JPH11297951A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH11297951A
JPH11297951A JP10153822A JP15382298A JPH11297951A JP H11297951 A JPH11297951 A JP H11297951A JP 10153822 A JP10153822 A JP 10153822A JP 15382298 A JP15382298 A JP 15382298A JP H11297951 A JPH11297951 A JP H11297951A
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film
memory cell
bit line
integrated circuit
circuit device
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JP10153822A
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Inventor
Hiroshi Kawakami
博士 川上
Masayoshi Saito
政良 齊藤
Yoshitaka Nakamura
吉孝 中村
Keizo Kawakita
惠三 川北
Satoru Yamada
悟 山田
Toshihiro Sekiguchi
敏宏 関口
Yoshitaka Tadaki
▲芳▼▲隆▼ 只木
Takuya Fukuda
琢也 福田
Takafumi Tokunaga
尚文 徳永
Isamu Asano
勇 浅野
Makoto Yoshida
吉田  誠
Takeshi Tamaru
剛 田丸
Hidekazu Goshima
秀和 五嶋
Takahiro Kumauchi
隆宏 熊内
Tadashi Umezawa
唯史 梅澤
Haruhito Mitsuya
晴仁 三ッ谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルサイズが微細化されたDRAMに
おいて、ビット線の寄生容量の増大を防止することによ
って、情報蓄積用容量素子に蓄積された信号を高感度に
検出できるようにする。 【解決手段】 ビット線BLの幅を、フォトリソグラフ
ィの解像限界で決まる最小加工寸法よりも微細にするこ
とにより、隣接するビット線との間に形成される寄生容
量を低減する。ビット線BLの幅を微細化するには、オ
ゾンを用いたアッシングでフォトレジスト膜43を削る
ことによって、ビット線パターン43aの幅を最小加工
寸法よりも微細にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMのメモリセルは、半導体基板の
主面上にマトリクス状に配置された複数のワード線と複
数のビット線との交点に配置され、1個のメモリセル選
択用MISFETとこれに直列に接続された1個の情報
蓄積用容量素子(キャパシタ)とで構成されている。メ
モリセル選択用MISFETは、主としてゲート酸化膜
と、ワード線と一体に構成されたゲート電極と、ソース
およびドレインを構成する一対の半導体領域とによって
構成されている。ビット線は、メモリセル選択用MIS
FETの上部に配置され、ソース、ドレインの一方と電
気的に接続されている。情報蓄積用容量素子は、同じく
メモリセル選択用MISFETの上部に配置され、ソー
ス、ドレインの他方と電気的に接続されている。
【0003】上記のように、近年のDRAMは、メモリ
セルの微細化に伴う情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量の
減少を補うために、情報蓄積用容量素子をメモリセル選
択用MISFETの上方に配置する、いわゆるスタック
ド・キャパシタ構造を採用している。このスタックド・
キャパシタ構造を採用するDRAMには、大別してビッ
ト線の下方に情報蓄積用容量素子を配置するキャパシタ
・アンダー・ビットライン(Capacitor Under Bitline;
CUB)構造のものと、ビット線の上方に情報蓄積用容
量素子を配置するキャパシタ・オーバー・ビットライン
(Capacitor Over Bitline;COB)構造のものとがあ
る。前者については、特開平7−192723号公報、
特開平8−204144号公報に記載があり、後者につ
いては、特開平7−122654号公報、特開平7−1
06437号公報に記載がある。
【0004】上記した2種のスタックド・キャパシタ構
造のうち、ビット線の上方に情報蓄積用容量素子を配置
するCOB構造は、CUB構造に比べてメモリセルの微
細化に適している。これは、微細化された情報蓄積用容
量素子の蓄積電荷量を増やそうとすると、その構造を立
体化して表面積を増やす必要があるため、情報蓄積用容
量素子の上部にビット線を配置するCUB構造では、ビ
ット線とメモリセル選択用MISFETとを接続するコ
ンタクトホールのアスペクト比が極端に大きくなってし
まい、その開孔が困難になるからである。
【0005】また、64メガビット(Mbit)あるいは2
56メガビットといった最近の大容量DRAMは、情報
蓄積用容量素子を立体化して表面積を増やすだけでは蓄
積電荷量を確保することが困難になってきたことから、
容量素子の立体化と併せて容量絶縁膜をTa2 5 (酸
化タンタル)、(Ba,Sr)TiO3(チタン酸バリウ
ムストロンチウム;以下BSTと略す)、SrTiO
3(チタン酸ストロンチウム;STOと略す)といった高
誘電体材料で構成することが検討されている。容量絶縁
膜をこのような高誘電体材料で構成するDRAMについ
ては、例えば特開平1−222469号公報、特開平7
−66300号公報に記載がある。
【0006】さらに、上記した64〜256メガビット
DRAMにおいては、狭ピッチ化されたメモリセル選択
用MISFETのゲート電極のスペースにビット線と基
板とを接続するためのコンタクトホールを形成する際
に、ゲート電極の上部と側壁とを窒化シリコン膜で覆
い、酸化シリコン膜と窒化シリコン膜とのエッチング速
度差を利用してコンタクトホールをゲート電極のスペー
スに対して自己整合的に開孔するセルフアライン・コン
タクト(Self Align Contact;SAC)技術の採用や、
MISFETのソース、ドレインと配線とを接続するコ
ンタクトホールの微細化に伴う抵抗増大を抑制する対策
として、特に高速動作が要求されるセンスアンプやワー
ドドライバなどの周辺回路を構成するMISFETのソ
ース、ドレインの表面にTiSi2(チタンシリサイド)
やCoSi2(コバルトシリサイド)などの高融点金属シ
リサイド層を形成するシリサイデーション(Silicidatio
n)技術の採用が不可避になると考えられている。このシ
リサイデーション技術については、例えば特開平5−2
1796号公報、特開平6−29240号公報、特開平
8−181212号に記載がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、256メ
ガビット(Mbit)およびそれ以降の世代に対応できるD
RAMの構造とプロセスの開発とを進めている。
【0008】本発明者が開発中のDRAMは、チップサ
イズの増大に伴う信号遅延対策としてメモリセル選択用
MISFETのゲート電極(ワード線)と周辺回路のM
ISFETのゲート電極とをW(タングステン)などの
高融点金属を主体とする低抵抗の導電材料で構成し、基
板と配線とのコンタクト抵抗を低減する対策として周辺
回路を構成するMISFETのソース、ドレインの表面
に高融点金属シリサイド層を形成する。
【0009】また、このDRAMは、ビット線の信号遅
延対策としてビット線をWなどの高融点金属を主体とす
る低抵抗の導電材料で構成すると共に、配線の形成工程
を減らす対策としてビット線と周辺回路の第1層目の配
線とを同一工程で形成する。さらに、このDRAMは、
情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量を確保する対策とし
て、ビット線の上方に情報蓄積用容量素子を配置するC
OB構造を採用することによって容量素子の立体化を推
進すると共に、容量絶縁膜をTa2 5(酸化タンタル)
などの高誘電体材料で構成する。
【0010】上記のようなDRAMを製造するプロセス
の概要を簡単に説明すると、まず半導体基板の主面上に
堆積した高融点金属を主体とする低抵抗材料をパターニ
ングしてメモリセル選択用MISFETのゲート電極
(ワード線)と周辺回路のMISFETのゲート電極と
を形成した後、半導体基板に不純物をイオン打ち込みし
てこれらのMISFETのソース、ドレインを形成す
る。メモリセル選択用MISFETのゲート電極は、そ
れらの幅とスペース(ライン&スペース)がフォトリソ
グラフィの解像限界で決まる最小加工寸法となるように
形成する。
【0011】次に、これらのMISFETの上部を絶縁
膜で覆った後、まずメモリセル選択用MISFETのソ
ース、ドレインの上部の絶縁膜にコンタクトホールを形
成し、続いてこのコンタクトホールの内部に多結晶シリ
コンのプラグを埋め込む。このコンタクトホールは、酸
化シリコン膜と窒化シリコン膜とのエッチング速度差を
利用したセルフアライン・コンタクト(SAC)技術を
使って形成する。
【0012】次に、周辺回路のMISFETのゲート電
極およびソース、ドレインのそれぞれの上部の絶縁膜に
コンタクトホールを形成した後、これらのコンタクトホ
ールの内部を含む絶縁膜の上部にTi膜あるいはCo膜
などの高融点金属膜を薄く堆積し、続いて半導体基板を
熱処理してコンタクトホールの底部の基板(Si)と高
融点金属膜とを反応させることによって、コンタクトホ
ールの底部に高融点金属シリサイド層を形成する。
【0013】次に、周辺回路のコンタクトホールの内部
を含む絶縁膜の上部にWなどの高融点金属膜を主体とす
る配線材料を堆積した後、この配線材料と絶縁膜の表面
に残った未反応のTi膜とをパターニングすることによ
って、絶縁膜の上部にビット線と周辺回路の第1層目の
配線とを形成する。ビット線は、多結晶シリコンのプラ
グを埋め込んだ前記コンタクトホールを通じてメモリセ
ル選択用MISFETのソース、ドレインの一方と電気
的に接続され、周辺回路の第1層目の配線は、周辺回路
の前記コンタクトホールを通じて周辺回路のMISFE
Tのゲート電極、ソースまたはドレインのいずれかと電
気的に接続される。
【0014】次に、ビット線および周辺回路の第1層目
の配線のそれぞれの上部を層間絶縁膜で覆い、続いてこ
の層間絶縁膜にメモリセル選択用MISFETのソー
ス、ドレインの他方と情報蓄積用容量素子とを接続する
ためのスルーホールを形成した後、このスルーホールの
上部に堆積した多結晶シリコンなどの導電膜をパターニ
ングして立体的な構造を有する情報蓄積用容量素子の下
部電極を形成する。
【0015】次に、この下部電極の表面にTa2 5(酸
化タンタル)などの高誘電体膜を堆積した後、高温の熱
処理を行う。Ta2 5 、BST、STOなどの金属酸
化物からなる高誘電体膜は、それらに共通の性質とし
て、結晶欠陥の少ない高品質の膜を得るために成膜後に
800℃程度の高温熱処理を行う必要がある。また、一
旦高温熱処理を施した後は、膜質の劣化を防ぐために4
50℃程度以上の高温雰囲気に晒さないようにする必要
がある。
【0016】次に、高誘電体膜の上部にTiN膜などの
導電膜を堆積した後、この導電膜とその下層の高誘電体
膜とをパターニングして情報蓄積用容量素子の上部電極
と容量絶縁膜とを形成する。その後は設計仕様にも依る
が、通常は情報蓄積用容量素子の上層にAl(アルミニ
ウム)を主体とした金属配線を2層程度形成する。
【0017】ところが、本発明者が検討したところによ
ると、デザインルールが0. 25μm以下のDRAMに
上記のような製造プロセスを適用する場合には、次のよ
うな課題を解決しなければならない。
【0018】すなわち、ビット線の上方に情報蓄積用容
量素子を配置するCOB構造のDRAMは、メモリセル
選択用MISFETのソース、ドレインの一方と情報蓄
積用容量素子とを接続するためのスルーホールがビット
線とこれに隣接するビット線とのスペース領域に配置さ
れる。このとき、ビット線のピッチをフォトリソグラフ
ィの解像限界で決まる最小加工寸法の2倍程度とした場
合、ビット線の幅およびスペース(ライン&スペース)
は、それぞれ最小加工寸法と同程度(0. 25μm以
下)となる。しかし、このような微細なスペースに上記
したスルーホールを配置すると、ビット線とスルーホー
ルとのマスク合わせ余裕が確保できなくなるために、ス
ルーホールの内部に埋め込んだ導電膜とビット線とがシ
ョートしてしまう。
【0019】このような不具合を避ける対策としては、
例えば前述したセルフアライン・コンタクト(SAC)
技術の採用が考えられる。すなわち、ビット線の上部と
