JPH11328957A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11328957A
JPH11328957A JP10136632A JP13663298A JPH11328957A JP H11328957 A JPH11328957 A JP H11328957A JP 10136632 A JP10136632 A JP 10136632A JP 13663298 A JP13663298 A JP 13663298A JP H11328957 A JPH11328957 A JP H11328957A
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JP
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external input
low
input
input signal
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JP10136632A
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English (en)
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Masaaki Kuroki
雅章 黒木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SDRAMのTSI規格とTHI規格の各タ
イミングマージンをそれぞれ増加することが可能な半導
体記憶装置を提供する。 【解決手段】 一の外部入力信号CLKが入力される第
一の入力部11と,他の外部入力信号A0が入力される
第二の入力部12と,一の外部入力信号に応じてラッチ
信号LATを生成するラッチ信号生成部14と,ラッチ
信号に応じて他の外部入力信号をラッチし,外部に出力
する出力部15とからなる半導体記憶装置10は,一の
外部入力信号及び他の外部入力信号に応じて,ラッチ信
号の発生を止める禁止信号ST1を生成してラッチ信号
生成部に入力する禁止信号生成部13をさらに備えるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体記憶装置に
かかり,特に,高速DRAMの入力セットアップ時間
(以下,「TSI」と称する。),及び入力ホールド時
間(以下,「THI」と称する。)のタイミングマージ
ンを増加する制御回路を備えた半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】外部端子から入力されるクロック信号に
同期して高速動作が可能な記憶媒体として,SDRAM
(Syncronous Dynamic Rando
m Access Memory:シンクロナスダイナ
ミック型ランダムアクセスメモリ)がある。そして,S
DRAMにおいては,外部入力信号のシステムクロック
のローからハイの立ち上がりエッジで,すべての入力を
取り込むよう規格されているため,入力信号の取り込み
回路として,Dタイプ−フリップフロップ制御回路(以
下,「制御回路」と称する。)が主に用いられている。
【0003】従来技術にかかる制御回路80の構成及び
動作を,図12及び図13に示したタイミングチャート
を参照しながら説明する。制御回路80は,第1の入力
部81と,第2の入力部82と,ラッチ信号生成部84
と,出力部85と,から主に構成されている。
【0004】第1の入力部81には,CPUなどから発
せされた外部入力信号CLKが入力され,外部入力信号
CLKに同期して発生するロウアドレス取り込み信号I
N1は,直列に接続されたインバータ100,102,
104,106を順次介して,信号107として,ラッ
チ信号生成部84に入力される。
【0005】その際に,信号107は分岐して,一方の
信号は,複数段かつ奇数段のインバータ108,11
0,112を順次介して,NANDゲート114の一方
の入力に入力される。また他方の信号は,インバータを
介さずに,NANDゲート114の他方の入力に入力さ
れる。そして,NAND114においては,2つの入力
信号の時間差に応じて,ロウアドレスラッチ信号LAT
をワンショット出力部85に出力する。すなわち,ロウ
アドレス取り込み信号IN1がローからハイに立ち上が
ると,その立ち上がりエッジを受けて,ワンショットロ
ーとなるロウアドレスラッチ信号LATが出力部85に
出力される。
【0006】一方,第2の入力部82には,CPUなど
から発せられた外部入力信号A0が入力され,外部入力
信号A0に同期して発生する信号IN2は,直列に接続
されたインバータ120,122,124,126を順
次介して,信号A0Dとして,出力部85に入力され
る。
【0007】出力部85において,ラッチ信号生成部8
4から出力されたロウアドレスラッチ信号LATは,出
力部85内のPMOS127のゲートと,インバータ1
34を介してNMOS128のゲートと,クロックドイ
ンバータ132のNMOSのゲートとに,それぞれに入
力される。また第2入力部82からインバータ120,
122,124,126を順次介して出力された信号A
0Dは,PMOS127のソース及びNMOS128の
ドレインにそれぞれ入力される。
【0008】PMOS127とNMOS128は,ロウ
アドレス取り込み信号LATがローの区間それぞれオン
し,信号A0Dを取り込み,信号A0Hを出力する。信
号A0Hは,直列に接続されたインバータ129,13
1を介して,内部ロウアドレス信号A0Xとして出力さ
れる。なお,インバータ129の出力は,インバータ1
31に入力されるとともに,クロックドインバータ13
2にも入力され,クロックドインバータ132の出力
は,再びインバータ129に入力される。クロックドイ
ンバータ132は,ロウアドレスラッチ信号LATがロ
ーの区間は,出力禁止となり,信号A0Hのラッチを解
除する。また,クロックドインバータ132は,ロウア
ドレスラッチ信号LATがローからハイに立ち上がる
と,信号A0Hをラッチし,内部ロウアドレス信号A0
Xの切り替わりを禁止する。
【0009】次に,図13に示したタイミングチャート
を参照しながら,TSI規格およびTHI規格について
説明する。TSI規格とは,時刻T1における,外部入
力信号A0のハイからローの立ち下がりエッジから,時
刻T2における,外部入力信号CLKのローからハイの
立ち上がりエッジまでの時間(時刻T2−時刻T1)で
あり,デバイスの規格として設定されている。これに対
して,THI規格とは,時刻T2における,外部入力信
号CLKのローからハイの立ち上がりエッジから,時刻
T3における,外部入力信号A0のローからハイの立ち
上がりエッジまでの時間(時刻T3−時刻T2)であ
り,デバイスの規格として設定されている。
【0010】図13に示すように,まず時刻T1で,外
部入力信号A0をハイからローに立ち下げると,信号I
N2,信号A0Dが順次ハイからローに切り替わる。P
MOS127及びNMOS128は,ロウアドレスラッ
チ信号LATのハイからローの立ち下がりを受けて,信
号A0Dの状態を信号A0Hに出力する。これに対し
て,クロックドインバータ132は,ロウアドレスラッ
チ信号LATのローからハイの立ち上がりを受けて,信
号A0Hの切り替わりを禁止する。つまり,外部入力信
号A0のハイからローを上述したTSI規格で立ち下げ
たとき,信号A0Hのハイからローの立ち下がりから,
ロウアドレスラッチ信号LATのローからハイに立ち上
がるまでの余裕時間TAが生じることになる。
【0011】従って,図14のタイミングチャートに示
すように,結果的に余裕時間TA=0となる時刻T1’
まで外部入力信号A0の立ち下がりを遅らせることが可
能となり,その時間分(時刻T1’−時刻T1)がTS
Iマージンとなる。
【0012】再び,図13を参照して,まず時刻T3
