JPH11285159A - 電池パックの充電装置とその電池パックへの充電方法 - Google Patents

電池パックの充電装置とその電池パックへの充電方法

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JPH11285159A
JPH11285159A JP10078925A JP7892598A JPH11285159A JP H11285159 A JPH11285159 A JP H11285159A JP 10078925 A JP10078925 A JP 10078925A JP 7892598 A JP7892598 A JP 7892598A JP H11285159 A JPH11285159 A JP H11285159A
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charging
battery pack
slot
capacity
remaining capacity
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JP10078925A
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English (en)
Inventor
Hirohito Motomiya
裕仁 本宮
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電器に複数の電池パックを接続して充電す
る際に、従来の、満充電に近い電池パックを優先して充
電する方法では、電池パックの種類を考慮せずに充電を
行っていた。この方法では、複数種の電池パックが混在
すると、電池パックに対して適切な充電ができない。 【解決手段】 各電池パックの種類と残存容量に関する
情報を、電池パック内の記憶装置から読み出し、電池パ
ックの残存容量を比較して、満充電に近い電池パックか
ら電池パックの種類に応じた充電方法で充電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池パック、バ
ッテリーパックに係わり、特に、電池パック、バッテリ
ーパックの充電方法及び充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)の小型化や、いわゆるモバイルツールといった小型
携帯用情報端末の普及は目覚しく、そのような機器の電
源として、電池パックの重要性が高まっている。
【0003】電池パックは二次電池を複数本内蔵し、充
電が可能な物が一般的である。電池パックの残存容量が
なくなると、また充電して用いることができる。長時間
電気機器を利用するために、複数の電池パックを予備電
源として用いることもある。また、電池パックの用途が
多様になるにつれて、複数の電池パックを充電する機会
も増えている。複数の電池パックを充電する手段とし
て、電池パックを接続するスロットを複数備えた充電器
が挙げられる。
【0004】スロットを複数備えた充電器で複数の電池
パックを充電する際に、従来は充電器に接続した順に電
池パックを充電していた。しかし、このような方法で
は、電池パックの残存容量に関係なく充電をすることに
なり、残存容量の少ない電池パックから充電を開始した
場合、満充電になるまで時間がかかる。その結果、満充
電の電池パックを入手するのに時間がかかることがあ
る。ポータブルパソコンなどの電源として用いる電池パ
ックは急に必要となることもあり、その場合、少しでも
早く満充電となった電池パックを入手することは、デー
タ保存や安定した使用の面からも有用である。
【0005】この他に、米国特許第4,849,682
号に開示された方法は、電池パックの残存容量を比較
し、最も満充電に近いものから優先順位をつけ、その順
位に従って充電を行う、というものである。複数の電池
パックを接続している場合は、電池パックの残存容量は
電池パックの温度の計測や、電池パックの電圧の計測、
電池パックの放電の監視から求めていた。例えば、満充
電ではないが、電圧の高い電池パックがあれば、この電
池パックは満充電に近いと考え、優先順位が高くなる。
この他に、電池パックの放電の監視によっても、電池パ
ックの残存容量が求められる。満充電ではないが、残存
容量が多い電池パックから優先順位がつけられる。優先
順位がつけられた後、この順位に従って、充電装置が充
電を行う。この充電はパルス電流により行われる。パル
ス電流の時間平均をとることで、必要な電流量を供給す
る。例えば、充電に4.0アンペア必要な電池パックが
2つ接続されており、第一の電池パックがまだ満充電で
はなく、第二の電池パックがほぼ満充電である場合を考
える。この場合、充電装置はまず、第一の電池パックに
対して4.5アンペアの電流を900ミリ秒流す。これ
は時間平均をとると4.05アンペアの電流を流したこ
とになるので、4.0アンペア必要な電池パックを充電
することができる。続く100ミリ秒は第二の電池パッ
クに4.5アンペアの電流を流す。4.5アンペアの電
流であっても、100ミリ秒という短い時間なので、時
間平均を取れば、満充電を維持する程度の電流となる。
ここでまた電池パックの残存容量に応じて優先順位を付
け直す。優先順位が変わらないような場合は、次の90
0ミリ秒も同様に第一の電池パックに対して電流を流
す。
【0006】この方法は充電の対象としてNiCd電池
だけを想定したものであり、電池の種類の識別は電池パ
ックの容量に関してのみ、行われていた。NiCd電池
を充電する場合は定電流充電を行う。しかし、例えばリ
