JPH11335056A - エスカレータの保全装置 - Google Patents

エスカレータの保全装置

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Publication number
JPH11335056A
JPH11335056A JP14161498A JP14161498A JPH11335056A JP H11335056 A JPH11335056 A JP H11335056A JP 14161498 A JP14161498 A JP 14161498A JP 14161498 A JP14161498 A JP 14161498A JP H11335056 A JPH11335056 A JP H11335056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escalator
sound
signal
sound signal
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP14161498A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Suzuki
功真 鈴木
Toshiyasu Kikuchi
利安 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP14161498A priority Critical patent/JPH11335056A/ja
Publication of JPH11335056A publication Critical patent/JPH11335056A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータのステップの下方に位置するフ
レーム内にマイクを配置し、少なくとも遠隔地からエス
カレータの稼動音を聞くことのできるエスカレータの保
全装置の提供。 【解決手段】 マイク2、3で検出した音を音信号に変
換して記憶する記憶手段6と、この記憶手段6に記憶さ
れた音信号を電話回線7を介して少なくともエスカレー
タの異常やエスカレータの性能に関する診断を遠隔的に
行う監視室8、8Bに送信する送信手段5A、8Aとを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの保
全装置に係り、特にエスカレータの稼動部から生じる音
を判断するのに好適なエスカレータの保全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエスカレータの稼動部分から発生
する音を検出する装置として特開平7−101664号
公報にステップの下方に位置するフレーム内の伸長方向
に沿って複数のマイクを配置し、上記それぞれマイクで
検出した音を個々に可聴可能な可聴音装置を設けるとと
もに、この可聴音装置を上記マイクのそれぞれに着脱自
在に接続する接続手段を備えたエスカレータの異常音検
出装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、エス
カレータが納入されている現場に出向かないと、エスカ
レータの稼動部の発生する音の確認ができない問題があ
った。
【0004】また、エスカレータに異常が発生したとき
の異常発生が生じる前の稼動音を聞くことができないと
いう問題があった。
【0005】本発明の目的は、少なくとも遠隔地からエ
スカレータの稼動音を聞くことのできるエスカレータの
保全装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はエスカレータのステップの下方に位置する
フレーム内に複数のマイクを配置し、これらのマイクで
検出した音を可聴可能とする可聴音装置とを備えたエス
カレータの保全装置において、前記マイクで検出した音
を音信号に変換して記憶する記憶手段と、この記憶手段
に記憶された前記音信号を電話回線を介して少なくとも
前記エスカレータの異常や前記エスカレータの性能に関
する診断を遠隔的に行う監視室に送信する送信手段とを
備えたものである。
【0007】また、エスカレータの異常を検出したとき
前記記憶手段への音信号の記憶を停止させる記憶停止手
段と、少なくとも前記監視室から送信される予め定めた
信号で前記送信手段を起動する起動手段とを備えたもの
である。
【0008】このように構成したので、エスカレータの
稼動音を遠隔で確認でき、異常なる音を検出したとき、
その音の発生源をある程度特定することが可能となるの
で、取替部品や工具及び計測器を事前に準備でき、保全
作業の効率化が行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエスカレータの保
全装置の一実施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態のエスカレー
タ保全装置が設けられるエスカレータの側面図である。
図1において乗客が乗り込む踏板すなわちステップの下
方に位置するフレーム1内の伸長方向に沿って複数、例
えば2つのマイク2、3がそれぞれ上下機械室に配置し
てある。マイク2、3に接続され、マイク2、3で検出
した音を音信号に変換して、それぞれ所定のエリアに記
憶するとともに、エスカレータの起動及び停止の制御を
行う制御装置4と、この制御装置4に接続され、エスカ
レータの異常発生を検出する異常検出装置5とに接続さ
れているエスカレータ状態記憶装置6が設けられてい
る。また、異常検出装置5がエスカレータの異常を検出
すると、電話回線7を介して監視室8に設けた通信装置
8Aとの信号の送信或いは受信を行う通信装置5Aが設
けられ、エスカレータ異常発生を電話回線7を介して監
視室のモニタ装置8Bで監視できるように構成してい
る。
【0011】次に図2のフローチャートを用いて本実施
形態の動作を説明する。
【0012】まず、エスカレータは稼動しておりエスカ
レータ状態記憶装置6にはマイク1、2で検出された音
が音信号として所定のエリアにエンドレスに記憶されて
おり、エスカレータ状態記憶装置6は制御装置4がエス
カレータの停止信号を出力したか否かを判定し(手順S
1)、停止信号が入力されると記憶を停止する(手順S
2)。また、手順S1でエスカレータが稼動していて停
止信号が入力されていないときは、異常検出装置5が出
力するエスカレータ異常信号の有無を判定し(手順S
3)、エスカレータ異常信号が入力されると手順S2
