JPH11308404A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11308404A
JPH11308404A JP10110541A JP11054198A JPH11308404A JP H11308404 A JPH11308404 A JP H11308404A JP 10110541 A JP10110541 A JP 10110541A JP 11054198 A JP11054198 A JP 11054198A JP H11308404 A JPH11308404 A JP H11308404A
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啓司 前田
Norihisa Shomura
典久 正村
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実 糸魚川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取位置の前後で原稿の搬送状態を安定さ
せ、読取位置における原稿の送り速度の変化を抑制する
ことができ、正確で読取精度の高い画像読取装置を提供
する。 【解決手段】 読取位置と中間搬送ローラ対11,11
aとの中間に、原稿後端が搬送ローラ対8,8aを通過
した後の原稿搬送状態を矯正するための本体側ガイド1
00cを設け、その本体側ガイド100cにはその下流
の原稿搬送面より高く形成された凸部を有する。あるい
は、その替りにガイドコロを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ、複写
機、ファクシミリ等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置においては、図2に
示すように、装置全体を小さくするために読取位置近傍
が狭くなっており、分離後の原稿を読取位置に搬送する
ための搬送ローラ8と読み取り後の原稿を排紙部へ搬送
するための中間搬送ローラ11との間の第1搬送路R1
に曲部を有するように構成されている。また、第1搬送
路R1上には、原稿の搬送負荷にならないように、AD
F側ガイド100a、読取ガイド部材102、本体側ガ
イド100b等が適当な間隔で配置されている。なお、
原稿の送り速度については、通常、読取位置よりも上流
の搬送ローラ8による送り速度よりも、読取位置よりも
下流の中間搬送ローラ11による送り速度の方が僅かに
速くなるように設定している。これは、原稿が読取位置
で撓むと読取位置における原稿の送り速度が変化し正確
な読み取りができなくなるので、原稿が読取位置で撓ま
ないようにするためである。なお、読取位置の上流及び
下流とも同じ送り速度とすることも考えられるが、搬送
ローラ径の部品ばらつき等で下流側が遅くなる場合もあ
るので、通常は下流側が速くなるように設定している。
このような装置においては、前記搬送ローラ8と中間搬
送ローラ11が原稿を挟持している間は、図中1点鎖線
で示すように原稿1が張った状態にあり、読取位置にお
いて原稿の画像情報に伸縮が生じることはない。この
後、原稿後端が搬送ローラ8を通過すると、原稿1が張
った状態から図中破線で示すように原稿が撓んだ状態へ
と、原稿の搬送状態が変化する。このため、コンタクト
ガラス101上の読取位置では、原稿の撓みによって原
稿の送り速度に変化が生じるので、読み取られた画像情
報に部分的な伸縮が生じる。
【0003】なお、この種の装置として関連するものに
は、特開平7−64359号公報や特開平7−1752
7号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、原
稿後端が読取位置より上流の搬送手段(搬送ローラ8)
を通過すると、原稿の搬送状態が張った状態から撓んだ
状態へと変化するため、読取位置で原稿の送り速度に変
化が生じ、その結果読み取られた画像情報に部分的な伸
縮が生じるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、読取位置の前後で原稿の搬送状態を安定させ、読取