で,外部入力信号A0をローからハイに立ち上げると,
信号IN2,信号A0Dが順次ローからハイに切り替わ
る。一方,NMOS127及びNMOS128は,ロウ
アドレスラッチ信号LATのローからハイの立ち上がり
を受けて,信号A0Dの状態を信号A0Hに出力するこ
とを禁止する。つまり,外部入力信号A0のローからハ
イを上述したTHI規格で立ち上げたとき,ロウアドレ
スラッチ信号LATのローからハイに立ち上がりから,
信号A0Dのローからハイに立ち上がるまでの余裕時間
TBが生じることになる。
【0013】従って,図15のタイミングチャートに示
すように,結果的に,余裕時間TB=0となる時刻T
3’まで,外部入力信号A0を早めることができ,その
時間分(時刻T3−時刻T3’)がTHIマージンとな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで,従来技術に
かかる制御回路80の動作において,TSIマージンを
増やすためには,余裕時間TAを増やせばよいため,ロ
ウアドレスラッチ信号LATのローからハイの立ち上が
りを遅らせばよい。しかし,ロウアドレスラッチ信号L
ATのローからハイの立ち上がりを遅らせることによ
り,余裕時間TBが減ってしまい,THIマージンが減
少してしまうという問題があった。
【0015】これに対して,THIマージンを増やすた
めには,余裕時間TBを増やせばよいため,ロウアドレ
スラッチ信号LATのローからハイの立ち上がりを早め
ればよい。しかし,ロウアドレスラッチ信号LATのハ
イからローの立ち上がりを早めることにより,余裕時間
TAが減ってしまい,TSIマージンが減少してしま
う。すなわち,従来の回路方法では,一方のマージンを
増やすと,増やした分,他方のマージンが減少してしま
うという問題があった。
【0016】本発明は,従来の半導体記憶装置が有する
上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的
は,SDRAMのTSI規格とTHI規格の各タイミン
グマージンをそれぞれ増加することが可能な,新規かつ
改良された半導体記憶装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,請求項1に記載のよ
うに,一の外部入力信号が入力される第一の入力部と,
他の外部入力信号が入力される第二の入力部と,一の外
部入力信号に応じてラッチ信号を生成するラッチ信号生
成部と,ラッチ信号に応じて他の外部入力信号をラッチ
し,外部に出力する出力部と,からなる半導体記憶装置
であって,一の外部入力信号及び他の外部入力信号に応
じて,ラッチ信号の発生を止める禁止信号を生成してラ
ッチ信号生成部に入力する禁止信号生成部をさらに備え
ることを特徴とする半導体記憶装置が提供される。な
お,禁止信号生成部は,請求項3に記載のように,他の
外部入力信号がハイからローに変化したときのみ,禁止
信号を生成するようにしてもよい。かかる構成によれ
ば,THIマージンを減らさずに,TSIマージンを増
やすことが可能である。
【0018】また,禁止信号生成部は,請求項4に記載
のように,他の外部入力信号がローからハイに変化した
ときのみ,禁止信号を生成するようにしてもよい。かか
る構成によれば,THIマージンを減らさずに,TSI
マージンを増やすことが可能である。また,特に,SD
RAMでは,ハイイネーブルとなる外部入力信号DQM
(Data Input/Output Mask)が
用いられており,このDQM信号のTSIマージンを増
やすことが可能である。
【0019】さらに好ましくは,禁止信号生成部は,請
求項2に記載のように,他の外部入力信号が変化したと
きのみ,禁止信号を生成するようにしてもよい。かかる
構成によれば,THIマージンを減らさずに,TSIマ
ージンを増やすことが可能である。さらに,ロー,ハイ
ともにイネーブルとなる外部入力信号のアドレスや,D
ata Input信号のTSIマージンを増やすこと
が可能である。
【0020】また,本発明の第2の観点によれば,請求
項5に記載のように,一の外部入力信号が入力される第
一の入力部と,他の外部入力信号が入力される第二の入
力部と,一の外部入力信号に応じてラッチ信号を生成す
るラッチ信号生成部と,ラッチ信号に応じて他の外部入
力信号を取り込み,外部に出力する出力部と,からなる
半導体記憶装置であって,一の外部入力信号に応じて,
第二の入力部から出力部への他の外部入力信号の伝達速
度を変化させる遅延部をさらに備えたことを特徴とする
半導体記憶装置が提供される。なお,遅延部は,請求項
6に記載のように,他の外部入力信号を伝達する複数の
伝達経路と,伝達経路の選択部とを備え,遅延用の伝達
経路にはインバータが介装されていてもよい。かかる構
成によれば,一の外部入力信号に応じて,外部入力信号
の伝達を遅らせることができ,TSIマージンを減らさ
ずに,THIマージンを増やすことが可能である。
【0021】また,遅延部は,請求項7に記載のよう
に,他の外部入力信号を伝達する複数の伝達経路と,伝
達経路の選択部とを備え,遅延用の伝達経路には抵抗が
介装されていてもよい。かかる構成によれば,一の外部
入力信号に応じて,外部入力信号の伝達を遅らせること
ができ,TSIマージンを減らさずに,THIマージン
を増やすことが可能である。さらに,抵抗を介して電荷
の移動を行わせるため,瞬時電流を減らすことが可能で
ある。また,電圧依存の少ない遅延を実現することが可
能である。
【0022】また,遅延部は,請求項8に記載のよう
に,他の外部入力信号を伝達する複数の伝達経路と,伝
達経路の選択部とを備え,遅延用の伝達経路に介装され
る駆動トランジスタの数は通常の伝達経路に介装される
駆動トランジスタの数よりも少なくしてもよい。かかる
構成によれば,一の外部入力信号に応じて,外部入力信
号の伝達を遅らせることができ,TSIマージンを減ら
さずに,THIマージンを増やすことが可能である。さ
らに,トランジスタの数を減少させるため,消費電力を
減少させることが可能である。
【0023】また,遅延部は,請求項9に記載のよう
に,他の外部入力信号を伝達する複数の伝達経路と,伝
達経路の選択部とを備え,遅延用の伝達経路にはコンデ
ンサが介装されるようにしてもよい。かかる構成によれ
ば,一の外部入力信号に応じて,外部入力信号の伝達を
遅らせることができ,TSIマージンを減らさずに,T
HIマージンを増やすことが可能である。さらに,コン
デンサの充放電で,遅延させるため,瞬時電流を減らす
ことが可能である。また,電圧依存の少ない遅延を実現
することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる半導体記憶装置の好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。なお,本明細書及び図面におい
て,実質的に同一の機能構成を有する構成要素について
は,同一の符号を付することにより重複説明を省略す
る。
【0025】(第1の実施の形態)以下では,THIマ
ージンを減少させることなく,TSIマージンを増加さ
せることが可能な制御回路10,20,30について順
に説明する。まず,第1の実施の形態にかかる制御回路
10を,図1を参照しながら説明する。以下では,図1
2に示した従来技術にかかる制御回路80との違いにつ
いてのみ説明する。
【0026】制御回路10は,第1の入力部11と,第
2の入力部12と,禁止信号生成部13と,ラッチ信号
生成部14と,出力部15と,から主に構成される。本
実施の形態において特徴的なのは,禁止信号生成部13
において生成されるパルス発生禁止信号ST1が,ラッ
チ信号生成部14において生成されるロウアドレスラッ
チ信号LATの発生を制御する点にある。
【0027】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,2つの信号に分岐さ
れ,一の信号は,禁止信号生成部13に入力され,他の
