JPH11297044A - 編集リスト作成装置 - Google Patents

編集リスト作成装置

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JPH11297044A
JPH11297044A JP10110232A JP11023298A JPH11297044A JP H11297044 A JPH11297044 A JP H11297044A JP 10110232 A JP10110232 A JP 10110232A JP 11023298 A JP11023298 A JP 11023298A JP H11297044 A JPH11297044 A JP H11297044A
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Shingo Kawabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作
成装置を実現し難かつた。 【解決手段】編集リスト作成装置において、作成された
エフエクトパターンのデータをフアイル化して外部記憶
装置に格納する制御手段を設けるようにした。また編集
リスト作成装置において、エフエクトパターンの作成モ
ード時、所望するエフエクトパターンを得るための各種
パラメータの値を設定するための所定の設定画面を表示
すると共に、マウスが動かすように操作されたときに、
当該マウスの移動量に応じて設定画面内に表示された対
応するパラメータの値を変化させる表示制御手段を設け
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)本実施の形態による編集装置の構成(図1) (2)主制御部の構成(図2) (3)メイン画面における操作手順(図3〜図7) (4)ユーザプログラムによるエフエクトパターンの設
定(図8〜図11) (5)CPUの処理手順(図12〜図16) (6)パラメータ値変更処理手順(図17) (7)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図17) (8)他の実施の形態(図1〜図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は編集リトス作成装置
に関し、例えば編集内容を規定したいわゆる編集リスト
を作成し得るようになされた編集装置に適用して好適な
ものである。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の編集装置として、第1の
映像(以下、これをフオアグランド映像と呼ぶ)から第
2の映像(以下、これをバツクグランド映像)に移る際
のフオアグランド映像の形の変化や動きをユーザプログ
ラムによるエフエクトパターンとして任意に設定できる
ようになされたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる従来の
編集装置では、各ユーザプログラムによるエフエクトパ
ターンのデータをそれぞれ本体内部の不揮発メモリに記
憶保持するようになされていた。
【0006】このためかかる編集装置では、この不揮発
性メモリを着脱自在のモジユールとしない限り規定数以
上のユーザプログラムによるエフエクトパターンを登録
することができず、また当該エフエクトパターンを他の
編集装置で利用することができないなど、使い勝手が悪
い問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作成装
置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、編集リスト作成装置において、作
成されたエフエクトパターンのデータをフアイル化して
外部記憶装置に格納する制御手段を設けるようにした。
【0009】この結果この編集リスト作成装置では、作
成されたエフエクトパターンを数多く登録し、かつ種々
の編集リストにおいても使用し得るようにすることがで
きる。
【0010】また本発明においては、編集リスト作成装
置において、エフエクトパターンの作成モード時、所望
するエフエクトパターンを得るために各種パラメータの
値を設定する所定の設定画面を表示すると共に、マウス
が動かすように操作されたときに、当該マウスの移動量
に応じて設定画面内に表示された対応するパラメータの
値を変化させる表示制御手段を設けるようにした。
【0011】この結果この編集リスト作成装置では、各
パラメータの値を例えばキーボード等を用いて入力する
ようにして設定又は変更する場合に比べて格段的に容易
に各パラメータの値を設定又は変更し得るようにするこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0013】(1)本実施の形態による編集装置の構成 図1において、1は全体として本実施の形態による編集
装置を示し、ビデオテープに記録された映像音声の所望
部分をクリツプとして登録し、必要に応じて所望するク
リツプの映像信号及び音声信号をハードデイスク装置2
に取り込み得るようになされている。
【0014】またこの編集装置1では、登録した各クリ
ツプを繋ぎ合わせて所望の編集映像音声を得るための編
集内容を規定した編集リストを作成でき、さらにこの作
成した編集リストに従つて実際に編集処理を実行し、得
られた編集映像及び編集音声をビデオテープに記録する
ことができるようになされている。
【0015】すなわちこの編集装置1は、主制御部3、
システム制御部4、映像入力部5、映像出力部6、デイ
ジタル映像音声入出力部7、映像特殊効果処理部8、音
声入出力/ミキサ部9及びデイスク制御部10がコント
ロールバス11を介して相互に接続されることにより構
成されている。
【0016】この場合主制御部3は、初期時、デイスプ
レイ12に所定の操作画面(以下、これをメイン画面と
呼ぶ)を表示させる。また主制御部3は、この状態にお
いてマウス13が操作されることにより、クリツプ登録
モードが選択され、当該編集装置1に接続された複数台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dのなかから1台
のビデオテープレコーダ14A〜14Dの再生動作命令
が入力されると、これに応じた制御コマンドC1をシス
テム制御部4に送出する。
【0017】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、ビ
デオテープに記録された映像信号及び音声信号の再生動
作を実行させる。
【0018】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからはアナログ映像信号S2及びアナログ音声
信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタル音
声信号S5とが出力され、アナログ映像信号S2及びア
ナログ音声信号S3がそれぞれ映像入力部5又は音声入
出力/ミキサ部9に与えられ、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5がそれぞれデイジタル映像
音声入出力部7に与えられる。
【0019】またこのときシステム制御部4は、コント
ロールバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/
ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうち
のいずれか一方を制御することにより、ビデオテープレ
コーダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号
S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号
S4及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一
方のみを取り込ませる。
【0020】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0021】映像特殊効果処理部8は、システム制御部
4の制御のもとに、映像入力部5又はデイジタル映像音
声入出力部7から供給されるデイジタル映像信号S6、
S4を主制御部3に送出する。かくしてこのときデイス
プレイ12には、主制御部4の制御のもとにデイジタル
映像信号S6、S4に基づく映像がメイン画面上の所定
位置に表示される。
【0022】またこのときアナログ音声信号S3が取り
込まれた場合には、これがそのまま音声入出力/ミキサ
部9から図示しないスピーカに送出され、またデイジタ
ル音声信号S5が取り込まれた場合には、これが音声入
出力/ミキサ部9においてアナログ変換された後、スピ
ーカに送出される。
【0023】これによりこの編集装置1では、デイスプ
レイ12に表示された映像及びスピーカから出力される
音声に基づいて、オペレータがマウス13及びキーボー
ド15を用いて映像及び音声の所望部分を指定すること
ができ、さらにこれをクリツプとしてそのイン点及びア
ウト点のタイムコードや素材長(デユレーシヨン)等の
関連データを主制御部3の制御のもとに外部記憶装置で
なるハードデイスク装置17内に格納するようにして登
録することができるようになされている。
【0024】また主制御部3は、このとき予め取込みモ
ードが選択されている場合には、クリツプの登録処理と
共にこれに応じた制御コマンドC1をシステム制御部4
に送出する。
【0025】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dに制御信号S1を送出することにより、指
定されたクリツプの映像音声を当該ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dに再生させる一方、映像入力部5及び
音声入出力/ミキサ部9と、デイジタル映像音声入出力
部7とのいずれか一方をコントロールバス11を介して
制御することにより、ビデオテープレコーダ14A〜1
4Dから出力されるアナログ映像信号S2及びアナログ
音声信号S3と、デイジタル映像信号S4及びデイジタ
ル音声信号S5とのうちのいずれか一方を取り込ませ
る。
【0026】この結果映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8を介してデイスク制御
部10に送出され、デイジタル映像音声入出力部7を介
してデイジタル映像信号S4が取り込まれた場合には、
これがそのままデイスク制御部10に送出される。
【0027】またこのとき音声入出力/ミキサ部9を介
してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、こ
れが音声入出力/ミキサ部9においてデイジタル変換さ
れた後デイジタル音声信号S7としてデイスク制御部1
0に送出され、デイジタル映像音声入出力部9を介して
デイジタル音声信号S5が取り込まれた場合には、これ
が直接デイスク制御部10に送出される。
【0028】そしてデイスク制御部10は、このときシ
ステム制御部4からコントロールバス11を介して与え
られるコマンドに基づいて、映像特殊効果処理部8又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル映像信号S6、S4と、音声入出力/ミキサ部9又は
デイジタル映像音声入出力部7から与えられるデイジタ
ル音声信号S7、S5とを順次取り込み、これらをハー
ドデイスク装置2に与えてハードデイスクの指定された
アドレス位置に記録させる。
【0029】このようにしてこの編集装置1において
は、指定されたクリツプの映像音声をビデオテープから
再生してハードデイスク装置2に取り込むことができる
ようになされている。
【0030】一方主制御部3は、上述のようにしてクリ
ツプが登録されると、デイスプレイ12に表示されてい
るメイン画面内に、登録されたクリツプのリストを表示
させる。
【0031】そしてオペレータは、このメイン画面を用
いてどのクリツプとどのクリツプとをどのように繋ぎ合
わせるかといつた編集内容を規定した編集データを編集
リストとして作成することができる。またオペレータ
は、編集リストの作成後又は作成途中において、その編
集リストに基づく編集映像及び編集音声を確認すること
ができる。
【0032】実際上、主制御部3は、編集リストの作成
後又は作成途中において、その編集リストに基づく編集
映像音声のプレビユーモードが選択されると、これに応
じた制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0033】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、編集処理に利用す
るクリツプの映像音声をハードデイスク装置2から再生
させる。
【0034】この結果このビデオテープレコーダ14A
〜14Dからは指定されたクリツプのアナログ映像信号
S2及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号
S4及びデイジタル音声信号S5とが出力され、アナロ
グ映像信号S2及びアナログ音声信号S3がそれぞれ映
像入力部5又は音声入出力/ミキサ部9に与えられ、デ
イジタル映像信号S4及びデイジタル音声信号S5がデ
イジタル映像音声入出力部7に与えられる。
【0035】このときシステム制御部4は、コントロー
ルバス11を介して映像入力部5及び音声入出力/ミキ
サ部9と、デイジタル映像音声入出力部7とのうちのい
