JPH11300761A - 樹脂成形品製造装置 - Google Patents

樹脂成形品製造装置

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JPH11300761A
JPH11300761A JP10666898A JP10666898A JPH11300761A JP H11300761 A JPH11300761 A JP H11300761A JP 10666898 A JP10666898 A JP 10666898A JP 10666898 A JP10666898 A JP 10666898A JP H11300761 A JPH11300761 A JP H11300761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一部に複数の貫通孔を有する樹脂成形品16と
該貫通孔のない同樹脂成形品とを選択的に製造する装置
を提供する。 【解決手段】貫通孔を成形するための複数の突起3を上
型1に設ける一方、下型2に上型1の複数の突起3に向
かって進退するスライドブロック5を設け、貫通孔を有
する樹脂成形品を製造するときにはスライドブロック5
を型閉じ状態において上型1の突起3に接触するように
位置付け、貫通孔を有しない樹脂成形品を製造するとき
にはスライドブロック5を型閉じ状態において上型1の
突起3に接触しないように上記接触位置よりも後退させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一部に複数の貫通
孔を有する樹脂成形品と、該貫通孔を有しない樹脂成形
品とを選択的に製造するための樹脂成形品製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図18に一部に貫通孔を有する樹脂成形
品aが示されている。これは自動車のドアトリムであ
り、図19に示す多数の貫通孔bを有するスピーカーグ
リルcを備えている。このスピーカーグリルcの内面に
は貫通孔bの間を縫って補強リブdが設けられている
(図20参照)。
【0003】図21にはこのドアトリムaを成形するた
めの製造装置(金型)が示されている。同図において、
eは上型、fは下型本体であり、上型eには上記貫通孔
bを成形するための突起gが多数設けられ、上記下型本
体fには上記上型eへ向かって進退するスライドブロッ
クiが設けられている。このスライドブロックiには上
記上型eの各突起gに対向する多数の突起jが設けられ
ているとともに、上記リブdを成形する部位には多数の
エア抜きピンkが該スライドブロックiを貫通するよう
に設けられている。このエア抜きピンkの下端はスライ
ドブロックiの下端に固定されている。また、スライド
ブロックiは油圧シリンダ(図示省略)のピストンロッ
ドmに結合されている。
【0004】樹脂成形品の成形にあたっては、同図に実
線で示すように型開きした状態において上型eの下降を
開始すると同時にスライドブロックiを上昇させ、鎖線
で示すように上型eの突起gをスライドブロックiの突
起jに当接させる。この状態で溶融樹脂の供給を開始す
るとともに、上型eの下降を継続することで型閉じを完
了する。このとき、キャビティ内のエアはエア抜きピン
kとそのピン孔内周面との隙間から抜ける。溶融樹脂が
硬化した後、図22に示すように上型eを上昇させ、次
に下型本体fのエジェクタピン(図示省略)を突出させ
て、樹脂成形品aを離型することになる。
【0005】一方、上記ドアトリムaには車格上の要求
からスピーカーを設けない場合もあるが、その場合には
スピーカーグリルcの貫通孔bによって車両走行時の風
切り音やロードノイズが車内に洩れ易くなる。そこで、
図23に示すように、遮音カバーnをスピーカーグリル
cの周縁の内方に突出したフランジpに嵌めることがな
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如く車
格上の要求からスピーカーを設けない場合に、遮音カバ
ーを別途必要とし且つその取付作業を必要とすることは
コスト高の要因となり、車格を下げて安価な車両を提供
するという観点からは不都合である。
【0007】そこで、本発明は、例えばドアトリムにス
ピーカーを設ける場合と設けない場合とに簡単に対応す
ることができるように、貫通孔を有する樹脂成形品と貫
通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造することが
できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下型のスライ
ドブロックを上型の突起に接触させることによって貫通
孔を成形するようにした金型において、樹脂成形品の成
形の際にスライドブロックを上型の突起に接触させなけ
れば貫通孔が形成されないことから、貫通孔を必要とし
ないときにはスライドブロックを上記突起に接触しない
位置に位置付けることができるようにしたものである。
【0009】すなわち、この出願の発明は、一部に複数
