JPH11322097A - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像処理装置

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JPH11322097A
JPH11322097A JP13655798A JP13655798A JPH11322097A JP H11322097 A JPH11322097 A JP H11322097A JP 13655798 A JP13655798 A JP 13655798A JP 13655798 A JP13655798 A JP 13655798A JP H11322097 A JPH11322097 A JP H11322097A
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feeding
roller
sheet feeding
rotator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの給送不良を生ずることを抑制し得る
シート給送装置及びこれを備えた画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】 シートをカセット202 から送り出すピッ
クアップローラ203 と、前記ピックアップローラ203 に
より送り出されたシートを1枚ずつ分離給送する給紙ロ
ーラ対204 とを有するシート給送装置において、前記給
紙ローラ対204 は、シートを給送する方向へ回転する給
紙ローラ204 aと、前記給紙ローラ204 aに対して対に
配設され、前記給紙ローラ204 aへ加えられる回転力よ
りも小さい回転力が伝達されると共に、シートを戻す方
向へ回転するリタードローラ204 bとを有し、前記給紙
ローラ対204 の給紙ローラ204 a及びリタードローラ20
4 bの回転開始から所定時間後に前記ピックアップロー
ラ203 によるシート送り出しを開始するよう構成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを収容部か
ら送り出す送出手段と、前記送出手段により送り出され
たシートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシ
ート給送装置及びこれを備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート給送装置を有する画像形成装置
は、例えば図3に示すように、カセット202 に収納した
シートSを送出手段としてのピックアップ手段203 によ
って分離手段204 へ送り込み、この分離手段204 で1枚
ずつ分離して画像形成部へと給送する。
【0003】このとき、従来のシート給送装置にあって
は、ピックアップ手段203 からシート分離手段204 へシ
ートの送り込みは、外部から画像形成要求(または、シ
ート給送要求)を受けてから実行しており、前記シート
分離手段204 の動作開始タイミングと関係なく行われて
いた。そして、前記ピックアップ手段203 による前記シ
ート分離手段204 へのシートの送り込みタイミングは、
前記シート分離手段204 が理想的に動作することを前提
に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような、シート
を画像形成部へ給送する方向への回転力が加えられる給
送回転体としての給紙ローラ(図3の204 a)と、該給
紙ローラ204 aと対に配置され前記給紙ローラ204 aへ
加えられる回転力よりも低いレベルの回転力がシートを
前記シート収容部へ送り込む方向へ加えられるリタード
回転体としてのリタードローラ(図3の204 b)とで構
成されるシート分離手段204 では、リタードローラ204
bの回転力が給紙ローラ204 aの回転力、ローラ間の摩
擦力、ローラとシートの摩擦力よりも低く、シート間の
摩擦力よりも高く設定されている。
【0005】これにより、リタードローラと給紙ローラ
との間にシートが挟まれていない場合(図4(a) の状
態)、または、1枚のシートが挟まれている場合(図4
(b) の状態)にはリタードローラは給紙ローラに連れ回
りし、2枚以上のシートが挟まれている場合(図4(c)
の状態)にはリタードローラに接しているシートを給紙
ローラの搬送方向とは逆向きに搬送する方向に回転す
る。
【0006】ここで、前記図3のようなシート給送機構
において、ピックアップされたシート先端が給紙ローラ
204 aかリタードローラ204 bかのどちらかに接触した
後に接触したローラに従動してローラ間に入ってゆく
(図5(a) の状態)。このように、前記シート分離機構
にシートがスムーズに入ってゆくためには、ピックアッ
プされたシートが給紙ローラ204 a、またはリタードロ
ーラ204 bに接触する時点で給紙ローラ204 a、リター
ドローラ204 bの周速がピックアップ手段203 の搬送速
度にほぼ等しくなっている必要がある。もし、シートが
給紙ローラ204 a、またはリタードローラ204 bに接触
する時点でいずれかのローラの周速がピックアップ手段
203 の搬送速度よりも遅い場合にはピックアップされた
シートSを給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間
