JPH11303844A - ボルト緩め阻止具 - Google Patents

ボルト緩め阻止具

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JPH11303844A
JPH11303844A JP12524798A JP12524798A JPH11303844A JP H11303844 A JPH11303844 A JP H11303844A JP 12524798 A JP12524798 A JP 12524798A JP 12524798 A JP12524798 A JP 12524798A JP H11303844 A JPH11303844 A JP H11303844A
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JP
Japan
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nut
cover body
washer
bolt
prevention device
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JP12524798A
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Shiro Suzuki
志郎 鈴木
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YAMAKA ELECTRIC CONSTRUCTION C
YAMAKA ELECTRIC CONSTRUCTION CO Ltd
Toyo Kikai Co Ltd
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YAMAKA ELECTRIC CONSTRUCTION C
YAMAKA ELECTRIC CONSTRUCTION CO Ltd
Toyo Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄塔などを構成している部材を締結するボルト
に対する故意の緩めを、確実に防止することができる構
造簡易なボルト緩め阻止具を提供する。 【解決手段】部材を緊締するボルトに螺合するシングル
またはダブルナットの外周をカバー体で回転フリーに囲
繞し、該カバー体の内側にナットの一部に係合してカバ
ー体の軸方向への移動を防止する抜け止め部材を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄塔などの構造物類
におけるボルトの緊締を緩めて解除されることを防止す
るための阻止具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、生活や経済活動に必要不可欠な構
造物、設備、施設などに対するいたずらが増えている。
たとえば、送電鉄塔などの鉄塔類において、鉄塔構成部
材の締結ボルトを故意に緩めて解体させたり、固定力を
弱体化させて風等により倒壊しやすくするといった悪質
な行為が多発している。このような締結ボルトの緩めを
防止するには、鉄塔構成部材を溶接によって強固に接合
することが理想的であるけれども、鉄塔は平野部だけで
なく山岳地などに設けられていることが多く、かかる場
所で溶接機器を扱って接合作業を行なうことは多大なコ
ストと困難がともない、実際上は不可能に近く、対策に
苦慮しているが、従来では有効な手段がなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような問
題点を解消するために創案されたもので、その目的とす
るところは、既設構造物に対して現場で簡単に施工すこ
とができ、それでいて締結ボルトに対する故意の緩めを
確実に防止することができるボルト緩め阻止具を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のボルト緩め阻止具は、部材を緊締するボルトに
螺合するシングルまたはダブルのナットの外周を回転フ
リーに囲繞するカバー体と、該カバー体の内側にあって
ナットの一部に係合してカバー体の軸方向への移動を防
止する抜け止め部材とを有していることを基本的特徴と
している。
【0005】前記抜け止め部材としては、条体、粒状
物、突片などが挙げられる。条体と粒状物の場合、ナッ
トは下面にこれよりも外径が径小なワッシャーを有し、
