JPH11297174A - 安全装置 - Google Patents

安全装置

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JPH11297174A
JPH11297174A JP9319998A JP9319998A JPH11297174A JP H11297174 A JPH11297174 A JP H11297174A JP 9319998 A JP9319998 A JP 9319998A JP 9319998 A JP9319998 A JP 9319998A JP H11297174 A JPH11297174 A JP H11297174A
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base
safety device
movable electrode
electrode
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JP9319998A
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Kohei Miyata
耕平 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が容易で、組立作業も簡単な安全装置を
提供する。 【解決手段】 第1ベース1と、この第1ベース1の両
側へ第1端子部12、第3端子部13を突出させて第1
ベース1に一体成形され、第1ベース1の第1および第
2凹部2,3内に一部分が露出する第1固定電極11
と、第1ベース1に対して溶着される第2ベース21
と、この第2ベース21の片側へ第2端子部32として
突出させて第2ベース21に一体成形され、保持された
第2固定電極31と、第1ベース1と第2固定電極31
とで一端側が挟まれる状態に配設され、他端側に配設さ
れた可動接点45が、第1凹部2内の第1固定電極11
に配設された固定接点15に対して接離する可動電極4
1と、第1固定電極11に一端が圧着し、可動電極41
に他端が圧着する状態に、第2凹部3内に配設される正
特性サーミスタ61とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短絡、過負荷な
どから電気器具、電源を保護する安全装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気器具としての電動工具は、商用電源
を利用できない場所でも使用できるように、例えば10
本の二次電池を接続して1パックとし、20ボルトの高
電圧が得られる二次電池パックを電源としている。この
ような二次電池パックには、短絡、過充電、過負荷また
は過熱などから二次電池を保護する安全装置が設けられ
ている。
【0003】図11は上記した従来の安全装置の一例を
示す断面図である。図11において、Sは安全装置を示
し、安全装置本体71と、この安全装置本体71の大部
分が挿入されるケース79と、このケース79内に安全
装置本体71を封止する封止樹脂80とで構成されてい
る。
【0004】上記した安全装置本体71は、絶縁性を有
した樹脂製の支持部材72と、この支持部材72に一体
成形され、一端部が第1端子部73aとされ、他端部に
固定接点74が配設されるとともに、支持部材72の中
央部分に上面の一部が露出する第1固定電極73と、一
端部が第2端子部75aとされ、他端部が支持部材72
に固定された第2固定電極75と、この第2固定電極7
5と支持部材72との間に一端部が挟まれる状態に配設
され、固定接点74に対して接離する可動接点77が他
端部に配設された可動電極76と、一端(下端)が第1
固定電極73に圧着し、他端(上端)が可動電極76に
圧着する状態で挟持されるように配設された正特性サー
ミスタ78とで構成されている。
【0005】また、ケース79は、一端が開放し、他端
が閉鎖された角筒状で、絶縁性を有した樹脂で成形され
ている。さらに、封止樹脂80は、エポキシ樹脂などの
絶縁性の樹脂で、第1および第2端子部73a,75a
を突出させた状態でケース79内へ挿入した安全装置本
体71をケース79内に固定、封止するものである。な
お、可動電極76は、バイメタルで構成されている。
【0006】次に、組立について説明する。まず、支持
部材72に正特性サーミスタ78を載置し、第1固定電
極73に下端を接触させた後、固定接点74に可動接点
77が接触し、正特性サーミスタ78の上端に接触する
