JPH11290518A - シンボル可変表示遊技機 - Google Patents

シンボル可変表示遊技機

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Publication number
JPH11290518A
JPH11290518A JP10116029A JP11602998A JPH11290518A JP H11290518 A JPH11290518 A JP H11290518A JP 10116029 A JP10116029 A JP 10116029A JP 11602998 A JP11602998 A JP 11602998A JP H11290518 A JPH11290518 A JP H11290518A
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JP
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winning
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Application number
JP10116029A
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English (en)
Inventor
Koushiro Uehata
高史郎 植畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takasago Electric Industry Co Ltd filed Critical Takasago Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10116029A priority Critical patent/JPH11290518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞となるシンボルの組合せが変化している
ことを遊技者に的確に知らせて、入賞に対する期待感や
遊技への興味を十分かつ確実に高める。 【解決手段】 始動入賞口14にパチンコ玉が入ると、
各リール20a,20b,20cが一斉にシンボルの変
動表示を開始する。所定時間経過後に、左右のリール2
0a,20cが変動表示を停止してリーチ状態になった
とき、残りのリール20bの変動表示の態様が、異なる
入賞確率を示す複数種の態様に順次切り換えられる「複
合リーチ」が出現する。度数表示器18は、このリーチ
動作に応じて、入賞確率を示す数値のカウント表示を、
適宜、表示色を変更しながら実施し、所定のタイミング
で、最終の態様により表される入賞確率を固定表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機やス
ロットマシンなど、複数種のシンボルを変動させて表示
させた後、そのシンボル変動表示を停止して、1または
複数のシンボル表示位置にいずれかのシンボルを可変表
示させる可変表示部を、複数個備え、各シンボル変動表
示の停止時に、各可変表示部にわたる所定のライン上に
特定のシンボルの組合せが成立した状態を入賞となすよ
うにしたシンボル可変表示遊技機であって、特に成立さ
せるシンボルの組合せを抽選により決定するようにした
シンボル可変表示遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ遊技機は、盤面の中央部
にシンボル表示部が設けられ、このシンボル表示部の下
方に始動入賞口が、さらにその下方に特別入賞口が、そ
れぞれ配備されている。
【0003】前記シンボル表示部は、盤面に、複数個
(通常3個)の可変表示部を配備して成る。これら可変
表示部としては、外周面に複数種のシンボルが表された
リール、液晶表示器やCRTなどによる画像上で複数種
のシンボルがスクロール表示される表示領域、LEDな
どをセグメント配列して数字やアルファベット文字を変
動表示する文字表示器などが存在する。各可変表示部
は、始動入賞口にパチンコ玉が入ったことに応じて一斉
に始動して、複数種のシンボルを高速で変動させて表示
した後、各変動表示を左,右,中央の順に停止して、い
ずれかのシンボルを表示させる。
【0004】また上記のパチンコ遊技機では、前記始動
入賞口にパチンコ玉が入ると、機体内部で抽選処理を実
施しており、この抽選が「当たり」であれば、シンボル
表示窓に例えば同じシンボルが停止して並んで、特別入
賞が成立する。この特別入賞の成立に応じて、常時は閉
じた状態の特別入賞口が開動作して大きく開口し、所定
個数のパチンコ玉が入るまでの間、この開口状態が保持
される。
【0005】なおシンボル可変表示器の作動中に、始動
入賞口にパチンコ玉が入ったときは、一定個数までは保
留玉数として記憶される。この場合、始動入賞口にパチ
ンコ玉が入る都度、前記抽選が実施されてその結果が記
憶されてゆき、先のシンボル可変表示動作が終了する
と、つぎの保留玉に対応するシンボル可変表示動作が開
始され、前記抽選結果に応じたシンボルが停止表示され
る。なお保留玉数は、シンボル可変表示装置の近傍に設
けられた複数個の保留ランプの点灯により各遊技者へ知
