JPH11314856A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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Publication number
JPH11314856A
JPH11314856A JP12357198A JP12357198A JPH11314856A JP H11314856 A JPH11314856 A JP H11314856A JP 12357198 A JP12357198 A JP 12357198A JP 12357198 A JP12357198 A JP 12357198A JP H11314856 A JPH11314856 A JP H11314856A
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Application number
JP12357198A
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English (en)
Inventor
Toru Nibu
亨 丹生
Masaki Deguchi
正樹 出口
Kazuhisa Kondo
一寿 近藤
Jun Kusakabe
盾 日下部
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿のページ順を変えることなく原稿の両面
を原稿読取り部に送り込む際に、原稿の読取り位置の通
過を必要最小限の2回だけとして、原稿読取り部の汚れ
を軽減する。 【解決手段】 原稿トレイ10から分離給紙部20によ
って取り出された原稿を、第1搬送路31に沿って読取
り位置71でまず下側面の画像情報を読み取る。そし
て、原稿反転部60でその搬送方向をスイッチバックし
た上で、第2搬送路32を介して再び第1搬送路31に
沿って読取り位置71に搬送し、今度は上側面の画像情
報を読み取る。こうして両面画像情報が読み取られた原
稿を第1排出分岐レバー(両面原稿排出機構部)421
により両面原稿排出トレイ80に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、スキャナ
ー装置およびファクシミリ装置等において、原稿の画像
情報を読み取る原稿読取り部に、複数の原稿の表裏両面
に形成された画像情報を読み取らせるための自動原稿搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動原稿搬送装置(特開平9−1
06116号)を図6に示す。この自動原稿搬送装置
は、原稿トレイ(原稿載置部)10に載置される原稿P
を上から分離給紙部20により1枚ずつ取り出して搬送
路131、搬送路132を通って原稿読取り部70の読
取り位置71に給送し、まず原稿Pの表面の画像情報を
読み取る。続いて、この原稿Pを搬送路133終端の原
稿搬送方向を案内する分岐レバー140により原稿反転
部60に導き、ここでスイッチバックさせることにより
原稿Pの表裏を反転させた後、搬送路134、搬送路1
32を通って再び読取り位置71に搬送して原稿Pの裏
面の画像情報を読み取るものである。
【0003】このように原稿Pを上から1枚ずつ分離給
紙しているのは、原稿トレイ10からの原稿Pの分離給
紙は一般に給紙ローラ等による摩擦力を利用して行われ
るものであるが、原稿Pを下から取り出すこととする
と、原稿トレイ10上の原稿Pに上から比較的大きな押
圧力を与えることが必要となり、大きな摩擦力のために
原稿汚れが生じやすくなるためである。
【0004】このように原稿トレイ10上の原稿Pを上
から取り出すこととすると、読取りを終えて排出トレイ
(両面原稿排出部)80上に排出される原稿Pのページ
順を変えないためには、原稿トレイ10上での原稿Pの
表面側を下向きにして排出する必要がある。そのため、
この自動原稿搬送装置では、上述の手順により原稿Pの
表面と裏面の読取りが終わったとき、読取り位置71か
ら搬送路133を通って搬送されてくる原稿Pの表面が
上向きになっているため、この原稿Pを分岐レバー14
0によりさらにもう一度原稿反転部60に送り込んで原
稿Pの表裏を反転し、原稿Pの表面を下向きにした状態
で読取り位置71から排出トレイ80に排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このページ順
どおりに排出するために反転された原稿Pは、搬送路1
34、搬送路132からもう一度読取り位置71を通過
して、搬送路133を通って排出トレイ80に搬送され
るため、この自動原稿搬送装置では、原稿Pは、原稿表
面と裏面の読取り時に加えて、ページ順どおりに排出す
るためだけの原稿読取りを行わない空送りの合計3回、
読取り位置71を通過することとなる。このため、この
ような空送りを必要とする自動原稿搬送装置では、原稿
読取り部70の読取り位置71で原稿Pと接するコンタ
クトガラス72が必要以上に汚れやすいという問題があ
った。
【0006】また、原稿読取りを行わない空送りを必要
とするために両面読取り時の生産性が低くなってしまう
問題があった。
【0007】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、原稿のページ順を変えることなく原稿
の両面を原稿読取り部に送り込む際に、原稿の読取り位
置の通過を必要最小限の2回だけとして、原稿読取り部
の汚れを軽減するとともに、両面読取り時の生産性の低
下を防止することのできる自動原稿搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
自動原稿搬送装置は、両面に画像情報を有する複数の原
稿を載置可能な原稿載置部と、この原稿載置部に載置さ
れた原稿を上から1枚ずつ分離して給送する分離給紙部
と、両面の画像情報が読み取られた原稿を載置可能な両
面原稿排出部と、搬入される原稿の表裏を反転させる原
稿反転部と、原稿の画像情報を読み取る読取り位置を介
して前記分離給紙部と前記原稿反転部との間で原稿を案
内する第1搬送路と、前記原稿反転部で表裏反転された
原稿を前記第1搬送路上の前記読取り位置より分離給紙
部側の第1分岐位置に案内する第2搬送路と、前記第1
搬送路上の前記読取り位置より前記原稿反転部側の第2
分岐位置から第1搬送路上の原稿を前記両面原稿排出部
に排出する両面原稿排出機構部とを備え、前記原稿載置
部から分離給紙された原稿を前記第1搬送路に沿って前
記読取り位置を介して前記原稿反転部に搬送し、この原
稿反転部で表裏反転された原稿を、前記第2搬送路を介
して前記第1搬送路を前記読取り位置に向けて搬送した
後、前記両面原稿排出機構部から前記両面原稿排出部に
排出するものである。
【0009】この発明では、原稿載置部から分離給紙部
によって第1搬送路に給送された原稿は、読取り位置
で、まず片面の画像情報が読み取られる。片面の画像情
報が読み取られた原稿は、第1搬送路から原稿反転部に
搬入されてその表裏が反転される。こうして表裏反転さ