カバー体の胴部にはワッシャーの外周に対応する部位に
周溝を有し、該周溝とワッシャー外周との間に前記条体
または粒状物が介在される。突片の場合、突片はワッシ
ャーの外周に対応するカバー体の胴部部位に設けられ、
自由端がワッシャー外周面とナット下面との間の係合空
間に挿入される。この場合、突片はカバー体のナットへ
の被せを許容するように操作時に変形することが好まし
い。ナットがダブルナットである場合、ワッシャーとこ
れに対向するナットに回動防止部分を有していることも
好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付図面に
基いて説明する。図1と図2は本発明による緩め阻止具
の第1態様の第1例を示しており、1は第1部材たとえ
ば鉄塔などの基礎に固設されたフランジ、2は第2部材
たとえば前記フランジに重合されたフランジで、該フラ
ンジに図示しない鉄骨などが接合されている。3は前記
第1部材1と第2部材2を貫通するねじ軸30を有する
ボルトであり、頭部31が第1部材1に当接している。
【0007】4は前記ボルト3のねじ軸30に螺合され
第2部材2を締め付けるナットであり、この例ではシン
グルナットである。前記ナット4は、下面に外径がナッ
ト径よりも適度に径小なワツシャー4aを有し、それに
よってナット下面周縁部とワッシャー外周面との間に係
合用空間Sが形成されている。このワッシャー4aは、
ナツト4と一体に形成されていてもよいし、別部材とし
て作られ、ナット下面と第2部材2間に介装されてもよ
い。
【0008】5はカバー体であり、鋼材など機械的強度
が高い材料によってカップ状に構成されており、底部
(天井部)にボルト3のねじ軸30の突出を許す開孔5
00を有している。前記カバー体5は、ナット4の外径
との間に適度の環状隙間sが形成されるような内径の胴
部50を有しており、胴部内面には前記ナット4の下面
に対応する高さ位置に周溝51が設けられている。そし
て、この周溝51はカバー体5の胴部肉厚を貫く通孔5
2に通じている。
【0009】6は抜け止め部材であり、この例では抜け
止め部材は条体からなっている。該条体は前記周溝51
と係合用空間Sにまたがり得るような太さを有してお
り、摩擦に強く、かつ、好ましくは適度の剛性と弾力性
を有している。具体的には、条体は、鋼線(単線、撚り
線のいずれをも含む)で代表される金属、あるいはナイ
ロン、ポリエステル、ポリエチレンなどの合成樹脂、ナ
イロン、ポリエステル、ポリエチレンなどの汎用合成繊
維やアラミド繊維などの高強力低伸度繊維の集合体など
が用いられる。この条体は前記通孔52から挿入される
ことにより周溝51に沿って推し進められ、収納され
る。この状態で、断面の半部が周溝51に配され、残る
断面の半部が前記係合用空間Sに位置する。
【0010】この態様においては、カバー体5をナット
4に覆冠し、次いで通孔52から条体6をカバー体内部
に挿入すればよく、それにより条体6は周溝51と係合
用空間Sにまたがるように位置するので、周溝51の周
長以下の適当な長さで切断すればよい。あるいはあらか
じめ周溝51の周長以下の長さに切断しておいてもよ
い。前記通孔52は、必要に応じて叩いて潰したり、合
成樹脂などのプラグあるいは接着剤類で閉塞すればよ
い。
【0011】こうすれば、ナット4が外部に露出しない
ため、ナット4を回動することができず、カバー体5を
介してナットを回転しようとしても、カバー体5は環状
隙間sの存在によりナット4の周りで空回りするだけ
で、回動力がナットに伝達されない。そして、カバー体
5を除去すべく軸方向に引張っても、条体6がナット下
面周縁部とワッシャー外周面との間の係合用空間Sに半
部が、残る半部がカバー体5の周溝51に位置している
ため、かかる係合による抵抗作用によりカバー体5を除
去することができない。したがって、故意にナット4を
回動してボルトと分離することができなくなる。
【0012】図3と図4は第1態様の第2例を示してお
り、この例では第2部材2に接する第1ナット(締付け
ナット)4とこの第1ナット4に接する第2ナット4’
(ロックナット)とのダブルナット形式となっている。
前記第2ナット4’の下面には外径がナット径よりも適
度に径小なワツシャー4aを有し、それによってナット
下面周縁部とワッシャー外周面との間に係合用空間Sが
形成されている。このため、カバー体5は第1ナット4
と第2ナット4’を覆い得る高さ寸法となっており、前
記周溝51は第2ナット4’の下面の前記係合用空間S