でニップする前にピックアップ手段203 とシート分離機
構の間で弛みが生じ、前記シート分離手段204 の手前で
シートが詰まってしまう場合も起こり得る(図5(b) の
状態)。
【0007】通常、前記構成のシート給送機構において
はシートピックアップのために給紙ローラ204 aとピッ
クアップ手段203 の回転を開始する時点では給紙ローラ
204aとリタードローラ204 bの間にシートが挟まって
いない状態であるので、前記のようにリタードローラ20
4 bは給紙ローラ204 aに連れ回りする。従って、給紙
ローラ204 aの周速がピックアップ手段203 のシート搬
送速度とほぼ同じであれば前記のようなシートが詰まっ
てしまう問題は発生しない。
【0008】しかし、シートの給送動作を操り返してゆ
くと、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの表面
が摩耗してゆき、ローラ表面の摩擦力は低下する。更
に、給送するシートの含有物の付着によりローラ表面の
摩擦力がよりいっそう低下する場合もある。
【0009】給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b
間の摩擦力が低下した場合、給紙ローラ204 aからリタ
ードローラ204 bへの回転力の伝達が低下するため給紙
ローラ204 a、リタードローラ204 bの回転立ち上げ時
にはリタードローラ204 bが給紙ローラ204 aに追従す
るための加速度は給紙ローラ自身の加速度よりも低くな
る。このため、給紙ローラ204 a、リタードローラ204
bの回転開始後、暫くはリタードローラ204 bの周速は
給紙ローラ204 aの周速よりも遅い状態が続く。
【0010】このため、ピックアップ手段203 によるシ
ート分離手段204 へのシートの送り込みは外部から画像
形成要求(または、シート給送要求)を受けてから実行
し、シート分離手段の動作開始タイミングと関係なく行
う従来の記録装置のシート給送装置では、前記のように
給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間の摩擦力が
低下している場合、給紙ローラ204 a、リタードローラ
204 bの回転立ち上げ時のリタードローラ回転速度がピ
ックアップ手段203 の搬送速度よりも遅い状態でシート
を前記シート分離手段204 に送り込む場合が起こり得
る。この場合、前記のようにピックアップされたシート
先端が給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間に入
る前にリタードローラ204 bに接触すれば、ピックアッ
プ手段203の搬送速度とリタードローラ204 bの周速の
差により前記のようにシートの給送不良が発生する可能
性がある。
【0011】また、ピックアップ手段203 による前記シ
ート分離手段204 へのシートの送り込みタイミングを前
記シート分離手段が理想的に動作することを前提に設定
している従来のシート給送装置でも同様の問題が発生す
る可能性がある。
【0012】さらに、従来の給送装置の制御では、給紙
ローラ204 a、リタードローラ204b間の摩擦力が低下
し、結果的にジャム(紙詰まり)となる、あるいは給送
制御の再実行を操り返すことにより、画像形成装置のパ
フォーマンスを著しく損なうこととなる。
【0013】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、シートの給送不良を生
ずることを抑制し得るシート給送装置及びこれを備えた
画像処理装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを収容部から送
り出す送出手段と、前記送出手段により送り出されたシ
ートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシート
給送装置において、前記分離手段は、シートを給送する
方向へ回転する給送回転体と、前記給送回転体に対して
対に配設され、前記給送回転体へ加えられる回転力より
も小さい回転力が伝達されると共に、シートを戻す方向
へ回転するリタード回転体とを有し、前記分離手段の給
送回転体及びリタード回転体の回転開始から所定時間後
に前記送出手段によるシート送り出しを開始するよう構
成したことを特徴とする。
【0015】上記構成にあっては、分離手段の回転体が
回転を開始し、リタード回転体の周速が給送回転体の周
速とほぼ等しくなってから送出手段によってシートを送
り出すようにすることにより、給送回転体とリタード回
転体間の摩擦力低下に起因するシートの搬送不良を少な
くすることができる。
【0016】また、先行シートを給送した直後に後行シ
ートを予備給送するように構成すれば、シート給送時間
にロスを生じさせることなく、短いスループットによっ
て画像処理することが可能となる。
【0017】また、分離給送されたシートの給送完了を
検出し、給送されたシートの給送完了を検出できないと
きは再度シートの分離給送を行い、このとき前記給送回
転体の寿命を検出するように構成することにより、給送
回転体の摩擦力低下によるシート給送不良を未然に防止
することが可能となるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係るシ
