JP2798025B2 - 動画像符号化方法及び装置 - Google Patents
動画像符号化方法及び装置Info
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Description
号化方法及び装置に関する。
ニメーション等の文字、線画、写真、動画などの内容を
文字データや2値または多値の画像データなどのデータ
として電子的、光学的あるいは磁気的な記録媒体に記録
したり、これら記録されたデータを記録媒体から読み出
して表示イメージに変換し、各種の表示装置に表示した
りする機器の開発が行われている。表示装置としては、
例えば、CRT装置やプラズマディスプレイ装置、ある
いは、携帯端末にしばしば使用される液晶ディスプレイ
装置などが挙げられる。これらの機器の開発目的として
は、今までは紙に印刷することにより固定されまた流通
してきた情報を、記録媒体に記録し供給することによ
り、紙資源の保護を図り、また、紙の本にはない機能を
付加することにより密度の濃い情報を提供することなど
が挙げられる。
り、動画や音など、紙に印刷する形態では表現できない
ものも、データに含まれるようになってきている。これ
らのデータには、アニメーションなどの、簡易動画像と
いわれ複数のフレームで構成された2値または多値の画
像データなどがある。
は16色表示可能な液晶ディスプレイ装置で表示するた
めに、ディザ処理を施されることがある。ディザ処理さ
れた画像データ(ディザ画像データ)は、1画素ずつ観
察すると2値データであるが、画像を一定距離以上離れ
て観察すると、白画素が比較的多くを占める領域では輝
度が高いように見え、黒画素が比較的多くを占める領域
では輝度が低いように見え、結果として画像の濃淡を表
示することができるというものである。
差拡散ディザ法が広く用いられている。組織的ディザ法
は、対象画像をn×nドットのサブマトリクスの集合と
みなし、サブマトリクス内の座標情報のみによってしき
い値を定め、このしきい値と比較し、しきい値より大な
ら“1”(白)、小なら“0”(黒)となる2値信号に
変換するものである。誤差拡散ディザ法は、2値化しよ
うとする画素の周囲の画素の濃淡に応じてしきい値処理
を変化させ、比較して得られた誤差を次の画素の値に加
算していくものである。
が小さい記録媒体に記録する場合や、データ量が多い画
像データが膨大にある場合には、データ圧縮を行う必要
が生じる。2値または多値の画像データの圧縮方法とし
ては、同一ライン内の画像信号の相関のみを利用する1
次元符号化方式であるModified Huffman(モディファイ
ド・ハフマン)符号化(以下MH符号化あるいはMHと
呼ぶ)法や、隣接するライン間の相関も利用する2次元
符号化方式であるModified Read(モディファイド・リ
ード)符号化(以下MR符号化あるいはMRと呼ぶ)法
などが知られており、MH符号化、MR符号化はファク
シミリなどで広く使用されている。
てディザ画像を符号化した場合には、その符号量が原画
像信号の総ビット数より大きくなる、すなわち、符号化
したためにかえって符号量が大きくなることが多い。こ
れは、ディザ処理によって得られた画像データは、周期
性が全くなく、また近傍画素との相関もほとんどないの
で、データ圧縮に適していないためである。そこで、デ
ィザ法による中間調画像を効率よく圧縮するための符号
化方法が、各種検討されている。
ザ法を用いた中間調画像の符号化方法であって、中間調
画像の画質を低下させることなく符号化効率を向上させ
ることができる方法として、前回処理した2値信号と今
回処理している2値信号の差分成分のみを符号化する方
法が開示されている。図11は、特開昭64−7737
1号公報に開示された符号化装置の構成を示すブロック
図である。この符号化装置は、ディザ処理を施される前
の中間調画像を格納する中間調画像バッファ401と、
例えば図12に示すようなBayer(バイヤー)型デ
ィザマトリクスを備え中間調画像バッファ401中の画
像データに対してディザ処理を施すディザ処理回路40
2と、組織的ディザ処理を施された前回と今回の2値信
号を比較する比較処理回路403と、比較処理回路40
3での比較を行うために2値信号を一時的に格納する比
較データ格納バッファ404と、比較処理回路403で
の比較結果を符号化する符号化回路405と、符号化さ
れたデータを格納する符号メモリ406とによって、構
成されている。
