JPH11329807A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

Info

Publication number
JPH11329807A
JPH11329807A JP13149598A JP13149598A JPH11329807A JP H11329807 A JPH11329807 A JP H11329807A JP 13149598 A JP13149598 A JP 13149598A JP 13149598 A JP13149598 A JP 13149598A JP H11329807 A JPH11329807 A JP H11329807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
variable resistor
coplanar
resistance value
coplanar line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13149598A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sasaki
功治 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP13149598A priority Critical patent/JPH11329807A/ja
Publication of JPH11329807A publication Critical patent/JPH11329807A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、並列接続しなくても抵抗値を低く
できる半絶縁性半導体基板に形成した可変抵抗器を提供
する。 【解決手段】 半絶縁性半導体基板に形成したコプレー
ナライン間にギャップを設け、該ギャップの有効長をコ
プレーナラインの幅よりも長くなるように形成し、該ギ
ャップにレーザ光を照射する半導体レーザダイオードの
ドライブ電流を変化させることによりコプレーナライン
間の抵抗値を変化できる解決手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半絶縁性半導体基
板にギャップを有するコプレーナラインでフォトコンダ
クタを形成した可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図5と図6とを
参照して構成と動作の説明をする。従来、半絶縁性半導
体基板に形成した可変抵抗器それ自体としての例は無い
が、可変抵抗器として使用したアッテネータの例(特願
平8−138770)があるのでそれについて概要を説
明する。図5に示すように、その特許出願のアッテネー
タは、半絶縁性半導体基板20と、電極25と、電極2
6と、半導体レーザダイオード11とで構成される。十
分な厚みの半絶縁性半導体基板20の上に形成した電極
25と電極26とは、ギャップが設けられておりフォト
コンダクタを構成している。
【0003】そして、半導体レーザダイオード11は、
半絶縁性半導体基板20の電極25と電極26とのギャ
ップ近傍を照射するように配置されている。また、半導
体レーザダイオード11は、駆動電流に応じて光出力パ
ワーを可変できる。さらに、電極25と電極26とは、
外部との入出力をおこなうコネクタ41、42に接続さ
れている。
【0004】上記フォトコンダクタでは、電極25と、
電極26とのギャップから半絶縁性半導体基板20へ光
が入射すると、半絶縁性半導体基板20内で発生したキ
ャリアによって導電率が増加し、電極25と電極26間
の抵抗値が下がる。すなわち、フォトコンダクタの抵抗
値の変化は、光出力のパワーに応じて決まることから、
半導体レーザダイオード11の光出力パワーを制御する
ことにより、フォトコンダクタの抵抗値を可変すること
ができる。
【0005】上記のことから、このアッテネータでは、
半導体レーザダイオード11の光照射パワーを制御する
ことによりフォトコンダクタの抵抗値を可変し、その抵
抗値の変化に応じて入力信号のレベルを減衰している。
【0006】さらに、減衰量を大きくしたい場合は、フ
ォトコンダクタの抵抗値を小さくする必要があるので、
半導体レーザダイオードとして面発光レーザダイオード
を使用し、並列接続された複数のフォトコンダクタのギ
ャップに光を照射しておこなっている。しかし、面発光
レーザダイオードの光照射面積に対してフォトコンダク
タの電極が通過できる電極の幅は制限され、また並列接
続できる電極数も制限される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、減
衰量を大きくしたい場合は、フォトコンダクタの抵抗値
を小さくする必要があるが、半導体レーザダイオードと
して面発光レーザダイオードを使用し、並列接続された
複数のフォトコンダクタのギャップに光を照射する方法
は、信号ラインのパターン数が制限される実用上の問題
があった。そこで、本発明はこうした問題に鑑みなされ
たもので、その目的は並列接続しなくても抵抗値を低く
できる半絶縁性半導体基板に形成した可変抵抗器を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、半絶縁性半導体基板
に形成したコプレーナライン間にギャップを設け、該ギ
ャップの有効長をコプレーナラインの幅よりも長くなる
ように形成し、該ギャップにレーザ光を照射する半導体
レーザダイオードのドライブ電流を変化させることによ
りコプレーナライン間の抵抗値を変化できることを特徴
とした可変抵抗器を要旨としている。
【0009】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、コプレーナライン間のギャップは櫛型
の形状である本発明第1記載の可変抵抗器を要旨として