信号は,直列に接続されたインバータ100,102,
104を介して,信号105となり,ラッチ信号生成部
14に入力される。
【0028】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,インバータ120を介して2つの信号に分岐
され,一の信号121は,禁止信号生成部13に入力さ
れ,他の信号は,インバータ122,124,126を
介して,信号A0Dとなり,出力部15に入力される。
【0029】禁止信号生成部13内では,第1の入力部
11から出力されたロウアドレス取り込み信号IN1
は,さらに2つの信号に分岐し,一の信号は,複数段か
つ偶数段のインバータD31,D32を介する遅延経路
DELAY3を通って信号216となり,他の信号はイ
ンバータを介さない経路を通り,それぞれNANDゲー
ト217に入力され,信号218を出力する。
【0030】NANDゲート217が出力した信号21
8,及び第2の入力部12からインバータ120を介し
て出力された信号121は,NANDゲート210に入
力され,NANDゲート210は,信号211を出力す
る。信号211は,2つの信号に分岐され,一の信号
は,複数段かつ偶数段のインバータD11,D12から
なる遅延経路DELAY1,及びインバータ213を通
って信号214となり,他の信号はインバータを介さな
い経路を通り,それぞれNORゲート215に入力さ
れ,その時間差により,NORゲート215は,パルス
発生禁止信号ST1をワンショット出力する。
【0031】ラッチ信号生成部14内では,第1の入力
部11から出力されて,インバータ100,102,1
04を介した信号105,及びパルス発生禁止信号ST
1がNORゲート250に入力され,NORゲート25
0は,信号251を出力する。信号251は,2つの信
号に分岐され,一の信号は,インバータ108,11
0,112を介する経路を通り,他の信号は,インバー
タを介さない経路を通り,それぞれNANDゲート11
4に入力され,その時間差により,NANDゲート11
4は,ロウアドレスラッチ信号LATをワンショット出
力する。
【0032】出力部15には,第2の入力部12から出
力された信号A0D,及びロウアドレスラッチ信号LA
Tが入力され,従来の制御回路80と同様に,内部ロウ
アドレス信号A0Xを出力する。
【0033】第1の実施の形態にかかる制御回路10は
上記のように構成されている。以下では,図2に示した
タイミングチャートを参照しながら,制御回路10の動
作について説明する。
【0034】外部入力信号A0がハイからローに遷移す
ると,そのA0に同期して遷移する信号IN2もハイか
らローに遷移し,信号121はローからハイに遷移す
る。この時,ロウアドレス取り込み信号IN1がローで
あれば,NANDゲート210はローとなる信号211
を出力する。NORゲート215は,信号211と信号
214がともにローとなるとハイを出力し,その状態
は,信号211が遅延経路DELAY1を介し,信号2
14がローからハイに遷移するまで保持される。
【0035】ロウアドレス取り込み信号IN1がローか
らハイに遷移して,信号105をハイからローに遷移さ
せたとき,パルス発生禁止信号ST1がハイの区間は,
信号251はローの状態を保持し,ロウアドレスラッチ
信号LATはハイからローに立ち下がらない。信号10
5がローの状態で,パルス発生禁止信号ST1がハイか
らローに立ち下がることで,NORゲート250はイネ
ーブルとなり,信号251をローからハイに遷移させ,
ロウアドレスラッチ信号LATをワンショットローにさ
せる。つまり,パルス発生禁止信号ST1がハイの区間
は,ロウアドレスラッチ信号LATの発生を止めている
のである。
【0036】また,ロウアドレス取り込み信号IN1が
ローからハイに遷移しても,遅延経路DELAY3が出
力する信号216がハイに遷移するまで,信号218は
ハイ状態を保持し,パルス発生禁止信号ST1のハイ区
間を十分確保する(遅延経路DELAY1のインバータ
の数で決定する)ことが可能である。
【0037】本実施の形態にかかる半導体記憶装置10
は上記のように構成され,動作することにより,以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,外部入力信号の
TSIが十分長い時は,ロウアドレス取り込み信号IN
1がローからハイに遷移し,信号105がハイからロー
に遷移したとき,パルス発生禁止信号ST1はワンショ
ットハイパルスを出力した後なのでローとなっており,
従来の制御回路80と同じ動作を行う。しかし,外部入
力信号のTSIが短いとき,パルス発生禁止信号ST1
のワンショットハイパルスがNORゲート250をディ
ゼーブルとして,ロウアドレスラッチ信号LATの発生
を遅らせることが可能である。結果的に,ロウアドレス
ラッチ信号LATのローからハイの立ち上がりも遅らす
ことができ,余裕時間TAを増やすことができて,その
分TSIマージンを増やすことが可能である。
【0038】また,上述のようにTSIマージンを増や
した場合であっても,THIマージンが減少しないこと
を,図3に示した制御回路10のTHIマージンのタイ
ミングチャートを参照しながら説明する。TSI規格で
外部入力信号A0を入力すると,信号IN2がハイから
ローに遷移して,パルス発生禁止信号ST1がワンショ
ットハイパルスを発生する。ロウアドレス取り込み信号
IN1が信号105をハイからローに切り替えるまえ
に,パルス発生禁止信号ST1がハイからローに切り替
わるように,パルス発生禁止信号ST1のパルス幅を調
整すれば,従来の制御回路80と同じタイミングでロウ
アドレスラッチ信号LATが発生するため,余裕時間T
Bは従来の制御回路80と同じとなり,結果的にTHI
マージンも同じとなる。
【0039】以上のように,制御回路10によれば,T
HIマージンを減少させることなく,TSIマージンを
増加させることが可能である。なお,制御回路10は,
ローイネーブルとなる外部入力信号A0に有効となる回
路である。
【0040】(第2の実施の形態)次に,第2の実施の
形態にかかる制御回路20の構成を,図4を参照しなが
ら説明する。
【0041】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,2つの信号に分岐さ
れ,一の信号は,禁止信号生成部23に入力され,他の
信号は,直列に接続されたインバータ100,102,
104を介して,信号105となり,ラッチ信号生成部
24に入力される。
【0042】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,インバータ120及びインバータ122を介
して2つの信号に分岐され,一の信号123は,禁止信
号生成部23に入力され,他の信号は,インバータ12
4,126を介して,信号A0Dとなり,出力部25に
入力される。このように,制御回路20は,信号IN2
を,2つのインバータ120,122を介してから禁止
信号発生部23に入力するという構成を有することによ
り,ハイイネーブルとなる外部入力信号A0に有効とな
る回路である。
【0043】禁止信号生成部23内では,第1の入力部
21から出力されたロウアドレス取り込み信号IN1
は,さらに2つの信号に分岐し,一の信号は,複数段か
つ偶数段のインバータD31,D32を介する遅延経路
DELAY3を通って信号216となり,他の信号はイ
ンバータを介さない経路を通り,それぞれNANDゲー
ト217に入力され,信号218を出力する。
【0044】NANDゲート217が出力した信号21
8,及び第2の入力部22からインバータ120,12
2を介して出力された信号123は,NANDゲート3
10に入力され,NANDゲート310は,信号311
を出力する。信号311は,2つの信号に分岐され,一
の信号は,複数段かつ偶数段のインバータD21,D2
2からなる遅延経路DELAY2,及びインバータ31
