JP3053700U - ボルト・ナットの取り外し防止具 - Google Patents

ボルト・ナットの取り外し防止具

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JP3053700U
JP3053700U JP1998004048U JP404898U JP3053700U JP 3053700 U JP3053700 U JP 3053700U JP 1998004048 U JP1998004048 U JP 1998004048U JP 404898 U JP404898 U JP 404898U JP 3053700 U JP3053700 U JP 3053700U
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明 喜多
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Koyo Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄塔や橋等に使用されているボルト・ナット
を通常の回転工具では取り外すことができないようにす
る。 【解決手段】 ボルト頭BAやナットN等に回転不能に
外嵌固定される内リング2と、該内リング2に対して回
転自在にかつ軸方向に抜き出し不能に外嵌されるカバー
3と、ボルト頭BA又はナットNで構成材9側に固定さ
れかつ外周にカバー3の構成材9側外周を覆うリング状
フランジ4Aを備えた座金4とにより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、鉄塔、橋梁、その他の構造物あるいは自動車の車輪などに使用さ れているボルト・ナットの取り外し防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鉄塔、橋梁、その他の構造物の組み立てや自動車の車輪の取り付けに は、ボルト・ナットが使用されている。 従来、この種ボルト・ナットは、市販のスパナ等の回転工具により、何人によ っても取り付け・取り外しが出来るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、自動車の車輪の取り外しは、前記回転工具により容易に取り外しが できるために、前記車輪の盗難が後を断たないのが現状であり、また、最近鉄塔 の下端の固定ボルト・ナットが、心なき人により取り外されて、鉄塔が転倒する という大事故が発生している。 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、鉄塔や橋等に使用されているボルト・ナットを通常の回転工具では取り外す ことができない取り外し防止具を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、ボルト頭・ナットに回転不能に外嵌固定される内リングと、 該内リングに対して回転自在にかつ軸方向に抜き出し不能に外嵌されるカバーと 、ボルト頭又はナットで被固定部材側に固定されかつ外周にカバーの被固定部材 側外周を覆うリング状フランジを備えた座金とにより構成されていることを特徴 としている。この場合、前記内リングを固定ボルト頭又はナットに強制的に被嵌 させると、もはやカバーと共に内リングを取り外すことは出来ない。そこで、前 記カバーを回転させても、内リングが回転しないので、ボルト・ナットが回転す ることはなく、従ってボルト又はナットを取り外すことができない。しかも、前 記座金がボルト又はナットにより被固定部材に固定されており、フランジを備え ているので、クサビなどの工具を使用してもカバーを無理に取り外すことはでき ない。
【0005】 また、本考案は、前記カバーのボルト・ナット軸線方向外端壁中央に、特殊ネ ジ穴又は押ボルト挿入穴が設けられていることを特徴としている。この場合、前 記ネジ穴に、これと同じ特殊ネジの押ボルトをねじ込むと、押ボルトの先端が固 定ボルト頭又は固定ボルト先端に当接するので、前記カバーをパイプレンチ等に より回転しない状態にして、さらに押ボルトを強制的にねじ込むと、前記カバー がボルト軸方向の抜き出し方向に移動し、該カバーと共に内リングが固定ボルト 頭又はナットから抜け出す。このようにして、カバーと共に内リングを取り除く ことにより、固定ボルト・ナットの取り外しを行うことができる。 尚、前記押ボルト挿入穴を利用する場合は、有底筒状体の底中央にねじ穴を設 けた抜き取り治具を前記カバーに外嵌固定し、前記ねじ穴に前述と同様にして押 ボルトを強制的にねじ込んで、カバーを抜き出すことができる。