に対応する位置に形成されている。その他は第1例と同
様であるから、同じ部分に同じ符号を付すに止める。
【0013】図5は本発明の第2態様を示している。
(a)は第2態様の第1例を、(b)は同じく第2例を
示している。この実施態様では、抜け止め部材として粒
状物6を用いている。この粒状物6としては、鋼などの
金属、ナイロン、セラミック等の非金属からなるボール
や短円柱状のものが代表的である。粒状物6は、前記周
溝51と係合用空間Sにまたがり得るような径を有して
いることが必要である。かかる粒状物6は、前記通孔5
2から押しこまれることにより周溝51に順次入れられ
る。粒状物6は周溝51内において密接するように配置
されてもよいし、相互間に隙間が存するように粗に配列
されてもよい。いずれにしても、粒状物6は断面の半部
が周溝51に配され、残る断面の判部が前記係合用空間
Sに位置する。その他の構成は第1態様と同様であるか
ら、同じ部分に同じ符号を付し、説明は省略する。
【0014】この態様においては、カバー体5をナット
4,4’に覆冠し、次いで通孔52から粒状物6をカバ
ー体内部に挿入すればよく、それにより粒状物6は周溝
51と係合用空間Sにまたがるように位置するので、必
要に応じて、前記通孔52を叩いてつぶしたり、合成樹
脂などのプラグあるいは接着剤類で閉塞すればよい。そ
の後の作用は第1態様と同じであり、カバー体5は粒状
物6との接触により空回りし、カバー体5を軸方向に引
張って外そうとしても、粒状物6は断面の半部がナット
下面周縁部とワッシャー外周面との間の係合用空間S
に、残る半部がカバー体5の周溝51に位置しているた
め、かかる係合による抵抗作用によりカバー体5を除去
することができない。
【0015】図6は本発明の第3態様の第1例を示し、
第7図は同態様の同じく第2例を示している。この第3
態様においては、抜け止め部材はカバー体5の胴部50
から内方に突出するように設けられた複数の突片6から
なっている。突片6としてはたとえば、鉄鋼材、プラス
チックなどの板ばねが用いられ、その基部60がカバー
体胴部50の内面に、ビス、鳩目、溶接等の任意の手段
62によって定着されている。この例ではカバー体5の
ナットに対する覆冠を許容すべく、突片6は斜め上方に
伸びており、第1例では、ナット4の下面のナット径よ
りも適度に径小なワツシャー4aの外周面と第2部材2
で画成される断面コ字状の係合用空間Sに自由端61が
挿入されるようになっている。第2例においては、突片
6は第2ナット4’の下面のナット径よりも適度に径小
なワツシャー4aの外周面とナット下面周縁部と第1ナ
ット4で画成される断面コ字状の係合用空間Sに自由端
61が挿入されるようになっている。
【0016】この態様においては、使用する部材として
はカバー体5のみであるから部品数が少なく、高所への
携行も容易である。そして施工時には、カバー体5をナ
ット4,4,4’に対して覆冠するだけでよく、こうす
れば、たとえば第1例の図6(a)のように、突片6は
ナットの外面との接触によってカバー体5の内面に接近
するように弾性変形し、ナット4の下面を過ぎた瞬間、
圧縮押圧が開放されて元の傾斜状態に復元し、図6
(c)のように前記コ字状の係合用空間Sに自由端61
が進入され、係合関係が形成される。したがって、その
後において、カバー体5はナットに対してフリーである
から回しても空転し、カバー体5を抜き取ろうと引張っ
ても、引っ張るほど突片6が係合用空間Sに強く係合す
るため、除去することができない。なお、突片6は必ず
しもそれぞれが独立していなくてもよい。すなわち、円
環リングに複数個形成し、その円環リングをカバー体5
に圧入しあるいは溶接したり、鳩目等によって固定して
もよく、これも本発明に含まれる。
【0017】図8は第3態様の第3例を示している。こ
の例においては、突片はカバー体5に切り起し形の爪の
形態で一体形成されている。具体的には、第2ナット
4’の下面のワツシャー4aの外周面とナット下面周縁
部と第1ナット4で画成されるコ字状の係合用空間Sに
対応する高さ位置のカバー体胴部50に一辺を残して正
面上向きb字状または下向きコ字状の切込み53を付
し、この切込み内の部分を押圧することにより形成され
る。かかる切り起しは、カバー体5をナットに覆冠する
以前に行なってもよい。この場合の作用は前記第1例と
同じであり、突片6はナットの外面との接触によってカ
バー体5の内面に接近するように弾性変形し、ナット4
の下面を過ぎた瞬間、圧縮押圧が開放されて元の傾斜状