チウムイオン電池は定電圧定電流充電を行うので、この
方法をリチウムイオン電池に対して用いることはできな
い。この方法で無理に充電を行おうとすると、電池が爆
発するおそれもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した満充電に近い
電池パックから充電を行う方法には、充電の対象となる
電池の種類がNiCd電池のみであり、複数種の電池に
対して用いることができないという問題があった。種類
が異なっても同一形状の電池パックがある場合、充電器
に接続可能となり、NiCd電池に対する充電方法でリ
チウムイオン電池に対し充電をすると危険である。ま
た、適切な方法で充電を行わないと、いつまでたっても
満充電にならない、という問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、電池パックの種類を確認し、
電池パックの残存容量を求め、残存容量の多い電池パッ
クからその電池パックの種類に応じた方法で充電を行う
ことで、早く安全に満充電の電池パックが得られるよう
な充電方法及び充電装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の電池
パックを充電する充電方法であって、前記電池パックの
種類を確認するステップと、前記複数の電池パックに充
電順位をつけるステップと、充電順位をつけられた電池
パック毎に当該電池パックの種類に応じた充電方法で充
電するステップとを具備したことを特徴とする。
【0010】このような構成によれば、電池パックの種
類を確認し、電池パックの残存容量を求めて、残存容量
の多い電池パックからその電池パックの種類に応じた方
法で充電を行うことで、早く安全に満充電の電池パック
を得ることが可能となる。
【0011】また、この発明は、複数の電池パックを電
気的に接続する手段と、前記電池パックの種類を確認す
る手段と、前記複数の電池パックの不揮発性メモリか
ら、満充電時の容量と、残存容量を取得する手段と、満
充電時の容量と残存容量の差が一番小さい電池パックを
選択する手段と、前記選択した電池パックを当該電池パ
ックの種類に応じた充電方法で充電する手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、電池パックの種
類を確認し、電池パックの残存容量を求めて、残存容量
の多い電池パックからその電池パックの種類に応じた方
法で充電を行うことで、早く安全に満充電の電池パック
を得ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の第一の実施形態の
充電装置の構造を示す図である。図2は図1中の情報記
憶部108の構成を示す図である。図1を参照して以下
の通り説明する。101は充電装置である。102は電
源であり、この電源を用いて、充電装置101は動作す
る。またこの電源から充電電流を供給する。103は充
電制御部であり、各スロットに接続された電池パックと
情報をやり取りしたり、充電電圧や充電電流の制御を行
う。内部に電圧・電流制御部104、電池パック認識部
105、通信部106、タイマ部107、情報記憶部1
08がある。電圧・電流制御部104は後述する通信部
106からの電池パックの種類に関する情報に応じて、
電池パックの充電電圧や充電電流を制御する。充電の対
象となる電池パックの種類に応じて定電流充電と定電圧
定電流充電のどちらも行うことができ、時間経過など
で、電圧・電流を変化させることができる。また、各電
池パックに対する充電電流を測定し、この充電電流情報
と、後述するタイマ部107からの時間情報をもとに充
電中の電池パックの残存容量を逐次算出する。充電制御
部103は、電圧・電流制御部104が算出した残存容
量を通信部106を通じて、後述する電池パック112
内の記憶装置115に書き込む。電池パック認識部10
5は、スロット109、スロット110、スロット11
1に電池パックが接続されているかどうかを検出する。
その情報は充電制御に用いられる。電池パックの接続の
検出は後述する温度検出素子114との接続の有無を電
気的に確認することで行われる。また、電池パックの接
続の認識は、各スロットに電池パックを接続したときに
機械的にスイッチがオンになるような構造を用いて行っ
ても構わない。通信部106はスロットに接続された電
池パックの種類や、満充電容量、残存容量の情報の読み
出しや、書き込みを行う。107はタイマ部であり、こ
こからの時間情報は、電池パックの残存容量の計算に用
いられる。108は情報記憶部である。この情報記憶部
108は、図2に示す充電バッファという、充電順位ご
とにスロット名と、必要充電容量(残存容量と満充電容
量との差)を保持する部分や、接続されている充電待ち
の電池パックの個数を格納する個数格納部、スロットに
接続されている電池パックの種類と、満充電容量、残存
容量、充電必要容量、充電制御データをスロット毎に格
納する電池パック情報格納部から構成される。本実施形
態では、接続する電池パックの個数を最大3個としてい
るので、充電バッファは、充電バッファ(1)、充電バ
ッファ(2)、充電バッファ(3)と、3つ用意されて
いる。また、後述するように、電池パックを接続するス
ロットが3つあるので、電池パック情報格納部もスロッ
ト毎に用意されている。充電は充電装置101が、充電
バッファ(1)に格納されるスロット名に対応したスロ
ットに接続している電池パックに対して行う。その制御
はそのスロットに対応した電池パック情報格納部内の充
電制御データに従って行う。109、110、111は
スロットであり、ここに充電しようとする電池パックを
