JPH11308465A - カラー画像の符号化方法およびその符号化装置ならびにカラー画像の復号化方法およびその復号化装置 - Google Patents

カラー画像の符号化方法およびその符号化装置ならびにカラー画像の復号化方法およびその復号化装置

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JPH11308465A
JPH11308465A JP10824798A JP10824798A JPH11308465A JP H11308465 A JPH11308465 A JP H11308465A JP 10824798 A JP10824798 A JP 10824798A JP 10824798 A JP10824798 A JP 10824798A JP H11308465 A JPH11308465 A JP H11308465A
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Masaki Ishikawa
真己 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー画像を再生する際、その再生速度を速く
でき、しかも表示用メモリを小さくすること。 【解決手段】このカラー画像の符号化方法は、カラー画
像データを入力し符号化する。その際、入力されたカラ
ー画像データを保存する保存工程と、プリスキャンされ
た画像状態が、仮にランレングス符号化した場合、その
ランの値が1および2となる割合が一定値以下のとき、
その画像をランレングスモデル化し、その一定値を超え
るとき周辺参照画素モデル化するモデル化方法判定工程
とを備えている。このため、画像毎に最適な符号化方法
を採用できるので、全体としての圧縮率が向上し、復号
する場合にはそのデコード速度が速くなる。また、この
符号化方法を採用した符号化装置ならびにカラー画像の
復号化方法およびその復号化装置も同様のアルゴリズム
を採用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像をパソ
コンや携帯端末等に表示するためのカラー画像の符号化
方法およびその符号化装置ならびにカラー画像の復号化
方法およびその復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を符号化したり復号化
する際は、所定数の色数からなるパレットを設け、各画
素に対しそのパレット中のインデックスを付与し、その
インデックスを符号化したり復号化することによりカラ
ー画像を符号化し、復号化している。
【0003】例えば、パソコンやゲーム機器等では、マ
ルチカラー画像と呼ばれる画像が使用されている。この
マルチカラー画像とは、代表色画像とか限定色画像等と
も呼ばれているもので、図19に示すように、特定の
色、すなわち特定のR(赤)、G(緑)、B(青)の値
を持つ色に対してインデックスを付与し、そのインデッ
クスのデータを利用して、16色や256色等の限定さ
れた代表色で表現するようにした画像のことである。
【0004】このようなマルチカラー画像のデータは、
仮にR、G、Bの各色が8ビット(256種)で表され
るとしたら、合計24ビット必要になるのであるが、イ
ンデックスそのものも例えば8ビットで表示するように
しているので、相当な圧縮率となっている。しかし、圧
縮はされているが、それでも情報量が多いため、何の工
夫もせず、そのままの形で処理すると、メモリ容量が大
きくなり、また通信速度も遅くなり実用的でない。した
がって、マルチカラー画像も他の画像データと同様にそ
の圧縮技術は極めて重要なものとなる。特に、マルチカ
ラー画像は、その色の数が限定されていることから、ロ
スレスでの符号化および復号化、すなわち可逆的な圧縮
技術が必要とされている。
【0005】一方、近年、データ圧縮の手法の一つとし
て、エントロピー符号器および復号器を用いた技術が注
目されている。このエントロピー符号化および復号化技
術の一つとして、例えば、算術符号化および復号化の技
術を用いたものがある。この技術の概要は、例えば、特
開昭62−185413号公報、特開昭63−7432
4号公報、特開昭63−76525号公報等に記載され
ている。
【0006】図20に、このような技術を用いた従来の
マルチカラー画像の符号化システム50および復号化シ
ステム60を示す。この符号化システム50は、ライン
バッファ51と、エントロピー符号器52とを含むもの
である。入力されるインデックスのデータ、すなわちカ
ラー画素データ100Aは、ラインバッファ51および
エントロピー符号器52へ入力される。このカラー画素
データ100Aは、図21に示すように、いずれもラス
タースキャンされ水平走査順に順次画素データとして入
力される。
【0007】なお、このインデックスのデータ、すなわ
ちカラー画素データ100Aを作成する方法としては、
入力する色の順番にインデックスを付与する方法が一般
的であり、図19に示すように、インデックスの番号が
近いもの、例えば「1」と「2」でもその色が大きく異
なったり、インデックスの番号が遠いもの、例えば「1
00」と「200」でもその色は近似している現象が生
じている。このような現象を避けるため、特開平5−3
28142に示されるように、色の近いものに連続番号
を付与するようにしたものも現れている。
【0008】符号化システム50中のラインバッファ5
1は、参照画素生成手段として、既に入力されたカラー
画素データ100Aから、符号化対象画素Xに対する参
照画素データA,B,C,Dを作成する。すなわち、ラ
インバッファ51は、画像をスキャンするときにnライ
ン(1〜5ライン程度が多い)分の履歴を記憶してお
く。そして、符号化対象画素Xのカラー画素データ10
0Aが入力されるごとに、この直前の画素Aと、周辺の
画素B,C,Dとからなる一連の画素データを参照画素
データ110としてエントロピー符号器52へ向けて出
力する。
【0009】このエントロピー符号器52は、例えば、
算術符号化またはハフマン符号化などの手法を用いて形
成される。そして、参照画素データ110を状態信号と
して用い、対象カラー画素データ100Aを符号化デー
タ200に変換出力する。
【0010】一方、復号化システム60は、ラインバッ
ファ61とエントロピー復号器62を含んで構成され
る。ここにおいて、ラインバッファ61とエントロピー
復号器62は、入力される符号化データ200を符号化
システム50のラインバッファ51、エントロピー符号
器52とは全く逆の手順で復号化出力するように形成さ
れている。
【0011】このようにして、符号化システム50と、
復号化システム60とは、互いに全く逆のアルゴリズム
を用いて、カラー画素データ100Aを符号化データ2
00に符号化し、さらにこの符号化データ200をカラ
ー画素データ100Bに復号化して出力することができ
る。したがって、このシステムは、各種用途に幅広く用
いることができる。
【0012】ここで図20に用いられる算術符号型のエ
ントロピー符号器52の一例を図22に示す。なお、算
術復号型のエントロピー復号器62の構成は、エントロ
ピー符号器52の構成と実質的に同一であるので、ここ
ではその説明は省略する。
【0013】このエントロピー符号器52は、算術演算
部55と、状態記憶器として機能する発生確率生成手段
56とを含んで構成される。この発生確率生成手段56
内には、符号化に必要なシンボル発数確率を決定するた
めに必要な状態パラメータテーブルが書き込まれてい
る。上記の状態パラメータは、入力される状態信号によ
って特定される。そして、この状態信号によって特定さ
れた状態パラメータのテーブルに対し、発生確率生成手
段56の発生確率演算パラメータが算術演算部55へ向
けて出力される。
【0014】算術演算部55は、このようにして入力さ
れる発生確率に基づき、エントロピー符号化を行い、入
力されるカラー画素データ100Aを符号化データ20
0に変換出力する。そして、符号化したカラー画素デー
タ100Aの値により、状態信号に対する発生確率を再
計算し、演算パラメータ更新値として、発生確率生成手
段56へ入力する。この更新結果が次データの発生確率
としてテーブルに記憶されることで、エントロピー符号
器52の圧縮効率が向上することとなる。
【0015】このようなマルチカラー画像の符号化とは
異なり、自然画像をスキャナ装置で取り込み符号化し、
マルチカラー画像化することも行われている。このよう
な場合において、カラー画像を効率良く符号化するた
め、各種の方法や装置が案出されている。例えば、特開
平6−178122号公報では、読み込まれた画像をブ
ロック単位で2値領域か多値領域かを識別し、2値画
像、多値画像(=自然画像)、領域情報の各符号化デー
タを作成している。
【0016】また、特開平8−9163号公報では、入
力カラー画像データを16×16画素のブロックに分割
し、各ブロックがカラー領域であるかあるいは白黒領域
であるかどうかを調べ、カラー領域のブロックについて
は所定のサブサンプリング比でサンプリングを行った
後、DCT変換、線形量子化、エントロピー符号化を行
っている。一方、白黒領域のブロックについては、カラ
ー画像データを構成する各色成分YCrCbのY成分の
みをDCT変換、線形量子化、エントロピー符号化して
