JPH11287523A - 複合型冷媒回路設備 - Google Patents

複合型冷媒回路設備

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JPH11287523A
JPH11287523A JP10242018A JP24201898A JPH11287523A JP H11287523 A JPH11287523 A JP H11287523A JP 10242018 A JP10242018 A JP 10242018A JP 24201898 A JP24201898 A JP 24201898A JP H11287523 A JPH11287523 A JP H11287523A
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refrigeration
air
conditioning
heat
refrigerant circuit
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Toshiaki Yamaguchi
敏明 山口
Hiroshi Nakada
浩 中田
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍側冷媒回路の容量が小さい場合であって
も冷蔵側冷媒回路の余剰能力により蓄熱槽に蓄えられた
冷熱を効率よく利用でき、少ない費用で運転できる複合
型冷媒回路設備を得る。 【解決手段】 冷凍側蒸発器15等からなり冷凍側冷却
環境を冷却する冷凍側冷媒回路6を設け、また冷蔵側蓄
熱用熱交換器7等からなる冷蔵側蓄熱用冷媒回路10を
冷蔵側冷媒回路6と並列に設ける。さらに、冷蔵側冷媒
回路6の最大冷凍能力と冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力
との差に対応した冷熱を蓄冷する蓄熱槽18を設け、ま
た空調側冷却環境を冷却する空調側蒸発器24有する空
調側冷媒回路25を設ける。そして、冷熱供給回路26
の冷熱供給用熱交換器27により蓄熱槽18からの冷熱
を空調側冷媒回路25に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大規模小売店等
に設置される冷媒回路設備であって、冷凍装置、冷蔵装
置、空気調和装置及び冷熱を蓄熱する蓄熱槽とによって
構成される複合型冷媒回路設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開平6−24159
1号公報に示された従来の複合型冷媒回路設備を示す冷
媒回路図である。図において、1は冷蔵側圧縮機、2は
冷蔵側凝縮器、3は後述する冷蔵側蒸発器へ供給する冷
媒を制御する冷蔵側電磁弁、4は膨張弁からなる冷蔵側
絞り装置、5は冷蔵側蒸発器、6は環状をなし冷蔵側圧
縮機1、冷蔵側凝縮器2、冷蔵側電磁弁3、冷蔵側絞り
装置4及び冷蔵側蒸発器5を管路により順次接続した冷
蔵側冷媒回路である。
【0003】7は冷蔵側蓄熱用蒸発器からなる冷蔵側蓄
熱用熱交換器、8は冷蔵側蓄熱用熱交換器7へ供給する
冷媒を制御する冷蔵側蓄熱用電磁弁、9は冷蔵側蓄熱用
膨張弁からなる冷蔵側蓄熱用絞り装置、10は冷蔵側冷
媒回路6に接続されて並列に配置され、冷蔵側蓄熱用熱
交換器7へ冷媒を送る冷媒管路である。
【0004】11は冷凍側圧縮機、12は冷凍側凝縮
器、13は後述する冷凍側蒸発器へ供給する冷媒を制御
する冷凍側電磁弁、14は冷凍側膨張弁からなる冷凍側
絞り装置、15は冷凍側蒸発器、16は冷凍側圧縮機1
1、冷凍側凝縮器12、冷凍側電磁弁13、冷凍側絞り
装置14及び冷凍側蒸発器15を管路により接続した冷
凍側冷媒回路である。
【0005】17は冷凍側過冷却用熱交換器からなる冷
凍側冷熱供給用熱交換器、18は水などの蓄熱剤を収容
した蓄熱槽、19は冷媒管路で、冷凍側冷媒回路16の
一部をなし冷凍側凝縮器12と冷凍側電磁弁13との間
に、蓄熱槽18内に配置された冷凍側冷熱供給用熱交換
器17を直列に接続する。
【0006】すなわち、冷凍側冷媒回路16には冷凍側
冷熱供給用熱交換器17と冷媒管路19が設けられる。
また、図11に示す複合型冷媒回路設備では、冷蔵側冷
媒回路6に接続された冷蔵側蓄熱用熱交換器7が、蓄熱
剤を介して冷凍側冷熱供給用熱交換器17に対して熱移
動できるように蓄熱槽18内に配置されている。
【0007】従来の複合型冷媒回路設備は上記のように
構成され、冷蔵側冷媒回路6において冷蔵側圧縮機1や
冷蔵側凝縮器2はショーケース等の冷蔵側冷却環境につ
いて予め設定されている最大冷凍能力に対する最大負荷
に対応できるように設計されている。このため、冷蔵側
冷却環境における負荷が減少すると、前述の最大負荷と
そのときの冷蔵側冷却環境における負荷との差からなる
余剰の冷凍能力が発生する。
【0008】この余剰冷凍能力に対応する量の冷媒液が
冷蔵側蓄熱用電磁弁8、冷蔵側蓄熱用膨張弁からなる冷
蔵側蓄熱用絞り装置9を経て冷蔵側蓄熱用熱交換器7に
供給される。これによって、前述の余剰冷凍能力が冷熱
として蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄冷される。また、冷凍
側冷媒回路16においては冷凍側圧縮機11で発生した
高温、高圧のガス冷媒が、冷凍側凝縮器12で液化され
た後に冷媒管路19を経て蓄熱槽18内の冷凍側冷熱供
給用熱交換器17に供給されて蓄熱剤により冷却され
る。
【0009】これによって、より低い温度に冷却された
冷媒が冷凍側電磁弁13等を経て冷凍側蒸発器15に供
給される。このように、余剰の冷凍能力として冷蔵側冷
媒回路6から蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄えられた冷熱
が、冷蔵側冷媒回路6及び冷凍側冷媒回路16に共用さ
れる蓄熱槽18内の蓄熱剤を介して冷凍側冷媒回路16
で消費される。
【0010】したがって、冷蔵側蒸発器5での冷媒の蒸
発温度が高い、すなわち運転効率の高い冷蔵側冷媒回路
6で余剰になった冷熱が蓄冷される。また、蓄冷された
冷熱は冷凍側蒸発器15での冷媒の蒸発温度が低い、す
なわち運転効率の低い冷凍側冷媒回路16で利用され
る。これにより、冷蔵側冷媒回路6及び冷凍側冷媒回路
16を含めた設備全体としての総合的な冷凍効率を向上
させることができ、冷凍側冷媒回路16の容量が11k
W、15kWと大きいほど、その冷凍効率向上作用が増
大する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の複
合型冷媒回路設備において、冷却状況の異なる複数の冷
却環境をそれぞれ冷却する複数の冷媒回路相互間で、冷
凍効率の高い高冷却温度側冷媒回路からの余剰の冷熱を
蓄熱槽18の蓄熱剤を介して、冷凍効率の低い低冷却温
度側冷媒回路へ移動させる。これによって、設備全体と
して総合的な冷凍効率の向上が図られている。そして、
冷凍側冷媒回路16の容量が11kW、15kWと大き
いほど、その冷凍効率向上作用が増大する。
【0012】しかし、冷凍側冷媒回路16の容量が1.