れた原稿は、第2搬送路を介して第1搬送路の読取り位
置より分離給紙部側の第1分岐位置に戻され、再び読取
り位置に向かって搬送される。そして、この読取り位置
において、残りの面の画像情報が読み取られた原稿は、
読取り位置より原稿反転部側の第2分岐位置から両面原
稿排出機構部によって両面原稿排出部に排出される。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の自動原
稿搬送装置において、前記原稿反転部が、搬入される原
稿の搬送方向をスイッチバックさせて搬出することによ
り、当該原稿の表裏を反転させるように構成されたもの
である。
【0011】この発明では、第1搬送路から原稿反転部
に搬入される原稿は、その搬送方向をスイッチバックさ
れた上で第2搬送路に搬出され、読取り位置より分離給
紙部側の第1分岐位置から第1搬送路に戻されることか
ら、当該原稿は、この原稿反転部によるスイッチバック
により、読取り位置を1回目に通過するときと、スイッ
チバック後の2回目に通過するときとで、読取り位置上
における表裏面が反転することとなる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の自動原稿搬送装置において、前記両面原稿排出部が、
前記読取り位置に対して前記原稿載置部と異なる側に配
置されたものである。
【0013】この発明では、両面原稿排出部と原稿載置
部とが、読取り位置に対して異なる側に配置されている
ため、これら両面原稿排出部と原稿載置部とが上下方向
に重なることなく配置することができ、本装置本体を高
さ方向にコンパクトに構成することができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のうちい
ずれかに記載の自動原稿搬送装置において、前記原稿反
転部が、前記読取り位置に対して前記原稿載置部と同じ
側に配置されたものである。
【0015】この発明では、原稿載置部と原稿反転部と
が、読取り位置に対して同じ側に配置されていることか
ら、原稿載置部と原稿反転部とを上下方向に重なった状
態で配置することができ、従って、本装置本体を水平方
向にコンパクトに構成することができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のうちい
ずれかに記載の自動原稿搬送装置において、画像情報を
読み取られた片面原稿を載置可能な片面原稿排出部と、
前記分離給紙部から、前記第1搬送路上の前記読取り位
置より前記原稿反転部側の第5分岐位置に原稿を案内す
る第3搬送路と、前記第1搬送路上の前記読取り位置よ
り前記分離給紙部側の第6分岐位置から前記第1搬送路
上の原稿を前記片面原稿排出部に排出する片面原稿排出
機構部とを備え、前記原稿載置部から分離給紙された原
稿を、前記第3搬送路を介して前記第1搬送路を前記読
取り位置に向けて搬送し、前記片面原稿排出機構部から
前記片面原稿排出部に排出するものである。
【0017】この発明では、片面にのみ読み取るべき画
像情報が形成された片面原稿の場合、原稿は、原稿載置
部から第3搬送路を介して第1搬送路上の読取り位置よ
り原稿反転部側の第5分岐位置に搬送される。そして、
当該原稿は、この第5分岐位置から第1搬送路を読取り
位置に向けて搬送されることでその画像情報を読み取ら
れ、読取り位置より分離給紙部側の第6分岐位置から片
面原稿排出機構部によって片面原稿排出部に排出され
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項5記載の自動原
稿搬送装置において、前記片面原稿排出部が、前記読取
り位置に対して前記原稿載置部と同じ側に配置されたも
のである。
【0019】この発明では、原稿載置部と原稿反転部と
が、読取り位置に対して同じ側に配置されていることか
ら、原稿載置部と原稿反転部とを上下方向に重なった状
態で配置することができ、従って、本装置本体を水平方
向にコンパクトに構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる自動原
稿搬送装置の一実施形態を示す図であり、同図におい
て、従来の自動原稿搬送装置と同様の機能を果たす構成
については、同一の符号を付している。なお、この実施
形態は、複写機の上部に搭載する場合を例にしている
が、同様の構成によって、スキャナー装置やファクシミ
リ装置等に適用することもできる。
【0021】この自動原稿搬送装置は、原稿が載置され
る原稿トレイ10と、原稿トレイ10から1枚ずつ原稿
を取り出す分離給紙部20と、読取りを終えた両面原稿
が排出される両面原稿排出トレイ80と、読取りを終え
た片面原稿が排出される片面原稿排出トレイ81と、原
稿の搬送方向をスイッチバックさせる原稿反転部60と
を備えており、これらの間で原稿を複数の搬送路31〜
33によって所定の搬送順序で搬送するように構成され
ている。
【0022】まず、この自動原稿搬送装置の構成につい
て説明する。原稿トレイ10は、両面あるいは片面に画
像情報を有する原稿を積層して載置可能に構成された原
稿載置部である。この原稿トレイ10の底部には、原稿
セットセンサ11が取り付けられており、このセンサ1
1によって原稿トレイ10上に原稿が載置されているか
否かを検出可能となっている。
【0023】また、この原稿トレイ10の出口側には、
分離給紙部20が配置されており、原稿トレイ10上に
載置された原稿束を一枚ずつに分離して、第1搬送路3
1に給紙するようになっている。すなわち、原稿トレイ
10の出口側の底部には、昇降板25が設けられてお
り、原稿トレイ10上の原稿を、原稿トレイ10の上方
に設けられた給紙ベルト23に向かって押し上げる。こ
の給紙ベルト23は、前給紙ローラ21および後給紙ロ
ーラ22とによって、原稿トレイ10上の最上位置にあ
る原稿を第1搬送路31に送り出すように回転駆動す
る。また、この給紙ベルト23の下側には、この給紙ベ
ルト23に対向してパッドコロ24が設けられており、
原稿トレイ10上の上から2枚目以下の原稿を原稿トレ
イ10側に戻すように、給紙ベルト23と接触面におい
て逆方向に回転駆動する。このため、これら給紙ベルト
23およびパッドコロ24によって、原稿トレイ10上
の原稿束がさばかれ、その最上位置にある1枚の原稿が
分離されて第1搬送路31に給送される。
【0024】この第1搬送路31は、この分離給紙部2
0から原稿の画像情報が読み取られる読取り位置71を
通って原稿反転部60に至るものであり、分離給紙部2
0と読取り位置71との間には、第3搬送路33が分岐
する第4分岐位置44と、第2搬送路32が分岐する第
1分岐位置および第2排出分岐レバー(片面原稿排出機
構部)461が設けられた第6分岐位置を兼ねる重複分
岐位置41とを有している。また、第1搬送路31の読
取り位置71と原稿反転部60との間には、第1排出分
岐レバー(両面原稿排出機構部)421が設けられた第
2分岐位置42と、第3搬送路33が分岐する第5分岐
位置45を有している。
【0025】以下、各部の構成を、まず、この第1搬送
