JPH11287660A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH11287660A
JPH11287660A JP10089938A JP8993898A JPH11287660A JP H11287660 A JPH11287660 A JP H11287660A JP 10089938 A JP10089938 A JP 10089938A JP 8993898 A JP8993898 A JP 8993898A JP H11287660 A JPH11287660 A JP H11287660A
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Fumio Kosuge
文夫 小菅
Hiroshi Iizuka
紘 飯塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能を具備したナビゲーション装置に関
し、登録地点に対して所定範囲に入った際に、音声、デ
ータなどの情報を自動的に相手先に転送できるナビゲー
ション装置を提供する。 【解決手段】 現在位置が予め登録された地点に対して
所定範囲に入ったと判定された場合、通信装置19によ
って予め設定された電話番号が自動発呼され、回線が接
続されると、予め登録されていた音声信号が相手先に転
送されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、データ等の
情報を転送する通信機能が具備されたナビゲーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は車載用のナビゲーション装置の
概要を示している。図15において、1は方位センサの
であり、この方位センサ1は自動車の絶対走行方位を検
出する地磁気センサ及び自動車の相対走行方位を検出す
る振動ジャイロなどが使用される。2は車輪の回転数に
応じたパルスを発生する距離センサ、3はブレーキスイ
ッチ、パーキングスイッチなどのオン・オフ信号、電源
電圧監視用信号などの各種センサ信号である。4は方位
センサ1,距離センサ2などのセンサ信号を処理するセ
ンサ信号処理部、5はGPS(Global Positioning Sys
tem)レシーバであり、このGPSレシーバ5は複数の
衛星から送信される電波を受信し演算することにより受
信点の位置(緯度、経度)を求めることができるもので
ある。
【0003】図15において、6はCDーROMドライ
ブであり、このCDーROMドライブ6は、地図データ
などが記録されたCDーROM7から地図データなどを
読出すものである。8は車室内に設置される表示・操作
部であり、この表示・操作部8は、地図及び自動車の現
在走行位置、方位等を表示する液晶ディスプレイ8A、
この液晶ディスプレイ8Aの前面に設けられた透明電極
からなるタッチパネル8Bとからなり、タッチパネル8
Bには表示地図の拡大、縮小などを指示するためのスイ
ッチ、経路探索を指示するスイッチ、液晶ディスプレイ
8Aに表示された地名の中から目的地を選択するスイッ
チ、目的地の住所を入力するためのスイッチなどが具備
されている。9は装置本体であり、この装置本体9はト
ランクルームなどに設置される。
【0004】次に装置本体9の構成について説明する。
10は各種の演算を行うCPU(中央処理装置)、11
はCPU10で行う各種の演算のプログラムが記憶され
たROM(リードオンリーメモリ)、12は方位センサ
1、距離センサ2、GPSレシーバ5、CDーROMド
ライブ6等からのデータやCPU10での演算結果等を
記憶するメモリ(DRAM)、13は装置本体9への電
源供給が停止した際にも必要なデータを保持しておくた
めのバックアップ用メモリ(SRAM)、14は液晶デ
ィスプレイ8Aに表示する文字、記号などのパターンが
記憶されたメモリ(漢字、フォントROM)、15は地
図データや自車の現在位置データなどに基づいて表示画
像を形成するための画像プロセッサ、16は画像プロセ
ッサ15から出力される地図データ、現在位置データ及
び漢字、フォントROM14から出力される町名、道路
名などの漢字、フォントを合成して液晶ディスプレイ8
Aに表示する画像を記憶するメモリ(V―RAM)、1
7はV―RAM16の出力データを色信号に変換するた
めのRGB変換回路であり、変換された色信号がRGB
変換回路17から液晶ディスプレイ8Aに出力される。
18は通信インターフェースである。
【0005】図15において、方位センサ1の出力及び
距離センサ2の出力がセンサ信号処理部4を介してCP
U10に送られる。CPU10では自車の現在位置の演
算が行われ、現在位置の緯度、経度が求められる。また
GPSレシーバ5からのデータに基づき現在位置の補正
が行われる。このようにして求められた現在位置に基づ
き現在位置に対応するユニットの地図データがCDーR
OMドライブ6によってCDーROM7から読出され、
この地図データが通信インターフェース18を介してメ
モリ(DRAM)12に格納される。DRAM12に格
納された地図データの一部分はCPU10により読出さ
れ、画像プロセッサ15で画像データに変換され画像メ
モリ16に書き込まれる。
【0006】画像メモリ16に格納された画像データは
RGB変換回路17で色信号に変換され液晶ディスプレ
8Aに送られ、現在位置を中心として所定範囲の地図が
表示される。またDRAM12から読出された地図デー
タに文字コード、記号コードが含まれていると、これら
文字コード、記号コードに対応するパターンが漢字、フ
ォントROM14から読出されるため、液晶ディスプレ