接続する。112は電池パックである。電池パック11
2には二次電池113と温度検出素子114、記憶装置
115が内蔵されている。温度検出素子114は、二次
電池113の温度を計測し、パック認識部105にその
情報を送る。二次電池113の温度が所定の範囲にある
かどうかという情報は充電制御時に用いられる。所定の
範囲外にあるときは、動作不良を起こしている可能性が
あるので、充電は行わない。また、前述したように、こ
の温度検出素子114との接続を検知することで、電池
パックが接続されているかどうかを確認する。記憶装置
115は電池パック112に関する情報、すなわち電池
パックの種類及び充電制御データ、満充電容量、残存容
量の情報を保持し、充電装置101の通信部106との
間で、情報をやり取りする。充電は充電制御データに従
い、電圧・電流制御部104が電圧・電流を制御して行
う。
【0014】本発明の第一の実施形態の充電動作につい
て図3、図4、図5を参照して以下の通り説明する。図
3は本発明の第一の実施形態の充電動作の概略を示すフ
ローチャート図である。充電動作が開始されると、まず
充電順位を決定する(ステップ301)。複数個の電池
パックが充電装置のスロットに接続された場合、充電必
要容量が少ない電池パックから充電を行うように充電バ
ッファの順位を決定する。続いて、この順位に従って、
電池パックの種類に応じた充電処理を行う(ステップ3
02)。
【0015】充電順位を決定するのは電池パックが充電
装置に接続されたとき、又は電池パックが充電装置から
外されたときに行う。図4は前述した充電順位の決定に
ついてのフローチャート図である。充電装置101には
はじめN個の充電待ちの電池パックが接続されていると
する。充電制御部103はまず、スロット109に電池
パックがないかどうかを確認する(ステップ401)。
この確認は電池パック認識部108により実行される。
スロット109に電池パックがある場合、充電制御部1
03は電池パック接続直後であるかどうか確認する(ス
テップ401のNoからステップ402)。これは情報
記憶部108の中の充電バッファに関する情報を読むこ
とで実行される。充電バッファ内にスロット109に関
する情報がなければ、接続直後であることがわかる。接
続直後でなければスロット110に移る(ステップ40
2のNoからステップ407)。電池パック接続直後で
あれば、充電制御部103は通信部109により、スロ
ット109に接続された電池パック内の記憶装置121
から、電池パックの種類及び充電制御データや、残存容
量、満充電容量についての情報を読み出す。これにより
スロット109に接続された電池パックの充電必要容量
Q1を算出し、電池の種類及び充電制御データ、残存容
量、満充電容量とともに情報記憶部108の電池パック
情報格納部のスロット109に対応するところに記憶す
る。また、この充電装置に接続されている充電待ちの電
池パックの数をNからN+1に変更する(ステップ40
2のYesからステップ406)。一連の操作が終了し
たら、スロット110に移る。
【0016】スロット109に電池パックがなかった場
合、次に充電制御部103はスロット109が電池パッ
クが抜かれた直後であるかどうか確認する(ステップ4
01のYesからステップ403)。電池パックが抜か
れた直後でない場合、スロット109には何の変化もな
かったこととなるので、次のスロット110に移る(ス
テップ403のNoからステップ407)。電池パック
が抜かれた直後である場合、充電制御部103は情報記
憶部108の情報を変更する。まず電圧・電流制御部1
04がスロット109の充電をオフにする。また、情報
記憶部108の充電バッファのうち、スロット109が
格納されている充電バッファのスロット名・充電必要容
量の部分に0を記憶させる。同時に電池パック情報格納
部のスロット109に対応するところのデータも0にす
る。スロット109がスロット名として格納されていた
充電バッファに0が入ることになり、スロット109に
対する充電は行われなくなる。さらに、この充電装置に
接続されている、充電待ちの電池パックの数をNからN
―1に変更する(ステップ403のYesからステップ
404)。続いて、電池パックの数が減ったので、充電
順位を調節する(ステップ405)。これは、スロット
109に接続されていた電池パックが抜けた分、他の電
池パックの充電バッファ内の順位を繰り上げることで実
行される。
【0017】続いてスロット110に移る。充電制御部
103はまず、スロット110に電池パックがないかど
うかを確認する(ステップ407)。この確認は電池パ
ック認識部108により実行される。スロット110に
電池パックがある場合、充電制御部103は電池パック
接続直後であるかどうか確認する(ステップ407のN
oからステップ408)。これは情報記憶部108の中
の充電バッファに関する情報を読むことで実行される。
充電バッファ内にスロット110に関する情報がなけれ
ば、接続直後であることがわかる。接続直後でなければ
スロット111に移る(ステップ408のNoからステ
ップ409)。電池パック接続直後であれば、充電制御
部103は通信部109により、スロット110に接続
された電池パック内の記憶装置121から、電池パック
の種類及び充電制御データや、残存容量、満充電容量に
ついての情報を読み出す。これによりスロット110に
接続された電池パックの充電必要容量Q2を算出し、電
池の種類及び充電制御データ、残存容量、満充電容量と
ともに情報記憶部108の電池パック情報格納部のスロ
ット110に対応するところに記憶する。また、この充
電装置に接続されている充電待ちの電池パックの数をN