らされる。
【0006】一般に抽選が当たっている場合には、
「7」「7」「7」の如く、同じシンボルの組み合わせ
が成立するように各可変表示器の停止動作が制御される
ので、左右の可変表示器の可変表示が停止して同じシン
ボルが表示されると、「リーチ」と呼ばれる入賞成立前
の状態となり、各遊技者は期待感をもって、中央の可変
表示器の停止動作を待つことになる。
【0007】近年のパチンコ遊技機では、「リーチ」に
なったとき、最後の中央の可変表示器の停止動作をゆっ
くりと行うことにより、入賞への各遊技者の期待感や興
奮度合を高めると共に、入賞確率に応じた複数種の停止
の態様を用意して、リーチの種別を、例えば「通常リー
チ」、「ロングリーチ」、「スーパーリーチ」、「スペ
シャルリーチ」の如く区分している。
【0008】例えば「通常リーチ」では、左右の可変表
示器のシンボル変動表示が停止した後、1回転未満で中
央の可変表示器のシンボル変動表示を停止させ、同様に
「ロングリーチ」では1〜2回転後に、「スーパーリー
チ」では2〜3回転後に、「スペシャルリーチ」では3
回転以上の後に、それぞれ中央のシンボル変動表示を停
止させる。
【0009】しかしながら上記の各リーチは、中央の可
変表示部の変動表示の時間長さという物理量により、遊
技者に入賞の可能性がどの位あるのかを想起させるだけ
のものであるから、リーチの都度、入賞確率が明確に示
される訳ではない。したがって仮に高い入賞確率を示す
リーチが発生しても、遊技者がそのリーチの意味を認識
していなければ、リーチによる入賞確率の報知は何の意
味もなさなくなる。また入賞となるシンボルの組合せが
成立する頻度はきわめて低いので、遊技者はしだいに中
央の可変表示部の動きを注視しなくなり、入賞の瞬間を
見逃してしまうという不具合もある。
【0010】そこでシンボル表示部の近傍に表示器を設
け、リーチ状態が成立すると、そのときの抽選が当たっ
て入賞が成立する確率を前記表示器に表示することが提
案されている(特開平6−170049号)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで最新のパチン
コ遊技機の中には、上記したような単一の態様のリーチ
にとどまらず、変動表示の途中でリーチの態様を何段階
にも切り換えて、遊技者に提示する入賞確率を変動させ
るようにした機種が存在する。このような機種では、一
般に、中央の可変表示部の変動表示が低い入賞確率を示
す態様からより高い入賞確率を示す態様へと切り換わる
ように設定しているが、この場合に前記表示器にリーチ
開始時点での入賞確率を固定して表示すると、その後の
態様の変化に対応できなくなり、遊技者の入賞への期待
感を徐々に高めることが困難となる。また遊技者に正確
な入賞確率を報知するために、最終的な入賞確率を示す
態様が表れた時点でその入賞確率を表示したり、リーチ
開始時点で最終的な入賞確率を表示すると、遊技者は入
賞確率の表示に注意するのみとなり、前記した変動表示
の態様の切換えが何の意味もなさなくなる虞がある。
【0012】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、リーチ状態が成立したときに、残りの可変表示
部の変動表示を、異なる入賞確率を示す複数種の態様に
順次切り換えながら実施するとともに、入賞確率を変動
させながら報知することにより、入賞となるシンボルの
組合せが成立する確率が変化していることを遊技者に的
確に知らしめて、入賞に対する遊技者の期待感や遊技へ
の興味を十分かつ確実に高めることを技術課題とする。
【0013】またこの発明では、上記の確率変動の報知
方法として、確率を示す情報を変動表示することによ
り、通常のシンボル表示部によるシンボル変動表示以外
の演出を行って、新たな興趣を備えたシンボル可変表示
遊技機を提供することを第2の技術課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
種のシンボルを変動させて表示した後、前記シンボル変
動表示を停止していずれかのシンボルを表示する可変表
示部を複数個備え、各可変表示部の変動表示の停止時に
成立するシンボルの組合せを抽選により決定するように
したシンボル可変表示遊技機において、各可変表示部の
変動表示が少なくとも1個を除いて停止した段階で入賞
が成立し得るリーチ状態になったとき、残りの可変表示
部の変動表示の態様を、異なる入賞確率を示す複数種の
態様に順次切り換えながら実施させた後、この可変表示
部の変動表示を停止させて前記抽選結果に応じたシンボ
ルを表示させる表示制御手段と、前記表示制御下の可変
表示部の動作に応じて、この可変表示部の停止により入
賞となるシンボル組合せが成立する確率を変動させなが
ら報知する報知手段とを具備させている。
【0015】請求項2の発明では、前記報知手段は、前
記確率を示す情報を変動表示するための表示器より構成
される。
【0016】さらに請求項3の発明では、前記報知手段
は、前記表示制御下の可変表示部における変動表示の態
様の切換えに応じて、切り換えられた態様の示す入賞確
率を報知するように構成される。これに対し、請求項4
の発明にかかる報知手段は、前記表示制御下の可変表示
部における変動表示の態様の切換えに先立ち、切換え後
に実施される態様の示す入賞確率を報知するように構成