イ8Aに地図とともに地名などの文字、学校などの記号
が表示されるものである。また自動車の走行に伴って順
次求められる走行速度、走行方位に基づき、液晶ディス
プレイ8Aに表示される現在位置が順次変更されていく
ものである。
【0007】また、従来自動車の衝突検出時に、自動車
内に設置された電話を利用して救急センターなどに自車
位置などを自動通報するシステムが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ナビゲーション装置で得られた自車位置など
を救急センターなどに自動通報できるが、任意の相手先
に所望のメッセージを自動的に連絡することができない
問題があった。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、任意の相手先に所望のメッセージを自動的に連絡
することができる通信装置を備えたナビゲーション装置
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、地図上の任意の位置を登録する位置登録手
段と、位置検出手段で検出された位置が上記登録された
位置を中心とした所定範囲に入ったか否かを判定し、所
定範囲に入ったと判定された場合に自動的に予め設定登
録された音声、データなどの情報を通信手段を介して相
手先に転送することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
自らの位置を検出する位置検出手段と、地図上の任意の
位置を登録する位置登録手段と、上記位置検出手段で検
出された位置が上記登録された位置を中心とした所定範
囲に入ったか否かを判定する判定手段と、上記判定手段
で所定範囲に入ったと判定された場合に自動起動し予め
設定登録された音声、データなどの情報を相手先に転送
する通信手段を具備することを特徴とするものであり、
自らの位置が登録地点から所定範囲に入った場合に音
声、データなどの情報を自動的に相手先に転送できるも
のである。
【0012】請求項2に記載された発明は、予め設定登
録された音声、データなどの情報を相手先に通信手段を
介して自動転送するか否かを選択する選択手段を具備し
たことを特徴とするものであり、予め設定登録された音
声、データなどの情報を相手先に転送するかしないかを
選択できるものである。
【0013】請求項3記載の発明は、相手先の電話番号
を予め設定する電話番号設定手段と、予め音声情報を記
憶する音声記憶手段とを具備し、位置検出手段で検出さ
れた位置が所定範囲に入ったと判定手段で判定された場
合に上記電話番号設定手段で設定された相手先に上記音
声記憶手段で記憶された音声情報を転送する通信手段を
具備することを特徴とするものであり、予め決められた
音声情報を、予め設定された範囲に入った際に、予め設
定された電話番号の相手先に連絡できるものである。
【0014】請求項4記載の発明は、位置データと電話
番号とが関係付けされた住所録データが記憶されたデー
タベースを有し、上記データベースを検索することによ
り、相手先の位置登録と電話番号設定とを行うことを特
徴とするものであり、相手先の位置登録と電話番号設定
を容易に行うことができるものである。
【0015】請求項5記載の発明は、位置登録手段で登
録された位置を中心とする所定距離円内に入ったか否か
を判定する判定手段を具備したことを特徴とするもので
あり、現在位置と登録地点との距離が所定距離に達した
際に、自動的に相手先に音声、データなどの情報を転送
できるものである。
【0016】請求項6記載の発明は、位置登録手段で登
録された位置を中心とする径が異なる複数の所定距離円
内に入ったか否かを判定する判定手段を具備し、上記判
定手段により上記径の異なる各所定距離円に入ったと判
定された場合に、内容の異なる音声信号データなどを自
動転送することを特徴とするものであり、現在位置が複
数の異なる範囲に入る毎に異なった音声信号データなど
を相手先に転送できるものである。
【0017】請求項7記載の発明は、位置登録手段で登
録された位置を中心とする所定範囲を手動で設定する手
動設定手段を具備したことを特徴とするものであり、相
手先に音声、データなどの情報を自動転送する個所を手
動で任意に設定できるものである。
【0018】請求項8記載の発明は、自らの位置を検出
する位置検出手段と、地図上の任意の位置を登録する位
置登録手段と、位置検出手段で検出された位置と位置登
録手段で登録された位置との経路を探索する経路探索手
段と、上記経路探索手段で探索された経路上の所定の位
置に音声転送ポイントを設定する音声転送ポイント設定
手段と、上記位置検出手段で検出された位置が上記音声
ポイントに達したか否かを判定する判定手段と、上記判
定手段で音声ポイントに達したと判定された場合に自動
起動し予め設定登録された音声、データなどの情報を相
手先に転送する通信手段を具備することを特徴とするも
のであり、位置登録手段で登録された地点までの経路上
の所定位置で音声、データなどの情報を相手先に自動転
送できるものである。
【0019】請求項9記載の発明は、自車位置を検出す
る位置検出手段と、地図情報を記憶する記憶手段と、上
記位置検出手段で検出された自車位置と上記記憶手段か
ら読出された地図情報とを表示する表示手段と、上記表
示手段に表示された地図上の任意の位置を登録する位置
登録手段と、上記位置検出手段で検出された位置が上記
登録された位置を中心とした所定範囲に入ったか否かを
判定する判定手段と、上記判定手段で所定範囲に入った
と判定された場合に自動起動し予め設定登録された音
声、データなどの情報を相手先に転送する通信手段を具