からN+1に変更する(ステップ408のYesからス
テップ412)。一連の操作が終了したら、スロット1
11に移る。
【0018】スロット110に電池パックがなかった場
合、次に充電制御部103はスロット110が電池パッ
クが抜かれた直後であるかどうか確認する(ステップ4
07のYesからステップ409)。電池パックが抜か
れた直後でない場合、スロット110には何の変化もな
かったこととなるので、次のスロット111に移る(ス
テップ409のNoからステップ413)。電池パック
が抜かれた直後である場合、充電制御部103は情報記
憶部108の情報を変更する。まず電圧・電流制御部1
04がスロット110の充電をオフにする。また、情報
記憶部108の充電バッファのうち、スロット110が
格納されている充電バッファのスロット名・充電必要容
量の部分に0を記憶させる。同時に電池パック情報格納
部のスロット110に対応するところのデータも0にす
る。スロット110がスロット名として格納されていた
充電バッファに0が入ることになり、スロット110に
対する充電は行われなくなる。さらに、この充電装置に
接続されている、充電待ちの電池パックの数をNからN
―1に変更する(ステップ409のYesからステップ
410)。続いて、電池パックの数が減ったので、充電
順位を調節する(ステップ411)。これは、スロット
110に接続されていた電池パックが抜けた分、他の電
池パックの充電バッファ内の順位を繰り上げることで実
行される。
【0019】続いてスロット111に移る。充電制御部
103はまず、スロット111に電池パックがないかど
うかを確認する(ステップ413)。この確認は電池パ
ック認識部108により実行される。スロット111に
電池パックがある場合、充電制御部103は電池パック
接続直後であるかどうか確認する(ステップ413のN
oからステップ414)。これは情報記憶部108の中
の充電バッファに関する情報を読むことで実行される。
充電バッファ内にスロット111に関する情報がなけれ
ば、接続直後であることがわかる。接続直後でなければ
次のステップに移る(ステップ414のNoからステッ
プ419)。電池パック接続直後であれば、充電制御部
103は通信部109により、スロット111に接続さ
れた電池パック内の記憶装置121から、電池パックの
種類及び充電制御データや、残存容量、満充電容量につ
いての情報を読み出す。これによりスロット111に接
続された電池パックの充電必要容量Q3を算出し、電池
の種類及び充電制御データ、残存容量、満充電容量とと
もに情報記憶部108の電池パック情報格納部のスロッ
ト111に対応するところに記憶する。また、この充電
装置に接続されている充電待ちの電池パックの数をNか
らN+1に変更する(ステップ414のYesからステ
ップ418)。一連の操作が終了したら、次のステップ
に移る。
【0020】スロット111に電池パックがなかった場
合、次に充電制御部103はスロット111が電池パッ
クが抜かれた直後であるかどうか確認する(ステップ4
13のYesからステップ415)。電池パックが抜か
れた直後でない場合、スロット111には何の変化もな
かったこととなるので、次のステップに移る(ステップ
415のNoからステップ419)。電池パックが抜か
れた直後である場合、充電制御部103は情報記憶部1
08の情報を変更する。まず電圧・電流制御部104が
スロット111の充電をオフにする。また、情報記憶部
108の充電バッファのうち、スロット111が格納さ
れている充電バッファのスロット名・充電必要容量の部
分に0を記憶させる。同時に電池パック情報格納部のス
ロット111に対応するところのデータも0にする。ス
ロット111がスロット名として格納されていた充電バ
ッファに0が入ることになり、スロット111に対する
充電は行われなくなる。さらに、この充電装置に接続さ
れている、充電待ちの電池パックの数をNからN―1に
変更する(ステップ415のYesからステップ41
6)。続いて、電池パックの数が減ったので、充電順位
を調節する(ステップ417)。これは、スロット11
1に接続されていた電池パックが抜けた分、他の電池パ
ックの充電バッファ内の順位を繰り上げることで実行さ
れる。
【0021】ここまでで電池パックが接続されているス
ロットと、そのスロットに接続された電池パックの種類
及び充電制御データ、充電必要容量がわかった。ここで
充電必要容量を比較して、充電必要容量の少ないもの、
つまり満充電に近い電池パックから順に充電するように
充電順位を決める。図4(b)を参照して以下のように
説明する。充電必要容量を比較し、充電必要容量の格納
場所を交換するので、混乱を避けるため、図4(a)中
で充電必要容量を表すために使用したQ1、Q2、Q3
のかわりに、q1、q2、q3、q4、q5、q6とい
う記号を用いる。まず、充電制御部103はスロット1
09に接続された電池パックの充電必要容量q1とスロ
ット110に接続された電池パックの充電必要容量q2
を情報記憶部108から読み出して比較する(ステップ
419)。次に充電制御部103はq1がq2以下であ
るかどうか判別する(ステップ420)。q1がq2以
下でない場合、充電制御部103は情報記憶部108を
次のようにする。充電バッファ(1)にスロット110
・スロット110に接続された電池パックの充電必要容
量を格納する。また、充電バッファ(2)にスロット1
09・スロット109に接続された電池パックの充電必
要容量を格納する(ステップ420のNoからステップ
421)。q1がq2以下である場合、充電制御部10
3は情報記憶部108を次のようにする。充電バッファ
(1)にスロット109・スロット109に接続された