3を通って信号314となり,他の信号はインバータを
介さない経路を通り,それぞれNORゲート315に入
力され,その時間差により,NORゲート315は,パ
ルス発生禁止信号ST2をワンショット出力する。
【0045】ラッチ信号生成部24内では,第1の入力
部21から出力されて,インバータ100,102,1
04を介した信号105,及びパルス発生禁止信号ST
2がNORゲート350に入力され,NORゲート35
0は,信号351を出力する。信号351は,2つの信
号に分岐され,一の信号は,インバータ108,11
0,112を介する経路を通り,他の信号は,インバー
タを介さない経路を通り,それぞれNANDゲート11
4に入力され,その時間差により,NANDゲート11
4は,ロウアドレスラッチ信号LATをワンショット出
力する。
【0046】出力部25には,第2の入力部22から出
力された信号A0D,及びロウアドレスラッチ信号LA
Tが入力され,従来の制御回路80と同様に,内部ロウ
アドレス信号A0Xを出力する。
【0047】以上のように構成される制御回路20のタ
イミングチャートは,図2に示した第1の実施の形態に
かかる制御回路10のタイミングチャートと同様であ
る。以下では,図2に示したタイミングチャートを参照
しながら,制御回路20の動作について説明する。
【0048】外部入力信号A0がローからハイに遷移す
ると,そのA0に同期して遷移する信号IN2もローか
らハイに遷移し,信号123もローからハイに遷移す
る。この時,ロウアドレス取り込み信号IN1がローで
あれば,NANDゲート310は,ローとなる信号31
1を出力する。NORゲート315は,信号311と信
号314がともにローとなるとハイを出力し,その状態
は,信号311が遅延経路DELAY2を介し,信号3
14がローからハイに遷移するまで保持される。
【0049】ロウアドレス取り込み信号IN1がローか
らハイに遷移して,信号105をハイからローに遷移さ
せたとき,パルス発生禁止信号ST2がハイの区間は,
信号351はローの状態を保持し,ロウアドレスラッチ
信号LATはハイからローに立ち下がらない。信号10
5がローの状態で,パルス発生禁止信号ST2がハイか
らローに立ち下がることで,NORゲート350はイネ
ーブルとなり,信号351をローからハイに遷移させ,
ロウアドレスラッチ信号LATをワンショットローにさ
せる。つまり,パルス発生禁止信号ST2がハイの区間
は,ロウアドレスラッチ信号LATの発生を止めている
のである。
【0050】また,ロウアドレス取り込み信号IN1が
ローからハイに遷移しても,遅延経路DELAY3が出
力する信号216がハイに遷移するまで,信号218は
ハイ状態を保持し,パルス発生禁止信号ST2のハイ区
間を十分確保する(遅延経路DELAY2のインバータ
の数で決定する)ことが可能である。
【0051】第2の実施の形態にかかる制御回路20
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,制御回路20に
よれば,THIマージンを減少させることなく,TSI
マージンを増加させることが可能である。
【0052】さらに,制御回路20は,ハイイネーブル
となる外部入力信号に有効となる回路である。特に,S
DRAMでは,ハイイネーブルとなる外部入力信号DQ
M(Data Input/Output Mask)
が用いられており,このDQM信号のTSIマージンを
増やすことが可能である。
【0053】(第3の実施の形態)次に,第3の実施の
形態にかかる制御回路30を,図5を参照しながら説明
する。
【0054】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,2つの信号に分岐さ
れ,一の信号は,禁止信号生成部33に入力され,他の
信号は,直列に接続されたインバータ100,102,
104を介して,信号105となり,ラッチ信号生成部
34に入力される。
【0055】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,インバータ120を介して2つの信号に分岐
され,一の信号は,禁止信号発生部内のNANDゲート
210の一の入力に入力される。他の信号は,インバー
タ122を介して2つの信号に分岐され,一の信号は,
禁止信号発生部内のNANDゲート310の一の入力に
入力され,他の信号は,インバータ124,126を介
して,信号A0Dとなり,出力部35に入力される。こ
のように,制御回路30は,第1の実施の形態にかかる
制御回路10と第2の実施の形態にかかる制御回路20
とを組み合わせた構成になっている。従って,制御回路
30は,ハイ,ローともにイネーブルとなる外部入力信
号A0に有効な回路である。
【0056】禁止信号生成部33内では,第1の入力部
31から出力されたロウアドレス取り込み信号IN1
は,さらに2つの信号に分岐し,一の信号は,複数段か
つ偶数段のインバータD31,D32を介する遅延経路
DELAY3を通って信号216となり,他の信号はイ
ンバータを介さない経路を通り,それぞれNANDゲー
ト217に入力され,信号218を出力する。
【0057】NANDゲート217が出力した信号21
8,及び第2の入力部32からインバータ120を介し
て出力された信号121は,NANDゲート210に入
力され,NANDゲート210は,信号211を出力す
る。信号211は,2つの信号に分岐され,一の信号
は,複数段かつ偶数段のインバータD11,D12から
なる遅延経路DELAY1,及びインバータ213を通
り,他の信号はインバータを介さない経路を通り,それ
ぞれNORゲート215に入力され,その時間差によ
り,NORゲート215は,パルス発生禁止信号ST1
をワンショット出力する。
【0058】一方,NANDゲート217が出力した信
号218,及び第2の入力部32からインバータ12
0,122を介して出力された信号123は,NAND
ゲート310に入力され,NANDゲート310は,信
号311を出力する。信号311は,2つの信号に分岐
され,一の信号は,複数段かつ偶数段のインバータD2
1,D22からなる遅延経路DELAY2,及びインバ
ータ313を通り,他の信号はインバータを介さない経
路を通り,それぞれNORゲート315に入力され,そ
の時間差により,NORゲート315は,パルス発生禁
止信号ST2をワンショット出力する。
【0059】ラッチ信号生成部34内では,第1の入力
部31から出力されて,インバータ100,102,1
04を介した信号105,パルス発生禁止信号ST1,
及びパルス発生信号ST2がNORゲート450に入力
され,NORゲート450は,信号451を出力する。
信号451は,2つの信号に分岐され,一の信号は,イ
ンバータ108,110,112を介する経路を通り,
他の信号は,インバータを介さない経路を通り,それぞ
れNANDゲート114に入力され,その時間差によ
り,NANDゲート114は,ロウアドレスラッチ信号
LATをワンショット出力する。
【0060】出力部35には,第2の入力部32から出
力された信号A0D,及びロウアドレスラッチ信号LA
Tが入力され,従来の制御回路80と同様に,内部ロウ
アドレス信号A0Xを出力する。
【0061】以上のように構成される制御回路30のタ
イミングチャートは,図2に示した第1の実施の形態に
かかる制御回路10のタイミングチャートと同様であ
る。以下では,図2に示したタイミングチャートを参照
しながら,制御回路30の動作について説明する。
【0062】外部入力信号A0がハイからローに遷移す
ると,そのA0に同期して遷移する信号IN2もハイか
らローに遷移し,信号121はローからハイに遷移す
る。この時,ロウアドレス取り込み信号IN1がローで
あれば,第1の実施の形態と同様に,NANDゲート2
10は,ローとなる信号211を出力する。NORゲー
ト215は,信号211と信号214がともにローとな
るとハイを出力し,その状態は,信号211が遅延経路