ート給送装置及びこれを備えた画像処理装置について説
明する。
【0019】〔第1実施形態〕図1乃至図7を参照して
第1実施形態に係るシート給送装置を備えた画像処理装
置としてレーザービームプリンタを例示して説明する。
尚、図1はシート給送制御を行う制御手段の構成ブロッ
ク図であり、図2はシート給送装置を備えたレーザービ
ームプリンタの横断面説明図、図3はシート給送装置の
模式説明図であり、図4はシート分離機構の動作概略説
明図、図5は分離手段の摩擦力低下によるシート給送不
良の状態説明図であり、図6はシート給送制御のフロー
チャート、図7は給紙ローラの寿命検出手順を示す制御
フローチャートである。
【0020】図2に示すように、レーザービームプリン
タ201 は、記録紙としてのシートSを収納する収容部と
してのカセット202 を有し、該カセット202 からシート
をピックアップして送り出す送出手段を構成する送出回
転体としてのピックアップローラ203 、更に送り出され
たシートを1枚ずつに分離給送する分離手段としての給
紙ローラ対204 が設けられている。そして、給紙ローラ
対204 の下流には給紙されたシートをレジストローラ20
8 まで搬送パス205 に沿って搬送する搬送ローラ206 が
配設されている。
【0021】前記搬送ローラ206 の下流には、シートS
を同期搬送するレジストローラ208が配設されており、
該レジストローラ208 の直前にはシートセンサであるレ
ジ前センサ207 が配設されている。このレジ前センサ20
7 はシートの接触で遮光板がフォトインタラプタを遮光
することで、当該位置にシートがあることを検知するよ
うになっている。
【0022】レジストローラ207 の下流には、レーザス
キャナ部210 からのレーザ光により画像を形成する画像
処理手段としての画像形成手段209 が配設されている。
さらに、この画像形成手段209 の下流には定着器211 が
配設されており、定着器211の下流には排出搬送ローラ2
12 ,213 ,214 ,215 が配設されて、排出トレイ216
までシートを搬送する。
【0023】画像形成に際してカセット202 から給送さ
れてきたシートは、前記レジストローラ208 の回転が停
止した状態で上流側の搬送ローラ206 によってレジスト
ローラ208 に先端を押し当てられることにより、位置決
めが行われる。そして、画像情報を供給する外部機器
(図示せず)から出力される画像の垂直同期信号に同期
してレジストローラ208 の回転を開始することにより、
前記外部機器から送られてくる画像データとシートとの
同期をとり、シート上の所定の位置に画像を記録する。
【0024】前記画像形成手段209 へシートを給送する
シート給送装置は、図1に示すような主制御装置101 に
よって制御される。この主制御装置101 は、CPU、R
OM、RAM、ゲート素子等から構成され、制御の主要
部はROMに書き込まれている。
【0025】主制御装置101 は、給紙制御手段102 、給
紙制御タイマ103 、メインモータ駆動回路104 、ピック
アップソレノイド駆動回路105 、給紙モータ駆動回路10
6 、給紙モータ制御手段110 、ピックアップ制御手段11
1 から構成されている。
【0026】また、主制御装置101 にはメインモータ10
7 、ピックアップソレノイド108 、給紙モータ109 が接
続されており、これらによって前記ピックアップローラ
203、給紙ローラ対204 及び搬送ローラ206 から構成さ
れるカセット給紙機構が駆動され、前記カセット202 に
セットされたシートSを前記レジストローラ208 まで給
送する。
【0027】次に、各部の機能について説明する。図3
に示すように、前記レーザービームプリンタ201 のカセ
ット給紙においては、ピックアップローラ203 をシート
S上に押し当てて回転させることにより、給紙ローラ20
4 対まで送り出す。ピックアップローラ203 はメインモ
ータ107 によって駆動されるカム機構(図示せず)によ
り回転軸が上下動するようになっており、前記ピックア
ップソレノイド108 を駆動することで前記カム機構が駆
動して上下動し、シートを送出しないときはシート面か
ら離隔した離隔位置にあり、シートを送出するときはシ
ート面に接触する接触位置に揺動する。ピックアップロ
ーラ203 の回転は前記給紙モータ109 によって行われ
る。また、前記給紙モータ109 は給紙ローラ対204 も回
転させる。本実施形態においては、給紙モータ109 には
ステッピングモータが使用されている。
【0028】前記給紙ローラ対204 は給送回転体として
の給紙ローラ204 aと、リタード回転体としてのリター
ドローラ204 bから構成されている。給紙ローラ204 a
はピックアップローラ203 と同じ回転速度でシートをレ
ジストローラ208 へ搬送する方向に回転する。一方、リ
タードローラ204 bはシートの下面に給紙ローラ204a
とは逆方向への負荷を給紙ローラ204 aよりも小さいト
ルクでかけるようになっている。
【0029】前記シート給送装置は前記主制御装置101
の給紙制御手段102 から前記各駆動回路104 、105 、10
6 を介して制御される。
【0030】次に給紙ローラ204 a及びリタードローラ
204 bの動作を図4に示す。前述したように、通常は給
紙ローラ204 aとリタードローラ204 bの接触面の摩擦
