JPH11335159A - 高強度、高硬度アルミナセラミックス及びその製造方法 - Google Patents
高強度、高硬度アルミナセラミックス及びその製造方法Info
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- JPH11335159A JPH11335159A JP10143031A JP14303198A JPH11335159A JP H11335159 A JPH11335159 A JP H11335159A JP 10143031 A JP10143031 A JP 10143031A JP 14303198 A JP14303198 A JP 14303198A JP H11335159 A JPH11335159 A JP H11335159A
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Abstract
ミックスを安価に提供できるようにする。 【解決手段】YAG粒子を0.5〜12重量%の範囲で
含有し、残部を実質的にアルミナから構成し、上記YA
G粒子の平均結晶粒子径を0.05〜1.5μmでかつ
アルミナの平均結晶粒子径を0.5〜5.0μmとする
とともに、上記YAG粒子を焼結体中の粒界及びアルミ
粒子内の双方に分散させてアルミナセラミックスを構成
する。
Description
兼ね備えたアルミナセラミックスとその製造方法に関す
るものである。
セラミック部材の中でも耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性等
の点で優れた特性を有するとともに、圧倒的に安価でか
つ工業的に有用な材料としてアルミナセラミックスが使
用されており、例えば、ディスクバルブ、ベーンポンプ
のベーン、プランジャーポンプのプランジャーロッド等
の摺動部材や各種粉砕部材、さらには切削、研磨工具な
ど様々な用途で使用されている。
述のような優れた特性を有する反面ジルコニアセラミッ
クスや窒化珪素質セラミックスなどの他のセラミックス
に比べて抗折強度が低いことから、高い応力のかかる部
分に安定して使用することができなかった。
折強度を向上させるために、例えば、炭化珪素やジルコ
ニアなどのアルミナとは異種の粒子をアルミナ粒子内お
よび粒界に分散させたアルミナセラミックスが提案され
ている(特公昭59−24751号、特公昭59−25
748号公報参照)。
なすアルミナ粉末に、分散させる炭化珪素粉末やジルコ
ニア粉末を添加して混練乾燥させることにより造粒体を
作製し、該造粒体を所定形状に形成したあと1400〜
1750℃の温度で焼成することにより形成したもので
あり、炭化珪素やジルコニアがアルミナ粒子内および粒
界に介在したものであった。
せることにより強度が向上する理由としては、粒子内に
存在している炭化珪素が内部応力によりクラックの進展
を偏向させたり、粒界に存在している炭化珪素が粒界の
進展を直接阻止したり、あるいは、ジルコニア粒子の応
力誘起変態によりクラックの進展エネルギーが吸収され
るためであると考えられている。
に比べて高価な原料であり、前述したアルミナセラミッ
クスのように、ジルコニアを焼結体の粒界やアルミナ粒
子内に介在させたものでは、アルミナセラミックスの強
度および硬度を高めるために添加するジルコニア量が多
くなり、高価な材料となってしまうといった課題があっ
た。また、炭化珪素を分散粒子としたアルミナセラミッ
クスはホットプレスなどの加圧焼結でないと緻密化しな
いため、常圧焼結で高強度、高硬度を有するアルミナセ
ラミックスを製作することは困難であった。
散粒子ならびに、高強度、高硬度を維持しつつ分散量を
減少させることができる製法が望まれていた。
量の添加で高硬度でかつ高強度を兼ね備えたアルミナセ
ラミックスとその製造方法を提供することにある。
種々研究を重ねたところ、AlイオンとYイオンとを原
子レベルで均一に混合した溶液にアルミナ粉末を添加し
てAl−Y系水酸化物とアルミナからなる混合粉体を得
たあと、該混合粉体を仮焼きすることでYAG粒子が分
散したアルミナ粉体を作製し、このアルミナ粉体を通常
のセラミック製造方法でもって製造することによりYA
G粒子の含有量を少なくしてもアルミナセラミックスの
硬度と強度を向上させることができることを見出したも
のである。
子を0.5〜12重量%含有し、残部が実質的にアルミ
ナからなり、上記YAG粒子の平均結晶粒子径を0.0
5〜1.5μmでかつアルミナの平均結晶粒子径を0.