ずれか一方を制御することにより、ビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから出力されたアナログ映像信号S2
及びアナログ音声信号S3と、デイジタル映像信号S4
及びデイジタル音声信号S5とのうちのいずれか一方の
みを取り込ませる。
【0036】かくして映像入力部5を介してアナログ映
像信号S2が取り込まれた場合には、これが映像入力部
5においてデイジタル変換された後デイジタル映像信号
S6として映像特殊効果処理部8に与えられ、デイジタ
ル映像音声入出力部7を介してデイジタル映像信号S4
が取り込まれた場合には、これがそのまま映像特殊効果
処理部8に与えられる。
【0037】映像特殊効果処理部8においては、システ
ム制御部4の制御のもとに、供給される各クリツプのデ
イジタル映像信号S6、S4を必要に応じて指定された
状態に特殊効果加工処理する。また映像特殊効果処理部
8は、このとき主制御部4から必要に応じて与えられる
タイトル文字や各種グラツフイツク等の画像データを各
クリツプのデイジタル映像信号S6、S4間に挿入し、
又はデイジタル映像信号S6、S4に重畳し、かくして
得られたデイジタル編集映像信号S8を映像出力部6に
送出する。
【0038】映像出力部6は、システム制御部4の制御
のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をア
ナログ変換し、得られた編集映像信号S9をモニタ16
に送出する。
【0039】一方このときビデオテープレコーダ14A
〜14Dから出力されたアナログ音声信号S3及びデイ
ジタル音声信号S5のうち、音声入出力/ミキサ部9を
介してアナログ音声信号S3が取り込まれた場合には、
これが音声入出力/ミキサ部9において必要に応じてミ
キシング等の編集処理が施された後編集音声信号として
スピーカに送出され、デイジタル映像音声入出力部7を
介してデイジタル音声信号S5が取り込まれた場合に
は、これが音声入出力/ミキサ部9においてアナログ変
換され、ミキシング等の編集処理が施された後、編集音
声信号としてスピーカに送出される。
【0040】この結果この編集装置1においては、モニ
タ16に編集映像信号S9に基づく編集映像が表示され
ると共にスピーカから編集音声信号に基づく編集音声が
出力され、かくしてオペレータが編集リストに基づく編
集映像及び編集音声を確認することができる。
【0041】さらに主制御部3は、編集リストが作成さ
れた後、マウス13又はキーボード15が操作されてそ
の実行命令が入力されると、これに応じた制御コマンド
C1をシステム制御部4に送出する。
【0042】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、必要に応じて対応するビデオテー
プレコーダ14A〜14Dに制御信号S1を送出するこ
とにより当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dに編
集処理に利用するクリツプの映像音声を再生させる一
方、必要に応じてコントロールバス11を介してデイス
ク制御部10を制御することにより、ハードデイスク装
置2から編集処理に利用するクリツプの映像音声を再生
させる。
【0043】この結果上述のプレビユーモード時と同様
にして、映像特殊効果処理部8には、ビデオテープレコ
ーダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタ
ル映像音声入出力部7を経由して必要なクリツプのデイ
ジタル映像信号S6、S4が与えられ、又はハードデイ
スク装置2からデイスク制御部10を経由して必要なク
リツプのデイジタル映像信号S6、S4が与えられる。
【0044】またこのとき音声入出力/ミキサ部9に
は、ビデオテープレコーダ14A〜14Dから直接若し
くはデイジタル映像音声入出力部7を経由して必要なク
リツプのアナログ音声信号S3若しくはデイジタル音声
信号S5が与えられ、又はハードデイスク装置2からデ
イスク制御部10を経由して必要なクリツプのデイジタ
ル音声信号S7、S5が与えられる。
【0045】そして映像特殊効果処理部8は、システム
制御部4の制御のもとに、上述のプレビユーモード時と
同様にして、供給される各クリツプのデイジタル映像信
号S6、S4を必要に応じて特殊効果加工処理し、かく
して得られた編集映像の映像信号でなるデイジタル編集
映像信号S8を映像出力部6に送出する。
【0046】映像出力部6は、システム制御部4の制御
のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8をア
ナログ変換し、得られた編集映像信号S9を対応するビ
デオテープレコーダ14A〜14Dに送出する。
【0047】またこのとき音声入出力/ミキサ部9は、
システム制御部の制御のもとに、上述のプレビユーモー
ド時と同様にして、供給される各クリツプのアナログ音
声信号S2又はデイジタル音声信号S5、S7に対して
必要に応じてミキシング等の編集処理を施し、かくして
得られた編集音声信号S10を対応するビデオテープレ
コーダ14A〜14Dに送出する。
【0048】そしてビデオテープレコーダ14A〜14
Dは、システム制御部4から与えられる制御信号S1に
基づいて、これら映像出力部6から供給される編集映像
信号S9と、音声入出力/ミキサ部9から供給される編
集音声信号S10とをビデオテープの指定された位置に
記録する。
【0049】このようにしてこの編集装置1では、作成
された編集リストに従つて指定されたクリツプの映像音
声を指定された状態に編集加工してビデオテープに記録
することができるようになされている。
【0050】かかる構成に加えこの編集装置1の場合、
フオアグランド映像からバツクグランド映像に移る際の
フオアグランド映像の形の変化及び動きをユーザプログ
ラムによるエフエクトパターンとして任意に作成し、登
録することができるようになされている。
【0051】実際上、主制御部3は、ユーザプログラム
によるエフエクトパターンを作成するための動作モード
時、これに応じたダイアログをメイン画面上に表示させ
る。そしてオペレータは、このダイアログを用いて時系
列かつ等間隔の最大8フレーム分の代表フレーム(以
下、これをキーフレームと呼ぶ)について、そのキーフ
レームにおけるフオアグランド映像の形及び位置等をそ
れぞれパラメータとして設定することにより所望のエフ
エクトパターンを作成することができる。なおこのエフ
エクトを実行する際には、例えばスプライン補間処理等
の内挿処理によつて各キーフレーム間のフオアグランド
映像の形や大きさが自動的に生成される。
【0052】この際主制御部3は、キーフレームのいず
れかのパラメータの値が設定又は変更される毎に、当該
設定又は変更されたパラメータ値をパラメータデータと
して映像特殊効果処理部8に送出する一方、これに応じ
た制御コマンドC1をシステム制御部4に送出する。
【0053】システム制御部4は、供給される制御コマ
ンドC1に基づいて、対応するビデオテープレコーダ1
4A〜14Dを制御し又はデイスク制御部10を介して
ハードデイスク装置2を制御することにより、これらビ
デオテープレコーダ14A〜14D及び又はハードデイ
スク装置2にそのキーフレームにおけるフオアグランド
映像及びバツクグランド映像の画像データを再生させ
る。
【0054】この結果上述のプレビユーモード時と同様
にして、映像特殊効果処理部8にはビデオテープレコー
ダ14A〜14Dから映像入力部5若しくはデイジタル
映像音声入出力部7を経由して必要なデイジタル映像信
号S6、S4が与えられ、又はハードデイスク装置2か
らデイスク制御部10を経由して必要なデイジタル映像
信号S6、S4が与えられる。
【0055】そして映像特殊効果処理部8は、主制御部
3から与えられたパラメータデータに基づいて供給され
るデイジタル映像信号S6、S4を特殊効果加工処理
し、かくして得られた特殊効果処理されたそのキーフレ
ームの画像データでなるデイジタル編集映像信号S8を
映像出力部6に送出する。
【0056】また映像出力部6は、システム制御部4の
制御のもとに、供給されるデイジタル編集映像信号S8
をアロナグ変換し、得られた編集映像信号S9をモニタ
16に送出する。かくしてモニタ16には、上述のよう
にキーフレームの各種パラメータが設定又は変更される
毎に、当該設定又は変更されたパラメータの値に基づい
て特殊効果処理されたキーフレームのフレーム画像が表
示される。
【0057】これによりこの編集装置1では、オペレー
タがこのモニタ16に表示されたフレーム画像を目視確
認しながら、そのキーフレームについて所望の映像パタ
ーンが得られるように各パラメータの値を設定又は変更
することができ、各キーフレームについて同様にして各
パラメータの値を順次設定することにより所望のエフエ
クトパターンを作成し得るようになされている。
【0058】また主制御部3は、このようにしてエフエ
クトパターンが作成された後、マウス13を介してその
登録命令が入力されると、このとき記憶しているそのエ
フエクトパターンを再現するための各パラメータデータ
と、当該これらパラメータデータに基づき得られる各キ
ーフレームのパターン画像(以下、これをサムネイルピ
クチヤと呼ぶ)の画像データとをそのとき作成している
編集リストのデータとは別のフアイル(以下、これをユ
ーザプログラムエフエクトパターンフアイルと呼ぶ)と
してハードデイスク装置17に格納する。
【0059】なお以下の説明においては、キーフレーム
1枚分のパラメータデータをキーフレームパラメータデ
ータと呼び、エフエクトパターン全体のパラメータデー
タ(最大8枚分のキーフレームパラメータデータ)をキ
ーフレームデータと呼ぶ。また1つのエフエクトパター
ンのキーフレームデータと、各サムネイルピクチヤの画
像データとを合わせてエフエクトパターンデータと呼
ぶ。
【0060】これによりこの編集装置1では、ユーザプ
ログラムによるエフエクトパターンを数多く登録するこ
とができると共に、当該ユーザプログラムエフエクトパ
ターンフアイルをハードデイスク装置17から読み出す
ことによつて、これら登録した各エフエクトパターンを
他の編集リストにおいても利用し得るようになされてい
る。
【0061】またこの際主制御部3は、ユーザプログラ
ムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータ(すな
わちエフエクトパターンデータ)のうち、各キーフレー
ムのサムネイルピクチヤの画像データをWindows AVI
(Audio Video Interleaved)フアイルフオーマツトに
準じたフアイルフオーマツトでハードデイスク装置17
内に格納する。
【0062】これによりこの編集装置1では、ハードデ
イスク装置17に登録されたエフエクトパターンの各キ
ーフレームのサムネイルピクチヤをMFC(Microsoft
Foundation Class)に含まれるマルチメデイアフアイル
ダイアログを用いて他の編集装置でも確認し、当該エフ
エクトパターンを利用することができるようになされて
いる。
【0063】また主制御部3は、編集リストが作成され
た後マウス13を介してその編集データの登録命令が入
力された場合には、その編集リストにおいて設定された
全てのユーザプログラムによるエフエクトパターンのエ
フエクトパターンデータを編集データの一部として当該
編集データをフアイル化(以下、編集データのフアイル
をプロジエクトフアイルと呼ぶ)してハードデイスク装
置17に格納する。これによりプロジエクトフアイル単
位でその再現性を確実に保つことができるようになされ
ている。
【0064】(2)主制御部の構成 ここで主制御部3は、図2に示すように、CPU(Cent
ral Processing Unit)20、ROM(Read Only Memor
y)21、RAM(Random Access Memory)22、表示
処理部23、タイトル/グラフイツク生成部24、イン
ターフエース回路25、26及びSCSI(Small Comp
uter System Interface )インターフエース回路28が
CPUバス27を介して接続されることにより構成され
ており、各インターフエース回路25、26をそれぞれ
介してマウス13及びキーボード15と接続され、SC
SIインターフエース回路28を介してハードデイスク
装置17と接続されている。
【0065】この場合CPU20は、ROM21に格納
されたプログラムに基づいて、必要に応じてROM21
内の画像データを読み出し、これを表示処理部23を介
してデイスプレイ12に与えることにより、後述のよう
なメイン画面や各種ダイアログ、マウス操作に応動して
メイン画面内を移動するカーソル及びキーボード15を
介して入力された数字や文字などをデイスプレイ12に
表示させ、かつ映像特殊効果処理部8からタイトル/グ
ラフイツク生成部24を介して表示処理部23に与えら
れるデイジタル映像信号S6、S4に基づく映像や静止
画像をメイン画面内の所定位置に表示させる。
【0066】またCPU20は、例えばマウス13やキ
ーボード15が操作されることにより所定処理の実行命
令がインターフエース回路25、26を介して与えられ
ると、ROM21に格納されたプログラムに基づいて、
必要に応じてシステム制御部4に制御コマンドC1を送
出することにより、当該システム制御部4を介して対応
するビデオテープレコーダ14A〜14D、映像入出力
部5、映像出力部6、デイジタル映像音声入出力部7、
映像特殊効果処理部8、音声入出力/ミキサ部9及び又
はデイスク制御部10に所定動作を実行させ、かくして
編集装置1全体として上述したような各種処理を実行さ
せる。
