JPH11288460A - 表示画面の移動制御装置及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

表示画面の移動制御装置及びこれを備えた電子機器

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JPH11288460A
JPH11288460A JP9015798A JP9015798A JPH11288460A JP H11288460 A JPH11288460 A JP H11288460A JP 9015798 A JP9015798 A JP 9015798A JP 9015798 A JP9015798 A JP 9015798A JP H11288460 A JPH11288460 A JP H11288460A
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display
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display screen
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JP9015798A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Chigasaki
浩行 千ヶ崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
    • G06F2200/163Indexing scheme relating to constructional details of the computer
    • G06F2200/1637Sensing arrangement for detection of housing movement or orientation, e.g. for controlling scrolling or cursor movement on the display of an handheld computer

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  • Image Processing (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置の表示画面に設定される基準位置に
関して、全ての方向に画面移動を行うことができる画面
移動制御装置を提供すること。 【解決手段】 表示画面に関連して座標情報を入力する
座標入力手段16と、表示すべき情報を一時的に記憶す
る記憶手段21と、この記憶手段から読みだされる表示
情報を前記座標入力手段を介して指示された回転角度で
回転移動させて表示させるための表示制御手段22と、
前記表示制御手段による制御に基づいて、前記記憶手段
から与えられる表示情報を画面表示する画面表示手段2
3と、前記座標入力装置への座標入力に基づいて、表示
画面の回転移動情報を算出し、前記表示制御部に対して
画面の回転移動に対応するデータを与える制御部24と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、使用者が
座標入力装置から与えた指示に基づいて、画面表示装置
により表示される画面を回転移動させる表示画面の移動
制御装置と、その移動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置やコンピュータを用
いて図面を描くためのソフトウエア等では、その表示手
段であるディプレイ装置等で表示する図面等をスクロー
ル等の手法によって移動させる操作が不可欠である。こ
のような画面の移動操作は、上記コンピュータに接続さ
れるジョイスティクやマウス等のポインティングデバイ
ス,キーボートのスクロールバー等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがジョイスティ
ックやスクロールバー等により画面の移動を操作する場
合には、画面を表示を見ながら、画面と離れた操作手段
により行うため、コンピュータの操作に慣れないユーザ
にとっては感覚的に操作感がつかみにくく、習熟を要す
るので、購入して直ぐに十分活用することが困難であっ
た。
【0004】また、例えばナビゲーション装置におい
て、地図上の自己の位置を基準として、任意の方向に関
してその進路の様子を調べるといった場合には、従来の
画面移動の手法では対応できないといった利用上の制約
があった。
【0005】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたもので、表示装置の表示画面に設定される基準位
置に関して、全ての方向に画面移動を行うことができる
画面移動制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、表示画面に関連して座標情報を入力する座標入力
手段と、表示すべき情報を一時的に記憶する記憶手段
と、この記憶手段から読みだされる表示情報を前記座標