の貫通孔を有する樹脂成形品と、該貫通孔を有しない樹
脂成形品とを選択的に製造するための樹脂成形品製造装
置に関するものであって、樹脂成形品を成形するための
キャビティを形成する上型及び下型と、上記貫通孔を成
形するために上記上型の成形面の一部に形成された複数
の突起と、上記下型の本体に上記上型の複数の突起へ向
かって進退するように設けられたスライドブロックと、
上記上型と下型とが開いた状態で溶融樹脂を上記下型の
成形面に供給する樹脂供給手段と、上記樹脂供給後の上
型と下型との型閉じと樹脂硬化後の型開きとを行なう型
駆動手段と、上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造する
ときには上記スライドブロックを上記型閉じ状態におい
て上記上型の突起に接触するように位置付け、上記貫通
孔を有しない樹脂成形品を製造するときには上記スライ
ドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に
接触しないように上記接触位置よりも後退させるブロッ
ク駆動手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】従って、樹脂成形品に貫通孔を必要とする
ときは、型閉じ状態でスライドブロックを上型の突起に
接触させることができるから、この突起によって貫通孔
を有する樹脂成形品を成形することができる。一方、貫
通孔を必要としないときは、上記スライドブロックを型
閉じ状態で上型の突起に接触しないように上記接触位置
よりも後退させることができるから、該突起によって樹
脂成形品の表面に凹凸が形成されるだけで、貫通孔は形
成されない。
【0011】スライドブロックを上記接触位置よりも後
退させる具体的な手段としては、ブロック駆動手段によ
って該シリンダブロックを後退位置に位置決めするとい
うものであっても、あるいはブロック駆動手段によるシ
リンダブロックの支持圧力を溶融樹脂の成形圧力よりも
低めに設定し、樹脂の成形圧力によってスライドブロッ
クを所定の位置まで後退させるというものであってもよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、貫通孔
を成形するための複数の突起を上型に設ける一方、上型
の複数の突起に向かって進退するスライドブロックを下
型に設け、上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造すると
きには上記スライドブロックを型閉じ状態において上記
上型の突起に接触するように位置付け、上記貫通孔を有
しない樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロ
ックを上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触し
ないように上記接触位置よりも後退させるブロック駆動
手段を設けたから、型が閉じられたときのスライドブロ
ックの位置を変更するだけで、簡単に貫通孔を有する樹
脂成形品と貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製
造することができ、従来のような貫通孔を必要としない
ときにこれを別途塞ぐ必要がなくなり、生産性の向上に
有利になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】−樹脂成形品製造装置の全体構成− 図1には先に説明した図18〜図20に示すドアトリム
(樹脂成形品)を製造するための装置が示されている。
この装置はスピーカーグリルを有するドアトリムと、ス
ピーカーグリルを有しない(貫通孔が形成されていな
い)ドアトリムとを選択的に製造することができるもの
である。
【0015】図1において、1は上型、2は下型であ
り、上型1の成型面の一部にはスピーカーグリルを成形
するための多数の突起3が設けられている。一方、下型
2には上記突起3に対向する多数の突起4を備えたスラ
イドブロック5が油圧シリンダ(ブロック駆動手段)6
によって上型1に向かって進退するように設けられてい
る。また、下型本体2aにはその成形面の複数箇所に溶
融樹脂を供給する樹脂供給通路(樹脂供給手段)7が設
けられているとともに、複数のエジェクタピン8がエジ
ェクタプレート9に支持されて下型本体2aの成形面上
に突出自在に設けられている。上型1にはこれを昇降さ
せて型開き及び型閉じを行なうための油圧シリンダ(図
示省略)が結合され、エジェクタプレート9にはエジェ
クタ用の油圧シリンダ(図示省略)が設けられている。
【0016】−スライドブロック部分の構成− 図2に示すように、スライドブロック5は下型本体2a
に昇降自在に嵌められている。図3にも示すように、ス
ライドブロック5の突起4間には補強リブ(図13,1
4に示す補強リブd)を成形するための、他の凹部より
も深くなったリブ成形凹部12が形成されている。この
リブ成形凹部12の形成により、両型1,2のスピーカ