側壁とを窒化シリコン膜で覆い、この窒化シリコン膜と
スルーホールを開孔する領域の酸化シリコン膜とのエッ
チング速度差を利用してスルーホールをビット線のスペ
ースに対して自己整合的に開孔することにより、スルー
ホール内の導電膜とビット線とのショートを防止する。
【0020】ところが、ビット線の周囲を窒化シリコン
膜で被覆する上記のセルフアライン・コンタクト技術を
採用した場合には、窒化シリコンの誘電率が酸化シリコ
ンの2倍以上と高いために、ビット線の容量が大きくな
ってしまうという別の問題が生じる。
【0021】周知のように、情報蓄積用容量素子の容量
をCs、信号の蓄積電荷量をQsとし、センスアンプに
接続された部分を含むビット線の容量をCblとした場
合、信号の読み出し時に現れる読み出し電圧(Vs)
は、 Vs=Cs×Qs/(Cs+Cbl) となる。ここでCsおよびQsは与えられているものと
すると、ビット線の容量(Cbl)が大きくなる程読み
出し電圧(Vs)が小さくなり、検出できる信号レベル
が低下する。
【0022】0. 25μm以下のデザインルールで製造
されるDRAMは、メモリセルサイズが極めて微細にな
り、ビット線同士が狭いピッチで配置されるために、隣
接するビット線間に生じる寄生容量が無視できなくな
る。従って、ビット線の周囲を窒化シリコン膜で被覆す
るセルフアライン・コンタクト技術の採用は、ビット線
の容量をさらに増大させ、情報蓄積用容量素子に蓄積さ
れた信号の検出を一層困難にしてしまう。
【0023】本発明の目的は、メモリセルサイズが微細
化されたDRAMにおいて、ビット線の容量増大を防止
し、情報蓄積用容量素子に蓄積された信号を高感度に検
出することのできる技術を提供することにある。
【0024】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0026】本発明の半導体集積回路装置は、半導体基
板の主面上の第1領域に、ワード線と一体に構成された
ゲート電極を備えたメモリセル選択用MISFETが形
成され、前記メモリセル選択用MISFETを覆う第1
絶縁膜の上部に、前記メモリセル選択用MISFETの
ソース、ドレインの一方と電気的に接続されたビット線
が形成され、前記ビット線の上部に形成された第2絶縁
膜の上部に、前記メモリセル選択用MISFETのソー
ス、ドレインの他方と電気的に接続された情報蓄積用容
量素子が形成されたDRAMを有し、前記ビット線の幅
は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法未
満の寸法で構成されている。
【0027】本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、半導体基板の主面上の第1領域に、ワード線と一体
に構成されたゲート電極を備えたメモリセル選択用MI
SFETが形成され、前記メモリセル選択用MISFE
Tを覆う第1絶縁膜の上部に、前記メモリセル選択用M
ISFETのソース、ドレインの一方と電気的に接続さ
れたビット線が形成され、前記ビット線の上部に形成さ
れた第2絶縁膜の上部に、前記メモリセル選択用MIS
FETのソース、ドレインの他方と電気的に接続された
情報蓄積用容量素子が形成されたDRAMを有する半導
体集積回路装置の製造方法であって、以下の工程(a)
〜(d)を含んでいる。
【0028】(a)半導体基板の主面上にDRAMのメ
モリセルを構成するメモリセル選択用MISFETを形
成した後、前記メモリセル選択用MISFETの上部に
第1絶縁膜を堆積する工程、(b)前記第1絶縁膜の上
部に第1導電膜を堆積した後、前記第1導電膜の上部に
第1の幅、第1の間隔で配置されたビット線のパターン
を有する第1のフォトレジスト膜を形成する工程、
(c)前記第1のフォトレジスト膜をアッシングするこ
とによって、前記第1の幅よりも小さい第2の幅、前記
第1の間隔よりも大きい第2の間隔で配置されたビット
線パターンを有する第2のフォトレジスト膜を形成する
工程、(d)前記第2のフォトレジスト膜をマスクにし
て前記第1導電膜をエッチングする工程。
【0029】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、オゾンを含むガスを使用して前記第1のフォト
レジスト膜をアッシングする。
【0030】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板の主面上にワード線と一体に構成さ
れたゲート電極を備えたメモリセル選択用MISFET
が形成され、前記メモリセル選択用MISFETを覆う
第1絶縁膜の上部に、前記メモリセル選択用MISFE
Tのソース、ドレインの一方と電気的に接続された情報
蓄積用容量素子が形成されたメモリセルを有する半導体
集積回路装置の製造方法であって、(a)半導体基板の
主面上にメモリセルを構成するメモリセル選択用MIS
FETを形成した後、前記メモリセル選択用MISFE
Tの上部に第1絶縁膜を堆積する工程、(b)前記メモ
リセル選択用MISFETのソース、ドレインの一方の
上部に開孔パターンを有するフォトレジスト膜を前記第
1絶縁膜の上部に形成した後、オゾンを含むガスを使っ
たアッシングで前フォトレジスト膜をエッチングするこ
とによって、前記開孔パターンの内径を広くする工程、
(c)前記フォトレジスト膜をマスクにして前記第1絶
縁膜をエッチングすることによって、前記第1絶縁膜に
前記開孔パターンに対応する凹溝を形成する工程、
(d)前記凹溝の内壁に沿って形成した第1導電膜をパ
ターニングすることによって、前記情報蓄積用容量素子
の下部電極を形成する工程、を含んでいる。
【0031】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、以下の工程を含んでいる;(a)半導体基板の
主面上に第1導電膜を堆積した後、前記第1導電膜の上
部に第1のフォトレジスト膜を形成する工程、(b)前
記第1のフォトレジスト膜を露光、現像することによ
り、前記半導体基板の主面上の第1領域の前記第1のフ
ォトレジスト膜に第1ゲート電極パターンを形成する工
程、(c)オゾンを含むガスを使ったアッシングで前記
第1のフォトレジスト膜をエッチングすることによっ
て、前記第1ゲート電極パターンの幅を細くする工程、
(d)前記第1のフォトレジスト膜をマスクにして前記
第1導電膜をエッチングすることによって、前記第1領
域にその幅が最小加工寸法よりも微細で、かつ隣接する
第1ゲート電極とのスペースが前記幅よりも大きい第1
ゲート電極を形成する工程、(e)前記第1のフォトレ
ジスト膜を除去した後、前記半導体基板の主面上の第2
領域に第2ゲート電極パターンを有する第2のフォトレ
ジスト膜を形成する工程、(f)前記第2のフォトレジ
スト膜をマスクにして前記第1導電膜をエッチングする
ことによって、前記第2領域にその幅とスペースとがほ
ぼ等しい第2ゲート電極を形成する工程。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本実施の形態の
DRAMを形成した半導体チップの全体平面図である。
図示のように、単結晶シリコンからなる半導体チップ1
Aの主面には、X方向(半導体チップ1Aの長辺方向)
およびY方向(半導体チップ1Aの短辺方向)に沿って
多数のメモリアレイMARYがマトリクス状に配置され
ている。X方向に沿って互いに隣接するメモリアレイM
ARYの間にはセンスアンプSAが配置されている。半
導体チップ1Aの主面の中央部には、ワードドライバW
D、データ線選択回路などの制御回路や、入出力回路、
ボンディングパッドなどが配置されている。
【0034】図2は、上記DRAMの等価回路図であ
る。図示のように、このDRAMのメモリアレイ(MA
RY)は、マトリクス状に配置された複数のワード線W
L(WLn-1 、WLn 、WLn+1 …)と複数のビット線
BLおよびそれらの交点に配置された複数のメモリセル
(MC)によって構成されている。1ビットの情報を記
憶する1個のメモリセルは、1個の情報蓄積用容量素子
Cとこれに直列に接続された1個のメモリセル選択用M
ISFETQsとで構成されている。メモリセル選択用
MISFETQsのソース、ドレインの一方は、情報蓄
積用容量素子Cと電気的に接続され、他方はビット線B
Lと電気的に接続されている。ワード線WLの一端は、
ワードドライバWDに接続され、ビット線BLの一端
は、センスアンプSAに接続されている。
【0035】図3は、DRAMのメモリアレイと周辺回
路のそれぞれの一部を示す半導体基板の要部断面図、図
4は、メモリアレイの一部を示す半導体基板の概略平面
図、図5の左側部分は、図4のA−A' 線に沿った断面
図、同図の右側部分は、同じくB−B' 線に沿った断面
図である。である。なお、図4は、メモリセルを構成す
る導電層(プレート電極を除く)のみを示し、導電層間
の絶縁膜やメモリセルの上部に形成される配線の図示は
省略してある。
【0036】DRAMのメモリセルは、p型の単結晶シ
リコンからなる半導体基板1の主面に形成されたp型ウ
エル2に形成されている。メモリセルが形成された領域
(メモリアレイ)のp型ウエル2は、半導体基板1の他
の領域に形成された入出力回路などからノイズが侵入す
るのを防ぐために、その下部に形成されたn型半導体領
域3によって半導体基板1と電気的に分離されている。
【0037】メモリセルは、メモリセル選択用MISF
ETQsの上部に情報蓄積用容量素子Cを配置したスタ
ックド構造で構成されており、その平面寸法は、X方向
(図4の左右方向)が0. 44μm、Y方向(図4の上
下方向)が0. 46μmである。なお、上記したメモリ
セルの寸法および以下に記載するメモリセルの各構成要
素の寸法は例示的なものであって、本発明を限定するた
めのものではない。
【0038】メモリセルのメモリセル選択用MISFE
TQsはnチャネル型で構成され、p型ウエル2の活性
領域Lに形成されている。図4に示すように、活性領域
Lは、X方向に沿って真っ直ぐに延在する細長い島状の
パターンで構成されており、その寸法はX方向が1. 1
0μm、Y方向が0. 24μmである。それぞれの活性
領域Lには、ソース、ドレインの一方(n型半導体領域
9)を互いに共有するメモリセル選択用MISFETQ
sがX方向に隣接して2個形成されている。
【0039】活性領域Lを囲む素子分離領域は、p型ウ
エル2に開孔した浅い溝に酸化シリコン膜5を埋め込ん
で形成した素子分離溝6によって構成されている。この
素子分離溝6に埋め込まれた酸化シリコン膜5は、その
表面が活性領域Lの表面とほぼ同じ高さになるように平
坦化されている。このような素子分離溝6によって構成
された素子分離領域は、活性領域Lの端部にバーズビー
ク(bird's beak) ができないので、LOCOS(選択酸
化)法で形成された同一寸法の素子分離領域(フィール
ド酸化膜)に比べて実効的な面積が大きくなる。
【0040】メモリセル選択用MISFETQsは、主
としてゲート酸化膜7、ゲート電極8Aおよびソース、
ドレインを構成する一対のn型半導体領域9、9によっ
て構成されている。メモリセル選択用MISFETQs
のゲート電極8Aはワード線WLと一体に構成されてお
り、同一の幅、同一のスペースでY方向に沿って直線的
に延在している。ゲート電極8A(ワード線WL)の幅
すなわちゲート長と、隣接する2本のゲート電極8A
(ワード線WL)のスペースとは、いずれもフォトリソ
グラフィの解像限界で決まる最小加工寸法と同程度(例
えば0. 22μm)である。ゲート電極8A(ワード線
WL)は、例えばP(リン)などのn型不純物がドープ
された低抵抗多結晶シリコン膜と、その上部に形成され
たWN(タングステンナイトライド)膜などからなるバ
リアメタル層と、その上部に形成されたW(タングステ
ン)膜などの高融点金属膜とで構成されたポリメタル構
造を有している。ポリメタル構造のゲート電極8A(ワ
ード線WL)は、多結晶シリコン膜やポリサイド膜で構
成されたゲート電極に比べて電気抵抗が低いので、ワー
ド線の信号遅延を低減することができる。
【0041】DRAMの周辺回路は、nチャネル型MI
SFETQnとpチャネル型MISFETQpとで構成
されている。nチャネル型MISFETQnはp型ウエ
ル2に形成され、主としてゲート酸化膜7、ゲート電極
8Bおよびソース、ドレインを構成する一対のn+ 型半
導体領域10、10によって構成されている。また、p
チャネル型MISFETQpはn型ウエル4に形成さ
れ、主としてゲート酸化膜7、ゲート電極8Cおよびソ
ース、ドレインを構成する一対のp+ 型半導体領域1
1、11によって構成されている。ゲート電極8B、8
Cは、ゲート電極8A(ワード線WL)と同じポリメタ
ル構造で構成されている。周辺回路を構成するnチャネ
ル型MISFETQnとpチャネル型MISFETQp
は、メモリセルよりも緩いデザインルールで製造されて
おり、ゲート電極8B、8Cのゲート長は、例えば0.