態に復元し、コ字状の係合用空間Sに自由端61が進入
され、係合関係が形成される。なお、図面ではタブルナ
ットの場合を示しているが、シングルナットの場合も構
成は同じである。なお、突片6の倒れがナット4または
4’との接触により減少した場合には、カバー体5をナ
ットに覆冠した後、ドライバー等の工具によって半径方
向から再度突くことによって倒れを強化してもよい。
【0018】あるいはまた、切り起しをせずにカバー体
5をナットに覆冠し、その後ドライバー等の工具によっ
て半径方向から突くことによって行なってもよい。切り
起しをカバー体5をナットに覆冠した後に行なう場合、
切り起し方向は上向きでなく下向きないし水平でもよ
い。この場合には、カバー体5のナットに対する覆冠作
業は容易であり、半径方向から突くことによって突片は
内方に突出し、自由端61が前記係合用空間Sに挿入さ
れるので、カバー体5を抜き取ろうと引張っても、突片
6が係合用空間Sに係合するため、除去することができ
ない。
【0019】なお、ワッシャー4aは、その外径をナッ
ト外径よりも大きくすることも考えられるが、この場合
にはカバー体5の径が大きくなるためコストが高くなる
とともに、ナットが密接して配置されている場合に取り
付けにくくなる。さらに、ナット4とカバー体5との隙
間sが大きくなるので、径の細い工具を隙間sに突入さ
せることによりカバー体5を除去される危険があるの
で、あまり適当とはいえない。
【0020】以上はあくまでも実施例の数例であり、本
発明はかかる態様に限定されるものではない。たとえ
ば、カバー体5は、場合によっては、ボルトねじ軸30
を覆うように上方にまで伸びていてもよく、さらには開
孔500を有していなくてもよい。また、ワッシャー4
aをナットと一体に設ける場合、ダブルナットにおいて
は第1ナット4の上面に形成してもよい。
【0021】ダブルナット形式でかつワッシャー4aが
第2ナット4’の下面に設けられる場合、図9のよう
に、第2ナット4’のワッシャー4aは下面に適度の深
さのラチェット溝40’を有し、第1ナット4の上面に
前記ラチェット溝40’に対応するラチェット溝40を
有していてもよい。こうすれば、第2ナット4’は締め
込み方向では回動可能であるが、緩め方向では回動がで
きなくなり、しかもダブルナットの効果により緩めピッ
チの違いが加わるので、回動不可能となる。このような
構成を併用した場合には、万一カバー体5が除去されて
しまい、ナット4,4’が露出されても、ボルトを除去
することはできなくなるので、より確実なものとなる。
ダブルナット形式でかつワッシャー4aが第1ナット4
の上面に設けられる場合も同様である。
【0022】また、シングルナットの場合には、ナット
4を螺合したのちこれから突出するボルトねじ軸30に
軟質金属たとえばアルミニウムやその合金からなるスリ
ーブ8を外嵌し、ペンチ等の工具によって押し潰し圧着
してもよい。こうすれば、ねじ軸30のねじの山谷30
0に軟質金属が埋め込まれるため、万一ボルト頭部を固
定し、ねじ軸30をつかんで回動しようとしてもナット
4はねじ軸軸線方向に抜けなくなる。したがって、この
場合も万一カバー体5が除去されてしまい、ナット4,
4’が露出されても、ボルトを除去することはできなく
なるので、より確実なものとなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本考案の請求項1によると
きには、部材を緊締するボルト3に螺合するナット4,
4’の外周を回転フリーに囲繞するカバー体5と、該カ
バー体5の内側にあってナットの一部に係合してカバー
体の軸方向への移動を防止する抜け止め部材6とを有す
るので、ナット4,4’がカバー体5によって覆われて
いることによって直かにボルト3を回動することができ
なくなり、カバー体5を介してナット4,4’を回動し
ようとしても、カバー体5はナット4,4’に対してフ
リー回転するのでカバー体5を介してナットを回動する
ことも防止でき、しかも、抜け止め部材6があるためカ
バー体5を除去することもできない。したがって、鉄塔
等の部材を結合しているボルトを緩める悪戯に対して確
実に対処することができ、また、既設のものに対して簡
単に施工することができるというすぐれた効果が得られ
る。
【0024】請求項2によれば、抜け止め部材6が条体
または粒状物からなっており、ナット4,4’がこれよ
りも外径が径小なワッシャー4aを有し、カバー体5の
胴部にはワッシャー4aの外周に対応する部位に周溝5
