JP2000207685A - 車載機及びそれを備えた車輌通信システム - Google Patents

車載機及びそれを備えた車輌通信システム

Info

Publication number
JP2000207685A
JP2000207685A JP1146799A JP1146799A JP2000207685A JP 2000207685 A JP2000207685 A JP 2000207685A JP 1146799 A JP1146799 A JP 1146799A JP 1146799 A JP1146799 A JP 1146799A JP 2000207685 A JP2000207685 A JP 2000207685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
destination
driver
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1146799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ryuzaki
貴行 龍崎
Yoshinori Matsuhashi
好徳 松橋
Takeshi Hiroki
武 広木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1146799A priority Critical patent/JP2000207685A/ja
Publication of JP2000207685A publication Critical patent/JP2000207685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車輌位置情報,道路交通情報,目的地経路情報
の共有,車載機への他の車輌の位置等の表示ができる車
輌通信システムを提供する。 【解決手段】自車輌情報,自車輌運転者の個別情報もし
くは他の車輌運転者の個別情報を入力する運転者個別情
報入力装置と、該運転者個別情報入力装置により入力さ
れた個別情報を移動体通信インフラを介して通信する移
動体通信制御装置と、自車の位置するデジタル道路地図
上座標を検出する自車輌位置検出装置と、道路上に設置
されたビーコン端末から提供される道路交通情報を受信
・記憶するVICS情報受信装置と、道路交通情報を基
に目的地までの経路を探索する目的地経路探索装置と、
デジタル道路地図上に車輌の位置・経路を表示する表示
装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自家用車,観光バ
ス,都市間高速バス,定期運行トラック等の車輌運行に
適用するものであり、移動体通信インフラを使用するこ
とにより、選択された特定の車輌と車輌位置・道路交通
情報・目的地経路情報を共有しあい、また、車輌の緊急
事象を自動的に予め登録された任意の通知先へ通知す
る、車載機及び緊急事象通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカーナビゲーションは、自車輌の
位置をデジタル道路地図上に表示し、提供された道路交
通情報から車輌個別の目的地までの経路を探索,選択表
示するようになっている。また、他の車輌の位置表示に
関しては、タクシー等の配車システムにも見られるよう
に、専用端末及びPHS等を搭載した各車輌の位置を専
用の中央局にて確認することができるようになってい
る。一部メーカにて実現されている緊急事象通知システ
ムでは、車輌に専用の装置を搭載することにより緊急事
象の検出を行い、専用の中央局へ自動車電話を用い、車
輌識別番号,車輌位置の自動通知を行うものがある。
【0003】又、特開平10−96637 号公報,特開平8−6
8650号公報,特開平9−210699 号公報に記載のように、
移動体間の通信を行い、自車輌及び他の車輌の位置を同
時に表示する車載機がある。又、特開平10−54727 号公
報に記載のように、自車輌に不具合が生じた時に記憶さ
れている情報からサービス店を特定してそのサービス店
と通信を行うものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカーナビゲーシ
ョンでは、個の車輌では有効に用いることができるが、
群の車輌間へのサービス、すなわち他の車輌位置の表示
や他の車輌との道路交通情報の共有,目的地経路情報の
共有を行い、例えば、個人旅行や団体旅行等の同一の目
的地へ複数台の車輌にて向かう場合、目的地までの経路
選択・変更は出発前及び経路途中にて運転者同士で相互
に確認できるものの、運転者の個人情報までは確認でき
ないものであった。