32μmである。
【0042】メモリセル選択用MISFETQsのゲー
ト電極8A(ワード線WL)の上部には窒化シリコン膜
12が形成されており、この窒化シリコン膜12の上部
および側壁とゲート電極8A(ワード線WL)の側壁と
には窒化シリコン膜13が形成されている。また、周辺
回路のMISFETのゲート電極8B、8Cのそれぞれ
の上部には窒化シリコン膜12が形成されており、ゲー
ト電極8B、8Cのそれぞれの側壁には、窒化シリコン
膜13で構成されたサイドウォールスペーサ13sが形
成されている。
【0043】メモリアレイの窒化シリコン膜12と窒化
シリコン膜13は、後述するように、メモリセル選択用
MISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領域
9、9)の上部にセルフアライン(自己整合)でコンタ
クトホールを形成する際のエッチングストッパとして使
用される。また、周辺回路のサイドウォールスペーサ1
3sは、nチャネル型MISFETQnのソース、ドレ
インとpチャネル型MISFETQpのソース、ドレイ
ンをLDD(Lightly Doped Drain) 構造にするために使
用される。
【0044】メモリセル選択用MISFETQs、nチ
ャネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISF
ETQpのそれぞれの上部にはSOG膜16が形成され
ている。また、このSOG膜16のさらに上部には2層
の酸化シリコン膜17、18が形成されており、上層の
酸化シリコン膜18は、その表面が半導体基板1の全域
でほぼ同じ高さになるように平坦化されている。
【0045】メモリセル選択用MISFETQsのソー
ス、ドレインを構成する一対のn型半導体領域9、9の
上部には、酸化シリコン膜18、17およびSOG膜1
6を貫通するコンタクトホール19、20が形成されて
いる。これらのコンタクトホール19、20の内部に
は、n型不純物(例えばP(リン))をドープした低抵
抗の多結晶シリコン膜で構成されたプラグ21が埋め込
まれている。
【0046】コンタクトホール19、20のそれぞれの
底部のX方向の径は、対向する2本のゲート電極8A
(ワード線WL)の一方の側壁の窒化シリコン膜13と
他方の側壁の窒化シリコン膜13とのスペースによって
規定されている。すなわち、コンタクトホール19、2
0は、ゲート電極8A(ワード線WL)のスペースに対
してセルフアラインで形成されている。
【0047】一対のコンタクトホール19、20のう
ち、一方のコンタクトホール20のY方向の径は、活性
領域LのY方向の寸法とほぼ同じである。これに対し
て、もう一方のコンタクトホール19(2個のメモリセ
ル選択用MISFETQsによって共有されたn型半導
体領域9上のコンタクトホール)のY方向の径は、活性
領域LのY方向の寸法よりも大きい。すなわち、コンタ
クトホール19は、Y方向の径がX方向の(上端部の)
径よりも大きい略長方形の平面パターンで構成されてお
り、その一部は活性領域Lから外れて素子分離溝6上に
延在している。コンタクトホール19をこのようなパタ
ーンで構成することにより、コンタクトホール19を介
してビット線BLとn型半導体領域9とを電気的に接続
する際に、ビット線BLの幅を一部で太くして活性領域
Lの上部まで延在したり、活性領域Lの一部をビット線
BL方向に延在したりしなくともよいので、メモリセル
サイズを縮小することが可能となる。
【0048】酸化シリコン膜18の上部には酸化シリコ
ン膜28が形成されている。コンタクトホール19の上
部の酸化シリコン膜28にはスルーホール22が形成さ
れており、その内部には下層から順にTi膜、TiN
膜、W膜を積層した導電膜からなるプラグ35が埋め込
まれている。また、このプラグ35とスルーホール22
の下部のコンタクトホール19に埋め込まれたプラグ2
1との界面には、プラグ35の一部を構成するTi膜と
プラグ21を構成する多結晶シリコン膜との反応によっ
て生じたTiSi2 (チタンシリサイド)層37が形成
されている。スルーホール22は、活性領域Lから外れ
た素子分離溝6の上方に配置されている。
【0049】酸化シリコン膜28の上部にはビット線B
Lが形成されている。ビット線BLは素子分離溝6の上
方に配置されており、同一の幅、同一のスペースでX方
向に沿って直線的に延在している。隣接する2本のビッ
ト線BLのピッチは、メモリセルのY方向の寸法(=
0. 46μm)と同じである。ビット線BLはW膜で構
成されており、酸化シリコン膜28に形成されたスルー
ホール22およびその下部の絶縁膜(酸化シリコン膜2
8、18、17、SOG膜16およびゲート酸化膜7)
に形成されたコンタクトホール19を通じてメモリセル
選択用MISFETQsのソース、ドレインの一方(2
個のメモリセル選択用MISFETQsによって共有さ
れたn型半導体領域9)と電気的に接続されている。
【0050】ビット線BLは、隣接するビット線BLと
の間に形成される寄生容量をできるだけ低減するため
に、そのスペースを可能な限り広くしてある。ビット線
BLのスペースは、例えば0. 34μmである。この場
合、ビット線BLの幅は、フォトリソグラフィの解像限
界で決まる最小加工寸法よりも微細な0. 12μm(=
0. 46−0. 34)となる。つまり、ビット線BLの
間隔は、ワード線WLの幅および間隔よりも大きく、ビ
ット線BLの幅は、ワード線WLの幅および間隔よりも
小さい。ビット線BLを最小加工寸法よりも微細な幅で
形成する方法については後述する。
【0051】ビット線BLのスペースを広くして寄生容
量を低減することにより、メモリセルサイズを縮小した
場合でも、情報蓄積用容量素子Cに蓄積された電荷(情
報)を読み出すときの信号電圧を大きくすることができ
る。また、ビット線BLのスペースを広くすることによ
り、後述するビット線BLのスペース領域に形成される
スルーホール(情報蓄積用容量素子Cとコンタクトホー
ル20とを接続するスルーホール)48の開孔マージン
を十分に確保できるようになるので、メモリセルサイズ
を縮小した場合でも、ビット線BLとスルーホール48
内の導体層とのショートを確実に防止することができ
る。
【0052】さらに、ビット線BLを金属(W)で構成
することにより、そのシート抵抗を2Ω/□程度にまで
低減できるので、情報の読み出し、書き込みを高速で行
うことができる。また、ビット線BLと後述する周辺回
路の配線23〜26とを同一の工程で同時に形成するこ
とができるので、DRAMの製造工程を簡略化すること
ができる。また、ビット線BLを耐熱性およびエレクト
ロマイグレーション耐性の高い金属(W)で構成するこ
とにより、ビット線BLの幅をフォトリソグラフィの解
像限界以下まで微細化した場合でも、断線を確実に防止
することができる。
【0053】周辺回路の酸化シリコン膜28の上部には
第1層目の配線23〜26が形成されている。これらの
配線23〜26はビット線BLと同じ導電材料(W)で
構成されており、後述するようにビット線BLを形成す
る工程で同時に形成される。配線23〜26は、酸化シ
リコン膜28、18、17およびSOG膜16に形成さ
れたコンタクトホール30〜34を通じて周辺回路のM
ISFET(nチャネル型MISFETQn、pチャネ
ル型MISFETQp)と電気的に接続されている。
【0054】周辺回路のMISFETと配線23〜26
とを接続するコンタクトホール30〜34の内部には、
下層から順にTi膜、TiN膜、W膜を積層した導電膜
からなるプラグ35が埋め込まれている。また、これら
のコンタクトホール30〜34のうち、周辺回路のMI
SFETのソース、ドレイン(n+ 型半導体領域10お
よびp+ 型半導体領域11)の上部に形成されたコンタ
クトホール(30〜33)の底部には、プラグ35の一
部を構成するTi膜と半導体基板1(Si)との反応に
よって生じたTiSi2 層37が形成されており、これ
によってプラグ35とソース、ドレイン(n+ 型半導体
領域10およびp+ 型半導体領域11)とのコンタクト
抵抗が低減されている。
【0055】ビット線BLと第1層目の配線23〜26
のそれぞれの上部には酸化シリコン膜38が形成されて
おり、この酸化シリコン膜38のさらに上部にはSOG
膜39が形成されている。SOG膜39は、その表面が
半導体基板1の全域でほぼ同じ高さになるように平坦化
されている。
【0056】メモリアレイのSOG膜39の上部には窒
化シリコン膜44が形成されており、この窒化シリコン
44のさらに上部には情報蓄積用容量素子Cが形成され
ている。情報蓄積用容量素子Cは、下部電極(蓄積電
極)45と上部電極(プレート電極)47とそれらの間
に設けられたTa2 5 (酸化タンタル)膜46とによ
って構成されている。下部電極45は、例えばP(リ
ン)がドープされた低抵抗多結晶シリコン膜からなり、
上部電極47は、例えばTiN膜からなる。
【0057】情報蓄積用容量素子Cの下部電極45は、
図4のX方向に沿って真っ直ぐに延在する細長いパター
ンで構成され、その寸法は、例えばX方向が0. 77μ
m、Y方向が0. 31μmである。下部電極45は、窒
化シリコン膜44、SOG膜39およびその下層の酸化
シリコン膜38、28を貫通するスルーホール48内に
埋め込まれたプラグ49を通じてコンタクトホール20
内のプラグ21と電気的に接続され、さらにこのプラグ
21を介してメモリセル選択用MISFETQsのソー
ス、ドレインの他方(n型半導体領域9)と電気的に接
続されている。下部電極45とコンタクトホール20と
の間に形成されたスルーホール48は、ビット線BLま
たはその下部のプラグ35とのショートを確実に防止す
るために、最小加工寸法よりも微細な径(例えば0. 1
4μm)で構成されている。このスルーホール48内に
埋め込まれたプラグ49は、例えばP(リン)がドープ
された低抵抗多結晶シリコン膜で構成されている。
【0058】周辺回路のSOG膜39の上部には、情報
蓄積用容量素子Cの下部電極45とほぼ同じ高さの厚い
膜厚を有する酸化シリコン膜50が形成されている。周
辺回路の酸化シリコン膜50をこのような厚い膜厚で形
成することによって、情報蓄積用容量素子Cの上部に形
成される層間絶縁膜56の表面がメモリアレイと周辺回
路とでほぼ同じ高さになる。
【0059】情報蓄積用容量素子Cの上部には層間絶縁
膜56が形成され、さらにその上部には第2層目の配線
52、53が形成されている。層間絶縁膜56は、酸化
シリコン膜で構成されており、第2層目の配線52、5
3は、Al(アルミニウム)を主体とする導電膜で構成
されている。周辺回路に形成された第2層目の配線53
は、その下層の絶縁膜(層間絶縁膜56、酸化シリコン
膜50、SOG膜39、酸化シリコン膜38)に形成さ
れたスルーホール54を通じて第1層目の配線26と電
気的に接続されている。このスルーホール54の内部に
は、例えばTi膜、TiN膜およびW膜からなるプラグ
55が埋め込まれている。
【0060】第2層目の配線52、53の上部には第2
の層間絶縁膜63が形成され、さらにその上部には第3
層目の配線57、58、59が形成されている。層間絶
縁膜63は、酸化シリコン系の絶縁膜(例えば酸化シリ
コン膜とSOG膜と酸化シリコン膜とからなる3層の絶
縁膜)で構成されており、第3層目の配線57、58、
59は、第2層目の配線52、53と同じく、Alを主
体とする導電膜で構成されている。
【0061】第3層目の配線58は、その下層の層間絶
縁膜63、56に形成されたスルーホール60を通じて
情報蓄積用容量素子Cの上部電極47と電気的に接続さ
れており、周辺回路の第3層目の配線59は、その下層
の層間絶縁膜63に形成されたスルーホール61を通じ
て第2層目の配線53と電気的に接続されている。これ
らのスルーホール60、61の内部には、例えばTi
膜、TiN膜およびW膜からなるプラグ62が埋め込ま
れている。
【0062】次に、上記のように構成されたDRAMの
製造方法の一例を図6〜図60を用いて工程順に説明す
る。
【0063】まず、図6に示すように、p型で比抵抗が
10Ωcm程度の単結晶シリコンからなる半導体基板1の
主面の素子分離領域に素子分離溝6を形成する。素子分
離溝6は、半導体基板1の表面をエッチングして深さ3
00〜400nm程度の溝を形成し、次いでこの溝の内部
を含む半導体基板1上にCVD法で酸化シリコン膜5を
堆積した後、この酸化シリコン膜5を化学的機械研磨(C
hemical Mechanical Polishing; CMP) 法でポリッシ
ュバックして形成する。酸化シリコン膜5は、その表面
が活性領域の表面とほぼ同じ高さになるように平坦化す
る。この素子分離溝6を形成することにより、図7に示
すように、メモリセルを形成する領域(メモリアレイ)
には素子分離溝6で囲まれた細長い島状のパターンを有
する活性領域Lが同時に形成される。また、周辺回路を
形成する領域にも素子分離溝6で囲まれた図示しない活
性領域が同時に形成される。
【0064】次に、図8に示すように、メモリアレイの
半導体基板1にn型不純物、例えばP(リン)をイオン
打ち込みしてn型半導体領域3を形成した後、メモリア
レイと周辺回路の一部(nチャネル型MISFETQn
を形成する領域)とにp型不純物、例えばB(ホウ素)
をイオン打ち込みしてp型ウエル2を形成し、周辺回路
の他の一部(pチャネル型MISFETQpを形成する
領域)にn型不純物、例えばP(リン)をイオン打ち込
みしてn型ウエル4を形成する。
【0065】続いて、MISFETのしきい値電圧を調
整するための不純物、例えばBF2( フッ化ホウ素)を
p型ウエル2およびn型ウエル4にイオン打ち込みし、
次いでp型ウエル2およびn型ウエル4のそれぞれの表
面をHF(フッ酸)系の洗浄液で洗浄した後、半導体基
板1をウェット酸化してp型ウエル2およびn型ウエル