【0067】さらにCPU20は、ROM21に格納さ
れたプログラムに基づいて、必要時にはタイトル/グラ
フツク生成部24を制御してタイトル文字やグラフイツ
クの画像データを生成させてこれを映像特殊効果処理部
8に送出させる。
【0068】(3)メイン画面における操作手順 ここで実際上CPU20は、電源が投入された立ち上が
り時、ROM21に格納されているプログラムに基づい
て、まず図3に示すようなメイン画面30をデイスプレ
イ12に表示させる。
【0069】このメイン画面30には、オペレータが所
望する処理内容を選択するための複数のボタン31A〜
31Qと、登録された各クリツプのリスト等を表示する
ためのクリツプ情報表示部32と、編集リスト作成時に
おける各種処理を指定するための複数のボタン33A〜
33Tと、編集リストを作成するための編集リスト作成
部35とが設けられている。
【0070】そしてこのメイン画面30では、画面上段
のビデオクリツプエデイツトボタン31Kをクリツクす
ることによつて、図4のようなダイアログ(以下、これ
をビデオクリツプエデイツトダイアログと呼ぶ)40を
メイン画面30上に重ねて表示させることができる。
【0071】この場合ビデオクリツプエデイツトダイア
ログ40では、左側上段に各ビデオテープレコーダ14
A〜14Dにそれぞれ対応させてソース選択ボタン41
A〜41Dが複数表示されており、マウス操作によりこ
れらソース選択ボタン41A〜41Dのうちのいずれか
1つをクリツクすることにより所望の1台のビデオテー
プレコーダ14A〜14Dを選択することができる。
【0072】そしてオペレータは、いずれかのソース選
択ボタン14A〜14Dを選択した後、当該ビデオクリ
ツプエデイツトダイアログ40内に表示されたいずれか
のビデオ操作用ボタン42A〜42Gをクリツクするこ
とによつて、対応するビデオテープレコーダ14A〜1
4Dに選択したビデオ操作用ボタン42A〜42Gに応
じた動作を実行させることができる。なおビデオクリツ
プエデイツトダイアログ40内のスライダ43をドラツ
グ操作することによつても、同様にして対応するビデオ
テープレコーダ14A〜14Dに再生動作を実行させる
ことができる。
【0073】そしてこのときビデオテープレコーダ14
A〜14Dに再生動作や変速再生動作を実行させた場
合、当該ビデオテープレコーダ14A〜14Dによりビ
デオテープから再生された映像がこのビデオクリツプエ
デイツトダイアログ40内のライブ映像表示部44内に
表示される。
【0074】かくしてオペレータは、このライブ映像表
示部44内に表示された映像を目視確認しながらイン点
指定用ボタン45又はアウト点指定用ボタン46をクリ
ツクすることによつてクリツプとして登録しようとする
映像部分のイン点及びアウト点を指定することができ
る。そしてこのとき指定されたイン点及びアウト点の画
像がそれぞれイン点画像表示部47又はアウト点画像表
示部48内に表示される。
【0075】またこのときイン点又はアウト点として指
定された各画像のビデオテープにおけるタイムコードが
それぞれイン点タイムコード表示部49又はアウト点タ
イムコード表示部50にそれぞれ表示され、指定された
クリツプの素材長(デユレーシヨン)がデユレーシヨン
表示部51に表示される。
【0076】なおビデオクリツプエデイツトダイアログ
40では、コマ送りボタン52A、52Bをクリツクす
ることによつて、ライブ映像表示部44内に表示された
映像を順方向又は逆方向にコマ送り表示させることがで
き、またライブ映像移動ボタン53、54をクリツクす
ることによつてライブ映像表示部44内の表示画像をイ
ン点又はアウト点まで移動させることができる。
【0077】そしてオペレータは、上述のようにしてク
リツプのイン点及びアウト点を指定した後登録ボタン5
5をクリツクすることによつて、その映像のイン点から
アウト点までの部分をクリツプとして登録することがで
きる。
【0078】このときデイスプレイ12に表示されてい
るそのクリツプのイン点及びアウト点のタイムコード
や、素材長及び保存位置(ビデオテープ又はハードデイ
スク装置2内)等の関連データがデータベースとしてR
AM22に取り込まれる。またこのようにして登録した
クリツプのイン点及びアウト点のタイムコードや素材長
等の関連データが図5のようにメイン画面30のクリツ
プ情報表示部32内に表示される。
【0079】さらにこのとき例えばビデオクリツプエデ
イツトダイアログ40のモアボタン56を選択すること
によつて開くことのできる図示しない設定画面上で予め
取込みモードを選択している場合には、このクリツプの
映像音声が上述のようにしてハードデイスク装置2に取
り込まれ、かつそのクリツプの保存位置がハードデイス
ク装置2内であることを表すデータ(例えばフラグ)が
データベース内の対応する位置に格納される。
【0080】因にこのときこの編集装置1では、このク
リツプの映像信号及び音声信号を指定された範囲(すな
わち指定されたイン点からアウト点まで)よりも前後所
定時間分(例えば2秒分)だけ余分にハードデイスク装
置2に取り込まれる。またこのとき例えば上述の設定画
面上で予めリンクモードを選択している場合には映像及
び音声がデータとしてリンクしてハードデイスク装置2
に取り込まれる一方、ノンリンクモードを選択している
場合には映像及び音声がデータとしてリンクされないで
ハードデイスク装置2に取り込まれる。
【0081】そしてビデオクリツプエデイツトダイアロ
グ40では、ニユーエデイツトボタン57をクリツクす
ることによつて初期状態に戻すことができ、これにより
オペレータがこの後上述と同様の手順により他のクリツ
プを順次登録することができる。またこのビデオクリツ
プエデイツトダイアログ40はクローズボタン58をク
リツクすることによつてクローズさせることができる。
【0082】一方オペレータは、上述のようにしてメイ
ン画面30のクリツプ情報表示部32に登録されたクリ
ツプのリストが表示された状態(図5)において、この
メイン画面30の編集リスト作成部35を利用して以下
の方法により編集リストを作成することができる。
【0083】この場合まずマウス操作によりクリツプ情
報表示部32内の所望のクリツプの段にカーソルを合わ
せた後、マウス13のボタンを押下するようにして1つ
のクリツプを指定し、その状態のままカーソルを、編集
リスト作成部35のタイムスケール35Aを指標とし
て、第1又は第2のビデオトラツク35C、35E内の
所望位置に移動させた後、マウス13のボタンを放すよ
うにする。
【0084】この結果図6に示すように、この第1又は
第2のビデオトラツク35C、35E内にそのときのカ
ーソルの位置を先頭として、上述のようにして指定され
たクリツプの素材長に応じた長さの枠60A〜60Dが
表示される。またこのときそのクリツプの映像と音声が
リンクされて登録されている場合には、その枠60A〜
60Dが表示された第1又は第2のビデオトラツク35
C、35Dと対応する第1又は第2のオーデイオトラツ
ク35G、35H上に第1又は第2のビデオトラツク3
5C、35E内に表示された枠60A〜60Dとタイム
スケール35A上で同じ位置に同じ長さの枠61A〜6
1Dが表示される。
【0085】そしてオペレータは、上述のような操作を
繰り返し行い、タイムスケール35Aの始めのタイムコ
ード(「00:00.00:00 」)から所望するタイムコードま
で(すなわち所望する時間分だけ)タイムスケール35
A上において連続するように、第1又は第2のビデオト
ラツク35C、35Eと、第1又は第2のオーデイオト
ラツク35G、35Hとに順次枠60A〜60D、61
A〜61Dを表示させるようにする。
【0086】ここでこのように編集リスト表示部35の
第1又は第2のビデオトラツク35C、35Eや、第1
又は第2のオーデイオトラツク35G、35Hに枠60
A〜60D、61A〜61Dが表示されることは、編集
映像音声の出力時にタイムスケール35Aで表された時
間にその枠60A〜60D、61A〜61Dに対応する
クリツプの映像が表示され又は音声が出力されることを
意味する。従つてこのような操作により編集映像として
表示され、又は編集音声として出力されるクリツプ映像
又は音声を順次規定してなる編集リストを作成すること
ができる。
【0087】なおこのようにして編集リストを作成する
際、例えば第1のクリツプの映像から第2のクリツプの
映像への切り換わり時に特殊効果処理を施したいときに
は、先行する第1のクリツプに対応する第1の枠60A
〜60Dを一方の第1又は第2のビデオトラツク35
C、35Eに表示させると共に、当該第1の枠60A〜
60Dの後側の一部とその前側の一部がタイムスケール
35Aでのタイムコードが重なるように、後行する第2
のクリツプに対応する第2の枠60A〜60Dを他方の
第2又は第1のビデオトラツク35E、35C上に表示
させる。
【0088】続いて画面中段部のセレクトエフエクトボ
タン33Rをクリツクする。この結果メイン画面30上
に、例えば図7のような実行できる各種特殊効果処理の
内容を表すアイコン(以下、これらをエフエクトアイコ
ンと呼ぶ)63A〜63Yが複数表示された所定のダイ
アログ(以下、これをセレクトエフエクトダイアログと
呼ぶ)62を表示させることができる。
【0089】次いで所望する特殊効果処理のエフエクト
アイコン63A〜63Y上にカーソルを移動させた後マ
ウス13のボタンを押下し、その状態でカーソルを上述
の編集リスト作成部35のエフエクトトラツク35Dに
おける一方の第1又は第2のビデオトラツク35C、3
5Eに表示された第1の枠60A〜60Dと、他方の第
2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表示され
た第2の枠60A〜60Dとのタイムスケール35A上
でのタイムコードが重なり合う部分に移動させてマウス
13のボタンを放す(ドラツグアンドドロツプ)するよ
うにする。
【0090】この結果セレクトエフエクトダイアログ6
2内のドラツグされたエフエクトアイコン63A〜63
Yが画面上をカーソルと一体に移動してドロツプされた
位置に貼り付けられた状態に表示される。
【0091】これにより一方の第1又は第2のビデオト
ラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜6
0Dに対応するクリツプの映像と、他方の第2又は第1
のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠
60A〜60Dに対応するクリツプの映像との繋ぎ部分
において上述のようにして貼り付けられたエフエクトア
イコン63A〜63Yに対応する特殊効果処理を実行す
べき旨の指示を入力することができる。なおセレクトエ
フエクトダイアログ62は、マウス操作によりクローズ
ボタン64をクリツクすることによりクローズさせるこ
とができる。
【0092】またこのようにして編集リストを作成した
後又は編集リストの作成時に、メイン画面30の画面中
段に表示されたプレビユーボタン33Dをクリツクして
プレビユーモードを選択することによつて、上述のよう
にこの編集リストに基づく編集映像をモニタ16に表示
させ、また当該編集リストに基づく編集音声をスピーカ
から出力させることができる。
【0093】さらに上述のようにして編集リストを作成
した後、メイン画面30の画面中段に表示された記録ボ
タン33Gをクリツクして記録モードを選択することに
よつて、上述のように当該編集リストに基づく編集処理
を実行させ、かくして得られた編集映像及び編集音声を
予め指定したビデオテープレコーダ14A〜14Dを介
してビデオテープに記録させることができる。
【0094】(4)ユーザプログラムによるエフエクト
パターンの設定 ここでセレクトエフエクトダイアログ62(図7)で
は、搭載されている各エフエクトパターンがその内容に
応じて複数のタイプに分類されて、そのエフエクトアイ
コン63A〜63Yがそれぞれ対応するタブ70A〜7
0Hに表示される。そしてオペレータは、これらタブ7
0A〜70Hの中からユーザプログラムタブ70Hを選
択することにより、図8に示すようなセレクトエフエク
トダイアログ62をデイスプレイ12に表示させること
ができる。
【0095】そしてこのユーザプログラムタブ70Hで
は、リニアトランジシヨン系、リニアアニメーシヨン
系、ノンリニアトランジシヨン系及びノンリニアアニメ
ーシヨン系のそれぞれのエフエクトタイプについて予め
登録された最大10個のユーザプログラムによるエフエ
クトパターンの中から所望するエフエクトパターンを選
択することができる。
【0096】実際上ユーザプログラムタブ70Hでは、
プルダウンボタン71をクリツクすることによつて4つ
のエフエクトタイプ名が記載されたダイアログ(図示せ
ず)をオープンさせることができ、このダイアログ内に
表示された上述の4つのエフエクトタイプ名の中から所
望するエフエクトタイプに応じた段をクリツクすること
によりそのエフエクトタイプを選択することができる。
【0097】このときユーザプログラムタブ70Hのエ
フエクトタイプ表示部72内にこのとき選択されたエフ
エクトタイプ名が表示され、当該選択されたエフエクト
タイプに応じたパターン番号のエフエクトアイコン73
A〜73Jがアイコン表示部74内に表示される。また
各エフエクトアイコン73A〜73Jの下側に対応する
パターン番号を表す数字75A〜75Jが表示される。
【0098】この際エフエクトパータンが登録されてい
るパターン番号についてはエフエクトアイコン73A〜
73Jの内側に「User」の文字列76が表示されるのに
対してエフエクトパターンが登録されていないパターン