DELAY1を介し,信号214がローからハイに遷移
するまで保持される。
【0063】一方,外部入力信号A0がローからハイに
遷移すると,そのA0に同期して遷移する信号IN2も
ローからハイに遷移し,信号123もローからハイに遷
移する。この時,ロウアドレス取り込み信号IN1がロ
ーであれば,第2の実施の形態と同様に,NANDゲー
ト310は,ローとなる信号311を出力する。NOR
ゲート315は,信号311と信号314がともにロー
となるとハイを出力し,その状態は,信号311が遅延
経路DELAY2を介し,信号314がローからハイに
遷移するまで保持される。
【0064】ロウアドレス取り込み信号IN1がローか
らハイに遷移して,信号105をハイからローに遷移さ
せたとき,パルス発生禁止信号ST1またはパルス発生
禁止信号ST2がハイの区間は,信号451はローの状
態を保持し,ロウアドレスラッチ信号LATはハイから
ローに立ち下がらない。信号105がローの状態で,パ
ルス発生禁止信号ST1及びパルス発生禁止信号ST2
がハイからローに立ち下がることで,NORゲート45
0はイネーブルとなり,信号451をローからハイに遷
移させ,ロウアドレスラッチ信号LATをワンショット
ローにさせる。つまり,パルス発生禁止信号ST1及び
パルス発生禁止信号ST2がハイの区間は,ロウアドレ
スラッチ信号LATの発生を止めているのである。
【0065】また,ロウアドレス取り込み信号IN1が
ローからハイに遷移しても,遅延経路DELAY3が出
力する信号216がハイに遷移するまで,信号218は
ハイ状態を保持し,パルス発生禁止信号ST1のハイ区
間を十分確保し(遅延経路DELAY1のインバータの
数で決定する),パルス発生禁止信号ST2のハイ区間
を十分確保する(遅延経路DELAY2のインバータの
数で決定する)ことが可能である。
【0066】第3の実施の形態にかかる制御回路30
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,制御回路30に
よれば,THIマージンを減少させることなく,TSI
マージンを増加させることが可能である。
【0067】さらに,制御回路30は,ロー,ハイとも
にイネーブルとなる外部入力信号に有効となる回路であ
る。従って,ロー,ハイともにイネーブルとなる外部入
力信号のアドレスや,Data Input信号のTS
Iマージンを増加させることが可能である。
【0068】(第4の実施の形態)以下では,TSIマ
ージンを減少させることなく,THIマージンを増加さ
せることが可能な制御回路40,50,60,70につ
いて順に説明する。まず,第4の実施の形態にかかる制
御回路40を,図6を参照しながら説明する。以下で
は,図12に示した従来技術にかかる制御回路80との
違いについてのみ説明する。
【0069】制御回路40は,第1の入力部41と,第
2の入力部42と,遅延部43と,ラッチ信号生成部4
4と,出力部45と,から主に構成される。本実施の形
態において特徴的なのは,遅延部43には,第2の入力
部42から遅延部43に入力された信号の,遅延部43
内における伝達経路が2つあり,伝達経路を切り替える
ことにより,信号の伝達する時間を送らせるという点で
ある。
【0070】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,インバータ100を
介した後2つの信号に分岐され,一の信号101は,遅
延部43内のNMOS412のゲート,及びPMOS4
14のゲートに入力される。他の信号は,インバータ1
02を介した後2つの信号に分岐され,一の信号103
は,遅延部43内のPMOS411のゲート,及びNM
OS413のゲートに入力される。他の信号は,直列に
接続されたインバータ104,106を介してラッチ信
号生成部44に入力される。なお,ラッチ信号生成部4
4は,従来の制御回路80におけるラッチ信号生成部8
4と同様の構成であり,ロウアドレスラッチ信号LAT
を出力する。
【0071】第2の入力部42は,従来の制御回路80
における第2の入力部82と同様の構成であり,外部入
力信号A0に同期して発生する信号IN2は,直列に接
続されたインバータ120,122,124,126を
介して遅延部43に入力される。
【0072】遅延部43では,第2の入力部42から出
力された信号は,以下の2つの経路により出力部45に
出力される。第1の経路は,インバータを介さず,PM
OS411,NMOS412からなるトランスファゲー
トTR1を介する経路であり,第2の経路は,複数段か
つ偶数段のインバータD41,D42,D43,D44
を介する遅延経路DELAY4,NMOS413及びP
MOS414からなるトランスファゲートTR2を介す
る経路である。
【0073】従って,ロウアドレス取り込み信号IN1
がハイのときは,PMOS411,NMOS412はオ
フし,NMOS413,PMOS414はオンすること
により,遅延経路DELAY4を介して信号が伝わる。
ロウアドレス取り込み信号IN1がローのときは,PM
OS411,NMOS412はオンし,NMOS41
3,PMOS414はオフすることにより,インバータ
を介さない経路を信号が伝わる。遅延経路DELAY4
を伝わった信号,またはインバータを介さない経路を伝
わった信号は,信号A0Dとなり,出力部45に出力さ
れる。なお,出力部45は,従来の制御回路80におけ
る出力部85と同様の構成である。
【0074】第4の実施の形態にかかる制御回路40は
上記のように構成されている。以下では,図7及び図8
に示したタイミングチャートを参照しながら,制御回路
40の動作について説明する。
【0075】ロウアドレス取り込み信号IN1がローの
時,PMOS411,及びNMOS412はともにオン
しており,信号410の状態を信号A0Dに出力してい
る。一方,PMOS414,及びNMOS413はとも
にオフしている。ここまでの動作は従来の制御回路80
と同様である。ロウアドレス取り込み信号IN1が発生
すると,信号101がハイからローに遷移し,信号10
3は,ローからハイに遷移する。このため,PMOS4
11,及びNMOS412はともにオフし,PMOS4
14,及びNMOS413はともにオンして,信号41
5の状態を信号A0Dに出力する。つまり,ロウアドレ
ス取り込み信号IN1で,信号IN2から信号A0Dに
伝達する時間を遅らせ,信号A0Dの切り替わりを遅ら
せている。
【0076】第4の実施の形態にかかる制御回路40
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,ロウアドレス取
り込み信号発生後,信号IN2から信号A0Dまでの伝
達経路を,遅延経路DELAY4を伝達する経路に変化
させることで,信号A0Dのローからハイの切り替わり
を遅らせる。その結果,余裕時間TBを増加させ,その
分THIマージンを増やすことが可能である。
【0077】また,上述のようにTHIマージンを増や
した場合であっても,TSIマージンが減少しないこと
を,図8に示した制御回路40のTSIマージンのタイ
ミングチャートを参照しながら説明する。TSI規格で
外部入力信号A0をハイからローに切り替えると,信号
IN2がハイからローに遷移して,信号410をハイか
らローに遷移させる。このときロウアドレス取り込み信
号IN1がローであるように回路を設計すれば,PMO
S411,NMOS412がオンして信号410の情報
を信号A0Dに出力するため,従来の制御回路80と同
じタイミングで信号A0Dを切り替えることが可能であ
る。結果的に,余裕時間TAは従来の制御回路80と同
様となり,TSIマージンも同じとなる。
【0078】(第5の実施の形態)次に,第5の実施の
形態にかかる制御回路50を,図9を参照しながら説明
する。なお,制御回路50の構成について,第4の実施
の形態にかかる制御回路40の構成と相違する部分であ
る第1の入力部51,第2の入力部52,遅延部53に