路31に沿って、分離給紙部20側から原稿反転部60
側へ順に説明する。なお説明の便宜上、第1搬送路31
の分離給紙部20側を上流側、原稿反転部60側を下流
側と呼ぶこととする。
【0026】第1搬送路31の入口部、つまり分離給紙
部20の近傍位置には、片面原稿の搬送に用いられる第
3搬送路33が分岐する第4分岐位置44が設けられて
いる。この第4分岐位置44には、分離給紙部20から
第1搬送路31を介して第4分岐位置44に搬送されて
くる原稿が両面原稿であるか片面原稿であるかによって
その搬送経路を切り替えるための搬送方向切り替え手段
として、給紙分岐レバー441が設けられている。すな
わち、この給紙分岐レバー441は、分離給紙部20か
ら搬送されてくる原稿が両面原稿の場合には、図1破線
位置にセットされることで当該原稿を読取り位置71側
(下流側)の第1搬送路31に導き、片面原稿の場合に
は、図1の実線位置にセットされることで当該原稿を第
3搬送路33に導くようになっている。この第3搬送路
33については後述する。
【0027】この第4分岐位置44の下流側には、分離
給紙部20から第1搬送路31に給送される原稿の先端
を検出する第1レジストセンサ53が設けられている。
なお、この第1レジストセンサ53は、後述する第2搬
送路32を搬送される原稿についても、その先端を検出
しうるように配置されている。
【0028】この第1レジストセンサ53の下流側に
は、後述する第2搬送路32が分岐する第1分岐位置
と、第2排出分岐レバー461が設けられた第6分岐位
置とを兼ねる重複分岐位置41が設けられている。この
重複分岐位置41に設けられた第2排出分岐レバー46
1は、読取りを終えた片面原稿を片面原稿排出トレイ
(片面原稿排出部)81に排出するための片面原稿排出
機構部であるとともに、この重複分岐位置41に至る原
稿の搬送経路を規制する搬送方向規制手段をなしてい
る。すなわち、この第2排出分岐レバー461は、図1
の破線位置にセットされることで、第1搬送路31の上
流側(分離給紙部20側)から搬送される原稿および第
2搬送路32から搬送される原稿を第1搬送路31の下
流側(読取り位置71側)に導くとともに、図1の実線
位置にセットされることで、片面原稿排出機構部とし
て、第1搬送路31の下流側(読取り位置71側)から
搬送される原稿を片面原稿排出トレイ81に導くように
なっている。
【0029】この重複分岐位置41の下流側には、第1
レジストローラ51とこれに摺接して従動する第1レジ
ストコロ52が設けられている。この第1レジストロー
ラ51は、原稿を第1搬送路31の上流側から下流側に
搬送するとともに、下流側から上流側にも搬送するため
に正・逆の両方向に回転駆動しうるように構成されてい
る。また、第1レジストローラ51は、原稿が分離給紙
部20から給送されてくるときに停止させておくことで
原稿にたわみを形成して、この状態から回転駆動を開始
することにより、原稿の先端を揃えた状態で第1搬送路
31をさらに下流側に搬送するように構成されている。
なお、この回転駆動の開始のタイミングは、原稿の先端
が上述の第1レジストセンサ53に検出されることによ
って得られるようになっている。
【0030】この第1レジストローラ51の下流側に
は、複写機本体上面に設けられたコンタクトガラス72
上を読取り位置71とする原稿読取り部70が設けられ
ている。この原稿読取り部70は、このコンタクトガラ
ス72の上方位置に配置されたプラテンローラ73によ
って原稿を一定速度で搬送して、読取り位置71上の原
稿下面側の画像情報を図示しない画像読取り機構部によ
って読み取るようになっている。すなわち、この画像読
取り機構部は、読取り位置72上の原稿の下面に、露光
ランプ等からの光を照射し、その反射光をレンズ系、反
射ミラーを介してCCDアレイ等に導光して、この原稿
の下面の画像情報を読み取るように構成されている。
【0031】また、この読取り位置71の上流側および
下流側の近傍にそれぞれ搬送される原稿の先端を検出す
るタイミングセンサ74,75が設けられている。これ
らタイミングセンサ74,75は、原稿読取り部70に
よる原稿の読取り開始および終了のタイミングを得るた
めのものである。すなわち、第1搬送路31を上流側か
ら搬送されてくる原稿は、読取り位置71の上流側に設
けられた第1タイミングセンサ74により、下流側から
搬送されてくる原稿は、読取り位置71の下流側に設け
られた第2タイミングセンサ75により、それぞれ原稿
の先端および後端が検出されるようになっている。
【0032】第1搬送路31は、この読取り位置71の
下流側から上方に向かって屈曲しており、搬送路が略鉛
直方向になる位置に、第2レジストローラ54とこれに
摺接して従動する第2レジストコロ55が設けられてい
る。この第2レジストローラ54は、原稿を第1搬送路
31の上流側から下流側に搬送するとともに、下流側か
ら上流側にも搬送するために正・逆の両方向に回転駆動
しうるように構成されている。また、第2レジストロー
ラ54は、原稿が第1搬送路31を下流側から搬送され
てくる後述する片面原稿の場合には、第1レジストロー
ラ51と同様に、原稿がこの第2レジストローラ54に
至るときに停止させておくことで原稿にたわみを形成し
て、この状態から回転駆動を開始することにより、原稿
の先端を揃えた状態で第1搬送路31を読取り位置71
側(上流側)に向かって搬送することができるようにな
っている。
【0033】この第2レジストローラ54の下流側に
は、第1排出分岐レバー421が設けられた第2分岐位
置42が設けられている。この第1排出分岐レバー42
1は、読取りを終えた両面原稿を両面原稿排出トレイ
(両面原稿排出部)80に排出するための両面原稿排出
機構部であるとともに、この第2分岐位置42に至る原
稿の搬送経路を規制する搬送方向規制手段をなしてい
る。すなわち、この第1排出分岐レバー421は、図1
の実線位置にセットされることで、第1搬送路31の上
流側(読取り位置71側)から搬送される原稿を下流側
(原稿反転部60側)に、第1搬送路31の下流側(原
稿反転部60側)から搬送される原稿を上流側(読取り
位置71側)に導き、また、図1の破線位置にセットさ
れることで、両面原稿排出機構部として、第1搬送路3
1の上流側(読取り位置71側)から搬送される原稿を
両面原稿排出トレイ80に導くようになっている。
【0034】この第2分岐位置42の下流側には、第1
搬送路31を原稿反転部60側(下流側)から搬送され
る原稿の先端および後端を検出する第2レジストセンサ
57が設けられている。この第2レジストセンサ57
は、上述のように、第2レジストローラ54が、第1搬
送路31を原稿反転部60側(下流側)から搬送されて
くる原稿の先端を揃えて読取り位置71側(上流側)に
搬送する際に、この第2レジストローラ54の回転駆動
の開始のタイミングを得るためのものである。
【0035】第1搬送路31は、この第2レジストセン
サ57の下流側から、さらに屈曲して、略水平方向に原
稿トレイ10の上方位置に向かうように形成されてお