4のそれぞれの表面に膜厚7nm程度の清浄なゲート酸化
膜7を形成する。
【0066】次に、図9および図10に示すように、ゲ
ート酸化膜7の上部にゲート電極8A(ワード線WL)
およびゲート電極8B、8Cを形成する。ゲート電極8
A(ワード線WL)およびゲート電極8B、8Cは、例
えばP(リン)などのn型不純物をドープした膜厚70
nm程度の多結晶シリコン膜を半導体基板1上にCVD法
で堆積し、次いでその上部に膜厚5nm程度のWN(タン
グステンナイトライド)膜と膜厚100nm程度のW膜と
をスパッタリング法で堆積し、さらにその上部に膜厚2
00nm程度の窒化シリコン膜12をCVD法で堆積した
後、フォトレジスト膜をマスクにしてこれらの膜をパタ
ーニングすることにより形成する。WN膜は、高温熱処
理時にW膜と多結晶シリコン膜とが反応して両者の界面
に高抵抗のシリサイド層が形成されるのを防止するバリ
ア層として機能する。バリア層には、WN膜高融点金属
窒化膜、例えばTiN(チタンナイトライド)膜を使用
することもできる。高融点金属膜と多結晶シリコン膜と
を主体として構成されるポリメタル構造のゲート電極8
A(ワード線WL)は、多結晶シリコン膜やポリサイド
膜(高融点金属シリサイド膜と多結晶シリコン膜との積
層膜)で構成されたゲート電極に比べて電気抵抗が低い
ので、ワード線の信号遅延を低減することができる。メ
モリセル選択用MISFETQsのゲート電極8A(ワ
ード線WL)は、例えば波長248nmのKrFエキシマ
レーザを光源に用いた露光技術と位相シフト技術とを用
い、幅とスペースがそれぞれ0. 22μm程度となるよ
うに形成する。
【0067】次に、図11に示すように、n型ウエル4
にp型不純物、例えばB(ホウ素)をイオン打ち込みし
てゲート電極8Cの両側のn型ウエル4にp- 型半導体
領域15を形成する。また、p型ウエル2にn型不純
物、例えばP(リン)をイオン打ち込みしてゲート電極
8Aの両側のp型ウエル2にn- 型半導体領域9aを形
成し、ゲート電極8Bの両側のp型ウエル2にn- 型半
導体領域14を形成する。ここまでの工程により、メモ
リセル選択用MISFETQsが略完成する。
【0068】次に、図12に示すように、半導体基板1
上にCVD法で膜厚50nm程度の窒化シリコン膜13を
堆積した後、メモリアレイの窒化シリコン膜13をフォ
トレジスト膜(図示せず)で覆い、周辺回路の窒化シリ
コン膜13を異方性エッチングすることにより、周辺回
路のゲート電極8B、8Cの側壁にサイドウォールスペ
ーサ13sを形成する。このエッチングは、素子分離溝
6に埋め込まれた酸化シリコン膜5とゲート酸化膜7の
削れ量を最少とするために、窒化シリコン膜13を高い
選択比でエッチングするガスを使用して行う。また、ゲ
ート電極8B、8C上の窒化シリコン膜12の削れ量を
最少とするために、オーバーエッチング量を必要最小限
に留めるようにする。
【0069】次に、図13に示すように、周辺回路のn
型ウエル4にp型不純物、例えばB(ホウ素)をイオン
打ち込みしてpチャネル型MISFETQpのp+ 型半
導体領域11(ソース、ドレイン)を形成し、周辺回路
のp型ウエル2にn型不純物、例えばAs(ヒ素)をイ
オン打ち込みしてnチャネル型MISFETQnのn+
型半導体領域10(ソース、ドレイン)を形成する。こ
こまでの工程により、LDD構造を備えたpチャネル型
MISFETQpおよびnチャネル型MISFETQn
が略完成する。
【0070】次に、図14に示すように、半導体基板1
上に膜厚300nm程度のSOG膜16をスピン塗布し、
水蒸気を含む400℃程度の酸素雰囲気中でベーク処理
を行った後、さらに800℃、1分程度の熱処理を行っ
てこのSOG膜16をデンシファイ(緻密化)する。S
OG膜16には、例えばポリシラザン系の無機SOGを
使用する。
【0071】SOG膜16は、BPSG膜などのグラス
フロー膜に比べてリフロー性が高く、微細なスペースの
ギャップフィル性に優れているので、フォトリソグラフ
ィの解像限界程度まで微細化されたゲート電極8A(ワ
ード線WL)のスペースに埋め込んでもボイドが生じる
ことがない。また、SOG膜16は、BPSG膜などで
必要とされる高温、長時間の熱処理を行わなくとも高い
リフロー性が得られるので、メモリセル選択用MISF
ETQsのソース、ドレインや周辺回路のMISFET
(nチャネル型MISFETQn、pチャネル型MIS
FETQp)のソース、ドレインに打ち込まれた不純物
の熱拡散を抑制して浅接合化を図ることができると共
に、熱処理時にゲート電極8A(ワード線WL)および
ゲート電極8B、8Cを構成するメタル(W膜)が酸化
するのを抑制できるので、メモリセル選択用MISFE
TQsおよび周辺回路のMISFETの高性能化を実現
することができる。
【0072】次に、図15に示すように、SOG膜16
の上部に膜厚600nm程度の酸化シリコン膜17を堆積
し、次いでこの酸化シリコン膜17をCMP法で研磨し
てその表面を平坦化した後、その上部に膜厚100nm程
度の酸化シリコン膜18を堆積する。上層の酸化シリコ
ン膜18は、CMP法で研磨されたときに生じた下層の
酸化シリコン膜17の表面の微細な傷を補修するために
堆積する。
【0073】次に、図16に示すように、フォトレジス
ト膜27をマスクにしたドライエッチングでメモリセル
選択用MISFETQsのn- 型半導体領域(ソース、
ドレイン)9aの上部の酸化シリコン膜18、17を除
去する。このエッチングは、酸化シリコン膜17の下層
の窒化シリコン膜13が除去されるのを防ぐために、酸
化シリコン膜17を高い選択比でエッチングするガスを
使用して行う。
【0074】続いて、図17に示すように、上記フォト
レジスト膜27をマスクにしたドライエッチングでn-
型半導体領域(ソース、ドレイン)9aの上部の窒化シ
リコン膜13を除去し、次いでその下層の薄いゲート酸
化膜7を除去することにより、n- 型半導体領域(ソー
ス、ドレイン)9aの一方の上部にコンタクトホール1
9を形成し、他方の上部にコンタクトホール20を形成
する。コンタクトホール20は、X方向およびY方向の
それぞれの径が0. 24μm程度となるように形成す
る。また、もう一方のコンタクトホール19(2個のメ
モリセル選択用MISFETQsによって共有されたn
型半導体領域9上のコンタクトホール)は、図18およ
び図19に示すように、X方向の径が0. 24μm程
度、Y方向の径が0. 46μm程度となるような細長い
パターンで形成する。
【0075】窒化シリコン膜13のエッチングは、半導
体基板1や素子分離溝6の削れ量を最小とするために、
窒化シリコン膜13を高い選択比でエッチングするガス
を使用して行う。また、このエッチングは、窒化シリコ
ン膜13を異方的にエッチングするような条件で行い、
ゲート電極8A(ワード線WL)の側壁に窒化シリコン
膜13を残すようにする。これにより、底部の径(X方
向の径)がフォトリソグラフィの解像限界以下の微細な
コンタクトホール19、20をゲート電極8A(ワード
線WL)のスペースに対して自己整合で形成することが
できる。
【0076】次に、フォトレジスト膜27を除去した
後、フッ酸系のエッチング液(例えばフッ酸+フッ化ア
ンモニウム混液)を使って、コンタクトホール19、2
0の底部に露出した半導体基板1の表面を洗浄し、ドラ
イエッチング残渣やフォトレジスト残渣などを除去す
る。このときコンタクトホール19、20の側壁に露出
したSOG膜16もエッチング液に曝されるが、800
℃程度の高温でデンシファイ(緻密化)したSOG膜1
6は、このデンシファイ処理を行わないSOG膜に比べ
てフッ酸系のエッチング液に対する耐性が高いので、こ
のウェットエッチング処理によってコンタクトホール1
9、20の側壁が大きくアンダーカットされることはな
い。これにより、次の工程でコンタクトホール19、2
0の内部に埋め込まれるプラグ21同士のショートを確
実に防止することができる。
【0077】また、上記コンタクトホール19、20を
形成した後、このコンタクトホール19、20を通じて
p型ウエル2にn型不純物(例えばリン)をイオン打ち
込みすることによって、メモリセル選択用MISFET
Qsのソース、ドレインよりも深い領域のp型ウエル2
にn型半導体層を形成してもよい。このn型半導体層
は、ソース、ドレインの端部に集中する電界を緩和する
効果があるので、ソース、ドレインの端部のリーク電流
を低減してメモリセルのリフレッシュ特性を向上させる
ことができる。
【0078】次に、図20および図21に示すように、
コンタクトホール19、20の内部にプラグ21を形成
する。プラグ21は、酸化シリコン膜18の上部にn型
不純物(例えばAs(ヒ素))をドープした膜厚300
nm程度の多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、こ
の多結晶シリコン膜をCMP法で研磨してコンタクトホ
ール19、20の内部に残すことにより形成する。
【0079】続いて、図22および図23に示すよう
に、酸化シリコン膜18の上部に膜厚200nm程度の酸
化シリコン膜28をCVD法で堆積した後、窒素ガス雰
囲気中で800℃、1分程度の熱処理を行う。この熱処
理によって、プラグ21を構成する多結晶シリコン膜中
のn型不純物がコンタクトホール19、20の底部から
メモリセル選択用MISFETQsのn- 型半導体領域
9aに拡散し、低抵抗のn型半導体領域(ソース、ドレ
イン)9が形成される。
【0080】次に、図24および図25に示すように、
フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにしたドライエ
ッチングでコンタクトホール19の上部の酸化シリコン
膜28を除去することにより、直径0. 24μm程度の
スルーホール22を形成する。このスルーホール22
は、活性領域Lから外れた素子分離溝6の上方に配置す
る。
【0081】次に、図26に示すように、フォトレジス
ト膜(図示せず)をマスクにしたドライエッチングで周
辺回路の酸化シリコン膜28、18、17、SOG膜1
6およびゲート酸化膜7を除去することによって、nチ
ャネル型MISFETQnのn+ 型半導体領域10(ソ
ース、ドレイン)の上部にコンタクトホール30、31
を形成し、pチャネル型MISFETQpのp+ 型半導
体領域11(ソース、ドレイン)の上部にコンタクトホ
ール32、33を形成する。またこのとき同時に、pチ
ャネル型MISFETQpのゲート電極8Cの上部にコ
ンタクトホール34を形成し、nチャネル型MISFE
TQnのゲート電極8Bの上部に図示しないコンタクト
ホールを形成する。
【0082】上記のように、スルーホール22を形成す
るエッチングとコンタクトホール30〜34を形成する
エッチングとを別工程で行うことにより、周辺回路の深
いコンタクトホール30〜34を形成する際にメモリア
レイの浅いスルーホール22の底部に露出したプラグ2
1が深く削れる不具合を防ぐことができる。なお、スル
ーホール22の形成とコンタクトホール30〜34の形
成は、上記と逆の順序で行ってもよい。
【0083】次に、図27に示すように、コンタクトホ
ール30〜34とスルーホール22の内部を含む酸化シ
リコン膜28の上部に膜厚40nm程度のTi膜36を堆
積する。Ti膜36は、アスペクト比が大きいコンタク
トホール30〜34の底部でも10nm程度以上の膜厚を
確保できるよう、コリメーションスパッタなどの高指向
性スパッタリング法を用いて堆積する。
【0084】続いて、Ti膜36を大気に晒すことな
く、Ar(アルゴン)ガス雰囲気中で650℃、30秒
程度の熱処理を行い、さらに窒素ガス雰囲気中で750
℃、1分程度の熱処理を行う。この熱処理によって図2
8に示すように、コンタクトホール30〜33の底部の
Si基板とTi膜36とが反応し、nチャネル型MIS
FETQnのn+ 型半導体領域10(ソース、ドレイ
ン)の表面とpチャネル型MISFETQpのp+ 型半
導体領域11(ソース、ドレイン)の表面とに膜厚10
nm程度のTiSi2 層37が形成される。また、上記窒
素ガス雰囲気中での熱処理によって、コンタクトホール
30〜34の側壁に堆積した薄いTi膜36の表面が窒
化され、Siと反応し難い安定な膜となる。
【0085】なおこのとき、酸化シリコン膜28の上部
のTi膜36の表面も窒化されるが、表面以外の部分は
窒化されずに未反応のまま残る。また、スルーホール2
2の底部のプラグ21の表面には、プラグ21を構成す
る多結晶シリコン膜とTi膜36との反応によってTi
Si2 層37が形成される。
【0086】コンタクトホール30〜33の底部にTi
Si2 層37を形成することにより、次の工程でコンタ
クトホール30〜33の内部に形成されるプラグ35
と、周辺回路のMISFETのソース、ドレイン(n+
型半導体領域10、p+ 型半導体領域11)とが接触す
る部分のコンタクト抵抗を1kΩ以下まで低減すること
ができるので、センスアンプSAやワードドライバWD
などの周辺回路の高速動作が可能となる。コンタクトホ
ール30〜33の底部のシリサイド層は、TiSi2
外の高融点金属シリサイド、例えばCoSi2 (コバル
トシリサイド)、TaSi2 (タンタルシリサイド)、
MoSi2 (モリブデンシリサイド)などで構成するこ
ともできる。
【0087】次に、図29に示すように、Ti膜36の
上部に膜厚30nm程度のTiN膜40をCVD法で堆積
する。CVD法は、スパッタリング法に比べてステップ
カバレージがよいので、アスペクト比が大きいコンタク
トホール30〜34の底部に平坦部と同程度の膜厚のT
iN膜40を堆積することができる。続いて、六フッ化
タングステン(WF6 )、水素およびモノシラン(Si
4 )をソースガスに用いたCVD法でTiN膜40の