ついてのみ説明する。本実施の形態において特徴的なの
は,遅延部53に抵抗R1〜R4を付与することによ
り,信号の伝達する時間を遅らせるという点である。
【0079】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,インバータ100を
介した後2つの信号に分岐され,一の信号101は,遅
延部53内のNMOS517のゲート,及びNMOS5
27のゲートに入力される。他の信号は,インバータ1
02を介した後2つの信号に分岐され,一の信号103
は,遅延部53内のPMOS511のゲート,及びPM
OS521のゲートに入力される。他の信号は,直列に
接続されたインバータ104,106を介してラッチ信
号生成部54に入力される。なお,ラッチ信号生成部5
4は,従来の制御回路80におけるラッチ信号生成部8
4と同様の構成であり,ロウアドレスラッチ信号LAT
を出力する。
【0080】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,インバータ120を介して,遅延部53内の
PMOS513,及びNMOS515のゲートに入力さ
れる。
【0081】遅延部53は,直列に接続されたPMOS
511,513,NMOS515,517と,直列に接
続されたPMOS521,523,NMOS525,5
27と,PMOS511のソース及びドレインに接続さ
れた抵抗R1と,NMOS517のソース及びドレイン
に接続された抵抗R2と,PMOS521のソース及び
ドレインに接続された抵抗R3と,NMOS525のソ
ース及びドレインに接続された抵抗R4と,から構成さ
れる。
【0082】PMOS511は電源VCC1に接続さ
れ,PMOS521は電源VCC2に接続され,NMO
S517はグランドVSS1に接続され,NMOS52
7はグランドVSS2に接続される。NMOS517及
びNMOS527は,信号101に同期してオンし,P
MOS511及びPMOS521は,信号103に同期
してオンする。
【0083】PMOS513がオンしているとき,電源
VCC1からPMOS511または抵抗R1を介して,
ハイとなる信号514として,NMOS525をオンす
る。一方,NMOS515がオンしているとき,グラン
ドVSS1からNMOS517をまたは抵抗R2を介し
て,ローとなる信号514として,PMOS523をオ
ンする。
【0084】PMOS523がオンしているとき,電源
VCC2からPMOS521または抵抗R3を介して,
ハイとなる信号524として遅延部53から出力され
る。一方,NMOS525がオンしているとき,グラン
ドVSS2からNMOS527をまたは抵抗R4を介し
て,ローとなる信号524として遅延部53から出力さ
れる。信号524は,インバータ126を介して信号A
0Dとなり,出力部55に出力される。なお,出力部5
5は,従来の制御回路80における出力部85と同様の
構成である。
【0085】第5の実施の形態にかかる制御回路50の
タイミングチャートは,図7及び図8に示した第4の実
施の形態にかかる制御回路40のタイミングチャートと
同様である。以下では,図7及び図8に示したタイミン
グチャートを参照しながら,制御回路50の動作につい
て説明する。
【0086】ロウアドレス取り込み信号IN1がローの
とき,PMOS511,PMOS521,NMOS51
7,NMOS527の各トランジスタは,オン状態であ
り,抵抗R1からR4はディゼーブルとなる。ロウアド
レス取り込み信号IN1が発生すると,信号101がハ
イからローに遷移し,信号103はローからハイに遷移
するため,PMOS511,PMOS521,NMOS
517,NMOS527の各トランジスタは,オフして
しまい,抵抗R1からR4はイネーブルとなる。
【0087】このとき信号IN2が変化すると,電荷の
移動が抵抗R1からR4を介して行われるため,抵抗が
接続されたトランジスタでの動作スピードが遅くなり,
結果として,信号IN2からA0Dに伝達する時間を遅
らせることが可能である。
【0088】第5の実施の形態にかかる制御回路50
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,第4の実施の形
態にかかる制御回路40と同様にTHIマージンの増加
を実現でき,さらに,抵抗を介して電荷の移動を行わせ
るため,瞬時電流を減らすことが可能である。また,電
圧依存の少ない遅延を実現することが可能である。
【0089】(第6の実施の形態)次に,第6の実施の
形態にかかる制御回路60を,図10を参照しながら説
明する。なお,制御回路60の構成について,第4の実
施の形態にかかる制御回路40の構成と相違する部分で
ある第1の入力部61,第2の入力部62,遅延部63
についてのみ説明する。本実施の形態において特徴的な
のは,遅延部63内のトランジスタの駆動能力を下げる
ことにより,信号の伝達する時間を遅らせるという点で
ある。
【0090】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,インバータ100を
介した後2つの信号に分岐され,一の信号101は,遅
延部63内のNMOS618のゲート,及びNMOS6
28のゲートに入力される。他の信号は,インバータ1
02を介した後2つの信号に分岐され,一の信号103
は,遅延部63内のPMOS613のゲート,及びPM
OS623のゲートに入力される。他の信号は,直列に
接続されたインバータ104,106を介してラッチ信
号生成部に入力される。なお,ラッチ信号生成部64
は,従来の制御回路80におけるラッチ信号生成部84
と同様の構成であり,ロウアドレスラッチ信号LATを
出力する。
【0091】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,インバータ120を介して,遅延部内のPM
OS610,NMOS612,PMOS615,及びN
MOS616のゲートに入力される。
【0092】遅延部63は,直列に接続されたPMOS
610,NMOS612と,直列に接続されたPMOS
613,615,NMOS616,618と,直列に接
続されたPMOS620,NMOS622と,直列に接
続されたPMOS623,625,NMOS626,6
28と,から構成される。
【0093】PMOS610は電源VCC1に接続さ
れ,PMOS613は電源VCC2に接続され,PMO
S620は電源VCC3に接続され,PMOS623は
電源VCC4に接続される。NMOS612はグランド
VSS1に接続され,NMOS618はグランドVSS
2に接続され,NMOS622はグランドVSS3に接
続され,NMOS628はグランドVSS4に接続され
る。NMOS618及びNMOS628は,信号101
に同期してオンし,PMOS613及びPMOS623
は,信号103に同期してオンする。
【0094】PMOS610がオンしているとき,電源
VCC1からPMOS610を介して,ハイとなる信号
611として,NMOS622をオンする。一方,NM
OS612がオンしているとき,グランドVSS1から
NMOS612を介して,ローとなる信号611とし
て,PMOS620をオンする。
【0095】PMOS610がオンしているとき,PM
OS615もオンしており,この状態でPMOS613
がオンすると,電源VCC2からPMOS613,PM
OS615を介して,ハイとなる信号611として,N
MOS622をオンする。一方,NMOS612がオン
しているとき,NMOS616もオンしており,この状
態でNMOS618がオンすると,グランドVSS2か
らNMOS618,NMOS616を介して,ローとな
る信号611として,PMOS620をオンする。
【0096】PMOS620がオンしているとき,電源
VCC3からPMOS620を介して,ハイとなる信号
621として遅延部63から出力される。一方,NMO
S622がオンしているとき,グランドVSS3からN