入力手段を介して指示された回転角度で回転移動させて
表示させるための表示制御手段と、前記表示制御手段に
よる制御に基づいて、前記記憶手段から与えられる表示
情報を画面表示する画面表示手段と、前記座標入力装置
への座標入力に基づいて、表示画面の回転移動情報を算
出し、前記表示制御部に対して画面の回転移動に対応す
るデータを与える制御部とを備える、画面移動制御装置
により、達成される。
【0007】請求項1の構成によれば、表示装置による
表示画面に関連して、例えば表示されている画面の座標
に基づき座標入力装置からユーザによる指示が入力され
る。この指示は、記憶手段から読みだされて表示されて
いる画面を移動させるための情報として制御手段を介し
て、表示制御手段に入力される。表示制御手段はこの指
示内容に基づいて、前記表示されている画面を回転移動
させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下
に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0009】図1及び図2は、本発明による表示画面の
移動装置を適用した電子機器の一例として、携帯式のナ
ビゲーション装置を示しており、図1は、ナビゲーショ
ン装置の概略斜視図、図2はその概略分解斜視図であ
る。これらの図において、電子機器である携帯用ナビゲ
ーション装置10は、筐体11と、この筐体11の外側
に露出するアンテナ部を備えるナビゲーション装置本体
12を備えている。ナビゲーション装置本体12は、例
えば衛生や所定の基地局から無線で信号を受け取ること
ができる図示しないアンテナと、小型のコンピュータを
中心とした所定のナビゲーションソフトウエアを含む情
報処理システムを内蔵している。また、ナビゲーション
装置本体12は、アンテナからの情報だけでなく、オー
トジャヤイロ等を搭載して自立航行案内を行うようにし
てもよい。
【0010】図2に示すように、持ち運びに便利な大き
さと形状を備える筐体11は、ケース14とこのケース
の前面に固定されるカバー13を備えている。カバー1
3の前面(図において上面)には表示窓15が形成され
ている。また、ケース14には、この表示窓15から露
出するように、座標入力装置としてのタッチパネル16
と、このタッチパネル16の背面側に配置されドライブ
回路を内蔵した液晶パネル17とが収容されている。こ
れらの表示窓15,タッチパネル16,液晶パネル17
等にて画面の表示手段が構成されている。
【0011】さらに、ケース14には、例えば光磁気記
録を用いた光ディスク装置18を内蔵しており、光ディ
スク装置18には、地図情報等を格納した主記憶装置と
しての外部記録媒体18aが着脱できるようになってい
る。そして、ナビゲーション装置本体12は、上記画面
表示装置や光ディスク装置18と接続されており、さら
に、ケース14に収容される内蔵バッテリ19によりこ
れらが駆動されるようになっている。
【0012】図3は、上記電子機器10に内蔵される表
示画面の移動制御装置20(以下、「移動制御装置2
0」という)の電気的構成を示すブロック図である。図
において、移動制御装置20は、例えば上記光ディスク
装置18から必要に応じて読みだされるデータを格納す
る記憶部21と、この記憶部21から読みだされる画面
情報が与えられる表示制御部22と、この表示制御手段
を介して与えられる画面情報を表示するための画面表示
手段23と、この画面表示手段23に対応して、ユーザ
が画面の座標情報を入力する座標入力手段としてのタッ
チパネル16とを備えている。そして、座標入力手段1
6は、ユーザからの座標データを制御部24に与えるよ
うになっており、制御部24は、後述するようにして上
記記憶部21と表示制御部22に指示を与えるようにな
っている。
【0013】ここで、記憶部21は、例えばビデオ信号
を格納できるビデオRAMで構成され、画面表示手段2
3に必要な画面表示を行うために、地図データ等が格納
されている図1の外部記憶媒体18aから、制御部24
の指示により画面データを読み込むようになっている。
そして、この記憶部21は、ナビゲーション装置本体1
2を構成する書き換え可能な記憶手段を兼用させること
ができる。図4は、記憶部21により読み込まれる画面
データの一例を示している。移動制御装置20では、表
示手段23に表示される画面データD2−1に関して、
後述するように、ユーザの指定した基準点Oを中心とし
て、指定角度だけ回転移動させた画像データD2−2を
表示させるようになっている。このため、記憶部21
は、制御部24の指示に基づいて、画面データD2−1
だけでなく、これより広い領域に関するデータとして、
この画面データ2−1を基準点Oを中心に任意の角度回
転させた全てのデータを網羅する画面データD1を一度
に取り込むようになっている。
【0014】座標入力装置16は、例えば公知のタッチ
パネルが用いられおり、ユーザが上記画面表示手段23
の表示画面に対応して、タッチパネル16上の任意の位
置に指先等にて触れると、その座標情報が制御部24に
対して出力されるようになっている。
【0015】上記制御部24は、例えば小型のコンピュ