【0005】車輌緊急事象通知システムにおいては、同
一の運転者が常に同一の車輌を運転しているとは限らな
いため、車輌にとらわれない運転手の個人情報(氏名,
血液型等)の保持が必要となる。また、緊急通知の受信
者は事象に対して迅速に対応しなければいけないため、
事象に関連する詳細な情報が必要である。このような多
量の個人情報を予め登録しておくことも考えられるが、
その場合は、大規模な専用の中央局が必要であるため、
従来の技術では、専用の中央局にて得られる運転者情報
は、予め中央局に車輌識別番号にて登録された数人の個
人情報であり、登録されている以外の緊急事象に対し迅
速な対応ができないという問題があった。
【0006】本発明の第1の目的は、運転者個別情報,
車輌位置情報,道路交通情報,目的地経路情報の共有,
車載機への他の車輌の位置等の表示ができる車載機及び
それを備えた車輌通信システムを提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、運転者個別情報を
含め詳細情報が即座に入手でき、緊急事象に対し迅速に
対応ができる車載機及びそれを備えた車輌通信システム
を提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、センタ局が存在し
ない場合においてもローカルな緊急事象通知システムを
構築することができる車載機及びそれを備えた車輌通信
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車載機は、自車輌情報,自車輌運転者の個
別情報もしくは他の車輌運転者の個別情報を入力する運
転者個別情報入力装置と、該運転者個別情報入力装置に
より入力された個別情報を移動体通信インフラを介して
通信する移動体通信制御装置と、自車の位置するデジタ
ル道路地図上座標を検出する自車輌位置検出装置と、道
路上に設置されたビーコン端末から提供される道路交通
情報を受信・記憶するVICS情報受信装置と、道路交
通情報を基に目的地までの経路を探索する目的地経路探
索装置と、デジタル道路地図上に車輌の位置・経路を表
示する表示装置を備えたことを特徴とする。
【0010】又、前記自車輌の衝突,故障,火災を自己
検出する車輌緊急事象検出装置を備え、前記運転者個別
情報入力装置により入力された情報とともに前記車輌緊
急事象検出装置により検出された車輌緊急事象情報を前
記移動体通信制御装置により移動体通信インフラを介し
て通信するものである。又、前記運転者個別情報入力装
置により選択された他の車輌から、周期的に他の車輌の
車輌位置,保持している道路交通情報,目的地及び目的
地までの経路情報を入手し、複数の車輌の動的な情報を
表示装置に表示するものである。又、前記目的地経路探
索装置が、他の車輌より入手した他の車輌の目的地経路
と同等の経路を選択できるように構成されているもので
ある。又、前記運転者個別情報入力装置の入力情報が、
緊急通知先,車輌情報を含むものであって、前記運転者
個別情報入力装置により登録されたもしくは予め登録し
た緊急通知先へ緊急事象情報を自動的に通知するもので
ある。
【0011】又、本発明の車輌通信システムは、請求項
1,3又は4に記載の車載機を搭載している車々間の通
信が行われるものであって、該車々間の通信により、各
車輌が各車輌位置,保持している道路交通情報,目的地
及び目的地までの経路情報を共有しているもしくは前記
車輌緊急事象検出装置により検出された車輌緊急事象情
報を受信することを特徴とする。
【0012】又、請求項2又は5に記載の車載機を搭載
している車輌とセンタ局間の通信が行われるものであっ
て、該センタ局は、前記車輌緊急事象検出装置により検
出された車輌緊急事象の通知を受信して、車輌詳細位
置,車輌の近くに位置する緊急連絡組織の自動検索を行
うとともに検索された緊急連絡組織へ通信することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図9により説明する。図1は、車輌通信システムのブ
ロック図、図2は、運転者個別情報入力装置の詳細な構
成を示す図、図3は、車輌緊急事象検出装置の詳細な構
成を示す図、図4は、本実施例の車々間通信の構成図、
図5は、車載機における運転者個別情報の登録方法を示
す流れ図、図6は、車々間通信における情報の流れを示
す図、図7は、車載機における目的地への経路の再探索
方法を示す流れ図、図8は、車輌緊急事象通知システム
の構成図、図9は、車輌緊急事象通知システムにおける
情報の流れ図である。
【0014】図1に示すように、車輌通信システムは、
カーナビゲーション装置200(以下、車載機200と
いう)側の構成機器と、公衆電話網110を介して送受
信される専用の緊急処理センタ局300(以下、センタ