いる。
【0017】さらに、2次元画像データの圧縮として、
直前ラインのデータ情報を利用するものも知られている
(特開平7−336696号公報参照)。この技術は、
直前のラインのデータと少なくとも1画素分以上同じ部
分データ列が存在するときに、その直前ライン上での部
分データ列の位置と長さのデータをその部分データ列の
データとして出力するものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的なマルチカラー画像や自然画像の符号化や復号化
装置では、各種の圧縮技術が採用され、符号化や復号化
されたデータ量は大幅に削減されているが、パレットの
ためのデータ容量に関しての対応はほとんどなされてい
ない。すなわち、従来のカラー画像の符号化や復号化装
置は、使用色が増えると、その画像用のデータ容量が大
きくなると共に、画像表示のための再生速度が遅くなり
がちとなっている。例えば、256色で256×256
ピクセルのカラー画像を符号化あるいは復号化するとき
は66,304バイトのメモリを必要としている。すな
わち、各色がRGBで計3バイトを要するとき、256
×3バイト+256×256×1バイト(256色)=
66,304バイトとなる。このように256×256
ピクセルの画面の場合、256色でさえ約70Kバイト
と大容量となり、各種の複雑な圧縮手段を利用してもか
なりのデータ量となる。このため、再生時の速度が遅く
なると共に、表示用のメモリが大きくなってしまう。
【0019】なお、特開平6−178122号公報や特
開平8−9163号公報の技術は、カラー画像をブロッ
ク分割し、白黒領域とカラー領域に区分し、その領域に
合わせた符号化を行うようにしているので、符号化効率
が良くなるものの、ほとんどがカラー領域である場合
は、符号化効率が向上しない。しかも、画像を表示する
ために保有する色数は、従来どおりであり、大容量のデ
ータとなっている。また、特開平7−336696号公
報で示される圧縮技術は、上下方向に同一の模様が続く
場合は、圧縮効率が高くなるものの、ライン毎に異なる
画素が横方向に続く場合は、圧縮率は全く上がらなくな
る。
【0020】本発明は、カラー画像を再生する際、その
再生速度を速くでき、しかも表示用メモリを小さくでき
るカラー画像の符号化方法およびその符号化装置ならび
にカラー画像の復号化方法および復号化装置を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、カラー画像データを入力
し符号化するカラー画像の符号化方法において、入力さ
れたカラー画像データを保存する保存工程と、プリスキ
ャンされた画像状態が、仮にランレングス符号化した場
合、そのランの値が1および2となる割合が一定値以下
のとき、その画像をランレングスモデル化し、その一定
値を超えるとき周辺参照画素モデル化するモデル化方法
判定工程とを備えている。
【0022】このため、画像毎に最適な符号化方法を採
用できるので、全体としての圧縮率が向上し、復号する
場合にはそのデコード速度が速くなる。
【0023】さらに、請求項2記載の発明では、請求項
1記載のカラー画像の符号化方法において、一定値を1
5〜25%内の値としている。
【0024】この結果、同一画素が続かないときや続い
ても2つのものがそのブロック中に15〜25%内の値
で決められる一定値以上あると、ランレングス符号化の
効率が落ちるので、周辺参照画素モデル化を採用し圧縮
率を向上させることができる。一方、15〜25%内の
一定値以下であるとランレングス符号化の方が効率が良
くなるので、ランレングスモデル化して符号化効率を向
上させることができる。このため、画像がどのような状
態のものでも、その画像の性質に合わせより効率の良い
符号化モデルを採用して符号化できるので、画像全体の
符号化効率が向上する。
【0025】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載のカラー画像の符号化方法において、周辺
参照画素モデル化時に、符号化対象画素を1ライン前の
画素と比較している。このように、周辺参照画素モデル
化を採用したとき、1ライン前の画素と比較するので、
ラインと直角方向に同じ画素が続くような場合に、特に
圧縮率が向上する。
【0026】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
1または2記載のカラー画像の符号化方法において、周
辺参照画素モデル化時に、符号化対象画素を、1ライン
前の画素、その1ライン前の画素の前後の画素および符
号化対象画素の直前の画素からなる周辺の4画素と比較
している。このように、周辺参照画素モデル化を採用し
たとき、周辺の4画素を参照するので、圧縮率が大きく
向上する。
【0027】加えて、請求項5記載の発明では、請求項
1、2、3または4記載のカラー画像の符号化方法にお
いて、周辺参照画素モデル化時の画素の比較において、
同じ画素か否かを固定長ビットで現している。このよう
に、周辺画素と同じであることを特定するのに、固定長
ビットを採用しているので、ビットシフトができるハー
ドウェアを採用すると、符号化および復号化の際の速度
が向上する。
【0028】また、請求項6記載の発明は、カラー画像
データを入力し符号化するカラー画像の符号化装置にお
いて、入力されたカラー画像データを保存する保存手段
と、プリスキャンされた画像状態が、仮にランレングス
符号化した場合、そのランの値が1および2となる割合
が一定値以下のとき、その画像をランレングスモデル化
し、その一定値を超えるとき周辺参照画素モデル化する
モデル化方法判定手段とを備えている。
【0029】このため、画像毎に最適な符号化方法を採
用できるので、全体としての圧縮率が向上し、復号する
場合にはそのデコード速度が速くなる。
【0030】さらに、請求項7記載の発明では、請求項
6記載のカラー画像の符号化装置において、一定値を1
5〜25%内の値としている。
【0031】この結果、同一画素が続かないときや続い
ても2回連続にすぎないというものがそのブロック中に
15〜25%内の値で決められる一定値以上あると、ラ
ンレングス符号化の効率が落ちるので、周辺参照画素モ
デル化を採用し圧縮率を向上させることができる。一
方、15〜25%内の一定値以下であるとランレングス
符号化の方が効率が良くなるので、ランレングスモデル
化して符号化効率を向上させることができる。このた
め、画像がどのような状態のものでも、その画像を性質
に合わせより効率の良い符号化モデルを採用して符号化
できるので、画像全体の符号化効率が向上する。
【0032】加えて、請求項8記載の発明では、請求項
6または7記載のカラー画像の符号化装置において、周
辺参照画素モデル化時に、符号化対象画素を1ライン前
の画素と比較している。このように、周辺参照画素モデ
ル化を採用したとき、1ライン前の画素と比較するの
で、ラインと直角方向に同じ画素が続くような場合に特
に圧縮率が向上する。
【0033】また、請求項9記載の発明では、請求項6
または7記載のカラー画像の符号化装置において、周辺
参照画素モデル化時に、符号化対象画素を、1ライン前
の画素、その1ライン前の画素の前後の画素および符号
化対象画素の直前の画素からなる周辺の4画素と比較し
ている。このように、周辺参照画素モデル化を採用した
とき、周辺の4画素を参照するので、圧縮率が大きく向
上する。
【0034】加えて、請求項10記載の発明では、請求
項6、7、8または9記載のカラー画像の符号化装置に
おいて、周辺参照画素モデル化時の画素の比較におい
て、同じ画素か否かを固定長ビットで現している。この
ように、周辺画素と同じであることを特定するのに、固
定長ビットを採用しているので、ビットシフトができる
ハードウェアを採用すると、符号化および復号化の際の
速度が向上する。
【0035】また、請求項11記載の発明は、符号化さ
れたカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化
方法において、符号化したカラー画像データを復号化す
る復号化工程を有し、この復号化工程は、復号化する画
像がランレングスモデル化によって符号化されている
か、周辺参照画素モデル化によって符号化されているか
を判定する判定工程と、その判定工程の判定結果に基づ
きランレングスモデル化による復号化または周辺参照画
素モデル化による復号化を行う復号化工程とを備えてい
る。
【0036】このため、画像毎に最適な復号化方法で復
号されるので、画像の復号効率が向上する。
【0037】さらに、請求項12記載の発明では、請求
項11記載のカラー画像の復号化方法において、周辺参
照画素モデル化による復号化時に、復号化しようとする
対象画素と周辺画素とが同じか否かを固定長ビットで現
している。
【0038】このように、周辺画素と同じであることを
特定するのに、固定長ビットを採用しているので、ビッ
トシフトができるハードウェアを採用すると、復号化の
際の速度が向上する。
【0039】また、請求項13記載の発明は、符号化さ
れたカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化
装置において、符号化したカラー画像データを復号化す
る復号化手段を有し、この復号化手段は、復号化する画
