JPH1129008A - 洗浄具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動車の車体の洗浄用の洗浄具に関
し、スポンジと水道用のホースを結合して、効率よく迅
速な洗浄効果等をえる。 【解決手段】水道用ホースとを結ぶ給水体とを、スポン
ジに取り付けられる取付体に結合し、取付体に対して、
該給水体を着脱自在としたスポンジによる洗浄具であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体など
に洗浄する洗浄具に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動車の車体の洗浄に関しては、
例えば、スポンジに水と洗浄剤を付けて洗浄し、後水洗
いをしていた。又、ブラシで、ブラシとを水道のホース
と結んで、水を流しながら洗浄するものも考えられてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、自動車の車体を洗浄する場合に、いちいち洗浄剤を
スポンジに付けたり水に浸したり、また後で水洗いをし
たりして、手間と時間を要し、作業効率も悪かった。

【０００４】また、自動車の車体を洗浄するには、車体
を傷つけない為に、スポンジでの洗浄の使用が多いが、
スポンジとホースとを結合させるには、スポンジが柔ら
かいものであるだけに、その連結は難しい側面があっ
た。

【０００５】また、ブラシを水道のホースと結んで洗浄
するものも、ブラシの洗浄能力に限界があり、通常は車
体には、傷つけない配慮から、スポンジによる洗浄の場
合が多くて、ブラシは使用されることが少なかった。

【０００６】冬季の厳冬の頃には、水を使うのは辛く、
いちいち水を使いながら洗浄するのは、手間に加えて困
難であった。

【０００７】本発明は、上記の問題点を改善して、スポ
ンジと水道ホースを着脱自在に結合させて、効率良く迅
速にして新規な洗浄具を得ることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、スポンジ、給水体、該給水体をスポ
ンジに取り付ける取付体を設けるものにおいて、給水体
を取付体に対して着脱自在に取付けられるようにした洗
浄具とする。

【０００９】前記取付体は、スポンジに取り付けられる
基板と覆板からなり、給水体を取り付ける隙間とＵ字状
の切り込みの開口部が設けられており、給水体の配水部
の延出部が、前記隙間にまた開口部には配水部が挿入さ
れて着脱自在に固定され、その着脱は容易である。

【００１０】前記給水体及び取付体は、スポンジに対し
て、縦長に形成されて掴み易いようになっている。給水
体の配水部は、縦長とし、スポンジ各部に充分に配水す
ると共に、掴んで洗浄する場合に、掴み易くする為でも
あり、今まではスポンジだけで洗浄するときは、柔らか
いスポンジだけに掴み難くて、力が入らなかったのであ
るが、取付体３と共に硬い部分を形成しているので、洗
浄がし易くなる。

【００１１】スポンジは、瓢箪型となっており、また、
取付体は該スポンジの形状に相似形であるので、把握し
易く洗浄作業に好ましい。

【００１２】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき、図面を参照して説明する。図１は本発明の実施例
の一つである。

【００１３】図１で示されるように、スポンジ１の上に
取付体３が設けられている。該取付体３は、基板３０と
覆板３１とからなり、覆板３１は、基板３０との間に挿
入の為の隙間３１０とＵ字状の切り込みの開口部３００
を形成する。この場合に、基板３０と覆板３１とは、木
製であり別々に作られて接着手段によって一体化される
が、プラスチックによって一体の形成してもよい。

【００１４】スポンジ１の形状は、この実施例では、瓢
箪型であるので、基板３０の形状も相似形となっている
が、この為手による把握も良好であり、またこのため基
板３０の接着固定が確実となり、洗浄具を掴む場合に
は、好ましい。その他、瓢箪型でなく只の矩形でも構成
できる。

【００１５】また、基板３０には、水が流入する為の複
数の開孔３０１があって、スポンジ１の複数の細孔１０
に通じている。

【００１６】覆板３１は、図２で示されるように、Ｕ字
状の切り込みの開口部３００があって、水道の水を導入
し配水する給水体２を着脱自在に結合・固定する。

【００１７】給水体２は、図３で示されるように、水道
のホースを取り付ける導水管２１と縦長の配水部２０か
らなり、該配水部２０は、延出部２２が取り付けられ
る。

【００１８】延出部２２は、配水部２０の縁部に、水が
流入できるように取り付けられているが、その延出部２
２は、図４で示されるように、隙間３１０へ差し込まれ
て、配水部２０を上にして固定される。

【００１９】配水部２０は、図１では、傾斜させている
が、これも把握する場合に、把握し易くなっている。

【００２０】また、延出部２２を弾性のあるプラスチッ
クで作った場合には、スポンジ１より突出するその根元
部２２０に基板３０に設けた突部３０２に嵌入する溝２
２１を設けて、給水体２の挿入固定時に嵌着させて結合
・固定する（図５参照）。

【００２１】取り外す場合には、根元部２２０を下方に
押して、突部３０２と溝２２１の嵌着を外して、固定を
解くようにする事もできる。

【００２２】配水部２０は、縦長であるが、これは固定
後、掴んで洗浄する場合に、掴み易くする為でもあり、
今まではスポンジだけで洗浄するときは、柔らかいスポ
ンジだけに掴み難くて、力が入らなかったのであるが、
取付体３と共に硬い部分を形成しているので、把握し易
く洗浄が容易となった。

【００２３】スポンジ１が使用に対して寿命が来た場合
には、給水体２を外して、スポンジ１を廃棄すればよい
が、再び新たなスポンジを使用する場合には、取付体３
を適当な接着手段によって、取り付ければ簡単である。

【００２４】本発明は、実施例において、自動車の車体
を例として説明したが、この自動車に限らず、洗浄の対
象は、様々な物品へ適用可能であるのは勿論である。

【００２５】

【発明の効果】本発明は、上記の問題点を改善して、ス
ポンジと水道ホースを着脱自在に結合させて、効率の良
い洗浄具を得られる。

【００２６】自動車の車体を洗浄する場合に、いちいち
洗浄剤を付けたり水に浸したり、また後で水洗いをした
りしていたのが、スポンジと水道ホースとを結合させる
構造としたので、洗浄は迅速となり、作業効率も向上し
た。

【００２７】柔らかいスポンジと水道のホースを結合で
きる構造としたので、自動車の車体の洗浄に効果的な洗
浄具を提供することが可能となった。

【００２８】冬季の厳冬の頃にも、取付体と給水体とを
ゴム手袋などで掴めば、水に直接浸ることも少なくな
る。

【００２９】スポンジが耐久度を越えた場合、取付体の
予備を設けておけば、直ちに交換可能である。給水体は
再使用ができて、何回でも使用可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例の側面図を示す。

【図２】本発明の図１の平面図を示す。

【図３】本発明の給水体の平面図を示す。

【図４】本発明の図１の矢視Ａからの給水体と取付体と
の関係を示す。

【図５】本発明の基板と延出部と凹凸による嵌着関係を
示す。

【符号の説明】

１ スポンジ ２ 給水体 ２０ 配水部 ２１ 導水管 ２２ 延出部 ２２０ 根元部 ２２１ 溝 ３ 取付体 ３０ 基板 ３００ 開口部 ３０２ 突部 ３１ 覆板 ３１０ 隙間

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】スポンジ１、給水体２、該給水体２をスポ
   ンジ１に取り付ける取付体３を設けたものにおいて、給
   水体２を取付体３に対して着脱自在に取付けることを特
   徴とする洗浄具。