番号についてはエフエクトアイコン73A〜73Jが灰
色表示される。またユーザプログラムによるエフエクト
パターンのパターン番号としては、リニアトランジシヨ
ン系、リニアアニメーシヨン系、ノンリニアトランジシ
ヨン系及びノンリニアアニメーシヨン系について、それ
ぞれ「9000」〜「9009」、「9010」〜「9019」、「902
0」〜「9029」及び「9030」〜「9039」がそれぞれ選定
されている。
【0099】そしてこれらユーザプログラムタブ70H
のアイコン表示部74内にエフエクトアイコン73A〜
73Jが表示された登録されたユーザプログラムによる
エフエクトパターンの中から所望するエフエクトパター
ンを編集に利用する場合には、対応するエフエクトアイ
コン73A〜73Jをドラツグアンドドロツプにより編
集リスト作成部35(図6)のエフエクトトラツク35
Dにおける一方の第1又は第2のビデオトラツク35
C、35Eに表示された第1の枠60A〜60Dと、他
方の第2又は第1のビデオトラツク35E、35Cに表
示された第2の枠60A〜60Dとのタイムスケール3
5A上でのタイムコードが重なり合う部分に移動表示さ
せるようにする。
【0100】これにより一方の第1又は第2のビデオト
ラツク35C、35Eに表示された第1の枠60A〜6
0Dに対応するクリツプの映像と、他方の第2又は第1
のビデオトラツク35E、35Cに表示された第2の枠
60A〜60Dに対応するクリツプの映像との繋ぎ部分
において上述のようにして貼り付けられたエフエクトア
イコン73A〜73Jに対応する特殊効果処理を実行す
べき旨の指示を入力することができる。
【0101】これに対してユーザプログラムタブ70H
(図8)のアイコン表示部74内にエフエクトアイコン
73A〜73Jが表示されたユーザプログラムによるエ
フエクトパターンの中から所望するパターン番号のエフ
エクトパターンの詳細を設定したい場合には、対応する
パターン番号のエフエクトアイコン73A〜73Jをド
ラツグアンドドロツプによりユーザテンプレート表示欄
77のユーザテンプレート78内に移動表示させた後、
当該エフエクトアイコン73A〜73Jをダブルクリツ
クするようにしてメイン画面30上に図9に示すような
エフエクトセツトアツプダイアログ80をオープンさせ
るようにする。
【0102】この場合エフエクトセツトアツプダイアロ
グ80には、複数のタブ82A〜82Gが設けられてお
り、これらタブ82A〜82Gの中からマウス操作によ
り所望のタブ82A〜82Gを選択することによつて、
そのタブ82A〜82Gに対応する各種モード及びパラ
メータ値等の設定や、その変更を行うモードを選択する
ことができる。
【0103】実際上例えば初期時やエツジタブ82を選
択した場合、エフエクトセツトアツプダイアログ80の
設定内容表示欄83内に図9のようにソフトエツジ設定
欄84及びボーダ設定欄85が表示される。またソフト
エツジ設定欄84内には、「OFF 」及び「ON」の文字
と、これらの文字にそれぞれ対応させていずれか一方の
みをオン状態とすることのできる第1及び第2の選択ボ
タン86A、86Bが表示される。
【0104】そしてオペレータは、第1及び第2の選択
ボタン86A、86Bのいずれか一方をマウス操作によ
り選択することができ、例えば第2の選択ボタン86B
を選択することによつてソフトエツジ処理(例えばワイ
プ時における2つの映像の境界又は2の映像の境界に表
示されたラインのエツジをぼやかす処理)を実行させる
ように設定することができる。
【0105】またソフトエツジ設定欄84の第2の選択
ボタン86Aを選択した場合、そのぼやかす幅のパラメ
ータ値をキーボード15を介して入力することができ、
このとき入力したパラメータ値がソフトネス設定表示部
87内に表示される。なおこのパラメータ値はソフトエ
ツジ設定欄84内の対応するアツプダウンキー88A、
88Bを用いても0〜255 の範囲内で自在に増減させる
ことができる。
【0106】さらにエツジタブ82Aでは、ボーダ設定
欄85内にも「OFF 」及び「ON」の文字と、これら文字
にそれぞれ対応させていずれか一方のみをオン状態とす
ることのできる第1及び第2の選択ボタン89A、89
Bが表示される。
【0107】そしてオペレータは、第1及び第2の選択
ボタン89A、89Bのいずれか一方をマウス操作によ
り選択することができ、例えば第2の選択ボタン89B
を選択することによりボーダ表示処理(例えばワイプ時
における2つの映像の境界にラインを表示する処理)を
実行させるように設定することができる。
【0108】またボーダ設定欄85の第2の選択ボタン
89Bを選択した場合、そのラインの幅(Width )や、
ラインの色相(Hue )、彩度(Sat )及び輝度(Lum )
のパラメータ値をキーボード15を介して入力設定する
ことができ、このとき入力されたパラメータ値がそれぞ
れ対応する幅設定表示部90、色相設定表示部91A、
彩度設定表示部91B及び輝度設定表示部91C内に表
示され、このようにして設定された色相、彩度及び輝度
に基づく色が色設定表示部92内に表示される。なお幅
設定表示部90、色相設定表示部91A、彩度設定表示
部91B及び輝度設定表示部91Cに表示された各パラ
メータ値は、それぞれ対応するアツプダウンボタン93
A〜93Hを用いて自在に増減させることができる。
【0109】一方エフエクトセツトアツプダイアログ8
0では、設定表示欄82の右側に選択されたタブ82A
〜82Gの種類に依らず、このエフエツトセツトアツプ
ダイアログ80をオープンさせるに際して指定(ダブル
クリツク)したエフエクトアイコン73A〜73Jのパ
ターン番号がパターン番号表示部94内に表示されると
共に、当該エフエクトアイコン73A〜73Jが編集リ
スト作成部35(図6)のエフエクトトラツク35D上
に貼り付けられている場合にはその先頭のタイムコード
がスタートポイント表示部95内に表示される。
【0110】またこれと共に設定表示欄83の右側に
は、トランジシヨン設定表示欄96及びフアンクシヨン
設定表示欄97が表示され、トランジシヨン設定表示欄
96内にそのエフエクトアイコン73A〜73Jに応じ
た特殊効果処理を施すべきフレーム数を表示するフレー
ム数表示部98と、特殊効果処理された映像をモニタ1
6(図1)に繰り返し表示させるリバースモードを設定
又は解除するためのリバースチエツクボツクス99と、
特殊効果処理された映像の再生命令を入力するためのオ
ートリバーストランデイシヨンボタン100と、再生位
置を自在に調整するためのフエーダレバー101とを表
示させ、フアンクシヨン設定表示欄97内にキー処理、
トレイル処理及びライテング処理をそれぞれ設定又は解
除するための第1〜第3のチエツクボツクス102を表
示させる。
【0111】さらにエフエクトセツトアツプダイアログ
80の右下側には、デフオルトボタン103A、エデイ
ツトボタン103B、OKボタン103C、キヤンセル
ボタン103D及びヘルプボタン103Eがそれぞれ表
示される。
【0112】この場合エフエクトセツトアツプダイアロ
グ80では、デフオルトボタン103をクリツクするこ
とにより設定内容表示欄83の各設定表示部87、9
0、91A〜91C内に表示されたパラメータ値を予め
設定されている初期値に戻すことができ、またOKボタ
ン103Cをクリツクすることによつて設定内容表示欄
83において設定した各パラメータ値を取り込ませた後
当該エフエクトセツトアツプダイアログ80をクローズ
させることができる。なおこのとき取り込まれた各パラ
メータ値はこの後の編集処理に反映される。
【0113】さらにエフエクトセツトアツプダイアログ
80では、キヤンセルボタン103Dをクリツクするこ
とによつてそのときこのエフエクトセツトアツプダイア
ログ80を用いて設定又は入力したモードやパラメータ
値を全て破棄(すなわち内部処理としては設定モード変
更処理やパラメータ値変更処理を行わない)させて当該
エフエクトセツトアツプダイアログ80をクローズさせ
ることができ、ヘルプボタン103Eをクリツクするこ
とによつて所定のヘルプ情報をこのエフエクトセツトア
ツプダイアログ80上に重ねて表示させることができ
る。
【0114】一方セレクトエフエクトダイアログ62
(図8)のユーザプログラムタブ70Hのアイコン表示
部74内にエフエクトアイコン73A〜73Jが表示さ
れたユーザプログラムによるエフエクトパターンの中か
ら所望するパターン番号に新たなエフエクトパターンを
登録し、又は登録されているエフエクトパターンの変更
を行いたい場合には、対応するパターン番号のエフエク
トアイコン73A〜73Jをドラツグアンドドロツプに
よりユーザテンプレート表示欄77のユーザテンプレー
ト78内に移動表示させるようにして1つのパターン番
号を指定した後、セレクトエフエクトダイアログ62の
エデイツトボタン79をクリツクし、又は上述のエフエ
クトセツトアツプダイアログ80(図9)をオープンさ
せた後、当該エフエクトセツトアツプダイアログ80内
のエデツトボタン103Bをクリツクするようにする。
【0115】この結果メイン画面30上に図10に示す
ようなユーザプログラムエフエクトダイアログ110を
オープンさせることができる。そしてオペレータは、こ
のユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用い
て最大8コマまでのキーフレームを設定するようにして
所望のエフエクトパターンを作成し、又は登録されてい
るエフエクトパターンの内容を変更することができる。
【0116】実際上このユーザプログラムエフエクトダ
イアログ110では、当該ユーザプログラムエフエクト
ダイアログ110をオープンさせるに際して指定したエ
フエクトアイコン73A〜73Jに対応するパターン番
号が左上側のパターン番号表示部111内に表示され、
その下側に設定を行う設定モード又は設定に基づき特殊
効果処理加工された映像をモニタ16(図1)に表示さ
せるエデイツトモードのいずれかを選択するためのエデ
イツトボタン112が表示される。
【0117】またこのユーザプログラムエフエクトダイ
アログ110では、上段部に最大8コマ分のサムネイル
ピクチヤ113A〜113Hを表示できるサムネイルピ
クチヤ表示欄114が設けられており、初期時、例えば
選択されたパターン番号にエフエクトパターンが登録さ
れていない場合には無地のサムネイルピクチヤ113A
が1コマのみ表示される。また選択されたパターン番号
にエフエクトパターンが既に登録されている場合には、
登録されているエフエクトパターンにおける各キーフレ
ームのサムネイルピクチヤ113A〜113Hがそれぞ
れ表示される。
【0118】そしてオペレータは、新たにキーフレーム
を設定し又は登録されているキーフレームの内容を変更
したい場合には、対応するサムネイルピクチヤ113A
〜113Hをクリツクすることによりキーフレームを1
つ指定し、この後モニタ16(図1)に表示される特殊
効果処理加工されたフレーム画像を目視しながらキーボ
ード15(図1)を介してそのキーフレームにおけるフ
オアグランド映像のX方向の位置、Y方向の位置、大き
さ、X軸回りの回転量、Y軸回りの回転量、Z軸回りの
回転量及び傾いた状態における斜め方向の伸び量を順次
入力し又は必要に応じて変更するようにする。
【0119】このとき入力又は変更されたこれらパラメ
ータ値がそれぞれパラメータセツト欄115の対応する
パラメータ値表示部116A〜116G内に表示され
る。
【0120】そしてオペレータは、そのキーフレームに
おける上述の各パラメータの値を入力又は変更後、エン
ターボタン117をクリツクするようにする。この結果
このとき入力又は変更されたそのキーフレームの各パラ
メータの値がそのキーフレームのキーフレームパラメー
タデータとして設定されると共に、これら各パラメータ
の値に応じたサムネイルピクチヤ113A〜113Hが
サムネイルピクチヤ表示欄114内に表示された元のサ
ムネイルピクチヤ113A〜113Hに代えて表示され
る。
【0121】従つてオペレータは、このような作業を各
キーフレームについて行うことにより各キーフレームに
ついてその内容を設定又は変更することができる。
【0122】一方新たなキーフレームを追加したい場合
には、インサートボタン118をクリツクするようにす
る。この結果サムネイルピクチヤ表示欄114内に既に
8コマ分のサムネイルピクチヤ113A〜113Hが表
示されていない場合において、先行して表示されている
サムネイルピクチヤ113A〜113Gの最後の位置に
新たに無地のサブネイルピクチヤ113B〜113Hが
表示される。
【0123】かくしてオペレータは、このキーフレーム
についても上述と同様にして各パラメータを設定するこ
とができ、このようなキーフレームの変更や新たな設定
を最大8つのキーフレームについて行うことにより、所
望するエフエクトパターンを作成することができる。
【0124】因にこのようなキーフレームの各パラメー
タの入力設定や変更は、マウス13(図1)を用いても
行うことができる。
【0125】この場合オペレータは、まずパラメータ名
表示部119の右側に設けられたプルダウンボタン12
0をクリツクすることにより、「Position X-Y」、「Po
sition Z」、「Rotation X-Y」、「Rotation Z」及び
「Perspect」の文字列がリスト状に表記された図示しな
いプルダウンメニユーダイアログ(以下、これを変更対
象設定ダイアログと呼ぶ)をオープンさせるようにす
る。
【0126】次いでこの変更対象設定ダイアログ内のこ
れら文字列のうちの入力設定又は変更したいパラメータ
に応じた文字列の段をクリツクする。この結果変更対象