位置における原稿の送り速度の変化を抑制することがで
き、正確で読取精度の高い画像読取装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、原稿の読取位置よりも上流に配置され、
原稿を挟持搬送する上流側搬送手段と、前記読取位置よ
りも下流に配置され、原稿を挟持搬送する下流側搬送手
段と、前記読取位置と下流側搬送手段との中間に配置さ
れ、原稿搬送路上に一部が突出して原稿の搬送状態を矯
正する矯正手段と、を有し、前記上流側搬送手段、矯正
手段、及び下流側搬送手段が配置されている搬送路が曲
部を有するように形成されたことを特徴とする。
【0007】また、前記矯正手段には、前記矯正手段よ
りも下流の原稿搬送面より高く形成された凸部を有し、
前記凸部にて、原稿後端が前記上流側搬送手段を通過し
た後の原稿の搬送状態を矯正するように構成されたこと
を特徴とする。さらに、前記矯正手段は、前記矯正手段
よりも下流の原稿搬送面より高い位置で搬送原稿と接す
るように配置されたガイドコロであり、前記ガイドコロ
にて、原稿後端が前記上流側搬送手段を通過した後の原
稿の搬送状態を矯正するように構成されたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態の画像読取装置を示す図であって、装置本体100上
には自動原稿搬送装置(ADF)200が搭載されてい
る。この自動原稿搬送装置200の第1搬送路R1には
曲部を有し、第1搬送路R1上において、原稿1の画像
面を読取部10にて読み取る際の読取位置の上流には、
原稿1を読取位置まで挟持搬送するための搬送ローラ対
(搬送ローラ8及び搬送従動ローラ8a=上流側搬送手
段)が配置されている。また、読取位置近傍には読取ガ
イド部材102が配置され、その読取ガイド部材102
の下流には、原稿1を挟持搬送するための中間搬送ロー
ラ対(中間搬送ローラ11及び中間搬送従動ローラ11
a=下流側搬送手段)が配置されている。
【0009】さらに、読取位置近傍の読取ガイド部材1
02と中間搬送ローラ対11,11aの中間には、第1
搬送路R1上に一部が突出して原稿1の搬送状態を矯正
する本体側ガイド100c(=矯正手段)が配置されて
いる。すなわち、図3に示すように、本体側ガイド10
0cには、それより下流の原稿搬送面(ADF側ガイド
100aのガイド面)より高く形成された先端部(=凸
部)を有し、その先端部が、コンタクトガラス101に
対向する読取ガイド部材102と中間搬送ローラ対1
1,11aとの接線に接するように、つまり、搬送ロー
ラ対8,8aと中間搬送ローラ対11,11aとに挟持
されて張った状態にある原稿面に接する位置にあるよう
に、読取位置近傍に配置された読取ガイド部材102と
中間搬送ローラ対11,11aの中間に設けられてい
る。このような構成により、搬送ローラ対8,8aと中
間搬送ローラ11,11aが原稿1を挟持している間
は、1点鎖線で示すように原稿1が読取位置の上流及び
下流で張った状態にある。さらに、原稿後端が搬送ロー
ラ対8,8aを通過すると、原稿1の読取位置よりも上
流の部分が点線で示すように撓んだ状態へと変化する。
一方、原稿1の読取位置よりも下流の部分は、本体側ガ
イド100cの先端部によって持ち上げられるので、原
稿後端が搬送ローラ対8,8aを通過する前の搬送状態
(撓まずに張った状態)を保つ。
【0010】なお、本体側ガイド100cを形成する
際、単にその先端を前記接線に接するように高くしても
よいが、搬送路自体の曲率が小さくなって厚紙の原稿搬
送には不適となることも考えられるので、より好ましく
は、中間搬送ローラ対11,11aをより低く配置し、
搬送路下部のガイド部材(本体側ガイド100cの先端
部)が前記原稿面に接するように形成する。また、本体
側ガイド100cによる原稿の搬送負荷を軽減するた
め、その先端の高さを、その先端が前記原稿面に接する
高さよりも0.5〜1mm程度低く設定してもよい。
【0011】さらに、本体側ガイド100cの替りに、
図4に示すようなガイドコロ103を設けてもよい。こ
のガイドコロ103は、その下流の原稿搬送面(ADF
側ガイド100aのガイド面)より高い位置で搬送原稿