いる。
【0010】そして、上記目的を達成するためになされ
た本発明の第3は、インピーダンス整合用とした本発明
第1又は2記載の可変抵抗器を要旨としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0012】
【実施例】(実施例)本発明の実施例について、図1〜
図4を参照して構成と動作の説明をする。図1に示すよ
うに、本発明の可変抵抗器は、半絶縁性半導体基板20
とコプレーナライン21と、コプレーナライン22と、
GNDパターン23と、GNDパターン24と、半導体
レーザダイオード10とで構成される。
【0013】コプレーナライン21と、コプレーナライ
ン22とは、半絶縁性半導体基板20の誘電率と、同一
面上のGNDパターン23と、GNDパターン24との
ギャップとで所望の特性インピーダンスを形成してい
る。また、コプレーナライン21と、コプレーナライン
22との向き合う一端は、レーザ光が照射されて導電性
となる櫛形形状のギャップが設けられてフォトコンダク
タを構成している。そして、コプレーナライン21と、
コプレーナライン22との他端は、コネクタ等が接続さ
れて外部との信号の入出力ができる。
【0014】さらに、半導体レーザダイオード10は、
面発光レーザダイオードであり、半田バンプ30により
GNDパターン23、24へ実装している。また、図1
と図2とに示すように、半導体レーザダイオード10
は、コプレーナライン21と、コプレーナライン22と
の櫛形形状のギャップを照射するように配置されてい
る。そして、半導体レーザダイオード10は、ドライブ
電流を変化させてレーザ光の照射パワーを可変できる。
【0015】従って、コプレーナライン21と、コプレ
ーナライン22とのギャップから半絶縁性半導体基板2
0へレーザ光が入射すると、半絶縁性半導体基板20内
で発生したキャリアによって導電率が増加し、コプレー
ナライン21と、コプレーナライン22間の抵抗値が下
がる。
【0016】そして、ギャップに照射するレーザ光の照
射パワーを一定にしたとき、コプレーナライン間の抵抗
値は、ギャップの長さに比例して低くなる。従って、レ
ーザダイオードのレーザ光照射範囲内において、コプレ
ーナラインの幅が一定としたとき、コプレーナライン2
1と、コプレーナライン22とのギャップの形状を、櫛
形形状とすることによりギャップの有効長をコプレーナ
ラインの幅よりも長くすることができる。
【0017】上記のことから、この可変抵抗器は、半導
体レーザダイオード10のレーザ光照射範囲において、
コプレーナラインの幅に対して有効ギャップ長を長くす
ることにより従来よりも低い抵抗値の可変抵抗器を実現
している。
【0018】そして、可変抵抗器の抵抗値をさらに低く
したい場合は、半絶縁性半導体基板20として、InP
基板を使用することにより、GaAs基板よりも抵抗値
を1桁低くすることができる。
【0019】ところで、コプレーナライン21と、コプ
レーナライン22とのギャップの形状は櫛型としたが、
レーザダイオードのレーザ光照射範囲において、コプレ
ーナラインの幅よりも有効長が長くなればよいので、ギ
ャップの形状は鋸歯状その他であっても同様に実現でき
る。この場合、コプレーナライン間のギャップの形状が
変化してもコプレーナライン21、22とGNDパター
ン23、24とのギャップに変化は無いので特性インピ
ーダンスは一定であり、高周波特性に影響を与えない。
【0020】(応用例)本発明の可変抵抗器をインピー
ダンス整合用とした応用例について、図4を参照して動
作の説明をする。図4は、パルスジェネレータPGの出
力パルスでレーザダイオードLDをパルス変調する回路
である。また、ZoはパルスジェネレータPGの内部抵
抗であり、コンデンサCはDCカット用である。なお、
電源Vと、抵抗Rと、コイルLとは、レーザダイオード
LDの電流ドライブ回路である。そして、本発明の可変
抵抗器を、負荷側のレーザダイオードLDに直列接続し
てインピーダンス整合用の抵抗としている。
【0021】一般に、レーザダイオードLDの素子抵抗
値は、不明である場合が多いが、本発明の可変抵抗器に
よる方法では、非接触で抵抗値を可変できるので、出力
のパルス変調波形をモニタしながら最適な抵抗値でイン
ピーダンス整合させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
半導体レーザダイオードの光照射範囲において、コプレ
ーナラインの幅に対してギャップの有効長を長くするこ
とにより従来よりも低い抵抗値の可変抵抗器を実現でき
る効果がある。また、本発明の可変抵抗器をインピーダ
ンス整合用として使用することにより、非接触で抵抗値
を可変できるので、出力の波形をモニタしながら最適な
抵抗値でインピーダンス整合させることができる効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変抵抗器の平面図である。
【図2】本発明の図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の可変抵抗器の光パワーと抵抗値の特性
例である。
【図4】本発明の応用例の回路図である。
【図5】従来の可変抵抗器の断面図である。
【図6】従来の図5の平面図である。
【符号の説明】
10、11 半導体レーザダイオード 12 パッド 20 半絶縁性半導体基板 21、22 コプレーナライン 23、24 GNDパターン 25、26 電極 30 半田バンプ 41、42 コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性半導体基板に形成したコプレー
    ナライン間にギャップを設け、 該ギャップの有効長をコプレーナラインの幅よりも長く
    なるように形成し、 該ギャップにレーザ光を照射する半導体レーザダイオー
    ドのドライブ電流を変化させることによりコプレーナラ
    イン間の抵抗値を変化できることを特徴とした可変抵抗