力がリタードローラ204 bの回転力よりも強いため、両
ローラ間にシートが無い場合には、リタードローラ204
bは給紙ローラ204 aに連れ回りする(図4(a) の状
態)。また、シートとローラとの摩擦力がそれぞれのロ
ーラの回転力よりも強いため、シートが1枚のみ給紙ロ
ーラ204 aとリタードローラ204 bの間に挟まっている
場合にもリタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに連
れ回りする(図4(b) の状態)。また、シートとシート
の間の摩擦力は、ローラ面とシートとの間の摩擦力より
も弱いため、シートが2枚以上重なった状態で給紙ロー
ラ対204 まで運ばれた場合、最上面のシートのみ給紙ロ
ーラ204 aにより、レジストローラ208 方向へ送り込ま
れ、下面のシートは順次リタードローラ204 bによって
分離され、カセット側に押し戻される(図4(c) の状
態)。
【0031】給紙制御タイマ103 は給紙制御手段102 が
前記シート給送装置をシーケンシャルに制御するための
タイミングを管理する。
【0032】さてここで、前記図3に示すようなシート
給送装置においては、ピックアップされたシートは先端
が給紙ローラ204 aかリタードローラ204 bかのどちら
かに接触した後に接触したローラに従動してローラ間に
入ってゆく(図5(a) の状態)。
【0033】通常、前記構成のシート給送装置において
は、給紙動作開始時には給紙ローラ204 aとリタードロ
ーラ204 bの間にシートが挟まっていない状態である。
従って、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの駆
動源である給紙モータ109 の回転を開始するとリタード
ローラ204 bは給紙ローラ204 aに連れて回りはじめ
る。
【0034】しかし、前述したように、給紙動作を繰り
返してゆくと、給紙ローラ204 a、リタードローラ204
bの表面が摩耗してゆき、ローラ表面の摩擦力は低下す
る。更に、シートの含有物の付着によりローラ表面の摩
擦力がより一層低下する場合もある。
【0035】給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b
間の摩擦力が低下した場合、給紙ローラ204 aからリタ
ードローラ204 bへの回転力の伝達が低下するため前記
給紙モータ109 の回転立ち上げ時にはリタードローラ20
4 bが給紙ローラ204 aに追従するための加速度は給紙
ローラ204 a自身の加速度よりも低くなる。このため、
給紙モータ109 の回転開始後、暫くはリタードローラ20
4 bの周速は給紙ローラ204 aの周速よりも遅い状態が
続く。もし、この状態でピックアップローラ203 により
ピックアップされたシートがリタードローラ204 bに接
触した場合、シート先端が給紙ローラ対204 に入る前に
ピックアップローラ203 と給紙ローラ対204 の間で弛み
が生じ、紙詰まりが起こる可能性がある(図5(b) の状
態)。
【0036】そこで、本実施形態の給紙制御手段102 で
は給紙モータ制御手段110 による給紙モータ109 の回転
開始タイミングとピックアップ制御手段111 によるピッ
クアップソレノイド108 の駆動タイミングを適切にコン
トロールすることにより、前記紙詰まりの危険性を低く
している。
【0037】そのために、図6に示すように、ピックア
ップ制御手段111 を制御する。即ち、ピックアップ制御
手段111 はレーザービームプリンタ201 が印字可能な状
態のときに前記外部機器からの印字指示に応じて起動さ
れる。起動後、ステップS601 (以下単にS601 のよう
に記述する)において給紙制御タイマ103 (T1 )のス
タート処理を行う。これにより給紙制御タイマ103 がカ
ウントを開始する。次にS602 で給紙モータ109 の回転
を開始する。その後、S603 で給紙制御タイマ103 のカ
ウント値T1 がピックアップタイミングTp になるまで
待つ。ここでTp の値は、給紙ローラ204 a、リタード
ローラ204 bの表面の摩擦力が著しく低下し、後述の寿
命検出手段によって寿命と判断される直前において、給
紙モータ109 の回転開始からリタードローラ204 bが給
紙ローラ204 aと同じ周速で回転するまでの時間であ
る。
【0038】ローラ表面摩擦力の低下の度合が小さけれ
ば、給紙モータ109 の回転開始から所定時間でリタード
ローラ204 bは給紙ローラ204 aに近い周速で連れ回り
始める。尚、ピックアップタイミングTp は実験データ
等に基づき、あらかじめ求められている値を設定する。
【0039】前記S603 で給紙制御タイマ103 のカウン
ト値T1 がTpになったら、S604でピックアップソレ
ノイドを駆動する。次にS605 で給紙制御タイマ103 の
カウント値T1 がピックアップソレノイド停止のタイミ
ングになるまで待ち、S606でピックアップソレノイド
を停止する。
【0040】その後、S607 で給紙完了(前記レジスト
ローラ208 の前でシートの先端位置決めが完了する)ま
で給紙モータ109 の駆動を継続する。そして、S607 で
給紙完了条件が成立すればS608 へ進み、給紙モータ制
御手段110 に給紙モータ停止指示を出してピックアップ
制御を完了する。
【0041】以上のようなピックアップ制御手段111 の