【0006】 そして、本考案は、前記内リングに軸線方向の切り割りスリットが設けられて いることを特徴としている。この場合、固定ボルト頭又はナットに内リングを強 制的に被嵌させるとき、内リングが若干広がるので、非常に嵌め易くなり、また 前記押ボルトを用いてカバーと共に内リングを取り除くときに、内リングが若干 広がるので抜き出し易くなる。
【0007】 さらに、本考案は、前記内リングの外周面又は前記カバーの内周面に周溝が設 けられ、前記カバー又は内リングに前記周溝に対応して1又は複数のボール係合 凹部が設けられると共に、該凹部に抜け止めボールが前記周溝に嵌入係合するよ うに挿入されたものとすることができる。この場合、前記内リングに対するカバ ーの回転を円滑にすると共に抜け止め構造を確実かつ強固なものとすることが可 能である。
【0008】 また、本考案は、前記カバーのボルト軸線方向外端部にボルト軸端部収容部が 設けられている構造とすることができる。この場合、固定ボルトにねじ嵌められ た固定ナットに前記内リングを被ぶせるのに最適である。なお、ボルト軸端部収 容部は、前記カバーの内リング収容部の内径と同じでもよく、また縮径してもよ い。 さらに、前記内リングは、合成樹脂製例えばMCナイロン製の円筒体とするこ とができる。この場合、内リングの内径を、ボルト頭又はナットの軸心を通る外 郭最大寸法よりも若干小さくしておくことにより、前記ボルト頭又はナットに内 リングを強制的に外嵌すると、ボルト頭又はナットの角が内リングの内周面に食 い込んで、内リングがボルト頭又はナットに対して回らなくなる。従って、ボル トに2つのナット(Wナット)がねじ込まれている場合に、両ナットの外側面が 一致しなくても、内リングをナットに外嵌固定することができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。 図1、図2は、本考案に係るボルト・ナットの取り外し防止具の第一実施形態 を示している。この防止具1は、固定ボルト頭BA(又はナットN)に外嵌固定 される内リング2と、該リング2に回転可能でかつ軸方向に抜き出せないように 外嵌されたカバー3と、固定ボルト頭BAで被固定部材である構造物の構成材9 側に固定されかつ外周にカバー3の前記構成材9側外周を覆うリング状フランジ 4Aを備えると共にボルト挿通穴4Bを備えた座金4(図9.図10参照)とに より構成されている。
【0010】 前記リング2は、図面に示すように、外周面2Aが円筒状とされ、内側面2B が固定ボルトBの頭BAの六角柱状面と同じ六角穴とされ、軸方向外端にボルト Bを挿入できる内向きフランジ2Cが形成され、該フランジ2Cの反対側端外周 面に抜け止め用の切り欠き部5が全周にわたって設けられている。
【0011】 前記カバー3は、図2に示すように、有蓋円筒状を呈し、その軸線方向外端壁 6には、その中央に同心円状の特殊ネジ穴7が設けられており、内周面3Aの径 が前記リング2の外周面2Aの径よりも若干(0、5〜1mm)大きくされ、内 リング2に対して回転自在とされている。そして、カバー3の前記壁6と反対側 端縁内周側は、前記リング2をカバー3内に入れてから、中心側にカシメて前記 リング2の切り欠き部5に相対回転可能に係止する抜け止め部8が形成されてい る。
【0012】 上記第一実施形態において、構造物の構成材9を組み立てている固定ボルトB の頭BAに、前記防止具1を固着する場合、まず、前記ボルトBに座金4をその フランジ4Aがボルト頭BA側に位置するように嵌め、固定ボルトBを構成物9 に座金4と共に締め付け固定する。次いで、内リング2の六角穴2Bに前記ボル ト頭BAを合わせて、カバー3の外端壁6をハンマー等によりたたいて強制的に 内リング2をボルト頭BAに外嵌する。このとき、内リング2の端面が前記座金 4面に当たるが、カバー3の端面及び抜け止め部8と前記座金4との間及びカバ ー3の外周面と前記フランジ4Aとの間には、若干のすき間ができてカバー3が 回転自在になる。