上部に膜厚300nm程度の厚いW膜41を堆積し、コン
タクトホール30〜34およびスルーホール22のそれ
ぞれの内部をW膜41で完全に埋め込む。
【0088】このとき、TiSi2 層37を形成した直
後に未反応のTi膜36をエッチング液で除去すると、
pチャネル型MISFETQpのゲート電極8Cの上部
に形成されたコンタクトホール34の内部や、nチャネ
ル型MISFETQnのゲート電極8Bの上部に形成さ
れた図示しないコンタクトホールの内部にもエッチング
液が浸入し、ポリメタル構造で構成されたゲート電極8
B、8Cの表面(W膜)がエッチングされてしまう。こ
れを防止するために、本実施の形態では、コンタクトホ
ール30〜33の底部にTiSi2 層37を形成した
後、酸化シリコン膜28の上部やコンタクトホール30
〜34の内部に残った未反応のTi膜36を残したま
ま、その上部にTiN膜40およびW膜41を堆積す
る。
【0089】次に、図30および図31に示すように、
CMP法を用いて酸化シリコン膜28の上部のW膜4
1、TiN膜40およびTi膜36を除去(ポリッシュ
バック)することにより、コンタクトホール30〜34
およびスルーホール22のそれぞれの内部に上記W膜4
1、TiN膜40およびTi膜36で構成されたプラグ
35を形成する。このプラグ35は、酸化シリコン膜2
8の上部のW膜41、TiN膜40およびTi膜36を
ドライエッチングで除去(エッチバック)することによ
って形成してもよい。なおこのとき、酸化シリコン膜2
8上のTi膜36の除去が不十分であると、次の工程で
酸化シリコン膜28上に形成される配線(23〜26)
の一部が後の高温熱処理時に酸化シリコン膜28の表面
から剥離することがあるので注意を要する。
【0090】上記プラグ35は、高融点金属であるW膜
41を主体として構成されているために抵抗が低いと共
に耐熱性が高い。また、W膜41の下層に形成されたT
iN膜40は、W膜41をCVD法で堆積する際に六フ
ッ化タングステンとSiとが反応して欠陥( エンクロー
チメントやワームホール) が発生するのを防止するバリ
ア層として機能すると共に、後の高温熱処理工程でW膜
41とSi基板とが反応(シリサイド化反応)するのを
防止するバリア層として機能する。このバリア層には、
TiN以外の高融点金属窒化物(例えばWN膜)などを
使用することもできる。
【0091】プラグ35は、W膜41を使用せずにTi
N膜40を主体として構成してもよい。すなわち、コン
タクトホール30〜34およびスルーホール22のそれ
ぞれの内部に厚い膜厚のTiN膜40を埋め込んでプラ
グ35を形成してもよい。この場合は、W膜41を主体
として構成した場合に比べてプラグ35の抵抗が幾分高
くなるが、次の工程で酸化シリコン膜28の上部に堆積
するW膜42をドライエッチングしてビット線BLと周
辺回路の第1層目の配線23〜26とを形成する際にT
iN膜40がエッチングストッパとなるので、配線23
〜26とコンタクトホール30〜34の合わせずれマー
ジンが格段に向上し、配線23〜26のレイアウトの自
由度が大幅に向上する。
【0092】次に、酸化シリコン膜28の上部に以下の
ような方法でビット線BLおよび周辺回路の第1層目の
配線23〜26を形成する。
【0093】まず、酸化シリコン膜28の表面をウェッ
ト洗浄して研磨残渣を十分に除去した後、図32および
図33に示すように、その上部に膜厚100nm程度のW
膜42をスパッタリング法で堆積し、次いでW膜42の
上部にフォトレジスト膜43をスピン塗布する。続い
て、KrFエキシマレーザからなる露光光源と位相シフ
トマスクとを使用して、このフォトレジスト膜43にビ
ット線パターン43aと配線パターン43bとを転写す
る。このときフォトレジスト膜43に転写するビット線
パターン43aの幅およびスペースは、それぞれ0. 2
3μm程度である。
【0094】次に、図34および図35に示すように、
オゾンを用いたアッシングでフォトレジスト膜43を削
ることによって、ビット線パターン43aの幅を0. 1
2μm程度まで細くする。このときのアッシング条件
は、アッシング装置の反応室内に挿入した半導体基板1
を所定の温度で加熱し、例えば1m3 当り100gのオ
ゾンが含まれた窒素ガスを毎分18リットルの流速で導
入する。
【0095】図36は、基板温度とオゾンアッシング速
度との関係を示すグラフである。図の○印で示すよう
に、フォトレジスト膜がアッシング(エッチング)され
る速度は、基板温度が高くなるにつれて一次関数的に増
加し、例えば幅の片側を40nm、両側で合計80nm細ら
せるためには、162℃で1分間アッシングすればよい
ことが分かる。図37は、基板温度を一定(150℃)
にしたときのオゾンアッシング(エッチング)時間とレ
ジストの寸法シフト量との関係を示すグラフである。縦
軸のマイナスは膜厚の減少を示している。図示のよう
に、フォトレジスト膜の膜厚は、アッシング時間が長く
なるにつれて一次関数的に減少し、例えばレジストパタ
ーン寸法を40nm細らせるためには、40秒のアッシン
グを行えばよいことが分かる。図38は、オゾンアッシ
ング量のウエハ面内分布を示すグラフである。図示のよ
うに、150℃で60秒間アッシングしたときの平均値
は23. 7nm、ばらつきは±13. 7nmである。
【0096】図39は、オゾンアッシング前後のレジス
トパターン寸法のばらつきを示すグラフである。アッシ
ング前のレジストパターン寸法(平均値=181. 5n
m)のばらつきは、標準偏差の3倍値で±8. 7nmであ
る。150℃で60秒間アッシングしたときのレジスト
パターン寸法の平均値は132. 3nmであり、そのばら
つきは、標準偏差の3倍値で±8. 5nmである。
【0097】一方、図40は、オゾンに代えて酸素プラ
ズマを用いたときのアッシング前後のレジストパターン
寸法のばらつきを示すグラフである。アッシング前のレ
ジストパターン寸法(平均値=175. 2nm)のばらつ
きは、標準偏差の3倍値で±9. 0nmである。100℃
で60秒間アッシングしたときのレジストパターン寸法
の平均値は106. 0nmであり、そのばらつきは、標準
偏差の3倍値で±19. 0nmである。
【0098】以上のことから、基板温度とオゾンアッシ
ング時間を制御することによって、フォトレジスト膜の
削れ量を高精度に制御できることが分かる。フォトレジ
スト膜をアッシングする際の基板温度はレジスト材料に
よって異なるが、レジストパターン形成時に行うポスト
ベーク温度以下とすることが望ましい。ポストベーク温
度よりも高い温度でのアッシングは、レジストパターン
の変形を引き起こし、形状不良となることが確認され
た。なお、オゾンを用いたアッシングでフォトレジスト
膜を細らせる際、オゾンに紫外線を照射してアッシング
を促進させるようにしてもよい。
【0099】フォトレジスト膜43に最小加工寸法より
も微細な幅(0. 12μm)のビット線パターン43a
を形成するには、まず幅とスペースの寸法制御性が最も
よい条件(幅≒スペース)でパターンを形成し、次に、
上記したアッシングでフォトレジスト膜43を削ってパ
ターンの幅を細くする。これに対し、最小加工寸法より
も微細な幅(0. 12μm)のビット線パターン43a
を1回のリソグラフィだけで形成しようとすると高い寸
法精度が得られないために、その幅がばらついてしま
う。
【0100】なお、W膜42は光反射率が高いので、露
光時にフォトレジスト膜43がハレーションを引き起こ
してパターン(幅およびスペース)の寸法精度が低下す
ることがある。これを防止するためには、W膜42の上
部に反射防止膜を薄く堆積してからフォトレジスト膜4
3を塗布すればよい。反射防止膜には有機系の材料また
は光反射率が低い金属材料(例えばTiN膜)を使用す
る。
【0101】次に、上記フォトレジスト膜43をマスク
にしてW膜42をドライエッチングすることにより、図
41、図42および図43に示すように、メモリアレイ
にビット線BLを形成し、周辺回路に第1層目の配線2
3〜26を形成する。その後、オゾンを用いたアッシン
グによってフォトレジスト膜43を除去する。
【0102】ここで、酸化シリコン膜とその上部に堆積
した各種金属膜との密着性について検討した結果を説明
する。
【0103】
【表1】
【0104】表1は、プラズマCVD法で堆積した酸化
シリコン膜の表面に6種類の金属膜(試料1〜6)を堆
積し、800℃の窒素雰囲気中で5分間熱処理した後に
両者の界面の密着性を評価した結果をまとめたものであ
る。全ての試料においてW膜はスパッタリング法で堆積
し、膜厚は300nmとした。また、試料1〜5のTiN
膜はすべて反応性スパッタリング法で堆積し、膜厚は5
0nmとした。試料2、3および4のTiNx 膜は、反応
性スパッタリング法で組成比(x)を変えて堆積した。
具体的には、Ar(アルゴン)−窒素混合ガスの窒素分
圧を調節することによって組成比(x)を変えた。試料
1のTi膜はスパッタリング法で堆積し、膜厚は50nm
とした。
【0105】表に示すように、試料1〜4は界面に剥離
が発生したが、試料5、6は全く剥離が発生しなかっ
た。このことから、Ti膜、またはTiが過剰な状態で
含まれたTi化合物膜と酸化シリコン膜とが界面を接し
た状態で高温の熱処理を行うと、膜剥がれが発生するこ
とが判明した。そこで、酸化物を生成する際の熱化学的
生成エネルギーを見ると、WよりもSiのほうが酸化物
を形成し易く、さらにTiの方がSiよりも酸化物を形
成しやすいエネルギー変化となっている。従って、この
物質固有の性質が上記した膜剥がれの原因であると推定
される。また、界面にTiが存在する場合でも、Ti単
体としてではなく安定な窒素化合物(TiN)として存
在する場合には、Ti−N結合を壊すエネルギーが必要
となることから、これが試料5で膜剥がれが発生しなか
った原因と思われる。
【0106】前述した製造方法では、酸化シリコン膜2
8の上部のW膜41、TiN膜40およびTi膜36を
一旦除去してコンタクトホール30〜34の内部とスル
ーホール22の内部とにプラグ35を形成した後、酸化
シリコン膜28の上部に新たに堆積したW膜42をパタ
ーニングしてビット線BLおよび配線23〜26を形成
する。従って、この方法によれば、W膜41、TiN膜
40およびTi膜36をパターニングしてビット線BL
および配線23〜26を形成する場合に比べて製造工程
は増えるが、後にビット線BLの上部に情報蓄積用容量
素子Cを形成する際に行われる高温熱処理によってビッ
ト線BLや配線23〜26が膜剥がれを引き起こす不良
を確実に防止することができる。
【0107】また、アスペクト比の大きいコンタクトホ
ール30〜34の内部にプラグ35を形成した後、ビッ
ト線BLおよび配線23〜26を形成するためのW膜4
2を酸化シリコン膜28の上部に堆積する前記の製造方
法によれば、W膜42を堆積する際にコンタクトホール
30〜34の内部への膜の埋め込みを考慮する必要がな
いので、W膜42を薄い膜厚で堆積することができる。
すなわち、この製造方法によれば、ビット線BLの膜厚
を薄くすることができるので、隣接するビット線BLと
の間に形成される寄生容量をさらに低減することができ
る。
【0108】さらに、酸化シリコン膜28の表面をCM
P法で研磨して平坦化し、その上部に薄い膜厚のW膜4
2を堆積したことにより、W膜42をエッチングすると
きのオーバーエッチング量を少なくすることができるの
で、フォトレジスト膜43の幅よりも広い径を有するス
ルーホール22の内部のプラグ35が深く削れる不具合
を防止することができる。
【0109】ビット線BLおよび配線23〜26は、C
VD法で堆積したW膜や、W膜とTiN膜との積層膜を
使って形成してもよい。また、酸化シリコン系の絶縁膜
との密着性が良好な他の高融点金属(例えばMo膜、T
a膜)やその窒化物の単層膜あるいはそれらの積層膜を
使って形成してもよい。
【0110】次に、図44に示すように、ビット線BL
と第1層目の配線23〜26のそれぞれの上部に膜厚1
00nm程度の酸化シリコン膜38を堆積し、続いて酸化
シリコン膜38の上部に膜厚250nm程度のSOG膜3
9をスピン塗布した後、水蒸気を含む400℃程度の酸
素雰囲気中でベーク処理を行い、さらに800℃、1分
程度の熱処理を行ってデンシファイ(緻密化)すること
によって、SOG膜39の表面を平坦化する。
【0111】前記のように、酸化シリコン膜28の表面
を平坦化し、その上部に薄い膜厚のW膜42を堆積して
ビット線BLと第1層目の配線23〜26とを形成した
ことにより、SOG膜39の下地段差を小さくすること
ができるので、ビット線BLおよび配線23〜26のそ
れぞれの上部を2層の絶縁膜(酸化シリコン膜38、S
OG膜39)だけで平坦化することができる。すなわ
ち、ゲート電極8A、8B、8Cの上部を平坦化したと
きのように、SOG膜(16)の上部にさらに酸化シリ
コン膜(17)を堆積してその表面をCMP法で研磨し
なくとも十分な平坦性を確保することができるため、製
造工程を短縮することができる。
【0112】なお、ビット線BLと第1層目の配線23
〜26による段差が小さい場合には、SOG膜39を使
用せずに酸化シリコン膜38を厚く堆積するだけで平坦
化を図ることもできる。他方、ビット線BLと配線23
〜26の密度差が大きく、SOG膜39だけでは十分な
平坦性が得られないような場合には、SOG膜39の表
面をCMP法で研磨し、さらにその上部にSOG膜39
の表面の微細な研磨傷を補修するための酸化シリコン膜
を堆積してもよい。また、SOG膜39をデンシファイ
する温度をあまり高くできないような場合には、その耐
湿性の低下を補うために、その上部にさらに酸化シリコ
ン膜を堆積してもよい。
【0113】次に、図45に示すように、SOG膜39
の上部に膜厚200nm程度の多結晶シリコン膜70をC