局300という)側の構成機器、他の車載機200側の
構成機器からなっている。車載機200側は、運転者個
別情報入力装置210もしくは車輌緊急事象検出装置2
20からの信号、自車輌位置検出装置240からの信号
を入力する移動体通信制御装置230、この移動体通信
制御装置230と双方向の信号をやり取りするように接
続されたVICS情報受信装置250,移動体通信制御装置
230と双方向の信号をやり取りするように接続され、
自車輌位置検出装置240からの信号を入力する目的地
経路探索装置260,運転者個別情報入力装置210,
移動体通信制御装置230,自車輌位置検出装置24
0,平成8年度より運用開始された道路交通情報通信シ
ステムであるVICS(Vehicle Information & Communi
cation Systemの略)情報受信装置250,目的地経路探
索装置260とそれぞれ接続された表示装置270で構
成されている。
【0015】移動体通信制御装置230は、携帯電話1
00と接離可能になっており、公衆電話網110を介し
てセンタ局300もしくは他の車輌の携帯電話100に
送信されるようになっている。
【0016】センタ局300には、公衆電話網110か
ら受信した情報から車輌の位置を検索する車輌詳細位置
検索装置310を介して緊急連絡組織検索装置320が
接続されている。緊急連絡組織検索装置320は、電話
等を介して警察署,消防署,道路管理者に通信できるよ
うになっている。
【0017】運転者個別情報入力装置210は、車種・
色等の自車輌情報,自車輌の運転者個別情報,車々間通
信先である他の車輌運転者個別情報の入力・管理を行う
ものであり、図2に示すように、簡易キーボード入力部
211,ICカード入力部212,制御・記憶部213
から構成される。簡易キーボード入力部211を使用す
る場合は、各種情報の入力及び選択を行うことができ
る。ICカード入力部212を使用する場合は、ICカ
ード内に登録されている運転者の個別情報を入力するこ
とができる。
【0018】車輌緊急事象検出装置220は、図3に示
すように、車輌各部に配置される火災検知器221,車
輌故障検知器222,衝突検知器223,検知制御部2
24から構成される。火災検知器221,衝突検知器2
23,車輌故障検知器222により各種緊急事象が検知
制御部224に入力され、検知制御部224にて緊急事
象内容の検出が行われる。
【0019】移動体通信制御装置230は、移動体通信
との通信I/F(インターフェイスの略)を備え、移動
体通信インフラである携帯電話を介して他の車輌の運転
者との通信、もしくは車輌緊急事象発生時のセンタ局3
00または登録された緊急通知先への緊急事象通知を行
う。他の車輌への通信により、自車輌位置情報,情報提
供要求の送信,相手車輌の位置情報,保持している道路
交通情報,目的地経路情報の受信を行う。又、自車輌が
他の車輌からの情報提供要求を受信した際には、他の車
輌に対し自車輌の位置情報・保持している道路交通情報
・目的地経路情報の送信を行う。センタ局300または
登録された緊急通知先へは、車輌緊急事象検出装置22
0により検出された車輌の緊急事象検出時に、移動体通
信制御装置230により車輌情報・緊急事象内容・自車
輌位置情報・運転者個別情報の緊急事象通知の自動通知
を行う。
【0020】自車輌位置検出装置240は、GPS(Gro
bal Positioning Systemの略)アンテナ,GPS受信
器,車軸センサを備え、デジタル道路地図上の自車輌の
位置する2次メッシュ座標,2次メッシュ座標内正規化
座標,進行方向等の情報の検出を行う。
【0021】VICS情報受信装置250は、図4に示
すように、道路上に設置されているビーコン端末50よ
り道路交通情報を受信し、道路交通情報の保持を行う。
また、移動体通信制御装置230から入手される他の車
輌の道路交通情報の保持を行う。
【0022】目的地経路探索装置260は、VICS情
報受信装置250が保持している道路交通情報を基にし
て選択された目的地への経路の探索を行う。また、移動
体通信制御装置230から入手される他の車輌の情報を
用いて、経路を再探索できるようになっている。この経
路を探索する方式としては、2つの方式が採用されてい
る。1つは、自車輌が保持している道路交通情報と、受
信した経路を基に受信経路と同等の経路を探索する方式
(以下、方式Aという)であり、他の1つは、自車輌が
保持している道路交通情報と、受信した道路交通情報を
基に個別の経路を探索方式(以下、方式Bという)であ
る。表示装置270は、デジタル道路地図上に、自車輌
及び他の車輌に関する各種情報の表示を行う。
【0023】センタ局300の構成機器である車輌詳細