像がランレングスモデル化によって符号化されている
か、周辺参照画素モデル化によって符号化されているか
を判定する判定手段と、その判定手段の判定結果に基づ
きランレングスモデル化による復号化または周辺参照画
素モデル化による復号化を行う復号化手段とを備えてい
る。
【0040】このため、画像毎に最適な復号化方法を採
用した復号化手段で復号されるので、画像の復号効率が
向上する。
【0041】さらに、請求項14記載の発明は、請求項
13記載のカラー画像の復号化装置において、周辺参照
画素モデル化による復号化時に、復号化しようとする対
象画素と周辺画素とが同じか否かを固定長ビットで現し
ている。
【0042】このように、周辺画素と同じであることを
特定するのに、固定長ビットを採用しているので、ビッ
トシフトができるハードウェアを採用すると、復号化の
際の速度が向上する。
【0043】また、請求項15記載の発明は、カラー画
像データを入力し符号化するカラー画像の符号化方法に
おいて、符号化するカラー画像データをスキャンし保存
する保存工程と、そのカラー画像データをランレングス
符号化する符号化工程とを備え、その符号化工程は、所
定条件のとき、所定位置の画素を通常のランレングスモ
デル化するランレングスモデル化工程と、所定条件と合
わないとき、所定位置の画素と同一でかつ異なる位置の
画素をコピーするコピーモードを生成するコピーモード
生成工程と、異なる位置の画素に続く画素と同じ色とな
るような画素が続く場合、その続く個数をコピー個数と
して生成するコピー個数生成工程とを有し、コピーモー
ドの値とコピー個数の値とをランレングスモデル化され
た他のカラーインデックスおよび通常のランの値と共に
符号化するようにしている。
【0044】このように、所定条件のときはランレング
スモデル化により符号化し、所定条件に合わないときに
異なる位置の画素を参照し、同じ色のときは、いわゆる
コピーしてくることとなるので、所定条件を画像の性質
に合った条件とすることで各種の画像が現れても圧縮率
を向上させることができる。
【0045】また、請求項16記載の発明は、請求項1
5記載のカラー画像の符号化方法において、所定位置の
画素が直前の画素と同じ色のときおよび1ライン前の画
素と異なる色のときにランレングスモデル化するランレ
ングスモデル化工程と、所定位置の画素が直前の画素と
異なり、かつ次の画素も所定位置の画素と異なるとき、
所定位置の画素の1ライン前の画素を参照し、同じ色の
場合、その1ライン前の画素をコピーするコピーモード
を生成するコピーモード生成工程と、1ライン前の画素
と同じ色となる画素が続く個数をコピー個数として生成
するコピー個数生成工程とを備えている。このため、こ
のカラー画像の符号化方法を使用すると、通常はランレ
ングスモデル化により符号化し、ランが続かないときに
1ライン前の画素を参照し、同じ色のときは、いわゆる
コピーしてくることとなるので、画像中に縦縞模様や横
縞模様等各種の画像が現れても圧縮率を向上させること
ができる。
【0046】さらに、請求項17記載の発明は、請求項
15または16記載のカラー画像の符号化方法におい
て、スキャンを横方向にラスタースキャンし、異なる位
置の画素を1ライン前の画素でかつ真上の画素とすると
共にコピーモードをカラーインデックスの中の1つを利
用して現している。このため、縦縞模様の画像について
は、従来のランレングス符号化技術では圧縮効率が向上
しなかったが、この発明では、横縞模様に加え、縦縞模
様でも圧縮率が向上する。
【0047】また、請求項18記載の発明は、カラー画
像データを入力し符号化するカラー画像の符号化装置に
おいて、符号化するカラー画像データをスキャンし保存
する保存手段と、そのカラー画像データをランレングス
符号化する符号化手段とを備え、その符号化手段は、所
定条件のとき、所定位置の画素を通常のランレングスモ
デル化するランレングスモデル化手段と、所定条件に合
わないとき、所定位置の画素がと同一でかつ異なる位置
の画素をコピーするコピーモードを生成するコピーモー
ド生成手段と、異なる位置の画素に続く画素と同じ色と
なるような画素が続く場合、その続く個数をコピー個数
として生成するコピー個数生成手段とを有し、コピーモ
ードの値とコピー個数の値とをランレングスモデル化さ
れた他のカラーインデックスおよび通常のランの値と共
に符号化している。
【0048】このように、所定条件のときはランレング
スモデル化により符号化し、所定条件に合わないときに
異なる位置の画素を参照し、同じ色のときは、いわゆる
コピーしてくることとなるので、所定条件を画像の性質
に合った条件とすることで各種の画像が現れても圧縮率
を向上させることができる。
【0049】また、請求項19記載の発明は、請求項1
8記載のカラー画像の符号化装置において、所定位置の
画素が直前の画素と同じ色のときおよび1ライン前の画
素と異なる色のときランレングスモデル化するランレン
グスモデル化手段と、所定位置の画素が直前の画素と異
なり、かつ次の画素も所定位置の画素と異なるとき、所
定位置の画素の1ライン前の画素を参照し、同じ色の場
合、その1ライン前の画素をコピーするコピーモードを
生成するコピーモード生成手段と、1ライン前の画素と
同じ色となる画素が続く個数をコピー個数として生成す
るコピー個数生成手段とを備えている。このため、この
カラー画像の符号化装置を使用すると、通常はランレン
グスモデル化により符号化し、ランが続かないときに1
ライン前の画素を参照し、同じ色のときは、いわゆるコ
ピーしてくることとなるので、画像中に縦縞模様や横縞
模様等各種の画像が現れても圧縮率を向上させることが
できる。
【0050】さらに、請求項20記載の発明は、請求項
18または19記載のカラー画像の符号化装置におい
て、スキャンを横方向にラスタースキャンし、1ライン
前の画素を真上の画素とすると共にコピーモードをカラ
ーインデックスの中の1つを利用して現している。この
ため、縦縞模様の画像については、従来のランレングス
符号化技術では圧縮効率が向上しなかったが、この発明
では、横縞模様に加え、縦縞模様でも圧縮率が向上す
る。
【0051】また、請求項21記載の発明は、符号化さ
れたカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化
方法において、符号化したカラー画像データを復号化す
る復号化工程を有し、その復号化工程は、ランレングス
符号化されたデータ中に復号する画素とは異なる位置の
画素のコピーを指示するコピーモードが含まれていると
き、その異なる位置の画素およびそれに続く画素と同一
の色を、そのコピーモードが継続する個数分復号するラ
ンレングス復号化工程を備えている。
【0052】このように、通常はランレングスモデル化
されたものを復号化し、ランが続かないときには、復号
化しようとする画素とは異なる位置の画素を、いわゆる
コピーしてくることとなるので、復号効率を向上させる
ことができる。
【0053】さらに、請求項22記載の発明は、請求項
21記載のカラー画像の復号化方法において、ラインを
ラスタースキャンによるものとし、異なる位置の画素を
1ライン前の画素でかつ真上の画素とすると共に、コピ
ーモードは画像データの画素を現すカラーインデックス
の中の1つを利用して現されている。
【0054】このように、ランが続かないときは1ライ
ン前の真上の画素をコピーしてくることとなる。このた
め、縦縞模様の画像については、従来のランレングス復
号化技術では、復号速度が向上しなかったが、この発明
では、横縞模様に加え、縦縞模様でも復号速度が向上す
る。
【0055】また、請求項23記載の発明は、符号化さ
れたカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化
装置において、符号化したカラー画像データを復号化す
る復号化手段を有し、その復号化手段は、ランレングス
符号化されたデータ中に復号する画素とは異なる位置の
画素のコピーを指示するコピーモードが含まれていると
き、その異なる位置の画素およびそれに続く画素と同一
の色を、そのコピーモードが継続する個数分復号するラ
ンレングス復号化手段を備えている。
【0056】このように、通常はランレングスモデル化
されたものを復号化し、ランが続かないときには、復号
化しようとする画素とは異なる位置の画素をいわゆるコ
ピーしてくることとなるので、復号効率を向上させるこ
とができる。
【0057】さらに、請求項24記載の発明は、請求項
23記載のカラー画像の復号化装置において、ラインを
ラスタースキャンによるものとし、異なる位置の画素を
1ライン前の画素でかつ真上の画素とすると共に、コピ
ーモードは画像データの画素を現すカラーインデックス
の中の1つを利用して現されている。
【0058】このように、ランが続かないときは、1ラ
イン前の真上の画素をコピーしてくることとなる。この
ため、縦縞模様の画像については、従来のランレングス
復号化技術では、復号速度が向上しなかったが、この発
明では、横縞模様に加え、縦縞模様でも復号速度が向上
する。
【0059】本出願の発明では、画像を符号化や復号化
するに当たり、画像の性質に合わせ、ランレングスモデ
ル化と周辺参照画素モデル化を選択的に使用している。
また、他の発明では、ランレングスモデル化の際に、画