される。
【0017】
【作用】リーチ状態が成立したときに、残りの可変表示
部が、異なる入賞確率を示す複数種の態様に順次切り換
えられながら変動表示する間に、その変動表示動作に応
じて入賞が成立する確率を変動させながら報知するの
で、遊技者は、提示される入賞確率が変動することを的
確に認識して、入賞や遊技に対する関心を高めるように
なる。
【0018】請求項2の発明では、前記確率を示す情報
を変動表示するので、本来の可変表示部によるシンボル
の変動表示の他に、入賞確率の変動表示という新たなゲ
ーム性が付加できる。
【0019】請求項3の発明では、可変表示部における
変動表示の態様の切換えに応じて、切り換えられた態様
の示す入賞確率を報知することにより、遊技者に、現時
点での変動表示により示される入賞確率を正確に認識さ
せることができる。
【0020】請求項4の発明では、可変表示部における
変動表示の切換えに先立ち、切換え後に実施される態様
の示す入賞確率が報知されるので、遊技者に、以後のリ
ーチ動作により示される入賞確率が変動することを予告
することができる。
【0021】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるパチンコ
遊技機1の外観を示す。このパチンコ遊技機1は、機体
の前面に遊技盤1Aを備え、その下方にパチンコ玉投入
皿3,操作ハンドル4,パチンコ玉払出口5,受け皿
6,余剰玉放出口7,スピーカー9などが、その上方に
表示ランプ8a,8bが、それぞれ設けられた構成のも
のである。
【0022】前記遊技盤1Aはガラス扉を備え、盤面2
には、多数の障害釘(図示せず),入賞口10,チュー
リップ役物11などが、それぞれ所定の位置に配備され
ている。盤面2の中央部には、シンボル表示部13が設
けられ、このシンボル表示部13の下方に始動入賞口1
4が、さらにその下方に特別入賞口15が、さらにその
下方にアウト口16が、それぞれ設けられている。また
シンボル表示部13の上方位置には、複数個(図示例で
は4個)の保留ランプ17が配備される。
【0023】前記パチンコ玉投入皿3は、ゲームに先立
ち、複数個のパチンコ玉を投入する部分であり、図示し
ないパチンコ玉の取込口に連通している。操作ハンドル
4は、図示しない打撃部を駆動させて前記取込口から取
り込まれたパチンコ玉を盤面2上へ打ち出すためのもの
である。
【0024】前記シンボル可変表示部13は、盤面2の
開口部(図示せず)上に取り付けられた前面パネル13
aや、機体内部に前記前面パネル13aに対向させて配
備されるリールユニット(図示せず)などにより構成さ
れる。前面パネル13aには、図2に示すように、3個
のシンボル表示窓19a,19b,19cが形成され、
各シンボル表示窓19a,19b,19cの形成位置に
対向させて前記リールユニットの3個のリール20a,
20b,20cが配置される。前面パネル13a上部の
中央位置には、後記する入賞確率の表示用の度数表示器
18が配備される。なお図2中の21は、パチンコ玉の
落下を規制するための傷害釘である。
【0025】前記度数表示器18は、7セグメントの数
字表示器18a,18bを、2個並べて成る。各数値表
示器18a,18bの各セグメントには、それぞれ異な
る色彩光を発光する複数種のLEDが配列されており、
単独のLEDの発光色もしくは複数個のLEDによる発
光色の組合せにより、赤,緑,青の3原色のほか、肌
色,橙色,紫色,白色の各色彩光による数字が表示され
る。なおこの度数表示器18は、入賞確率の表示に用い
られるほか、特別入賞の開始を報知したり、特別入賞口
15の開放回数を表示する際にも用いられるもので、入
賞確率の大きさや表示する情報の内容に応じて、その表
示色が切り換えられる。
【0026】各リール20a,20b,20cの周面に
は、それぞれ「0」〜「9」の各数字のシンボルが、所
定の間隔毎に配列されている。各シンボル表示窓19
a,19b,19cは、各リール20a,20b,20
cが停止状態にあるとき、それぞれ1個のシンボルが窓
枠内に表示される大きさに形成される。各リール20
a,20b,20cは、一斉に回転を開始して、各シン
ボルを順次高速で変動表示する。その後、各変動表示
は、リール20a,20c,20bの順に、所定の設定
時間をおいて順次停止し、各シンボル表示窓19a,1
9b,19c内に、それぞれいずれか1個のシンボルが
表示される。
【0027】なお各シンボル表示窓19a,19b,1
9c内に表示させるシンボルは1個に限らず、複数個の
シンボルを表示させてもよい。また表示させるシンボル
は数字に限らず、文字や図柄のシンボルであってもよ
い。
【0028】またこの実施例では、各シンボル表示窓1
9a,19b,19cの内側に複数種のシンボルが表さ
れたリールを配備しているが、リールに代えて、ディス
ク状やベルト状の表示器を配備してもよく、またセグメ
ント型もしくはドットマトリクス型の表示器を用いても
よい。また前面パネル13aに代えて、液晶表示器やC
RTなどを配置して、その表示画面上にシンボルの可変
表示部や前記度数表示器18の画像を生成し、この表示
領域内で複数種のシンボルや数値をスクロール表示させ
るようにしてもよい。
【0029】このパチンコ遊技機は、従来の機種と同