VD法で堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにして
この多結晶シリコン膜70をドライエッチングすること
により、コンタクトホール20の上方にスルーホール7
1を形成する。このスルーホール71は、その直径が最
小加工寸法と同程度(例えば0. 24μm)となるよう
に形成する。
【0114】次に、図46に示すように、スルーホール
71の側壁に多結晶シリコン膜で構成されたサイドウォ
ールスペーサ72を形成する。サイドウォールスペーサ
72は、スルーホール71の内部を含む多結晶シリコン
膜70の上部に膜厚60nm程度の薄い第2の多結晶シリ
コン膜(図示せず)をCVD法で堆積した後、この多結
晶シリコン膜を異方性エッチングしてスルーホール71
の側壁に残すことにより形成する。このサイドウォール
スペーサ72を形成することにより、スルーホール71
の内径は、最小加工寸法よりも微細(例えば0. 14μ
m)になる。
【0115】次に、多結晶シリコン膜70とサイドウォ
ールスペーサ72とをマスクにしてスルーホール71の
底部の絶縁膜(SOG膜39、酸化シリコン膜38、2
8)をドライエッチングすることにより、図47および
図48に示すように、ビット線BLとこれに隣接するビ
ット線BLとのスペース領域を通ってコンタクトホール
20に達するスルーホール48を形成する。
【0116】スルーホール48は、最小加工寸法よりも
微細な内径を有するスルーホール71の側壁のサイドウ
ォールスペーサ71をマスクにして形成されるので、そ
の内径は最小加工寸法よりも微細(例えば0. 14μ
m)になる。これにより、ビット線BLのスペース領域
とスルーホール48との合わせマージンを十分に確保す
ることができるので、次の工程でスルーホール48の内
部に埋め込まれるプラグ49がビット線BLまたはその
下部のプラグ35とショートするのを確実に防止するこ
とができる。
【0117】次に、図49に示すように、スルーホール
48の内部を含む多結晶シリコン膜70の上部にn型不
純物(例えばP(リン))をドープした膜厚200nm程
度の多結晶シリコン膜(図示せず)をCVD法で堆積し
た後、この多結晶シリコン膜を多結晶シリコン膜70お
よびサイドウォールスペーサ72と共にエッチバックす
ることにより、スルーホール48の内部に多結晶シリコ
ン膜で構成されたプラグ49を形成する。
【0118】次に、図50に示すように、SOG膜39
の上部に膜厚200nm程度の窒化シリコン膜44をCV
D法で堆積した後、フォトレジスト膜(図示せず)をマ
スクにしたドライエッチングで周辺回路の窒化シリコン
膜44を除去する。メモリアレイに残った窒化シリコン
膜44は、後述する情報蓄積用容量素子Cの下部電極4
5を形成する工程で酸化シリコン膜をエッチングする際
のエッチングストッパとして使用される。
【0119】次に、図51に示すように、窒化シリコン
膜44の上部にCVD法で酸化シリコン膜50を堆積し
た後、フォトレジスト膜(図示せず)をマスクにして酸
化シリコン膜50およびその下部の窒化シリコン膜44
をドライエッチングすることにより、スルーホール48
の上部に凹溝73を形成する。情報蓄積用容量素子Cの
下部電極45は、この凹溝73の内壁に沿って形成され
るので、下部電極45の表面積を大きくして蓄積電荷量
を増やすためには、酸化シリコン膜50を厚い膜厚(例
えば1. 3μm程度)で堆積する必要がある。
【0120】次に、図52に示すように、凹溝73の内
部を含む酸化シリコン膜50の上部にn型不純物(例え
ばP(リン))をドープした膜厚60nm程度の多結晶シ
リコン膜45AをCVD法で堆積する。この多結晶シリ
コン膜45Aは、情報蓄積用容量素子Cの下部電極材料
として使用される。
【0121】次に、図53に示すように、凹溝73の内
部を含む多結晶シリコン膜45Aの上部に膜厚300nm
程度のSOG膜74をスピン塗布し、次いで400℃程
度の熱処理を行ってSOG膜74をベークした後、凹溝
73の外部のSOG膜74をエッチバックして除去す
る。
【0122】次に、図54に示すように、周辺回路の多
結晶シリコン膜45Aの上部をフォトレジスト膜75で
覆い、メモリアレイの酸化シリコン膜50の上部の多結
晶シリコン膜45Aをエッチバックして除去することに
より、凹溝73の内壁に沿って下部電極45が形成され
る。下部電極45は、多結晶シリコン膜45A以外の導
電膜で構成することもできる。下部電極用の導電膜は、
次の工程で行われる容量絶縁膜の高温熱処理によって劣
化しない程度の耐熱性および耐酸化性を備えた導電材
料、例えばW、Ru(ルテニウム)などの高融点金属
や、RuO(酸化ルテニウム)、IrO(酸化イリジウ
ム)などの導電性金属酸化物で構成することが望まし
い。
【0123】次に、図55に示すように、凹溝73と凹
溝73との隙間に残った酸化シリコン膜50、および凹
溝73の内部のSOG膜74をフッ酸系のエッチング液
で同時に除去した後、フォトレジスト膜(図示せず)を
マスクにしたドライエッチングで周辺回路の多結晶シリ
コン膜45Aを除去することによって、筒型の下部電極
45が完成する。凹溝の隙間の酸化シリコン膜50の底
部には窒化シリコン膜44が形成されているので、酸化
シリコン膜50をウェットエッチングするときに下層の
SOG膜39がエッチングされることはない。またこの
とき、周辺回路の表面は多結晶シリコン膜45Aで覆わ
れているので、その下層の厚い酸化シリコン膜50がエ
ッチングされることはない。
【0124】さらに、周辺回路に厚い膜厚の酸化シリコ
ン膜50を残すことにより、後の工程で情報蓄積用容量
素子Cの上層に形成される層間絶縁膜56、63の表面
がメモリアレイと周辺回路とでほぼ同じ高さになるの
で、層間絶縁膜56の上部に配置される第2層目の配線
52、53、層間絶縁膜63の上部に配置される第3層
目の配線57〜58、および第2層目と第3層目の配線
間を接続するスルーホール60、61の形成が容易にな
る。
【0125】次に、アンモニア雰囲気中で800℃、3
分程度の熱処理を行って下部電極45の表面に薄い窒化
膜(図示せず)を形成した後、図56に示すように、下
部電極45の上部に膜厚14nm程度の薄いTa2 5(酸
化タンタル) 膜46を堆積する。下部電極45の表面の
窒化膜は、下部電極45を構成する多結晶シリコン膜
(45A)が次に行う熱処理によって酸化されるのを防
ぐために形成する。また、Ta2 5 膜46は、例えば
ペンタエトキシタンタル(Ta(OC2 5 5)をソ
ースガスに用いたCVD法で堆積する。CVD法で堆積
したTa2 5 膜46はステップカバレージがよいの
で、立体的な筒型形状を有する下部電極45の表面全体
にほぼ均一な膜厚で堆積される。
【0126】続いて、800℃の酸化性雰囲気中でTa
2 5 膜46を3分程度熱処理する。この高温熱処理を
行うことによって、膜中の結晶欠陥が修復され、良質な
Ta2 5 膜46が得られる。これにより、情報蓄積用
容量素子Cのリーク電流を低減することができるので、
リフレッシュ特性の向上したDRAMを製造することが
できる。
【0127】また、情報蓄積用容量素子Cの下部電極4
5を立体的な筒型形状にしてその表面積を大きくし、か
つ容量絶縁膜を誘電率が20〜25程度のTa2 5
46で構成することにより、メモリセルを微細化しても
情報の保持に十分な蓄積電荷量を確保することが可能と
なる。
【0128】また、Ta2 5 膜46の堆積に先だって
形成される下層のビット線BLおよび第1層目の配線2
3〜26を、酸化シリコン系の絶縁膜との密着性が良好
なW膜で構成したことにより、Ta2 5 膜46の高温
熱処理に起因してビット線BLや配線23〜26が膜剥
がれを引き起こす不良を確実に防止することができる。
【0129】また、ビット線を耐熱性の高いW膜で構成
したことにより、最小加工寸法以下の微細な幅で形成さ
れたビット線BLがTa2 5 膜46の高温熱処理に起
因して劣化したり断線したりする不良を確実に防止する
ことができる。さらに、周辺回路のMISFETと第1
層目の配線23〜26とを接続するコンタクトホール3
0〜35の内部のプラグ35を耐熱性の高い導電材料
(W膜/TiN膜/Ti膜)で構成したことにより、T
2 5 膜46の高温熱処理に起因してソース、ドレイ
ンのリーク電流が増大したり、コンタクト抵抗が増大し
たりする不具合を防止することができる。
【0130】情報蓄積用容量素子Cの容量絶縁膜は、例
えばBST、STO、BaTiO3(チタン酸バリウ
ム)、PbTiO3 (チタン酸鉛)、PZT(PbZr
X Ti1-X 3 )、PLT(PbLaX Ti
1-X 3 )、PLZTなどの金属酸化物からなる高
(強)誘電体膜で構成することもできる。これらの高
(強)誘電体膜は、それらに共通の性質として、結晶欠
陥の少ない高品質の膜を得るために成膜後に少なくとも
750℃程度以上の高温熱処理を行う必要があるので、
これらの高(強)誘電体膜を使用した場合でも前記と同
様の効果を得ることができる。
【0131】次に、図57に示すように、Ta2 5
46の上部にCVD法とスパッタリング法とを併用して
TiN膜を堆積した後、フォトレジスト膜(図示せず)
をマスクにしたドライエッチングでTiN膜およびTa
2 5 膜46をパターニングすることにより、TiN膜
からなる上部電極47と、Ta2 5 膜46からなる容
量絶縁膜と、多結晶シリコン膜(45A)からなる下部
電極45とで構成された情報蓄積用容量素子Cが完成す
る。また、ここまでの工程により、メモリセル選択用M
ISFETQsとこれに直列に接続された情報蓄積用容
量素子Cとで構成されたメモリセルが完成する。情報蓄
積用容量素子Cの上部電極47は、TiN膜以外の導電
膜、例えばW膜などで構成することもできる。
【0132】次に、図58に示すように、情報蓄積用容
量素子Cの上部に層間絶縁膜56を形成した後、フォト
レジスト膜(図示せず)をマスクにして周辺回路の層間
絶縁膜56、酸化シリコン膜50、SOG膜39および
酸化シリコン膜39をエッチングすることにより、第1
層目の配線26の上部にスルーホール54を形成する。
層間絶縁膜56は、例えばCVD法で堆積した膜厚60
0nm程度の酸化シリコン膜で構成する。
【0133】次に、図59に示すように、スルーホール
54の内部にプラグ55を形成した後、層間絶縁膜56
の上部に第2層目の配線52、53を形成する。プラグ
55は、例えば層間絶縁膜56の上部にスパッタリング
法でTi膜を堆積し、さらにその上部にCVD法でTi
N膜とW膜とを堆積した後、これらの膜をエッチバック
してスルーホール54の内部に残すことにより形成す
る。第2層目の配線52、53は、層間絶縁膜56の上
部にスパッタリング法で膜厚50nm程度のTi膜、膜厚
500nm程度のAl(アルミニウム)膜、膜厚50nm程
度のTi膜および膜厚50nm程度のTiN膜を順次堆積
した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチ
ングでこれらの膜をパターニングして形成する。
【0134】情報蓄積用容量素子Cの容量絶縁膜を形成
した後は、高温の熱処理を伴う工程がないため、層間絶
縁膜56の上部に形成される第2層目の配線52、53
の材料として、高融点金属やその窒化物に比べて耐熱性
は劣るが、電気抵抗が低いAlを主体とした導電材料を
使用することができる。また、高温の熱処理を伴う工程
がないことにより膜剥がれの問題も生じないので、酸化
シリコンで構成された層間絶縁膜56の上部に第2層目
の配線52、53を形成する際、層間絶縁膜56と界面
を接する部分のバリアメタルにTi膜を使用することが
できる。
【0135】次に、図60に示すように、第2層目の配
線52、53の上部に第2の層間絶縁膜63を形成した
後、情報蓄積用容量素子Cの上部の層間絶縁膜63、5
6をエッチングしてスルーホール60を形成し、周辺回
路の第2層目の配線53の上部の層間絶縁膜63をエッ
チングしてスルーホール61を形成する。第2の層間絶
縁膜63は、例えばCVD法で堆積した膜厚300nm程
度の酸化シリコン膜とその上部にスピン塗布した膜厚4
00nm程度のSOG膜と、さらにその上部にCVD法で
堆積した膜厚300nm程度の酸化シリコン膜とで構成す
る。層間絶縁膜63の一部を構成するSOG膜のベーク
は、Alを主体とする第2層目の配線52、53と情報
蓄積用容量素子Cの容量絶縁膜とが劣化するのを防止す
るために、400℃程度の温度で行う。
【0136】その後、スルーホール60、61の内部に
プラグ62を形成し、続いて層間絶縁膜の上部に第3層
目の配線57、58、59を形成することにより、前記
図3〜図5に示すDRAMがほぼ完成する。プラグ62
は、例えば前記プラグ55と同一の導電材料(W膜/T
iN膜/Ti膜)で構成し、第3層目の配線57、5
8、59は、例えば前記第2層目の配線52、53と同
一の導電材料(TiN膜/Ti膜/Al膜/Ti膜)で
構成する。なお、第3層目の配線57、58、59の上
部には、耐水性が高い緻密な絶縁膜(例えばプラズマC
VD法で堆積した酸化シリコン膜と窒化シリコン膜とか
らなる2層の絶縁膜)を堆積するが、その図示は省略す
る。
【0137】(実施の形態2)本実施の形態は、DRA
Mの情報蓄積用容量素子の下部電極を形成するプロセス
に適用したものである。
【0138】まず、前記実施の形態1の図6〜図50に
示したプロセスに従い、ビット線BLを覆うSOG膜3
9の上部に窒化シリコン膜44を堆積し、次いで周辺回
路の窒化シリコン膜44をエッチングで除去する。次
に、図61に示すように、窒化シリコン膜44の上部に
CVD法で酸化シリコン膜50を堆積し、さらにその上
部にフォトレジスト膜76をスピン塗布した後、このフ
ォトレジスト膜76に凹溝パターン76aを転写する。
【0139】次に、図62に示すように、前記実施の形
態1で説明したオゾンアッシングで凹溝パターン76a