5〜5.0μmとするとともに、上記YAG粒子を焼結
体中の粒界及びアルミナ粒子内の双方に分散させて高強
度、高硬度を有するアルミナセラミックスを構成したも
のである。
るアルミナセラミックスを得るために、Alイオン及び
Yイオンを原子レベルで均一に混合した溶液を作製する
工程と、該溶液にアルミナの粉末を添加して中和反応に
よりAl−Y系水酸化物とアルミナからなる混合粉体を
作製し、該混合粉体を300〜1000℃で仮焼きする
ことでYAG粒子が分散したアルミナ粉体を得る工程
と、このアルミナ粉体に溶媒とバインダーを添加して造
粒体を作製し、所定形状に成形したあと、1450〜1
700℃の温度で焼成する工程とから製造したものであ
る。
は、図1に組織構造を示す如く、安価でかつ微細なYA
G粒子をアルミナセラミックスの粒界だけでなくアルミ
ナ粒子内にも分散させたことを特徴とする。
クの進展を粒界に存在するYAG粒子により阻止すると
ともに、アルミナ粒子内に存在するYAG粒子によりク
ラックの進展を偏向させることができる。しかも、後述
する如くYAG原料を溶液状態でマトリックスのアルミ
ナ粉末と混合するため、微細かつ均一な分散が可能とな
り、YAG粒子の分散量を少量としても、クラックの進
展を阻止する効果を十分に発揮させることができる。ま
た、YAG粒子は焼成時におけるアルミナの粒成長を抑
する作用があることから緻密化することができ、高強度
でかつ高硬度を有する安価なアルミナセラミクスを得る
ことができる。
るには、焼結体の粒界及びアルミナ粒子内に分散させる
YAG粒子の平均粒子径を0.05〜1.5μmとする
とともに、アルミナの平均結晶粒子径を0.5〜5.0
μmとすることが必要である。
mより大きくなるとアルミナの結晶粒子径に対する割合
が大きくなり過ぎるためにアルミナそのものの特性を劣
化させ、アルミナセラミックスの強度及び硬度を大幅に
低下させてしまうからであり、逆にYAG粒子の平均粒
子径が0.05μm未満とすることは製造上難しいから
である。
μmより大きくなると焼結体中に微細なボイドが多数介
在することになるために強度及び硬度を向上させること
ができず、逆に、YAG粒子を分散させたアルミナの平
均結晶粒子径を0.5μm未満とすることは製造上難し
いからである。
径としては0.05〜0.5μmが良く、また、アルミ
ナの平均結晶粒子径としては0.5〜3.0μmが良
い。
硬度を向上させるためにはYAG粒子の含有量も重要な
要件となる。
未満では焼結時におけるアルミナ粒子の粒成長を充分に
抑制することができないために強度及び硬度を向上させ
ることができず、YAG粒子の含有量が12重量%より
多くなるとアルミナ粒子内に多量のYAG粒子が分散す
ることになるため、アルミナそのものの特性を劣化さ
せ、アルミナセラミックスの強度及び硬度を低下させて
しまうからである。
るYAG粒子の含有量は0.5〜12重量%の範囲が良
く、好ましくは3〜10重量%の範囲で含有させ、残部
は実質的にアルミナからなるものが良い。
は、YAG以外は殆どがアルミナから構成されるいるこ
とを指し、アルミナセラミックスの焼結性を助けるため
にMgO、CaO、SiO2 等の焼結助剤を若干含有し
ていても良いが、これらの焼結助剤は多くとも1重量%
以下である。
クスはビッカース硬度(Hv1.0)が1700kg/mm2
以上と、本発明のアルミナセラミックスと同程度のアル
ミナ含有量を有する従来のアルミナセラミックスに比べ
て硬度を高めることができるとともに、抗折強度が50
kg/mm2 以上と高い機械的強度を兼ね備えたものと
することができる。
の製造方法について説明する。
の製造プロセスを示すフローチャート図である。まず、
AlイオンとYイオンを原子レベルで均一に混合した溶
液を作製する。そして、この溶液にアルミナ粉末を添加
して中和反応させることによりAl−Y系水酸化物とア
ルミナからなる混合粉体を得たあと、この混合粉体を3
00〜1000℃で仮焼きすることによりYAG粒子を
分散させたアルミナ粉体を製作する。
トリウム塩とを水に溶解させて溶液を作製し、この溶液
にアルミナ粉末を添加してアンモニアでもって中和反応
させることにより、Al−Y系水酸化物とアルミナから
なる混合粉体を作製し、これを300〜1000℃で仮
焼きすることによりYAG粒子が分散したアルミナ粉体
を形成し、1.5μm以下に粉砕する。
散させることができるのは、図3にアルミナ−イットリ
ア系の平衡状態図を示すように、室温では3Y2 O3 ・
5Al2 O3 (YAG:イットリウム・アルミニウム・
ガーネット)と2Y2 O3 ・Al2 O3 の2種類の化合