ーグリルを成形するための成形面は、下型側の方が上型
側よりも広くなっている。つまり、後述する溶融樹脂が
硬化して得られるドアトリムは上型側との密着力よりも
下型側との密着力の方が大きくなり該下型側に付き易く
なっている。
【0017】そして、このリブ成形凹部12の位置には
スライドブロック5をその進退方向に貫通する複数のエ
ア抜き孔13が形成されていて、その各エア抜き孔13
にはエア抜きピン14が差し込まれている。このエア抜
きピン14の下端はピンプレート15を介して下型本体
2aに固定されており、スライドブロック5がその成形
面を下型本体2aの成形面に連ねる成形位置にあるとき
に、エア抜きピン14の上端面がリブ成形凹部12の底
面に露出して成形面を構成するようになっている。
【0018】−ブロック駆動手段(油圧シリンダ6)の
構成− 油圧シリンダ6は、スライドブロック5をその成形面が
下型本体2aの成形面に連なった成形位置(スピーカー
グリルを成形する位置)と、該成形位置よりも上型側に
突出した前進位置と、逆に引っ込んだ後退位置とに駆動
するものである。すなわち、油圧シリンダ6は、上記ス
ピーカーグリルを有するドアトリムを成形するときに
は、スライドブロック5を上記前進位置、成形位置、及
び後退位置に順に位置付け、スピーカーグリルを有しな
いドアトリムを成形するときには、スライドブロック5
を上記後退位置に位置付けるものである。以下、具体的
に説明する。
【0019】−スピーカーグリルを有するドアトリムの
製造− A.図2に示すように、上型1と下型2とが開いた状態
において、上型1の下降を開始すると同時に、油圧シリ
ンダ6によってスライドブロック5を上昇させて前進位
置に位置付ける。このとき、エア抜きピン14の先端は
図3にも示すようにリブ成形凹部12の底面よりも後退
している。
【0020】B.上型1の下降を続けて、図4に示すよ
うに該上型1の突起3とスライドブロック5の突起4と
を当接させる(図5参照)。この場合、突起3,4の部
分がスピーカーグリルの貫通孔になる。
【0021】C.上記上型1の下降を継続しながら、下
型本体2aの成形面への溶融樹脂の供給を開始する。な
お、上記突起3,4が当接する直前から当該供給を開始
する場合もある。溶融樹脂の一部は上型1に押されて、
当接した突起3,4の周囲にも流動するから、スライド
ブロック5に対してはその流動圧に負けない押し上げ力
を与えるようにする。
【0022】D.上記溶融樹脂の供給を続けながら、上
記スライドブロック5の押し上げ力に抗して上型1をド
アトリム用のキャビティが形成される位置まで下降さ
せ、そのことによって該スライドブロック5を成形面に
位置付ける(図6参照)。これにより、図7に示すよう
にエア抜きピン14の上端面はリブ成形凹部12の底面
位置になる。この時点までに上記溶融樹脂の供給は終了
させる。キャビティのエアはエア抜きピン14とエア抜
き孔13の内周面との隙間から型外へ抜ける。
【0023】E.図8に示すように、上型1を上昇させ
てドアトリム16を上型から離型させる。
【0024】F.図9に示すように、油圧シリンダ6に
よってスライドブロック5を後退させてエア抜きピン1
4を相対的に突出させることによって、ドアトリム16
のスピーカーグリル部を該スライドブロック5から離型
させる。このとき、図10に示すように、エア抜きピン
14がエジェクタピンの役割を果たすため、当該離型が
円滑に行なわれることになる。
【0025】G.図11に示すように、下型2を下降さ
せてエジェクタピン8を相対的に突出させることによっ
て、又はエジェクタピン8自体を駆動してこれを突出さ
せることによって、下型本体2aからドアトリム16を
離型させる。
【0026】−スピーカーグリルを有しないドアトリム
の製造− H.図12に示すように、油圧シリンダ6によってスラ
イドブロック5をその突起4が型閉じ状態になっても上
型1の突起3に接触しない後退位置に位置付ける。従っ
て、図13に示すように、エア抜きピン14の上端は、
スライドブロック5の突起4の上端と略同じ高さまで相
対的に突出した状態になる。
【0027】I.上型1を下降させながら、下型本体2
aの成形面への溶融樹脂の供給を行なう。
【0028】J.図14に示すように、上型1をドアト
リム用のキャビティが形成される位置まで下降させる
(型閉じ)。この時点までに上記溶融樹脂の供給は終了
させる。キャビティのエアはエア抜きピン14とエア抜
き孔13の内周面との隙間から型外へ抜ける。
【0029】K.図15に示すように、上型1を上昇さ
せてドアトリム16を上型から離型させる。
【0030】L.下型2を下降させてエジェクタピン8
を相対的に突出させることによって、又はエジェクタピ
ン8自体を駆動してこれを突出させることによって、下
型本体2aからドアトリム16を離型させる。得られた
ドアトリム16は、図16に示すようにスピーカーグリ
ル部分17に貫通孔のないものになる。
【0031】なお、スピーカーグリルを有するドアトリ
ムを製造するときのFの工程ように、スライドブロック