13〜図15を用い、順を追って説明する。中間調画像
バッファ401は、M行×N列、M・N階調の中間調画
像を格納するものであり、ここでは、4行×4列の16
階調であるとする。中間調バッファ401から中間調画
像を順次読み出すと、ディザ処理回路402は、これら
の中間調画像を入力として組織的ディザ法により2値化
処理を実行し、ディザ画像を比較処理回路403に送出
する。ここでは、中間調画像バッファ401中のn番目
の中間調画像の符号化について注目する。
番目に得られてそれぞれ比較処理回路403に送出され
る2値パターンを示している。前回処理されたn−1番
目の2値パターンが比較データ格納バッファ404に格
納されているとすると、比較データ格納バッファ404
からn−1番目の2値パターンが読み出され、比較処理
回路403において、現在処理中のn番目の2値パター
ンと比較され、これら2値パターンの差分パターンが求
められる。ここでは、図14(a)に示すような差分パタ
ーンが得られ、差分パターンの要素が全て0なので、n
−1番目とn番目の2値パターンは同一であると判別さ
れてその旨が符号化回路405に伝達される。また、比
較処理回路403は、次のn+1番目の2値パターンに
対する比較見本とするために、n番目の2値パターンを
比較データ格納バッファ404に格納する。
ターンが図13(c)に示すように求められたとすると、
n番目の2値パターンの場合と同様にして、比較処理回
路403において、n+1番目の2値パターンがn番目
の2値パターンと比較され、差分パターンとして図14
(b)に示すようなパターンが得られる。この差分パター
ン中、“1”である要素は不一致箇所を示している。こ
こで、図15(c)に示すマトリクスを用いて不一致箇所
のアドレスを表わすことにすると、5番目、7番目、1
1番目および15番目のアドレスにおいて不一致が存在
することになる。
ンとn−1番目の2値パターンとが同一であることか
ら、n番目の2値パターンに対応して、一致コード
“E”にカウント数“+1”が付随した符号を生成す
る。そして同じ2値パターンが連続する場合には、カウ
ント数が累算される。そして、この符号は符号化回路4
05から符号メモリ406に格納される。また、n番目
の2値パターンとn+1番目の2値パターンが既に述ベ
たように不一致であることから、この場合には、符号化
回路405は、図15(b)に示すように、不一致コード
“B”に不一致箇所情報が付随した符号を生成して符号
メモリ406に格納する。不一致箇所情報は16ビット
長であり、不一致に対応した位置のビット、ここでは、
5番目、7番目、11番目および15番目のビットを
“1”とすることで不一致箇所を表現する。
高い連続した複数の画像情報を圧縮する連続画像符号化
装置の一例が、特開平1−303988号公報に記載さ
れている。この連続画像符号化装置は、複数のフレーム
にまたがる画像データの画素を時間軸方向にランレング
ス符号化することによって、フレーム間でデータの変わ
っているところ、すなわち動いているところだけを符号
化し、動きの少ない場面でのデータ量を減らし、さらに
グラフィック等によるアニメーションの動きを滑らかに
することを目的としている。図16は、特開平1−30
3988号公報に記載された連続画像符号化装置を示し
ている。すなわちこの連続画像符号化装置は、複数のフ
レームに連続する画像情報(連続画像データ)を取り込
む画像データ入力部501と、画像データ入力部501
に入力した連続画像データから各画素を時系列方向にラ
ンレングス圧縮する連続画像圧縮部502と、連続画像
圧縮部502で符号化された各フレームごとの画素情報
を記憶する例えば光ディスク等の記憶メディア503
と、記憶メディア503から各フレームごとの画素情報
を読み出して時系列方向にランレングス伸張を行う連続
画像伸張部504と、連続画像伸張部504で伸張され
た表示データが書き込まれる表示メモリ505と、表示
メモリ505に書き込まれた表示データを表示するため
のディスプレイ506と、から構成されている。
明する。アニメーションを行うべき全フレームの画像デ
ータを画像データ入力部501に入力してフレームごと
にデジタル化し、フレーム番号の若い順に連続画像圧縮
部502に出力する。連続画像圧縮部502は、入力し
たデジタルデータをフレーム単位で順次比較して、色デ
ータの変化のあった画素の色データとその色データが続
いたフレーム数を出力することにより、各画素の時系列
方向のランレングス圧縮を行い、記憶メディア503に