ータが用いられ、例えばナビゲーション装置本体12を
構成するCPUの付加機能として構成してもよく、これ
と接続された小型のコンピュータとしてもよい。さら
に、制御部24は、後述のような処理を行うためのソフ
トウエアを含んでおり、必要により画面回転移動制御の
ための計時手段としてタイマT等を内蔵してもい。ま
た、制御部24が行う後述するような制御は、その一部
を制御部24と一体もしくは別体のリレー回路等により
行わせるようにしてもよい。
【0016】この制御部24は、後述するようにして、
上記タッチパネル16から入力される情報に基づいて、
表示画面を回転移動させるためのデータを算出し、表示
制御部22に与える。つまり、制御部24は、上記ナビ
ゲーション装置本体12から与えられる、ユーザの現在
の位置情報等に基づいて、光ディスク装置14の外部記
憶装置18aから必要な地図情報等を読みだして、上記
記憶部21に格納するように指示を出すようになってい
る。さらに、制御部24は、例えば回転移動前の上記画
面データに関する座標データについて、タッチパネル1
6を介して与えられる回転移動の指示内容に適合するよ
うに、画面データの表示画面上の座標を変換して算出
し、回転移動データとして表示制御部22に与えるよう
になっている。
【0017】表示制御部22は、制御部24の指示によ
り、表示用の画面情報を記憶部21から取得するととも
に、制御部24より与えられる回転移動データに基づい
て、その画面データの座標位置を変換し、画面データと
変換後の座標データを画面表示手段23に送るようにな
っている。
【0018】画面表示手段23は、例えば表示画面の座
標位置に対応した画素構成を有する表示装置であって、
上述したように、例えば駆動制御回路を含む液晶パネル
やCRT等の表示デバイスにより構成されている。
【0019】そして、以上の構成のうち、記憶部21,
表示制御部22,制御部24の全部または一部はひとつ
の集積回路にまとめて構成してもよい。
【0020】図5ないし図9は、上述の移動制御装置2
0による表示画面の回転移動方法の例を示しており、先
ず図5及び図6を参照しながら画面の回転移動方法の第
1の実施形態を説明する。 (画面の回転移動方法の第1の実施形態)図6は画面の
回転移動を行う場合の移動制御装置20による画面移動
を電子器器10の窓部15から露出するタッチパネル1
6に指示する様子を示しており、図5はそのフローチャ
ートを示している。図5において、窓部15には、図1
の液晶パネル17により、図4で示した画面D1に相当
する画面表示がされており、電子機器10に画面の回転
移動モードのオンオフスイッチが備えられている場合に
は、これがオンされているものとする。
【0021】ユーザ(図示せず)は、例えばタッチペン
等の接触手段TPを用いて、図6(b)に示すように、
座標入力装置であるタッチパネル16のある一点を選ぶ
(UST11)。この最初の接触により、その接触点の
座標が図3の制御部24に送られ、制御部24はこれを
始点P(座標)として設定する(ST11)。なお、こ
の実施形態では、画面の回転中心は予め設定されてお
り、図6(a)に相当する操作は行わない。続いて、制
御部24は、タッチパネル16上の座標にて、上述のよ
うに、画面の回転中心として予め座標上に設定されてい
る点Oと、上記最初の接触点Pとの間に線分OPを設定
する(ST12)(図6(c))。
【0022】一方、ユーザは、上記点Pに触れた後その
接触を保持しつつ、タッチパネル16上でペンを移動さ
せながら、所望の点でペンの接触を離す(UST1
2)。このペンが離れたことをタッチパネル16を介し
て制御部24が検出し、ペンを離した点(座標)を終点
Qとして設定する(ST13)(図6(d))。続い
て、制御部24は、線分OQを設定し(ST14)(図
6(e))、線分OPと線分OQのなす角度θを求める
(ST15)(図6(f))。
【0023】次に、制御部24は、座標上で図4に示す
画面D2−1を上記角度θだけ回転した座標値を算出
し、表示制御部22に送る。表示制御部22は、記憶部
21が取得している図4に示す画面情報D1の範囲で、
制御部24から送られた回転移動後の座標であらたな画
面D2−1を設定し、これを表示手段23に表示させる
(ST16)。これにより、表示画面の回転移動が終了
し(ST17)、ふたたび新たな指示に備えて待機状態
となる。
【0024】このように、上述の実施形態によれば、ユ
ーザは、タッチパネル16を介して表示画面に直接に回
転指示を与えることができ、画面と離れた操作手段を用
いる場合と比べて、きわめて簡単な操作により表示画面
の回転移動を実現できる。特に、図1のような携帯用の
電子機器の場合には、本体と表示画面がコンパクトに一
体化されている場合には、別体のポインティングデバイ
ス等を設けにくいことからも、画面移動機能を簡単な装
置構成の上に実現できる。また、表示画面の回転移動に
際して、ユーザは、細かい移動角度の設定をすることな
く、画面上に自分の感覚に基づいて視覚的に回転角度の
設定を行うから、回転移動角度を簡便に指示でき、か
つ、実行される回転移動のイメージを予め把握しやす
い。