位置検索装置310は、車載機より通知される車輌位置
情報、すなわちデジタル道路地図上の2次メッシュ座標
及び2次メッシュ内正規化座標(X,Y)、進行方向を
基に、車輌の位置する住所,路線,キロポスト,上り線
か下り線かの方向等の車輌詳細位置の検出を行う。緊急
連絡組織検索装置320は、車輌詳細位置検索装置31
0にて検索された車輌詳細位置を基に、近くに位置する
消防署,警察,道路管理者(以下、緊急連絡組織とい
う)の検索を行う。
【0024】このように構成された車輌通信システムで
車々間通信を行う場合について説明する。図4に示すよ
うに、車々間通信は、自車輌及び通信相手の車輌に搭載
された携帯電話,車載機を介して行う。図4は、相手の
車輌がVICSによる道路交通情報を基に、経路を探索
して目的地へ向い走行している状態を示している。自車
輌は相手車輌を選択して、周期的に自車輌位置・情報提
供要求の送信を行い、相手車輌から車輌位置情報・保持
している道路交通情報・目的地までの経路情報の入手を
行う。自車輌は入手した情報を表示し、入手した情報を
基に経路の再探索を行い相手車輌の追尾等を可能とす
る。
【0025】この車輌通信システムで車々間通信につい
て通信の流れを示す図5から図7を用いてより詳細に説
明する。
【0026】図5は車輌運転者の個別情報登録における
流れを示している。ステップ401では、自車輌の運転
者は、運転者個別情報入力装置210にて、自車輌の運
転者個別情報及び他の車輌の個別情報の登録を行う。自
車輌の運転者個別情報は、氏名,携帯電話番号,年齢,
連絡先,血液型,その他の事項に関するものであり、I
Cカードまたはキー入力により登録できるようになって
いる。他の車輌の運転者個別情報は、氏名,携帯電話番
号に関するものであり、ステップ402ではキー入力に
より入力・選択される。他の車輌運転者を選択した後
は、ステップ403で他の車輌との車々間通信を行う通信
周期の設定を行う。この通信周期は、一定周期もしくは
運転者が要求する時のみ(以下、便宜上任意時という)
に設定することができる。
【0027】図6は、車々間通信における情報の流れを
示している。車載機は選択された他の車輌へ設定された
通信周期で車々間通信を行う。通信周期が「任意時」で
選択された場合、車輌停車時の運転者の要求により他の
車輌との車々間通信が可能となる。通信周期が「一定周
期」で選択された場合、車載機は車輌の走行中,停車時
にかかわらず、一定周期で自動通信を行う。
【0028】自車輌の車載機は、ステップ404で他の
車輌の車載機に自車輌の位置情報・情報提供要求の送信
を行い、ステップ405で他の車輌の車載機は、他の車
輌運転者に情報提供可否の通知を行い、ステップ406
で自車輌の車載機に車輌位置情報・保持している道路交
通情報・目的地経路情報の送信を行う。他の車輌の情報
を受信した自車輌の車載機では、表示装置270で受信
した他の車輌の情報の表示を行う。
【0029】図7は、自車輌の車載機における情報受信
時の目的地への経路の探索方法の流れを示している。他
の車輌の車輌位置情報,交通情報,目的地経路情報を受
信した際、運転者は、目的地経路探索装置260によ
り、ステップ407,408で上述した方式A又は方式
Bの経路の再探索の選択を行う。
【0030】運転者が方式Aを選択した場合、自車輌か
ら他の車輌の位置までの経路は自車輌が保持している道
路交通情報にて探索を行い、ステップ409で他の車輌
の位置から目的地までの経路は入手した他の車輌の経路
を流用する。運転者が方式Bを選択した場合、ステップ
410で自車輌から目的地までの経路を自車輌が保持す
る道路交通情報及び入手した他の車輌の道路交通情報に
て探索を行う。但し、自車輌と他の車輌の目的地が異な
る場合は、方式Aは選択できないため、経路の再探索は
方式Bで行う。
【0031】次に、車輌通信システムで車輌緊急事象通
知を行う場合について説明する。図8に示すように、緊
急事象発生時に、自車輌に搭載している携帯電話,車載
機によりセンタ局300または登録された緊急通知先に
車輌情報,車輌位置情報,緊急事象内容情報,運転者個
別情報を自動通知する。センタ局300では、事象に近
位置の緊急連絡先へ、通知された車輌情報,事象内容,
詳細な車輌位置,運転者に関する個別(個人)情報を連
絡し、緊急事象に対する迅速な対応を可能とする。
【0032】車輌緊急事象通知システムにおける情報の
流れは図9に示すようになっており、ステップ412で
車載機は車輌緊急事象検出装置220により車輌緊急事
象を検出した時、ステップ413で移動体通信制御装置
230より、自車輌情報,自車輌位置情報,緊急事象内
容,自車輌運転者個別情報の緊急事象通知をセンタ局ま
たは登録された緊急通知先へ行う。これを受信したセン