備することを特徴とするものであり、表示手段に表示さ
れた地図上の任意の位置を容易に登録できるものであ
る。
【0020】請求項10記載の発明は、自車内に設置さ
れた音声再生手段を具備し、判定手段により位置検出手
段で検出された位置が上記登録された位置を中心とした
所定範囲に入ったと判定された場合に自動起動し予め設
定登録された音声信号を相手先に通信手段を介して転送
するとともに、上記音声再生手段により上記音声信号を
再生することを特徴とするものであり、相手先に転送さ
れる音声を自動車内で同時に聴取できるものである。
【0021】請求項11記載の発明は、表示手段に表示
された地図中の任意の位置にカーソルを移動させて位置
登録を行うことを特徴とするものであり、位置登録を容
易に行うことができるものである。
【0022】請求項12記載の発明は、位置検出手段で
検出された位置が登録された位置を中心とした所定範囲
に入ったと判定された場合に自動起動し位置検出手段で
検出された自車の位置データを相手先に通信手段を介し
て転送することを特徴とするものであり、相手先は自車
の位置を容易に把握できるものである。
【0023】請求項13記載の発明は、通信回線を介し
て受信された自車の位置データに基づき相手先の地図表
示装置に表示された地図に自車位置を表示することを特
徴とするものであり、相手先は自車が地図表示装置に表
示されている地図のどこを走行しているかを容易に把握
できるものである。
【0024】請求項14記載の発明は、自らの位置を検
出する位置検出手段と、地図上の任意の位置を登録する
位置登録手段と、上記位置検出手段で検出された位置が
上記登録された位置を中心とした所定範囲に入ったか否
かを判定する判定手段と、上記判定手段で所定範囲に入
ったと判定された場合に自動起動し予め設定登録された
制御信号を相手先に通信手段を介して転送し、上記転送
先の機器を制御することを特徴とするものであり、所定
の位置で相手先の機器を遠隔制御できるものである。
【0025】請求項15記載の発明は、暗証番号を入力
する暗証番号入力手段により入力された暗証番号が予め
登録された番号とが一致した場合に、予め設定登録され
た制御信号を相手先に通信手段を介して転送することを
特徴とするものであり、暗証番号を知っている者しか相
手先(自宅など)の機器を遠隔制御できないため、機器
を安全に遠隔制御できるものである。
【0026】請求項16記載の発明は、自車位置を検出
する位置検出手段と、地図情報を記憶する記憶手段と、
上記位置検出手段で検出された自車位置と上記記憶手段
から読出された地図情報とを表示する表示手段と、上記
表示手段に表示された地図上の任意の位置を登録する位
置登録手段と、上記位置検出手段で検出された位置が上
記登録された位置を中心とした所定範囲に入ったか否か
を判定する判定手段と、自車の事故などの異常を検出す
る自車異常検出手段と、上記判定手段で所定範囲に入っ
たと判定された場合に自動起動し予め設定登録された音
声、データなどの情報を相手先に転送する通信手段とを
具備し、上記自車異常検出手段により自車の故障などを
検出した際に、上記通信手段を介して予め設定された通
報先に自車異常を優先的に自動通報することを特徴とす
るものであり、所定範囲に入った際に音声、データなど
の情報を相手先に自動転送できる機能を有するととも
に、衝突などの異常事態が生じた時には、優先して救急
センターなどに自動通報できるものである。
【0027】請求項17記載の発明は、エアーバッグを
展開する加速度センサの出力を利用して自動通報するも
のであり、別途自動通報用の検出器を必要としないもの
である。
【0028】請求項18記載の発明は、自車の異常が検
出された際に、自車の位置データと、自車の登録番号、
所有者氏名、住所、電話番号、所有者の血液型の内の少
なくとも1つを含む情報を自動通報することを特徴とす
るものであり、救急に必要なデータなどが自車位置とと
もに自動通報されるものである。
【0029】請求項19記載の発明は、自らの位置を検
出する位置検出手段と、地図上の任意の位置を登録する
位置登録手段と、上記位置検出手段で検出された位置が
上記登録された位置までの所定時間範囲に入ったか否か
を判定する判定手段と、上記判定手段で所定時間範囲に
入ったと判定された場合に自動起動し予め設定登録され
た音声、データなどの情報を相手先に転送する通信手段
を具備することを特徴とするものであり、相手先に到達
までの時間を自動的に知らせることができるものであ
る。
【0030】請求項20記載の発明は、自らの位置を検
出する位置検出手段と、地図上の任意の位置を登録する
位置登録手段と、位置検出手段で検出された位置と位置
登録手段で登録された位置との経路を探索する経路探索
手段と、上記位置検出手段で検出された位置が上記経路
探索手段で探索された経路上の登録地点手前までの所定
時間範囲に入ったか否かを判定する判定手段と、上記判
定手段で所定時間範囲に入ったと判定された場合に自動
起動し予め設定登録された音声、データなどの情報を相
手先に転送する通信手段を具備することを特徴とするも
のであり、登録位置までの経路探索により探索された経
路上の所定時間範囲に入った際に、自動的に相手先に情
報を自動転送できるものである。
【0031】請求項21記載の発明は、少なくとも道路
種別、幅員に基づいて定められた平均速度から所定時間
範囲を求めることを特徴とするものであり、所定時間範
囲を容易に求めることができるものである。
【0032】請求項22記載の発明は、外部からの渋滞
情報を参照して平均速度を予測し、この予測平均速度か
ら所定時間範囲を求めることを特徴とするものであり、