電池パックの充電必要容量を格納し、充電バッファ
(2)にスロット110・スロット110に接続された
電池パックの充電必要容量を格納する(ステップ420
のYesからステップ422)。q1がq2以下である
場合、q1がq2以下でない場合、いずれの場合も次に
充電制御部103がスロット111に接続された電池パ
ックの充電必要容量q3と充電バッファ(2)に該当す
るスロットに接続された電池パックの充電必要容量q4
を情報記憶部108から読み出して比較する(ステップ
423)。続いて充電制御部103はq4がq3以下で
あるかどうか判別する(ステップ424)。q4がq3
以下でない場合、充電制御部103は情報記憶部108
を次のようにする。充電バッファ(3)に現在充電バッ
ファ(2)に格納されているスロット名・そのスロット
に接続された電池パックの充電必要容量を格納し、ま
た、充電バッファ(2)にスロット111・スロット1
11に接続された電池パックの充電必要容量を格納する
(ステップ424のNoからステップ425)。q4が
q3以下である場合、充電制御部103は情報記憶部1
08を次のようにする。充電バッファ(3)にスロット
111・スロット111に接続された電池パックの充電
必要容量を格納する(ステップ424のYesからステ
ップ426)。q4がq3以下である場合、q4がq3
以下でない場合、いずれの場合も次に充電制御部103
は充電バッファ(1)に該当するスロットに接続された
電池パックの充電必要容量q5と、充電バッファ(2)
に該当するスロットに接続された電池パックの充電必要
容量q6とを情報記憶部108から読み出して比較する
(ステップ427)。続いて充電制御部103はq6が
q5より小さいかどうか判別する(ステップ428)。
q6がq5より小さくない場合(つまりq6がq5以上
である場合)、充電順位は変化なく、そのまま決定され
る。q6がq5より小さい場合、充電バッファ(1)に
格納されていたスロット名・そのスロットに接続された
電池パックの充電必要容量と、充電バッファ(2)に格
納されていたスロット名・そのスロットに接続された電
池パックの充電必要容量を交換する(ステップ42
9)。これで充電順位が決定する。
【0022】図5は前述した充電処理についてのフロー
チャート図である。まず充電制御部103が情報記憶部
108の充電バッファ(1)のスロット名を読み取り、
充電バッファ(1)がスロット109であるかどうか判
別する(ステップ501)。スロット109でなけれ
ば、次に進む(ステップ501のNoからステップ50
6)。スロット109であれば、次に充電制御部103
はスロット109に接続している電池パックが満充電で
あるかどうか判別する(ステップ501のYesからス
テップ502)。この判別は充電バッファ内に格納され
た必要充電容量を読み出すことで行ってもよいし、通信
部109を通じて、スロット109に接続している電池
パック内の記憶装置121から情報を読み出すことで行
ってもよい。満充電でなければ、充電制御部103は充
電制御データに従い、スロット109に接続している電
池パックを充電する(ステップ502のNoからステッ
プ503)。この充電は、すでに読み出した電池パック
の種類及び充電制御データに応じ、電圧・電流制御部1
04が、電圧・電流を調節して満充電になるまで行われ
る(ステップ503からステップ502)。なお、この
充電中充電制御部103は電圧・電流制御部104とタ
イマ部107を用いてどれだけ充電を行っているかを計
算し、電池パックの残存容量を逐次、情報記憶部108
の対応する充電バッファと電池パック情報格納部の対応
するスロットのところに書き込む。所定時間毎に、通信
部106を介して電池パック内の記憶装置115に書き
込む。スロット109に接続している電池パックが満充
電になれば、充電制御部103はスロット109の充電
をオフにする。また、情報記憶部108の充電バッファ
(1)を0とし、充電必要容量Q1を0とし、電池パッ
クの種類及び充電制御データに関する情報も0とする。
さらに接続されている充電待ちの電池パックの数をN―
1にする(ステップ504)。続いて充電順位を繰り上
げる(ステップ505)。これは図4のステップ405
と同様に行われる。以下、同様に充電バッファ(1)に
該当するスロットに対して充電を行う(ステップ506
からステップ515まで)。
【0023】続いて充電制御部103は情報記憶部10
8の充電バッファ(1)のスロット名を読み取り、充電
バッファ(1)がスロット110であるかどうか判別す
る(ステップ506)。スロット110でなければ、次
に進む(ステップ506のNoからステップ511)。
スロット110であれば、次に充電制御部103はスロ
ット110に接続している電池パックが満充電であるか
どうか判別する(ステップ506のYesからステップ
507)。この判別は充電バッファ内に格納された必要
充電容量を読み出すことで行ってもよいし、通信部10
9を通じて、スロット110に接続している電池パック
内の記憶装置121から情報を読み出すことで行っても
よい。満充電でなければ、充電制御部103は充電制御
データに従い、スロット110に接続している電池パッ
クを充電する(ステップ507のNoからステップ50
8)。この充電は、すでに読み出した電池パックの種類
及び充電制御データに応じ、電圧・電流制御部104
が、電圧・電流を調節して満充電になるまで行われる
(ステップ508からステップ509)。なお、この充
電中充電制御部103は電圧・電流制御部104とタイ
マ部107を用いてどれだけ充電を行っているかを計算
し、電池パックの残存容量を逐次、情報記憶部108の