を40nm削って幅を細らせた後、図63に示すように、
この凹溝パターン76aをマスクにして酸化シリコン膜
50およびその下部の窒化シリコン膜44をドライエッ
チングすることにより、スルーホール48の上部に凹溝
77を形成する。この凹溝77は、幅を片側40nmず
つ、両側で合計80nm細らせた凹溝パターン76aをマ
スクにしたエッチングで形成されるので、前記実施の形
態1で酸化シリコン膜50に形成された凹溝73に比べ
てその内径が80nm大きくなる。
【0140】その後、図64に示すように、前記実施の
形態1で説明したプロセスに従い、凹溝77の内壁に沿
って堆積した多結晶シリコン膜をパターニングして情報
蓄積用容量素子Cの下部電極78を形成する。
【0141】上記した下部電極形成方法によれば、凹溝
77の内径が前記実施の形態1の凹溝73に比べて80
nm大きくなるので、この凹溝77の内壁に沿って形成さ
れる下部電極78の表面積が前記実施の形態1の方法で
形成される下部電極45に比べて約1. 4倍大きくな
る。これにより、前記実施の形態1では厚い膜厚(例え
ば1. 3μm程度)で堆積した酸化シリコン膜50の膜
厚を0. 9μm程度まで薄くした場合でも、同等の蓄積
電荷量を確保することが可能となる。すなわち、凹溝7
7の深さを浅くしても同等の蓄積電荷量を確保すること
ができるので、凹溝77を形成するための加工時間の短
縮および加工歩留まりの向上を図ることができる。
【0142】また、酸化シリコン膜50の膜厚が薄くな
ることによって、周辺回路領域の酸化シリコン膜50の
上に形成される第2層目の配線とその下層の第1層目の
配線とを接続するスルーホールの形成も容易になる。さ
らにこのとき、下部電極78の表面に微細な凹凸を形成
してその表面積を大きくすることにより、酸化シリコン
膜50の膜厚を薄くして凹溝77をさらに浅く形成する
ことができる。
【0143】なお、上記のような幅の狭い凹溝パターン
76aを1回のリソグラフィだけで形成しようとする
と、凹溝パターン76aを現像する際のウェット処理に
よって凹溝パターンが倒れることが確認されており、オ
ゾンアッシング以外の方法で幅の狭い凹溝パターン76
aを形成することは困難である。
【0144】(実施の形態3)本実施の形態は、DRA
Mとロジックとを混載したLSIのゲート加工プロセス
に適用したものであり、図65の左側部分は、DRAM
のメモリセルを形成する領域、右側部分は、ロジックL
SIを形成する領域の半導体基板1をそれぞれ示してい
る。
【0145】まず、図66に示すように、p型ウエル2
およびn型ウエル4のそれぞれの表面に形成されたゲー
ト酸化膜7の上部にゲート電極材料および窒化シリコン
膜83を堆積し、さらにその上部にフォトレジスト膜8
4をスピン塗布した後、このフォトレジスト膜84にロ
ジックLSIのゲートパターン84aを転写する。この
とき、DRAMのメモリセルを形成する領域には、メモ
リセルのゲートパターンを転写しない。ゲート電極材料
は、例えばP(リン)などのn型不純物をドープした多
結晶シリコン膜80とWN膜81とW膜82との積層膜
で構成する。
【0146】次に、図67に示すように、前記実施の形
態1で説明したオゾンアッシングでゲートパターン84
aを削って幅を細らせた後、図68に示すように、この
ゲートパターン84aをマスクにして窒化シリコン膜8
3およびその下部のゲート電極材料をドライエッチング
することにより、ロジックLSIのゲート電極85を形
成する。このゲート電極85は、その幅(ゲート長)が
最小加工寸法よりも微細で、かつ隣接するゲート電極8
5とのスペースが上記幅よりも大きい。
【0147】次に、上記フォトレジスト膜84を除去し
た後、図69に示すように、新たにをスピン塗布したフ
ォトレジスト膜86にDRAMのメモリセルのゲートパ
ターン86aを転写し、次いでこのゲートパターン86
aをマスクにして窒化シリコン膜83およびその下部の
ゲート電極材料をドライエッチングすることにより、幅
(ゲート長)とスペースとがほぼ等しいDRAMのメモ
リセルのゲート電極87(ワード線WL)を形成する。
【0148】このように、本実施の形態によれば、オゾ
ンアッシングでゲートパターン84aの幅を高精度に細
らせることができるので、ロジックLSIのゲート電極
85のように、幅(ゲート長)が最小加工寸法よりも微
細で、かつ隣接するゲート電極85とのスペースが幅よ
りも大きいゲート加工を精度よく行うことができる。
【0149】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0150】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0151】本発明によれば、ビット線の幅をフォトリ
ソグラフィの解像限界で決まる最小加工寸法よりも微細
にすることにより、隣接するビット線との間に形成され
る寄生容量を低減することができるので、メモリセルサ
イズを縮小した場合でも、情報蓄積用容量素子に蓄積さ
れた電荷(情報)を読み出すときの信号電圧を大きくす
ることができる。
【0152】また、これにより、ビット線のスペースを
広くすることができるので、ビット線のスペース領域に
形成されるスルーホールの開孔マージンを十分に確保す
ることができ、メモリセルサイズを縮小した場合でも、
ビット線とスルーホール内のプラグとのショートを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるDRAMを形成し
た半導体チップの全体平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1であるDRAMの等価回
路図である。
【図3】本発明の実施の形態1であるDRAMのメモリ
アレイと周辺回路のそれぞれの一部を示す半導体基板の
要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1であるDRAMのメモリ
アレイの一部を示す半導体基板の概略平面図である。
【図5】本発明の実施の形態1であるDRAMのメモリ
アレイの一部を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部平面図である。
【図8】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造方
法を示す半導体基板の要部平面図である。
【図10】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
【図19】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図23】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図24】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図25】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図26】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図27】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図28】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図29】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図30】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図31】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図32】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図33】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図34】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図35】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図36】基板温度とアッシング速度との関係を示すグ
ラフである。
【図37】基板温度を一定にしたときのアッシング時間
とレジスト寸法のシフト量との関係を示すグラフであ
る。
【図38】アッシング量のウエハ面内分布を示すグラフ
である。
【図39】オゾンアッシング前後のレジストパターン寸
法のばらつきを示すグラフである。
【図40】酸素アプラズマッシング前後のレジストパタ
ーン寸法のばらつきを示すグラフである。
【図41】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図42】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
【図43】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図44】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図45】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図46】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図47】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図48】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
【図49】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図50】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図51】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図52】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図53】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図54】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図55】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図56】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図57】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図58】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図59】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図60】本発明の実施の形態1であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図61】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図62】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図63】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図64】本発明の実施の形態2であるDRAMの製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図65】本発明の実施の形態3であるDRAM−ロジ
ック混載LSIの製造方法を示す半導体基板の要部断面
図である。
【図66】本発明の実施の形態3であるDRAM−ロジ
ック混載LSIの製造方法を示す半導体基板の要部断面
図である。
【図67】本発明の実施の形態3であるDRAM−ロジ
ック混載LSIの製造方法を示す半導体基板の要部断面
図である。
【図68】本発明の実施の形態3であるDRAM−ロジ
ック混載LSIの製造方法を示す半導体基板の要部断面
図である。
【図69】本発明の実施の形態3であるDRAM−ロジ
ック混載LSIの製造方法を示す半導体基板の要部断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 p型ウエル 3 n型半導体領域 4 n型ウエル 5 酸化シリコン膜 6 素子分離溝 7 ゲート酸化膜 8A〜8C ゲート電極 9 n型半導体領域(ソース、ドレイン) 9a n- 型半導体領域(ソース、ドレイン) 10 n+ 型半導体領域(ソース、ドレイン) 11 p+ 型半導体領域(ソース、ドレイン) 12 窒化シリコン膜 13 窒化シリコン膜 13s サイドウォールスペーサ 14 n- 型半導体領域 15 p- 型半導体領域 16 SOG膜 17 酸化シリコン膜 18 酸化シリコン膜 19 コンタクトホール 20 コンタクトホール 21 プラグ 22 スルーホール 23〜26 配線 27 フォトレジスト膜 28 酸化シリコン膜 30〜34 コンタクトホール 35 プラグ 36 Ti膜 37 TiSi2 層 38 酸化シリコン膜 39 SOG膜 40 TiN膜 41 W膜 42 W膜 43 フォトレジスト膜 43a ビット線パターン 43b 配線パターン 44 窒化シリコン膜 45 下部電極 45A 多結晶シリコン膜 46 Ta2 5 膜 47 上部電極 48 スルーホール 49 プラグ 50 酸化シリコン膜 51 酸化シリコン膜 52、53 配線 54 スルーホール 55 プラグ 56 層間絶縁膜 57、58、59 配線 60 スルーホール 61 スルーホール 62 プラグ 63 第2層間絶縁膜 70 多結晶シリコン膜 71 スルーホール 72 サイドウォールスペーサ 73 凹溝 74 SOG膜 75 フォトレジスト膜 76 フォトレジスト膜 76a 凹溝パターン 77 凹溝 78 下部電極 80 多結晶シリコン膜 81 WN膜 82 W膜 83 窒化シリコン膜 84 フォトレジスト膜 84a ゲートパターン 85 ゲート電極 86 フォトレジスト膜 86a ゲートパターン 87 ゲート電極 BL ビット線 C 情報蓄積用容量素子 MARY メモリアレイ MC メモリセル Qn nチャネル型MISFETQn Qp pチャネル型MISFETQp Qs メモリセル選択用MISFET SA センスアンプ WD ワードドライバ WL ワード線