色データとフレーム数(表示時間データ)をフレーム単
位に記録する。一方、連続画像伸張部504は、記憶メ
ディア503から圧縮データをフレーム単位に読み出し
て、時系列方向にランレングス符号を伸張し、表示メモ
リ505に書き込む。表示メモリ505は、ディスプレ
イ506上の表示画素とアドレスが1対1に対応したビ
ットマップメモリであり、表示メモリ505の各アドレ
スに書き込まれた表示データは、そのまま変換されてデ
ィスプレイ506上に表示される。
示している。連続画像圧縮部502は、入力した1フレ
ーム分の画素データをそれぞれ記憶する第1のフレーム
メモリ521及び第2のフレームメモリ522と、フレ
ームメモリ521,522にそれぞれ記憶されたフレー
ムにおいて同じ位置の画素データを比較してその情報を
出力するフレーム比較回路523と、現在使用している
フレームの各画素の色データを記憶する色データメモリ
524と、色データメモリ524に現在記憶されている
各画素の色データが現在のフレームまで何フレーム連続
して同じ値(同じ色)であるかを示す表示時間データメ
モリ525と、フレーム比較回路523での比較の結
果、色が異なる画素がいくつあったかをカウントする変
化画素数カウンタ526と、1回のフレーム間の比較で
同じ位置の画素同士で変化した画素の色データとそれに
対応する表示時間データを2つのフレームの比較が全て
終わるまで保存しておくためのデータ出力用FIFOメ
モリ527と、1回のフレーム間の比較が終わるごとに
変化画素数カウンタ526とデータ出力用FIFOメモ
リ527の出力を制御する出力制御回路528と、一番
初めの画面(初期画面)のデータを記憶しておく初期画
面用メモリ529と、比較されて書き換えられたデータ
が初期画面のデータであるかどうかを判別する初期値判
別回路530と、初期値判別回路530の判別結果に従
ってデータを初期画面用メモリ529に入力するかデー
タ出力用FIFOメモリ527に入力するかを切り替え
るスイッチ531と、から構成されている。
す図18を用いて、第1のフレームメモリ521及び第
2のフレームメモリ522と色データメモリ524と表
示時間データメモリ525との関係を説明する。各フレ
ームメモリ521,522と色データメモリ524と表
示時間データメモリ525は、いずれも同じ大きさのア
ドレス空間を持つメモリであって、図に示すように相対
的に同じ位置関係になるように配置されている。ここ
で、第1のフレームメモリ521と第2のフレームメモ
リ522に、比較すべき2つのフレームの画素情報をそ
れぞれ書き込み、同じ表示位置の画素同士を比較する。
同じ表示位置の画素同士を比較した結果は、色データメ
モリ524と表示時間データメモリ525において、相
対位置関係が同じになるようなアドレスに書き込まれ
る。これにより各画素の情報が各メモリ521,522,
524,525において相対的に同じ位置関係になるよ
うに記憶される。
て、連続画像圧縮部522で行われる時系列方向ランレ
ングス符号化の手順を説明する。
る(ステップ601)。具体的には、図20(a)に示す
ように、変化画素数カウンタ526を“0”にセットし
(ステップ621)、データ出力用FIFOメモリ52
7をリセットし、表示時間データメモリ525を“1”
でクリアし(ステップ622)、第1のフレームメモリ
521に最初のフレームのデータを書き込み(ステップ
623)、色データメモリ524に第1のフレームメモ
リ521の内容をコピーする(ステップ624)。ステ
ップ601での初期化処理が終われば、続いて、第2の
フレームメモリ522に次のフレームのデータを書き込
み(ステップ602)、第1のフレームメモリ521と
第2のフレームメモリ522の対応する位置の画素の色
をを比較し(ステップ603)、比較した画素の色が同
じかどうかを判断する(ステップ604)。比較した画
素で色データが同じ場合には、対応する表示時間データ
メモリ225の内容に1を加算してステップ611に移
行する。
場合には、初期値判別回路530により初期画面データ
であるかどうか、すなわち、対応する色データメモリ5
24の色データの内容が初めて出力されるものであるか
どうかを判断する(ステップ606)。初期画面データ
でない場合には、このデータをデータ出力用FIFOメ
モリ527に出力して、第2のフレームメモリ522の
対応する画素の色データを新しいデータとして色データ
メモリ524に書き込む(ステップ607)。そして、