様、始動入賞口14にパチンコ玉が入ったことに応じ
て、機体内部で乱数による抽選を実施する。そしてその
抽選結果に応じて、左右のシンボル表示窓19a,19
cに同じシンボルを停止表示させてリーチ状態を成立さ
せた後、中央のシンボル表示窓19bに左右と同じシン
ボルを停止させるか、または左右と異なるシンボルを停
止させてはずれとするか、もしくは左右のシンボル表示
窓19a,19cに異なるシンボルを停止するはずれを
成立させるか、のいずれかのリール停止制御を、それぞ
れ所定の確率で実施する。
【0030】さらにこの実施例のパチンコ遊技機では、
前記リーチ状態が発生した後の残りの中央のリール20
bの変動表示に、それぞれ異なる入賞確率を表す4種類
の態様を用意し、各態様が単独で表れるリーチのほか、
複数種の態様が順次切り換わる方式のリーチを実施する
ようにしている。
【0031】図3は、上記4種類の変動表示の各態様の
具体的な内容を示す。なお以下の説明では、これらの態
様a〜dを単独で実施する方式のリーチを「単独リー
チ」と呼び、複数種の態様を切り換えて実施する方式の
リーチを「複合リーチ」と呼ぶものとする。
【0032】この実施例では、各態様毎に、その態様に
よる単独リーチ、およびその態様が最後に実施される複
合リーチにより入賞となるシンボルの組合せが成立する
確率を、「大当たり信頼度」として、各態様の大当たり
信頼度が、a→b→c→dの順に高くなるように設定し
ている。なおこの実施例の複合リーチは、必ず、a態様
から始まって、以下、大当たり信頼度の低いものから高
いものへと切り換わるように設定されている。
【0033】機体内部の制御部30(図8に示す)で
は、前記始動入賞口14にパチンコ玉が入ったことに応
じて、機体内部で乱数による抽選を実行し、各リール2
0a,20b,20cの停止により特別入賞にかかるシ
ンボルの組合せ(例えば「7」「7」「7」)を成立さ
せるか否かを決定する。この抽選に用いられる乱数は、
「0」〜「199」のいずれかの整数値をとるもので、
ここでは取り込まれた乱数が「7」であったときを特別
入賞とし、各リール20a,20b,20cを、それぞ
れ前記特別入賞にかかるシンボルの組合せが成立するタ
イミングで停止させる。
【0034】また前記抽選処理において、前記「7」を
含む「0」〜「20」のいずれかの乱数が取り込まれた
ときは、左右の各リール20a,20cの停止時に同じ
シンボルを表示させてリーチを開始させることが決定さ
れる。この場合には、さらにどのような態様のリーチを
実施するかを決定するための第2の抽選が「0」〜「9
9」の乱数を用いて実施される。
【0035】図4は、大当たり信頼度の設定例を示すも
ので、前記したa〜dの各態様毎に、その態様による単
独リーチ、またはその態様が最終に行われる複合リーチ
をまとめて、それぞれリーチパターン群A,B,C,D
としている。そして前記第1の抽選が当たって特別入賞
を成立させると決定された場合、および抽選がはずれた
場合について、それぞれ各リーチパターン群にかかるリ
ーチが出現する確率を求め(図中の欄)、さらにこ
れら確率から大当たり信頼度を求めている(欄)。な
お欄には、各リーチパターン群に含まれるリーチパタ
ーンの内容が示してある。
【0036】図示例は、第1の抽選が当たりの場合は、
各リーチパターン群A,B,C,Dをそれぞれ25%の
確率で出現させ、第1の抽選がはずれの場合には、各リ
ーチパターン群A,B,C,Dを、それぞれ92%,5
%,2%,1%の確率で出現させることを前提とする。
これにより各リーチパターン群A,B,C,Dの大当た
り信頼度は、それぞれ1.3%,20%,38.5%,
55.6%となる。
【0037】この実施例では、a態様による基本リーチ
を除く各リーチが実施される際に、前記度数表示器18
にそのリーチの大当たり信頼度を示す数値を表示して
(ただし小数点以下は切捨て)、リーチ終了後に入賞と
なるシンボルの組合せが成立する確率を報知するように
している。この場合、度数表示器18に表示される数値
は、「01」から順にカウントアップされてゆき、大当
たり信頼度に該当する数値に到達した時点で変動表示を
停止する(以下この方式の表示を「確率変動表示」とい
う)。また10の位を示す左の数値表示器18aに表示
される数値が変わる都度、各数値表示器18a,18b
の前記LEDの発光動作が切り換られて、白,緑,青,
肌,橙,紫の順に数値の表示色が変更される。
【0038】なお確率変動表示は、具体的な数値の変動
表示に限らず、例えば、レベルメータ型の表示器によ
り、確率変動状態をアナログ表示したり、リーチ動作に
応じて異なるシンボルを変動表示するようにしてもよ
い。ただしこの実施例のように数値を変動させる方式を
用いると、遊技者が具体的な大当たり信頼度を把握しや
すくなる。
【0039】図5は、度数表示器18の表示動作の制御
の一例であって、前記a態様からb態様へと移行するパ
ターンの複合リーチが実施されるときの確率変動表示お
よび表示色の切換えのタイミングを示す。
【0040】度数表示器18の表示色は、初期段階では
白色に設定されており、最初のa態様が実施される間
に、「01」〜「09」の各数値が順次変動表示され
る。この後、リーチの態様がb態様へと移行すると、表
示色が白色から緑色に切り換えられるとともに、「1
0」〜「19」の各数値が変動表示される。この後、表
