JPH11312014A - 制御装置の故障判定方法及びその装置 - Google Patents

制御装置の故障判定方法及びその装置

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JPH11312014A
JPH11312014A JP11968298A JP11968298A JPH11312014A JP H11312014 A JPH11312014 A JP H11312014A JP 11968298 A JP11968298 A JP 11968298A JP 11968298 A JP11968298 A JP 11968298A JP H11312014 A JPH11312014 A JP H11312014A
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JP
Japan
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control device
controller
failure
arithmetic
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP11968298A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Asanuma
伸行 浅沼
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の制御装置のうちどの制御装置が故障し
ているかを判定することができる制御装置の故障診断方
法及びその装置を提供する。 【解決手段】 第1の制御装置1の比較機能が正常の
時、第2の制御装置は第1の制御装置1から送られた数
値に基づいて演算を行い、その結果を第1の制御装置1
へ送信する。この演算結果が予め記憶されている数値と
比較し、不一致なら制御手段1dは第2の制御装置2の
演算機能が故障していると判定する。一致した時、第2
の制御装置2の演算機能が正常であると判定し、第2の
制御装置2の比較機能の診断を行う。第2の制御装置2
の比較機能が正常の時、第1の制御装置1は第2の制御
装置2から送られた数値に基づいて演算を行い、その結
果を第2の制御装置2へ送信する。この演算結果が予め
記憶されている数値と比較し、不一致なら制御手段2d
は第1の制御装置1の演算機能が故障していると判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置の演算機
能の故障判定が行える故障判定方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の制御装置を有する電子制御
ユニットは、演算機能の故障判定をする際に、複数の制
御装置に同一の数値を与えて同一の演算を行わせ、その
結果が一致しなかった場合は、電子制御ユニットのいず
れかの制御装置が故障していると判断し、電子制御ユニ
ット全体の故障としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の制御装置故障判定では、複数の制御装置のい
ずれかが故障したかの判断が行えず、電子制御ユニット
全体のシステムを停止してしまうため、正常な制御装置
があるにもかかわらず電子制御ユニットのシステムが動
作しなくなってしまうという課題があった。
【0004】それ故、本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の制御装置のうちどの制御装置が故障してい
るかを判定することができる制御装置の故障診断方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上記
目的を達成するために、異なる制御を行う複数の制御装
置の故障判定方法において、故障判定を行う制御装置か
ら故障判定される制御装置に数値を送り、その送られた
数値に対して所定の演算を行い、この演算によって得ら
れた結果を故障判定を行う演算装置に送り返す第1のス
テップと、この送り返された数値が予め記憶されている
数値と一致しない場合は故障判定される制御装置の演算
機能が故障していると判定する第2のステップとを具備
することを特徴とする。
【0006】また、異なる制御を行う複数の制御装置の
故障判定装置において、数値等の各種データを送受信す
る送受信手段と、故障判定される制御装置へ送受信手段
を介して送られた数値に基づいて演算を行い、この演算
結果を故障判定を行う制御装置へ送受信手段を介して送
信する演算手段と、前記故障判定される制御装置より送
られてきた演算結果を予め記憶されている数値と比較す
る比較手段と、この比較手段により比較された演算結果
と前記数値が不一致であれば故障と判定する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明にかかる故障判定
装置を有する制御装置の一実施の形態について図面を用
いて説明する。図1は、本発明にかかる故障判定装置を
有する制御装置の一実施の形態を示すブロック構成図、
図2は、本発明にかかる制御装置の故障判定動作を示す
フローチャートである。
【0008】図1に示すように、例えば自動車用のアン
チロックブレーキシステム(以下ABSという)を制御
する電子制御ユニット(図示せず)には、主としてAB
S制御の制御演算を行う第1の制御装置1と、この第1
の制御装置1とは別の制御を行う第2の制御装置2が設
けられている。そして第1の制御装置1と第2の制御装
置2とは互いを通信ライン3を介して自在に通信できる
ようになっている。これら第1の制御装置1及び第2の
制御装置2は、同一構成を成しており、互いの故障を判
定するための手段が備えられている。
【0009】すなわち、数値等の各種データを送受信す
る送受信手段1a,2aと、一方の制御装置1(又は
2)へ送受信手段1a,2aを介して送られた数値に基
づいて演算を行い、その演算結果をもう一方の制御装置
2(又は1)へ送受信手段1a,2aを介して送信する
演算手段1b,2bと、一方の制御装置1又は2より送
られてきた演算結果を予め記憶されている数値とを比較
する比較手段1c,2cと、比較機能を診断すると共に
比較手段1c,2cにより比較された演算結果と数値が