【0025】(画面の回転移動方法の第2の実施形態)
図7は、画面の回転移動方法の第2の実施形態を示して
いる。この回転移動方法の第2の実施形態は、上述の第
1の実施形態と比べて、最初に画面の回転中心を選択す
る点で異なっている。第1の実施形態と同様に、図6は
画面の回転移動を行う場合の移動制御装置20による画
面移動を電子器器10の窓部15から露出するタッチパ
ネル16に指示する様子を示している。図7において、
窓部15には、図1の液晶パネル17により、図4で示
した画面D1に相当する画面表示がされており、電子機
器10に画面の回転移動モードのオンオフスイッチが備
えられている場合には、これがオンされているものとす
る。
【0026】ユーザ(図示せず)は、例えばタッチペン
TP等を用いて、図6(a)に示すように、座標入力装
置であるタッチパネル16のある一点を選ぶ(UST
1)。この最初の接触により、その接触点の座標が図3
の制御部24に送られ、制御部24はこれを画面の回転
中心Oとして設定する(ST1)。さらに、ユーザは、
図6(b)に示すように、タッチパネル16の上記と異
なる一点を選ぶ(UST2)。この第2の接触により、
その接触点の座標が図3の制御部24に送られ、制御部
24はこれを始点P(座標)として設定する(ST
2)。
【0027】続いて、制御部24は、タッチパネル16
上の座標にて、上記第1の接触による画面の回転中心O
と、上記第2の接触による接触点Pとの間に線分OPを
設定する(ST3)(図6(c))。
【0028】一方、ユーザは、上記点Pに触れた後その
接触を保持しつつ(UST3)、タッチパネル16上で
ペンを移動させながら、所望の点でペンの接触を離す
(UST4)。このペンが離れたことをタッチパネル1
6を介して制御部24が検出し、ペンを離した点(座
標)を終点Qとして設定する(ST4)(図6
(d))。続いて、制御部24は、線分OQを設定し
(ST5)(図6(e))、線分OPと線分OQのなす
角度θを求める(ST6)(図6(f))。
【0029】次に、制御部24は、座標上で図4に示す
画面D2−1を上記角度θだけ回転した座標値を算出
し、表示制御部22に送る。表示制御部22は、記憶部
21が取得している図4に示す画面情報D1の範囲で、
制御部24から送られた回転移動後の座標であらたな画
面D2−1を設定し、これを表示手段23に表示させる
(ST7)。これにより、表示画面の回転移動が終了し
(ST8)、ふたたび新たな指示に備えて待機状態とな
る。
【0030】したがって、この画面の移動方法の第2の
実施形態では、第1の実施形態と異なり、最初に画面の
回転移動中心を選択する操作が必要であるが、そのた
め、ユーザは、表示の画面の回転中心として任意の位置
を指定できる利点がある。このため、第2の実施形態で
は、第1の実施形態の奏する全ての作用効果を発揮する
ことができ、これに加えて、画面の回転移動に際して、
よりユーザの自由度を向上させることができる。
【0031】(画面の回転移動方法の第3の実施形態)
図8及び図9は、画面の回転移動方法の第3の実施形態
を示している。この実施形態は、画面の回転移動をリア
ルタイムで行う回転変位スクロールのモードである。図
8は画面の回転移動制御のフローチャートであり、図9
は画面の回転移動を行う場合の移動制御装置20による
画面移動を電子器器10の窓部15から露出するタッチ
パネル16に指示する様子を示している。図9におい
て、窓部15には、図1の液晶パネル17により、図4
で示した画面D1に相当する画面表示がされており、電
子機器10に画面の回転移動モードのオンオフスイッチ
が備えられている場合には、これがオンされているもの
とする。
【0032】ユーザ(図示せず)は、例えばタッチペン
等を用いて、座標入力装置であるタッチパネル16のあ
る一点を選ぶ(UST21)。この最初の接触により、
その接触点の座標が図3の制御部24に送られ、制御部
24はこれを画面の回転中心Oとして設定する(ST2
1)。さらに、ユーザは、図9(a)に示すように、タ
ッチパネル16の上記と異なる一点を選ぶ(UST2
2)。この第2の接触により、その接触点の座標が図3
の制御部24に送られ、制御部24はこれを始点P(座
標)として設定する(ST22)。
【0033】続いて、制御部24は、タッチパネル16
上の座標にて、上記第1の接触による画面の回転中心O
と、上記第2の接触による接触点Pとの間に線分OPを
設定する(ST23)(図9(a))。
【0034】一方、ユーザは、上記点Pに触れた後その
接触を保持しつつ(UST23)、タッチパネル16上
でペンを移動させる。ここで、制御部24は、内蔵タイ
マTにより上記UST22のユーザ動作から計時を開始
している。そして、予め定めた単位時間Δtとして、例
えば0.3秒の経過時間をカウントしたら、座標入力手
段16から、その時のペン等の接触点の座標を取得し、
点P1を設定する(ST24)(図9(b))。続い
て、制御部24は、線分OP1を設定し(ST25)、
線分OPと線分OP1のなす角度Δθを求める(ST2
6)。
【0035】次に、制御部24は、座標上で図4に示す
画面D2−1を上記角度Δθだけ回転した座標値を算出