像の性質に合わせ、通常のランレングスと特殊なコピー
モードとを選択的に使用している。このため、符号化に
際し、画像の性質に適した符号方法を採用でき、符号化
効率が上がる。また、このような方法で符号化された画
像データを復号すると、復号化速度が向上する。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図18に基づき説明する。なお、最初に、カラ
ー画像の符号化装置およびその符号化方法について説明
する。
【0061】この実施の形態のカラー画像の符号化装置
1は、マルチカラーのカラー画像データ2を符号化デー
タとなる符号ビット3に符号化するものとなっている。
そして、このカラー画像の符号化装置1は、図1に示す
ように、全体のカラー画像データ2を一旦ストアする保
存手段となるバッファレジスタ4と、入力されるカラー
画像データ2の使用色数をカウントし、その使用色数が
所定値以下のときその各色に対応するインデックスを記
載したグローバルパレット5を作成するグローバルパレ
ット作成手段6と、入力されたカラー画像データ2を複
数のブロックに分割するブロック分割手段7と、ブロッ
ク内の色数がグローバルパレット5の中の色数より少な
いとき、グローバルパレット5中のインデックスを記載
したローカルパレット8を作成するローカルパレット作
成手段9と、ブロック内の色数がグローバルパレット5
の中の色数と同じとき、グローバルパレット5中のイン
デックスを入力された画素に付与し、それ以外のとき、
ローカルパレット8内のインデックスを入力された画素
に付与するカラーインデックス付与手段10と、カラー
インデックスを符号化するためのモデル化手段11と、
図22に示すようなエントロピー符号化手段12とを有
している。
【0062】グローバルパレット作成手段6は、カラー
画像データ2の使用色数、すなわちバッファレジスタ4
にストアされたカラー画像データ2の使用色数をカウン
トする使用色数カウント手段15を有している。また、
ローカルパレット作成手段9は、ブロック内の色数をカ
ウントするブロック内色数カウント手段16と、ブロッ
ク内の色数とグローバルパレット5を作成する際の基準
となる所定値とを比較する色数比較手段17を有してい
る。なお、モデル化手段11とエントロピー符号化手段
12とで符号化手段13を構成している。
【0063】この実施の形態では、所定値として256
色を採用している。すなわち、バッファレジスタ4に蓄
えられた全体画像が256色以下の場合、グローバルパ
レット5を書き出すようにしている。グローバルパレッ
ト5は、図2に示すように、RGBの各値が特定された
色が順に並んでいるもので、そのグローバルパレット5
の上から順に番号化されているものである。そして、使
用色数の値(以下gcountという)が2色以下のと
き、そのgcountと共に使用色数モード(以下gm
odeという)として「1」を使用色数カウント手段1
5が出力する。同様にgcountが4以下のときgm
ode=2を、gcountが16以下のときgmod
e=4を、gcountが256以下のときgmode
=8をそれぞれ出力する。
【0064】なお、gcountが256を超えた場
合、グローバルパレット5は使用せず、ブロック単位で
使用している色数を数え、256色以下であれば、パレ
ットインデックス化するようにしている。ただし、何も
処理しないようにしたり、一旦画像全体で色数を間引
き、上述の処理(ブロック単位の処理または何も処理し
ない方法)をするようにしても良い。
【0065】また、この実施の形態では、ブロック分割
手段7は、32×32ピクセルの単位でブロックを形成
し、処理している。そして、そのブロック内の色数をブ
ロック内色数カウント手段16がカウントしている。そ
して、全体画像が256色以下で、グローバルパレット
5が書き出されたときには以下の処理を行っている。す
なわち、ブロック内の色数の値(以下scountとい
う)と使用色数モード(以下smodeという)を出力
している。
【0066】具体的には、scount≦2のときsm
ode=1、scount≦4のときsmode=2、
scount≦16のときsmode=4、scoun
t≦32のときsmode=5、scount≦64の
ときsmode=6、scount≦128のときsm
ode=7、scount≦256のときsmode=
8を、色数カウント手段16がそれぞれ出力する。な
お、smode=4の次をsmode=8とすると、8
ビットシフトのハードウェアには好適となるが、smo
de=5,6,7の場合に、使用しないビットが生ずる
こととなり、メモリ容量の面で不利となる。また、sm
ode=5,6,7を採用すると、メモリ容量の面で有
利となると共に当該ブロックはすべて所定のビット数と
なるのでビット処理の面でも特に不都合とならない。
【0067】そして、smode≠gmodeのとき
に、グローバルパレット5内の位置番号を示すパレット
インデックスであるローカルパレット8を書き出してい
る。このローカルパレット8は、図3に示すように、グ
ローバルパレット5中の番号が順に並んでいるもので、
このローカルパレット8の上から順に番号化されている
ものである。このため、smode≠gmodeのとき
の画素C1,C2,…のカラーインデックスは、図4
(A)に示すように、ローカルパレット8の番号を示す
ものとなる。このローカルパレット8は、間接的にグロ
ーバルパレット5を指すものとなっている。そして、1
色当たりに必要なビット数は、smodeの値と等しく
なっている。
【0068】一方、smode=gmodeのときは、
ローカルパレット8を作成せず、カラーインデックスC
1、C2、…は、図4(B)に示すように、直接グロー
バルパレット5の番号を指すこととなる。なお、1色当
たりに必要なビット数は、gmodeの値と等しくな
る。
【0069】次に、このカラー画像の符号化装置1によ
る具体的な符号化の処理手順を、図1、図5および図6
に基づいて説明する。
【0070】カラー画像データ2がバッファレジスタ4
に入力すると(ステップS1)、その画像全体の使用色
数を使用色数カウント手段15によってカウントする
(ステップS2)。そして、その値が所定値、この実施
の形態では256色以下か否か判断する(ステップS
3)。256色以下であると、ステップS4によってグ
ローバルデータを作成する。グローバルデータは、gm
odeと、gcountと、グローバルパレット5から
なる。
【0071】画像全体の使用色数が256色以下である
と、その後、ブロック分割手段7によって32×32ピ
クセルのブロックに分割し(ステップS5)、処理して
いく。次に、最初のブロックの使用色数をブロック内色
数カウント手段16によってカウントする(ステップS
6)。このステップS6では、scountとsmod
eを生成している。生成されたsmodeと先のgmo
deを色数比較手段17によって比較する(ステップS
7)。
【0072】smodeとgmodeが異なるとき、す
なわちsmode<gmodeのとき、ローカルパレッ
ト8を作成する(ステップS8)。そして、各画素にロ
ーカルパレット8内のインデックスをカラーインデック
ス付与手段10にて付与し、モデル化手段11にて後述
するようにランレングスモデル化または周辺参照画素モ
デル化し、その後エントロピー符号化手段12にて符号
化する(ステップS9)。これにより、そのブロックの
符号化が終了し、次のブロックの処理のためステップS
6に戻る。ステップS7にて、smodeとgmode
が一致するときは、各画素にグローバルパレット5内の
インデックスを付与して同様にランレングスモデル化等
をした後、符号化する(ステップS10)。
【0073】ステップS3で、画像全体の使用色数が2
56色を超える場合は、図6に示す処理手順となり、以
下にその内容を説明する。
【0074】この場合、グローバルパレット5は作成さ
れず、バッファレジスタ4内のカラー画像データ2は、
直接、ブロック分割手段7によって32×32ピクセル
のブロックに分割される(ステップS11)。そして、
ブロックの使用色数をブロック内色数カウント手段16
によってカウントする(ステップS12)。そのカウン
ト値が256色以下か否か判断し(ステップS13)、
256色以下であると、先に示したグローバルパレット
5に相当するパレットデータをローカルパレット8に相
当する場所に生成する(ステップS14)。その後、各
画素にそのパレットデータ内のインデックスをカラーイ
ンデックス付与手段10にて付与し、モデル化手段11
にてランレングスモデル化等し、その後エントロピー符
号化手段12にて符号化する(ステップS15)。ステ
ップS13のとき、256色を超えるときは、新たなパ
レットデータも作成されず、各画素に対応する原画素の
原パレットのインデックスがランレングスモデル化等さ
れた後、符号化される(ステップS16)。
【0075】ステップS9,S10,S15,S16で
行われる符号化のプロセスは、図7に示すフローチャー
トのとおりとなっている。すなわち、仮にランレングス
符号化したとすると、そのランの値が1および2となる
ものの割合がそのブロック中の一定値、この実施の形態
では20%を越えているか否かを符号化手段13内のモ
デル化方法判定手段(図示省略)によって判定する(ス