5kWと小さい場合には、この容量よりも冷凍側冷媒回
路16の出力を低減させることが難しいため、総合的な
冷凍効率の向上作用が得られないという問題点があっ
た。なお、契約受電容量に制限がある複合型冷媒回路設
備の場合に、設備全体の容量によっては契約受電容量が
超過するので、契約受電容量を増す必要があって費用が
増加することになる。
【0013】また、冷蔵側冷媒回路の余剰冷凍能力が非
常に大きい場合、蓄熱槽内の氷の量が多くなって蓄熱槽
内の配管又は蓄熱槽自体が損傷する恐れがあるという問
題点があった。
【0014】また、空調側冷媒回路が暖房運転している
場合、冷蔵側冷媒回路で余剰になった冷熱を蓄熱槽内の
蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調側熱交換器により冷蔵
側冷却環境に関連した空調冷却環境において熱交換する
ことによって消費されても暖房能力が向上しないという
問題点があった。
【0015】また、冷蔵側冷媒回路で余剰となった冷熱
を蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調側熱交換
器により冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境におい
て熱交換することによって消費される場合、空調側冷媒
回路の空調側熱交換器と熱交換する冷熱供給回路の配管
温度が所定値以上になると、空調側冷媒回路の液温が上
昇して冷房能力が逆に低下するという問題点があった。
【0016】また、冷蔵側冷媒回路で余剰となった冷熱
を蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調側熱交換
器により冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境におい
て熱交換することによって消費される場合、空調側冷媒
回路の温度が低下して空調側熱交換器が凍結する恐れが
あるという問題点があった。
【0017】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、冷凍側冷媒回路の容量が小さい
場合であっても、冷蔵側冷媒回路の余剰能力により蓄熱
槽に蓄えられた冷熱を効率よく利用でき、少ない費用で
運転できる複合型冷媒回路設備を得ることを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複合型冷
媒回路設備においては、冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、
冷凍側絞り装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸
発器を主要機器として構成された冷凍側冷媒回路と、こ
の冷凍側冷媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に
接続され、冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交
換器を主要機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路
と、冷蔵側冷媒回路の最大冷凍能力と冷蔵側冷媒回路の
冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱を
蓄冷する蓄熱槽と、この蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷
蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境に対し直接的に熱
交換する冷熱供給回路とが設けられる。
【0019】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞り
装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主要
機器として構成された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側冷
媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に接続され、
冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を主要
機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、冷蔵側
冷媒回路の最大冷凍能力と冷蔵側冷媒回路の冷蔵側冷却
環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱を蓄冷する蓄
熱槽と、空調側圧縮機、空調側凝縮器、空調側熱交換
器、空調側絞り装置及び空調側冷却環境を冷却する空調
側蒸発器を主要機器として構成された空調側冷媒回路
と、蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交換器を介し
空調側冷媒回路に供給する冷熱供給用熱交換器が設けら
れた冷熱供給回路とが設けられる。
【0020】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞り
装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主要
機器として構成された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側冷
媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に接続され、
冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を主要
機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、冷蔵側
冷媒回路の最大冷凍能力と冷蔵側冷媒回路の冷蔵側冷却
環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱を蓄冷する蓄
熱槽と、この蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷蔵側冷却環
境に関連した空調冷却環境に対して熱交換する空調用熱
交換器が設けられた冷熱供給回路とが設けられる。
【0021】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、蓄熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知手
段と、この氷温検知手段の出力値が所定値以下になると
冷蔵側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電磁弁を閉成する制御
回路とが設けられる。
【0022】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、蓄熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知手
段と、蓄熱槽内の水位を検知する水位検知手段と、氷温
検知手段の出力値が所定値以下、水位検知手段の出力値
が所定値以上、のいずれかになると冷蔵側冷媒回路内の
冷蔵側蓄熱用電磁弁を閉成する制御回路とが設けられ
る。
【0023】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に