り、読取り位置71の上方位置より原稿トレイ10の上
方位置側の第1搬送路31上に、上述した第3搬送路3
3が分岐する第5分岐位置45が設けられている。この
第5分岐位置45には、この第5分岐位置45を通過す
る原稿の搬送方向を規制するため、第3搬送路33の出
口を狭めるように第5分岐位置45より下流側の第1搬
送路31の下側壁面から延びる第2搬送方向規制ガイド
451が設けられている。この第2搬送方向規制ガイド
451によって、第1搬送路31の上流側(読取り位置
71側)から搬送される原稿を確実に下流側(原稿反転
部60側)に導くとともに、第3搬送路33から搬送さ
れる原稿を確実に第1搬送路31の上流側(読取り位置
71側)に導くことができるようになっている。
【0036】この第5分岐位置45の下流側の第1搬送
路31の出口近傍には、反転センサ64が配置されてい
る。この反転センサ64は、第1搬送路31を搬送され
る原稿の後端を検出することにより、原稿反転部60に
おける原稿のスイッチバックのタイミングを得るための
ものである。
【0037】この反転センサ64の下流側には、後述す
る第2搬送路32が分岐する第3分岐位置43が設けら
れている。この第3分岐位置43には、この第3分岐位
置43における原稿の搬送方向を規制するため、第1搬
送路32の出口位置を覆うように第2搬送路32の側壁
から延びる第1搬送方向規制ガイド431が設けられて
おり、第1搬送路31から搬送される原稿を確実に原稿
反転部60に導くとともに、原稿反転部60によってス
イッチバックされた原稿を確実に第2搬送路32に導く
ことができるようになっている。
【0038】また、この第3分岐位置43は、第1搬送
路31の出口位置となっており、この位置が原稿反転部
60の入口位置となっている。この入口位置には原稿の
搬送方向をスイッチバックさせる反転ローラ61と、こ
れに摺接して従動する反転コロ62が設けられている。
この反転ローラ61は、第1搬送路31を搬送されてく
る原稿の搬送方向をスイッチバックさせるため、正・逆
の両方向に回転駆動できるように構成されている。ま
た、この反転ローラの外側には、スイッチバック中の原
稿を一時的に留めておくためのスイッチバック経路65
が、反転ローラ61および反転コロ62の間から略水平
方向に原稿トレイ10の上方位置に向かって延びるよう
に設けられている。
【0039】したがって、第1搬送路31からこの原稿
反転部60に搬送される原稿は、原稿の後端が第3分岐
位置43に至るまで、反転ローラ61によって搬送さ
れ、その先端が一時的にスイッチバック経路65上に排
出された状態となって反転ローラ61は駆動を停止し、
続いて反転ローラ61が逆方向に回転駆動することで、
原稿がスイッチバックされる。こうして原稿反転部60
でスイッチバックされる原稿は、上述の第3分岐位置4
3の第1搬送方向規制ガイド431に案内されて、第2
搬送路32に搬送される。
【0040】次に、この第2搬送路32について説明す
る。この第2搬送路32は、原稿反転部60によって搬
送方向がスイッチバックされた原稿を、再び上述した重
複分岐位置(第1分岐位置)41を介して第1搬送路3
1に戻すための搬送経路である。
【0041】この第2搬送路32は、その中間位置47
において、後述する第3搬送路33と交差している。し
かし、この交差位置47においては、第2搬送路32は
略上下方向の直線状の経路となっており、また第3搬送
路33も略水平方向の直線状の経路となっているため、
第2搬送路32または第3搬送路33からこの交差位置
47に搬送されてくる原稿は、他方の搬送路に搬入され
ることなく、そのまま第2搬送路32または第3搬送路
33を搬送されるようになっている。
【0042】この交差位置47の下側には、上述した第
1レジストセンサ53が配置されており、第2搬送路3
2を搬送される原稿の先端を検出しうるようになってい
る。
【0043】この第1レジストセンサ53の下側は、第
1搬送路31と合流する上述した重複分岐位置41とな
っており、第2排出分岐レバー461が図1の破線位置
にセットされることで、第2搬送路32から搬送されて
くる原稿は、この重複分岐位置41から第1搬送路31
に戻される。こうして第1搬送路31に戻される原稿
は、上述した重複分岐位置41の下側の上述した第1レ
ジストローラ51によって再びその先端を揃えられた
後、第1搬送路31を読取り位置71に向かって搬送さ
れ、さらに第2レジストローラ54を介して第2分岐位
置42に至る。
【0044】この第2分岐位置42では、第1排出分岐
レバー421が図1の破線位置にセットされることで、
この第1排出分岐レバー421が、両面原稿排出機構部
として、第1搬送路31を読取り位置71側(上流側)
から搬送される原稿を両面原稿排出トレイ80に案内す
る。この両面原稿排出トレイ80と第2分岐位置42と
の間には、上述の第2レジストローラ54が位置してお
り、この第2レジストローラ54と、この第2レジスト
ローラ54に上側から摺接して従動するように設けられ
た排出コロ56とによって、第1排出分岐レバー421
により両面原稿排出トレイ80に案内される原稿を確実
に両面原稿排出トレイ80に排出することができるよう
になっている。すなわち、この第2レジストローラ54
は、第1搬送路31上の原稿を搬送するとともに、両面
原稿排出トレイ80に原稿を確実に排出するための排出
ローラとしての機能をも兼ねるものとなっている。
【0045】次に、片面原稿を搬送するための第3搬送
路33について説明する。第3搬送路33は、上述した
ように分離給紙部20の近傍の第4分岐位置44におい
て第1搬送路31から分岐し、第1排出分岐レバー(両
面原稿排出機構部)421と原稿反転部60との間の第
5分岐位置45において第1搬送路31に合流するよう
に構成されている。
【0046】この第3搬送路33の入口である第4分岐
位置44近傍には、上述した反転ローラ61が位置して
おり、この反転ローラ61と、この反転ローラ61に下
側から摺接して従動するように設けられた搬送コロ63
とによって、第3搬送路33上の原稿を搬送しうるよう
になっている。すなわち、この反転ローラ61は、原稿
反転部60として原稿のスイッチバックを行うととも
に、第3搬送路33の原稿を搬送する搬送ローラとして
の機能をも兼ねるものとなっている。
【0047】したがって、第4分岐位置44の給紙分岐
レバー441によって第1搬送路31から第3搬送路3
3に搬入される原稿は、この反転ローラ61に搬送され
て、上述した第2搬送路との交差位置47を通過し、第
2搬送方向規制ガイド451によって第5分岐位置45
から第1搬送路31に送られる。そして、この原稿は、
第1搬送路31を下流側から上流側に向かって搬送さ
れ、読取り位置71を介して重複分岐位置(第6分岐位
置)41から第2排出分岐レバー461によって片面原
稿排出トレイ81上に排出されるようになっている。
【0048】次に、この自動原稿搬送装置の制御系につ
いて図2により説明する。この図に示すように、この自
動原稿搬送装置の制御系は、コントローラ90が、入力