と接するように、つまり、前記接線に接するように配置
されており、原稿後端が搬送ローラ対8,8aを通過し
た後の搬送状態を矯正すると共に、前記実施形態よりも
原稿1の搬送負荷を軽減することができる。
【0012】また、本実施形態において、原稿テーブル
2に積み重ねて載置された原稿1を最上位から1枚ずつ
順に搬送するための給紙/分離部は、原稿テーブル2上
の原稿給紙側を支持して呼び出しコロ5に接する位置ま
で上昇させるための底板4、給紙方向に回転し、呼び出
しコロ5にて呼び出された原稿1を取り込む給紙部材
6、及び、給紙方向と逆方向に回転し、給紙された原稿
1の最上位の1枚のみを分離する分離部材7、等から構
成される。なお、給紙部材6及び分離部材7、等は図示
していない駆動モータ(例えばステッピングモータ)に
て駆動される。
【0013】また、前記給紙/分離部から搬送された原
稿1をコンタクトガラス101上のの読取位置まで搬送
するための搬送部は、搬送ローラ対8,8a、中間搬送
ローラ11,11a等から構成され、これらのローラ
は、図示していない駆動モータ(例えばステッピングモ
ータ)にて駆動される。なお、中間搬送ローラ11の搬
送速度は、搬送ローラ8の搬送速度よりも若干(例えば
1%程度)速く設定されているので、搬送ローラ対8,
8aにて挟持搬送されてきた原稿1は、コンタクトガラ
ス101上を移動して本体側ガイド100cにすくい取
られた後、原稿1が搬送ローラ対8,8a及び中間搬送
ローラ11,11aに挟持されている間は、原稿1が張
った状態で、コンタクトガラス101と非接触となり、
かつ読取ガイド部材102との接触面が小さい状態を維
持する。さらに、原稿後端が搬送ローラ対8,8aを通
過した後も、前述のように本体側ガイド100cにて原
稿1が張った状態を維持して、読取位置を通過する。
【0014】また、原稿1の画像面を読み取る読取部1
0は、図示していない露光ランプや第1ミラー、及びレ
ンズ等の光学系等を有し、コンタクトガラス101の下
方の装置本体100に設けられている。画像読取りの
際、この露光ランプ及び第1ミラーを、コンタクトガラ
ス101の下方で図1の左右方向に移動させるか、ある
いは読取位置下方で停止させるかして、露光ランプによ
って画像面に光を照射した後、その反射光を第1ミラー
及び光学系を介して図示していない感光体ドラムに結像
し、その感光体ドラムに形成された静電潜像にトナー等
を付着させて記録紙に転写したり、あるいは前記反射光
を第1ミラー及び光学系を介してCCD等からなるイメ
ージセンサに結像し、そのイメージセンサにて光信号を
電気信号に変換し、種々の画像形成手段を用いて記録紙
に画像を転写する。
【0015】また、読取り後の原稿1を排紙トレイ15
あるいは中間トレイ17に排出するための排紙部は、中
間搬送ローラ対11,11aを介して搬送されてきた原
稿1を検知する排紙センサ(例えば光学式反射形セン
サ)13、排紙時あるいは反転時における搬送方向変更
用の切替爪14、その搬送方向変更タイミング制御のト
リガとしての検知情報を得るための反転センサ(例えば
光学式反射形センサ)18、及び、図示していない駆動
モータにて駆動される排紙ローラ12及び反転ローラ1
6、等を有する。
【0016】なお、本実施形態のADF200は、図示
していないヒンジ等の連結部材によって装置本体100
に連結され、矢印C方向に開閉自在に構成されている。
次に、本実施形態における給紙/分離動作を説明する。
本実施形態において、原稿テーブル2上に第1画像面を
上向きにして積み重ねられた原稿1は、装置本体100
の操作部におけるスタートボタン(図示せず)の押下で
ADF200側にスタート信号が送られることにより、
最上位から1枚ずつ順に給紙される。以下にその動作手
順を述べる。原稿1を原稿テーブル2に積み重ねて載置
する際、原稿先端は、給紙ガイド板3に突き当たること
により位置決めされる。こうして原稿1がセットされる
と、底板4は、前記スタート信号により、図示していな
いソレノイドによって矢印A方向へ上昇し、原稿1を呼
び出しコロ5と接する位置まで押し上げる。その呼び出
しコロ5によって加圧された原稿1は、給紙方向に回転
する呼び出しコロ5により、給紙部材6及び分離部材7
