知対象外期間を判定して格納する第三のステップ、
を備え、信号定義テーブルの信号毎に設定された測定対象を表現したものと、検知対象外設定テーブルに設定した測定対象を表現したものとを比較して、設備毎の検知対象外信号テーブルを設定し、設備毎の検知対象外信号テーブルに基づき設備毎の検知対象外期間を判定し、格納された設備毎の検知対象外期間の時系列のデータを監視診断の対象としないことを特徴とする。
以下、本願の実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係るプラント監視診断装置1の構成を示すシステム構成図である。監視対象装置10は、異常監視および診断の対象となる装置である。例えば、エネルギー変換装置(熱電供給装置、電気装置、動力装置、熱源装置など)であり、通常複数のモジュールで構成される。各モジュールは、複数の設備で構成され、設備の予め定められた部位にはその部位の物理状態を表す物理量を計測するためのセンサ11がその部位またはその部位の近傍に具備されている。図1の例では、監視対象装置10の様々な物理量の時系列データ、つまり時間推移のデータであるセンサデータを、n個のセンサ11が計測する。計測されたセンサデータは、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク20を介してセンサデータ収集装置30で収集され、センサデータDB(DBはデータベースの略)31に時系列に格納される。
検知対象外信号抽出処理部501は、予め設定されたセンサ11毎の信号の定義を格納した信号定義テーブル51と、検知対象外期間を判定するための属性と閾値を格納した検知対象外設定テーブル52と、から設備毎の検知対象外期間を判定するための信号を抽出し、設備毎検知対象外信号テーブル521に格納する。
まず、図5で示した検知対象外設定テーブル52から検知対象外の対象となる設備状態の属性と閾値を読み出す(ステップS101)。図5では、閾値の一例としてデジタル信号のオンまたはオフで設定しているが、アナログ信号の閾値を、特定の範囲の値、例えば1.0より上、100.0より下というように設定し、格納しても良い。
読み出した属性と合致する属性を持つ信号を信号定義テーブル51から検索する(ステップS102)。
検索した属性と合致する信号IDと属性の状態を示す閾値を設備毎検知対象外信号テーブル521に格納する(ステップS103)。
設備毎検知対象外信号テーブル521から検知対象外期間を判定する為の信号IDと閾値を読み出す(ステップS111)。
読み出した信号IDの時系列データを、センサデータDB31から、指定された学習対象期間又は検知対象期間分読み出し、時系列データと閾値とから、検知対象外期間を判定する(ステップS112)。
判定した検知対象外期間を設備毎検知対象外期間テーブル522に格納する(ステップS113)。
モデル学習処理または異常兆候検知処理を実施する際に、設備毎検知対象外期間テーブル522から検知対象外期間を読み出して、当該期間については学習処理又は異常兆候検知処理は実行しない。また、モデル学習処理または異常兆候検知処理以外の監視診断処理にも同様に検知対象外期間を読み出して、当該期間については診断処理を行わないこととすることができる。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
Claims (3)
- プラントの設備に具備された複数のセンサからの複数の信号の情報が格納され、前記情報の一つとして前記センサの測定対象を表現したものを含む信号定義テーブル、
前記複数の信号から検知対象外期間を判定するための信号を抽出するために、前記測定対象を表現したものとともに前記測定対象が動作していない状態を示したアナログ値またはデジタル値を予め設定した検知対象外設定テーブル、
前記センサからの信号の時系列のデータを格納するセンサデータ格納部、
前記検知対象外設定テーブルと前記信号定義テーブルの情報に基づいて、前記検知対象外設定テーブルに設定された前記測定対象を表現したものに対応した前記センサからの信号が、前記測定対象が動作していない状態である検知対象外期間を前記時系列のデータから判定する検知対象外期間判定部、を備え、
前記信号定義テーブルの信号毎に設定された前記測定対象を表現したものと、前記検知対象外設定テーブルに設定した前記測定対象を表現したものとを比較して、設備毎の検知対象外信号テーブルを設定し、前記設備毎の検知対象外信号テーブルに基づき前記設備毎の前記検知対象外期間を判定し、前記設備毎の検知対象外期間と判定された前記時系列のデータを前記プラントの監視診断に使用しないことを特徴とするプラント監視診断装置。 - 前記センサデータ格納部の前記時系列のデータから学習モデルを算出するモデル学習処理部と、前記センサデータ格納部に蓄積された前記時系列のデータを用いて異常兆候の検出を行う異常兆候検出処理部をさらに備え、
前記検知対象外期間と判定された前記時系列のデータについては、学習モデルを算出せず、異常兆候の検出処理も行わないことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視診断装置。 - 検知対象外設定テーブルにあらかじめ設定された、プラントの設備に具備された複数のセンサからの複数の信号の情報の一つとしての前記センサの測定対象を表現したものと前記測定対象が動作していない状態を示す値を読み出す第一のステップ、
センサデータ格納部に格納された前記センサからの信号の時系列のデータのうち、前記第一のステップで読み出した前記測定対象を表現したものと合致する信号IDと、前記測定対象が動作していない状態を示す値を検索し格納する第二のステップ、
前記信号IDと前記測定対象が動作していない状態を示す値に基づいて、前記時系列のデータの検知対象外期間を判定して格納する第三のステップ、を備え、
信号定義テーブルの信号毎に設定された前記測定対象を表現したものと、前記検知対象外設定テーブルに設定した前記測定対象を表現したものとを比較して、設備毎の検知対象外信号テーブルを設定し、前記設備毎の検知対象外信号テーブルに基づき前記設備毎の前記検知対象外期間を判定し、格納された前記設備毎の検知対象外期間の時系列のデータを監視診断の対象としないことを特徴とするプラント監視診断方法。
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