し、表示制御部22に送る。表示制御部22は、記憶部
21が取得している図4に示す画面情報D1の範囲で、
制御部24から送られた回転移動後の座標であらたな画
面D2−1を設定し、これを表示手段23に表示させる
(ST27)。このように、表示画面の回転移動を上記
単位時間Δt毎にくりかえし行う行うようにし、これを
ユーザが座標入力装置16に接触している限り続ける。
【0036】次に、ユーザがペン等による座標入力装置
16への接触をやめたら(UST24)、制御部24
は、タッチパネル16等への入力の継続が終了した点お
座標値を座標を取得し、点Qを設定する(ST29)。
続いて、制御部24は、線分OQを設定し(ST3
0)、線分OPと線分OQのなす角度θを求める(ST
31)。ここで、制御部24は、単位時間Δt毎に算出
した上記単位角度Δθを積算し、上記角度θと比較し
て、そのずれ量を算出し、そのずれ量だけ現在の表示画
面を回転させてもよい。
【0037】あるいは、制御部24は、画面の回転移動
を開始する前の状態,すなわち上記ST23の線分OP
を基準として、座標上で図4に示す画面D2−1を上記
角度θだけ回転した座標値を算出し、表示制御部22に
送るようにしてもよい。表示制御部22は、記憶部21
が取得している図4に示す画面情報D1の範囲で、制御
部24から送られた回転移動後の座標であらたな画面D
2−1を設定し、これを表示手段23に表示させる(S
T32)。これにより、表示画面の回転移動が終了し
(ST33)、ふたたび新たな指示に備えて待機状態と
なる。
【0038】したがって、この画面の移動方法の第3の
実施形態では、第1及び第2の実施形態と異なり、制御
部24は、単位時間Δt毎に画面の書換え指示をおこな
って、単位時間毎に画面の回転移動を行う。このため、
第3の実施形態では、第1の実施形態の奏する全ての作
用効果を発揮することができ、これに加えて、ユーザ
は、座標入力装置16にペン等を接触させた状態で、こ
れを移動させると、その動きに追従するように、単位時
間Δt毎に画面が変位して回転移動される。このため、
ユーザは、ユーザによる指示が次々と実行される様子を
視認しながら作業することができ、画面の回転移動の結
果が予測しやすく、操作性が向上し、しかも画面の回転
角度等についても、ユーザの望み通りの結果を一層得や
すいものとすることができる。
【0039】本発明は上述の実施形態に限定されない。
本発明の電子機器は、上述のような携帯用ナビゲーショ
ン装置に限らず、携帯できない態様のものにも適用でき
ることは勿論である。また、ナビゲーション装置に限ら
ず、画面または画像の表示手段を備えるコンピュータ機
器等の各種情報機器に、上記画面の回転移動制御装置を
広く組み込むことができ、これらは全て本発明の範囲で
ある。
【0040】また、画面の移動制御装置に、回転移動だ
けでなく、任意の方向への平行移動のスクロール機能を
付加してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、表
示装置の表示画面に設定される基準位置に関して、全て
の方向に画面移動を行うことができる画面移動制御装置
とその移動制御方法ならびにこれらを利用した電子機器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画面の移動制御装置を組み込んだ
電子機器の構成例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の電子機器の概略分解斜視図である。
【図3】図1の電子機器に組み込まれる表示画面の移動
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の表示画面の移動制御装置の記憶部21が
取得する画面データを説明するための図である。
【図5】図3の画面の移動制御装置による画面移動方法
の第1の実施形態を示すフローチャートである。
【図6】図3の画面の移動制御装置による画面移動方法
の様子を示す説明図である。
【図7】図3の画面の移動制御装置による画面移動方法
の第2の実施形態を示すフローチャートである。
【図8】図3の画面の移動制御装置による画面移動方法
の第3の実施形態を示すフローチャートである。
【図9】図3の画面の移動制御装置による第3の実施形
態に係る画面移動方法の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10・・・電子機器(携帯用ナビゲーション装置)、1
1・・・筐体、12・・・ナビゲーション装置本体、1
4・・・カバー、14・・・ケース、15・・・表示
窓、16・・・座標入力装置(タッチパネル)、17・
・・液晶パネル、18・・・光ディスク装置、20・・
・表示画面の移動制御装置、21・・・記憶部、22・
・・表示制御部、23・・・画面表示手段、24・・・
制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/36 510 G09G 5/36 520K 520 G06F 15/62 335

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に関連して座標情報を入力する