テップS20)。なお、一定値としては、15〜25%
とすると、それらの値以下のときにランレングス符号化
の効率が良くなり好ましい。
【0076】ステップS20の判定が肯定的な場合、周
辺参照画素モデル化を行う(ステップS21)。このス
テップS21では、図8(A)に示すように、マルコフ
モデルの場合と同様に周辺の参照画素A,B,C,Dと
符号化対象画素Xとを比較する。そして、符号化対象画
素Xと参照画素A(=1つ先行する画素)と一致すると
きは、L1データの値を“0”とする。参照画素B(=
真上の画素)と一致するときはL1データの値を“1”
とし、L2データの値を“00”とする。参照画素Cと
一致するときは、L1=“1”,L2=“01”、参照
画素Dと一致するときはL1=“1”,L2=“10”
とする。周辺の参照画素A,B,C,Dと一致しないと
きは、L1=“1”,L2=“11”とする。
【0077】この周辺参照画素モデル化により出力され
る信号をまとめると、図8(B)に示すとおりとなる。
このように、このモデル化により出力される信号は、そ
のブロック内ではそれぞれ固定長ビットとなる。このた
め、復号の際の速度を速くすることができる。
【0078】なお、周辺参照画素モデル化により出力さ
れる信号であるコードデータのデータ構成は、図8
(C)に示すように、L1データ,L2データ,カラー
インデックス(C)の3つに区分けされている。そし
て、各データの区切り部分が分かるように、その境にフ
ラッグをたてる等の工夫を施している。
【0079】周辺参照画素モデル化後、ブロック内のす
べての画素に所定ビットが付与されたかを判定し(ステ
ップS22)、否定的な場合はステップS21に戻り、
肯定的なときはエントロピー符号化する(ステップS2
3)。そして、次のブロックの処理を行うこととなる。
なお、ステップS22のブロック終了判定をエントロピ
ー符号化のステップS23の後に持ってくるようにして
も良い。
【0080】ステップS20で否定的な場合、ランレン
グスモデル化のステップS31へ移行する。
【0081】ランレングスモデル化のステップでは、ま
ず同じ色が続かないかを判断し(ステップS32)、続
かないようであると、その符号化対象画素がその1つ前
のライン上、この実施の形態では真上の画素と同じ色か
否かを判定する(ステップS33)。同じ色のときは、
コピーモード(ステップS34)に移行する。そして、
符号化対象画素Xが真上の画素と同じである限りコピー
モードが継続する(ステップS35)。真上の画素と異
なる色が現れたらコピーモードは終了する(ステップS
36)。
【0082】例えば、図9(A)に示すように通常は符
号化対象画素Xの直前の画素を参照するが、その画素
と符号化対象画素Xが異なるときは、真上の画素も
参照する。そして、通常のコードデータは、図9(B)
に示すように、カラーインデックスCの部分は「0」以
外で、ランLの部分も「0」以外なのに対し、コピーモ
ードのときはC=「0」とし、L≠「0」としている。
なお、ある画素部分以降がすべて空白のときはC=
「0」でL=「0」で現すようにしている。このよう
に、この実施の形態ではC=「0」の値を特別モード
(=コピーモード)として位置づけると共にL=「0」
もライン全白という特別な意味で使用している。
【0083】コピーモード終了後、コピーモード時のC
とLの値をランレングスの1つの値として保存する(ス
テップS37)。そして、通常のランレングスに戻り
(ステップS38)、ブロック内の画素についてすべて
終了しない限り(ステップS39)、ステップ32に戻
りその後のステップを繰り返す。ブロック内の画素すべ
てについてランレングスが完了するとエントロピー符号
化する(ステップS23).なお、このフローにおいて
も、ステップS39のブロック終了判定をエントロピー
符号化の後に持ってくるようにしても良い。
【0084】以上のフローを図10の具体例に基づいて
示す。図10(A)に示すようなカラーインデックスを
有する画像がある場合、カラーインデックスCとランL
は、図10(B)に示す数値となる。カラーインデック
スCが「1」が2つ続いているのでLは「2」、次にC
=5が3つなのでL=3、次はC=4が2つ続くのでL
=2となる。このとき、Cが「1」から「5」へ変わっ
た場合や、Cが「5」から「4」に変わった場合、ステ
ップS32でYesとなるもののステップS33で真上
の画素と異なるため通常のランレングスが行われること
となる。
【0085】次に、カラーインデックスCが「4」から
「X」に変わったときは、真上の画素と同じであるた
め、ステップS32,S33,S34と移行し、コピー
モードとなる。このためCは「0」となる。その後、3
つの画素がそれぞれ真上の画素と同じであるためコピー
モードが継続し、異なる画素(=「3」と「△」)が現
れた時点でコピーモードは終了する。そして、ランに相
当する値として「4」が保存される。その後、カラーイ
ンデックスCが「3」ともなるものが1つ、C=「4」
が2つとなり、最後に空白がくるため、C=「0」でL
=「0」が付与される。
【0086】以上のような周辺参照画素モデル化とラン
レングスモデル化の切り換えでは、切り換えを行わない
ものに比べデコード速度が数10%以上速くなる。ま
た、いわゆるコピーモードを採用したものは、採用しな
いものに比べ圧縮率が10%程度良くなる。また、コピ
ーモードを採用すると、従来の横縞のものに加え、縦縞
のものについても圧縮率が高くなる。なお、縦方向へス
キャンする場合は、コピーモード採用によって縦縞に加
え横縞のものの圧縮率が高くなることとなる。
【0087】以上のようにして符号化されていくが、そ
のデータ構成は、図11に示すとおりとなる。すなわ
ち、最初にgmode、gcount、グローバルパレ
ットデータからなるグローバルデータがきて、次に、s
mode、scount、ローカルパレットデータから
なるローカルデータがくる。そして、次に、ブロック1
のカラーインデックスCとL1データおよびL2データ
のコードデータまたはカラーインデックスCとランLの
各値を示すコードデータがくる。なお、smode=g
modeのときはローカルパレットデータは生成されな
い。ブロック1の後には、ブロック1と同様の構成のブ
ロック2のデータがくる。その後、順にブロック3、4
・・・というように各ブロックのデータが配置される。
【0088】なお、各データは、“0”“1”のビット
で現され各データの終了部分が分からなくなるので、各
データの終了部を示すキーデータKが、各データの最終
尾に付加されている。
【0089】コードデータは、図12(A)に示すよう
に、smode=1のときは、各カラーインデックスで
あるC1,C2・・・は、それぞれ1ビットとなり、1
バイトで8画素(ピクセル)分表示可能となっている。
また、smode=2のときは、各カラーインデックス
C1,C2・・・は、2ビットとなり、1バイトで4画
素分の表示が可能となっている。同様にsmode=4
のときは、1画素4ビット表示となり1バイトで2画素
表示となる。また、smode=8のときは、1画素8
ビット表示となり1バイトで1画素のみの表示となる。
なお、smode=5,6,7のときも同様に、1画素
5ビットまたは6ビットまたは7ビットで表示されるこ
ととなる。
【0090】コードデータを含め、各データはモデル化
手段11によって周辺参照画素モデル化されたりランレ
ングスモデル化されるが、ランレングスモデル化される
場合、その際の最大ラン数を、この実施の形態では16
個としている。このため、ランレングスデータは、図1
3に示すように、4ビットで1つのランを示すことが可
能となる。なお、このラン数は、任意として良いが、1
ブロックの横サイズが32ピクセルの場合、16程度が
好ましい。
【0091】なお、符号化に当たり、特定の色が継続す
る場合、次に示すような特殊な処理を付加するとデータ
量が圧縮され好ましいものとなる。例えば、図14
(A)に示すような背景が白となる全体画像の場合、そ
の右下のブロックを処理するとき、各ラインの白が始ま
る位置に、上述のように、この部分以降そのラインすべ
てが白であることを意味するC=0,L=0のコードを
割り当てる。また、ある1つのラインを含めその後のす
べてが白のときは、ライン先頭に同様にC=1のコード
を割り当てる。これらのコードを割り当てることによ
り、使用できる色数は2つ減少するが、データ圧縮の面
では極めて有利となる。このような処理は、背景が白だ
けではなく、他の色の場合にも適用できる。
【0092】また、特定のブロックが図15に示すよう
に、白が継続した後で、ある画像が生じている場合は、
ダミーの白として各ラインの先頭に白を意味するC=0
のコードを割り当て、各ラインがすべて白であることを
指すようにすることもできる。
【0093】次に、カラー画像の復号化装置およびその
復号化方法を図16等に基づいて説明する。
【0094】この実施の形態のカラー画像の復号化装置
21は、符号ビット3を入力し、ランレングス復号化す
ると共にデータを切り分けるデータ復号化手段22と、
符号化するカラー画像データ全体の使用色数を識別する
使用色数識別手段23と、使用色数が所定値以下のとき
のその各色に対応するインデックスが記載されたグロー
バルパレット24を保存しておくグローバルパレット保