制御によって、給紙動作においてリタードローラ204 b
の周速が給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくなってか
らピックアップされたシートがリタードローラ204 bに
接触するようにコントロールされる。これにより、給紙
ローラ対204 の摩擦力低下に起因する紙詰まりの危険性
を少なくすることができる。
【0042】ここで、前記給紙ローラ204 aの寿命を検
出する寿命検出手段の構成について説明する。
【0043】本実施形態における給紙ローラ204 aの寿
命検出は、図7のフローチャートに示す手順で行われる
ようになっている。即ち、図7における、S701 ではプ
リント指令がコントローラから出力されているかを判断
し、もし出力されているならばS702 で給紙制御用のタ
イマをスタートさせる。S703 では、図6に示す制御に
よってシートのピックアップ動作を行わせる。
【0044】S704 では、シート給送開始してから最初
のシートセンサでシート先端を所定時間内に検知できた
かを判断する。時間内に検知できれば、正常な給紙動作
と判断して、S711 で給紙枚数をカウントアップする。
もし、シート先端を検知できなければ、給紙失敗と判断
し、S705 でタイマをリセットした上で給紙動作再実行
をS703 同様に行う。そして、S706 では、S704 と同
様に、給紙の成功、失敗を判断する。但し、この時のシ
ート先端検知のリミット時間は、S704 の処理時より長
く設定してある。
【0045】前記S706 で給紙失敗と判断すれば、S70
9 へ進んでジャム処理を行う。一方、給紙に成功した場
合は、S707 へ進み、S711 で正常に給紙完了した枚数
が、ROM上に記憶してある値より大きいか否かを判断
し、もし、大きいならば、給紙ローラ204 aの寿命が近
いと判断し、S710 で寿命報知手段によって警告を発す
る。この警告は、通信によってコントローラに報知する
手段と、LEDの点灯によって使用者に報知する方法と
備えている。そして、S708 では給紙枚数をクリアし、
次の給紙から改めて給紙枚数をカウントする。
【0046】本実施形態にあっては、上記のようにして
給紙ローラ204 aの寿命を検出するものである。
【0047】〔第2実施形態〕前述した第1実施形態で
は、外部機器からの印字指示に応じて給紙を開始すると
きのピックアップローラ203 によるシート繰り出し開始
のタイミングと、給紙ローラ対204 の回転動作開始のタ
イミングをコントロールすることにより、リタードロー
ラ204 bの周速が給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しく
なってからピックアップされたシートがリタードローラ
204 bに接触するようにしている。
【0048】しかし、第1実施形態の処理では給紙モー
タ109 の回転開始からリタードローラ204 bの回転が安
定するまでの間、給紙動作が開始できないため、給紙時
間にロスが生じることになる。このようなロスタイム
は、低速の画像処理装置においてはそれほど問題にはな
らないが、高速機になればわずかな時間でも処理速度
(スループット)に影響を及ぼしてしまう。
【0049】そこで、本実施形態の装置においては、先
行するシートの給紙動作中にカセット待機紙をあらかじ
め給紙ローラ対204 まで送り込むことにより、給紙時間
にロスを生じさせることなく、給紙ローラ対204 の摩擦
力低下に起因する紙詰まりの危険性を少なくしている。
【0050】尚、この実施形態で取り上げるレーザービ
ームプリンタは、前述した第1実施形態と同様に図2に
示すものであり、給紙ローラ寿命検出手段の構成も第1
実施形態と同様である。
【0051】図8は第2実施形態に係るシート給送制御
を行う制御手段の構成ブロック図である。図8の101 〜
111 は第1実施形態の図1で説明したものと同様である
ため、再度の説明は省略する。本実施形態の構成には更
に、給紙制御手段102 の中に予備給紙制御手段801 と予
備給紙制御タイマ802 が設けられている。
【0052】図9は予備給紙制御手段801 の制御のフロ
ーチャートである。予備給紙制御手段801 はレーザービ
ームプリンタ201 が前記外部機器からの印字指示に応じ
て所定の給紙動作を完了した時点で前記外部機器から出
力される画像の垂直同期信号に応じて起動される。起動
後、ステップS901 でレジストローラ208 の駆動開始ま
で待機する。レジストローラ208 は、図示しない印字制
御手段により、前記外部機器から出力される画像の垂直
同期信号から所定タイミング後に駆動される。
【0053】レジストローラ208 の駆動開始が確認され
ると、S902 において予備給紙制御タイマ802 (T2 )
のスタート処理を行う。これにより予備給紙制御タイマ
802がカウントを開始する。次にS903 で予備給紙にお
けるピックアップソレノイド駆動タイミングTppの値を
設定する。ここでTppの値は、レジストローラによって
搬送されるシート後端が給紙ローラ対204 を通過する直
後にカセット上に待機するシートが給紙ローラ対204 に
入るようになるタイミング、すなわち、レジストローラ
208 によって搬送されるシート後端が給紙ローラ対204
を通過するタイミングから、ピックアップソレノイド駆
動からカセット上のシートが給紙ローラ対204 に到達す