タ局では、車輌詳細位置検索装置310及び緊急連絡組
織検索装置320により、ステップ414で車輌の詳細
位置,ステップ415で車輌位置に近位置の緊急連絡組
織の自動検索を行う。
【0033】センタ局は運転者の携帯電話に本通知の確
認を行い、ステップ416で無応答または要請時に検索
した緊急連絡組織に詳細位置,事象内容,運転車個人情
報の通報を行う。
【0034】以上のように構成されているので、自車輌
は選択した他の車輌の位置,保持している道路交通情
報,目的地までの経路情報を周期的に入手して表示確認
を行うことができ、また、入手した他の車輌の目的地と
自車輌の目的地が同じ場合、他の車輌と同等の経路を選
択することができる。自車輌の緊急事象発生時には、自
車輌情報,自車輌運転手の個人情報,緊急事象内容,自
車輌位置の緊急事象通知を予め登録した緊急連絡先,同
行している車輌、あるいは双方に移動体通信インフラを
介して自動通知を行うことができる。
【0035】センタ局では、車載機の緊急事象通知か
ら、自動的に車輌の詳細位置(住所,路線,キロポス
ト)を検索でき、車輌詳細位置から自動的に近くに位置
する緊急連絡組織を検索することができる。これによ
り、緊急事象通知から、車輌の詳細位置,緊急連絡先組
織の検索までを自動にて行うことができ、車輌の緊急事
象に対して迅速な対応を実現できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、車載機に接続された運
転者の移動体通信インフラである携帯電話等の電話番号
によって、他の車輌車載機と車々間通信を可能とするこ
とができ、車輌位置情報,道路交通情報,目的地経路情
報の共有,車載機への他の車輌の位置等の表示が可能と
なり、個から群の車輌間での情報の有効活用が可能とな
る。
【0037】車輌緊急時においては、車載機より自車輌
の緊急事象の自動通知が可能となるため、車輌情報,事
象内容,車輌位置,運転者個別情報の詳細情報が即座に
入手でき、センタ局では事象詳細位置,緊急連絡組織
(警察・消防・道路管理者)を自動検索することによ
り、緊急事象に対し迅速な対応が可能となる。
【0038】また、緊急事象の通知先をセンタ局以外に
同行している車輌等を登録しておくことにより、センタ
局が存在しない場合においてもローカルな緊急事象通知
システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車輌通信システムのブ
ロック図である。
【図2】運転者個別情報入力手段の詳細な構成を示す図
である。
【図3】車輌緊急事象検出手段の詳細な構成を示す図で
ある。
【図4】本実施例の車々間通信の構成図である。
【図5】車載機における運転者個別情報の登録方法を示
す流れ図である。
【図6】車々間通信における情報の流れを示す図であ
る。
【図7】車載機における目的地への経路の再探索方法を
示す流れ図である。
【図8】本実施例の車輌緊急事象通知システムの構成図
である。
【図9】車輌緊急事象通知システムにおける情報の流れ
図である。
【符号の説明】
50…ビーコン端末、100…携帯電話、200…車載
機、210…運転者個別情報入力装置、211…簡易キ
ーボード入力部、212…ICカード入力部、213…
制御・記憶部、220…車輌緊急事象検出装置、221
…火災検知器、222…車輌故障検知器、223…衝突
検知器、224…検知制御部、230…移動体通信制御
装置、240…自車輌位置検出装置、250…VICS
情報受信装置、260…目的地経路探索装置、270…
表示装置、300…センタ局、310…車輌詳細位置検
索装置、320…緊急連絡組織検索装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広木 武 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB05 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC16 AC20 5H180 AA01 BB04 BB05 BB12 CC12 CC27 EE02 EE08 EE15 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自車輌情報,自車輌運転者の個別情報もし
    くは他の車輌運転者の個別情報を入力する運転者個別情
    報入力装置と、該運転者個別情報入力装置により入力さ
    れた個別情報を移動体通信インフラを介して通信する移
    動体通信制御装置と、自車の位置するデジタル道路地図
    上座標を検出する自車輌位置検出装置と、道路上に設置
    されたビーコン端末から提供される道路交通情報を受信