ように可動電極76を支持部材72に載置するととも
に、第2固定電極75も可動電極76に接触させて載置
する。そして、支持部材72の一部を溶融、変形させる
ことにより、図11に示すように、支持部材72に対し
て第2固定電極75、可動電極76および正特性サーミ
スタ78を固定し、安全装置本体71を組み立てる。
【0007】次に、上述したように組み立てた安全装置
本体71の固定接点74および可動接点77側からケー
ス79内へ挿入し、図11に示すように、第1および第
2端子部73a,75aの一部をケース79から突出さ
せる。そして、ケース79の開放端から支持部材72の
後ろの空間へ封止樹脂80を注入して硬化させ、封止す
ることにより、安全装置Sの組立が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の安全装置Sは、まず、安全装置本体71を組み立てた
後、この安全装置本体71の第1および第2端子部73
a,75aの一部を残して大部分をケース79内へ挿入
し、封止樹脂80で封止することにより組み立てている
ので、組立が複雑で、組立作業も煩雑である。
【0009】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、組立が容易で、組立作業も
簡単な安全装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる安全装
置は、樹脂製の第1ベースと、この第1ベースの外へ一
端部を第1端子部として突出させた状態で第1ベースに
一体成形され、第1ベース内に一部が露出する第1固定
電極と、第1ベースの開放部分を覆うように第1ベース
に溶着される樹脂製の第2ベースと、この第2ベースの
外へ一端部を第2端子部として突出させ、第1ベースと
対面する状態で第2ベースに一体成形されて保持された
第2固定電極と、第1ベースと第2固定電極とで一端側
が挟まれる状態に配設され、他端側が第1ベース内に露
出する第1固定電極に対して接離する可動電極と、この
可動電極と第1ベースとで一端側が挟まれる状態に配設
され、第1設定温度以上になると、可動電極の他端側を
第1固定電極から離すように可動電極を変位させ、第1
設定温度未満になると、可動電極の他端側を第1固定電
極へ接触させるバイメタルとを備えるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態であ
る安全装置の分解斜視図、図2は図1に示した第1ベー
スの平面図、図3(a)〜(e)は図2に示した第1ベ
ースのA−A線による断面図、B−B線による断面図、
C−C線による断面図、D−D線による断面図、および
右側面図、図4は図1に示した第2ベースの平面図、図
5(a)〜(c)は図4に示した第2ベースのE−E線
による断面図、F−F線による断面図、およびG−G線
による断面図である。
【0012】そして、図6は図1に示した各部品を組み
立てた安全装置の断面図、図7は図6に示した安全装置
の動作説明図である。なお、図1に示した第2ベースお
よび可動電極は、上下を反転させた状態で図示されてい
る。そして、図6は回路を閉成している正常状態を示
し、図7は回路を開放させた異常状態を示している。
【0013】図1〜図7において、1は平面形状が長方
形の第1ベースを示し、絶縁性を有した樹脂で成形さ
れ、上方へ開放する第1凹部2および第2凹部3と、上
面の周縁を周回する突条4と、上面の短辺部分にそれぞ
れ2つずつ位置する位置決め用の円柱形状をした突起5
とが設けられている。なお、第1ベース1は、図3
(a)〜(e)に示すように、下面の長辺に対応する両
隅部が円柱状の二次電池の周面に密着できるように、円
弧面とされている。そして、一方の短辺側の突起5の間
の突条4の一部は、後述する可動電極41の一部を突出
させることができるように切り欠かれている。
【0014】11は第1ベース1に一体成形された第1
固定電極を示し、一端部を第1ベース1の一方の短辺側
から長辺と平行に突出させて第1端子部12とするとと
もに、他端部を第1ベース1の他方の短辺側から長辺と
平行に突出させて第3端子部13としている。そして、
第1ベース1の一部は第1および第2凹部2,3に露出
し、第2凹部3に露出した部分には、後述する正特性サ
ーミスタ61との電気的接触を確保するために上側へ突
出する円弧状の凸部14が複数形成され、第1凹部2に
露出した部分には、固定接点15が配設されている。
【0015】21は平面形状が長方形の第2ベースを示