【0013】 前記防止具1を固定ボルトBの頭BAに外嵌した状態では、カバー3が回転す るだけで、スパナやパイプレンチなどの回転工具を使用しても、もはやこれをボ ルト頭BAから取り外すことができない。また、クサビ等の工具を使ってカバー 3を無理に外そうとしても、座金4に設けたフランジ4Aによりカバー3の外周 が覆われているので、カバー3の軸方向端と座金4の間に工具を挿入できず、カ バー3をボルト頭BAから取り外すことはできない。従って、特定の関係者以外 の人、特に心なき人によって、鉄塔等の固定ボルトBが取り外されるのを防止す ることができる。
【0014】 そこで、鉄塔等の管理者など特定の関係者に、図1に2点鎖線で示すように、 前記特殊ネジ穴7にねじ込める押ボルト10を保管させておき、前記固定ボルト Bを取り外す必要が生じたときに、前記カバー3の特殊ネジ穴7に押ボルト10 をねじ込んで、カバー3をパイプレンチ等でつかんで回転しないようにした状態 で、該ボルト10の先端が固定ボルトBの頭BAに当たっても、さらに押ボルト 10をねじ込むと、カバー3が内リング2と共に図1に矢印イで示す方向に移動 して、ボルト頭BAから抜け出し取り除くことができる。
【0015】 なお、上記第一実施形態は、ボルト頭BAの外に、固定用ナットN(図5参照 )にも外嵌し、取り外されるのを防止することができる。 図3、図4は、本考案の第二実施形態を示しており、第一実施形態と異なると ころは、前記カバー3の内リング2に対する抜け止め手段が、前記リング外周面 2Aに形成された周溝11と、該周溝11に対応してカバー3に貫通状に設けた 3つのピン穴12に打ち込まれた抜け止めピン13とにより構成されている点、 及び前記内リング2に軸線方向に延びる切り割りスリツト14が設けられている 点である。
【0016】 前記ピン13は、その内端が前記周溝11に摺動可能に嵌合され、その外端が カバー3の外周面と面一とされ、カバー3から抜き出せないようにしてある。 第二実施形態では、抜け止め手段の構造が簡単で、確実かつ強固であるうえ、 内リング2を固定ボルト頭BA又はそのナットNに外嵌固定するのが容易であり 、前記押ボルト10を用いて該金具1を取り外すのも容易であるが、その他は第 一実施形態と同じ作用効果を期待することができる。従って、同一構成部分につ いては、図1,2と同符号を付し詳細説明は省略する。
【0017】 図5〜図7は、本考案の第三実施形態を示し、第二実施形態と異なるところは 、前記内リング2の内向きフランジ2Cを無くした形状(図6,7参照)とし、 前記カバー3の外端壁6にその中央部からボルト軸端部BCの収容部15を延設 して、該収容部15の外壁16中央に特殊ネジ穴7を設けた点であり、ナットN の取り外し防止具21として最適であって、第二実施形態と同様の作用効果を奏 する。従って、第二実施形態と共通する構成部分については、図4,5と同じ符 号を付し、詳細説明は省略する。
【0018】 前記ボルト軸端部BCの収容部15は、カバー3の外端部を縮径して形成して あるが、カバー3を縮径することなく構成することができる。 前記各実施形態では、カバー3の外形を円筒状としているが、四角、六角、八 角、多角形あるいは、平行な二面をもつ形状等とすることができる。 また、第一実施形態において、内リング2にも前記スリット14を設けること ができ、さらに、内リング2の形状は図6,7,8に示すものを採用することが できる。
【0019】 さらには、前記内リング2の内側面2B形状は、六角に限らず図8に示す形状 のほか、ボルト頭又はナットに外嵌して相対回転不能としうる形状であれぱよい し、合成樹脂例えばMCナイロン製とすれば円筒面とすることができる。 なお、構造物の固定ナットを取り外す必要性が全く無いものについては、前記 特殊ネジ穴7を設けないこと当然である。 そして、前記防止具1,21をボルト頭又はナットから取り外す場合に、前記 ピン13を更に強く打ち込んで、前記カバー3が内リング2に対して回転しない ように固定することができる。