手段95を介して伝達されるユーザーからの指示、なら
びに、原稿セットセンサ11、第1レジストセンサ5
3、第2レジストセンサ57、第1タイミングセンサ7
4、第2タイミングセンサ75および反転センサ64の
各センサからの検出信号を受けて、給紙モータ91、搬
送モータ92、第1分岐ソレノイド93および第2分岐
ソレノイド94の各駆動部分を駆動させるように構成さ
れている。
【0049】給紙モータ91は、前給紙ローラ21、後
給紙ローラ22およびパッドコロ24を回転駆動するも
ので、これらが所定方向への回転駆動状態と停止状態と
をとりうるように構成されている。
【0050】一方、搬送モータ92は、第1レジストロ
ーラ51、第2レジストローラ54、プラテンローラ7
3および反転ローラ61を回転駆動するもので、これら
のローラによって搬送路上の原稿を両方向に搬送しうる
ように、正・逆両方向に回転できるように構成されてい
る。
【0051】また、第1分岐ソレノイド93は、第1排
出分岐レバー(両面原稿排出機構部)421を駆動し
て、第2分岐位置42における原稿の搬送方向を切り替
えることができるようになっており、第2分岐ソレノイ
ド94は、給紙分岐レバー441を駆動して第4分岐位
置44における原稿の搬送方向を切り替えるとともに、
第2排出分岐レバー(片面原稿排出機構部)461を駆
動して重複分岐位置(第1分岐位置および第6分岐位
置)41の原稿の搬送方向を規制することができるよう
になっている。
【0052】次に、この自動原稿搬送装置における原稿
の搬送手順について、片面原稿の場合、両面原稿の場合
に分けて説明する。
【0053】まず、片面原稿の搬送手順を図3に示す。
図3において、P1〜P3は片面原稿であり、以下の説明
の便宜のため、この原稿P1〜P3の読み取るべき画像情
報が形成された原稿面を三角形の突起を付して表わし、
ページ番号をこの三角形の突起内に付した数字によって
示す。なお、上記三角形の突起およびこの突起内の数字
は、後で説明する図4、図5においても同様の趣旨から
使用している。
【0054】ユーザーは、図3(a)に示すように、片
面原稿P1〜P3を原稿面を上向きにトップページを上側
にした状態で原稿トレイ10上に載置し、片面原稿モー
ドを選択して、スタートキー等の入力手段95により読
取りを開始するようにコントローラ90に指示する。
【0055】コントローラ90は、原稿セットセンサ1
1により原稿トレイ10上に原稿の載置されたことが検
出されているならば、片面原稿の読取りを開始する。
【0056】この片面原稿の読取りにおいては、原稿の
搬送経路を形成するため、第4分岐位置44の給紙分岐
レバー441、第2分岐位置の第1排出分岐レバー42
1および重複分岐位置(第6分岐位置)41の第2排出
分岐レバー461は、それぞれ図1の実線で示す位置に
セットされる。すなわち、給紙分岐レバー441は、分
離給紙部20から第1搬送路31に給送される原稿を第
3搬送路33に導くようにセットされ、第1排出分岐レ
バー421は、第1搬送路31を下流側から搬送される
原稿をそのまま第1搬送路31の上流側(読取り位置7
1側)に導くようにセットされ、第2排出分岐レバー4
61は、片面原稿排出機構部として、第1搬送路31を
下流側(読取り位置71側)から搬送される原稿を片面
原稿排出トレイ81に導いて排出するようにセットされ
る。
【0057】原稿トレイ10上の原稿P1〜P3は、分離
給紙部20をなす給紙ベルト23およびパッドコロ24
によってさばかれ、最上位置の原稿P1が分離されて第
1搬送路31に給送される。
【0058】第1搬送路31に給送された原稿P1は、
上述のようにセットされた給紙分岐レバー441によっ
て第3搬送路33に搬入される。第3搬送路33に搬入
された原稿P1は、反転ローラ61によって搬送され、
第2搬送路32との交差位置47を通過して、第2搬送
方向規制ガイド451に案内されて第5分岐位置45か
ら第1搬送路31に搬入される。こうして第1搬送路3
1に搬入された原稿P1は、第1搬送路31を下流側か
ら上流側に向かって搬送され、第2レジストセンサ57
によってその先端が検出された後、上述のようにセット
された第1排出分岐レバー421に案内され、図3
(b)に示すように、その先端が第2レジストローラ5
4に至る。
【0059】このとき、第2レジストローラ54は停止
しており、このため、第2レジストローラ54の手前
で、原稿P1には、たわみが形成される。このように、
原稿P1にたわみが形成された後に、コントローラ90
は第2レジストローラ54を回転駆動させることによ
り、原稿P1はその先端が揃えられ、この第2レジスト
ローラ54に搬送されて第1搬送路31をさらに上流側
の読取り位置71に向かって搬送される。
【0060】原稿P1の先端が読取り位置71の直前で
第2タイミングセンサ75に検出されれば、コントロー
ラ90は、原稿読取り部70に、原稿P1の先端が読取
り位置71に到達する所定時間後から原稿P1の読取り
を開始させる。なお、読取り位置71に搬送される原稿
1は原稿面が下側を向いている。
【0061】こうして画像情報が読み取られた原稿P1
は、さらに第1レジストローラ51によって搬送されて
重複分岐位置(第6分岐位置)41に至り、上述のよう
にセットされた第2排出分岐レバー(片面原稿排出機構
部)461に案内されて、図3(c)に示すように、原
稿面を下向きにして片面原稿排出トレイ81上に排出さ
れる。
【0062】なお、第2タイミングセンサ75により原
稿P1の後端が検知されれば、コントローラ90は、原
稿読取り部70に、原稿P1の後端が読取り位置71を
通過する所定時間後に原稿P1の読取りを停止させる。
【0063】以上のようにして、1枚目の原稿P1の画
像情報の読取りが終了する。同様にして、2、3枚目の
原稿P2,P3についても画像情報の読取りが行われ、図
3(d)に示すように、各原稿P1,P2,P3は原稿面
を下側に向けて、下からこの順に排出される。すなわ
ち、原稿P1,P2,P3は原稿束として、原稿トレイ1
0上とは上下が逆になった状態でページ順が変わること
なく、片面原稿排出トレイ81上に排出される。
【0064】なお、片面原稿の読取りを行う場合、原稿
は分離給紙部20から第1搬送路31、第3搬送路33
および第1搬送路31を介して片面原稿排出トレイ81
に至る重複部分のない一本のルートを通るため、1枚目
の原稿P1を読み取っている間に、この原稿P1の後端と
重ならない範囲で連続して2枚目の原稿P2、さらに3
枚目の原稿P3の搬送を始め、複数枚の原稿を効率的に
読取るように構成することもできる。
【0065】次に、両面原稿の搬送手順を図4および図
5に示す。図4および図5において、P11〜P13は両面
原稿であり、この原稿P11〜P13の原稿面を三角形の突
起によって、ページ番号をこの突起内の数字によって表
わす。すなわち、P11は1枚目の原稿であって、その表
面に第1ページ、裏面に第2ページの画像情報が形成さ
れており、同様にP12は第2枚目の原稿で第3ページ、
第4ページの画像情報が、P13は第3枚目の原稿で第5