    器。
  2. 【請求項2】 コプレーナライン間のギャップは櫛型の
    形状である請求項1記載の可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 インピーダンス整合用とした請求項1又
    は2記載の可変抵抗器。
JP13149598A 1998-05-14 1998-05-14 可変抵抗器 Withdrawn JPH11329807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13149598A JPH11329807A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13149598A JPH11329807A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 可変抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11329807A true JPH11329807A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15059347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13149598A Withdrawn JPH11329807A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 可変抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11329807A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268659A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置
JP2011518442A (ja) * 2008-04-17 2011-06-23 ローレンス リヴァーモア ナショナル セキュリティ,エルエルシー 光伝導ワイドバンドギャップ半導体を可変抵抗器として用いた電気信号変調システムおよび方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268659A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置
JP4605692B2 (ja) * 2004-03-19 2011-01-05 株式会社リコー 半導体レーザ変調駆動装置及び画像形成装置
JP2011518442A (ja) * 2008-04-17 2011-06-23 ローレンス リヴァーモア ナショナル セキュリティ,エルエルシー 光伝導ワイドバンドギャップ半導体を可変抵抗器として用いた電気信号変調システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3553222B2 (ja) 光変調器モジュール
US5200719A (en) Impedance-matching coupler
US7010179B2 (en) Differential drive semiconductor optical modulator
JP4917253B2 (ja) 分布型低域フィルタ伝送線回路装置
DE69934933T2 (de) Gunndiode, NRD Leitungsschaltung und Verfahren zur Herstellung
JP2005338678A (ja) 光変調器モジュール
EP0680141B1 (en) Improvement of frequency characteristic of semiconductor device in microwave frequency band
JPS6157715B2 (ja)
US4126839A (en) Surface acoustic wave apparatus
JP6502844B2 (ja) 光半導体装置
JPH11329807A (ja) 可変抵抗器
US4868640A (en) Integrated optoelectronic circuit
US11973312B2 (en) Semiconductor laser device
US7196909B2 (en) AC coupling circuit having a large capacitance and a good frequency response
US6552365B2 (en) Photoelectric converting semiconductor device
Andersson et al. Phase and amplitude characteristics of InP: Fe modified interdigitated gap photoconductive microwave switches
JP6037952B2 (ja) 半導体光集積素子、光送信モジュールおよび光送信集積モジュール
US6788447B2 (en) Off-chip matching circuit for electroabsorption optical modulator
JP3568366B2 (ja) 光パルス発生装置
JP2004198697A (ja) 半導体パルス光源
JPH09321575A (ja) アッテネータおよび信号レベル減衰方法
JP2944007B2 (ja) 移相器およびそれを用いた発振回路
JPH0719932B2 (ja) レーザダイオードモジュール
JP2949200B2 (ja) 電圧制御発振器の周波数調整方法
JPS6175580A (ja) 半導体レ−ザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802