設定ダイアログがクローズし、指定された文字列(クリ
ツクされた文字列)がパラメータ名表示部119内に表
示される。
【0127】続いてマウスコントロール部121上にカ
ーソルを合わせた後マウス13のボタンを押下し、その
状態でマウスを横方向及び又は縦方向に摺動させるよう
に動かすようにする。この結果マウスコントロール部1
21内に表示されているポイントカーソル122がマウ
ス13の動きに応動して横方向及び又は縦方向に移動す
ると共に、対応するパラメータ値表示部116A〜11
6G内に表示されたパラメータ値がマウス13の移動量
に応じて増減する。
【0128】なおこの際、例えばパラメータ名表示部1
19内に「Position X-Y」の文字列が表示されている場
合(すなわち「Position X-Y」の設定モードを選択した
場合)には、そのキーフレームにおけるフオアグランド
映像のX方向の位置のパラメータ値と、Y方向の位置の
パラメータ値とをマウス操作により同時に入力設定又は
変更することができ、パラメータ名表示部119内に
「Rotation X-Y」の文字列が表示されている場合には、
そのキーフレームにおけるフオアグランド映像のX軸回
りの回転量のパラメータ値と、Y軸回りの回転量のパラ
メータ値とをマウス操作により同時に入力設定又は変更
することができる。
【0129】またマウス13を用いた各パラメータの値
の設定又は変更は、パラメータセツト欄115内に表示
された対応するパラメータ名又はポイント(「・」)が
表示されたパラメータ名ボタン123A〜123Iをク
リツクした後マウス13を横方向及び又は縦方向に動か
すようにしても行うことができ、この場合においてもパ
ラメータセツト欄115内の対応するパラメータ値表示
部116A〜116G内に表示されたパラメータ値がマ
ウス13の移動量に応じて増減する。
【0130】なお上述のようにして予め設定されている
キーフレームの値を更新したもののこれをリセツトした
い場合には、パラメータセツト欄115のリセツトボタ
ン124をクリツクするようにする。
【0131】このときこのユーザプログラムエフエクト
ダイアログ110を用いて変更された全てのパラメータ
の値が破棄され、元のパラメータの値がそれぞれ対応す
るパラメータ値表示部116A〜116G内に表示され
る。また各キーフレームにそれぞれ対応するサムネイル
ピクチヤ113A〜113Hがそれぞれ全て元のパラメ
ータの値に基づくものに変更される。
【0132】また設定したキーフレームを削除したい場
合には、サムネイルピクチヤ表示欄114に表示された
そのキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜11
3Hをクリツクした後デリートボタン125をクリツク
するようにする。この結果そのキーフレームに対応する
サムネイルピクチヤ113A〜113Hがサムネイルピ
クチヤ表示欄114から削除され、当該サムネイルピク
チヤ113A〜113Hの後側に表示されていたサムネ
イルピクチヤ113A〜113Hが前側につめて表示さ
れる。
【0133】一方ユーザプログラムエフエクトダイアロ
グ110では、パラメータセツト欄115の右側にトラ
ンジシヨン設定表示欄130が表示される。この場合こ
のトランジシヨン設定表示欄130には、図9のエフエ
クトセツトアツプダイアログ80のトランジシヨン設定
表示欄96におけるフレーム数表示部98、リバースチ
エツクボツクス99、オートトランジシヨンボタン10
0及びフエーダレバー101とそれぞれ同じ機能を有す
るフレーム数表示部131、リバースチエツクボツクス
132、オートトランジシヨンボタン133及びフエー
ダレバー134が表示される。
【0134】またこのトランジシヨン設定表示欄130
の右側には、キヤプチヤボタン140A、インポートボ
タン140B、エキスポートボタン140C、FG/B
G切換えボタン140D、OKボタン140E及びキヤ
ンセルボタン140Fが表示される。
【0135】そしてこのユーザプログラムエフエクトダ
イアログ110では、キヤプチヤボタン140Aをクリ
ツクすることによつてサムネイルピクチヤ表示欄114
に表示された各サムネイルピクチヤ113A〜113H
のフオアグランド映像及びバツクグランド映像を統一化
することができ、インポートボタン140Bをクリツク
することによつて図11に示す後述のロードユーザプロ
グラムエフエクトダイアログ141をオープンさせるこ
とができる。
【0136】またエキスポートボタン140Cをクリツ
クすることよつて上述のようにして作成したこのエフエ
クトパターンのデータ(エフエクトパターンデータ)を
ユーザプログラムエフエクトパターンフアイルとしてWi
ndows AVIフアイルフオーマツトでハードデイスク装
置17(図1)内に登録することができ、FG/BG切
換えボタン1140Dをクリツクすることによつてその
ときモニタ16(図1)に表示されているフオアグラン
ド映像及びバツクグランド映像を転換させることができ
る。
【0137】さらにOKボタン140をクリツクするこ
とによつて上述のようにして作成したエフエクトパター
ンのデータ(エフエクトパターンデータ)をユーザプロ
グラムエフエクトパターンフアイルとしてWindows AV
Iフアイルフオーマツトでハードデイスク装置17内に
登録し、かつこのユーザプログラムエフエクトダイアロ
グ110をクローズさせることができ、これに対してキ
ヤンセルボタン140Fをクリツクすることによつてこ
のとき作成したエフエクトパターンデータを登録するこ
となく破棄させてこのユーザプログラムエフエクトダイ
アログ110をクローズさせることができる。
【0138】一方例えばハードデイスク装置17内に保
存されているユーザプログラムによるエフエクトパター
ンをエフエクトの9000番台(「9000」〜「9001」、「90
10」〜「9019」、「9020」〜「9029」、「9030」〜「90
39」)の所望するパターン番号に登録したい場合には、
上述のようにエフエクトダイアログ62(図8)に表示
された所望するパターン番号のエフエクトアイコン73
A〜73Jを指定してユーザプログラムエフエクトダイ
アログ110(図10)をオープンさせた後、当該ユー
ザプログラムエフエクトダイアログ110のインポート
ボタン140Bをクリツクするようにする。この結果メ
イン画面30上に図11に示すような上述のMCFに含
まれるマルチメデイアフアイルダイアログでなるロード
ユーザプログラムエフエクトダイアログ141をオープ
ンさせることができる。
【0139】そしてオペレータは、この後所望するエフ
エクトタイプに応じてキーボード15(図1)を介して
「*.ef1 」〜「*.ef4 」のいずれかを入力(「*.ef1 」
〜「*.ef4 」はそれぞれリニアトランジシヨン系、リニ
アアニメーシヨン系、ノンリニアトランジシヨン系及び
ノンリニアアニメーシヨン系のエフエクトタイプに対応
する)し、この後キーボード15の「Enter 」キーを押
下するようにする。
【0140】この結果ハードデイスク装置17内に格納
されたユーザプログラムエフエクトパターンフアイルの
中から対応するユーザプログラムエフエクトパターンフ
アイルが検索され、選出されたユーザプログラムエフエ
クトパターンフアイルのフアイル名がリスト形式でフア
イルリスト表示部142内に表示される。また上述のよ
うにして入力された文字列(「*.ef1 」〜「*.ef4 」)
がフアイル名表示部143に表示される。
【0141】そしてこのロードユーザプログラムエフエ
クトダイアログ141では、フアイルリスト表示部14
2内に表示されたこれら該当フアイルのフアイル名のう
ちの所望するフアイル名をクリツクすることによつて、
そのユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフ
アイルデータに基づくエフエクトパターンにおける先頭
のキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113
H(図10)をサムネイルピクチヤ表示部144に表示
させることができる。
【0142】またこのロードユーザプログラムエフエク
トダイアログ141では、サムネイルピクチヤ表示部1
44下側の再生ボタン145を順次クリツクすることに
よつて続く各キーフレームのサムネイルピクチヤ113
A〜113Hを順次サムネイルピクチヤ表示部144に
切り換えて表示させることができる。さらにこのような
再生は、サムネイルピクチヤ表示部144下側に設けら
れたスライダ146を用いても行うことができる。
【0143】従つてオペレータは、このサムネイルピク
チヤ表示部144に表示されるサムネイルピクチヤ11
3A〜113Hに基づいて所望するユーザプログラムエ
フエクトパターンフアイルを見つけることができ、この
後OKボタン147をクリツクすることによつてそのユ
ーザプログラムエフエクトパターンフアイルを選択する
ことができる。
【0144】この結果このロードユーザプログラムエフ
エクトダイアログ141がクローズし、ユーザプログラ
ムエフエクトダイアログ110(図10)のサムネイル
ピクチヤ表示欄114内にそのユーザプログラムエフエ
クトパターンフアイルに格納されている画像データに基
づく各キーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜1
13Hがそれぞれ表示される。
【0145】そしてオペレータは、この後必要に応じて
ユーザプログラムエフエクトダイアログ110を用いて
そのエフエクトパターンのパラメータの値を変更した
後、OKボタン140Eをクリツクするようにする。
【0146】この結果そのエフエクトパターンデータが
ハードデイスク装置17に取り込まれ、かくしてそのと
き指定しているパターン番号にそのフエクトパターンが
登録される。
【0147】なおロードユーザプログラムエフエクトダ
イアログ141(図11)は、キヤンセルボタン148
をクリツクすることによつてクローズさせることができ
る。またロードユーザプログラムエフエクトダイアログ
141では、ネツトワークボタン149をクリツクする
ことよつてハードデイスク装置17内に格納された所望
のユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフア
イルデータをネツトワークを介して外部に送出し、又は
ネツトワークを介して外部から与えられるユーザプログ
ラムエフエクトパターンフアイルのフアイルデータをハ
ードデイスク装置17内に取り込むモードを選択するこ
とができる。
【0148】さらに上述のようにして所望の編集リスト
を作成後、全てのダイアログをクローズさせてメイン画
面30の画面上段に設けられたセーブボタン31Cをク
リツクすることより、その編集リストのデータをプログ
ラムフアイルとしてハードデイスク装置17内に格納さ
せることができる。
【0149】そしてこのときその編集リストに用いられ
ている全てのユーザプログラムによるエフエクトパター
ンのデータ(エフエクトパターンデータ)がそのプログ
ラムフアイル内に格納される。
【0150】(5)CPUの処理手順 ここで主制御部3のCPU20(図2)は、このような
ユーザプログラムによるエフエクトパターンの設定又は
変更処理を図12及び図13に示すユーザプログラムエ
フエクト設定処理手順RT1に従つて上述のように処理
して行く。
【0151】すなわちCPU20は、例えばメイン画面
30(図3)の画面上段に設けられた複数のボタン31
A〜31Qの中からフアイル検索ボタン31Bがクリツ
クされると、ハードデイスク装置17に格納されている
各プロジエクトフアイルのフアイル名がリスト形式で表
示された所定のダイアログ(図示せず)を表示する。
【0152】そしてCPU20は、このリスト形式で表
示した各プロジエクトフアイルのフアイル名の中から1
つのプロジエクトフアイルが選択されると、このユーザ
プログラムエフエクト設定処理手順RT1をステツプS
P0において開始し、続くステツプSP1においてその
プロジエクトフアイルをオープンする。
【0153】次いでCPU20は、ステツプSP2に進
んでそのプロジエクトフアイル内の全てのユーザプロジ
エクトによるエフエクトパターンのエフエクトパターン
データをRAM22(図2)に取り込む。
【0154】次いでCPU20は、ステツプSP3に進
んでステツプSP1においてオープンしたプロジエクト
フアイルのフアイルデータに応じたメイン画面30をデ
イスプレイ12(図2)に表示させ、この後ステツプS
P4に進んでマウス操作によりいずれかのボタンがクリ
ツクされ、又はキーボード15を介して数字若しくは文
字が入力されるなどの何らかの操作入力が与えられるの
を待ち受ける。
【0155】そしてCPU20は、やがてこのステツプ
SP4において肯定結果を得ると、ステツプSP5に進
んでメイン画面30の画面上段に設けられたセーブボタ
ン31Cがクリツクされたか否かを判断し、肯定結果を
得るとステツプSP6に進んでそのプロジエクトフアイ
ルのデータをハードデイスク装置17内に格納すると共
に、続くステツプSP7においてそのときRAM22に
格納されている全てのユーザプログラムによるエフエク
トパターンのエフエクトパターンデータをそのプロジエ
クトフアイル内に記録した後、ステツプSP8に進んで
このユーザプログラムエフエクト設定処理手順RT1を
終了する。
【0156】これに対してCPU20は、ステツプSP
5において否定結果を得ると、ステツプSP9に進んで
メイン画面30(図3)の画面中断のエフエクトボタン
33Iがクリツクされたか否かを判断する。
【0157】ここでこのステツプSP9において否定結
果を得ることは、ステツプSP4における操作がセーブ