るまでの時間だけさかのぼったタイミングとして算出さ
れる。
【0054】レジストローラ208 によって搬送されるシ
ート後端が給紙ローラ対204 を通過するタイミングはシ
ートサイズ毎に異なるため、Tppの値は搬送中のシート
サイズ情報に基づき求める。その後、S904 で予備給紙
制御タイマ802 のカウント値T2 がピックアップソレノ
イド駆動タイミングTppになるまで待つ。そして、S90
4 で予備給紙制御タイマ802 のカウント値T2 がTppに
なったらS905 でピックアップソレノイド108 を駆動す
る。
【0055】次にS906 で予備給紙制御タイマ802 のカ
ウント値T2 がピックアップソレノイド停止のタイミン
グになるまで待ち、S907 でピックアップソレノイドを
停止する。その後、S908 で予備給紙完了タイミングま
で給紙モータ109 の駆動を継続する。尚、予備給紙完了
タイミングはピックアップソレノイド駆動からピックア
ップされたシート先端が給紙ローラ対204 から少し出る
までの時間として設定されている。そして、S908 で予
備給紙が完了すればS909 へ進み、給紙モータ制御手段
110 に給紙モータ停止指示を出して予備給紙制御を完了
する。
【0056】以上のような予備給紙制御手段801 の制御
によって、印字動作を開始したシートの後端が給紙ロー
ラ対204 を通過した直後に、カセット上のシートを給紙
ローラ対204 に送り込むことになる。前記のように、給
紙ローラ対204 の摩擦力の低下が所定値以内であれば、
リタードローラ204 bの周速は給紙モータ109 の起動か
ら所定時間内で給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくな
る。従って、先行するシートの後端が給紙ローラ対204
を通過する時点ではリタードローラ204 bの周速は給紙
ローラ204 aの周速とほぼ等しくなっていると考えられ
る。更に、本実施形態における予備給紙処理は外部機器
からの印字指示前に関係なく先行紙に続けて実行される
ため給紙時間のロスにならずスループットへの影響もな
くなる。
【0057】〔第3実施形態〕図10は給紙ローラ204 a
の寿命を報知する本発明の第3の実施形態の制御を示す
フローチャートである。S701 からS706 までは、前述
した第1の実施形態の給紙ローラ寿命検出と同様であ
る。この実施形態では、給紙開始から給紙完了すべき時
間を設定し、この間で給紙動作が完了するかを監視す
る。S1007で設定した時間が経過したかを判断する。こ
の時間は給紙再実行を数回行える時間である。タイムオ
ーバーしていなければS706 に戻り、給紙動作を再実行
する。即ち、この実施形態では再実行手段として給紙動
作を再度実行する制御構成となっている。
【0058】一方、S1007でタイムオーバーしていれ
ば、給紙ローラ204 aの寿命が近いと判断し、S1008で
警告を発し、S1009でジャム処理を行う。
【0059】1回の判断で給紙ローラ寿命と判断したく
ない場合は、S1007でタイムオーバーした後、これを記
憶するカウンターをカウントアップし、あらかじめ記憶
しておいた値と比較し、この値を超えたらS1008の警告
処理を行うようにすればよい。
【0060】〔第4実施形態〕図11は給紙ローラ寿命を
報知する本発明の第4実施形態の制御を示すフローチャ
ートである。S701 からS706 までは、第1実施形態の
給紙ローラ寿命検出と同様である。この第4実施形態で
は、再実行手段によって給紙再実行を行った回数を監視
し、所定回数を超えたときに給紙ローラ204 aが寿命と
判断する。
【0061】具体的には、まずS706 の給紙再実行処理
を行う前に、S1111で再実行回数力ウンタをクリアす
る。給紙再実行した後、S1107で給紙再実行回数をカウ
ントアッブする。S1108ではこの回数があらかじめ設定
された値を超えたかを判断し、超えていなければS706
へ戻り、給紙再実行を行う。超えていれば、給紙ローラ
寿命と判断してS1109で警告を発し、S1110でジャム処
理を行う。
【0062】1回の判断で給紙ローラ寿命と判断したく
ない場合は、S1108でカウントオーバーした後、これを
記憶するカウンターをカウントアップし、あらかじめ記
憶しておいた値と比較し、この値を超えたらS1109の警
告処理を行うようにすればよい。
【0063】〔第5実施形態〕図12は、給紙ローラ寿命
を報知する本発明の第5実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。S701 からS704 までは、第1実施形態
の給紙ローラ寿命検出と同様である。この第5実施形態
では、正常に給紙した枚数と、再実行手段による給紙再
実行した回数を比較し、給紙再実行率がある値を超えた
ときに寿命と判断する。
【0064】即ち、正常に給紙した枚数をカウントする
カウンタと、給紙再実行した回数をカウントするカウン
タは、電源投入時にリセットされる。あるいは、プリン
タ出荷時、あるいはサービスマンが給紙ローラを交換し
たときにリセツトしてもよい。
【0065】S704 で正常に給紙動作を完了したと判断
すれば、S711 で給紙枚数をカウントアップする。そう
でなければ、S1205で給紙再実行回数のカウントアップ
を行い、S1206で給紙再実行を行う。S1207ではこの給
紙再実行が成功したかを判断し、失敗と判断すれば、S