    ・記憶するVICS情報受信装置と、道路交通情報を基
    に目的地までの経路を探索する目的地経路探索装置と、
    デジタル道路地図上に車輌の位置・経路を表示する表示
    装置を備えたことを特徴とする車載機。
  2. 【請求項2】前記自車輌の衝突,故障,火災を自己検出
    する車輌緊急事象検出装置を備え、前記運転者個別情報
    入力装置により入力された情報とともに前記車輌緊急事
    象検出装置により検出された車輌緊急事象情報を前記移
    動体通信制御装置により移動体通信インフラを介して通
    信する請求項1に記載の車載機。
  3. 【請求項3】前記運転者個別情報入力装置により選択さ
    れた他の車輌から、周期的に他の車輌の車輌位置,保持
    している道路交通情報,目的地及び目的地までの経路情
    報を入手し、複数の車輌の動的な情報を表示装置に表示
    する請求項1に記載の車載機。
  4. 【請求項4】前記目的地経路探索装置が、他の車輌より
    入手した他の車輌の目的地経路と同等の経路を選択でき
    るように構成されている請求項3に記載の車載機。
  5. 【請求項5】前記運転者個別情報入力装置の入力情報
    が、緊急通知先,車輌情報を含むものであって、前記運
    転者個別情報入力装置により登録されたもしくは予め登
    録した緊急通知先へ緊急事象情報を自動的に通知する請
    求項2に記載の車載機。
  6. 【請求項6】請求項1,3又は4に記載の車載機を搭載
    している車々間の通信が行われるものであって、該車々
    間の通信により、各車輌が各車輌位置,保持している道
    路交通情報,目的地及び目的地までの経路情報を共有し
    ているもしくは前記車輌緊急事象検出装置により検出さ
    れた車輌緊急事象情報を受信することを特徴とする車輌
    通信システム。
  7. 【請求項7】請求項2又は5に記載の車載機を搭載して
    いる車輌とセンタ局間の通信が行われるものであって、
    該センタ局は、前記車輌緊急事象検出装置により検出さ
    れた車輌緊急事象の通知を受信して、車輌詳細位置,車
    輌の近くに位置する緊急連絡組織の自動検索を行うとと
    もに検索された緊急連絡組織へ通信することを特徴とす
    る車輌通信システム。
JP1146799A 1999-01-20 1999-01-20 車載機及びそれを備えた車輌通信システム Pending JP2000207685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1146799A JP2000207685A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 車載機及びそれを備えた車輌通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1146799A JP2000207685A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 車載機及びそれを備えた車輌通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000207685A true JP2000207685A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11778894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1146799A Pending JP2000207685A (ja) 1999-01-20 1999-01-20 車載機及びそれを備えた車輌通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000207685A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057058A (ja) * 2001-05-09 2003-02-26 Robert Bosch Gmbh 車両用ナビゲーションシステムの作動方法及びナビゲーションシステム
JP2003099888A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Clarion Co Ltd 情報通信装置
JP2006023862A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Denso Corp 車両用危険通知処置装置
JP2007213488A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Denso Corp 車両用走行支援システム,車載機器,および路側機