接続された空調側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び
空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放熱バイ
パス電磁弁と、空調側冷媒回路の運転モードを設定する
運転モード決定手段と、この運転モード決定手段の設定
による暖房運転時に空調側放熱用電磁弁を閉成し、かつ
空調側放熱バイパス電磁弁を開放する制御回路とが設け
られる。
【0024】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に
接続された空調側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び
空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放熱バイ
パス電磁弁と、空調側冷媒回路の四方弁の出力接点の閉
成時に空調側放熱用電磁弁を閉成し、かつ空調側放熱バ
イパス電磁弁を開放する制御回路とが設けられる。
【0025】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に
接続された空調側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び
空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放熱バイ
パス電磁弁と、冷熱供給回路の配管温度を検出する配管
温度検出装置と、この配管温度検出装置の出力値が所定
値以上になると空調側放熱用電磁弁を閉成し、かつ空調
側放熱バイパス電磁弁を開放する制御回路とが設けられ
る。
【0026】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交換
器を介して空調側冷媒回路に供給する空調側冷熱供給用
熱交換器と、蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷凍側熱交換
器を介して、冷凍側冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給
用熱交換器を有する冷凍側冷熱供給回路とが設けられ
る。
【0027】また、この発明に係る複合型冷媒回路設備
においては、蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交換
器を介して空調側冷媒回路に供給する空調側冷熱供給用
熱交換器と、蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷凍側熱交換
器を介し冷凍側冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱
交換器が設けられた冷凍側冷熱供給回路とが設けられ
る。そして、冷凍側熱交換器を介して冷熱を冷凍側冷媒
回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器が常時付勢さ
れる。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態の一例を示す冷媒回路図である。図におい
て、1は冷蔵側圧縮機、2は冷蔵側凝縮器、3は後述す
る冷蔵側蒸発器へ供給する冷媒を制御する冷蔵側電磁
弁、4は膨張弁からなる冷蔵側絞り装置、5は冷蔵側蒸
発器、6は環状をなし冷蔵側圧縮機1、冷蔵側凝縮器
2、冷蔵側電磁弁3、冷蔵側絞り装置4及び冷蔵側蒸発
器5を管路により順次接続した冷蔵側冷媒回路である。
【0029】7は冷蔵側蓄熱用蒸発器からなる冷蔵側蓄
熱用熱交換器、8は冷蔵側蓄熱用熱交換器7へ供給する
冷媒を制御する冷蔵側蓄熱用電磁弁、9は冷蔵側蓄熱用
膨張弁からなる冷蔵側蓄熱用絞り装置、10は冷蔵側冷
媒回路6に連通して並列に設けられて、冷蔵側蓄熱用電
磁弁8、冷蔵側蓄熱用絞り装置9及び冷蔵側蓄熱用熱交
換器7を接続し、冷蔵側蓄熱用熱交換器7へ冷媒を送る
冷蔵側蓄熱用冷媒回路である。
【0030】11は冷凍側圧縮機、12は冷凍側凝縮
器、13は後述する冷凍側蒸発器へ供給する冷媒を制御
する冷凍側電磁弁、14は冷凍側膨張弁からなる冷凍側
絞り装置、15は冷凍側蒸発器、16は冷凍側圧縮機1
1、冷凍側凝縮器12、冷凍側電磁弁13、冷凍側絞り
装置14及び冷凍側蒸発器15を管路により順次接続し
た冷凍側冷媒回路である。
【0031】18は水などの蓄熱剤を収容した蓄熱槽、
20は空調側圧縮機、21は空調側凝縮器、22は空調
側減圧装置からなる空調側絞り装置、23は空調側凝縮
器21と空調側絞り装置22の間に配置された空調側過
冷却用熱交換器からなる空調側熱交換器、24は空調側
蒸発器、25は空調側圧縮機20、空調側凝縮器21、
空調側熱交換器23、空調側絞り装置22、空調側蒸発
器24を管路により順次接続した空調側冷媒回路であ
る。
【0032】26は蓄熱槽18の蓄熱剤からの冷熱を冷
熱供給用熱交換器27に供給する冷熱供給管路である。
28は蓄熱槽18の蓄熱剤からの冷熱を循環させるポン
プである。なお、空調側熱交換器23と冷熱供給用熱交
換器27は互いに熱交換できるように構成されている。
【0033】そして、特に図1における複合型冷媒回路
設備では、冷蔵側冷媒回路6の冷蔵側蓄熱用熱交換器7
が、蓄熱剤を介して空調側熱交換器23に対して熱移動
できるように蓄熱槽18内に設けられている。また、冷
凍側冷媒回路16は独立して配置されて、冷蔵側冷媒回
路6及び空調側冷媒回路25に対して熱移動できる管路
が設けられていない。
【0034】上記のように構成された複合型冷媒回路設
備において、冷蔵側冷媒回路6において冷蔵側圧縮機1
や冷蔵側凝縮器2はショーケース等の冷蔵側冷却環境に
ついて予め設定されている最大冷凍能力に対する最大負
荷に対応できるように設計されている。このため、冷蔵
側冷却環境における負荷が減少すると、前述の最大負荷
とそのときの冷蔵側冷却環境における負荷との差からな
る余剰の冷凍能力が発生する。
【0035】この余剰冷凍能力に対応する量の冷媒液が
冷蔵側蓄熱用電磁弁8、冷蔵側蓄熱用膨張弁からなる冷
蔵側蓄熱用絞り装置9を経て冷蔵側蓄熱用熱交換器7に
供給される。これによって、前述の余剰冷凍能力が冷熱
として蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄冷される。また、空調
側冷媒回路25においては空調側圧縮機20で発生した
高温、高圧のガス冷媒が、空調側凝縮器21で液化され
た後に空調側熱交換器23に送出される。
【0036】そして、蓄熱槽18からの冷熱供給管路2
6により送出される蓄熱剤によって冷熱供給用熱交換器
27と空調側熱交換器23の間で熱交換されて液化した
冷媒が冷却される。これにより、より低い温度に冷却さ
れた冷媒が空調側絞り装置22、空調側蒸発器24に供
給される。このようにして、余剰の冷凍能力として冷蔵
側冷媒回路6から蓄熱槽18に蓄熱剤に蓄えられた冷熱
が、冷蔵側冷媒回路6及び空調側冷媒回路25に共用さ
れる蓄熱槽18の蓄熱剤を介して空調側冷媒回路25に
よって消費される。
【0037】すなわち、冷蔵側冷媒回路6で余剰となっ
た冷熱が蓄冷されて、蓄冷された冷熱は空調側冷媒回路
25で利用される。このため、冷凍側冷媒回路16の容
量が小さく設備全体とし総合的な冷凍効率の向上作用が
得られ難い場合と比較して、総合的な冷凍効率を向上さ
せることができる。また、空調側熱交換器23において
液冷媒がさらに低い温度に冷却されて、過冷却度を大き
くする。したがって、空調側冷媒回路25の能力が向上