対応する表示時間データメモリ525の内容もデータ出
力用FIFOメモリ527に出力して、“1”を新しい
データとして表示時間データメモリ525に書き込む
(ステップ608)。続いて、変化画素数カウンタの内
容に1を加算し(ステップ609)、ステップ611に
移行する。一方、ステップ606で初期画面データであ
ると判断された場合には、初期画面処理を実行し(ステ
ップ610)、ステップ611に移行する。初期画面処
理は、このとき比較した画素位置に対応する色データメ
モリ524の内容をスイッチ531の切り替えによって
初期画面用メモリ529の対応する位置に書き込み、第
2のフレームメモリ522の対応する画素の色データを
新しいデータとして第1のフレームメモリ521に書き
込み、さらに、対応する表示時間メモリ525の内容も
初期画面用メモリ529の対応する位置に書き込み、
“1”を新しいデータとして表示時間データメモリ52
5に書き込むことによって、行われる。
データの全てを比較したかを判断する。比較していない
画素が残っている場合には、その画素の比較を上述と同
様に行うためにステップ602に移行し、全ての画素デ
ータの比較が済んでいたら、出力制御回路528による
出力処理を実行する(ステップ612)。この出力処理
は、図20(b)に示すように、変化画素数カウンタ52
6の内容を出力し(ステップ631)、次に、データ出
力用FIFOメモリ527に書き込まれた内容をそのま
ま出力し(ステップ632)、最後に、エンド(終了)
コードを出力する(ステップ633)処理である。この
出力処理が終了したら、第2のフレームメモリ522に
書き込まれたフレームデータが最後のデータかどうかを
判定して(ステップ613)、第2のフレームメモリ5
22に書き込まれたフレームデータが最後のデータでな
いときには、第2のフレームメモリ522の内容を全て
第1のフレームメモリ521にコピーし(ステップ61
4)、第2のフレームメモリ522に次のフレームデー
タを書き込むためにステップ602に移行する。一方、
ステップ613において、第2のフレームメモリ522
に書き込まれたフレームデータが最後のデータであると
判定された場合には、全てのフレームデータを比較した
ことになり、出力制御回路528による出力処理を行っ
て(ステップ615)、処理を終了する。ステップ61
5における出力処理は、ステップ613における出力処
理と同様のものである。以上の動作を行うことにより、
アニメーションの初期画面データとそれに続く書き換え
画面データとをフレーム単位で得ることができる。
縮部502で得られる連続画像の時系列方向ランレング
ス符号化データは、図21(a)に示すような初期画面デ
ータと、図21(b)に示すような書き換え画面データと
からなる。図21(a),(b)は、記憶メディア503に記
憶されるときのデータ構造として、これら初期画面デー
タと書き換え画面データを表わしている。
列方向ランレングス符号化データが始まることを示す初
期画面コードが付加され、最後部には、フレームの終わ
りを示すエンドコードが付加される。各フレームの書き
換え画面データの先頭には、そのフレームでいくつの画
素が書き換えられるかを示した変化数データが付加さ
れ、最後部にはエンドコードが付加される。そして、初
期画面コードとエンドコードの間(初期画面データの場
合)、変化数データとエンドコードの間(書き換え画面
データの場合)には、図示するように、色データと表示
時間データが交互に配置する。なお、初期画面コード、
変化数コードおよびエンドマークはデータ取り扱い上の
便宜のためのものあり、必須のものではない。
77371号公報に記載の方法では、組織的ディザ法を
用いた2値化処理後の2値信号を、前回処理した2値信
号と比較して差分のみを符号化しており、原理的に、前
回と今回の2値信号が連続して一致する場合にのみ圧縮
率が高くなる。逆に、両者が連続して一致しない場合に
は、付加した一致コードおよび不一致コードの分だけデ
ータ量が多くなり、かえって圧縮率は低下する。ディザ
処理した2値信号は、4×4のマトリクスで216=65
356通りのパターンが考えられることから、前回と今
回の2値信号が連続して一致する可能性は低いと考えら
れ、結局、特開昭64−77371号公報の方法では、
圧縮率の向上は困難である。
載の方法は、複数フレームからなる連続画像における隣
接フレーム間の画素情報に高い相関があることに着目
し、時間軸方向にランレングス符号化を行っているの