物が存在し、3Y2 O3 ・5Al2 O3 (YAG)はア
ルミナとイットリアのモル比がAl2 O3 /Y2 O3 =
62.5/37.5である時、2Y2 O3 ・Al2 O3
はアルミナとイットリアのモル比がAl2 O3/Y2 O
3 =33.3/66.7である時に析出する。
ンとYイオンを原子レベルで均一に混合した溶液にさら
にアルミナ粉末を添加してあることからアルミナ量が多
くなり、アルミナ粒子に分散する化合物が3Y2 O3 ・
5Al2 O3 (YAG)として析出するためと考えられ
る。
インダーを添加して混練乾燥することにより造粒体を作
製し、この造粒体を一軸加圧成形法、等加圧成形法、泥
漿鋳込法、射出成形法など通常のセラミックス成形法に
より所定形状に成形したあと、1450〜1700℃、
好ましくは1500〜1650℃の大気中など酸化雰囲
気中あるいは水素や窒素雰囲気中にて焼成することによ
り得ることができる。
するのは、焼成温度が1450℃未満ではアルミナ粉体
の焼結性が不充分であるために緻密化することができ
ず、また、焼成温度が1700℃より高くなるとアルミ
ナ粒子が異常粒成長することから、いずれにおいてもア
ルミナセラミックスの強度及び硬度を向上させることが
できないからである。
ベルで均一に混合した溶液にアルミ粉末を添加してAl
−Y系水酸化物とアルミナからなる混合粉体を作製し、
この混合粉体を仮焼きして原料粉末を作製するようにし
たことから、YAG粒子の含有量が少量にもかかわら
ず、高強度でかつ高硬度を兼ね備えたアルミナセラミッ
クスを得ることができる。
説明する。
%、YCl3 ・6H2 Oを6.879重量%の割合で水
に混合して溶液を作製し、この溶液中にアルミナ粉末を
83.995重量%添加混合したあとアンモニア(28
%)を加えて中和反応させることによりAl−Y系水酸
化物とアルミナからなる混合粉体を作製した。そして、
この混合粉体を乾燥させたあとに900℃の温度で仮焼
きして粗粉砕することにより二次原料としてYAG粒子
を分散させたアルミナ粉体を作製した。なお、分散粒子
については、X線回折法によりYAG粒子であることを
確認した。
ンダーと溶媒として水を添加して混練乾燥させることに
より造粒体を作製し、該造粒体を型内に充填して冷間静
水圧成形法(CIP)により円柱状に成形したあと、こ
の成形体を1600℃の大気雰囲気中にて焼成すること
により、YAG粒子を5.0重量%含有したアルミナセ
ラミックスを得た。
加工を施して角柱状の試料を製作し、SEM写真を撮影
して観察したところ、YAG粒子が焼結体の粒界及びア
ルミナ粒子内の双方に分散していた。また、SEM写真
よりアルミナ粒子及びYAG粒子の平均結晶粒子径を測
定したところ、アルミナの平均結晶粒子径は2.0μ
m、YAG粒子の平均結晶粒子径は0.5μmであっ
た。なお、アルミナ粒子及びYAG粒子の平均結晶粒子
径は、画像解析装置(ルーゼックス)を用いて測定し
た。
をJIS R 1610により、抗折強度をJIS R
1601によりそれぞれ測定したところ、ビッカース
硬度(Hv1.0)は1778kg/mm2 、抗折強度は6
4.3kg/mm2 を有していた。
9.5%であるアルミナセラミックスを基準試料として
用意し、機械的特性について実施例のアルミナセラミッ
クスとの比較測定を行った。
×40mmの角柱体とし、見掛密度はJIS C 21
41のアルキメデス法に準拠し、破壊靱性値の測定はI
F法により30kgfの荷重をかけた状態で15秒間保
持して測定した。
述したようにJIS R 1610に準拠し、ダイヤモ
ンド圧子の試験荷重を1000gfで5秒間保持して測
定し、抗折強度はJIS R 1601に準拠し、スパ
ン幅30mm、クロスヘッドスピード0.5mm/mi
nの条件にて行った。
表1より判るように、実施例におけるアルミナセラミッ
クスは基準試料と比較してアルミナ含有量が少ないもの
の、YAG粒子の分散によって抗折強度およびビッカー
ス硬度を大幅に向上させることができた。しかも、アル
ミナの粒成長を抑制することができ、基準試料に対して
見掛密度を高めることもできた。
異ならせたアルミナセラミックスを実施例と同様の製法
により用意し、各々の抗折強度とビッカース硬度につい
て測定を行い、抗折強度が50kg/mm2 以上、ビッ
カース硬度が1700kg/mm2 以上を有するものを
優れたものとして評価した。
この結果、試料No.1では、YAG粒子を全く含有し
ていないことから抗折強度が35kg/mm2 、ビッカ
ース硬度が1640kg/mm2 と低かった。
含有量が12重量%より多いために、試料No.8では
抗折強度50kg/mm2 以上、ビッカース硬度170