ページ、第6ページの画像情報が形成されている。
【0066】ユーザーは、図4(a)に示すように、両
面原稿P11〜P13を上向きに、すなわち、1枚目の原稿
11を上として、第1ページが上になるようにページ順
に並べた状態で原稿トレイ10上に載置する。そして、
両面原稿モードを選択し、スタートキー等の入力手段9
5により読取り開始をコントローラ90に指示する。
【0067】コントローラ90は、原稿セットセンサ1
1により原稿トレイ10上に原稿が載置されていること
が検知されているならば、両面原稿の読取りを開始す
る。このとき、第4分岐位置44の給紙分岐レバー44
1および重複分岐位置(第1分岐位置)41の第2排出
分岐レバー461は、図1の破線で示す位置にセットさ
れ、第2分岐位置42の第1排出分岐レバー421は、
図1の実線で示す位置にセットされる。すなわち、これ
ら各分岐レバー441,461,421は、分離給紙部
20から第1搬送路31に給送された原稿が、そのまま
第1搬送路31を搬送されて原稿反転部60に導かれる
ようにセットされる。
【0068】両面原稿の場合においても、片面原稿の場
合と同様にして、原稿トレイ10から分離給紙部20に
よって第1搬送路31へ給送されるが、第4分岐位置4
4の給紙分岐レバー441が、上述のように、図1の破
線位置にセットされているため、分離給紙部20から給
送された原稿P11は、第4分岐位置44からそのまま第
1搬送路31を下流側に搬送される。
【0069】こうして第1搬送路31を搬送される原稿
11は、その先端が第1レジストセンサ53に検出され
た後、図1の破線位置にセットされた重複分岐位置41
の第2排出分岐レバー461に導かれて、図4(b)に
示すように、その先端が第1レジストローラ51に至
る。この第1レジストローラ51は、片面原稿の場合の
第2レジストローラ54と同様に、原稿P11の先端が第
1レジストローラ51に至ったときは停止しており、原
稿P11にたわみが形成した後に回転駆動を始めることで
原稿P11の先端を揃えた上で、原稿P11をさらに下流側
の読取り位置71に向かって搬送する。
【0070】原稿P11の先端が読取り位置71の直前で
第1タイミングセンサ74に検出されれば、コントロー
ラ90は、原稿読取り部70に、原稿P11の先端が読取
り位置71に到達する所定時間後から原稿P11の読取り
を開始させる。なお、読取り位置71に搬送される原稿
11は第2ページ側が下側を向いている。
【0071】こうして第2ページ側の画像情報が読み取
られた原稿P11は、さらに第2レジストローラ54によ
って搬送され、上述のようにセットされた第2分岐位置
42の第1排出分岐レバー421に案内されて、図4
(c)に示すように、第1搬送路31をさらに下流側に
向かって搬送される。
【0072】そして、第5分岐位置45の第2搬送方向
規制ガイド451、さらに第3分岐位置43の第1搬送
方向規制ガイド431に案内されて、原稿P11は、図4
(d)に示すように、原稿反転部60に至る。こうして
原稿反転部60に至った原稿P11は、再び読取り位置7
1に搬送されることによって今度は第1ページ側の画像
情報を読み取られるために、この原稿反転部60により
その搬送方向をスイッチバックされる。
【0073】すなわち、原稿反転部60の入口位置の反
転ローラ61に至った原稿P11は、この反転ローラ61
に搬送されて、その先端部がスイッチバック経路65に
搬入される。そして、この原稿P11の後端が反転センサ
64によって検出されれば、コントローラ90は、図5
(a)に示すように、この原稿P11の後端が第3分岐位
置43に至る所定時間後に、この後端を反転ローラ61
および反転コロ62によって挟んで保持した状態で反転
ローラ61の駆動を停止する。続いて、コントローラは
90は、反転ローラ61を逆方向に回転駆動することに
より、原稿P11をスイッチバックさせる。こうしてスイ
ッチバックされた原稿P11は、その先端と後端は入れ替
わっている。
【0074】なお、コントローラ90は、この原稿反転
部60におけるスイッチバック動作と同時に、第2分岐
位置42の第1排出分岐レバー421を図1の破線位置
に駆動する。
【0075】こうして、原稿反転部60によってスイッ
チバックされた原稿P11は、第3分岐位置43の第1搬
送方向規制ガイド431に案内されて第2搬送路31に
搬入され、第3搬送路33との交差位置47を通過した
のち、上述のようにセットされた第2排出分岐レバー4
61に案内されて、重複分岐位置(第1分岐位置)41
から第1搬送路31に戻される。
【0076】そして、原稿P11は、第1レジストローラ
51により再びその先端を揃えられた後、第1搬送路3
1を再び読取り位置71に向かって搬送されて、読取り
位置71上を、今度は第1ページ側を下向きにして通過
することで、この第1ページ側の画像情報が原稿読取り
部70に読み取られる。この原稿読取り部70による画
像情報の読取りは、第1タイミングセンサ74に検出さ
れる原稿P11の通過のタイミングを用いて、上述した第
2ページ側の読取りと同様にして行われる。
【0077】こうして、表裏両面の画像情報が読み取ら
れた原稿P11は、読取り位置71からさらに下流側の第
1搬送路31を搬送されて、図5(b)に示すように、
第2分岐位置42の第1排出分岐レバー421によって
両面原稿排出トレイ80に導かれ、第2レジストローラ
54および排出コロ56によって、第1ページを下側に
した状態で両面原稿排出トレイ80に排出される。
【0078】こうして、1枚目の原稿P11の表裏両面
(第1、第2ページ)の画像情報の読取りが終了する。
同様にして、2、3枚目の原稿P12,P13についても画
像情報の読取りが行われ、図5(c)に示すように、各
原稿P11,P12,P13はそれぞれ第1、第3、第5ペー
ジを下側として下からこの順に排出される。すなわち、
原稿P11,P12,P13は原稿束として、原稿トレイ10
上とは上下が逆になった状態でページ順が狂うことな
く、両面原稿排出トレイ80上に排出される。
【0079】なお、このような両面原稿の画像情報の読
取り手順によれば、各原稿P11〜P13の画像情報は、第
2ページ側(裏面側)から読み取られることとなるが、
第2ページ側の画像情報を、例えば電気的なデータとし
てメモリ等の記憶手段によって貯えておき、第1ページ
側の画像情報が得られてから、第1ページ側の画像情報
を出力したのちに、第2ページ側の画像情報を出力する
こととすれば、画像情報の読み取りはページ順となって
いなくとも、この出力される画像情報はページ順とする
ことができる。
【0080】このような自動原稿送り装置によれば、原
稿の表裏両面の画像情報を読み取るために、原稿は必要
最小限の2回しか原稿読取り部70の読取り位置71上
を通過しないため、図6に示した従来の自動原稿送り装
置のように原稿が読取り位置71を3回通過するものと
比較して、読取り位置71のコンタクトガラス72の汚
れを軽減することができる。
【0081】また、原稿が画像情報の読取りを伴わずに
読取り位置71を通過する空送りを行わないため、生産
性の低下を防止することができる。