存手段25と、カラー画像データを複数のブロックに分
割して符号化したデータとなる符号ビット3をそのブロ
ック毎に復号化するブロック復号化手段26を備えてい
る。なを、グローバルパレット24は、図2に示すロー
カルパレット5と同様となっている。
【0095】そして、ブロック復号化手段26は、分割
されたブロック内の色数を識別するブロック内色数識別
手段27と、グローバルパレット24中のインデックス
が記載されたローカルパレット28を保存しておくとロ
ーカルパレット保存手段29と、ブロック内色数識別手
段27によって識別された色数がグローバルパレット2
4の中の色数より少ないとき、復号したカラーインデッ
クスの値からグローバルパレット24中のインデックス
を記載したローカルパレット28の対応する欄を呼び出
しそのローカルパレット28に記載してあるグローバル
パレット24の色を復号し、ブロック内色数識別手段2
7によって識別された色数がグローバルパレット24の
色数と同一のとき、復号したカラーインデックスの値か
ら直接グローバルパレット24中の色を復号化する条件
別復号化手段30とを有している。
【0096】なお、データ復号化手段22は、図20に
示すようなエントロピー復号化手段ともなっている。ま
た、ローカルパレット28は、図3に示すローカルパレ
ット8と同様となっている。
【0097】ここで、使用識別手段23は、gmode
を識別するgmode識別手段31と、gcountを
識別するgcount識別手段32とを有している。ま
た、ブロック内色数識別手段27は、smodeを識別
するsmode識別手段33と、scountを識別す
るscount識別手段34とを有している。さらに、
条件別復号化手段30は、gmodeとsmodeを比
較する色数比較手段35と、復号化されたコードデータ
の値とローカルパレット28およびグローバルパレット
24を利用して対応する色のインデックスを復号化して
マルチカラー画像のカラー画像データ2を出力するコー
ドデータ復号化手段36とを有している。なお、復号化
されたカラー画像データ2は、図19に示すパレット表
に相当するパレット(図示省略)に基づいて実質的な色
が復号されることとなる。
【0098】また、カラー画像データ2の復号は、先に
示した符号化方法と逆のアルゴリズムによって復号され
る。すなわち、復号化するカラー画像データ全体の使用
色数を識別する使用色数別工程と、使用色数が所定値以
下のときその各色に対応するインデックスを記載したグ
ローバルパレット24を呼び出すグローバルパレット呼
び出し工程と、カラー画像データを複数のブロックに分
割して符号化したデータとなる符号ビット3をそのブロ
ック毎に復号化するブロック復号化工程を備えている。
【0099】そして、ブロック復号化工程は、分割され
たブロック内の色数を識別するブロック内色数識別工程
と、このブロック内色数識別工程によって識別された色
数がグローバルパレット24の中の色数より少ないと
き、復号したカラーインデックスの値からグローバルパ
レット24中のインデックスを記載したローカルパレッ
ト28の対応する欄を呼び出しそのローカルパレット2
8に記載してあるグローバルパレット24の色を復号化
し、ブロック内色数識別工程によって識別された色数が
グローバルパレット24の中の色数と同一のとき、復号
したカラーインデックスの値から直接グローバルパレッ
ト24中の色を復号化する条件別復号化工程とを有して
いる。
【0100】そして、この実施の形態では、所定値を2
56色とし、1つのブロックの大きさを32×32ピク
セルとしている。このように、符号化の際のアルゴリズ
ムと同様の規則のもとに、復号化のためのアルゴリズム
を使用して、符号ビット3からカラー画像データ2を得
ている。
【0101】このようなカラー画像の復号化装置21が
組み込まれた表示装置の1例を図17および図18に示
す。この表示装置は携帯端末表示装置40となってお
り、中央の液晶からなる表示部41と、表示部41の周
辺に配置される操作部42と、音を出力するスピーカ部
43と特定のウエブページにアクセスできる磁気カード
が挿入されそのアドレスを読み取ったり、その他の磁気
カードを読み取る磁気カードリーダ部44と、電源ライ
ンやホストとなるパソコン46に接続される接続部45
とから主に構成されている。
【0102】表示部41の左右の操作部42は、1〜0
の10種類のメニュー釦42aがあり、この各釦42a
に近接した表示部41に、対応する操作メニューの表示
がなされる。例えば、パソコン46内に保管されている
各種のアニメーションをその番号によって選択するよう
にする。すなわち、1番のメニュー釦42aを押すと、
1番のアニメーションが再生されるようにする。また、
表示部41の下側には、インターネット上のウエブペー
ジにアクセスしたときの各種の操作釦部42bが配置さ
れている。また、磁気カードリーダ部44の近傍に、画
面の操作矢印を上下左右に動かすための指示操作部42
cが設けられている。
【0103】このような携帯端末表示装置40の使い方
の1例を図18に示す。1台のパソコン46に複数の携
帯端末表示装置40が接続されている。パソコン46で
は画面一杯に画像表示がなされているが、各携帯端末表
示装置40には、その画像の一部のみが表示されるよう
になっている。ただし、各携帯端末装置40では、スク
ロール機能により、パソコン46上の画面の一部をスク
ロールさせることにより画面全体の内容を把握できる。
なお、この携帯端末表示装置40の圧縮方式は、ソフト
ウエアのみで再生が可能であり、専用のハードウエアを
不要とでき、小型化および低価格化に有利なものとな
る。
【0104】さらに、パソコン46の画像全体ではな
く、図18に示すように、その一部分のみを表示するの
で、画像全体をデコードする必要がなくなり、表示用メ
モリを小さくできる。なお、各携帯端末表示装置40に
よって、その表示用メモリと表示用パネルの大きさを変
えるようにしても良い。例えば、ある携帯端末表示装置
40は、「ABCD」を表示できるようにし、他の携帯
端末表示装置40は、「AB」を表示できるようにし、
さらに他の携帯端末表示装置40は、「A」のみを表示
できるような大きさとしても良い。このカラー画像の復
号化装置21および携帯端末表示装置40は、シンプル
で小型化された構造となり、しかも、ロスレスでの復号
となっている。
【0105】以上のような実施の形態では、復号化に当
たりその再生スピードが速くなる。しかも、画像全体を
デコードする必要がなく、表示に必要なブロックのみで
良くなる。加えて、シンプルでかつロスレスな復号が可
能となる。また、ブロックサイズは任意で良いが、32
×32ピクセルとすると最大値で1,024色となり、
通常では256色に納まることとなる。しかも、ランレ
ングス符号化の際のラン数も4ビットとすることがで
き、符号化効率と復号化効率が良いものとなる。
【0106】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。例えば、1つの画像を複数のブロ
ックに分割するのではなく、各画像毎または複数の画像
毎に、ランレングスモデル化と周辺参照画素モデル化を
選択するようにしても良い。
【0107】また、各画像毎や各ブロック毎にいずれか
一方のモデル化を選択するのではなく、当初、ランレン
グスモデル化し、所定の値、例えばランの値が2以下と
なったら周辺参照画素モデル化に切り替える。そして、
周辺参照画素モデル化において、所定の値、例えば周辺
画素(直前の画素を除く)のいずれとも一致しない回数
が3回以上続いたら、再度ランレングスモデル化に切り
替える。このように、所定条件毎に両モデル化を切り替
えるようにしても良い。
【0108】さらに、上述の実施の形態では、ランレン
グスモデル化の他にコピーモードを入れるようにしてい
るが、コピーモードを採用しないようにしても良い。ま
た、コピーモードの際、1ライン前の真上の画素をコピ
ーするのではなく、2ライン前等他のライン上における
真上の画素としたり、真上ではなく、他の位置のものを
コピーしてくるようにしても良い。一方、周辺参照画素
モデル化の際、周辺3画素ではなく、図8における画素
Aの左側の画素と画素Bの上側の画素の周辺6画素とし
たり、その他の画素の組み合わせを採用したりしても良
い。
【0109】また、ランレングスモデル化と周辺参照画
素モデル化の切替の判断基準を1ブロックの中の2以下
のラン値の割合が20%を越えているか否かとしている
が、1ブロックや1画素等の中の2以下のラン値の割合
としては、15〜25%の範囲が好ましい。また、切り
替えの基準としては、ラン値ではなく、周辺参照画素モ
デル化による符号化の際の参照程度、例えば、上述の実
施の形態の図8のL1=“1”,L2=“11”となる
率を基準としたり、さらには他の基準を採用するように
しても良い。
【0110】さらに、ブロックサイズは、32×32ピ
クセルの他、16×16ピクセルや64×64ピクセル
等他の正方形のブロックとしたり、ラン数を大きくする
ようなときは横に長いブロックとしたり、各種の大き
さ、形状のブロックとすることができる。また、カラー
画像の復号化装置21中のローカルパレット28がグロ
ーバルパレット24より下のモードになるのが望ましい
ので、ブロックサイズは、大きすぎないようにするのが
好ましい。すなわち、16×16ピクセルから64×6