登録地点までの所定時間範囲を渋滞状況も加味して設定
できるものである。
【0033】以下に本発明の実施例について、図面とと
もに説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
車載用のナビゲーション装置を示している。図1におい
て図15に示す従来例と同一個所には同一番号を付して
いる。
【0034】図1において、19は送信機、受信機、ア
ンテナ、自動発信装置などからなる通信装置であり、こ
の通信装置19により公衆電話回線などの通信回線を介
して通信することができる。またこの通信装置19は自
動発信機能があり、自車位置が所定位置から所定距離範
囲内に達した場合、予め記憶された音声信号、制御信号
を自動発信することができる。8Cは表示・操作部8に
設けられたスクロールキーであり、このスクロールキー
8Cを操作することにより液晶ディスプレイ8Aに表示
されている地図を所定の方向にスクロールすることがで
きる。8Dは地点登録キーであり、この地点登録キー8
Dを操作することにより、液晶ディスプレイ8Aに表示
されている地図上の所定の地点(例えば、自宅、会社な
ど)を登録することができる。8Eは自動発信モードを
設定するためのキーである。
【0035】以下に本実施の形態1の動作について説明
する。図2は自動発信モードにおける動作を示してい
る。図2において、ステップ1で地図上の地点を設定す
る。この地点設定は、液晶ディスプレイ8Aに表示され
ている地図上の所望の地点(例えば自宅の位置)にカー
ソルを動かし地点登録キー8Dを操作することにより行
う。登録地点の緯度、経度情報はメモリ12に記憶され
る。なお図3は液晶ディスプレイ8Aに表示された地図
を示し、図3の30は登録地点を示している。ステップ
2では自動発信先の電話番号(例えば自宅の電話番号)
を入力する。この入力された電話番号は通信装置19内
のメモリに記憶される。さらにステップ3では発信する
音声(例えば、「現在1km地点を走行中」)を入力す
る。この入力音声は通信装置19内のメモリに記憶され
る。以上の地点登録、電話番号設定及び自動発信音声の
登録を行い、自動車を走行させると、ステップ4で自車
の現在位置が登録地点30から所定距離範囲(例えば1
km以内)31になったかが判定される。
【0036】なお、図3において、円31は登録地点3
0を中心とした半径1kmの円を示している。ステップ
4で自車の現在位置と登録地点30との間の距離が所定
距離範囲にないと判定されるとステップ4に戻る。ステ
ップ4で自車の現在位置が登録地点から所定範囲31内
になったと判定されると、通信装置19は予め登録され
た電話番号に自動発信し、回線が接続されると予め登録
された音声がメモリから呼び出され発信先に転送され
る。自動転送先では受話器を取り上げることにより、自
動車より自動発信された音声(例えば、「現在1km地
点を走行中」の音声)を聞くことができる。以上のよう
に、本実施の形態1によれば、予め登録された地点から
所定距離範囲に達すると自動的に所定の音声情報を通信
することができるものである。
【0037】(実施の形態2)図4は本実施の形態2の
動作を示している。前記実施の形態1では、地点登録と
電話番号設定とを別個に行っているのに対して、本実施
の形態2では、通信装置19内に氏名、住所、緯度・経
度データ、電話番号などからなる住所録データがメモリ
され、この住所緑データを検索することにより、地点登
録と電話番号の設定を同時に行うものである。
【0038】図5はメモリに記憶された住所録データ構
成を示している。図4のステップ1において、通信装置
19内にメモリされた住所録データの検索により、地点
登録及び電話番号設定が行われる。ステップ2では、転
送する音声の登録が行われる。ステップ3で自車の現在
位置が登録地点30の所定距離範囲31に達したか判定
され、所定距離範囲に達したと判定されると、ステップ
4において、ステップ1で設定された電話番号が自動的
に発呼され、回線が接続されるとステップ2で登録され
た音声信号が自動転送されるものである。
【0039】(実施の形態3)前記実施の形態1では、
登録地点から規定の距離範囲を設定しているが、本実施
の形態3では、登録地点からの範囲を任意に設定できる
ものであり、液晶ディスプレイ8Aに表示された複数の
距離データの内の一つをカーソルで指定することによ
り、または距離入力画面で数値を入力することにより、
登録地点からの距離範囲を任意に設定できるものであ
る。
【0040】(実施の形態4)図6は実施の形態4にお
ける動作を示している。本実施の形態4は図6に示すよ
うに、地点登録、電話番号入力、音声登録を行った後
に、ステップ4で自車の現在位置から登録地点への経路
探索を行い、ステップ5で探索された経路32を図7に
破線で示すように液晶ディスプレイ8Aに表示されてい
る地図中に表示する。ステップ6では、自車の現在位置
が、探索された経路32上で登録地点30から所定距離
内に達したかが判断され、所定距離範囲に達したと判定
されるとステップ7で予めメモリに登録された音声信号
が電話回線を介して発信先に転送されるものである。
【0041】(実施の形態5)本実施の形態5は、図8
に示すように、登録地点を中心とする2つの異なる距離
範囲を設定し、それぞれの距離範囲に達した際に、異な
った音声を自動転送するものである。例えば、自車が半
径3kmの距離範囲34に達した際には、「現在3km
地点を走行中」の音声信号を転送し、また自車が半径1
kmの距離範囲31に達した際には、「現在1km地点
を走行中」の音声信号を転送するものである。
【0042】(実施の形態6)本実施の形態6は、図9