示色が青色に切り換えられて「20」の数値が表示され
た時点で、確率変動表示が停止し、リーチが終了するま
でその表示状態が保持される。
【0041】上記の表示制御によれば、b態様の実施途
中で確率変動表示が停止し、リーチパターン群Bの大当
たり信頼度に該当する数値「20」が固定表示されるか
ら、遊技者は、リーチ動作のみで予想するよりも確実
に、入賞となるシンボル組合せが成立する確率を認識で
き、リーチの終了を期待感を持って待つようになる。ま
た確率の変動表示を数値のカウントアップ表示により行
うとともに、表示される数値が大きくなるにつれて表示
色を変化させるから、遊技者は、確率変動表示の途中
で、より高い大当たり信頼度が示されると期待するよう
になる。さらにこの変動表示により、リール20a〜2
0cによるものとは別の意味合いをもったシンボル変動
表示が実施されるので、遊技者の興味を増幅して、遊技
の興趣をより一層高めることができる。
【0042】図6は、複合リーチとして、a,b,cの
各態様が順に実施される場合の表示制御例を示す。この
実施例でも、まず前記図5と同様、a態様からb態様へ
と移行する間に、度数表示器18の数値は「1」から順
にカウントアップされる。そしてb態様の途中で「2
0」の数値が表示されると、この確率変動表示は一旦停
止し、b態様が終了するまで「20」の数値が固定表示
される。この後、c態様が開始されると、これに連動し
て確率変動表示が再開され、「21」以降の数値が変動
表示される。そして「38」の数値が表示された時点で
確率変動表示は再び停止し、c態様が終了するまで「3
8」の数値が固定表示される。上記の表示制御によれ
ば、b,cの各態様の実施に応じて、それぞれその態様
の示す大当たり信頼度が明示されるので、遊技者は、各
態様の示す意味を認識しやすくなる。
【0043】図7(1)は、図6と同様のリーチパター
ンに対する他の表示制御例を示す。この実施例でも、最
初のa態様が実施されている間に、「01」〜「09」
の各数値を白色で順次変動表示させる。この後、b態様
へと移行すると、確率変動表示の速度が速くなり、「1
0」〜「30」の各数値が緑,青,肌色と表示色を切り
換えながら変動表示される。さらにc態様へと移行する
と、確率変動表示の速度が少し遅くなって「31」以降
の数値が順次表示され、c態様の終了前に、前記リーチ
パターン群Cの大当たり信頼度に近似する数値「38」
が表示される。
【0044】図7(2)は、a態様からd態様へと移行
するタイプの複合リーチが実施されるときの表示制御例
を示す。この実施例では、a態様における確率変動表示
の速度を前記した各例よりも高速化して、「0」〜「4
0」までの数値を変動表示するようにしている。なお表
示色も、数値の10の位が変わる毎に、白,緑,青,
肌,橙色の順に変化する。
【0045】この後、d態様に移行して「41」〜「4
9」の各数値が変動表示された後、表示色が紫色に切り
換えられて、「50」以降の各数値が変動表示される。
そして前記リーチパターン群Dの大当たり信頼度に近似
する数値「55」が表示された時点で、確率変動表示は
停止し、その表示状態がd態様が終了するまで維持され
る。
【0046】上記図7(1)(2)の表示方式によれ
ば、リーチ動作の途中で、その時点で実施されている態
様の持つ大当たり信頼度を上回る確率が表示されるの
で、遊技者は、さらに高い大当たり信頼度を示す態様が
出現することを予想でき、その態様の出現に期待してシ
ンボル表示部13を注視するようになる。特に図6
(2)の例のように、最初のa態様の実施中に一挙に高
確率の入賞の可能性が提示される場合には、遊技者に、
特別入賞に対する強い期待感を喚起させることができ、
ゲームの興趣をより一層高めることができる。なおどの
ようなパターンの確率変動表示を行うかは、抽選により
ランダム設定することも可能であるが、ここでは説明を
簡単にするために、リーチパターン毎に定められた態様
の確率変動表示が行われるものとする。
【0047】リーチが完了した時点で特別入賞となるシ
ンボルの組合せが成立すると、数値表示器18には、1
6進のフルスケールを示す「FF」の文字が赤色で表示
され、さらに特別ゲームが開始されると、特別入賞口1
4の開放回数が、同じく赤色光によりカウント表示され
る。
【0048】図8は、上記のパチンコ遊技機1の電気的
な構成例を示す。図中、30は、マイクロコンピュータ
で構成される制御装置であり、CPU31を制御・演算
の主体とし、プログラム記憶部33、パターン記憶部3
4、乱数抽選部35、RAM36などを含んでいる。
【0049】前記プログラム記憶部33には、ゲーム実
行のためのプログラムが、またパターン記憶部34に
は、各リール20a,20b,20cに描かれたシンボ
ルの配列パターンが、それぞれ記憶される。前記乱数抽
選部35は、前記入賞決定用の抽選やリーチパターンの
決定用の抽選を実行するための乱数を発生し、また取り
込んだ乱数値を照合するための抽選テーブルを有してい
る。
【0050】前記CPU31には、バス32を介して、
複数の入賞玉検知センサ42,始動入賞玉検知センサ4
3,払出玉検知センサ44,打出玉検知センサ45,リ
ール駆動回路37,ランプ表示回路38,LED駆動回
路39,玉払出機構40,入賞口駆動機構41などが接