し、絶縁性を有した樹脂で成形され、第1ベース1の開
放した上面を覆うように溶着されるものであり、下面に
第1ベース1が嵌合する凹部22が設けられるととも
に、第1ベース1の各突起5に対応する位置に、突起5
が嵌合する穴23がそれぞれ設けられている。
【0016】31は第2ベース21に一体成形されて保
持された第2固定電極を示し、一端部を第2ベース21
の一方の短辺側から長辺と平行に突出させて第2端子部
32としている。そして、第1ベース1の一方の短辺側
の各突起5に対応する位置に、第2ベース21の穴23
の周縁の肉が貫通する孔33がそれぞれ設けられ、他端
部に、可動電極41と接触する下側へ突出する円弧状の
凸部34が形成されている。
【0017】41はバイメタルで構成された可動電極を
示し、変位温度または反転温度でもある常温よりも高い
第1設定温度、例えば80℃に昇温すると、変位、反転
し、第1設定温度から復帰温度である第2設定温度、例
えば30℃に降温すると、元の状態に復帰するものであ
る。そして、第1ベース1の一方の短辺側の各突起5に
対応する一端部の位置に、突起5が嵌合、貫通する孔4
2がそれぞれ設けられ、第2凹部3に対応する位置、す
なわち正特性サーミスタ61に対応する位置に、正特性
サーミスタ61との電気的接触を確保するために下側へ
突出する円弧状の凸部43が形成されるとともに、固定
接点15に対応する他端部の位置に、固定接点15に対
して接離する可動接点45が配設されている。
【0018】61は正特性サーミスタを示し、通電によ
る自己発熱によって可動電極41の変位状態を維持させ
るものである。
【0019】このように、第1実施形態の安全装置S
は、第1ベース1と、この第1ベース1に一体成形され
た第1固定電極11と、第2ベース21と、この第2ベ
ース21に一体成形された第2固定電極31と、可動電
極41と、正特性サーミスタ61とで、すなわち第1ベ
ース1および第1固定電極11からなる一部品と、第2
ベース21および第2固定電極31からなる一部品と、
可動電極41と、正特性サーミスタ61との4部品で構
成されている。
【0020】次に、組立について説明する。まず、第1
ベース1の第2凹部3内へ正特性サーミスタ61を上方
から挿入し、下端を第1固定電極11に接触させる。そ
して、可動電極41の孔42へ突起5を貫通させ、可動
接点45を固定接点15に接触させるように可動電極4
1を載置して凸部43を正特性サーミスタ61の上端に
接触させる。
【0021】次に、凹部22内に第1ベース1の上端を
挿入するように第2ベース21を第1ベース1に被せ、
各突起5を穴23に嵌合させる。そして、第1ベース1
と第2ベース21とを超音波溶着で溶着させると、突条
4、突起5、および第1ベース1と第2ベース21の接
触面が溶着するので、図6に示すように、安全装置Sを
組み立てることができる。
【0022】次に、動作について説明する。まず、例え
ば第2端子部32から第1端子部12へ正常に電流が流
れているときは、第2固定電極31から可動電極41、
可動接点45、固定接点15を介して第1固定電極11
へ電流が流れ、図6に示す状態を維持する。このように
電流が流れると、可動電極41は、自己の抵抗発熱によ
って加熱され、第1および第2固定電極11,31の抵
抗発熱によっても加熱されるとともに、第1および第2
ベース1,21を介した周囲の温度によっても加熱され
る。
【0023】この状態で、可動電極41の温度が第1設
定温度以上にならなければ、図6に示す状態を維持し、
可動接点45は固定接点15に接触したままとなる。こ
の可動接点45が固定接点15に接触した状態では、可
動接点45および固定接点15を介して第2固定電極3
1から第1固定電極11へ電流が短絡状態で流れるた
め、正特性サーミスタ61に実質的に電流が流れず、正
特性サーミスタ61は殆ど発熱しない。
【0024】しかし、短絡などによって過電流が流れ、
第2固定電極31、可動電極41および第1固定電極1
1の発熱が多くなり、可動電極41の温度が第1設定温
度以上になると、図7に示すように、可動電極41が凸
部43を支点として変位、反転することにより、可動接
点45が固定接点15から離れる。このように可動接点
45が固定接点15から離れると、両電極31,11間
の電圧が正特性サーミスタ61に印加され、正特性サー
ミスタ61が発熱することにより、可動接点45が固定
接点15から離れた状態を維持し、電流が流れなくな
る。
【0025】なお、正特性サーミスタ61の発熱によっ