に示すように、地点登録、電話番号入力を行った後にス
テップ4で自車の現在位置から登録地点までの経路探索
を行い、ステップ5で探索された経路を液晶ディスプレ
イ8Aに表示されている地図に表示し、ステップ6で、
図10に示すように探索経路上の所定地点(例えば登録
地点から1kmの地点)に音声転送ポイント35を自動
設定するものであり、ステップ6で自車の現在位置が音
声転送ポイント35に達したと判定されると、予めメモ
リに登録された音声信号(例えば「現在1km地点を走
行中」)を電話回線を介して発信先に転送するものであ
る。
【0043】以上のように、本実施の形態6によれば、
予め使用者が音声登録を行う必要がないものである。ま
た、上記音声転送ポイントを複数自動設定し、各音声転
送ポイントに達した際にそれぞれ異なる音声信号を転送
するようにしてもよいものである。
【0044】(実施の形態7)図11は本実施の形態7
の動作を示している。図11において、ステップ1で電
話番号(例えば自宅の電話番号)を入力する。この電話
番号の入力により地点データ(緯度・経度データ)が自
動設定される。ステップ2では、予め決められた暗証番
号を入力する。入力された暗証番号が予め決められてい
た番号と一致した場合のみステップ3に進み、ステップ
3では、制御すべき対象(例えば、自宅のオートロック
の解除、エアコンの起動、照明の点灯など)を設定す
る。ステップ4で自車位置が自動設定された地点から所
定距離範囲に達したか否かが判定され、所定距離範囲に
達したと判定された場合、ステップ5で設定された電話
番号への自動発呼が行われ、回線が接続されると、ステ
ップ3で設定された起動対象(例えばオートロック、エ
アコン、照明など)の制御信号が電話回線を介して転送
される。転送先では電話回線を介して送信された制御信
号の種別を判定し、その判定結果により、制御対象の起
動が行われる。
【0045】以上のように、本実施の形態7によれば、
自車が予め決められた距離範囲に達すると、自動的に電
話回線を介して制御信号が自動転送され、転送先の機器
を遠隔制御できるものである。
【0046】(実施の形態8)本実施の形態8は、予め
登録された音声を予め決められた転送先に転送すると同
時に、自動車内のスピーカを介して再生するものであ
り、本実施の形態8によれば、自動的に転送された音声
が車室内で聴取できるものである。
【0047】(実施の形態9)図12は本実施の形態9
の動作を示している。本実施の形態9は、衝突時の加速
度を加速度センサで検出してエアーバッグを展開するエ
アーバッグシステムを具備したものであり、実施の形態
1と同様に自車位置が登録地点を中心とする所定距離範
囲に入った際に、通信装置により予め設定登録された相
手先に音声、データを自動転送する機能を具備するとと
もに、上記加速度センサにより衝突を検出した際には、
予め設定登録された救急センターなどに通信装置19に
より優先的に自動通報するものである。
【0048】図12において、ステップ4で自車が異常
か否かが判定される。この判定はエアーバッグ用の加速
度センサにより衝突が検出されたか否かで判定する。ス
テップ4で異常が検出されない場合には、ステップ5に
進み、自車位置32が登録位置30を中心とする所定距
離範囲31内に入ったか否かが判定され、所定距離範囲
31内に入っていないと判定されるとステップ4に戻
る。ステップ5で自車位置32が登録位置30を中心と
する所定距離範囲31内に入ったと判定されるとステッ
プ6で予め設定された電話番号に自動発呼が行われ、相
手先と回線が接続されると、予め登録された音声信号が
転送される。ステップ4で自車が異常であると判定され
ると、ステップ9に進み通信装置19により救急センタ
ーなどに自動通報されるものである。ステップ6では自
車位置が登録位置に到達したか判定され、到達していな
いと判定されるとステップ8で自車が異常でないか判定
される。ステップ8で異常が検出されると、ステップ9
で自動通報が行われ、ステップ8で異常でないと判定さ
れるとステップ7に戻るものである。
【0049】以上のように、本実施の形態9では予め設
定された相手先に音声、データとを転送する通信装置1
9を利用して自車異常時に救急センターなどに自動通報
できるものである。自動通報する情報としては、自車の
位置データ、自車の登録番号、所有者氏名、住所、電話
番号、所有者の血液型などである。
【0050】(実施の形態10)図13は実施の形態1
0の動作を示している。本実施の形態10は、地点の登
録(ステップ1)、電話番号の入力(ステップ2)、音
声の登録(ステップ3)が行われると、ステップ4で登
録地点30まで10分もまでの地点か否かが判定され
る。この判定は、登録地点30の周囲の道路種別などに
より定められた平均速度で走行する場合の10分間の走
行距離(R)を求め、登録地点を中心とした距離(R)
の範囲31に入ったか否かを判定することにより行われ
る。ステップ4で距離(R)の範囲31に入ったと判定
されると、ステップ5で予め登録された音声(例えば、
「約10分後に到着します」)を自動転送するものであ
る。
【0051】(実施の形態11)図14は実施の形態1
1の動作を示している。本実施の形態11は、地点の登
録(ステップ1)、電話番号の入力(ステップ2)、音
声の登録(ステップ3)が行われると、ステップ4で自
車の現在位置と登録地点30との間の経路を探索する。
ステップ5ではステップ4で探索された経路を液晶ディ
スプレ8Aに表示されている地図中に表示する。ステッ
プ6では探索された経路の道路種別、幅員などにより定
められた平均速度で走行する場合の10分間の走行距離
(R)を求め、探索経路上の登録地点の手前距離(R)