対応する充電バッファと電池パック情報格納部の対応す
るスロットのところに書き込む。所定時間毎に、通信部
106を介して電池パック内の記憶装置115に書き込
む。スロット110に接続している電池パックが満充電
になれば、充電制御部103はスロット110の充電を
オフにする。また、情報記憶部108の充電バッファ
(1)を0とし、充電必要容量Q2を0とし、電池パッ
クの種類及び充電制御データに関する情報も0とする。
さらに接続されている充電待ちの電池パックの数をN―
1にする(ステップ509)。続いて充電順位を繰り上
げる(ステップ510)。これは図4のステップ405
と同様に行われる。
【0024】続いて充電制御部103が情報記憶部10
8の充電バッファ(1)のスロット名を読み取り、充電
バッファ(1)がスロット111であるかどうか判別す
る(ステップ511)。スロット111でなければ、始
めに戻る(ステップ511のNo)。スロット111で
あれば、次に充電制御部103はスロット111に接続
している電池パックが満充電であるかどうか判別する
(ステップ511のYesからステップ512)。この
判別は充電バッファ内に格納された必要充電容量を読み
出すことで行ってもよいし、通信部109を通じて、ス
ロット111に接続している電池パック内の記憶装置1
21から情報を読み出すことで行ってもよい。満充電で
なければ、充電制御部103は充電制御データに従い、
スロット111に接続している電池パックを充電する
(ステップ512のNoからステップ513)。この充
電は、すでに読み出した電池パックの種類及び充電制御
データに応じ、電圧・電流制御部104が、電圧・電流
を調節して満充電になるまで行われる(ステップ513
からステップ512)。なお、この充電中充電制御部1
03は電圧・電流制御部104とタイマ部107を用い
てどれだけ充電を行っているかを計算し、電池パックの
残存容量を逐次、情報記憶部108の対応する充電バッ
ファと電池パック情報格納部の対応するスロットのとこ
ろに書き込む。所定時間毎に、通信部106を介して電
池パック内の記憶装置115に書き込む。スロット11
1に接続している電池パックが満充電になれば、充電制
御部103はスロット111の充電をオフにする。ま
た、情報記憶部108の充電バッファ(1)を0とし、
充電必要容量Q3を0とし、電池パックの種類及び充電
制御データに関する情報も0とする。さらに接続されて
いる充電待ちの電池パックの数をN―1にする(ステッ
プ514)。続いて充電順位を繰り上げる(ステップ5
15)。これは図4のステップ405と同様に行われ
る。充電処理は以上のように行われる。
【0025】充電装置101は、充電中は常に温度検出
素子114からの情報を読み取り、所定の範囲を超える
温度を示した場合、その電池パックに対する充電をスト
ップする。電池パックが温度異常を示した場合、何らか
の不具合が起こっている場合が多く、充電を継続すると
危険な場合があるためである。
【0026】このようにすれば、残存容量の多い電池パ
ックからその電池パックの種類に応じた方法で充電を行
い、早く安全に満充電の電池パックを得ることができ
る。また、本実施形態において、充電装置に電圧計を加
え、電池電圧をモニターできるようにしてもよい。こう
すると、電池パックの残存容量を電池電圧で算出して、
補正することも可能になる。実際、電池パックの自然放
電が起こると電池パック内の記憶装置の残存容量の値と
実際の残存容量にずれが生じる可能性があるので、この
ような補正は安定した電池パックの使用のためにも有用
である。尚、本願発明の各実施形態では、スロットの数
を3つにしていたが、この数を増やすことは容易であ
り、この個数に限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電池パックの残存容量を求めて、残存容量の多い電
池パックから電池パックの種類に応じた充電方法で充電
を行い、早く安全に満充電の電池パックを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の充電装置のシステム構成
を示す図。
【図2】本発明の一実施形態の情報記憶部の構成を示す
図。
【図3】本発明の一実施形態の充電動作のフローチャー
ト図。
【図4】本発明の一実施形態の充電順位決定のフローチ
ャート図。
【図5】本発明の一実施形態の充電処理のフローチャー
ト図。
【符号の説明】
101…充電装置、102…電源、103…充電制御
部、104…電圧・電流制御部、105…電池パック認
識部、106…通信部、107…タイマ部、108…情
報記憶部、109…スロット、110…スロット、11
1…スロット、112…電池パック、113…二次電
池、114…温度検出素子、115…記憶装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】本発明の一実施形態の充電順位決定のフローチ
ャート図。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】本発明の一実施形態の充電処理のフローチャー
ト図。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明の第一の実施形態の充電動作につい
て図3、図4、図5、図6を参照して以下の通り説明す
る。図3は本発明の第一の実施形態の充電動作の概略を
示すフローチャート図である。充電動作が開始される
と、まず充電順位を決定する(ステップ301)。複数
個の電池パックが充電装置のスロットに接続された場
合、充電必要容量が少ない電池パックから充電を行うよ