5を上記後退位置よりさらに後退させてエア抜きピン1
4を相対的に突出させることによって、スライドブロッ
ク5を成形品から離すようにしてもよい。
【0032】但し、エア抜きピン14を離型に利用しな
くとも、スピーカーグリル部分には貫通孔がなくその剛
性が高いから、エジェクタピン8による離型だけでも成
形品の変形や白化のおそれは実際には問題にならない。
【0033】−他の実施形態− 図17にはスライドブロック5に突起を設けない例であ
る。スライドブロック5は、平坦な成形面に開口するリ
ブ成形凹部12を備え、このリブ成形凹部12の底面に
エア抜き孔13が開口し、該エア抜き孔13にエア抜き
ピン14が差し込まれている。すなわち、上型1の突起
3の抜き角度Bを大きくすることによって(必要に応じ
て、スライドブロック5にリブ成形凹部を多く形成する
ことによって)、上型1と樹脂成形品との密着力よりも
スライドブロック5と樹脂成形品との密着力を大きくす
ることができ、これにより樹脂成形品を上型1から離型
するときに該樹脂成形品をスライドブロック5側に確実
に残すことができるものである。
【0034】−その他− 上記実施形態はドアトリムのスピーカーグリルの製造に
関するが、本発明はこれに限らず、エキストラクタグリ
ル等の製造にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る樹脂成形品の製造装置
の全体構成を示す断面図。
【図2】貫通孔を成形するときの同装置のスピーカーグ
リル成形部を、型開き状態で且つスライドブロックを前
進させた状態で示す断面図。
【図3】同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図4】同成形部を、上型の突起とスライドブロックの
突起とを当接した状態で示す断面図。
【図5】同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図6】同成形部を型閉じ状態で示す断面図。
【図7】同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図8】同成形部を上型が上昇した状態で示す断面図。
【図9】同成形部をスライドブロックが後退した状態で
示す断面図。
【図10】同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図11】同成形部を樹脂成形品が離型した状態で示す
断面図。
【図12】貫通孔を成形しないときのスピーカーグリル
成形部を、型開き状態で且つスライドブロックを後退さ
せた状態で示す断面図。
【図13】同状態の一部を拡大して示す断面図。
【図14】同成形部を型閉じ状態で示す断面図。
【図15】同成形部を上型が上昇した状態で示す断面
図。
【図16】貫通孔を有しないスピーカーグリル部分の断
面図。
【図17】他の実施形態を示す断面図。
【図18】自動車のドアトリムの正面図。
【図19】スピーカーグリル部の一部を示す正面図。
【図20】スピーカーグリル部の一部を拡大して示す断
面図。
【図21】従来の製造装置を示す断面図。
【図22】同装置の成形後に上型を上昇させた状態を示
す断面図。
【図23】従来の遮音カバーを示す断面図。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 2a 下型本体 3 突起 4 突起 5 スライドブロック 6 油圧シリンダ(ブロック駆動手段) 7 樹脂供給通路(樹脂供給手段) 8 エジェクタピン 9 エジェクタプレート 12 リブ成形凹部 13 エア抜き孔 14 エア抜きピン 16 ドアトリム(樹脂成形品) 17 貫通孔のないスピーカーグリル部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に複数の貫通孔を有する樹脂成形品
    と、該貫通孔を有しない樹脂成形品とを選択的に製造す
    るための樹脂成形品製造装置であって、 樹脂成形品を成形するためのキャビティを形成する上型
    及び下型と、 上記貫通孔を成形するために上記上型の成形面の一部に
    形成された複数の突起と、 上記下型の本体に上記上型の複数の突起へ向かって進退
    するように設けられたスライドブロックと、 上記上型と下型とが開いた状態で溶融樹脂を上記下型の
    成形面に供給する樹脂供給手段と、 上記樹脂供給後の上型と下型との型閉じと樹脂硬化後の
    型開きとを行なう型駆動手段と、 上記貫通孔を有する樹脂成形品を製造するときには上記
    スライドブロックを上記型閉じ状態において上記上型の
    突起に接触するように位置付け、上記貫通孔を有しない
    樹脂成形品を製造するときには上記スライドブロックを
    上記型閉じ状態において上記上型の突起に接触しないよ
    うに上記接触位置よりも後退させるブロック駆動手段と
    を備えていることを特徴とする樹脂成形品の製造装置。
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