ボタン31C又はエフエクトボタン33Iをクリツクす
る操作以外の操作であつたことを意味し、このときCP
U20はステツプSP10に進んでステツプSP1にお
ける操作に応じた処理を実行した後ステツプSP4に戻
り、この後ステツプSP5又はステツプSP9において
肯定結果を得るまでメイン画面30についてステツプS
P4−SP5−SP9−SP10−SP4のループを繰
り返す。
【0158】これに対してCPU20は、ステツプSP
9において肯定結果を得ると、ステツプSP11に進ん
でセレクトエフエクトダイアログ62(図7)をメイン
画面30上に表示させ、この後ステツプSP12に進ん
で何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0159】そしてCPU20は、やがてステツプSP
12において肯定結果を得ると、ステツプSP13に進
んでセレクトエフエクトダイアログ62のクローズボタ
ン64がクリツクされたか否かを判断し、肯定結果を得
るとステツプSP14に進んでこのセレクトエフエクト
ダイアログ62をクローズさせた後ステツプSP4に戻
る。
【0160】これに対してCPU20は、ステツプSP
13において否定結果を得るとステツプSP15に進ん
で、9000番台のエフエクトが選択(セレクトエフエクト
ダイアログ62のユーザテンプレート78に9000番台の
エフエクトアイコン73A〜73Jが表示)された状態
においてエデイツトボタン79(図7)がクリツクされ
たか否かを判断し、肯定結果を得るとステツプSP24
に進む。
【0161】一方CPU20は、ステツプSP15にお
いて否定結果を得ると、ステツプSP16に進んで9000
番台のエフエクトが選択された状態においてそのエフエ
クトのエフエクトアイコン73A〜73Jがダブルクリ
ツクされたか否かを判断する。
【0162】ここでこのステツプSP15において否定
結果を得ることは、ステツプSP12における操作がセ
レクトエフエクトダイアログ62のクローズボタン64
又はエデイツトボタン79をクリツクする操作、及びユ
ーザテンプレート78内に表示された9000番台のエフエ
クトパターンのエフエクトアイコン73A〜73Jをダ
ブルする操作以外の操作であつたことを意味する。
【0163】かくしてこのときCPU20は、ステツプ
SP17に進んでステツプSP12における操作に応じ
た処理を実行した後ステツプSP12に戻り、この後ス
テツプSP13、ステツプSP15又はステツプSP1
6において肯定結果を得るまでセレクトエフエクトダイ
アログ62についてステツプSP12−SP13−SP
15−SP16−SP17−SP12のループを繰り返
す。
【0164】これに対してCPU20は、ステツプSP
16において肯定結果を得ると、ステツプSP18に進
んでエフエクトセツトアツプダイアログ80(図9)を
メイン画面30上に表示させ、この後ステツプSP19
に進んで何らかの操作入力が与えられるのを待ち受け
る。
【0165】そしてCPU20は、やがてこのステツプ
SP19において肯定結果を得ると、ステツプSP20
に進んでエフエクトセツトアツプダイアログ80のOK
ボタン103C又はキヤンセルボタン103Dのいずれ
かがクリツクされたか否かを判断する。
【0166】そしてCPU20は、このステツプSP2
0において肯定結果を得ると、ステツプSP21に進ん
でクリツクされたOKボタン103C又はキヤンセルボ
タン103Dに応じた処理(例えばデータの取り込みや
破棄等)を実行すると共にエフエクトセツトアツプダイ
アログ80をクローズさせた後、ステツプSP12に戻
る。
【0167】これに対してCPU20は、ステツプSP
20において否定結果を得ると、ステツプSP22に進
んでエフエクトセツトアツプダイアログ80のエデイツ
トボタン103Bがクリツクされたか否かを判断する。
【0168】ここでこのステツプSP22において否定
結果を得ることは、ステツプSP19における操作がO
Kボタン103C、キヤンセルボタン103D又はエデ
イツトボタン103Bをクリツクする操作以外の操作で
あつたことを意味する。
【0169】かくしてこのときCPU20は、ステツプ
SP23に進んでステツプSP19における操作に応じ
た処理を実行した後ステツプSP19に戻り、この後ス
テツプSP20又はステツプSP22において肯定結果
を得るまでエフエクトセツトアツプダイアログ80につ
いてステツプSP19−SP20−SP22−SP23
−SP19のループを繰り返す。
【0170】一方CPU20は、ステツプSP22にお
いて肯定結果を得ると、ステツプSP24に進んでステ
ツプSP15又はステツプSP16において指定された
パターン番号について既にエフエクトパターンが登録さ
れているか否かを判断する。
【0171】そしてCPU20は、このステツプSP2
4において肯定結果を得るとステツプSP25に進ん
で、ステツプSP2においてRAM22に格納した各エ
フエクトパターンデータの中から対応するエフエクトパ
ターンデータを読み出す。
【0172】次いでCPU20は、ステツプSP26に
進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110
(図10)をオープン表示させると共に、ステツプSP
25において読み出したエフエクトパターンデータに基
づき得られる先頭のキーフレームの各パラメータの値を
それぞれユーザプログラムエフエクトダイアログ110
の対応するパラメータ表示部116A〜116G内に表
示し、かつエフエクトパラメータデータに基づき得られ
るキーフレームのサムネイルピクチヤ113A〜113
H(図19)をサムネイルピクチヤ表示欄114内に表
示させる。
【0173】これに対してCPU20は、ステツプSP
24において否定結果を得ると、ステツプSP26に直
接進んでユーザプログラムエフエクトダイアログ110
(図10)をオープン表示させると共に、サムネイルピ
クチヤ表示欄114内に無地のサムネイルピクチヤ11
3Aを表示させる。
【0174】続いてCPU20は、ステツプSP27に
進んで何らかの操作入力が与えられるのを待ち受け、や
がてこのステツプSP27において肯定結果を得るとス
テツプSP28に進んで図14〜図16に示すユーザプ
ログラムエフエクトダイアログ処理手順RT2に従つて
ユーザプログラムエフエクトダイアログ110における
上述のような各種処理を実行する。
【0175】すなわちCPU20は、このユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ処理手順RT2をステツプS
P30において開始すると、続くステツプSP31にお
いて何らかの操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0176】そしてCPU20は、例えばユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ110のサムネイルピクチヤ
表示欄114内に表示されたいずれかのサムネイルピク
チヤ113A〜113Hがクリツクされることによりス
テツプSP31において肯定結果を得た場合には、ステ
ツプSP32を介してステツプSP33に進み、そのキ
ーフレームの各パラメータのデータ(キーフレームパラ
メータデータ)を映像特殊効果処理部8に送信すること
により、当該キーフレームの特殊効果処理されたフレー
ム画像をモニタ16(図1)に表示させた後ステツプS
P31に戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0177】またCPU20は、マウス操作によりユー
ザプログラムエフエクトダイアログ110のパラメータ
セツト欄115内のプルダウンボタン120がクリツク
されたり、マウスコントロール部122上にカーソルが
移動されてマウス13のボタンが押下されたり、パラメ
ータセツト欄115のパラメータ各ボタン123A〜1
23Iがクリツクされたり、又は指定されたキーフレー
ムのパラメータのパラメータ値がキーボード15を介し
て入力されたりすることによりステツプSP31におい
て肯定結果を得た場合には、ステツプSP34を介して
ステツプSP35に進み、図17に示すパラメータ値変
更処理手順RT3に従つてパラメータ値の変更処理を行
つた後ステツプSP31に戻り、この後続く操作入力を
待ち受ける。
【0178】さらにCPU20は、ユーザプログラムエ
フエクトダイアログ110のエンターボタン117がク
ロツクされることによりステツプSP31において肯定
結果を得た場合には、ステツプSP36を介してステツ
プSP37に進んで対応するサムネイルピクチヤ113
A〜113Hを更新した後ステツプSP31に戻り、こ
の後続く操作入力を待ち受ける。
【0179】一方CPU20は、ユーザプログラムエフ
エクトダイアログ110のインサードボタン118がク
リツクされることによりステツプSP31において肯定
結果を得た場合には、ステツプSP38を介してステツ
プSP39に進んでそのとき設定されているキーフレー
ムが既に8つあるか否かを判断する。
【0180】そしてCPU20は、このステツプSP3
9において肯定結果を得るとステツプSP40に進んで
ユーザプログラムエフエクトダイアログ110上に「キ
ーフレーム追加不可能」と表示(エラー表示)した後ス
テツプSP31に戻り、これに対して否定結果を得ると
ステツプSP41に進んでサムネイルピクチヤ表示欄1
14内に無地のサムネイルピクチヤ113B〜113H
を追加表示した後ステツプSP31に戻り、この後続く
操作入力を待ち受ける。
【0181】またCPU20は、ユーザプログラムエフ
エクトダイアログ110のデリートボタン125がクリ
ツクされることによりステツプSP31において肯定結
果を得た場合には、ステツプSP42を介してステツプ
SP43に進み、このとき設定されているキーフレーム
が1つだけであるか否かを判断する。
【0182】そしてCPU20は、このステツプSP4
3において肯定結果を得るとステツプSP44に進んで
「キーフレーム削除不可能」と表示(エラー表示)した
後ステツプSP31に戻る。
【0183】これに対してCPU20は、ステツプSP
43において否定結果を得ると、ステツプSP45に進
んでサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示されてい
る該当するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを削
除する。
【0184】そしてCPU20は、この後ステツプSP
46に進み、次のキーフレームの各パラメータ値(キー
フレームパラメータデータ)を映像特殊効果処理部8
(図1)に送出することにより当該キーフレームに対応
する特殊効果処理加工されたフレーム画像をモニタ16
に表示させた後ステツプSP31に戻り、この後続く操
作入力を待ち受ける。
【0185】さらにCPU20は、ユーザプログラムエ
フエクトダイアログ110のリセツトボタン124がク
リツクされることによりステツプSP31において肯定
結果を得た場合には、ステツプSP47を介してステツ
プSP48に進み、RAM22(図2)から対応するエ
フエクトパターンデータを読み出す。
【0186】次いでCPU20は、ステツプSP49に
進んで1つのキーフレームのキーフレームパラメータデ
ータを映像特殊効果処理部8に送出すると共に、このと
きサムネイルピクチヤ表示欄114内に表示されている
対応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hを元の
サムネイルピクチヤ113A〜113Hに更新する。ま
たCPU20は、これと同様の処理を各キーフレームに
対してそれぞれ行つた後ステツプSP31に戻り、この
後続く操作入力を待ち受ける。
【0187】これに対してCPU20は、ユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ110のオートトラジシヨン
ボタン133がクリツクされることにより、ステツプS
P31において肯定結果を得た場合には、ステツプSP
50(図15)を介してステツプSP51に進み、シス
テム制御部4を介して映像特殊効果処理部8のエデイツ
トモードをオフさせる。
【0188】次いでCPU20は、ステツプSP52に
進んでそのエフエクトパターンの更新されたキーフレー
ムデータを映像特殊効果処理部8に送出してこれを当該
映像特殊効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶させ、
この後ステツプSP53に進んでエフエクト処理を実行
すべき実行コマンドをシステム制御部4を介して映像特
殊効果処理部8に送出する。
【0189】続いてCPU20は、ステツプSP54に
進んでシステム制御部4を介して映像特殊効果処理部8
のエデイツトモードをオンさせた後ステツプSP31
(図14)に戻り、この後続く操作入力が与えられるの
を待ち受ける。
【0190】またCPU20は、ユーザプログラムエフ
エクトダイアログ110のフエーダレバー134が操作
されることによりステツプSP31において肯定結果を
得た場合には、ステツプSP55を介してステツプSP
56に進み、システム制御部4を介して映像特殊効果処
理部8のエデイツトモードをオフさせる。
【0191】次いでCPU20は、ステツプSP57に
進んでそのエフエクトパターンの更新されたキーフレー
ムデータを解像特殊効果処理部8に送出してこさを当該
映像特殊効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶させ、
この後ステツプSP58に進んでフエーダレバー134
の位置を順次映像特殊効果処理部8に送出することによ
り当該位置に応じた特殊効果処理された画像をモニタ1
6に表示させる。
【0192】そしてCPU20は、この後フエーダレバ
ー134を用いた操作が終了するとステツプSP31に
戻り、この後続く操作入力を待ち受ける。
【0193】さらにCPU20は、ユーザプログラムエ
フエクトダイアログ110のエクスポートパタン140
CがクリツクされることによりステツプSP31におい
て肯定結果を得た場合には、ステツプSP59を介して
ステツプSP60に進み、所定のフアイルダイアログ
(図示せず)をオープン表示させた後、ステツプSP6
1に進んでそのフアイルダイアログ内の所定位置にフア
イル名が入力されるのを待ち受ける。
【0194】そしてCPU20は、やがてこのステツプ
SP61において肯定結果を得ると、ステツプSP62
に進んで設定された各キーフレームのうちの1つのキー
フレームの各パラメータの値(キーフレームパラメータ
データ)を映像特殊効果処理部8に送信すると共に、対
応するサムネイルピクチヤ113A〜113Hの画像デ
ータを取得する。またCPU20は、各キーフレームに
ついて同様の処理を栗返し実行する。
【0195】次いでCPU20は、この後ステツプSP
63に進んでステツプSP62において取得した各キー
フレームのキーフレームパラメータデータ及びサムネイ
ルピクチヤ113A〜113Hの画像データ(すなわち
そのエフエクトパターンのエフエクトパターンデータ)
をAV1フアイルフオーマツトでハードデイスク装置1
7内に格納した後ステツプSP31に戻り、この後続く
操作入力を待ち受ける。
【0196】一方CPU20は、ユーザプログラムエフ
エクトダイアログ110のインポートボタン140Bが
クリツクされることによりステツプSP31において肯
定結果を得た場合には、ステツプSP64(図16)を
介してステツプSP65に進み、ロードユーザプログラ
ムエフエクトダイアログ141(図11)をオープン表
示させる。
【0197】次いでCPU20は、ステツプSP66に
進んでロードユーザプログラムエフエクトダイアログ1
41のフアイルリスト表示部142内にフアイル名が表
示された各ユーザプログラムエフエクトパターンフアイ
ルの中からいずれかのユーザプログラムエフエクトパタ
ーンフアイルが選択されるのを待ち受け、やがてこのス
テツプSP66において肯定結果を得るとステツプSP
67に進んでその操作されたユーザプログラムエフエク
トパターンフアイルのフアイルフオーマツトがAVIフ
アイルフオーマツトであるか否かを判断する。
【0198】そしてCPU20は、このステツプSP6
7において否定結果を得るとステツプSP69に進み、
これに対して肯定結果を得るとステツプSP68に進ん
で選択されたユーザプログラムエフエクトパターンフア
イル内に格納されているエフエクトパターンにおける先
頭のキーフレームのサムネイルピクチヤ113Aの画像
データを読み出し、当該画像データに基づきサムネイル
ピクチヤ113Aをロードユーザプログラムエフエクト
ダイアログ141のサムネイルピクチヤ表示欄144内
に表示させる。
【0199】次いでCPU20は、ステツプSP69に
進んでフアイル選択が確定される(ロードユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ141のOKボタン147が
クリツクされる)のを待ち受け、やがてこのステツプS
P69において肯定結果を得るとステツプSP70に進
んでそのユーザプログラムエフエクトパターンフアイル
に格納されたエフエクトパターンデータをRAM22に
取り込むと共に、ロードユーザプログラムエフエクトダ
イアログ141を介してクローズする。
【0200】続いてCPU20は、ステツプSP71に
進んでステツプSP70において得られたエフエクトパ
ターンデータに基づいて1つのキーフレームのキーフレ
ームパラメータデータを映像特殊効果処理部8に送信す
ると共に、ユーザプログラムエフエクトダイアログ11
0のサムネイルピクチヤ表示欄114内に対応するサム
ネイルピクチヤ113A〜113Hを表示する。
【0201】さらにCPU20は、各キーフレームにつ
いて同様の処理を実行した後ステツプSP31に戻り、
この後続く操作入力が与えられるのを待ち受ける。
【0202】これに対してCPU20は、ユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ110のOKボタン140E
がクリツクされることによりステツプSP31において
肯定結果を得た場合には、ステツプSP72を介してス
テツプSP73に進み、変更されたキーフレームデータ
を映像特殊効果処理部8に送信してこれを当該映像特殊
効果処理部8内部の揮発性メモリに記憶保持させる。
【0203】次いでCPU20は、ステツプSP74に
進んでRAM22に格納された対応するエフエクトパタ
ーンデータを変更された通りに更新し、この後ステツプ
SP75に進んでユーザプログラムエフエクトダイアロ
グ110をクローズさせた後ステツプSP76に進んで
このユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手順R
T2を終了し、さらにこの後ユーザプログラム設定処理
手順RT1のステツプSP4に戻る。
【0204】これに対してCPU20は、ユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ110のキヤンセルボタン1
40FがクリツクされることによたステツプSP31に
おいて肯定結果を得た場合には、ステツプSP77を介
してステツプSP78に進み、RAM22に格納されて
いる対応する元のキーフレームデータを読み出してこれ
を映像特殊効果処理部8に送信することにより、当該映
像特殊効果処理部8を以前の状態に戻す。
【0205】次いでCPU20は、ステツプSP79に
進んで変更された各パラメータ値を破棄し、この後ステ
ツプSP75に進んでユーザプログラムエフエクトダイ
アログ110をクローズさせた後ステツプSP76に進
んでこのユーザプログラムエフエクトダイアログ処理手
順RT2を終了し、さらにこの後ユーザプログラム設定
処理手順RT1のステツプSP4に戻る。
【0206】(6)パラメータ値変更処理手順 一方CPU20は、上述のようにユーザプログラムエフ
エクトダイアログ110のパラメータセツト欄115内
のプルダウンボタン120がクリツクされたり、マウス
コントロール部122上にカーソルが移動されてマウス
13のボタンが押下されたり、パラメータセツト欄11
5のパラメータ名ボタン123A〜123Iがクリツク
されたり、又は指定されたキーフレームのパラメータの
パラメータ値がキーボード15を介して入力されたりす
ることによりユーザプログラムエフエクトダイアログ処
理手順RT2のステツプSP31において肯定結果を得
ると、図17に示すパラメータ値変更処理手順RT3を
ステツプSP80において開始する。
【0207】そしてCPU20は、プルダウンボタン1
20がクリツクされたり、マウスコントロール部122
上にカーソルが移動されてマウス13のボタンが押下さ
れたり、パラメータセツト欄115のパラメータ名ボタ
ン123A〜123Iがクリツクされたりしてこのパラ
メータ値変更処理手順RT3を開始した場合にはステツ
プSP81に進んで、クリツクされたのがプルダウンボ
タン120であるか否かを判断する。
【0208】CPU20は、このステツプSP81にお
いて肯定結果を得るとステツプSP82に進んで上述の
変更対象設定ダイアログをオープン表示させ、続くステ
ツプSP83において変更対象のパラメータが選択され
るのを待ち受ける。
【0209】そしてCPU20は、やがていずれかのパ
ラメータが選択されることによりステツプSP83にお
いて肯定結果を得ると、ステツプSP84に進んで変更
対象設定ダイアログをクローズさせると共に、ユーザプ
ログラムエフエクトダイアログ110のパラメータセツ
ト欄115のパラメータ名表示部119内に選択された
パラメータのパラメータ名を表示し、この後ステツプS
P85に進んでこのパラメータ値変更処理手順RT3を
終了する。
【0210】これに対してCPU20は、ステツプSP
81において否定結果を得ると(すなわちユーザプログ
ラムエフエクトダイアログ110のマウスコントロール
部121又はいずれかのパラメータ名ボタン123A〜
123Iがクリツクされた)、ステツプSP86に進ん
で変更対象のパラメータが2種類ある(パラメータ名表
示部内に「Position X-Y」若しくは「Rotation X-Y」が
表示され、又はパラメータ名ボタン123B、123F
がクリツクされた場合)か否かを判断する。
【0211】CPU20は、このステツプSP86にお
いて肯定結果を得ると、ステツプSP87に進んでマウ
ス13(図1)の縦方向及び横方向の移動量をそれぞれ
対応するパラメータ値の変化量に換算し、換算結果に基
づいてユーザプログラムエフエクトダイアログ110の
対応するパラメータ値表示部116A、116B、11
6D、116E内に表示されたパラメータ値を更新する
と共に、当該更新したパラメータ値を映像特殊効果処理
部8に送信する。
【0212】次いでCPU20は、ステツプSP88に
進んでオペレータの操作が終了したか(マウス13のボ
タンが放されたか)否かを判断する。そしてCPU20
は、このステツプSP88において否定結果を得るとス
テツプSP87に戻り、これに対して肯定結果を得ると
ステツプSP85に進んでこのパラメータ値変更処理手
順RT3を終了する。
【0213】これに対してCPU20は、ステツプSP
86において否定結果を得た場合には、ステツプSP8
9に進んでマウス13の横方向の移動量が縦方向の移動
量よりも大きいか否かを判断する。
【0214】そしてCPU20は、このステツプSP8
9において肯定結果を得るとステツプSP90に進んで
マウス13の横方向の移動量をパラメータ値の変更量に
設定し、これに対して否定結果を得るとステツプSP9
1に進んでマウス13の縦方向の移動量をパラメータ値
の変更量に設定する。
【0215】次いでCPU20は、ステツプSP92に
進んでステツプSP90又はステツプSP91において
得られた変更量に基づいて、ユーザプログラムエフエク
トダイアログ110の対応するパラメータ値表示部11
6C、116F、116G内に表示されたパラメータ値
を更新すると共に、当該更新したパラメータ値を映像特
殊効果処理部8に送信する。
【0216】さらにCPU20は、この後ステツプSP
93に進んでオペレータの操作が終了したか(マウス1
3のボタンが放されたか)否かを判断する。そしてCP
U20は、このステツプSP93において否定結果を得
るとステツプSP89に戻り、これに対して肯定結果を
得るとステツプSP85に進んでこのパラメータ値処理
手順RT3を終了する。
【0217】一方CPU20は、パラメータ値がキーボ
ード15(図1)を介して入力されることによりこのパ
ラメータ値変更処理手順RT3を開始した場合には、ス
テツプSP94に進んで入力されたパラメータ値をユー
ザプログラムエフエクトダイアログ110の対応するパ
ラメータ表示欄116A〜116G内に表示し、続くス
テツプSP95においてこのパラメータ値を映像特殊効
果処理部8に送信する。
【0218】次いでCPU20は、ステツプSP96に
進んでオペレータの操作が終了したか(キーボード入力
された値が確定されたか)否かを判断する。そしてCP
U20は、このステツプSP96において否定結果を得
るとステツプSP94に戻り、これに対して肯定結果を
得るとステツプSP85に進んでこのパラメータ値変更
処理手順RT3を終了する。
【0219】(7)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この編集装置1では、ユーザプロ
グラムエフエクトダイアログ110(図10)のエキス
ポートボタン140Cをクリツクすることによつて、こ
のとき当該ユーザプログラムエフエクトダイアログ11
0を用いて作成したユーザプログラムによるエフエクト
パターンを1つのユーザプログラムエフエクトパターン
フアイルとしてハードデイスク装置17に登録すること
ができる。
【0220】またこの編集装置1では、ユーザプログラ
ムエフエクトダイアログ110のインポートボタン14
0Bをクリツクすることによつてロードユーザプログラ
ムエフエクトダイアログ141(図11)をオープンさ
せることができ、このロードユーザプログラムエフエク
トダイアログ141を用いてハードデイスク装置17内
に格納されている所望するユーザプログラムエフエクト
パターンフアイルを選択して読み出させることができ
る。
【0221】そしてこのとき予め所望する9000番台のパ
ターン番号を指定しておくことによつて、この読み出し
たユーザプログラムエフエクトパターンフアイルのフア
イルデータに基づくエフエクトパターンをそのパターン
番号に登録することができる。
【0222】従つてこの編集装置1では、上述のように
作成されたユーザプログラムによるエフエクトパターン
のデータ(エフエクトパターンデータ)がそれぞれ個別
のフアイル(ユーザプログラムエフエクトパターンフア
イル)としてハードデイスク装置17内に格納する一
方、これを自在に読み出し得る分、例えば従来の編集装
置のように映像特殊効果処理部8内のメモリにユーザプ
ログラムによるエフエクトパターンのデータを登録する
場合に比べて格段的に多くのユーザプログラムによるエ
フエクトパターンのデータを登録することができ、また
登録された各エフエクトパターンをその編集リストのみ