するので、例えば、空調側冷媒回路25の容量が7.5
kWであった場合に、5.5kWとすることができる。
【0038】このため、電力の低減が可能になり設備全
体の契約受電容量を増すことなく、少ない費用で運転で
きる複合型冷媒回路設備を実現することができる。な
お、図1の実施の形態において、蓄熱槽18に蓄熱剤に
蓄えられた冷熱が、冷熱供給用熱交換器27と空調側熱
交換器23の間で熱交換されるものとした。しかし、冷
熱供給回路26を介して蓄熱槽18の蓄熱剤からの冷熱
を冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境に対し直接的
に熱交換することも可能である。
【0039】実施の形態2.図2は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す冷媒回路図である。図において、
前述の図1と同符号は相当部分を示し、29は空調用熱
交換器である。
【0040】上記のように構成された複合型冷媒回路設
備において、前述の図1における空調側冷媒回路25の
機器が省略される。そして、冷蔵側冷媒回路6、冷凍側
冷媒回路16が基本的には図1の実施の形態と同様に冷
凍サイクル動作し、蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄えられた
冷熱が、蓄熱剤を介して冷熱供給管路26を通じて送出
される。この蓄熱剤によって空調用熱交換器29部にて
冷蔵側冷媒回路6の冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却
環境における空調負荷、例えば店舗内空気と熱交換され
る。
【0041】これにより、店舗内を25°C等の快適な
温度に保持することができ、冷蔵側冷媒回路6で余剰と
なった冷熱が蓄冷されて、蓄冷された冷熱は空調冷却環
境における空調負荷のために利用される。したがって、
冷凍側冷媒回路16の容量が小さく設備全体とし総合的
な冷凍効率の向上作用が得られ難い場合と比較して、総
合的な冷凍効率を向上させることができる。
【0042】実施の形態3.図3も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す冷媒回路図である。図において、
前述の図1と同符号は相当部分を示し、30は空調側凝
縮器、32は空調側減圧装置からなる空調側絞り装置、
31は空調側凝縮器30と空調側絞り装置32の間に配
置された空調側過冷却用熱交換器からなる空調側熱交換
器、33は空調側蒸発器、34は空調側圧縮機、35は
空調側圧縮機34、空調側凝縮器30、空調側熱交換器
31、空調側絞り装置32、空調側蒸発器33を管路に
より順次接続した空調側冷媒回路である。
【0043】36は600〜700W程度の小型の第一
圧縮機、37は第一凝縮器、38は絞り装置、39は第
一蒸発器であり空調側熱交換器31と熱交換できるよう
になっている。40は第一圧縮機36、第一凝縮器3
7、絞り装置38、第一蒸発器39を管路により順次接
続した小型冷凍機冷媒回路である。
【0044】上記のように構成された複合型冷媒回路設
備において、前述の冷蔵側冷媒回路6、冷凍側冷媒回路
16の基本的な冷凍サイクル動作は、図1の実施の形態
及び図2の実施の形態とほぼ同じである。ただし、冷蔵
側冷媒回路6においては蓄熱槽18内の蓄冷剤に冷熱を
蓄えない部分のみ図1の実施の形態及び図2の実施の形
態と相違する。
【0045】すなわち、空調側冷媒回路35において
は、空調側圧縮機34で圧縮された高温、高圧ガス冷媒
が空調側凝縮器30で液化され、その後空調側冷媒回路
35を経て空調側熱交換器31へ送出される。ここで、
第一圧縮機36、第一凝縮器37、絞り装置38、第一
蒸発器39からなる小型冷凍機における第一蒸発器39
で蒸発する冷媒の潜熱により液化された冷媒が冷却され
る。
【0046】これによって、より低い温度に冷却された
冷媒が空調側絞り装置32、空調側蒸発器33に供給さ
れる。以上のように構成された小型冷凍機は蓄熱槽18
に比べ小形であって安価に製造できる。また、空気調和
負荷が増加した場合に、機器を入れ替えることなく、前
述の小型冷凍機を追加することにより能力増加が可能で
あって、容易に空気調和負荷増加に対処することができ
る。
【0047】実施の形態4.図4及び図5も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図4は冷媒回路
図、図5は図4の冷媒回路に係わる制御回路図である。
図において、前述の図1と同符号は相当部分を示し、4
1は空調側冷媒回路25の空調側熱交換器23と直列に
接続された空調側放熱用電磁弁、42は空調側放熱用電
磁弁41及び空調側熱交換器23と並列に接続された空
調側放熱バイパス電磁弁である。
【0048】43は空調側放熱バイパス電磁弁42と並
列に接続された逆止弁、44は蓄熱槽18内の氷の温度
を検知する氷温検知手段、45は蓄熱槽18内の水位を
検知する水位検知手段、49は冷熱供給回路26の配管
温度を検出する配管温度検出装置である。440は氷温
検知手段44及び冷蔵側蓄熱用電磁弁8を主要部として
構成された制御回路である。
【0049】上記のように構成された複合型冷媒回路設
備において、氷温検知手段44は例えばサーモスタット
であって蓄熱槽18内の氷の温度を検知して、氷の温度
が所定値以下になると接点が開放する。これによって、
冷蔵側冷媒回路6内の冷蔵側冷媒回路6内の冷蔵側蓄熱
用電磁弁8を閉成する制御回路440が形成されてい
る。
【0050】したがって、冷蔵側冷媒回路6の余剰冷凍
能力が非常に大きい場合には、氷温検知手段44によっ
て蓄熱槽18内の氷の温度を検知する。そして、氷の温
度が所定温度以下になると冷蔵側冷媒回路6内の冷蔵側
蓄熱用電磁弁8が閉成し、蓄熱槽18内の氷の量が多く
ならず蓄熱槽18内の配管又は蓄熱槽18自体の損傷の
発生を未然に防止することができる。
【0051】実施の形態5.図6も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す制御回路図である。図において、
前述の図4と同符号は相当部分を示し、氷温検知手段4
4は例えばサーモスタットであって蓄熱槽18内の氷の
温度を検知して、氷の温度が所定値以下になると接点が
開放する。また、水位検知手段45は蓄熱槽18内の水
位が所定値以上になると接点が開放し、氷の温度が所定
温度以下となるか又は蓄熱槽18内の水位が所定値以上
になると、冷蔵側冷媒回路6内の冷蔵側蓄熱用電磁弁8
を閉成する制御回路440が形成されている。
【0052】したがって、冷蔵側冷媒回路6の余剰冷凍
能力が非常に大きい場合には、氷温検知手段44によっ
て蓄熱槽18内の氷の温度を検知する。そして、氷の温
度が所定温度以下になるか又は水位検知手段45によっ
て蓄熱槽18内の水位が所定値以上になると冷蔵側冷媒
回路6内の冷蔵側蓄熱用電磁弁8を閉成する。このた
め、蓄熱槽18内の氷の量が多くならず蓄熱槽18内の
配管又は蓄熱槽18自体の損傷の発生を未然に防止する
ことができる。
【0053】実施の形態6.図7も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す制御回路図である。図において、
前述の図4と同符号は相当部分を示し、46は空調側冷
媒回路25の運転モードを決定する運転モード決定手段
で、例えばスイッチからなり運転モード決定手段46に
よって暖房運転となった場合、空調側放熱用電磁弁41
を閉成し、空調側放熱バイパス電磁弁42を開放する制
御回路440が形成されている。