不一致であれば故障と判定する制御手段1d,2dとを
備えている。
【0010】このような構成における本発明の制御装置
の故障判定動作について説明する。ここでは、電子制御
ユニットが、第1の制御装置1と第2の制御装置2の2
つの制御装置を有している場合について説明する。
【0011】最初に、第1の制御装置1と第2の制御装
置2間の通信ライン3のチェックを行う(ステップ20
1)。次に、第1の制御装置1の比較機能のチェックを
行う(ステップ202)。ここで、故障が発見された場
合、第2の制御装置2を診断する能力を失っていると判
断し、第1の制御装置1の比較機能が故障していると判
定する(ステップ213)。
【0012】第1の制御装置1の比較機能が正常であっ
た場合、第1の制御装置1から第2の制御装置2へ所定
の数値を送信する(ステップ203)。第2の制御装置
2ではこの数値に基づいて演算を行い(ステップ20
4)、演算結果を第1の制御装置1へ送信する(ステッ
プ205)。第1の制御装置1の比較手段1cでは、こ
の演算結果が、予め記憶されている数値(答え)と一致
するかどうかの比較を行う(ステップ206)。
【0013】不一致の場合、制御手段1dは、他方の第
2の制御装置2の演算機能が故障していると判定する
(ステップ214)。一致した場合、第2の制御装置2
の演算機能が正常であると判定し、第2の制御装置2の
比較機能のチェックを行う(ステップ207)。ここ
で、故障が発見された場合、第1の制御装置1を診断す
る能力を失っていると判断し、第2の制御装置2の比較
機能が故障していると判定する(ステップ215)。
【0014】第2の制御装置2の比較機能が正常であっ
た場合、第2の制御装置2から第1の制御装置1へ所定
の数値を送信する(ステップ208)。第1の制御装置
1にて演算を行い(ステップ209)、演算結果を第2
の制御装置2へ送信する(ステップ210)。第2の制
御装置2の比較手段2cでは、この演算結果が、予め記
憶されている数値(答え)と一致するかどうかの比較を
行う(ステップ211)。
【0015】不一致の場合、制御手段2dは、第1の制
御装置1の演算機能が故障していると判定する(ステッ
プ216)。一致した場合、第1の制御装置1及び第2
の制御装置2ともに演算機能は正常であると判定され、
第1の制御装置1及び第2の制御装置2を有する電子制
御ユニットは例えばABS等の制御を行う。
【0016】従って、このような制御装置の故障判定装
置では、いずれの制御装置が故障しているかを検出する
ことができるので、もし第1の制御装置1または第2の
制御装置2のいずれかが故障していても、無駄に全シス
テムを停止せず、正常に動作する制御装置で安全な動作
のための最低限の制御を行うことが可能となる。
【0017】なお、本発明は、一実施の形態として、2
つの制御装置の場合の故障判定動作について説明した
が、これに限定されることはなく、3以上の制御装置を
有していても適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の制御装置の
故障判定方法及びその装置によれば、複数ある制御装置
のうち、いずれの制御装置が故障しているかを検出する
ことができるので、無駄に全システムを停止させなくて
も安全な動作のための最低限の制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる故障判定装置を有する制御装置
の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明にかかる制御装置の故障判定動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 第1の制御装置 2 第2の制御装置 1a,2a 送受信手段 1b,2b 演算手段 1c,2c 比較手段 1d,2d 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる制御を行う複数の制御装置の故障
    判定方法において、 故障判定を行う制御装置から故障判定される制御装置に
    数値を送り、その送られた数値に対して所定の演算を行
    い、この演算によって得られた結果を故障判定を行う演
    算装置に送り返す第1のステップと、 この送り返された数値が予め記憶されている数値と一致
    しない場合は故障判定される制御装置の演算機能が故障
    していると判定する第2のステップとを具備することを
    特徴とする制御装置の故障判定方法。
  2. 【請求項2】 異なる制御を行う複数の制御装置の故障
    判定装置において、 数値等の各種データを送受信する送受信手段と、 故障判定される制御装置へ送受信手段を介して送られた
    数値に基づいて演算を行い、この演算結果を故障判定を
    行う制御装置へ送受信手段を介して送信する演算手段
    と、 前記故障判定される制御装置より送られてきた演算結果
    を予め記憶されている数値と比較する比較手段と、 この比較手段により比較された演算結果と前記数値が不
    一致であれば故障と判定する制御手段とを具備したこと
    を特徴とする制御装置の故障判定装置。
JP11968298A 1998-04-28 1998-04-28 制御装置の故障判定方法及びその装置 Pending JPH11312014A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086256A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 三菱重工業株式会社 電子制御ユニット、通信方法及びプログラム
JP2018158591A (ja) * 2017-03-21 2018-10-11 株式会社ケーヒン 車両用制御装置
CN113886148A (zh) * 2021-10-28 2022-01-04 杭州和利时自动化有限公司 一种cpu的诊断***、方法、装置以及介质

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JP2018158591A (ja) * 2017-03-21 2018-10-11 株式会社ケーヒン 車両用制御装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030729