ならず他の編集リスト作成時にも使用し得るようにする
ことができる。
【0223】またこの編集装置1では、ユーザプログラ
ムによるエフエクトパターンのデータをハードデイスク
装置17内に格納する際、各キーフレームのサムネイル
ピクチヤの画像データをWindows AVIフアイルフオー
マツトで記録するようにしているため、これに対応する
他の編集装置においても容易にユーザプログラムエフエ
クトパターンフアイルのフアイルデータの内容を閲覧
し、使用し得るようにすることができる。
【0224】さらにこの編集装置1では、上述のように
ユーザプログラムエフエクトダイアログ110(図1
0)においてマウス13を用いてもキーフレームの各パ
ラメータの値を設定又は変更することができるようにな
されているため、キーボード入力のみでしかパラメータ
値を設定又は変更できない場合に比べてエフエクトパタ
ーンの作成作業を格段的に向上させることができる。
【0225】以上の構成によれば、作成されたユーザプ
ログラムによるエフエクトパターンのデータをそれぞれ
個別のフアイルとしてハードデイスク装置17内に格納
する一方、これを自在に読み出し得るようにしたことに
より、数多くのユーザプログラムによるエフエクトパタ
ーンのデータを登録し得るようにすることができると共
に、そのエフエクトパターンを種々の編集リストにおい
て使用し得るようにすることができ、かくして使い勝手
を格段的に向上させ得る編集装置を実現できる。
【0226】またユーザプログラムエフエクトダイアロ
グ110においてマウス13を用いてもキーフレームの
各パラメータの値を設定又は変更し得るようにするよう
にしたことにより、エフエクトパターンの作成作業を格
段的に向上させることができ、かくして使い勝手をより
向上させ得る編集装置を実現できる。
【0227】(8)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のよう
に構成された編集装置1に適用するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、要は、登録され
た複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編
集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定し
た編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成
して登録できるこの他種々の編集リスト作成装置に広く
適用することができる。
【0228】また上述の実施の形態においては、作成さ
れたエフエクトパターンのデータ(エフエクトパターン
データ)をフアイル化してハードデイスク装置17に格
納する制御手段として、主制御部3の制御を司るCPU
20を適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、このような制御手段をCPU20と
は別体に設けるようにしても良い。
【0229】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザプログラムによるエフエクトパターンのデータを格納
する外部記憶装置としてハードデイスク装置17を適用
するうよにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、ハードデイスク装置以外のこの他種々の記憶装
置を広く適用することができる。
【0230】さらに上述の実施の形態においては、作成
されたユーザプログラムによるエフエクトパターンを再
現するためのデータとして各キーフレームのパラメータ
データ(各キーフレームパラメータデータ)と、各キー
フレームのサムネイルピクチヤの画像データとをハード
デイスク装置17に格納するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、各キーフレームのパラ
メータに基づいて内挿補間した各キーフレーム間の各フ
レーム画像の各パラメータ値をもエフエクトパターンを
再現するためのデータとしてハードデイスク装置17に
格納するようにしても良く、作成されたユーザプログラ
ムによるエフエクトパターンを再現するためのデータと
しては、この他又はこれに加えて種々のデータを適用す
ることができる。
【0231】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザプログラムによるエフエクトパターンの各キーフレー
ムのサムネイルピクチヤの画像データをWindows AVI
フオーマツトでハードデイスク装置17内に格納するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、要は、多くの編集装置において利用されているフア
イルフオーマツトを使用するのであれば、ユーザプログ
ラムによるエフエクトパターンの各キーフレームのサム
ネイルピクチヤの画像データをハードデイスク装置17
内に格納するときのフアイルフオーマトとしてはこの他
種々のフアイルフオーマツトを広く適用することができ
る。
【0232】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザプログラムによるエフエクトパターンを作成する際、
マウス13によりパラメータ値を設定できるような設定
画面として図10のようなユーザプログラムエフエクト
ダイアログ110をデイスプレイ12に表示するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、設
定画面としてはこの他種々の形態の設定画面を広く適用
することができる。
【0233】さらに上述の実施の形態においては、エフ
エクトパターンの作成モード時(本実施の形態において
はユーザプログラムエフエクトダイアログ110がオー
プンしている動作モード時)、所望するエフエクトパタ
ーンを得るための各種パラメータの値を設定するための
所定の設定画面を表示すると共に、マウスが動かすよう
に操作されたときに当該マウスの移動量に応じて設定画
面内に表示された対応するパラメータの値を変化させる
表示制御手段として、主制御部3の制御を司るCPU2
0を適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、このような表示制御手段をCPU20
とは別体に設けるようにしても良い。
【0234】さらに上述の実施の形態においては、ユー
ザプログラムエフエクトダイアログ110において、キ
ーフレームにおけるフオアグランド映像のX軸方向の位
置のパラメータ及びY軸方向の位置のパラメータや、X
軸回りの回転量のパラメータ及びY軸回りの回転量のパ
ラメータをマウス操作により同時に設定又は変更し得る
ようにするようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、これ以外の2種類のパラメータ値をマウ
スの縦方向及び横方向の移動量に応じて可変させ得るよ
うにするようにしても良い。
【0235】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、登録され
た複数の映像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編
集映像及び又は編集音声を得るための編集内容を規定し
た編集リストに用いるエフエクトパターンを任意に作成
して登録できる編集リスト作成装置において、作成され
たエフエクトパターンのデータをフアイル化して外部記
憶装置に格納する制御手段を設けるようにしたことによ
り、数多くのエフエクトパターンを登録し、かつ種々の
編集リストにおいて使用し得るようにすることができ、
かくして使い勝手を格段的に向上させ得る編集リスト作
成装置を実現できる。
【0236】また本発明によれば、登録された複数の映
像及び又は音声素材を繋ぎ合わせて所望の編集映像及び
又は編集音声を得るための編集内容を規定した編集リス
トに用いるエフエクトパターンを任意に作成して登録で
きる編集リスト作成装置において、エフエクトパターン
の作成モード時、所望するエフエクトパターンを得るた
めの各種パラメータの値を設定するための所定の設定画
面を表示すると共に、マウスが動かすように操作された
ときに、当該マウスの移動量に応じて設定画面内に表示
された対応すするパラメータの値を変化させる表示制御
手段を設けるようにしたことにより、各パラメータの値
の設定又は変更を容易に行い得るようにすることがで
き、かくして使い勝手を格段的に向上させ得る編集リス
ト作成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による編集装置の全体構成を示す
ブロツク図である。
【図2】主制御部の構成を示すブロツク図である。
【図3】メイン画面を示す略線図である。
【図4】ビデオクリツプエデイツトダイアログを示す略
線図である。
【図5】メイン画面を示す略線図である。
【図6】メイン画面を示す略線図である。
【図7】セレクトエフエクトダイアログを示す略線図で
ある。
【図8】セレクトエフエクトダアログのユーザプログラ
ムタブの説明に供する略線図である。
【図9】エフエクトセツトアツプダイアログを示す略線
図である。
【図10】ユーザプログラムエフエクトダイアログを示
す略線図である。
【図11】ロードユーザプログラムエフエクトダイアロ
グを示す略線図である。
【図12】ユーザプログラムエフエクト設定処理手順を
示すフローチヤートである。
【図13】ユーザプログラムエフエクト設定処理手順を
示すフローチヤートである。
【図14】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理
手順を示すフローチヤートである。
【図15】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理
手順を示すフローチヤートである。
【図16】ユーザプログラムエフエクトダイアログ処理
手順を示すフローチヤートである。
【図17】パラメータ値変更処理手順を示すフローチヤ
ートである。
【符号の説明】
1……編集装置、3……主制御部、13……マウス、1
5……キーボード、20……CPU、30……メイン画
面、62……セレクトエフエクトダイアログ、73A〜
73J……エフエクトアイコン、79、103B……エ
デイツトボタン、80……エフエクトセツトアツプダイ
アログ、110……ユーザプログラムエフエクトダイア
ログ、113A〜113H……サムネイルピクチヤ、1
16A〜116G……パラメータ値表示部、119……
パラメータ名表示部、120……プルダウンボタン、1
21……マウスコントロール部、123A〜123I…
…パラメータ名ボタン、140B……インポートボタ
ン、140C……エキスポートボタン、141……ロー
ドユーザプログラムエフエクトダイアログ、144……
サムネイルピクチヤ表示部、145……再生ボタン、1
46……スライダ、RT1……ユーザプログラムエフエ
クト設定処理手順、RT2……ユーザプログラムエフエ
クトダイアログ処理手順、RT3……パラメータ値変更
処理手順。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】登録された複数の映像及び又は音声素材を
    繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るた
    めの編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクト
    パターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装
    置において、 作成された上記エフエクトパターンのデータフアイル化
    して外部記憶装置に格納する制御手段を具えることを特
    徴とする編集リスト作成装置。
  2. 【請求項2】上記エフエクトパターンの上記データは、 時系列の1又は複数の代表フレームを再現するための各
    種パラメータの値と、 各上記代表フレームにおけるパターン画像の画像データ
    とを有し、 制御手段は、 各上記代表フレームにおける上記パターン画像の上記画
    像データを所定のフアイルフオーマツトに準じたフオー
    マツトで上記外部記憶装置に格納することを特徴とする
    請求項1に記載の編集リスト作成装置。
  3. 【請求項3】登録された複数の映像及び又は音声素材を
    繋ぎ合わせて所望の編集映像及び又は編集音声を得るた
    めの編集内容を規定した編集リストに用いるエフエクト
    パターンを任意に作成して登録できる編集リスト作成装
    置において、 上記エフエクトパターンを作成するための動作モード
    時、所望する上記エフエクトパターンを得るために各種
    パラメータの値を設定するための所定の設定画面を表示
    すると共に、マウスが動かすように操作されたときに、
    当該マウスの移動量に応じて上記設定画面内に表示され
    た対応する上記パラメータの値を変化させる表示制御手
    段を具えることを特徴とする編集リスト作成装置。
  4. 【請求項4】上記マウスの横方向及び縦方向の移動量に
    応じて、上記設定画面内に表示された上記横方向又は上
    記縦方向にそれぞれ対応する2つの上記パラメータの値
    を変化させることを特徴とする請求項3に記載の編集リ
    スト作成装置。
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