【0054】したがって、空調側冷媒回路25が暖房運
転している場合、空調側放熱用電磁弁41を閉成し、空
調側放熱バイパス電磁弁42を開放する。これにより冷
蔵側冷媒回路6で余剰となった冷熱を蓄熱槽18内の蓄
熱剤に蓄える。そして、その冷熱を空調側熱交換器23
により冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境において
熱交換することがなくなり蓄熱槽18内の氷を余分に消
費しないようにすることができる。
【0055】実施の形態7.図8も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す制御回路図である。図において、
前述の図4と同符号は相当部分を示し、47は空調側冷
媒回路25の四方弁の出力接点、48は補助リレーであ
る。そして、四方弁の出力接点47が閉成すると空調側
放熱用電磁弁41を閉成し、空調側放熱バイパス電磁弁
42を開放する制御回路440が形成されている。
【0056】したがって、空調側冷媒回路25の四方弁
の出力接点47が閉成した場合、空調側放熱用電磁弁4
1を閉成し、空調側放熱バイパス電磁弁42を開放す
る。これにより冷蔵側冷媒回路6で余剰となった冷熱を
蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄える。そして、その冷熱を空
調側熱交換器23により冷蔵側冷却環境に関連した空調
冷却環境において熱交換することがなくなり蓄熱槽18
内の氷を余分に消費しないようにすることができる。
【0057】実施の形態8.図9も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す制御回路図である。図において、
前述の図4と同符号は相当部分を示し、49は配管温度
検出装置で、例えばサーモスタットからなり冷熱供給回
路26の配管温度を検知する。そして、配管温度が所定
温度以上になると接点が閉成し、補助リレー50が動作
して空調側放熱用電磁弁41を閉成し、空調側放熱バイ
パス電磁弁42を開放する制御回路440が形成されて
いる。
【0058】したがって、冷蔵側冷媒回路6で余剰とな
った冷熱を蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄える。そして、そ
の冷熱が空調側熱交換器23により冷蔵側冷却環境に関
連した空調冷却環境において熱交換して消費される場
合、空調側冷媒回路25の空調側熱交換器23と熱交換
する冷熱供給回路26の配管温度が所定値以上になる
と、空調側放熱用電磁弁41を閉成し、空調側放熱バイ
パス電磁弁42を開放する。これにより、空調側熱交換
器23で熱交換せず、空調側冷媒回路25の液温が上昇
しなくなって冷房能力が逆に低下しないようにすること
ができる。
【0059】実施の形態9.図10も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す冷媒回路図である。図におい
て、前述の図4と同符号は相当部分を示し、51は冷凍
側熱交換器、52は冷凍側冷熱供給回路で、蓄熱槽18
の蓄熱剤から冷熱を冷凍側冷熱供給用熱交換器53に供
給する。
【0060】上記のように構成された複合型冷媒回路設
備において、蓄熱槽18から冷凍側冷熱供給回路52に
より送出される蓄熱剤によって、冷凍側冷熱供給用熱交
換器53と冷凍側熱交換器51の間で熱交換されること
により冷媒が冷却される。これにより、より低い温度に
冷却された冷媒が冷凍側絞り装置14、冷凍側蒸発器1
5に供給される。
【0061】このようにして、余剰の冷凍能力として冷
蔵側冷媒回路6から蓄熱槽18の蓄熱剤に蓄えられた冷
熱が、冷蔵側冷媒回路6、空調側冷媒回路25及び冷凍
側冷媒回路16に共用される蓄熱槽18の蓄熱剤を介し
て、空調側冷媒回路25及び冷凍側冷媒回路16によっ
て消費される。
【0062】これにより、冷蔵側冷媒回路6で余剰とな
った冷熱が蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄えられる。そし
て、その冷熱が空調側熱交換器23により冷蔵側冷却環
境に関連した空調冷却環境において熱交換して消費され
る場合、冷凍側冷媒回路16に供給する冷凍側冷熱供給
用熱交換器53を有する冷凍側冷熱供給回路52が設け
られている。このため、空調側冷媒回路25の温度低下
が抑制されて空調側熱交換器23の凍結を防ぐことがで
きる。
【0063】また、蓄熱槽18の蓄熱剤から冷熱を空調
側熱交換器23に供給する空調側冷熱供給用熱交換器2
7及び冷凍側熱交換器51を介して冷凍側冷媒回路16
に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器53を有する冷凍
側冷熱供給回路52が設けられて、冷凍側熱交換器51
を介し冷凍側冷媒回路16に供給する冷凍側冷熱供給用
熱交換器53が常時付勢されるように構成されている。
【0064】これにより、冷蔵側冷媒回路6で余剰とな
った冷熱を蓄熱槽18内の蓄熱剤に蓄えられる。そし
て、その冷熱が空調側熱交換器23により冷蔵側冷却環
境に関連した空調冷却環境において熱交換して消費され
る場合、冷凍側冷媒回路16に供給する冷凍側冷熱供給
用熱交換器53を有する冷凍側冷熱供給回路52が設け
られている。このため、空調側冷媒回路25の温度低下
が抑制されて空調側熱交換器23が凍結を防ぐことがで
きる。
【0065】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、冷凍側
圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞り装置及び冷凍側冷却
環境を冷却する冷凍側蒸発器を主要機器として構成され
た冷凍側冷媒回路と、この冷凍側冷媒回路と並列に形成
された冷蔵側冷媒回路に接続され、冷蔵側蓄熱用絞り装
置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を主要機器として構成され
た冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、冷蔵側冷媒回路の最大冷凍
能力と冷蔵側冷媒回路の冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力
との差に対応した冷熱を蓄冷する蓄熱槽と、この蓄熱槽
の蓄熱剤からの冷熱を冷蔵側冷却環境に関連した空調冷
却環境に対し直接的に熱交換する冷熱供給回路とを設け
たものである。
【0066】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰にな
った冷熱を冷蔵側冷媒回路及び空調側冷媒回路に共用さ
れる蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が冷蔵側冷媒
回路の冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境における
空調負荷によって消費される。したがって、冷凍側冷媒
回路の容量が小さくて設備全体とし総合的な冷凍効率の
向上作用が得られ難い場合であっても、総合的な冷凍効
率を向上する効果がある。
【0067】また、この発明は以上説明したように、冷
凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞り装置及び冷凍側
冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主要機器として構成