うに充電バッファの順位を決定する。続いて、この順位
に従って、電池パックの種類に応じた充電処理を行う
(ステップ302)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】充電順位を決定するのは電池パックが充電
装置に接続されたとき、又は電池パックが充電装置から
外されたときに行う。図4、図5は前述した充電順位の
決定についてのフローチャート図である。充電装置10
1にははじめN個の充電待ちの電池パックが接続されて
いるとする。充電制御部103はまず、スロット109
に電池パックがないかどうかを確認する(ステップ40
1)。この確認は電池パック認識部108により実行さ
れる。スロット109に電池パックがある場合、充電制
御部103は電池パック接続直後であるかどうか確認す
る(ステップ401のNoからステップ402)。これ
は情報記憶部108の中の充電バッファに関する情報を
読むことで実行される。充電バッファ内にスロット10
9に関する情報がなければ、接続直後であることがわか
る。接続直後でなければスロット110に移る(ステッ
プ402のNoからステップ407)。電池パック接続
直後であれば、充電制御部103は通信部109によ
り、スロット109に接続された電池パック内の記憶装
置121から、電池パックの種類及び充電制御データ
や、残存容量、満充電容量についての情報を読み出す。
これによりスロット109に接続された電池パックの充
電必要容量Q1を算出し、電池の種類及び充電制御デー
タ、残存容量、満充電容量とともに情報記憶部108の
電池パック情報格納部のスロット109に対応するとこ
ろに記憶する。また、この充電装置に接続されている充
電待ちの電池パックの数をNからN+1に変更する(ス
テップ402のYesからステップ406)。一連の操
作が終了したら、スロット110に移る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここまでで電池パックが接続されているス
ロットと、そのスロットに接続された電池パックの種類
及び充電制御データ、充電必要容量がわかった。ここで
充電必要容量を比較して、充電必要容量の少ないもの、
つまり満充電に近い電池パックから順に充電するように
充電順位を決める。図5を参照して以下のように説明す
る。充電必要容量を比較し、充電必要容量の格納場所を
交換するので、混乱を避けるため、図4中で充電必要容
量を表すために使用したQ1、Q2、Q3のかわりに、
q1、q2、q3、q4、q5、q6という記号を用い
る。まず、充電制御部103はスロット109に接続さ
れた電池パックの充電必要容量q1とスロット110に
接続された電池パックの充電必要容量q2を情報記憶部
108から読み出して比較する(ステップ419)。次
に充電制御部103はq1がq2以下であるかどうか判
別する(ステップ420)。q1がq2以下でない場
合、充電制御部103は情報記憶部108を次のように
する。充電バッファ(1)にスロット110・スロット
110に接続された電池パックの充電必要容量を格納す
る。また、充電バッファ(2)にスロット109・スロ
ット109に接続された電池パックの充電必要容量を格
納する(ステップ420のNoからステップ421)。
q1がq2以下である場合、充電制御部103は情報記
憶部108を次のようにする。充電バッファ(1)にス
ロット109・スロット109に接続された電池パック
の充電必要容量を格納し、充電バッファ(2)にスロッ
ト110・スロット110に接続された電池パックの充
電必要容量を格納する(ステップ420のYesからス
テップ422)。q1がq2以下である場合、q1がq
2以下でない場合、いずれの場合も次に充電制御部10
3がスロット111に接続された電池パックの充電必要
容量q3と充電バッファ(2)に該当するスロットに接
続された電池パックの充電必要容量q4を情報記憶部1
08から読み出して比較する(ステップ423)。続い
て充電制御部103はq4がq3以下であるかどうか判
別する(ステップ424)。q4がq3以下でない場
合、充電制御部103は情報記憶部108を次のように
する。充電バッファ(3)に現在充電バッファ(2)に
格納されているスロット名・そのスロットに接続された
電池パックの充電必要容量を格納し、また、充電バッフ
ァ(2)にスロット111・スロット111に接続され
た電池パックの充電必要容量を格納する(ステップ42
4のNoからステップ425)。q4がq3以下である
場合、充電制御部103は情報記憶部108を次のよう
にする。充電バッファ(3)にスロット111・スロッ
ト111に接続された電池パックの充電必要容量を格納
する(ステップ424のYesからステップ426)。
q4がq3以下である場合、q4がq3以下でない場
合、いずれの場合も次に充電制御部103は充電バッフ
ァ(1)に該当するスロットに接続された電池パックの
充電必要容量q5と、充電バッファ(2)に該当するス
ロットに接続された電池パックの充電必要容量q6とを
情報記憶部108から読み出して比較する(ステップ4
27)。続いて充電制御部103はq6がq5より小さ
いかどうか判別する(ステップ428)。q6がq5よ
り小さくない場合(つまりq6がq5以上である場
合)、充電順位は変化なく、そのまま決定される。q6
がq5より小さい場合、充電バッファ(1)に格納され
ていたスロット名・そのスロットに接続された電池パッ
クの充電必要容量と、充電バッファ(2)に格納されて
いたスロット名・そのスロットに接続された電池パック
の充電必要容量を交換する(ステップ429)。これで