からなる分離部へ搬送され、最上位から1枚ずつ分離さ
れる。なお、前述のように上昇した底板4は、給紙開始
から一定時間後、あるいはレジストセンサ9にて原稿先
端が検知された後に下降する。これは、底板4が下降す
ることで、原稿1に加わる底板4と呼び出しコロ5の間
の圧力を開放し、搬送中の原稿1の第2画像面が次原稿
の第1画像面に擦り付けられる時間を短縮するためであ
る。このように給紙開始から一定時間後に底板4を下降
させる場合は、擦り付けによる汚れを少なくさせるため
に極力短時間に設定することが望ましい。なお、原稿1
が片面画像(第1画像面)のみの場合は、第2画像面が
ないので底板4を下降させる必要はない。片面読取りな
のか両面読取りなのかは、使用者が前記操作部にて任意
に片面/両面モードを選択することにより予め設定す
る。
【0017】こうして1枚ずつ分離された原稿1は、搬
送ローラ対8,8aが配置されている第1搬送路R1
搬送される。その搬送ローラ対8,8a近傍に配置され
たレジストセンサ9は、原稿先端を検知して読取部10
への原稿先端通過と画像読取り開始とのタイミングを合
わせる。なお、原稿1を分離搬送した後、一定時間経過
してもレジストセンサ9が原稿先端を検知しない場合
は、ジャムが発生したものと判定される。
【0018】さらに、前記操作部における片面/両面モ
ードの設定に従い、読取動作に入る。片面モードにて第
1画像面のみを読み取る場合は、原稿1は読取部10に
て前述のように第1画像面の画像情報を読み取られた
後、中間搬送ローラ対11,11a、排紙ローラ12、
及び排紙下従動ローラ12aが配置された第2搬送路R
2を通り、排紙トレイ15に排出される。この際、一定
時間経過しても原稿先端が排紙センサ13にて検知され
ない場合、又はその原稿先端が検知された後、一定時間
経過しても原稿後端が排紙センサ13にて検知されない
場合は、ジャムと判定される。また、切替爪14はB位
置(ホームポジション)にあって、排紙ローラ12及び
排紙下従動ローラ12aにて挟持搬送された原稿1を排
紙トレイ15側に導く。
【0019】一方、両面モードにて第1画像面及び第2
画像面を読み取る場合は、原稿1は前述のように第1画
像面を読み取られた後、第2搬送路R2を通り、反転ロ
ーラ16、及び反転従動ローラ16aが配置されている
第3搬送路R3を通って中間トレイ17に排出される。
この際、排紙センサ13にて原稿先端が検知されるか、
あるいは、レジストセンサ9にて原稿1が検知されてか
ら所定のタイミングで、図示していないソレノイドによ
り切替爪14がB位置(ホームポジション)からB’位
置に下降し、排紙ローラ12及び排紙下従動ローラ12
aにて挟持搬送された原稿1を中間トレイ17側に導
く。なお、第3搬送路R3を通る原稿1が一定時間経過
しても反転センサ18に検知されない場合は、ジャムと
判定される。
【0020】前記B’位置に下降した切替爪14は、原
稿先端が排紙センサ13を通過後、さらに一定時間(原
稿後端が排紙ローラ対12,12aを通過し切替爪14
に達するまでの時間)経過した後、前記ソレノイドを解
除することにより、B位置(ホームポジション)に復帰
する。この切替爪14の復帰後、反転ローラ16が逆回
転し、原稿先端は排紙ローラ12及び排紙上従動ローラ
12bのニップ部に進入する。この際、排紙ローラ12
は駆動停止し、スキュー(原稿斜行)の突き当て補正が
行われる。この突き当て補正終了後、原稿1は第4搬送
路R4及び第1搬送路R1を通って読取位置に搬送され、
読取部10にて第2画像面を読み取られる。
【0021】こうして第2画像面が読み取られた後、原
稿1のページ順を整えるために(第1画像面が下向きで
スタックされるように)、切替爪14がB’位置に移動
する。これにより、第2搬送路R2を通った読取り後の
原稿1は、第3搬送路R3を通り、第2画像面が下向き
で中間トレイ17に一旦保持される。この後、切替爪1
4はB位置(ホームポジション)に復帰し、中間トレイ
17に一旦保持されていた原稿1は、第4搬送路R4
第1搬送路R1、第2搬送路R2を通り、第1画像面が下
向きで排紙トレイ15に排出される。
【0022】この後、前記操作部からのスタート信号に