された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側冷媒回路と並列に
形成された冷蔵側冷媒回路に接続され、冷蔵側蓄熱用絞
り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を主要機器として構成
された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、冷蔵側冷媒回路の最大
冷凍能力と冷蔵側冷媒回路の冷蔵側冷却環境の所要冷凍
能力との差に対応した冷熱を蓄冷する蓄熱槽と、空調側
圧縮機、空調側凝縮器、空調側熱交換器、空調側絞り装
置及び空調側冷却環境を冷却する空調側蒸発器を主要機
器として構成された空調側冷媒回路と、蓄熱槽の蓄熱剤
からの冷熱を空調側熱交換器を介し空調側冷媒回路に供
給する冷熱供給用熱交換器が設けられた冷熱供給回路と
を設けたものである。
【0068】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰にな
った冷熱を冷蔵側冷媒回路及び空調側冷媒回路に共用さ
れる蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調側熱交
換器及び冷熱供給用熱交換器を介し空調側冷媒回路によ
って消費される。したがって、冷凍側冷媒回路の容量が
小さく設備全体とし総合的な冷凍効率の向上作用が得ら
れ難い場合であっても、総合的な冷凍効率を向上する効
果がある。また、空調側熱交換器において液冷媒がさら
に低い温度に冷却されて、過冷却度を大きくすることが
でき、空調側冷媒回路の能力が向上するので、空調側冷
媒回路の容量を小さくすることができる。このため、電
力の低減が可能になり設備全体の契約受電容量増を要せ
ず、運転費を低減する効果がある。
【0069】また、この発明は以上説明したように、冷
凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞り装置及び冷凍側
冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主要機器として構成
された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側冷媒回路と並列に
形成された冷蔵側冷媒回路に接続され、冷蔵側蓄熱用絞
り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を主要機器として構成
された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、冷蔵側冷媒回路の最大
冷凍能力と冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力との差に対応
した冷熱を蓄冷する蓄熱槽と、この蓄熱槽の蓄熱剤から
の冷熱を冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境に対し
て、熱交換する空調用熱交換器が設けられた冷熱供給回
路とを設けたものである。
【0070】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰にな
った冷熱を冷蔵側冷媒回路及び空調側冷媒回路に共用さ
れる蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調用熱交
換器により冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境にお
いて熱交換することによって消費される。したがって、
冷凍側冷媒回路の容量が小さく設備全体とし総合的な冷
凍効率の向上作用が得られ難い場合であっても、総合的
な冷凍効率を向上する効果がある。
【0071】また、この発明は以上説明したように、蓄
熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知手段と、この氷温
検知手段の出力値が所定値以下になると冷蔵側冷媒回路
内の冷蔵側蓄熱用電磁弁を閉成する制御回路とを設けた
ものである。
【0072】これによって、冷蔵側冷媒回路の余剰冷凍
能力が非常に大きい場合に、氷温検知手段によって蓄熱
槽内の氷の温度を検知する。そして、氷の温度が所定温
度以下になると冷蔵側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電磁弁
が閉成されるので、蓄熱槽内の氷の量が多くならず蓄熱
槽内の配管又は蓄熱槽自体の損傷発生を未然に防止する
効果がある。
【0073】また、この発明は以上説明したように、蓄
熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知手段と、蓄熱槽内
の水位を検知する水位検知手段と、氷温検知手段の出力
値が所定値以下、水位検知手段の出力値が所定値以上の
いずれかになると冷蔵側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電磁
弁を閉成する制御回路とを設けたものである。
【0074】これによって、冷蔵側冷媒回路の余剰冷凍
能力が非常に大きい場合に、氷温検知手段によって蓄熱
槽の氷の温度を検知する。そして、氷の温度が所定温度
以下になるか又は水位検知手段による蓄熱槽内の水位が
所定値以上になると冷蔵側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電
磁弁が閉成されるので、蓄熱槽内の氷の量が多くならず
蓄熱槽内の配管又は蓄熱槽自体の損傷発生を未然に防止
する効果がある。
【0075】また、この発明は以上説明したように、空
調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に接続された空調
側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び空調側放熱用電
磁弁と並列に接続された空調側放熱バイパス電磁弁と、
空調側冷媒回路の運転モードを設定する運転モード決定
手段と、この運転モード決定手段の設定による暖房運転
時に空調側放熱用電磁弁を閉成し、かつ空調側放熱バイ
パス電磁弁を開放する制御回路とを設けたものである。
【0076】これによって、空調側冷媒回路の暖房運転
時に、空調側放熱用電磁弁が閉成されて空調側放熱バイ
パス電磁弁が開放される。これにより冷蔵側冷媒回路で
余剰となった冷熱が蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えられる。そ
して、その冷熱を空調側熱交換器により冷蔵側冷却環境
に関連した空調冷却環境において熱交換することがなく
なり、蓄熱槽内の氷の浪費を抑制する効果がある。
【0077】また、この発明は以上説明したように、空
調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に接続された空調
側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び空調側放熱用電
磁弁と並列に接続された空調側放熱バイパス電磁弁と、
空調側冷媒回路の四方弁の出力接点の閉成時に空調側放
熱用電磁弁を閉成し、かつ空調側放熱バイパス電磁弁を
開放する制御回路とを設けたものである。
【0078】これによって、空調側冷媒回路の四方弁の
出力接点の閉成時に、空調側放熱用電磁弁が閉成され、
空調側放熱バイパス電磁弁が開放される。これにより冷
蔵側冷媒回路で余剰となった冷熱が蓄熱槽内の蓄熱剤に
蓄えられる。そして、その冷熱を空調側熱交換器により
冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境において熱交換
することがなくなり、蓄熱槽内の氷の浪費を抑制する効
果がある。
【0079】また、この発明は以上説明したように、空
調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列に接続された空調
側放熱用電磁弁と、空調側熱交換器及び空調側放熱用電
磁弁と並列に接続された空調側放熱バイパス電磁弁と、
冷熱供給回路の配管温度を検出する配管温度検出装置
と、この配管温度検出装置の出力値が所定値以上になる
と空調側放熱用電磁弁を閉成し、かつ空調側放熱バイパ
ス電磁弁を開放する制御回路とを設けたものである。
【0080】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰とな
った冷熱が蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えられる。そして、そ
の冷熱が空調側熱交換器により冷蔵側冷却環境に関連し
た空調冷却環境において熱交換して消費される場合、空
調側冷媒回路の空調側熱交換器と熱交換する冷熱供給回
路の配管温度が所定値以上になると、空調側放熱用電磁
弁を閉成し、空調側放熱バイパス電磁弁を開放する。こ
れにより、空調側熱交換器で熱交換せず、空調側冷媒回
路の液温が上昇しなくなって冷房能力が逆に低下するこ
とを防ぐ効果がある。
【0081】また、この発明は以上説明したように、蓄
熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交換器を介して空調
側冷媒回路に供給する空調側冷熱供給用熱交換器と、蓄
熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷凍側熱交換器を介し冷凍側
冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器を有する
冷凍側冷熱供給回路とを設けたものである。
【0082】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰とな
った冷熱を蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えて、その冷熱が空調
側熱交換器により冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環
境において熱交換して消費される場合、冷凍側冷媒回路
に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器を有する冷凍側冷
熱供給回路が設けられているので、空調側冷媒回路の温
度低下が抑制されて空調側熱交換器の凍結発生を防止す
る効果がある。
【0083】また、この発明は以上説明したように、蓄
熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交換器を介して空調
側冷媒回路に供給する空調側冷熱供給用熱交換器と、蓄
熱槽の蓄熱剤からの冷熱を冷凍側熱交換器を介し冷凍側
冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器が設けら
れた冷凍側冷熱供給回路とを設けたものである。そし
て、冷凍側熱交換器を介して冷熱を冷凍側冷媒回路に供
給する冷凍側冷熱供給用熱交換器を常時付勢するもので
ある。
【0084】これによって、冷蔵側冷媒回路で余剰とな
った冷熱が蓄熱槽内の蓄熱剤に蓄えられる。そして、そ
の冷熱が空調側熱交換器により冷蔵側冷却環境に関連し
た空調冷却環境において熱交換して消費される場合に、
冷凍側冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器を
有する冷凍側冷熱供給回路が設けられているので、空調
側冷媒回路の温度低下が抑制されて空調側熱交換器の凍
結を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す冷媒回路図。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す冷媒回路図。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す冷媒回路図。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す冷媒回路図。
【図5】 図4の冷媒回路に係わる制御回路図。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す制御回路図。
【図7】 この発明の実施の形態6を示す制御回路図。
【図8】 この発明の実施の形態7を示す制御回路図。
【図9】 この発明の実施の形態8を示す制御回路図。
【図10】 この発明の実施の形態9を示す冷媒回路
図。
【図11】 従来の複合型冷媒回路設備を示す冷媒回路
図。
【符号の説明】
6 冷蔵側冷媒回路、7 冷蔵側蓄熱用熱交換器、8
冷蔵側蓄熱用電磁弁、9 冷蔵側蓄熱用絞り装置、10
冷蔵側蓄熱用冷媒回路、11 冷凍側圧縮機、12
冷凍側凝縮器、14 冷凍側絞り装置、15 冷凍側蒸
発器、16 冷凍側冷媒回路、18 蓄熱槽、20 空
調側圧縮機、21 空調側凝縮器、22空調側絞り装
置、23 空調側熱交換器、24 空調側蒸発器、25
空調側冷媒回路、26 冷熱供給回路、27 空調側
冷熱供給用熱交換器、29 空調用熱交換器、41 空
調側放熱用電磁弁、42 空調側放熱バイパス電磁弁、
44 氷温検知手段、45 水位検知手段、46 運転
モード決定手段、47 空調側冷媒回路の四方弁の出力
接点、49 配管温度検出装置、51 冷凍側熱交換
器、52 冷凍側冷熱供給回路、53 冷凍側冷熱供給
用熱交換器、440制御回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞
    り装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主
    要機器として構成された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側
    冷媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に接続さ
    れ、冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を
    主要機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、上
    記冷蔵側冷媒回路の最大冷凍能力と上記冷蔵側冷媒回路
    の冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱
    を蓄冷する蓄熱槽と、この蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を
    上記冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境に対し熱交
    換する冷熱供給回路とを備えた複合型冷媒回路設備。
  2. 【請求項2】 冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞
    り装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主