【0082】また、分離給紙部20が原稿トレイ10上
の原稿を上から1枚ずつ分離して給送するように構成さ
れているため、原稿を下から1枚ずつ分離して給送する
よりも原稿汚れを軽減することができる。
【0083】また、原稿トレイ10と片面原稿排出トレ
イ81とを、読取り位置71に対して同じ側に配置する
ことにより、上下方向に重なった部分をもって配置して
いるため、本装置本体を水平方向についてコンパクトに
構成することができる。
【0084】また、原稿トレイ10を片面原稿排出トレ
イ81の上側に設けているため、原稿トレイ10に原稿
を容易に載置することができるとともに、この原稿トレ
イ10を持ち上げるだけで、片面原稿排出トレイ81上
に排出された原稿を容易に取り出すことができる。
【0085】また、両面原稿排出トレイ80を本装置本
体の外側に設けているため、両面原稿排出トレイ80上
に排出された原稿を容易に取り出すことができるととも
に、この両面原稿排出トレイ80を、不使用時には、取
り外し、または、折り畳むことによって本装置本体を軽
量・コンパクトに構成することができる。あるいは、こ
の両面原稿排出トレイ80を複写機本体側に取り付ける
ことによって、本装置本体をさらに軽量・コンパクトに
構成して、本装置本体を複写機本体から持ち上げる場合
などの操作性をさらに優れたものとすることができる。
【0086】また、第2レジストローラ54を、第1搬
送路31上の原稿を搬送するとともに、両面原稿排出ト
レイ80に原稿を確実に排出するために必要な排出ロー
ラとしても機能するように構成し、また、反転ローラ6
1についても、原稿反転部60として原稿のスイッチバ
ック操作を行うとともに、第3搬送路33の搬送ローラ
としても機能するように構成したため、部品点数を減ら
して、この装置を簡素な構成とすることができる。
【0087】また、原稿反転部60を、原稿の搬送方向
をスイッチバックさせることによって、原稿の表裏面反
転を行うように構成したため、この原稿反転部60を正
・逆両方向に回転駆動しうる反転ローラ61を用いるだ
けの簡素な構成によって実現することができる。
【0088】また、片面原稿の読取り時においては、原
稿は、分離給紙部20から第1搬送路31、第3搬送路
33および第1搬送路31を介して片面原稿排出トレイ
81に至る重複部分のない一本のルートを搬送されるこ
とから、読取り位置71を必要最小限の1回だけしか通
過しないため、読取り位置71のコンタクトガラス72
の汚れを最小限に押さえることができるとともに、原稿
読取りの高い効率を得ることができる。
【0089】また、原稿トレイ10を片面原稿排出トレ
イ81の上側に配置していることから、原稿トレイ10
から第3搬送路33を介して読取り位置71に搬送され
る原稿は、この読取り位置71では、原稿トレイ10上
での上面側が下向きとなり、この面の画像情報が読み取
られることとなるため、片面原稿であっても原稿トレイ
10に原稿面を上向きに載置することができ、原稿載置
操作がさらに容易なものとなる。
【0090】以上、実施形態に即してこの発明を説明し
たが、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、以下のように構成してもよい。
【0091】(1)上記実施形態においては、原稿反転
部60を、第1搬送路31から搬入される原稿の搬送方
向をスイッチバックさせて第2搬送路32に搬出するこ
とによって原稿の表裏面を反転させる構成としたが、こ
のような構成に限定されず、原稿反転部60に搬入され
る原稿の表裏面を反転した状態で、第2搬送路32を介
して第1分岐位置41から第1搬送路31に搬送するこ
とができる手段であれば、任意の公知手段を適用するこ
とができる。
【0092】(2)上記実施形態においては、第1搬送
路31に第2搬送路32が合流する第1分岐位置と、第
2排出分岐レバー(片面原稿排出部)461の設けられ
た第6分岐位置とを、重複分岐位置41として同一位置
に重ねた状態で設けたが、これら第1分岐位置と第6分
岐位置とは、異なる位置に別個の分岐位置として設けて
もよい。この場合、第1分岐位置と第6分岐位置のいず
れを第1搬送路31の上流側に設けるものとしてもよ
い。ただし、第1分岐位置を第6分岐位置の上流側に設
ければ、片面原稿を搬送する場合、原稿が第1搬送路3
1を下流側(読取り位置71側)から搬送されてきたと
き、この原稿は、第1分岐位置に至る前に第6分岐位置
から片面原稿排出トレイ81に排出されるため、第1分
岐位置の搬送方向規制手段を第1搬送路31を上流側
(分離給紙部20側)から搬送される原稿と第2搬送路
32から搬送される原稿のみを第1搬送路31の下流側
(読取り位置71側)に導くように構成すればよいた
め、この搬送方向規制手段を簡素な構成とすることがで
きる。
【0093】(3)上記実施形態においては、第2搬送
路32の入口である第3分岐位置43を、原稿反転部6
0の入口位置に設けたが、この第3分岐位置43は、第
1搬送路31上の原稿反転部60の入口位置から離れた
位置に設けてもよい。
【0094】(4)上記実施形態においては、第1排出
分岐レバー(両面原稿排出機構部)421が設けられた
第2分岐位置42を、第1搬送路31に第3搬送路33
が合流する第5分岐位置45の上流側に設けたが、逆に
第5分岐位置45を上流側に設け、片面原稿は、第3搬
送路33から第1排出分岐レバー421を介することな
く読取り位置71に至るように構成してもよい。
【0095】(5)上記実施形態においては、原稿の搬
送方向を規制する手段を要する重複分岐位置(第1、第
6分岐位置)41、第5分岐位置45および第3分岐位
置43のうち、重複分岐位置41についてのみ分岐レバ
ー461を用い、第5分岐位置45および第3分岐位置
43については搬送方向規制ガイド451,431を用
いたが、このような構成に限定されず、いずれの分岐位
置についても、分岐レバー、搬送方向規制ガイドあるい
はその他の任意の手段による搬送方向規制手段を用いる
ことができる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、原稿載
置部から分離給紙された原稿を第1搬送路に沿って読取
り位置を介して原稿反転部に搬送し、この原稿反転部で
スイッチバックされた原稿を、第2搬送路を介して第1
搬送路を読取り位置に向けて搬送した後、両面原稿排出
機構部によって両面原稿排出部に排出するように構成し
たため、原稿のページ順を変えることなく原稿の両面を
原稿読取り部に送り込む際に、原稿の読取り位置の通過
を必要最小限の2回だけとして、原稿読取り部の汚れを
軽減するとともに、生産性の向上を図ることができる。
【0097】また、請求項2の発明によれば、原稿反転
部を、搬入される原稿の搬送方向をスイッチバックさせ
て搬出するものとして構成したため、原稿の表裏を反転
させる原稿反転部を簡素な構成とすることができる。
【0098】また、請求項3の発明によれば、両面原稿
排出部を、読取り位置に対して原稿載置部と異なる側に
配置したため、これら両面原稿排出部と原稿載置部とを