続されている。
【0051】各入賞玉検知センサ42は、各入賞口1
0、特別入賞口15、チューリップ役物11に設けら
れ、パチンコ玉が入賞口10,15やチューリップ役物
11に入ったことを検知して電気信号を出力する。始動
入賞玉検知センサ43は、始動入賞口14に設けられ、
パチンコ玉が始動入賞口14に入ったことを検知して電
気信号を出力する。
【0052】払出玉検知センサ44は、機体内部のパチ
ンコ玉貯留部(図示せず)から前記パチンコ玉払出口5
への払出通路に設けられ、払い出されるパチンコ玉を検
知して電気信号を出力する。打出玉検知センサ45は、
打撃部の近傍や遊技盤1Aの玉通路などに設けられ、盤
面2上に打ち出されたパチンコ玉を検知して電気信号を
出力する。
【0053】玉払出機構40は、パチンコ払出口5にパ
チンコ玉を送り出すためのもので、CPU31からの指
令により、前記したパチンコ玉貯留部に貯留されたパチ
ンコ玉を所定数だけ払出通路へ放出する。入賞口駆動機
構41は、各入賞口の開閉動作を制御するためのもので
ある。
【0054】リール駆動回路37は、シンボル表示部1
3の各リール20a,20b,20cを回転させるため
のステッピングモータ(図示せず)の動作を制御する。
またランプ表示回路38は、保留ランプ17や表示ラン
プ8a,8bなどの点灯動作を制御し、LED駆動回路
39は、前記した度数表示器18の各LEDの発光動作
を一連に制御する。
【0055】図9および図10は、前記パチンコ遊技機
1における制御の流れを示す。ただしここでは、パチン
コ遊技機の通常の処理については、図示および説明を省
略するものとし、以下、図9,10に沿って、始動入賞
口13にパチンコ玉が入ったことに応じた制御の流れ
(以下、各ステップを「ST」と示す)を説明する。
【0056】図9は、始動入賞口14にパチンコ玉が入
ったときに、その入賞玉に対し、特別入賞口15を開放
させる特別入賞を出現させるか否かを決定する制御の流
れを示すもので、図9のST1では、始動入賞口14へ
パチンコ玉が入ったかどうかを監視している。もしST
1の判定が「YES」になれば、CPU21は入賞玉数
の計数値nを1加算し、この入賞玉に対する抽選を実行
して、各リール20a,20b,20cの停止時に成立
させるシンボル組合せを決定する(ST2,3)。
【0057】さらにこの抽選によりリーチとなるシンボ
ル組合せを成立させることが決定された場合には、ST
4が「YES」となり、つぎのST5で、第2の抽選に
より、どのようなパターンのリーチを実施するかが決定
される。なおこの第2の抽選では、具体的には、前記図
4に示したA,B,C,Dのいずれのリーチパターン群
を選択するかを決定するための抽選処理と、選択された
リーチパターン群中のいずれを実施するかを決定するた
めの抽選処理、という2段階の抽選が行われる。このう
ち最初の抽選処理は、前記図4に示した確率に基づいて
行われるもので、第1の抽選で入賞となるシンボル組合
せを成立させることが決定された場合と、はずれのシン
ボル組合せを成立させることが決定された場合とでは、
異なる抽選テーブルが採用される。
【0058】また2番目の抽選では、各リーチパターン
が均一の確率で出現するように設定されるが、大当たり
信頼度の変動表示を強調するために、複合リーチとなる
リーチパターンの出現頻度が高くなるようにしてもよ
い。
【0059】ST6では、前記第1,第2の抽選結果が
制御部30のRAM36内に記憶され、前記ST1で確
認された入賞玉に対し、つぎの図10の手順が完了する
まで保持される。
【0060】図10は、各入賞玉に対する制御の流れを
示す。まず図10のST11では入賞玉があるか否かが
チェックされ、この判定が「YES」であれば、前記シ
ンボル表示部13の各リール20a,20b,20cが
一斉に始動してシンボル変動表示が開始される(ST1
2)。
【0061】つぎにST13では前記第1の抽選によ
り、リーチとなるシンボル組合せを成立させることが決
定したか否かがチェックされる。この判定が「NO」の
場合には、ST21へと進み、CPU31は、左,右の
各リール20a,20cを、同じシンボルが表示されな
いタイミングで順次停止させ、さらに中央のリール20
bを所定のタイミングで停止させて、はずれのシンボル
組合せを停止表示する。
【0062】ST13の判定が「YES」となる場合に
は、CPU31は、つぎのST14で、左右のリール2
0a,20cを、同じシンボルが表示されるタイミング
で停止させ、リーチ状態を設定する(ST14)。そし
てさらに中央のリール20bに対し、前記第2の抽選で
決定されたリーチパターンによるシンボル変動表示が行
われるように、その回転動作を制御するとともに、度数
表示器18を駆動して、前記した確率変動表示を実施す
る(ST15)。
【0063】リーチが開始される前までは、前記度数表
示器18には数値「00」が白色で固定表示されてお
り、左右のシンボル表示窓1a,19cに同じシンボル
が表示されてリーチが開始されると、前記図5〜7に例
示したような確率変動表示が開始される。ただし前記し
たように、a態様による単独リーチが実施される場合
は、確率変動表示は行われず、度数表示器18の表示は
「00」のまま維持される。
【0064】こうして決定されたリーチパターンに応じ