て可動接点45が固定接点15から離れている状態から
可動電極41を復帰させる場合は、第1端子部12およ
び/または第2端子部32を電源から切り離すか、負荷
を軽減するか、安全装置Sを冷却することにより、可動
電極41の温度を第2設定温度未満に降温させれば、可
動電極41が復帰し、可動接点45が固定接点15に接
触する。また、第2端子部32から第3端子部13へ電
流を流す場合、第1端子部12から第2端子部32へ電
流を流す場合、さらには第3端子部13から第2端子部
32へ電流を流す場合も、同様な動作となる。
【0026】さらに、図6および図7に二点鎖線で示す
ように、第2固定電極31にも第1固定電極11のよう
に第2ベース21の他方の短辺側から長辺と平行に突出
する第4端子部35を設け、第4端子部35から第1端
子部12へ電流を流したり、第4端子部35から第3端
子部13へ電流を流したり、第1端子部12から第4端
子部35へ電流を流したり、さらには第3端子部13か
ら第4端子部35へ電流を流してもよい。そして、使用
または利用しない端子部は、根本から切断すれば、短絡
などの事故が防止できる。
【0027】上述したように、この発明の第1実施形態
によれば、第1ベース1に対して正特性サーミスタ6
1、可動電極41、第2ベース21を順次載置して第1
ベース1と第2ベース21とを溶着することにより、安
全装置Sを組み立てることができるので、組立が容易
で、組立作業も簡単になる。そして、第1ベース1に対
して正特性サーミスタ61を位置決めする位置決め手段
を第2凹部3で構成し、第1ベース1に対して可動電極
41、第2ベース21および第2ベース21を位置決め
する位置決め手段を突起5、孔42、穴23で構成した
ので、位置決めが簡単にでき、組立がさらに容易になる
とともに、組立作業も簡単になる。
【0028】また、可動電極41の復帰温度である第2
設定温度を変位、反転温度である第1設定温度よりも低
くし、温度差を大きくしたので、チャタリングを防止す
ることができる。さらに、第1端子部12と第3端子部
13とを反対側に位置させ、第2端子部32と第4端子
部35とを反対側に位置させ、さらには第1端子部12
と第2端子部32とを同一方向へ向けたので、端子部を
折り曲げて方向を反転させることなく、取付位置に応じ
て端子部を選択することができるため、使い勝手のよい
ものとなる。さらに、正特性サーミスタ61を備えてい
るので、自己保持型とすることができ、安全性を向上さ
せることができる。
【0029】図8はこの発明の第2実施形態である安全
装置の断面図、図9は図8に示した安全装置の動作説明
図であり、図1〜図7と同一または相当部分に同一符号
を付して説明を省略する。図8および図9において、4
1Aは可動電極を示し、前述した可動電極41と同様
に、第1ベース1の一方の短辺側の各突起5に対応する
位置に、突起5が嵌合、貫通する孔42がそれぞれ設け
られ、固定接点15に対応する他端部の位置に、固定接
点15に接離する可動接点45が配設されている。
【0030】51はバイメタルを示し、変位温度または
反転温度でもある常温よりも高い第1設定温度、例えば
80℃に昇温すると、変位、反転し、第1設定温度から
復帰温度である第2設定温度、例えば30℃に降温する
と、元の状態に復帰するものである。そして、第1ベー
ス1の一方の短辺側の各突起5に対応する一端部の位置
に、突起5が嵌合、貫通する図示を省略した孔(52)
がそれぞれ設けられ、第2凹部3に対応する位置、すな
わち正特性サーミスタ61に対応する位置に、正特性サ
ーミスタ61との電気的接触を確保するために下側へ突
出する図示を省略した円弧状の凸部(53)が形成され
ている。
【0031】この第2実施形態の安全装置Sを組み立て
る場合は、第1実施形態の安全装置Sを組み立てる場合
と同様に、第1ベース1に対して正特性サーミスタ6
1、バイメタル51、可動電極41A、第2ベース21
を順次載置して第1ベース1と第2ベース21とを溶着
することにより、組み立てることができる。そして、第
2実施形態の安全装置Sの動作は、第1実施形態におけ
る可動電極41が可動電極41Aとバイメタル51との
2部品で構成されているものの、第1実施形態と同様に
なるので、説明を省略する。
【0032】この第2実施形態の安全装置Sは、第1実
施形態に対して部品点数が1部品増加するものの、第1
実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、可動
電極41、可動電極41Aおよびバイメタル51は0.