で、ディザ処理を行うことができないという問題点があ
る。
解決し、ディザ処理した画像データの符号化効率を向上
するとともに、複数フレームで構成される画像データす
なわち動画像データを少ない符号量で符号化できる符号
化方法及び装置を提供することにある。
法は、複数のフレームで構成される動画像データを符号
化する動画像符号化方法において、動画像データにディ
ザ処理を施こすディザ処理工程と、ディザ処理が施され
た動画像データに対してその一部の領域を同一色で塗り
つぶす塗りつぶし処理工程と、塗りつぶし処理工程を経
た動画像データに対して圧縮符号化を行う圧縮処理工程
と、を有する。
りつぶし処理工程の実施後に、現フレームの動画像デー
タと前フレームの動画像データとの差分データを求める
差分処理工程を設け、差分データに基づいて圧縮符号化
を行なわれるようにしてもよい。
ームで構成される動画像データを符号化する動画像符号
化装置において、動画像データをディザ処理を施すディ
ザ処理手段と、ディザ処理手段が出力したデータにおけ
る一部の領域を同一色で塗りつぶす塗りつぶし処理手段
と、塗りつぶし処理手段が出力したデータに基づいて圧
縮符号化を行う圧縮処理手段と、を有する。
ィザ処理手段に入力する動画像データをフレーム間引き
する間引き処理手段を設けてもよく、また、現フレーム
の動画像データと前フレームの動画像データとの差分デ
ータを求める差分処理手段を塗りつぶし手段の出力側に
設け、この差分データが圧縮処理手段に入力して符号化
されるようにしてもよい。差分処理手段としては、現フ
レーム及び前フレームの同じ表示位置の画素の排他的論
理和を求めて差分データとするものを使用することがで
きる。さらに、差分処理手段としては、現フレームのデ
ータと直前のフレームのデータとの画素ごとの差分値を
取得する差分値取得手段と、この差分値と予め定められ
たしきい値とを比較して差分データを決定する差分値比
較手段とを有し、差分値がしきい値以下である場合には
当該画素について現フレームと直前のフレームとの間に
差がなかったものとするものも使用することができる。
データのうちの一部の領域、典型的には、動きのない領
域もしくは背景領域を同一色に塗りつぶすことにより、
ディザ領域の面積を小さくして、符号化後のデータ量を
削減している。特に、塗りつぶし処理を行った後に、現
フレームと前フレームの差分を求めてこの差分データに
よって圧縮符号化を行うことにより、ランダム性のある
データが白ランまたは黒ランの長いデータに転換され、
符号化後のデータ量をさらに削減することが可能にな
る。この場合、差分値としきい値とを比較して比較結果
に応じて差分データを決定するようにすると、フレーム
間で相関が少ないデータでも差分をとることができるよ
うになるとともに、ラン長の長いデータが得られる。さ
らに、ディザ処理を行う前にフレーム間引きを行うこと
によって入力データを削減することにより、符号化後の
データ量を削減することも可能である。
て、図面を参照して説明する。
1の実施の形態の動画像符号化装置の構成を示すブロッ
ク図である。この動画像符号化装置は、入力画像データ
に対してフレームごとにディザ処理を行うディザ処理手
段11と、ディザ処理が施された画像データ中の動きの
ない領域や背景領域に対して同一色で塗りつぶす処理を
施す塗りつぶし手段12と、塗りつぶし手段12の出力
側に設けられ前フレームデータと現フレームデータとの
差分をとって差分データを取得する差分処理手段13
と、差分処理手段13の出力するデータに対して圧縮処
理を施し符号化データを出力する圧縮処理手段14と、
から構成されている。
成される2値または多値の画像データを入力として、誤
差拡散ディザ法、組織的ディザ法もしくは乱数発生ディ
ザ法などを用い、入力画像データの全領域に対してディ
ザ処理を実行し、ディザ処理されたデータを塗りつぶし
手段12に供給する。差分処理手段13は、図2に示す
ように、前フレームのデータを格納する前フレームデー
タ格納手段21と、現フレームのデータと前フレームの
データについて画素ごとに排他的論理和をとるフレーム
間差分処理手段22とから、構成されている。圧縮処理
手段14におけるデータ圧縮、符号化方法としては、圧
縮されるデータが2値または多値の階調を持ったデータ
ということから、ファクシミリ等で使用されているMH
符号化、MR符号化、MMR(Modified MR)符号化、高
速な伸張が行えるスライド辞書型LZ(Lempel-Ziv)符号