の地点(P)を演算により求める。ステップ7では、自
車の現在位置が地点(P)に到達したか否かが判定さ
れ、自車の現在位置が地点(P)に到達したと判定され
ると、ステップ8で予め登録された音声(例えば、「約
10分後に到着します」)を自動転送するものである。
【0052】(実施の形態12)上記実施の形態11で
は、探索経路の道路種別、幅員などで定められた平均速
度から10分走行距離範囲を求めているが、本実施の形
態12では、VICS受信機で受信された渋滞情報も参
照して平均速度を予測し、この予測された平均速度から
10分走行距離(R)を求め、探索経路上の登録地点の
手前の距離(R)の地点(P)を求めるものである。
【0053】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、本
発明の請求項1記載の発明によれば、登録位置の所定範
囲に入った際に、予め決められた相手先に、予め決めら
れた情報を自動転送出来る利点を有するものである。
【0054】請求項2記載の発明によれば、自動転送機
能を使用するか否かを選択することができる利点を有す
る。
【0055】請求項3記載の発明によれば、現在位置が
登録地点の所定範囲に入った際に、自動的に音声信号を
相手先に電話で連絡できる利点を有するものである。
【0056】請求項4記載の発明によれば、住所録を検
索することにより、相手先の位置登録と電話番号設定と
を行うことができる利点を有する。
【0057】請求項5記載の発明によれば、現在位置が
登録位置の所定距離範囲に入った際に音声、データなど
の情報を自動転送できる利点を有する。
【0058】請求項6記載の発明によれば、現在位置が
登録地点からの複数の異なった距離範囲に入った際に、
それぞれ別個の音声信号を自動転送できる利点を有す
る。
【0059】請求項7記載の発明によれば、自動設定す
る距離範囲を手動により任意に設定できる利点を有す
る。
【0060】請求項8記載の発明によれば、現在位置か
ら登録地点までの経路を探索し、探索経路上に音声転送
ポイントを自動設定し、現在位置がこの音声転送ポイン
トに達すると、自動的に所定の音声信号を相手先に転送
することができる。
【0061】請求項9記載の発明によれば、表示手段に
表示された地図を見ながら、転送先の位置を登録できる
利点を有する。
【0062】請求項10記載の発明によれば、音声信号
を自動転送する際に同時に転送音声を自車内で聞くこと
ができる利点を有する。
【0063】請求項11記載の発明によれば、表示手段
に表示された地図中の所定位置にカーソルを動かすこと
により位置登録を容易に行う事が出来る利点を有する。
【0064】請求項12記載の発明によれば、自車位置
が所定範囲に達した先に自車の現在位置データを自動的
に転送することができる利点を有する。
【0065】請求項13記載の発明によれば、相手先に
転送された自車の現在位置データに基づき地図表示装置
に表示された地図に自車位置を表示することができる利
点を有する。
【0066】請求項14記載の発明によれば、自車が所
定範囲に入った際に、相手先に対し機器制御用の制御信
号を自動転送できる利点を有する。
【0067】請求項15記載の発明によれば、暗証番号
を知っている者のみが機器制御用の制御信号を自動転送
できるため、機器の安全な遠隔制御が可能となる利点を
有する。
【0068】請求項16記載の発明によれば、自車が所
定範囲に入った際に、音声、データなどの情報を相手先
に自動転送できるとともに、衝突などの異常事態が生じ
た場合には、優先的に異常事態を救急センターなどに自
動通報できる利点を有する。
【0069】請求項17記載の発明によれば、エアーバ
ッグを展開するための加速度センサの出力を利用して異
常状態を検出出来る利点を有するものである。
【0070】請求項18記載の発明によれば、異常事態
が生じた際に、自車位置と、所有者氏名など救急に必要
なデータを自動的に通報できる利点を有する。
【0071】請求項19記載の発明によれば、自車位置
が登録地点までの所定時間範囲に入った際に自動的に音
声、データなどの情報を自動転送出来る利点を有する。
【0072】請求項20記載の発明によれば、登録地点
までの経路を探索し、この探索経路上に設定された所定
時間範囲に入った際に、音声、データなどの情報を自動
転送できる利点を有する。
【0073】請求項21記載の発明によれば、道路種
別、幅員に基づいて定められた平均速度から所定時間範
囲を容易に設定できる利点を有する。
【0074】請求項22記載の発明によれば、外部から
の渋滞情報を加味した予測平均速度から所定時間範囲を
設定するため、渋滞などの現状に合った所定時間範囲を
設定できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるナビゲーション
装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1の動作を説明するフロー
チャート
【図3】本発明の実施の形態1の地図表示例を示す図
【図4】本発明の実施の形態2におけるにナビゲーショ
ン装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に使用するデータベース
の概略図
【図6】本発明の実施の形態4におけるにナビゲーショ
ン装置のブロック図
【図7】本発明の実施の形態4の地図表示例を示す図
【図8】本発明の実施の形態5の地図表示例を示す図
【図9】本発明の実施の形態6におけるにナビゲーショ
ン装置のブロック図
【図10】本発明の実施の形態6の地図表示例を示す図