【0020】 図11〜図15は、本考案の第四実施形態を示し、第三実施形態と異なるとこ ろは、この取り外し防止具31の内リング2が合成樹脂例えばMCナイロン製の 筒体からなり、前記カバー3の内周面3Aに断面半円形のボール係合周溝11が 設けられ、該周溝11に対応して前記内リング2の外周面2Aに複数(本例では 6つ)の半球状抜け止めボール係合凹部17が設けられ、該凹部17に抜け止め ボール18が前記周溝11に嵌入係合するように挿入されている点である。
【0021】 なお、前記内リング2の内周面2Bは六角穴とされているが、六角の対向する 頂点を結ぶ線の長さよりも若干小さい内径の丸穴(図12,図14に2点鎖線で 示す)とすることができる。また、図12,図14に示すように、内リング2に 内向フランジ2Cを設けたものとすることができる。 この第四実施形態においても、第一,第二.第三実施形態と同等の作用効果を 期待することができる。従って、第一,第二,第三実施形態と共通する構成部分 については、図1〜図10と同符号を付し、詳細説明は省略する。なお、この実 施形態では、2つのナットNを重ねて締めるWナットの場合にも使用できる。
【0022】 図16〜図19は、本考案の第五実施形態を示し、第四実施形態と異なるとこ ろは、WナットN1,N2に最適でかつ抜き取り治具19を用いて取り外しでき るように、前記カバー3のねじ穴7に変えて押ボルト挿入穴20を設け、この穴 20に通常はキャップ22(合成樹脂例えばビニール製栓)をして、ゴミや雨水 が入らないようにした点である。この形態における内リング2の長さは、Wナッ トN1,N2の高さよりも若干長くしてある。
【0023】 前記抜き取り治具19は、図18,図19に示すように、有底円筒状を呈する 治具本体23と、前記カバー3のボルト軸端部収容部15への取付ボルト24及 び前記押ボルト10とからなり、治具本体23には底部中央に押ボルト用ねじ穴 25が、周面に取付ボルト用ねじ穴26が4つ設けられている。 この治具19を使って、前記カバー3と共に内リング2をナットN1,N2か ら抜き取る場合は、前記キャップ22をカバー3から取り外すか又はそのまま、 図18に示すように、治具19を取り付け、押ボルト10をねじ込むことによっ て、他の実施形態と同様にして取り外すことができる。従って、第四実施形態と 共通する構造部分については、図11〜図15と同符号を付し詳細説明は省略す る。
【0024】 前記第一、第二、第三実施形態においても、内リング2を合成樹脂製とするこ とができると共に、第四、第五実施形態のように抜け止めボール18を採用する 構造とすることができるほか、抜き取り治具19を使用しうる。 この考案は、上記各実施形態に限定されるものではなく、例えぱ、第一実施形 態においてカバー3の抜け止め手段8をカシメによることなく、抜け止めリング をカバー端面にネジ又はピンにより固着する構造としてもよく、適宜設計変更可 能であり、また自動車の車輪取り付けボルト・ナットに装着することができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり、ボルト頭・ナットに回転不能に外嵌固定される内リン グと、該内リングに対して回転自在にかつ軸方向に抜き出し不能に外嵌されるカ バーと、フランジ付き座金とにより構成されていることを特徴とするものである から、鉄塔等の構造物に使用されたボルト・ナットが、通常の回転工具では取り 外し不可能であり、したがって、心なき者によるボルト・ナットの取り外しを完 全に防止して、事故の発生を無くすことができる。
【0022】 前記カバーのボルト・ナット軸線方向外端壁中央に、特殊ネジ穴又は押ボルト 挿入穴を設けることにより、特定の関係者のみが押ボルト又は/及び抜き取り治 具を用いて前記固定ボルト・ナットを取り外すことができる。 また、前記内リングに軸線方向の切り割りスリットを設けることにより、ボル ト頭又はナットに内リングを外嵌し易くし、前記押しボルトを使用して前記金具 を固定ボルト・ナットから取り外すのを容易にすることができる。 さらに、内リングに合成樹脂を採用することにより、Wナットにも容易にかつ 確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態を示す中央縦断面図であ
る。
【図2】図1の下面図である。
【図3】本考案の第二実施形態を示す中央縦断面(図4