化、ランレングス符号化など、さまざまな可逆符号化方
法を用いることができる。
て説明する。図3は、この動画像符号化装置での処理を
示すフローチャートであり、図4(a),(b)は、時系列に
隣接する2フレームでの画像データの例を示す図であ
る。図4中、白抜きの領域Aは、動きを持った領域を意
味しており、n番目のフレームからn+1番目のフレー
ムにおいて、右斜め上に移動している。一方、図中の斜
線が付された領域Bは、動きのない領域もしくは背景領
域などを意味している。また、点線は、直前のフレーム
での領域Aの位置を示している。ここでは、図4(a),
(b)に示すような画像データがディザ処理手段11に入
力したとする。
行われる(ステップ101)。この処理は、入力される
フレームデータがなくなるまで、フレーム単位で行われ
る(ステップ102)。続いて、ディザ処理されたデー
タが、塗りつぶし処理手段12に入力し、各フレーム単
位で塗りつぶし処理が行われる(ステップ103)。塗
りつぶし処理では、上述したように、動きのない領域や
背景領域などを同一色に塗りつぶす。例えば、ゴルフス
ウィングをしている一連のフレームからなる画像データ
の場合、ゴルフスウィングをしている領域を残し、それ
以外の背景領域の画素の色を同一色に変える。図4でい
うと、ゴルフスウィングの部分が領域Aで、風景などの
背景領域が領域Bとなり、領域Bの部分が同一色に塗り
つぶされる。この塗りつぶし処理は、入力されるデータ
がなくなるまで行われる(ステップ104) 次に、ディザ処理されたままの領城Aと同一色で塗りつ
ぶされた領域Bとからなる画像データが差分処理手段1
3に入力され、差分処理が行われる(ステップ10
5)。ここで、差分処理手段13から出力される差分デ
ータについて説明する。図5は差分処理の概念を示す図
である。まず、1フレーム目を準備し、このデータを前
フレームデータ格納手段21に格納し、2フレーム目の
データを準備する。そして、フレーム間差分処理手段2
2により、同じ画素位置での、前フレームデータ格納手
段21に格納された1フレーム目のデータ(前フレーム
データ)での値と、2フレーム目のデータ(現フレーム
データ)での値との排他的論理和を求め、これを差分デ
ータとする。全ての画素に対して排他的論理和をとる
と、2フレーム目のデータを前フレームデータ格納手段
21に格納し、次のフレームのデータを準備する。そし
て、この差分処理は、入力されるデータがなくなるまで
行われる(ステップ106)。
データ(差分データ)を圧縮処理手段14に入力して圧
縮処理を行う(ステップ107)。圧縮処理は、データ
がなくなるまで行われる(ステップ108)。以上の処
理を行うことによって、入力動画像データの符号化が行
われたことになる。
では、ディザ処理したデータにおいて動きのない領域も
しくは背景領域を同一色で塗りつぶすことにより、符号
化効率が向上し、動画像データの符号化後のデータ量を
少なくすることができる。
形態によれば、符号量の少ない動画像符号化を行うこと
ができるが、さらにデータ量を少なくするためには、入
力データの間引きを行えばよい。図6は、データの間引
きを行うようにした動画像符号化装置を示している。
像符号化装置の入力端に、動画像データの間引き処理を
行う間引き処理手段15を付加した構成となっている。
説明する。図7は間引き処理を説明するための図であ
る。図のように時系列に連続した画像データ41がフレ
ーム単位に並んでいると、間引き処理手段15は、斜線
が付されたフレームの画像データを削除する。これによ
り、入力する動画像データのデータ量が1/2に削減さ
れる。
て、図8を用いて説明する。
理手段15に入力し、ここで間引き処理が行われてデー
タ量が削減される(ステップ111)。この間引き処理
は、データがなくなるまで行われる(ステップ11
2)。間引きされたデータは、ディザ処理手段11に入
力し、フレーム内のすべての領域に対して、ディザ処理
(ステップ113)が、データがなくなるまで行われる
(ステップ114)。続いて、ディザ処理されたデータ
は塗りつぶし処理手段12に入力し、塗りつぶし処理に
より、動きのない領域や背景領域が同一色に塗りつぶさ
れる(ステップ115)。塗りつぶし処理はデータがな
くなるまで行われる(ステップ116)。
を行っているので、フレーム間での相関がなくなり、差
分処理を行うことによりデータ量が増えることがある。
そこで、塗りつぶし処理の実行後、まず、差分処理を実