MOS622を介して,ローとなる信号621として遅
延部63から出力される。
【0097】PMOS620がオンしているとき,PM
OS625もオンしており,この状態でPMOS623
がオンすると,電源VCC4からPMOS623,PM
OS625を介して,ハイとなる信号621として遅延
部63から出力される。一方,NMOS622がオンし
ているとき,NMOS626もオンしており,この状態
でNMOS628がオンすると,グランドVSS4から
NMOS628,NMOS626を介して,ローとなる
信号621として遅延部63から出力される。
【0098】信号621は,インバータ126を介して
信号A0Dとなり,出力部65に出力される。なお,出
力部65は,従来の制御回路80における出力部85と
同様の構成である。
【0099】第6の実施の形態にかかる制御回路60の
タイミングチャートは,図7及び図8に示した第4の実
施の形態にかかる制御回路40のタイミングチャートと
同様である。以下では,図7及び図8に示したタイミン
グチャートを参照しながら,制御回路60の動作につい
て説明する。
【0100】ロウアドレス取り込み信号IN1がローの
とき,PMOS613,PMOS623,NMOS61
8,NMOS628の各トランジスタは,オン状態であ
り,PMOS615,PMOS625,NMOS61
6,NMOS626は,イネーブル状態である。ロウア
ドレス取り込み信号IN1が発生すると,信号101が
ハイからローに遷移し,信号103はローからハイに遷
移するため,PMOS613,PMOS623,NMO
S618,NMOS628の各トランジスタは,オフし
てしまい,PMOS615,PMOS625,NMOS
616,NMOS626は,ディゼーブル状態になる。
この状態は,インバータのトランジスタのディメンジョ
ンを減少させ,その駆動能力を下げたことと同じであ
る。このとき信号IN2が変化すると,信号IN2が,
駆動能力の低いインバータを介して伝達するので,その
スピードが遅くなり,結果として,信号IN2から信号
A0Dに伝達する時間を遅らせることが可能である。
【0101】第6の実施の形態にかかる制御回路60
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,第4の実施の形
態にかかる制御回路40と同様にTHIマージンの増加
を実現でき,さらに,トランジスタのディメンジョンを
減少させるため,消費電力を減少させることが可能であ
る。
【0102】(第7の実施の形態)次に,第7の実施の
形態にかかる制御回路70を,図11を参照しながら説
明する。なお,制御回路70の構成について,第4の実
施の形態にかかる制御回路40の構成と相違する部分で
ある第1の入力部71,第2の入力部72,遅延部73
についてのみ説明する。本実施の形態において特徴的な
のは,遅延部73内にコンデンサを付与することによ
り,信号の伝達する時間を遅らせるという点である。
【0103】外部入力信号CLKに同期して発生するロ
ウアドレス取り込み信号IN1は,インバータ100を
介した後2つの信号に分岐され,一の信号101は,遅
延部73内のPMOS711のゲート,PMOS713
のゲート,PMOS721のゲート,及びPMOST7
23のゲートに入力される。他の信号は,インバータ1
02を介した後2つの信号に分岐され,一の信号103
は,遅延部73内のNMOS710のゲート,NMOS
712のゲート,NMOS720のゲート,及びNMO
S722のゲートに入力される。他の信号は,直列に接
続されたインバータ104,106を介してラッチ信号
生成部に入力される。なお,ラッチ信号生成部74は,
従来の制御回路80におけるラッチ信号生成部84と同
様の構成であり,ロウアドレスラッチ信号LATを出力
する。
【0104】外部入力信号A0に同期して発生する信号
IN2は,直列に接続されたインバータ120,122
を介して,信号123となり,遅延部73に入力され
る。
【0105】遅延部73は,コンデンサC1,C2,C
3,C4と,NMOS710及びPMOS711からな
るトランスファゲートTR1と,NMOS712及びP
MOS713からなるトランスファゲートTR2と,N
MOS720及びPMOS721からなるトランスファ
ゲートTR3と,NMOS722及びPMOS723か
らなるトランスファゲートTR4と,から構成される。
【0106】コンデンサC1,トランスファゲートTR
1,トランスファゲートTR2,及びコンデンサC2は
直列に接続され,コンデンサC1は,電源VCC1に接
続され,コンデンサC2は,グランドVSS1に接続さ
れる。コンデンサC3,トランスファゲートTR3,ト
ランスファゲートTR4,及びコンデンサC4は直列に
接続され,コンデンサC3は,電源VCC2に接続さ
れ,コンデンサC4は,グランドVSS2に接続され
る。トランスファゲートTR1,TR2,TR3,TR
4は,信号101がローのときにオンする。
【0107】トランスファゲートTR1,TR2がオン
しており,信号123がハイの場合は,コンデンサC2
が充電されることにより,信号123の伝達が遅れる。
トランスファゲートTR1,TR2がオンしており,信
号123がローの場合は,コンデンサC1が放電するこ
とにより,信号123の伝達が遅れる。信号123は,
インバータ124を介して信号125となる。
【0108】トランスファゲートTR3,TR4がオン
しており,信号125がハイの場合は,コンデンサC4
が充電されることにより,信号125の伝達が遅れる。
トランスファゲートTR3,TR4がオンしており,信
号125がローの場合は,コンデンサC3が放電するこ
とにより,信号125の伝達が遅れる。信号125は,
インバータ126を介して信号A0Dとなり,出力部7
5に出力される。なお,出力部75は,従来の制御回路
80における出力部85と同様の構成である。
【0109】第7の実施の形態にかかる制御回路70の
タイミングチャートは,図7及び図8に示した第4の実
施の形態にかかる制御回路40のタイミングチャートと
同様である。以下では,図7及び図8に示したタイミン
グチャートを参照しながら,制御回路70の動作につい
て説明する。
【0110】ロウアドレス取り込み信号IN1がローの
とき,NMOS710,PMOS711,NMOS71
2,PMOS713,NMOS720,PMOS72
1,NMOS722,PMOS723の各トランジスタ
は,オフ状態である。ロウアドレス取り込み信号IN1
が発生すると,信号101がハイからローに遷移し,ノ
ード103はローからハイに遷移するため,NMOS7
10,PMOS711,NMOS712,PMOS71
3,NMOS720,PMOS721,NMOS72
2,PMOS723の各トランジスタはオンして,コン
デンサC1,C2はノード123に接続され,コンデン
サC3,C4はノード125に接続される。このとき信
号IN2が変化すると,信号IN2が,コンデンサC1
からコンデンサC4を充放電しながら伝達するので,そ
のスピードが遅くなり,結果として,信号IN2からA
0Dに伝達する時間を遅らせることが可能である。
【0111】第7の実施の形態にかかる制御回路70
は,上記のように構成され,動作することにより以下の
ような優れた効果を奏する。すなわち,第4の実施の形
態にかかる制御回路40と同様に,THIマージンの増
加を実現でき,さらに,コンデンサの充放電で,遅延さ
せるため,瞬時電流を減らすことが可能である。また,
電圧依存の少ない遅延を実現することが可能である。
【0112】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる半導体記憶装置の好適な実施形態について説明した
が,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれ
ば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内に