1211でジャム処理を行う。
【0066】成功と判断すれば、S1208で給紙枚数をカ
ウントアップする。S1209では、給紙再実行回数と給紙
枚数の比率を計算し、あらかじめ設定されている値を超
えたか否かを判断する。超えていればS1210で給紙ロー
ラ204 aの寿命を警告する。
【0067】この実施形態では、1回の給紙再実行を失
敗するとジャム処理を行っているが、第4実施形態に示
すように、複数回の給紙再実行を行ってもよい。この
時、給紙再実行を行うたびにこの回数をカウントアップ
する。また、前述した各実施形態の給紙ローラ寿命検出
構成をそれぞれ任意に組み合わせて、より制度の高い給
紙ローラ寿命判断を行うことも可能である。
【0068】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
ピックアップローラ203 と給紙ローラ対204 を共に給紙
モータ109 によって駆動するようにしたが、これらは別
の駆動源によって駆動するように構成してもよい。
【0069】また、前述した実施形態ではシート給送装
置をプリンタの記録シートを給送する場合で説明した
が、このシート給送装置は他にも複数枚セットした原稿
を一枚ずつ分離給送し、原稿記載情報を読み取る画像読
取装置等にも好適に用いることが可能である。そのた
め、画像処理装置としては複写機やプリンタ等の画像形
成装置のみならず、スキャナ等の画像読取装置であって
もよい。
【0070】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
分離手段の回転体が回転を開始し、リタード回転体の周
速が給送回転体の周速とほぼ等しくなってから送出手段
によってシートを送り出すようにすることにより、給送
回転体とリタード回転体間の摩擦力低下に起因するシー
トの搬送不良を少なくすることができる。
【0071】また、先行シートを給送した直後に後行シ
ートを予備給送するように構成すれば、シート給送時間
にロスを生じさせることなく、短いスループットによっ
て画像処理することが可能となる。
【0072】また、分離給送されたシートの給送完了を
検出し、給送されたシートの給送完了を検出できないと
きは再度シートの分離給送を行い、このとき前記給送回
転体の寿命を検出するように構成することにより、給送
回転体の摩擦力低下によるシート給送不良を未然に防止
することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート給送制御を行う制御手段の構成ブロック
図である。
【図2】シート給送装置を備えたレーザービームプリン
タの横断面説明図である。
【図3】シート給送装置の模式説明図である。
【図4】シート分離機構の動作概略説明図である。
【図5】分離手段の摩擦力低下によるシート給送不良の
状態説明図である。
【図6】シート給送制御のフローチャートである。
【図7】給紙ローラの寿命検出手順を示す制御フローチ
ャートである。
【図8】第2実施形態に係るシート給送制御を行う制御
手段の構成ブロック図である。
【図9】予備給紙制御手段の制御のフローチャートであ
る。
【図10】給紙ローラの寿命を報知する第3の実施形態
の制御を示すフローチャートである。
【図11】給紙ローラの寿命を報知する第4の実施形態
の制御を示すフローチャートである。
【図12】給紙ローラの寿命を報知する第5の実施形態
の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
S …シート 101 …主制御装置 102 …給紙制御手段 103 …給紙制御タイマ 104 …メインモータ駆動回路 105 …ピックアップソレノイド駆動回路 106 …給紙モータ駆動回路 107 …メインモータ 108 …ピックアップソレノイド 109 …給紙モータ 110 …給紙モータ制御手段 111 …ピックアップ制御手段 201 …レーザビームプリンタ 202 …カセット 203 …ピックアップローラ 204 …給紙ローラ対 204 a…給紙ローラ 204 b…リタードローラ 205 …搬送パス 206 …搬送ローラ 207 …レジ前センサ 208 …レジストローラ 209 …画像形成手段 210 …レーザスキャナ部 211 …定着器 212 ,213 ,214 ,215 …排出搬送ローラ 216 …排出トレイ 801 …予備給紙制御手段 802 …予備給紙制御タイマ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収容部から送り出す送出手段
    と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ
    分離給送する分離手段とを有するシート給送装置におい
    て、 前記分離手段は、シートを給送する方向へ回転する給送
    回転体と、前記給送回転体に対して対に配設され、前記
    給送回転体へ加えられる回転力よりも小さい回転力が伝
    達されると共に、シートを戻す方向へ回転するリタード
    回転体とを有し、 前記分離手段の給送回転体及びリタード回転体の回転開
    始から所定時間後に前記送出手段によるシート送り出し
    を開始するよう構成したことを特徴とするシート給送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記分離手段の給送回転体及びリタード