    要機器として構成された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側
    冷媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に接続さ
    れ、冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を
    主要機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、上
    記冷蔵側冷媒回路の最大冷凍能力と上記冷蔵側冷媒回路
    の冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱
    を蓄冷する蓄熱槽と、空調側圧縮機、空調側凝縮器、空
    調側熱交換器、空調側絞り装置及び空調側冷却環境を冷
    却する空調側蒸発器を主要機器として構成された空調側
    冷媒回路と、上記蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を上記空調
    側熱交換器を介し上記空調側冷媒回路に供給する冷熱供
    給用熱交換器が設けられた冷熱供給回路とを備えた複合
    型冷媒回路設備。
  3. 【請求項3】 冷凍側圧縮機、冷凍側凝縮器、冷凍側絞
    り装置及び冷凍側冷却環境を冷却する冷凍側蒸発器を主
    要機器として構成された冷凍側冷媒回路と、この冷凍側
    冷媒回路と並列に形成された冷蔵側冷媒回路に接続さ
    れ、冷蔵側蓄熱用絞り装置及び冷蔵側蓄熱用熱交換器を
    主要機器として構成された冷蔵側蓄熱用冷媒回路と、上
    記冷蔵側冷媒回路の最大冷凍能力と上記冷蔵側冷媒回路
    の冷蔵側冷却環境の所要冷凍能力との差に対応した冷熱
    を蓄冷する蓄熱槽と、この蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を
    上記冷蔵側冷却環境に関連した空調冷却環境に対して、
    熱交換する空調用熱交換器が設けられた冷熱供給回路と
    を備えた複合型冷媒回路設備。
  4. 【請求項4】 蓄熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知
    手段と、この氷温検知手段の出力値が所定値以下になる
    と冷蔵側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電磁弁を閉成する制
    御回路とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれか一つに記載の複合型冷媒回路設備。
  5. 【請求項5】 蓄熱槽内の氷の温度を検知する氷温検知
    手段と、上記蓄熱槽内の水位を検知する水位検知手段
    と、上記氷温検知手段の出力値が所定値以下、上記水位
    検知手段の出力値が所定値以上のいずれかになると冷蔵
    側冷媒回路内の冷蔵側蓄熱用電磁弁を閉成する制御回路
    とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れか一つに記載の複合型冷媒回路設備。
  6. 【請求項6】 空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列
    に接続された空調側放熱用電磁弁と、上記空調側熱交換
    器及び空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放
    熱バイパス電磁弁と、上記空調側冷媒回路の運転モード
    を設定する運転モード決定手段と、この運転モード決定
    手段の設定による暖房運転時に上記空調側放熱用電磁弁
    を閉成し、かつ上記空調側放熱バイパス電磁弁を開放す
    る制御回路とを備えたことを特徴とする請求項2に記載
    の複合型冷媒回路設備。
  7. 【請求項7】 空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列
    に接続された空調側放熱用電磁弁と、上記空調側熱交換
    器及び空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放
    熱バイパス電磁弁と、上記空調側冷媒回路の四方弁の出
    力接点の閉成時に上記空調側放熱用電磁弁を閉成し、か
    つ上記空調側放熱バイパス電磁弁を開放する制御回路と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の複合型冷媒
    回路設備。
  8. 【請求項8】 空調側冷媒回路の空調側熱交換器と直列
    に接続された空調側放熱用電磁弁と、上記空調側熱交換
    器及び空調側放熱用電磁弁と並列に接続された空調側放
    熱バイパス電磁弁と、冷熱供給回路の配管温度を検出す
    る配管温度検出装置と、この配管温度検出装置の出力値
    が所定値以上になると上記空調側放熱用電磁弁を閉成
    し、かつ上記空調側放熱バイパス電磁弁を開放する制御
    回路とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の複合
    型冷媒回路設備。
  9. 【請求項9】 蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱交
    換器を介して空調側冷媒回路に供給する空調側冷熱供給
    用熱交換器と、上記冷熱を冷凍側熱交換器を介し冷凍側
    冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器が設けら
    れた冷凍側冷熱供給回路を備えたことを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれか一つに記載の複合型冷媒回路
    設備。
  10. 【請求項10】 蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を空調側熱
    交換器を介して空調側冷媒回路に供給する空調側冷熱供
    給用熱交換器と、上記冷熱を冷凍側熱交換器を介し冷凍
    側冷媒回路に供給する冷凍側冷熱供給用熱交換器が設け
    られた冷凍側冷熱供給回路とを備え、上記冷凍側熱交換
    器を介し上記冷熱を上記冷凍側冷媒回路に供給する上記
    冷凍側冷熱供給用熱交換器が常時付勢されることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の複合
    型冷媒回路設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001099514A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 蓄熱式空調冷凍装置
JP2005249221A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調システム
CN109713881A (zh) * 2019-02-01 2019-05-03 广东美的暖通设备有限公司 变频器
JP2019168213A (ja) * 2018-08-08 2019-10-03 株式会社ヤマト ブラインチラー及び冷却システム

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