4ピクセル程度が好ましい。
【0111】また、上述の実施の形態では、所定値とし
て、256色を採用しているが、その原画像の使用色数
等に応じてその値を適宜変更することができる。さら
に、マルチカラー画像ではなく、自然画像の符号化や復
号化にも本発明を適用できる。加えて、上述の実施の形
態では、gcountが256色を超える場合は、何も
処理しないようにしたり、グローバルパレット5,24
を作成しないようにすることにより、一部の全体画像に
ついては本発明が適用されないようにしている。しか
し、マルチカラー化された画像の最大使用色数を所定値
として選択することにより、すべての画像の処理に当た
りグローバルパレット5,24を作成するようにしても
良い。
【0112】また、上述の実施の形態のように、所定値
を256色としたときにgcountが256色を超え
るものが出たときは、その画像の色数を一定数間引き2
56色以下にして、本発明を適用するようにしても良
い。この場合、ロスレスではなく、非可逆な処理とな
る。
【0113】さらに、上述の実施の形態では、グローバ
ルパレット5,24とローカルパレット8,28を有す
るものとなっているが、グローバルパレット5,24の
みを有するものやローカルパレット8,28のみを有す
るものも所定の効果を保有するものとなり、従来のもの
に比べ好ましいものとなる。
【0114】なお、上述の実施の形態では、周辺参照画
素モデル化とランレングスモデル化とを切り替え可能と
しているが、両モデル化のいずれか一方と、マルコフモ
デル、予測符号化、DCT(離散コサイン変換)、サブ
バンド符号化等の他の符号化モデルとを切り替え可能に
しても良い。また、エントロピー符号化手段12やエン
トロピー復号化手段としては、算術符号化やハフマン符
号等の各種の符号が適宜採用される。
【0115】また、本発明のカラー画像の復号化装置や
その復号化方法は、レストランやフードチェーンでの端
末表示装置に適用されたり、インターネットでのウエブ
ページへのアクセス時の端末表示装置等各種の携帯端末
表示装置やその他の表示装置に適用される。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から10
および請求項15から20記載のカラー画像の符号化方
法や符号化装置では、画像の性質に合わせて最適な圧縮
法で画像圧縮が行われることとなる。このため、圧縮率
が向上し、再生速度を速くすることが可能となる。
【0117】また、請求項11から14および請求項2
1から24記載のカラー画像の復号化方法や復号化装置
では、画像の性質に合わせて圧縮された符号化データを
効率的に扱うことが可能となり、再生速度を速くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカラー画像の符号化装置
の機能ブロック構成図である。
【図2】図1のカラー画像の符号化装置のグローバルパ
レットを説明するための図である。
【図3】図1のカラー画像の符号化装置のローカルパレ
ットを説明するための図である。
【図4】ブロック内のカラーインデックスの内容を示す
図で、(A)はgmodeとsmodeが一致しないと
きの図で、(B)はgmodeとsmodeが一致する
ときの図である。
【図5】図1のカラー画像の符号化装置を使用しての符
号化の処理手段を示すフローチャートの基本ルーチン部
分を示す図である。
【図6】図1のカラー画像の符号化装置を使用しての符
号化の処理手段を示すフローチャートの分枝部分を示す
図である。
【図7】図5および図6中のモデル化からエントロピー
符号化までの流れの詳細を示すフローチャートである。
【図8】図7中の周辺参照画素モデル化のステップで得
られる信号を説明するための図で、(A)は周辺参照画
素の状態を示し、(B)はこのステップで得られるコー
ドデータの信号ビットを示し、(C)はコードデータの
配置を示す図である。
【図9】図7中のランレングスモデル化のステップで得
られる信号を説明するための図で、(A)は参照する画
素を示す図で、(B)はこのステップで得られるコード
データの値とその意味を示す表である。
【図10】図7中のランレングスモデル化のステップで
得られる信号の具体例を説明するための図で、(A)は
入力してきた画素の状態を示し、(B)は得られる信号
を示している。
【図11】図1のカラー画像の符号化装置により生成さ
れるデータの構造を示す図である。
【図12】図1のカラー画像の符号化装置により生成さ
れるコードデータの内容を示す図で、(A)はsmod
eが「1」のとき、(B)はsmodeが「2」のと
き、(C)はsmodeが「4」のとき、(D)はsm
odeが「8」のときをそれぞれ示している図である。
【図13】図1のカラー画像の符号化装置により生成さ
れるランレングスデータの構成を示す図である。
【図14】図1のカラーの画像の符号化装置で特殊な画
像を処理する際の処理方法を説明するための図で、
(A)はその画像全体を示し、(B)は分割した一部の
ブロックを示す図である。
【図15】図1のカラーの画像の符号化装置で特殊な画
像を処理する際の処理方法を説明するための図で、他の
種類のブロックを処理する例を説明するための図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態のカラー画像の復号化装
置の機能ブロック構成図である。
【図17】図16のカラー画像の復号化装置が組み込ま
れた携帯端末表示装置の例を示す斜視図である。
【図18】図17の携帯端末表示装置が使用されるシス
テムの例を説明するための図である。
【図19】従来および本発明に使用されるマルチカラー
画像の性質およびバレット表を説明するための図であ
る。
【図20】従来の符号化および復号化システムを示す図
で、(A)は従来のマルチカラー画像の符号化システム
を示す図で、(B)は従来のマルチカラー画像の復号化
システムを示す図である。
【図21】図20のマルチカラー画像の符号システムに
おいて、画像がラスタースキャンされる状態を説明する
ための図である。
【図22】従来および本発明で用いられる算術符号型の
エントロピー符号器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カラー画像の符号化装置 2 カラー画像データ 3 符号ビット 5 グローバルパレット 6 グローバルパレット作成手段 7 ブロック分割手段 8 ローカルパレット 9 ローカルパレット作成手段 10 カラーインデックス付与手段 11 モデル化手段 12 エントロピー符号化手段 13 符号化手段 21 カラー画像の復号化装置 22 データ復号化手段 23 使用色数識別手段 24 グローバルパレット 25 グローバルパレット保存手段 26 ブロック復号化手段 27 ブロック内色数識別手段 28 ローカルパレット 29 ローカルパレット保存手段 30 条件別復号化手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを入力し符号化するカ
    ラー画像の符号化方法において、入力されたカラー画像
    データを保存する保存工程と、プリスキャンされた画像
    状態が、仮にランレングス符号化した場合、そのランの
    値が1および2となる割合が一定値以下のとき、その画
    像をランレングスモデル化し、その一定値を超えるとき
    周辺参照画素モデル化するモデル化方法判定工程とを備
    えることを特徴とするカラー画像の符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記一定値を15〜25%内の値とした
    ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像の符号化方
    法。
  3. 【請求項3】 前記周辺参照画素モデル化時に、符号化
    対象画素を1ライン前の画素と比較したことを特徴とす
    る請求項1または2記載のカラー画像の符号化方法。
  4. 【請求項4】 前記周辺参照画素モデル化時に、符号化
    対象画素を、1ライン前の画素、その1ライン前の画素
    の前後の画素および符号化対象画素の直前の画素からな
    る周辺の4画素と比較したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のカラー画像の符号化方法。
  5. 【請求項5】 前記周辺参照画素モデル化時の画素の比
    較において、同じ画素か否かを固定長ビットで現したこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4記載のカラー
    画像の符号化方法。
  6. 【請求項6】 カラー画像データを入力し符号化するカ
    ラー画像の符号化装置において、入力されたカラー画像
    データを保存する保存手段と、プリスキャンされた画像
    状態が、仮にランレングス符号化した場合、そのランの
    値が1および2となる割合が一定値以下のとき、その画
    像をランレングスモデル化し、その一定値を超えるとき
    周辺参照画素モデル化するモデル化方法判定手段とを備