たシンボル変動表示が実施され、リーチを終了する時刻
に達すると、変動表示中のリール20bに対する停止制
御が実施される。このとき第1の抽選によりリーチをは
ずれにすることが決定している場合は、ST16が「N
O」となり、CPU31は、リール20bを、左右と異
なるシンボルが表示されるタイミングで停止させ、一連
のシンボル変動表示を終了する(ST20)。
【0065】一方、第1の抽選により入賞を成立させる
ことが決定している場合は、ST16が「YES」とな
り、CPU31は、リール20bを、左右と同じシンボ
ルが表示されるタイミングで停止させた後、前記度数表
示器18に、特別入賞の成立を意味する文字「FF」を
赤色で所定期間表示する(ST17,18)。そしてつ
ぎのST19で、特別入賞口15が所定回数だけ開放さ
れる特別ゲームをスタートさせる。
【0066】前記したようにこの特別入賞時には、前記
度数表示器18は、特別入賞口15の開放回数をカウン
ト表示するように設定されており、特別入賞口15の最
初の開放により前記「FF」の表示がクリアされて、赤
色光により「01」の数値が表示される。以後、特別入
賞口14が開放される都度、CPU31は、度数表示器
18の表示データを1ずつインクリメントして、そのデ
ータに対応する数値を赤色光により表示させる。
【0067】上記した一連の制御手順が終了すると最終
のST22へと移行して、前記入賞玉数nのディクリメ
ント処理が実施され、始動入賞口14への入賞玉1個分
に対する処理を終了する。
【0068】なおこの実施例では、複合リーチのパター
ンを、大当たり信頼度の低いものから高いものへと移行
するように設定しているが、これに限らず、最初に大当
たり信頼度の高い態様を出現させた後に、一旦、大当た
り信頼度の低い態様に移行させ、再び大当たり信頼度を
回復させるようなパターンや、徐々に大当たり信頼度が
下がっていくようなパターンなど、種々のリーチパター
ンを設定して、シンボル変動表示や確率変動表示にバリ
エーションを持たせてもよい。
【0069】またこの実施例のリーチの態様は、シンボ
ル変動表示の速度やリールの回転数を変化させるもので
あるが、シンボル表示窓19a〜19cの枠位置などに
シンボル照明用の光源を配備して、停止表示された左右
のシンボル、または変動表示中の中央のシンボルに対す
る照明の態様を変化させることにより、各種リーチの態
様を表現してもよい。加えて画像によるシンボル可変表
示を行うタイプの遊技機では、特別のキャラクタの出現
や背景画像の変化などによっても、各種リーチの態様を
設定することが可能である。
【0070】またこの実施例では、数値表示器の表示色
を10の位が変わる毎に切り換えるようにしているが、
これに限らず、実施されているリーチの態様が切り替わ
った際など、表示色を切り換えるタイミングは任意に設
定可能である。さらに度数表示器18の周囲で装飾光を
発光させたり、音声や効果音を発するなどして、確率変
動表示を演出するようにしてもよい。
【0071】図11は、前記度数表示器18の周囲に装
飾光用の手段を設けた例であって、左右の数値表示器1
8a,18bの外側位置にはそれぞれ櫛形の発光体25
が複数個配列され、上下位置にはそれぞれ円形型の発光
体26が整列配備される。各発光体25,26はLED
を光源となすもので、第1の発光体25,25・・・
は、度数表示器18のカウント表示動作に同期して、外
側または内側に点灯位置が移動する表示形態を繰り返し
実施する。第2の発光体26,26・・・は、入賞成立
後の特別入賞ゲーム時などに、点滅動作を繰り返すよう
に設定されている。このような装飾光により、度数表示
器18の表示動作が際だち、遊技者の関心を惹くことが
できる。
【0072】なお上記実施例では度数表示器18に確率
変動表示のほか、大当たり報知や特別入賞口の開放回数
の報知を行わせるようにしたが、さらに他の機能を付加
するようにしてもよい。たとえば特別入賞後に行われる
シンボルの変動表示時間を短縮して、つぎの入賞が成立
するまでの時間を短縮させる時短モード設定を行うタイ
プの遊技機においては、度数表示器18を用いて、この
時短モードによるシンボル変動表示が実施される回数を
表示することができる。また保留玉に対する抽選が当た
っている場合に、何番目のシンボル変動表示で入賞が成
立するかを予告する予告表示を行うことも可能である。
【0073】最後に、ここではこの発明をパチンコ遊技
機に適用した例を説明したが、これに限らず、この発明
は、スロットマシンのように、シンボルを変動表示させ
るための可変表示部を複数個有し、これら可変表示部の
停止時に所定の確率で入賞の組合せを成立させるタイプ
の可変表示遊技機であれば、問題なく適用することがで
きる。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明では、リーチ状態が成立
した時に、変動表示中の可変表示部の変動表示の態様
を、異なる入賞確率を示す複数種の態様に順次切り換え
ながら実施するとともに、この変動表示動作に応じて、
入賞が成立する確率を変動させながら報知するので、遊
技者に、リーチにより表される入賞確率が変動している
ことを的確に認識させて、入賞や遊技に対し、高い関心
を喚起することが可能となる。
【0075】請求項2の発明では、前記確率を示す情報