1mmと薄いので、第1実施形態に使用する第1ベース
1と第2ベース21とで、溶着するつぶし代を調節する
ことにより、タイプの異なる安全装置Sを製造すること
ができる。
【0033】図10は図1〜図9に示した安全装置を使
用した二次電池パックの説明図であり、図1〜図9と同
一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
図10において、Pは二次電池パックを示し、例えば複
数本が2列に配列された二次電池Bと、この二次電池B
の周面に第1ベース1の円弧面を当接させて二次電池B
の隙間に配設した安全装置Sと、必要部位を露出させて
二次電池Bおよび安全装置Sを覆う、例えば熱収縮性の
被覆体Cとで構成されている。なお、安全装置Sは、第
1〜第4端子部12,13,32,35のいずれかと、
リード線などを利用して二次電池にBに直列に接続され
ている。
【0034】このように、安全装置Sの第1ベース1の
長辺に対応する両隅部を二次電池Bの周面に沿う円弧面
としたので、二次電池Bを並置した空間を有効に利用し
て安全装置Sを配設することができ、二次電池パックP
を小形化することができる。
【0035】なお、上記した各実施形態では、正特性サ
ーミスタ61を使用した自己保持型を示したが、正特性
サーミスタ61を使用しないものであってもよい。ま
た、可動電極41およびバイメタル51の第1設定温度
を80℃とし、第2設定温度を30℃として説明した
が、第1設定温度と第2設定温度とを同じ温度にした
り、第1設定温度をもっと高温にしたり、第2設定温度
をもっと低温にしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明の安全装置によ
れば、第1ベースに対して正特性サーミスタ、バイメタ
ル、可動電極、第2ベースを順次載置し、または正特性
サーミスタ、バイメタルの機能を有する可動電極、第2
ベースを順次載置し、またはバイメタル、可動電極、第
2ベースを順次載置し、またはバイメタルの機能を有す
る可動電極、第2ベースを順次載置して第1ベースと第
2ベースとを溶着することにより、安全装置を組み立て
ることができるので、組立が容易で、組立作業も簡単に
なる。
【0037】そして、バイメタル、またはバイメタルの
機能を有すする可動電極の復帰温度である第2設定温度
を変位、反転温度である第1設定温度よりも低くしたの
で、チャタリングを防止することができる。また、第1
端子部の反対側に第3端子部を設けたり、第2端子部の
反対側に第4端子部を設けたり、さらには第1端子部と
第2端子部とを同一方向へ向けたので、端子部を折り曲
げて方向を反転させることなく、取付位置に応じて端子
部を選択することができるため、使い勝手のよいものと
なる。
【0038】さらに、正特性サーミスタを配設したの
で、自己保持型とすることができ、安全性を向上させる
ことができる。そして、第1ベースに対してバイメタ
ル、可動電極、またはバイメタルの機能を有する可動電
極を位置決めする位置決め手段を設けたので、位置決め
が簡単にでき、組立がさらに容易になるとともに、組立
作業も簡単になる。また、溶接面と反対側に位置して第
1端子部と平行する第1ベースの両隅部を円弧面にした
ので、二次電池を並置した空間を有効に利用して配設す
ることができ、二次電池パックを小形化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である安全装置の分解
斜視図である。
【図2】図1に示した第1ベースの平面図である。
【図3】(a)〜(e)は図2に示した第1ベースのA
−A線による断面図、B−B線による断面図、C−C線
による断面図、D−D線による断面図、および右側面図
である。
【図4】図1に示した第2ベースの平面図である。
【図5】(a)〜(c)は図4に示した第2ベースのE
−E線による断面図、F−F線による断面図、およびG
−G線による断面図である。
【図6】図1に示した各部品を組み立てた安全装置の断
面図である。
【図7】図6に示した安全装置の動作説明図である。
【図8】この発明の第2実施形態である安全装置の断面
図である。
【図9】図8に示した安全装置の動作説明図である。
【図10】図6〜図9に示した安全装置の取付状態を示
す説明図である。
【図11】従来の安全装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
S 安全装置 1 第1ベース 2 第1凹部 3 第2凹部 4 突条 5 突起 11 第1固定電極 12 第1端子部 13 第3端子部 14 凸部 15 固定接点 21 第2ベース 22 凹部 23 穴 31 第2固定電極 32 第2端子部 33 孔 34 凸部 35 第4端子部 41,41A 可動電極 42 孔 43 凸部 45 可動接点 51 バイメタル 61 正特性サーミスタ P 二次電池パック B 二次電池 C 被覆体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次に、上述したように組み立てた安全装置
本体71固定接点74および可動接点77側からケー