上下方向に重なることなく配置することができ、本装置
本体を高さ方向にコンパクトに構成することができる。
【0099】また、請求項4の発明によれば、原稿反転
部を、読取り位置に対して原稿載置部と同じ側に配置し
たため、原稿載置部と原稿反転部とを上下方向に重なっ
た状態で配置することができ、本装置本体を水平方向に
コンパクトに構成することができる。
【0100】また、請求項5の発明によれば、原稿載置
部から分離給紙された原稿を、第3搬送路を介して第1
搬送路を読取り位置に向けて搬送して、原稿の片面の画
像情報を読み取った後、片面原稿排出機構部から片面原
稿排出部に排出するように構成したため、片面原稿の場
合であっても、原稿の読み取り位置の通過を必要最小限
の1回だけとして原稿読取り部の汚れを軽減できるとと
もに、原稿読取りの高い効率を得ることができる。
【0101】さらに、請求項6の発明によれば、片面原
稿排出部を、読取り位置に対して原稿載置部と同じ側に
配置したため、原稿載置部と片面原稿排出部とを上下方
向に重なった状態で配置することができ、本装置本体を
水平方向にコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動原稿搬送装置の一実施形態
を示す構成図である。
【図2】同自動原稿搬送装置の制御系を示す説明図であ
る。
【図3】片面原稿の搬送手順を示す説明図である。
【図4】両面原稿の搬送手順を示す説明図である。
【図5】両面原稿の搬送手順を示す説明図である。
【図6】従来の自動原稿搬送装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10 原稿トレイ(原稿載置部) 20 分離給紙部 31〜33 第1〜第3搬送路 41 重複分岐位置(第1、第6分岐位置) 42〜45 第2〜第5分岐位置 421 第1排出分岐レバー(両面原稿排出機構部) 461 第2排出分岐レバー(片面原稿排出機構部) 60 原稿反転部 70 原稿読取り部 71 読取り位置 80 両面原稿排出トレイ(両面原稿排出部) 81 片面原稿排出トレイ(片面原稿排出部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下部 盾 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に画像情報を有する複数の原稿を載
    置可能な原稿載置部と、 この原稿載置部に載置された原稿を上から1枚ずつ分離
    して給送する分離給紙部と、 両面の画像情報が読み取られた原稿を載置可能な両面原
    稿排出部と、 搬入される原稿の表裏を反転させる原稿反転部と、 原稿の画像情報を読み取る読取り位置を介して前記分離
    給紙部と前記原稿反転部との間で原稿を案内する第1搬
    送路と、 前記原稿反転部で表裏反転された原稿を前記第1搬送路
    上の前記読取り位置より分離給紙部側の第1分岐位置に
    案内する第2搬送路と、 前記第1搬送路上の前記読取り位置より前記原稿反転部
    側の第2分岐位置から第1搬送路上の原稿を前記両面原
    稿排出部に排出する両面原稿排出機構部とを備え、 前記原稿載置部から分離給紙された原稿を前記第1搬送
    路に沿って前記読取り位置を介して前記原稿反転部に搬
    送し、この原稿反転部で表裏反転された原稿を、前記第
    2搬送路を介して前記第1搬送路を前記読取り位置に向
    けて搬送した後、前記両面原稿排出機構部から前記両面
    原稿排出部に排出することを特徴とする自動原稿搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記原稿反転部が、搬入される原稿の搬
    送方向をスイッチバックさせて搬出することにより、当
    該原稿の表裏を反転させるように構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記両面原稿排出部が、前記読取り位置
    に対して前記原稿載置部と異なる側に配置されたことを
    特徴とする請求項1または2記載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿反転部が、前記読取り位置に対
    して前記原稿載置部と同じ側に配置されたことを特徴と
    する請求項1〜3のうちいずれかに記載の自動原稿搬送
    装置。
  5. 【請求項5】 画像情報を読み取られた片面原稿を載置
    可能な片面原稿排出部と、 前記分離給紙部から、前記第1搬送路上の前記読取り位
    置より前記原稿反転部側の第5分岐位置に原稿を案内す
    る第3搬送路と、 前記第1搬送路上の前記読取り位置より前記分離給紙部
    側の第6分岐位置から前記第1搬送路上の原稿を前記片
    面原稿排出部に排出する片面原稿排出機構部とを備え、 前記原稿載置部から分離給紙された原稿を、前記第3搬
    送路を介して前記第1搬送路を前記読取り位置に向けて
    搬送し、前記片面原稿排出機構部から前記片面原稿排出
    部に排出することを特徴とする請求項1〜4のうちいず
    れかに記載の自動原稿搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記片面原稿排出部が、前記読取り位置
    に対して前記原稿載置部と同じ側に配置されたことを特
    徴とする請求項5記載の自動原稿搬送装置。
JP12357198A 1998-05-06 1998-05-06 自動原稿搬送装置 Withdrawn JPH11314856A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076834A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Brother Ind Ltd 原稿搬送装置、画像読取装置
EP2104325A2 (en) 2008-03-19 2009-09-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Automatic document feeder and image reading device
US8224227B2 (en) 2008-02-29 2012-07-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Document feeding device

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US8237999B2 (en) 2008-03-19 2012-08-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Automatic document feeder and image reading device

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