行するかどうかの判定を行う(ステップ117)。間引
きされるデータが多く、フレーム間での相関がなくなる
場合には、差分処理を行わずにステップ120に移行
し、そうでない場合には、差分処理を行う(ステップ1
18)。差分処理では、塗りつぶし処理されたデータが
差分処理手段13に入力する。差分処理はデータがなく
なるまで行われ(ステップ119)、その後、ステップ
120に移行する。
段14に入力して圧縮処理が行われる。圧縮処理はデー
タがなくなるまで行われ(ステップ121)、その後、
処理を終了する。
では、ディザ処理を実施する前に間引き処理を行い、デ
ィザ処理したデータ中の動きのない領域もしくは背景領
域を塗りつぶしてデータ量を削減し、データの性質に応
じて差分処理を行ってから圧縮処理を行うことにより、
動画像データの符号化後のデータ量をさらに少なくして
いる。
形態及び第2の実施の形態では、差分処理手段13での
差分処理が、図5に示すように、同じ表示位置での画素
値の排他的論理和を求めて差分データとする処理であっ
た。しかし、間引き処理を行ったデータやディザ処理し
たデータなどフレーム間での相関が少ない場合には、排
他的論理和による差分処理では、データ量の削減が不十
分な場合がある。そこで、この第3の実施の形態では、
同じ表示位置の画素の色データの差分をとるようにし
た。
号化装置では、図1及び図6にそれぞれ記載された第1
の実施の形態及び第2の実施の形態の動画像符号化装置
において、差分処理手段13の代りに、図9に示す構成
の差分処理手段20を使用する。この差分処理手段20
は、前フレームのフレームデータを格納する前フレーム
データ格納手段21と、同じ表示位置の画素での前フレ
ームの色データと現フレームの色データの差分値(絶対
値)を取得する差分値取得手段23と、所定のしきい値
が予め入力されてこれを保持するしきい値入力手段24
と、差分値取得手段23で取得した差分値としきい値入
力手段24に保持されているしきい値とを比較し、差分
値の方が小さければ“0”を、そうでなければ“1”を
差分データとして圧縮処理手段14に出力する差分値比
較手段25と、から構成されている。
取得を図10を用いて説明する。図10は、画像データ
の1フレーム分のRGBデータ(R:赤、G:緑、B:
青)を示しており、1つのフレームは、Rデータのプレ
ーン51、Gデータのプレーン52及びBデータのプレ
ーン53に分解することができ、各色のデータは画素当
り、それぞれ1ビットで表わされるものとする。差分値
の取得は、Rデータ、Gデータ、Bデータの3ビットを
単位として処理される。今、1つ前のフレームのRGB
データが、例えば、[R,G,B]=[1,1,0]、現フ
レームでのRGBデータが、例えば、[R,G,B]=
[1,1,1]であるとすると、差分値は1となる。この
ようにして求められた差分値は、差分値比較手段25に
おいてしきい値と比較され、その結果、差分データが出
力する。
データの基づいて差分値を求めた上で差分値としきい値
を比較して差分データを生成しているので、フレームデ
ータ中の変化の少ないデータが省略されることになっ
て、圧縮処理での符号化効率がさらに向上する。
理後の画像データのうちの一部の領域、典型的には、動
きのない領域もしくは背景領域を同一色に塗りつぶすこ
とにより、ディザデータの領域の面積が小さくなって、
符号化後のデータ量が削減し、符号化効率が向上すると
いう効果がある。
によって、ランダム性のあるデータがラン長の長いデー
タに転換されることとなり、符号化後のデータ量がさら
に削減する。差分値としきい値とを比較して差分データ
を決めるようにした場合には、フレーム間で相関が少な
いデータに対しても差分処理の効果が表れるとともに、
フレームデータ間での変化の少ない部分のデータが省略
されることになって、圧縮処理での符号化効率がさらに
向上する。さらに、ディザ処理を行う前にフレーム間引
きを行うことによって、符号化の対象となるデータの量
が削減される。
の構成を示すブロック図である。
ャートである。
図である。
の構成を示すブロック図である。
ャートである。
処理手段の構成を示すブロック図である。
めの図である。
来の符号化装置の構成の一例を示す図である。
ある。
例を示す図である。
る。
時のデータを示す図、(c)は不一致箇所アドレスとマト
リクスとの対応を示す図である。
ロック図である。
る。
モリと色データメモリと表示時間データメモリのアドレ
スの相対関係を示す概念図である。
手順を示したフローチャートである。