    えることを特徴とするカラー画像の符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記一定値を15〜25%内の値とした
    ことを特徴とする請求項6記載のカラー画像の符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 前記周辺参照画素モデル化時に、符号化
    対象画素を1ライン前の画素と比較したことを特徴とす
    る請求項6または7記載のカラー画像の符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記周辺参照画素モデル化時に、符号化
    対象画素を、1ライン前の画素、その1ライン前の画素
    の前後の画素および符号化対象画素の直前の画素からな
    る周辺の4画素と比較したことを特徴とする請求項6ま
    たは7記載のカラー画像の符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記周辺参照画素モデル化時の画素の
    比較において、同じ画素か否かを固定長ビットで現した
    ことを特徴とする請求項6、7、8または9記載のカラ
    ー画像の符号化装置。
  11. 【請求項11】 符号化されたカラー画像データを復号
    化するカラー画像の復号化方法において、符号化したカ
    ラー画像データを復号化する復号化工程を有し、この復
    号化工程は、復号化する画像がランレングスモデル化に
    よって符号化されているか周辺参照画素モデル化によっ
    て符号化されているかを判定する判定工程と、その判定
    工程の判定結果に基づきランレングスモデル化による復
    号化または周辺参照画素モデル化による復号化を行う復
    号化工程とを備えることを特徴とするカラー画像の復号
    化方法。
  12. 【請求項12】 前記周辺参照画素モデル化による復号
    化時に、復号化しようとする対象画素と周辺画素とが同
    じか否かを固定長ビットで現したことを特徴とする請求
    項11記載のカラー画像の復号化方法。
  13. 【請求項13】 符号化されたカラー画像データを復号
    化するカラー画像の復号化装置において、符号化したカ
    ラー画像データを復号化する復号化手段を有し、この復
    号化手段は、復号化する画像がランレングスモデル化に
    よって符号化されているか、周辺参照画素モデル化によ
    って符号化されているかを判定する判定手段と、その判
    定手段の判定結果に基づきランレングスモデル化による
    復号化または周辺参照画素モデル化による復号化を行う
    復号化手段とを備えることを特徴とするカラー画像の復
    号化装置。
  14. 【請求項14】 前記周辺参照画素モデル化による復号
    化時に、復号化しようとする対象画素と周辺画素とが同
    じか否かを固定長ビットで現したことを特徴とする請求
    項13記載のカラー画像の復号化装置。
  15. 【請求項15】 カラー画像データを入力し符号化する
    カラー画像の符号化方法において、符号化するカラー画
    像データをスキャンし保存する保存工程と、そのカラー
    画像データをランレングス符号化する符号化工程とを備
    え、その符号化工程は、所定条件のとき、所定位置の画
    素を通常のランレングスモデル化するランレングスモデ
    ル化工程と、所定条件に合わないとき、所定位置の画素
    と同一でかつ異なる位置の画素をコピーするコピーモー
    ドを生成するコピーモード生成工程と、上記異なる位置
    の画素に続く画素と同じ色となるような画素が続く場
    合、その続く個数をコピー個数として生成するコピー個
    数生成工程とを有し、上記コピーモードの値と上記コピ
    ー個数の値とをランレングスモデル化された他のカラー
    インデックスおよび通常のランの値と共に符号化するこ
    とを特徴とするカラー画像の符号化方法。
  16. 【請求項16】 前記所定位置の画素が直前の画素と同
    じ色のときおよび1ライン前の画素と異なる色のときに
    ランレングスモデル化する前記ランレングスモデル化工
    程と、前記所定位置の画素が直前の画素と異なり、かつ
    次の画素も前記所定位置の画素と異なるとき、前記所定
    位置の画素の1ライン前の画素を参照し、同じ色の場
    合、その1ライン前の画素をコピーするコピーモードを
    生成する前記コピーモード生成工程と、1ライン前の画
    素と同じ色となる画素が続く個数をコピー個数として生
    成する前記コピー個数生成工程とを備えることを特徴と
    する請求項15記載のカラー画像の符号化方法。
  17. 【請求項17】 前記スキャンを横方向にラスタースキ
    ャンし、前記異なる位置の画素を1ライン前の画素でか
    つ真上の画素とすると共に前記コピーモードを前記カラ
    ーインデックスの中の1つを利用して現したことを特徴
    とする請求項15または16記載のカラー画像の符号化
    方法。
  18. 【請求項18】 カラー画像データを入力し符号化する
    カラー画像の符号化装置において、符号化するカラー画
    像データをスキャンし保存する保存手段と、そのカラー
    画像データをランレングス符号化する符号化手段とを備
    え、その符号化手段は、所定条件のとき、所定位置の画
    素を通常のランレングスモデル化するランレングスモデ
    ル化手段と、所定条件に合わないとき、所定位置の画素
    と同一で異なる位置の画素をコピーするコピーモードを
    生成するコピーモード生成手段と、上記異なる位置の画
    素に続く画素と同じ色となるような画素が続く場合、そ
    の続く個数をコピー個数として生成するコピー個数生成
    手段とを有し、上記コピーモードの値と上記コピー個数
    の値とをランレングスモデル化された他のカラーインデ
    ックスおよび通常のランの値と共に符号化することを特
    徴とするカラー画像の符号化装置。
  19. 【請求項19】 前記所定位置の画素が直前の画素と同
    じ色のときおよび1ライン前の画素と異なる色のときに
    ランレングスモデル化する前記ランレングスモデル化手
    段と、前記所定位置の画素が直前の画素と異なり、かつ
    次の画素も前記所定位置の画素と異なるとき、前記所定
    位置の画素の1ライン前の画素を参照し、同じ色の場
    合、その1ライン前の画素をコピーするコピーモードを
    生成する前記コピーモード生成手段と、1ライン前の画
    素と同じ色となる画素が続く個数をコピー個数として生
    成する前記コピー個数生成手段とを備えることを特徴と
    する請求項18記載のカラー画像の符号化装置。
  20. 【請求項20】 前記スキャンを横方向にラスタースキ
    ャンし、前記異なる位置の画素を1ライン前の画素でか
    つ真上の画素とすると共に前記コピーモードを前記カラ
    ーインデックスの中の1つを利用して現したことを特徴
    とする請求項18または19記載のカラー画像の符号化
    装置。
  21. 【請求項21】 符号化されたカラー画像データを復号
    化するカラー画像の復号化方法において、符号化したカ
    ラー画像データを復号化する復号化工程を有し、その復
    号化工程は、ランレングス符号化されたデータ中に復号
    する画素とは異なる位置の画素のコピーを指示するコピ
    ーモードが含まれているとき、その異なる位置の画素お
    よびそれに続く画素と同一の色を、そのコピーモードが
    継続する個数分復号するランレングス復号化工程を備え
    ていることを特徴とするカラー画像の復号化方法。
  22. 【請求項22】 前記ラインをラスタースキャンによる
    ものとし、前記異なる位置の画素を1ライン前の画素で
    かつ真上の画素とすると共に、前記コピーモードは前記
    画像データの画素を現すカラーインデックスの中の1つ
    を利用して現されていることを特徴とする請求項21記
    載のカラー画像の復号化方法。
  23. 【請求項23】 符号化されたカラー画像データを復号
    化するカラー画像の復号化装置において、符号化したカ
    ラー画像データを復号化する復号化手段を有し、その復
    号化手段は、ランレングス符号化されたデータ中に復号
    する画素とは異なる位置の画素のコピーを指示するコピ
    ーモードが含まれているとき、その異なる位置の画素お
    よびそれに続く画素と同一の色を、そのコピーモードが
    継続する個数分復号するランレングス復号化手段を備え
    ていることを特徴とするカラー画像の復号化装置。
  24. 【請求項24】 前記ラインをラスタースキャンによる
    ものとし、前記異なる位置の画素を1ライン前の画素で
    かつ真上の画素とすると共に、前記コピーモードは前記
    画像データの画素を現すカラーインデックスの中の1つ
    を利用して現されていることを特徴とする請求項23記
    載のカラー画像の復号化装置。
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