    回転体の回転開始から所定時間は、回転を開始したリタ
    ード回転体が前記給送回転体の回転に連れ回りするため
    に必要な時間であることを特徴とする請求項1に記載の
    シート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記送出手段と分離手段とを別の駆動源
    によって駆動するよう構成したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記送出手段は、送出回転体が収容部に
    収容されたシートに接触して該シートを送り出す接触位
    置と、前記シートから離隔する離隔位置とに変位可能に
    構成され、離隔位置にある送出回転体を前記給送回転体
    とリタード回転体の回転開始から所定時間後に接触位置
    へ変位させるよう構成したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 シートを収容部から送り出す送出手段
    と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ
    分離給送する分離手段とを有するシート給送装置におい
    て、 前記分離手段は、シートを給送する方向へ回転する給送
    回転体と、前記給送回転体に対して対に配設され、前記
    給送回転体へ加えられる回転力よりも小さい回転力が伝
    達されると共に、シートを戻す方向へ回転するリタード
    回転体とを有し、 前記送出手段及び分離手段によってシートを分離給送し
    てから所定時間後に、前記送出手段が次のシート送り出
    しを開始し、該シート先端が給送回転体とリタード回転
    体にニップされる位置まで予備給送するよう構成したこ
    とを特徴とするシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記送出手段及び分離手段によって分離
    給送されたシートの後端が前記分離手段を通過した直後
    に、次のシート先端が前記分離手段へ到達するように送
    出手段によって前記予備給送するよう構成したことを特
    徴とする請求項5記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記予備給送が終了するまで前記分離手
    段の給送回転体とリタード回転体の回転を継続させるよ
    う構成したことを特徴とする請求項5記載のシート給送
    装置。
  8. 【請求項8】 前記シート給送装置は、分離給送された
    シートの給送完了を検出する給送検出手段と、前記給送
    検出手段が給送されたシートの給送完了を検出できない
    ときに再度シートの分離給送を行う再実行手段とを有
    し、前記再実行手段を実行の際に前記給送回転体の寿命
    を検出する寿命検出手段と、前記寿命検出手段により、
    給送回転体の寿命を検出したときに報知する寿命報知手
    段とを有することを特徴とする請求項1又は請求項5に
    記載のシート給送装置。
  9. 【請求項9】 前記寿命検出手段は、前記再実行手段を
    実行することなくシート給送を完了した回数Aをカウン
    トし、前記再実行手段を実行したときに前記回数Aと設
    定値Bとを比較してA>Bとなったときに、給送回転体
    の寿命を検出することを特徴とする請求項8記載のシー
    ト給送装置。
  10. 【請求項10】 前記寿命検出手段は、前記再実行手段
    を実行したときに所定時間内にシート給送が完了しない
    場合に給送回転体の寿命を検出することを特徴とする請
    求項8記載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】 前記所定時間は前記再実行手段による
    実行を複数回行える時間であることを特徴とする請求項
    10記載のシート給送装置。
  12. 【請求項12】 前記寿命検出手段は、前記再実行手段
    を実行した回数が所定回数を超えたときに給送回転体の
    寿命を検出することを特徴とする請求項8記載のシート
    給送装置。
  13. 【請求項13】 前記寿命検出手段は、シートの給送完
    了回数と、再実行手段を実行した回数とを比較し、給送
    再実行率が所定値以上になったときに給送回転体の寿命
    を検出することを特徴とする請求項8記載のシート給送
    装置。
  14. 【請求項14】 収容部に収容したシートを1枚ずつ分
    離給送して所定の画像処理を行うシート処理装置におい
    て、 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のシート給
    送装置と、 前記シート給送装置によって給送されたシートに画像処
    理を行う画像処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230666A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Kyocera Mita Corp シート給送装置及びそれを備えた画像形成装置

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