を変動表示するので、本来の可変表示部によるシンボル
の変動表示とは別のゲーム性が付加でき、遊技の興趣を
さらに高めることができる。
【0076】請求項3の発明では、可変表示部における
変動表示の態様の切換えに応じて、切り換えられた態様
の示す入賞確率が報知されるので、遊技者に、現時点で
の変動表示により示される入賞確率を正確に認識させる
ことができる。
【0077】請求項4の発明では、可変表示部における
変動表示の切換えに先立ち、切換え後に実施される態様
の示す入賞確率が報知されるので、遊技者に、以後のリ
ーチ動作により示される入賞確率が変動することを予告
して、以後の変動表示への関心を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパチンコ遊技機の外
観を示す正面図である。
【図2】遊技板中央部の詳細な構成を示す正面図であ
る。
【図3】リーチ態様の種類、および各態様における中央
リールの動作の特徴を示す説明図である。
【図4】リーチパターン群毎に、その出現確率,大当た
り信頼度,該当するリーチパターンの内容を示す説明図
である。
【図5】確率変動表示の表示切換えのタイミングをリー
チ動作と関連づけて示すタイミングチャートである。
【図6】確率変動表示の表示切換えのタイミングをリー
チ動作と関連づけて示すタイミングチャートである。
【図7】確率変動表示の表示切換えのタイミングをリー
チ動作と関連づけて示すタイミングチャートである。
【図8】パチンコ遊技機の電気的な構成を示すブロック
図である。
【図9】パチンコ遊技機の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図10】パチンコ遊技機の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】度数表示器の周囲に装飾光用の発光体を配置
した例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 13 シンボル表示部 18 度数表示器 19a,19b,19c シンボル表示窓 20a,20b,20c リール 30 制御装置 31 CPU 35 乱数抽選部 39 LED駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のシンボルを変動させて表示した
    後、前記シンボル変動表示を停止していずれかのシンボ
    ルを表示する可変表示部を複数個備え、各可変表示部の
    変動表示の停止時に成立するシンボルの組合せを抽選に
    より決定するようにしたシンボル可変表示遊技機におい
    て、 各可変表示部の変動表示が少なくとも1個を除いて停止
    した段階で入賞が成立し得るリーチ状態になったとき、
    残りの可変表示部の変動表示の態様を、異なる入賞確率
    を示す複数種の態様に順次切り換えながら実施させた
    後、この可変表示部の変動表示を停止させて前記抽選結
    果に応じたシンボルを表示させる表示制御手段と、 前記表示制御下の可変表示部の動作に応じて、この可変
    表示部の停止により入賞となるシンボル組合せが成立す
    る確率を変動させながら報知する報知手段とを具備して
    成るシンボル可変表示遊技機。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、前記確率を示す情報を
    変動表示するための表示器より成る請求項1に記載され
    たシンボル可変表示遊技機。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記表示制御下の可変
    表示部における変動表示の態様の切換えに応じて、切り
    換えられた態様の示す入賞確率を報知する請求項1また
    は2に記載されたシンボル可変表示遊技機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、前記表示制御下の可変
    表示部における変動表示の態様の切換えに先立ち、切換
    え後に実施される態様の示す入賞確率を報知する請求項
    1または2に記載されたシンボル可変表示遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035294A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Heiwa Corp パチンコ機
JP2002346108A (ja) * 2001-05-30 2002-12-03 Heiwa Corp 遊技機
JP2006042946A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Samii Kk 弾球遊技機
JP2011167544A (ja) * 2011-04-28 2011-09-01 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2011172962A (ja) * 2011-04-28 2011-09-08 Sammy Corp 弾球遊技機

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