ス79内へ挿入し、図11に示すように、第1および第
2端子部73a,75aの一部をケース79から突出さ
せる。そして、ケース79の開放端から支持部材72の
後ろの空間へ封止樹脂80を注入して硬化させ、封止す
ることにより、安全装置Sの組立が完了する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる安全装
置は、樹脂製の第1ベースと、この第1ベースの外へ一
端部を第1端子部として突出させた状態で第1ベースに
一体成形され、第1ベース内に一部が露出する第1固定
電極と、第1ベースの開放部分を覆うように第1ベース
に溶着される樹脂製の第2ベースと、この第2ベースの
外へ一端部を第2端子部として突出させ、第1固定電極
と対面する状態で第2ベースに一体成形されて保持され
た第2固定電極と、第1ベースと第2固定電極との間
配設され、他端側が第1ベース内に露出する第1固定電
極に対して接離する可動電極と、この可動電極と第1ベ
ースとの間に配設され、第1設定温度以上になると、可
動電極の他端側を第1固定電極から離すように可動電極
を変位させ、第1設定温度未満になると、可動電極の他
端側を第1固定電極へ接触させるバイメタルとを備える
ものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】11は第1ベース1に一体成形された第1
固定電極を示し、一端部を第1ベース1の一方の短辺側
から長辺と平行に突出させて第1端子部12とするとと
もに、他端部を第1ベース1の他方の短辺側から長辺と
平行に突出させて第3端子部13としている。そして、
第1固定電極11の一部は第1および第2凹部2,3に
露出し、第2凹部3に露出した部分には、後述する正特
性サーミスタ61との電気的接触を確保するために上側
へ突出する円弧状の凸部14が複数形成され、第1凹部
2に露出した部分には、固定接点15が配設されてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】31は第2ベース21に一体成形されて保
持された第2固定電極を示し、一端部を第2ベース21
の一方の短辺側から長辺と平行に突出させて第2端子部
32としている。そして、第1ベース1の一方の短辺側
の各突起5に対応する位置に、穴23がそれぞれ設けら
れ、他端部に、可動電極41と接触する下側へ突出する
円弧状の凸部34が形成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、凹部22内に第1ベース1の上端を
挿入するように第2ベース21を第1ベース1に被せ、
各突起5を穴23に嵌合させて第2固定電極31と稼働
電極41とを接触させる。そして、第1ベース1と第2
ベース21とを超音波溶着で溶着させると、突条4、突
起5、および第1ベース1と第2ベース21の接触面が
溶着するので、図6に示すように、安全装置Sを組み立
てることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】しかし、短絡などによって過電流が流れ、
第2固定電極31、可動電極41および第1固定電極1
1の発熱が多くなり、可動電極41の温度が第1設定温
度以上になると、図7に示すように、第2凹部3の固定
接点15側の縁を支点として可動電極41が変位、反転
することにより、可動接点45が固定接点15から離れ
る。このように可動接点45が固定接点15から離れる
と、両電極31,11間の電圧が正特性サーミスタ61
に印加され、正特性サーミスタ61が発熱することによ
り、可動接点45が固定接点15から離れた状態を維持
し、電流が流れなくなる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この第2実施形態の安全装置Sは、第1実
施形態に対して部品点数が1部品増加するものの、第1
実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、可動
電極4141Aおよびバイメタル51は0.1mmと
薄いので、第1ベース1と第2ベース21と溶着する
つぶし代を調節することにより、タイプの異なる第1実
施形態の安全装置Sと第2実施形態の安全装置Sとを同
じ厚さにすることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】た、第1端子部の反対側に第3端子部を
設けたり、第2端子部の反対側に第4端子部を設けたの
で、端子部を折り曲げて方向を反転させることなく、取
付位置に応じて端子部を選択することができるため、使
い勝手のよいものとなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】さらに、正特性サーミスタを配設したの
で、自己保持型とすることができ、安全性を向上させる
ことができる。そして、第1ベースに対してバイメタ
ル、可動電極、またはバイメタルの機能を有する可動電
極を位置決めする位置決め手段を設けたので、位置決め
が簡単にでき、組立がさらに容易になるとともに、組立
作業も簡単になる。また、溶接面と反対側に位置して第