JP2008252624A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Denso Corp 車両用通信システム及び車載器
JP2013007632A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Yupiteru Corp ツーリング補助システムおよびツーリング補助装置
CN106467113A (zh) * 2015-08-20 2017-03-01 哈曼国际工业有限公司 用于驾驶员辅助的***和方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057058A (ja) * 2001-05-09 2003-02-26 Robert Bosch Gmbh 車両用ナビゲーションシステムの作動方法及びナビゲーションシステム
JP2003099888A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Clarion Co Ltd 情報通信装置
JP2006023862A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Denso Corp 車両用危険通知処置装置
JP2007213488A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Denso Corp 車両用走行支援システム,車載機器,および路側機
JP2008252624A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Denso Corp 車両用通信システム及び車載器
JP2013007632A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Yupiteru Corp ツーリング補助システムおよびツーリング補助装置
CN106467113A (zh) * 2015-08-20 2017-03-01 哈曼国际工业有限公司 用于驾驶员辅助的***和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230116116A1 (en) Roadside and emergency assistance system
US6853849B1 (en) Location/status-addressed radio/radiotelephone
US8483939B2 (en) Vehicle-dispatching method, vehicle-dispatching system and navigating device used in the same
JP2000082199A (ja) 車両配車システム
JP2002133592A (ja) 配車システム
JP2003283421A (ja) 車両用情報通信システムおよび車両用情報通信装置
JP2001283387A (ja) 駐車場情報提供システム
JP2000207685A (ja) 車載機及びそれを備えた車輌通信システム
JP2002298288A (ja) 運行管理システム及び通信端末装置
JP3718990B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2003057063A (ja) 位置情報通知システム
JP3398473B2 (ja) カーナビゲーションシステム
JP2002063672A (ja) 車両走行軌跡表示システム
JP2005136817A (ja) 移動体用通信システム、通信端末、管理サーバ
JPH05181866A (ja) タクシー等の全自動配車システム
JP2002208080A (ja) 事故発生位置報知システム及び車載装置
JP4692212B2 (ja) 車両用データ要否判定装置および車両用データ報知装置
KR19980033511A (ko) 글로벌 위치설정 시스템과 페이저망을 이용한 택시 운행 장치및 방법
JP4283712B2 (ja) 無線移動通信システム
JP2002269666A (ja) 現在位置情報通知方法及び通知システム
JPH1074299A (ja) 緊急車両配備及び通過警報方法並びにこれらを利用した車両交通調整方法
JP2003178156A (ja) 自動車修理予約方法および装置
JP3382755B2 (ja) 移動体誘導システム
JP2002334397A (ja) バス到着管理システム
JP2001043491A (ja) 車両用通信装置および車両の動態管理システム