よって呼び出しコロ5による次原稿の給紙動作が開始さ
れるが、前記スタート信号により底板4を上昇させる
と、底板4が所定位置まで上昇するのにかかる時間が給
紙時間に加わるので、前記スタート信号の受信前に次原
稿の給紙に備えて底板4を予め上昇させておく。すなわ
ち、現原稿の排出動作時、原稿先端が第4搬送路R4
通過し、レジストセンサ9にてその原稿先端が検知され
ると、底板4を上昇させる。底板4上昇のタイミング
は、原稿後端が呼び出しコロ5を通過してから次原稿の
給紙開始までの間に上昇させておけばよいが、上昇によ
る振動を与えないように、画像読取り時以外の時間に底
板5が上昇するように設定する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読取位置と下流側搬送手段(=中間搬送ローラ対)との
中間に、原稿後端が上流側搬送手段(=搬送ローラ対)
を通過した後の原稿搬送状態を矯正する矯正手段(=本
体側ガイド)を設け、その矯正手段にはその下流の原稿
搬送面より高く形成された凸部を有するので、原稿先端
が読取位置から下流側搬送手段まで搬送される間の原稿
の搬送状態が、上流側及び下流側搬送手段により張られ
た原稿搬送状態とほぼ同じ状態で搬送され、読取位置に
おける原稿の送り速度の変化が抑制されて、正確な画像
情報の読取りが行える。
【0024】さらに、前記矯正手段を、その下流の原稿
搬送面より高い位置で原稿と接するように配置されたガ
イドコロにて構成することにより、前述の効果に加えて
原稿に搬送負荷を与えることがないという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像読取装置を示
す図である。
【図2】従来の画像読取装置における読取部近傍の構成
を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の画像読取装置にお
ける読取部近傍の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の画像読取装置にお
ける読取部近傍の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿 8 搬送ローラ 8a 搬送従動ローラ 10 読取部 11 中間搬送ローラ 11a 中間搬送従動ローラ 102 読取ガイド部材 101 コンタクトガラス 100a ADF側ガイド 100c 本体側ガイド
フロントページの続き (72)発明者 糸魚川 実 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号 リ コーエレメックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読取位置よりも上流に配置され、
    原稿を挟持搬送する上流側搬送手段と、前記読取位置よ
    りも下流に配置され、原稿を挟持搬送する下流側搬送手
    段と、前記読取位置と下流側搬送手段との中間に配置さ
    れ、原稿搬送路上に一部が突出して原稿の搬送状態を矯
    正する矯正手段と、を有し、前記上流側搬送手段、矯正
    手段、及び下流側搬送手段が配置されている搬送路が曲
    部を有するように形成されたことを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記矯正手段には、前記矯正手段よりも
    下流の原稿搬送面より高く形成された凸部を有し、前記
    凸部にて、原稿後端が前記上流側搬送手段を通過した後
    の原稿の搬送状態を矯正するように構成されたことを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記矯正手段は、前記矯正手段よりも下
    流の原稿搬送面より高い位置で搬送原稿と接するように
    配置されたガイドコロであり、前記ガイドコロにて、原
    稿後端が前記上流側搬送手段を通過した後の原稿の搬送
    状態を矯正するように構成されたことを特徴とする請求
    項1記載の画像読取装置。
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