フロントページの続き (72)発明者 川北 惠三 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 山田 悟 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 関口 敏宏 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 只木 ▲芳▼▲隆▼ 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 福田 琢也 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 徳永 尚文 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 浅野 勇 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 吉田 誠 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 田丸 剛 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 五嶋 秀和 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 熊内 隆宏 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 梅澤 唯史 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 三ッ谷 晴仁 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面上の第1領域に、ワー
    ド線と一体に構成されたゲート電極を備えたメモリセル
    選択用MISFETが形成され、前記メモリセル選択用
    MISFETを覆う第1絶縁膜の上部に、前記メモリセ
    ル選択用MISFETのソース、ドレインの一方と電気
    的に接続されたビット線が形成され、前記ビット線の上
    部に形成された第2絶縁膜の上部に、前記メモリセル選
    択用MISFETのソース、ドレインの他方と電気的に
    接続された情報蓄積用容量素子が形成されたメモリセル
    を有する半導体集積回路装置であって、前記ビット線の
    幅は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最小寸法
    未満の寸法で構成されていることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、互いに隣接するビット線のスペース領域に形成さ
    れ、前記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレ
    インの他方と前記情報蓄積用容量素子とを電気的に接続
    するスルーホールの径は、フォトリソグラフィの解像限
    界で決まる最小寸法未満の寸法で構成されていることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記ビット線の幅は、前記ワード線と一体に構成
    されたゲート電極のピッチの約4分の1であることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記ビット線を構成する導電膜は、高融点金属の
    単層膜または高融点金属とその窒化物との積層膜である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記ビット線を構成する導電膜は、タングステン
    の単層膜であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記メモリセル選択用MISFETのゲート電極
    を構成する導電膜は、少なくともその一部が金属膜で構
    成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記情報蓄積用容量素子の容量絶縁膜は、少なく
    ともその一部に高誘電体膜を含んでいることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記高誘電体膜は、CVD法で堆積した酸化タン
    タル膜であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板の主面上の第1領域に、ワー
    ド線と一体に構成されたゲート電極を備えたメモリセル
    選択用MISFETが形成され、前記メモリセル選択用
    MISFETを覆う第1絶縁膜の上部に、前記メモリセ
    ル選択用MISFETのソース、ドレインの一方と電気
    的に接続されたビット線が形成され、前記ビット線の上
    部に形成された第2絶縁膜の上部に、前記メモリセル選
    択用MISFETのソース、ドレインの他方と電気的に
    接続された情報蓄積用容量素子が形成されたメモリセル
    を有する半導体集積回路装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板の主面上にメモリセルを構成するメモ
    リセル選択用MISFETを形成した後、前記メモリセ
    ル選択用MISFETの上部に第1絶縁膜を堆積する工
    程、(b)前記第1絶縁膜の上部に第1導電膜を堆積し
    た後、前記第1導電膜の上部に第1の幅、第1の間隔で
    配置されたビット線のパターンを有する第1のフォトレ
    ジスト膜を形成する工程、(c)前記第1のフォトレジ
    スト膜をアッシングすることによって、前記第1の幅よ
    りも小さい第2の幅、前記第1の間隔よりも大きい第2
    の間隔で配置されたビット線パターンを有する第2のフ
    ォトレジスト膜を形成する工程、(d)前記第2のフォ
    トレジスト膜をマスクにして前記第1導電膜をエッチン
    グする工程、を含むことを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体集積回路装置の
    製造方法であって、オゾンを含むガスを使って前記第1
    のフォトレジスト膜をアッシングすることを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体集積回路装置の
    製造方法であって、前記(d)工程の後、(e)前記ビ
    ット線の上部に第2絶縁膜を堆積し、次いで前記第2絶
    縁膜の上部に、エッチング選択比が前記第2絶縁膜と異
    なる第1エッチングストッパ膜を形成する工程、(f)
    前記第1エッチングストッパ膜をマスクにして、互いに
    隣接するビット線のスペース領域の上方の前記第2絶縁
    膜をエッチングすることによって、その底部が前記ビッ
    ト線よりも上方に位置する第1スルーホールを形成する
    工程、(g)前記第1スルーホールの内部を含む前記第
    2絶縁膜の上部に第2エッチングストッパ膜を形成した
    後、前記第2エッチングストッパ膜をエッチングするこ
    とによって、前記第1スルーホールの側壁にサイドウォ
    ールスペーサを形成する工程、(h)前記第1エッチン
    グストッパ膜および前記サイドウォールスペーサをマス
    クにして、前記第1スルーホールの底部の前記第2絶縁
    膜をエッチングすることによって、前記互いに隣接する
    ビット線のスペース領域に、フォトリソグラフィの解像
    限界で決まる最小寸法以下の径を有する第2スルーホー
    ルを形成する工程、(i)前記第2スルーホールの上部
    に情報蓄積用容量素子を形成する工程、をさらに含むこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の半導体集積回路装置の
    製造方法であって、前記第1導電膜をエッチングして前
    記ビット線を形成する際、前記半導体基板の主面上の第
    2領域の前記第1導電膜をエッチングすることによっ
    て、周辺回路の第1層目の配線を同時に形成することを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記第1導電膜をエッチングした
    後、オゾンを含むガスを使ったアッシングで前記第2の
    フォトレジスト膜を除去することを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板の主面上にワード線と一体
    に構成されたゲート電極を備えたメモリセル選択用MI
    SFETが形成され、前記メモリセル選択用MISFE
    Tを覆う第1絶縁膜の上部に、前記メモリセル選択用M
    ISFETのソース、ドレインの一方と電気的に接続さ
    れた情報蓄積用容量素子が形成されたメモリセルを有す
    る半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)半導
    体基板の主面上にメモリセルを構成するメモリセル選択
    用MISFETを形成した後、前記メモリセル選択用M
    ISFETの上部に第1絶縁膜を堆積する工程、(b)
    前記メモリセル選択用MISFETのソース、ドレイン
    の一方の上部に開孔パターンを有するフォトレジスト膜
    を前記第1絶縁膜の上部に形成した後、オゾンを含むガ
    スを使ったアッシングで前フォトレジスト膜をエッチン
    グすることによって、前記開孔パターンの内径を広くす
    る工程、(c)前記フォトレジスト膜をマスクにして前
    記第1絶縁膜をエッチングすることによって、前記第1
    絶縁膜に前記開孔パターンに対応する凹溝を形成する工
    程、(d)前記凹溝の内壁に沿って形成した第1導電膜
    をパターニングすることによって、前記情報蓄積用容量
    素子の下部電極を形成する工程、を含むことを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 以下の工程を含むことを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法;(a)半導体基板の主面
    上に第1導電膜を堆積した後、前記第1導電膜の上部に
    第1のフォトレジスト膜を形成する工程、(b)前記第
    1のフォトレジスト膜を露光、現像することにより、前
    記半導体基板の主面上の第1領域の前記第1のフォトレ
    ジスト膜に第1ゲート電極パターンを形成する工程、
    (c)オゾンを含むガスを使ったアッシングで前記第1
    のフォトレジスト膜をエッチングすることによって、前
    記第1ゲート電極パターンの幅を細くする工程、(d)
    前記第1のフォトレジスト膜をマスクにして前記第1導
    電膜をエッチングすることによって、前記第1領域にそ
    の幅が最小加工寸法よりも微細で、かつ隣接する第1ゲ
    ート電極とのスペースが前記幅よりも大きい第1ゲート
    電極を形成する工程、(e)前記第1のフォトレジスト
    膜を除去した後、前記半導体基板の主面上の第2領域に
    第2ゲート電極パターンを有する第2のフォトレジスト
    膜を形成する工程、(f)前記第2のフォトレジスト膜
    をマスクにして前記第1導電膜をエッチングすることに
    よって、前記第2領域にその幅とスペースとがほぼ等し
    い第2ゲート電極を形成する工程。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000340743A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2002023390A (ja) * 2000-06-28 2002-01-23 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子の感光膜パターンの形成方法
JP2004512682A (ja) * 2000-10-17 2004-04-22 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド トランジスタゲートのためのハードマスクの制御トリミング
JP2012174790A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法

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