は出力制御回路による出力処理を示すフローチャートで
ある。
造を示した図であり、(a)は第1フレーム、(b)は第2フ
レームを示している。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のフレームで構成される動画像デー
タを符号化する動画像符号化方法において、 前記動画像データにディザ処理を施こすディザ処理工程
と、 前記ディザ処理が施された動画像データに対してその一
部の領域を同一色で塗りつぶす塗りつぶし処理工程と、 前記塗りつぶし処理工程を経た動画像データに対して圧
縮符号化を行う圧縮処理工程と、を有することを特徴と
する動画像符号化方法。 - 【請求項2】 前記塗りつぶし処理工程の実施後に、現
フレームの動画像データと前フレームの動画像データと
の差分データを求める差分処理工程を有し、前記圧縮処
理工程は前記差分データに基づいて圧縮符号化を行う、
請求項1に記載の動画像符号化方法。 - 【請求項3】 複数のフレームで構成される動画像デー
タを符号化する動画像符号化装置において、 前記動画像データをディザ処理を施すディザ処理手段
と、 前記ディザ処理手段が出力したデータにおける一部の領
域を同一色で塗りつぶす塗りつぶし処理手段と、 前記塗りつぶし処理手段が出力したデータに基づいて圧
縮符号化を行う圧縮処理手段と、を有することを特徴と
する動画像符号化装置。 - 【請求項4】 前記ディザ処理手段に入力する動画像デ
ータをフレーム間引きする間引き処理手段を有する請求
項3に記載の動画像符号化装置。 - 【請求項5】 現フレームの動画像データと前フレーム
の動画像データとの差分データを求める差分処理手段が
前記塗りつぶし手段の出力側に設けられ、前記差分デー
タが前記圧縮処理手段に入力して符号化される請求項3
または4に記載の動画像符号化装置。 - 【請求項6】 前記差分処理手段が、現フレームのデー
タと直前のフレームのデータとの画素ごとの差分値を取
得する差分値取得手段と、前記差分値と予め定められた
しきい値とを比較して差分データを決定する差分値比較
手段とを有し、前記差分値が前記しきい値以下である場
合には当該画素について現フレームと直前のフレームと
の間に差がなかったものとする、請求項5に記載の動画
像符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30883695A JP2798025B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 動画像符号化方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30883695A JP2798025B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 動画像符号化方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154139A JPH09154139A (ja) | 1997-06-10 |
JP2798025B2 true JP2798025B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17985876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30883695A Expired - Lifetime JP2798025B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 動画像符号化方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9560371B2 (en) * | 2003-07-30 | 2017-01-31 | Avocent Corporation | Video compression system |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30883695A patent/JP2798025B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09154139A (ja) | 1997-06-10 |
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