へ、また、エスカレータ異常信号が入力されていない
と、監視室8に設けたモニタ装置8Bからモニタ装置8
B−通信装置8A−電話回線7−通信装置5A−異常検
出装置5−エスカレータ状態記憶装置6Aへ入力され
る。記憶した音信号を再生出力する再生依頼信号の有無
を判定し(手順S4)、再生依頼信号が入力されると手
順S2へ移行し、エスカレータ状態記憶装置6に記憶さ
れたマイク2、3の音信号を選択して出力する。ここ
で、エスカレータ状態記憶装置6から出力される音信号
はエスカレータ状態記憶装置6−通信装置5A−電話回
線7−通信装置8A−モニタ装置8Bと監視室8に送付
され、モニタ装置8Bを介して図示しないスピーカーに
再生される(手順S5)。次に、エスカレータ状態記憶
装置6は、モニタ装置8Bから出力される再制定し信号
の有無を判断し(手順S6)、有の場合は再生を停止し
(手順S7)、また、モニタ装置8Bから出力される記
憶開始信号の有無を判断し(手順S8)、有の場合はマ
イク2、3が検出する音を再度記憶する(手順S9)。
ここで、手順S4でモニタ装置8ら再生依頼信号が入力
が無の場合は、手順S9へ移行してマイク2、3の記憶
を継続させる。
【0013】このように、エスカレータの稼動音をマイ
ク2、3を介してエスカレータ状態記憶装置6の所定エ
リアにそれぞれエンドレスに記憶し、異常が発生した場
合や監視室からの指示によって電話回線を介して遠隔的
に再生できるようにしたので、現場に行かずともエスカ
レータの稼動音の点検が行える。
【0014】本実施形態において、手順S4の再生依頼
信号、手順S6の再生停止信号、手順S8の記憶開始信
号を監視室8のモニタ装置8Bから出力させるように説
明したが、制御装置4、異常検出装置5、エスカレータ
状態記憶装置6のいずれかに、携帯式のコンピュータを
接続しても信号の出力は可能であり、現場にてもエスカ
レータ稼動音の確認が行える。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、このように構成したの
で、エスカレータの稼動音を遠隔で確認でき、異常なる
音を検出したとき、その音の発生源をある程度特定する
ことが可能となるので、取替部品や工具及び計測器を事
前に準備でき、保全作業の効率化が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエスカレータの保全装置
が設けられるエスカレータの側面図である。
【図2】本発明の一実施形態のエスカレータの保全装置
の動作説明のフローチャートである。
【符号の説明】
1 フレーム 2、3 マイク 4 制御装置 5 異常検出装置 5A、8A 通信装置 6 エスカレータ状態記憶装置 7 電話回線 8B モニタ装置 9 判断装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレータのステップの下方に位置す
    るフレーム内に複数のマイクを配置し、これらのマイク
    で検出した音を可聴可能とする可聴音装置とを備えたエ
    スカレータの保全装置において、前記マイクで検出した
    音を音信号に変換して記憶する記憶手段と、この記憶手
    段に記憶された前記音信号を電話回線を介して少なくと
    も前記エスカレータの異常や前記エスカレータの性能に
    関する診断を遠隔的に行う監視室に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とするエスカレータの保全装置。
  2. 【請求項2】 前記エスカレータの異常を検出したとき
    前記記憶手段への音信号の記憶を停止させる記憶停止手
    段と、少なくとも前記監視室から送信される予め定めた
    信号で前記送信手段を起動する起動手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のエスカレータの保全装置。
JP14161498A 1998-05-22 1998-05-22 エスカレータの保全装置 Pending JPH11335056A (ja)

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JP14161498A JPH11335056A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 エスカレータの保全装置

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JPH11335056A true JPH11335056A (ja) 1999-12-07

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ID=15296136

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JP14161498A Pending JPH11335056A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 エスカレータの保全装置

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JP (1) JPH11335056A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195481A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア監視システム
JP2008201498A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア監視システム
JP2009029524A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア監視装置
JP2009120368A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア監視システム
CN102205925A (zh) * 2010-03-30 2011-10-05 株式会社东芝 数据收集装置以及使用了该装置的数据收集***
JP2012192995A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常診断システム

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