おいて各種の変更例または修正例に想到し得ることは明
らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範
囲に属するものと了解される。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1,2,3
または4のいずれかに記載の発明によれば,THIマー
ジンを減らさずに,TSIマージンを増やすことが可能
である。
【0114】さらに,請求項4に記載の発明によれば,
DQM信号のTSIマージンを増やすことが可能であ
る。
【0115】さらに,請求項2に記載の発明によれば,
ロー,ハイともにイネーブルとなる外部入力信号のアド
レスや,Data Input信号のTSIマージンを
増加させることが可能である。
【0116】また,請求項5,6,7,8または9のい
ずれかに記載の発明によれば,TSIマージンを減らさ
ずに,THIマージンを増やすことが可能である。
【0117】さらに,請求項7に記載の発明によれば,
抵抗を介して電荷の移動を行わせるため,瞬時電流を減
らすことが可能である。また,電圧依存の少ない遅延を
実現することが可能である。
【0118】さらに,請求項8に記載の発明によれば,
トランジスタの数を減少させるため,消費電力を減少さ
せることが可能である。
【0119】さらに,請求項9に記載の発明によれば,
コンデンサの充放電で,遅延させるため,瞬時電流を減
らすことが可能である。また,電圧依存の少ない遅延を
実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御回路の構成の実施の一形態を示す説明図で
ある。
【図2】図1に示す回路のTSIマージンを説明するた
めのタイミングチャートである。
【図3】図1に示す回路のTHIマージンを説明するた
めのタイミングチャートである。
【図4】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説明
図である。
【図5】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説明
図である。
【図6】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説明
図である。
【図7】図6に示す制御回路のTSIマージンのタイミ
ングチャートである。
【図8】図6に示す制御回路のTHIマージンのタイミ
ングチャートである。
【図9】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説明
図である。
【図10】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説
明図である。
【図11】制御回路の構成の実施の別の一形態を示す説
明図である。
【図12】従来技術にかかる制御回路の構成を示す説明
図である。
【図13】図12に示す制御回路のタイミングチャート
である。
【図14】図12に示す制御回路のTSIマージンのタ
イミングチャートである。
【図15】図12に示す制御回路のTHIマージンのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10 制御回路 11 第1の入力部 12 第2の入力部 13 禁止信号生成部 14 ラッチ信号生成部 15 出力部 CLK 外部入力信号 IN1 ロウアドレス取り込み信号 A0 外部入力信号 IN2 外部入力信号A0に同期して発生する信号 DELAY1 遅延経路 DELAY3 遅延経路 ST1 パルス発生禁止信号 LAT ロウアドレスラッチ信号 A0X 内部ロウアドレス信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の外部入力信号が入力される第一の入
    力部と,他の外部入力信号が入力される第二の入力部
    と,前記一の外部入力信号に応じてラッチ信号を生成す
    るラッチ信号生成部と,前記ラッチ信号に応じて前記他
    の外部入力信号をラッチし,外部に出力する出力部と,
    からなる半導体記憶装置であって,前記一の外部入力信
    号及び前記他の外部入力信号に応じて,前記ラッチ信号
    の発生を止める禁止信号を生成してラッチ信号生成部に
    入力する禁止信号生成部をさらに備えることを特徴とす
    る,半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止信号生成部は,前記他の外部入
    力信号が変化したときのみ,前記禁止信号を生成するこ
    とを特徴とする,請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止信号生成部は,前記他の外部入
    力信号がハイからローに変化したときのみ,前記禁止信
    号を生成することを特徴とする,請求項2に記載の半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記禁止信号生成部は,前記他の外部入
    力信号がローからハイに変化したときのみ,前記禁止信
    号を生成することを特徴とする,請求項2に記載の半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 一の外部入力信号が入力される第一の入
    力部と,他の外部入力信号が入力される第二の入力部
    と,前記一の外部入力信号に応じてラッチ信号を生成す
    るラッチ信号生成部と,前記ラッチ信号に応じて前記他
    の外部入力信号を取り込み,外部に出力する出力部と,
    からなる半導体記憶装置であって,前記一の外部入力信
    号に応じて,前記第二の入力部から前記出力部への前記
    他の外部入力信号の伝達速度を変化させる遅延部をさら
    に備えたことを特徴とする,半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記遅延部は,前記他の外部入力信号を
    伝達する複数の伝達経路と,前記伝達経路の選択部とを
    備え,遅延用の伝達経路にはインバータが介装されてい
    ることを特徴とする,請求項5に記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記遅延部は,前記他の外部入力信号を
    伝達する複数の伝達経路と,前記伝達経路の選択部とを
    備え,遅延用の伝達経路には抵抗が介装されていること
    を特徴とする,請求項5に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延部は,前記他の外部入力信号を
    伝達する複数の伝達経路と,前記伝達経路の選択部とを
    備え,遅延用の伝達経路に介装される駆動トランジスタ
    の数は通常の伝達経路に介装される駆動トランジスタの
    数よりも少ないことを特徴とする,請求項5に記載の半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延部は,前記他の外部入力信号を
    伝達する複数の伝達経路と,前記伝達経路の選択部とを
    備え,遅延用の伝達経路にはコンデンサが介装されるこ
    とを特徴とする,請求項5に記載の半導体記憶装置。
JP10136632A 1998-05-19 1998-05-19 半導体記憶装置 Withdrawn JPH11328957A (ja)

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TW088100698A TW411465B (en) 1998-05-19 1999-01-18 Semiconductor memory device
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