【図11】本発明の実施の形態7におけるにナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図12】本発明の実施の形態9におけるにナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図13】本発明の実施の形態10におけるにナビゲー
ション装置のブロック図
【図14】本発明の実施の形態11におけるにナビゲー
ション装置のブロック図
【図15】従来のナビゲーション装置のブロック図
【符号の説明】
1 方位センサ 2 距離センサ 5 GPSレシーバー 6 CDーROMドライブ 7 CDーROM 8 表示・操作部 8A 液晶ディスプレイ 8B タッチパネル 9 装置本体 10 CPU 15 画像プロセッサ 19 通信装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自らの位置を検出する位置検出手段と、
    地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、上記位
    置検出手段で検出された位置が上記登録された位置を中
    心とした所定範囲に入ったか否かを判定する判定手段
    と、上記判定手段で所定範囲に入ったと判定された場合
    に自動起動し予め設定登録された音声、データなどの情
    報を相手先に転送する通信手段を具備することを特徴と
    するナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 予め設定登録された音声、データなどの
    情報を相手先に通信手段を介して自動転送するか否かを
    選択する選択手段を具備してなる請求項1記載のナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 相手先の電話番号を予め設定する電話番
    号設定手段と、予め音声情報を記憶する音声記憶手段と
    を具備し、位置検出手段で検出された位置が所定範囲に
    入ったと判定手段で判定された場合に上記電話番号設定
    手段で設定された相手先に上記音声記憶手段で記憶され
    た音声情報を転送する通信手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 位置データと電話番号とが関係付けされ
    た住所録データが記憶されたデータベースを有し、上記
    データベースを検索することにより、相手先の位置登録
    と電話番号設定とを行うことを特徴とする請求項1記載
    のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 位置登録手段で登録された位置を中心と
    する所定距離円内に入ったか否かを判定する判定手段を
    具備してなる請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 位置登録手段で登録された位置を中心と
    する径が異なる複数の所定距離円内に入ったか否かを判
    定する判定手段を具備し、上記判定手段により上記径の
    異なる各所定距離円に入ったと判定された場合に、内容
    の異なる音声信号データなどを自動転送することを特徴
    とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 位置登録手段で登録された位置を中心と
    する所定範囲を手動で設定する手動設定手段を具備して
    なる請求項1記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 自らの位置を検出する位置検出手段と、
    地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、位置検
    出手段で検出された位置と位置登録手段で登録された位
    置との経路を探索する経路探索手段と、上記経路探索手
    段で探索された経路上の所定の位置に音声転送ポイント
    を設定する音声転送ポイント設定手段と、上記位置検出
    手段で検出された位置が上記音声ポイントに達したか否
    かを判定する判定手段と、上記判定手段で音声ポイント
    に達したと判定された場合に自動起動し予め設定登録さ
    れた音声、データなどの情報を相手先に転送する通信手
    段を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 自車位置を検出する位置検出手段と、地
    図情報を記憶する記憶手段と、上記位置検出手段で検出
    された自車位置と上記記憶手段から読出された地図情報
    とを表示する表示手段と、上記表示手段に表示された地
    図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、上記位置
    検出手段で検出された位置が上記登録された位置を中心
    とした所定範囲に入ったか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段で所定範囲に入ったと判定された場合に自
    動起動し予め設定登録された音声、データなどの情報を
    相手先に転送する通信手段を具備することを特徴とする
    ナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 自車内に設置された音声再生手段を具
    備し、判定手段により位置検出手段で検出された位置が
    上記登録された位置を中心とした所定範囲に入ったと判