1端子部と平行する両隅部を円弧面にしたので、二次電
池を並置した空間を有効に利用して配設することがで
き、二次電池パックを小形化することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 S 安全装置 1 第1ベース 2 第1凹部 3 第2凹部 4 突条 5 突起 11 第1固定電極 12 第1端子部 13 第3端子部 14 凸部 15 固定接点 21 第2ベース 22 凹部 23 穴 31 第2固定電極 32 第2端子 34 凸部 35 第4端子部 41,41A 可動電極 42 孔 43 凸部 45 可動接点 51 バイメタル 61 正特性サーミスタ P 二次電池パック B 二次電池 C 被覆体
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の第1ベースと、 この第1ベースの外へ一端部を第1端子部として突出さ
    せた状態で前記第1ベースに一体成形され、前記第1ベ
    ース内に一部が露出する第1固定電極と、 前記第1ベースの開放部分を覆うように前記第1ベース
    に溶着される樹脂製の第2ベースと、 この第2ベースの外へ一端部を第2端子部として突出さ
    せ、前記第1ベースと対面する状態で前記第2ベースに
    一体成形されて保持された第2固定電極と、 前記第1ベースと前記第2固定電極とで一端側が挟まれ
    る状態に配設され、他端側が前記第1ベース内に露出す
    る前記第1固定電極に対して接離する可動電極と、 この可動電極と前記第1ベースとで一端側が挟まれる状
    態に配設され、第1設定温度以上になると、前記可動電
    極の他端側を前記第1固定電極から離すように前記可動
    電極を変位させ、第1設定温度未満になると、前記可動
    電極の他端側を前記第1固定電極へ接触させるバイメタ
    ルと、 を備える安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の安全装置において、 前記バイメタルは、前記第1設定温度よりも低い第2設
    定温度未満に降温すると、前記可動電極の他端側を前記
    第1固定電極へ接触させる、 ことを特徴とする安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の安全装
    置において、 前記第1固定電極は、他端部を前記第1端子部と反対側
    へ第3端子部として突出させた、 ことを特徴とする安全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の安全装置において、 前記第1端子部と前記第2端子部とは、同一方向へ延び
    ている、 ことを特徴とする安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の安全装置において、 前記第2固定電極は、他端部を前記第2端子部と反対側
    へ第4端子部として突出させた、 ことを特徴とする安全装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の安全装
    置において、 前記第1ベースおよび前記第2ベースの平面形状は長方
    形で、溶着面と反対側に位置して前記第1端子部と平行
    する前記第1ベースの両隅部が円弧面とされている、 ことを特徴とする安全装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の安全装置において、 前記第1固定電極に一端が圧着し、前記第2固定電極、
    前記可動電極、前記バイメタルのいずれかに他端が圧着
    する正特性サーミスタを配設した、 ことを特徴とする安全装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の安全装置において、 前記第1ベースと前記第2ベースとを溶着する前に、前
    記第1ベースに対して少なくとも前記バイメタルおよび
    前記可動電極を位置決めする位置決め手段を設けた、 ことを特徴とする安全装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の安全装置において、 前記可動電極に前記バイメタルの機能を持たせて1部品
    にした、 ことを特徴とする安全装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の安全装置において、 前記第1固定電極に一端が圧着し、前記第2固定電極ま
    たは前記可動電極に他端が圧着する正特性サーミスタを
    配設した、 ことを特徴とする安全装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の安
    全装置において、 前記第1ベースと前記第2ベースとを溶着する前に、前
    記第1ベースに対して少なくとも前記バイメタルを位置
    決めする位置決め手段を設けた、 ことを特徴とする安全装置。
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