1を有し、該周溝51とワッシャー外周との間に前記条
体または粒状物が介在されているので、簡単な構造で確
実にカバー体5の除去を阻止することができるというす
ぐれた効果が得られる。
【0025】請求項4によれば、抜け止め部材6が突片
からなっており、ナット4,4’が下面にこれよりも外
径が径小なワッシャー4aを有し、前記突片がワッシャ
ー4aの外周に対応するカバー体5の胴部部位に設けら
れており、自由端61がワッシャー外周面とナット下面
との間の係合空間Sに挿入されるようになっているの
で、使用部材数を少なくして確実にカバー体5の除去を
阻止することができるというすぐれた効果が得られる。
請求項5によれば、ワッシャー4aとこれに対向するナ
ットに回動防止部分を有しているので、カバー体による
緩め防止に加えてナットそのものも回動ができず、極め
て確実にいたずら防止をはかることができるというすぐ
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボルト緩め阻止具の第1態様の第
1例を使用状態で示す断面図である。
【図2】第1態様の分解斜視図である。
【図3】本発明によるボルト緩め阻止具の第1態様の第
2例を使用状態で示す断面図である。
【図4】第1態様の分解斜視図である。
【図5】(a)は本発明によるボルト緩め阻止具の第2
態様の第1例を使用状態で示す断面図、(b)は本発明
によるボルト緩め阻止具の第2態様の第2例を使用状態
で示す断面図である。
【図6】(a)は本発明によるボルト緩め阻止具の第3
態様の第1例を使用開始状態で示す断面図、(b)は
(a)の部分的拡大図、(c)は使用状態で示す断面図
である。
【図7】本発明によるボルト緩め阻止具の第3態様の第
2例を使用状態で示す断面図である。
【図8】本発明によるボルト緩め阻止具の第4態様を使
用状態で示す断面図である。
【図9】本発明で使用されるナットの他の例を示す側面
図である。
【図10】本発明で使用されるナットとボルトの例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 第1部材 2 第2部材 3 ボルト 30 ねじ軸 4 ナット 4’ 第2ナット(ロックナット) 5 カバー体 50 胴部 51 周溝 6 抜け止め部材 61 自由端 S 係合用空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部材を緊締するボルトに螺合するシングル
    またはダブルナットの外周を回転フリーに囲繞するカバ
    ー体と、該カバー体の内側にあってナットの一部に係合
    してカバー体の軸方向への移動を防止する抜け止め部材
    とを有することを特徴とするボルト緩め阻止具。
  2. 【請求項2】抜け止め部材が条体または粒状物からなっ
    ており、ナットが下面にこれよりも外径が径小なワッシ
    ャーを有し、カバー体の胴部にはワッシャーの外周に対
    応する部位に周溝を有し、該周溝とワッシャー外周との
    間に前記条体または粒状物が介在されている請求項1に
    記載のボルト緩め阻止具。
  3. 【請求項3】ワッシャーがナットと別部材であるものを
    含む請求項2に記載のボルト緩め阻止具。
  4. 【請求項4】抜け止め部材が突片からなっており、ナッ
    トが下面にこれよりも外径が径小なワッシャーを有し、
    前記突片がワッシャーの外周に対応するカバー体の胴部
    部位に設けられており、自由端がワッシャー外周面とナ
    ット下面との間の係合空間に挿入されるようになってい
    る請求項1に記載のボルト緩め阻止具。
  5. 【請求項5】ナットがダブルナットであり、ワッシャー
    とこれに対向するナットに回動防止部分を有しているも
    のを含む請求項2ないし4のいずれかに記載のボルト緩
    め阻止具。
JP12524798A 1998-04-20 1998-04-20 ボルト緩め阻止具 Withdrawn JPH11303844A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001241424A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Hamanaka Nut Kk ボルト・ナット式締結の弛み止め構造
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