    定された場合に自動起動し予め設定登録された音声信号
    を相手先に通信手段を介して転送するとともに、上記音
    声再生手段により上記音声信号を再生することを特徴と
    する請求項9記載のナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 表示手段に表示された地図中の任意の
    位置にカーソルを移動させて位置登録を行うことを特徴
    とする請求項9記載のナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 位置検出手段で検出された位置が登録
    された位置を中心とした所定範囲に入ったと判定された
    場合に自動起動し位置検出手段で検出された自車の位置
    データを相手先に通信手段を介して転送することを特徴
    とする請求項9記載のナビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 通信回線を介して受信された自車の位
    置データに基づき相手先の地図表示装置に表示された地
    図に自車位置を表示することを特徴とする請求項12記
    載のナビゲーション装置。
  14. 【請求項14】 自らの位置を検出する位置検出手段
    と、地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、上
    記位置検出手段で検出された位置が上記登録された位置
    を中心とした所定範囲に入ったか否かを判定する判定手
    段と、上記判定手段で所定範囲に入ったと判定された場
    合に自動起動し予め設定登録された制御信号を相手先に
    通信手段を介して転送し、上記転送先の機器を制御する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  15. 【請求項15】 暗証番号を入力する暗証番号入力手段
    により入力された暗証番号が予め登録された番号とが一
    致した場合に、予め設定登録された制御信号を相手先に
    通信手段を介して転送することを特徴とする請求項14
    記載のナビゲーション装置。
  16. 【請求項16】 自車位置を検出する位置検出手段と、
    地図情報を記憶する記憶手段と、上記位置検出手段で検
    出された自車位置と上記記憶手段から読出された地図情
    報とを表示する表示手段と、上記表示手段に表示された
    地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、上記位
    置検出手段で検出された位置が上記登録された位置を中
    心とした所定範囲に入ったか否かを判定する判定手段
    と、自車の事故などの異常を検出する自車異常検出手段
    と、上記判定手段で所定範囲に入ったと判定された場合
    に自動起動し予め設定登録された音声、データなどの情
    報を相手先に転送する通信手段とを具備し、上記自車異
    常検出手段により自車の故障などを検出した際に、上記
    通信手段を介して予め設定された通報先に自車異常を優
    先的に自動通報することを特徴とするナビゲーション装
    置。
  17. 【請求項17】 加速度を検出しエアーバッグを展開す
    る加速度センサの出力により自車異常を検出する自車異
    常検出手段を具備したことを特徴とする請求項16記載
    のナビゲーション装置。
  18. 【請求項18】 自車の位置データと、自車の登録番
    号、所有者氏名、住所、電話番号、所有者の血液型の内
    の少なくとも1つを含む情報を自動通報することを特徴
    とする請求項16記載のナビゲーション装置。
  19. 【請求項19】 自らの位置を検出する位置検出手段
    と、地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、上
    記位置検出手段で検出された位置が上記登録された位置
    までの所定時間範囲に入ったか否かを判定する判定手段
    と、上記判定手段で所定時間範囲に入ったと判定された
    場合に自動起動し予め設定登録された音声、データなど
    の情報を相手先に転送する通信手段を具備することを特
    徴とするナビゲーション装置。
  20. 【請求項20】 自らの位置を検出する位置検出手段
    と、地図上の任意の位置を登録する位置登録手段と、位
    置検出手段で検出された位置と位置登録手段で登録され
    た位置との経路を探索する経路探索手段と、上記位置検
    出手段で検出された位置が上記経路探索手段で探索され
    た経路上の登録地点手前までの所定時間範囲に入ったか
    否かを判定する判定手段と、上記判定手段で所定時間範
    囲に入ったと判定された場合に自動起動し予め設定登録
    された音声、データなどの情報を相手先に転送する通信
    手段を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも道路種別、幅員に基づいて
    定められた平均速度から所定時間範囲を求めることを特
    徴とする請求項20記載のナビゲーション装置。
  22. 【請求項22】 外部からの渋滞情報を参照して平均速
    度を予測し、この予測平均速度から所定時間範囲を求め
    ることを特徴とする請求項20記載のナビゲーション装
    置。
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