のA−A線断面)図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本考案の第三実施形態を示す中央縦断面図であ
る。
【図6】第三実施形態における内リングの正面図であ
る。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】内リングの変形例を示す平面図である。
【図9】座金の平面図である。
【図10】図9の中央縦断面図である。
【図11】本考案の第四実施形態を示す中央縦断面図で
ある。
【図12】同第四実施形態における内リングの平面図で
ある。
【図13】図12のD−D線断面図である。
【図14】同内リングの他の構造例を示す平面図であ
る。
【図15】図14のE−E線断面図である。
【図16】本考案の第五実施形態を示す中央縦断面図で
ある。
【図17】同第五実施形態における内リングの平面図で
ある。
【図18】同第五実施形態における抜き取り治具の一例
を示す中央縦断面図である。
【図19】同抜き取り治具の平面図である。
【符号の説明】
1 ボルト・ナットの取り外し防止具 2 内リング 2A 外周面 3 カバー 3A カバー内周面 4 固定ボルト 4A ボルト頭 4B ボルト軸端部 6 カバー(ボルト・ナット軸線方向)外端壁 7 特殊ネジ穴 9 構成材(被固定部材) 10 押ボルト 11 周溝 14 スリット 15 ボルト軸端部収容部 17 ボール係合凹部 18 抜け止めボール 21 ナット取り外し防止具 31 ナット取り外し防止具 B ボルト BA ボルト頭 BC ボルト軸端部 N ナット N1 ナット N2 ナット。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト頭・ナットに回転不能に外嵌固定
    される内リングと、該内リングに対して回転自在にかつ
    軸方向に抜き出し不能に外嵌されるカバーと、ボルト頭
    又はナットで被固定部材側に固定されかつ外周にカバー
    の被固定部材側外周を覆うリング状フランジを備えた座
    金とにより構成されていることを特徴とするボルト・ナ
    ットの取り外し防止具。
  2. 【請求項2】 前記カバーのボルト・ナット軸線方向外
    端壁中央に、特殊ネジ穴又は押ボルト挿入穴が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のボルト・ナッ
    トの取り外し防止具。
  3. 【請求項3】 前記内リングに軸線方向の切り割りスリ
    ットが設けられていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のボルト・ナットの取り外し防止具。
  4. 【請求項4】 前記内リングの外周面又は前記カバーの
    内周面に周溝が設けられ、前記カバー又は内リングに前
    記周溝に対応して1又は複数のボール係合凹部が設けら
    れ、かつ該係合凹部に抜け止めボールが前記周溝に嵌入
    係合するように挿入されていることを特徴とする請求項
    1.2又は3に記載のボルト・ナットの取り外し防止
    具。
  5. 【請求項5】 前記カバーのボルト軸線方向外端部にボ
    ルト軸端部収容部が設けられていることを特徴とする請
    求項1,2,3又は4に記載のボルト・ナットの取り外
    し防止具。
  6. 【請求項6】 前記内リングが合成樹脂製の円筒体から
    なることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    ボルト・ナットの取り外し防止具。
JP1998004048U 1998-04-30 1998-04-30 ボルト・ナットの取り外し防止具 Expired - Lifetime JP3053700U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001241424A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Hamanaka Nut Kk ボルト・ナット式締結の弛み止め構造

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