    座標入力手段と、 表示すべき情報を一時的に記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読みだされる表示情報を前記座標入力
    手段を介して指示された回転角度で回転移動させて表示
    させるための表示制御手段と、 前記表示制御手段による制御に基づいて、前記記憶手段
    から与えられる表示情報を画面表示する画面表示手段
    と、 前記座標入力装置への座標入力に基づいて、表示画面の
    回転移動情報を算出し、前記表示制御部に対して画面の
    回転移動に対応するデータを与える制御部とを備えるこ
    とを特徴とする表示画面の移動制御装置。
  2. 【請求項2】 記録されている画面情報を表示する手段
    を備える電子器であって、 画面表示手段に表示される画面に関連して座標情報を入
    力する座標入力手段と、 表示すべき画面情報を一時的に記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読みだされる表示情報を、前記座標入
    力手段を介して指示された回転角度で回転移動させて表
    示させるための表示制御手段と、 前記表示制御手段による制御に基づいて、前記記憶手段
    から与えられる表示情報を画面表示する画面表示手段
    と、 前記座標入力装置への座標入力に基づいて、表示画面の
    回転移動情報を算出し、前記表示制御部に対して画面の
    回転移動に対応するデータを与える制御部とを備えるこ
    とを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記座標入力手段は、タッチパネルであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の表示画面の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 前記タッチパネル上に、表示画面を回転
    移動する際の回転中心が基準点として予め設定されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記タッチパネル上に、表示画面を回転
    移動する際の回転中心としての基準点を任意に設定でき
    る構成としたことを特徴とする請求項2に記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記タッチパネル上に設
    定される基準点Oから、ユーザが前記座標入力手段に接
    触することで、任意に設定する始点Pとこの始点Pとは
    異なる位置でユーザが接触状態を解除することで設定さ
    れる終点Qに対してそれぞれ線分OP及び線分OQを設
    定し、 この線分OPと線分OQとが形成する角度θ分だけ表示
    画面を回転移動させる回転移動データを生成する構成と
    したことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、表示画面の基準点を中
    心に回転させたときに表示画面範囲となる全ての画面情
    報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
  8. 【請求項8】 表示画面に関連して座標情報を入力する
    タッチパネル上の任意の点に接触することにより始点P
    を設定し、 この接触位置Pからタッチパネルへの接触を保持しつつ
    移動されて、接触状態を解除することにより終点Qを設
    定し、 前記タッチパネル上に予め設定される基準点Oから前記
    始点Pと終点Qに対して、それぞれ線分OP及び線分O
    Qを設定し、 この線分OPと線分OQとが形成する角度θを算出し、 前記基準点Oを中心として、前記角度θ分だけ前記表示
    画面を回転移動させることを特徴とする表示画面の回転
    移動方法。
  9. 【請求項9】 表示画面の移動モード開始後に、タッチ
    パネル上に最初に接触した点を前記基準点Qとすること
    を特徴とする請求項8に記載の表示画面の回転移動方
    法。
  10. 【請求項10】 前記始点Pを計測開始点としてタッチ
    パネルへの接触を保持しつつ移動する際に、計時手段に
    より、予め定めた単位時間Δtを計時し、 この単位時間Δtの計時終了毎に中間点P1の座標を取
    得し、 前記タッチパネル上に予め設定される基準点Oから前記
    計測開始点Pと中間点P1に対して、それぞれ線分OP
    及び線分OP1を設定し、 この線分OPと線分OP1とが形成する角度Δθを算出
    し、 前記基準点Oを中心として、前記角度Δθ分だけ前記表
    示画面を回転移動させ、 次いで前記中間点P1を計測開始点として、移動終了ま
    で連続的に表示画面を回転移動させることを特徴とする
    請求項8に記載の表示画面の回転移動方法。
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