0kg/mm2 以上の双方の特性を満足することができ
ず、試料No.7ではビッカース硬度1700kg/m
m2 以上を満足することができなかった。
粒子の含有量が0.5〜12重量%の範囲にあるため、
抗折強度を50kg/mm2 以上、ビッカース硬度を1
700kg/mm2 以上とすることができた。特に、Y
AG粒子の含有量が3.0〜10重量%の範囲にある試
料No.3〜5では、抗折強度を60kg/mm2 以
上、ビッカース硬度を1750kg/mm2 以上とする
ことができ、優れた機械的特性が得られることが判る。
5重量%としたアルミナセラミックスにおいて、アルミ
ナ粒子およびYAG粒子の平均結晶粒子径をそれぞれ異
ならせたものを実施例と同様の製法にて用意し、各々の
抗折強度及びビッカース硬度について測定を行った。
この結果、YAG粒子及びアルミナ粒子の平均結晶粒子
径が小さいほど、強度及び硬度を高められることが判
る。ただし、試料No.14のようにYAG粒子の平均
結晶粒子径が1.5μmより大きく、また、アルミナ粒
子の平均結晶粒子径が5.0μmより大きくなると、抗
折強度50kg/mm2 以上、ビッカース硬度1700
kg/mm2 以上の双方の特性を満足することができ
ず、また、試料No.13のようにアルミナ粒子の平均
結晶粒子径が5.0μmより大きくなっても、抗折強度
50kg/mm2 以上、ビッカース硬度1700kg/
mm2以上の双方の特性を満足することができなかっ
た。
が1.5μm以下でかつアルミナ粒子の平均結晶粒子径
が5.0μm以下である試料No.9〜12のものは、
アルミナセラミックスの抗折強度を50kg/mm2 以
上、ビッカース硬度を1700kg/mm2 以上とする
ことができた。特に試料No.9〜11のように、YA
G粒子の平均結晶粒子径が0.5μm以下でかつアルミ
ナ粒子の平均結晶粒子径が3.0μm以下のものは、ア
ルミナセラミックスの抗折強度を60kg/mm2 以
上、ビッカース硬度を1750kg/mm2 以上とで
き、優れていた。
径は0.05〜1.5μm、アルミナ粒子の平均結晶粒
子径は0.5〜5.0μmの範囲が良く、より好ましく
はYAG粒子の平均結晶粒子径が0.05〜0.5μ
m、アルミナ粒子の平均結晶粒子径が0.5〜3.0μ
mの範囲にあるものが良いことが判る。
粒子を0.5〜12重量%の範囲で含有し、残部が実質
的にアルミナからなり、上記YAG粒子の平均結晶粒子
径を0.05〜1.5μmでかつアルミナの平均結晶粒
子径を0.5〜5.0μmとするとともに、上記YAG
粒子を焼結体の粒界及びアルミ結晶中の双方に分散させ
てアルミナセラミックスを構成したことにより、安価に
高硬度でかつ高強度を有するアルミナセラミックスを得
ることができる。
原子レベルで均一に混合した溶液にアルミナ粉末を添加
して中和反応することによりAl−Y系水酸化物とアル
ミナからなる混合粉体を作製し、この混合粉体を300
〜1000℃で仮焼きしてYAG粒子が分散したアルミ
ナ粉体を製作し、このアルミナ粉体を所定形状に成形し
たあと1450〜1700℃の温度で焼成してアルミナ
セラミックスを製造するようにしたことから、焼結体の
粒界及びアルミナ粒子内に少量のYAG粒子をほぼ均一
に分散させることができ、高硬度でかつ高強度を兼ね備
えたアルミナセラミックスを容易に製造することができ
る。
を示す模式図である。
セスを示すフローチャート図である。
Claims (2)
- 【請求項1】YAG粒子を0.5〜12重量%含有し、
残部が実質的にアルミナからなり、上記YAG粒子の平
均結晶粒子径が0.05〜1.5μmでかつアルミナの
平均結晶粒子径が0.5〜5.0μmの範囲にあるとと
もに、上記YAG粒子が焼結体の粒界及びアルミナ粒子
内の双方に分散していることを特徴とする高強度、高硬
度アルミナセラミックス。 - 【請求項2】YAG粒子が焼結体の粒界及びアルミナ粒
子内の双方に分散してなるアルミナセラミックスの製造
方法において、 1)AlイオンとYイオンを原子レベルで均一に混合し
た溶液を作製する工程と、 2)上記溶液にアルミナ粉末を添加して中和反応により
Al−Y系水酸化物とアルミナからなる混合粉体を作製
し、該混合粉体を300〜1000℃で仮焼きしてYA
G粒子が分散したアルミナ粉体を得る工程と、 3)上記アルミナ粉体に溶媒とバインダーを添加して造
粒体を作製し、所定形状に成形したあと1450〜17
00℃で焼成する工程 とからなることを特徴とする高強度、高硬度アルミナセ
ラミックスの製造方法。
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