充電順位が決定する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図6は前述した充電処理についてのフロー
チャート図である。まず充電制御部103が情報記憶部
108の充電バッファ(1)のスロット名を読み取り、
充電バッファ(1)がスロット109であるかどうか判
別する(ステップ501)。スロット109でなけれ
ば、次に進む(ステップ501のNoからステップ50
6)。スロット109であれば、次に充電制御部103
はスロット109に接続している電池パックが満充電で
あるかどうか判別する(ステップ501のYesからス
テップ502)。この判別は充電バッファ内に格納され
た必要充電容量を読み出すことで行ってもよいし、通信
部109を通じて、スロット109に接続している電池
パック内の記憶装置121から情報を読み出すことで行
ってもよい。満充電でなければ、充電制御部103は充
電制御データに従い、スロット109に接続している電
池パックを充電する(ステップ502のNoからステッ
プ503)。この充電は、すでに読み出した電池パック
の種類及び充電制御データに応じ、電圧・電流制御部1
04が、電圧・電流を調節して満充電になるまで行われ
る(ステップ503からステップ502)。なお、この
充電中充電制御部103は電圧・電流制御部104とタ
イマ部107を用いてどれだけ充電を行っているかを計
算し、電池パックの残存容量を逐次、情報記憶部108
の対応する充電バッファと電池パック情報格納部の対応
するスロットのところに書き込む。所定時間毎に、通信
部106を介して電池パック内の記憶装置115に書き
込む。スロット109に接続している電池パックが満充
電になれば、充電制御部103はスロット109の充電
をオフにする。また、情報記憶部108の充電バッファ
(1)を0とし、充電必要容量Q1を0とし、電池パッ
クの種類及び充電制御データに関する情報も0とする。
さらに接続されている充電待ちの電池パックの数をN―
1にする(ステップ504)。続いて充電順位を繰り上
げる(ステップ505)。これは図4のステップ405
と同様に行われる。以下、同様に充電バッファ(1)に
該当するスロットに対して充電を行う(ステップ506
からステップ515まで)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池パックを充電する充電方法に
    おいて、 前記電池パックの種類を確認するステップと、 前記複数の電池パックに充電順位をつけるステップと、 充電順位をつけられた電池パック毎に当該電池パックの
    種類に応じた充電方法で充電するステップとを具備した
    ことを特徴とする充電方法。
  2. 【請求項2】 前記電池パックに充電順位をつけるステ
    ップは、接続された電池パックの不揮発性メモリに格納
    された満充電時の容量と残存容量を読み取るステップ
    と、 前記読み取られた満充電時の容量と読み取られた残存容
    量の差を求めるステップと、前記求められた満充電時の
    容量と残存容量の差が小さい電池パック毎に高い充電順
    位をつけるステップを具備することを特徴とする請求項
    1記載の充電方法。
  3. 【請求項3】 前記充電順位をつけられた電池パック毎
    に当該電池パックの種類に応じた充電方法で充電するス
    テップは、 充電中の電池パックの残存容量を電池パックの不揮発性
    メモリに書き込むステップを具備したことを特徴とする
    請求項2記載の充電方法。
  4. 【請求項4】 前記電池パックに充電順位をつけるステ
    ップは、電池パックの電池電圧を読み取るステップと、 前記読み取られた電池電圧から、電池パックの残存容量
    を補正するステップを具備することを特徴とする請求項
    2記載の充電方法。
  5. 【請求項5】 複数の電池パックを電気的に接続する手
    段と、 前記電池パックの種類を確認する手段と、 前記複数の電池パックの不揮発性メモリから、満充電時
    の容量と、残存容量を取得する手段と、 満充電時の容量と残存容量の差が一番小さい電池パック
    を選択する手段と、 前記選択した電池パックを当該電池パックの種類に応じ
    た充電方法で充電する手段とを具備したことを特徴とす
    る充電装置。
  6. 【請求項6】 前記充電装置は、充電中の充電電流と充
    電時間を測定する手段を具備し、残存容量の初期値と、
    前記充電中の充電電流と充電時間を測定する手段によ
    り、測定された充電電流と充電時間から前記残存容量を
    算出することを特徴とする請求項5記載の充電装置。
  7. 【請求項7】 前記充電装置は、前記残存容量を、前記
    電池パックの残存容量を記憶する手段に記憶する手段を
    具備することを特徴とする請求項6記載の充電装置。
  8. 【請求項8】 前記充電装置は、前記満充電時の容量と
    残存容量の差が小さい順に充電順位を決定する手段を具
    備し、充電は前記充電順位に従って行われることを特徴
    とする請求項5記載の充電装置。
  9. 【請求項9】 前記充電装置は、充電を行う電池パック
    の充電必要容量と、前記電池パックが接続されたスロッ
    ト名を前記電池パックの充電順位に従って記憶する手段
    を具備することを特徴とする請求項8記載の充電装置。
  10. 【請求項10】 前記電池パックの残存容量を記憶する
    手段は、当該電池パックの電圧から、残存容量を補正で
    きることを特徴とする請求項5記載の充電装置。
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