JPH11283004A - 地籍図データ管理方法 - Google Patents

地籍図データ管理方法

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JPH11283004A
JPH11283004A JP8222498A JP8222498A JPH11283004A JP H11283004 A JPH11283004 A JP H11283004A JP 8222498 A JP8222498 A JP 8222498A JP 8222498 A JP8222498 A JP 8222498A JP H11283004 A JPH11283004 A JP H11283004A
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JP
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data
point
cadastral map
survey
map
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JP8222498A
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Masahiro Iseda
昌洋 伊勢田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地籍図から取り込まれたデータを実際の測量
によって得られた正確なデータとともに保存し、必要に
応じていつでも地図データと結びついた正確な測量デー
タを再利用できる地籍図データ管理方法を提供する。 【解決手段】 最初に測量作業を行って、測量データを
取得する(Step10)。次に、この測量データを、コン
ピュータに取り込んで、自動的に作図させる(Step1
1)。そして、地籍図のラスターデータを、自動作図さ
せた測量データとともにコンピュータ画面上に表示させ
(Step12)、測量データ上の点と地籍図上の点を一致
させるとともに、方向を一致させる。次に、自動作図さ
せた測量データの上で、適当な点を選んで、その点に対
応する地籍図上の点に移動させる(Step14)。これに
より、測量データ上の点と地籍図とが、コンピュータ中
で対応付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地籍図から取り込
まれたラスターデータをベクトル化し、これを実際の測
量によって得られたデータとともに保存する地籍図デー
タ管理方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】地籍図をデータベース化しようとした場
合、地籍図が古いものであると、そこに記載されている
画地の形状やその面積が、実際の測量データと一致しな
いことが多い。都市部のように地籍調査が進んでいる地
域では、戦後に作成された新しい地籍図ができていた
り、何年かに一回の割合で地籍図を作り直すという作業
が既に行われているところもある。しかし、都市化の遅
れている地域では地籍調査の進んでいないところが多
く、特にそのような地域については、昭和初期、大正期
あるいは明治期に作成された非常に古い地籍図が、現在
までそのまま、役所や公的機関で用いられる公図として
使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、古い地籍図
を最新の測量データに合わせて書き直そうとしても、歴
史的な経緯があったり権利関係の利害が複雑に絡むた
め、多くの困難を伴う。このため、法務省、税務署等の
公的機関においては、古い地籍図のデータは実データに
対して精度が低いという正確さの点で問題があることを
認識しながらも、当面は、工事等の必要のために、測量
して得られた正確な測量データよりも、従来から使われ
ている地籍図に基づいて種々の手続きを行わざるを得な
いことも多い。したがって、法律的な取扱いが絡む手続
きについては、このような古い地籍図に基づいて取引金
額や課税金額の決定等がなされている。
【0004】その一方で、道路工事や水道工事といった
公共工事を行う場合には、正確な測量データが必要とな
る。これまでは、このように正確に測量されたデータ
と、前述の地籍図とを結び付けて管理することは、地籍
調査が進んでいる都市部を除いては行われておらず、ま
た、同じ土地についても、工事が行われるたびに測量業
者に測量を依頼することが多く、重複した作業が繰り返
されるという弊害があった。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、地籍図から取り込まれたデータを実際の測量
によって得られた正確なデータとともに保存し、必要に
応じていつでも地籍図データと結びついた正確な測量デ
ータを再利用できる地籍図データ管理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明である地籍図データ管理方法
は、地籍図のラスターデータに基づいてベクトル化され
た地籍図データの所定の点ごとに、その点に対応する測
量して得られた測量データを関係データとして持たせ、
前記ベクトルデータとともに保存することを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ベクトル化されたデータと、前記測量
して得られたデータのうちのいずれか一方だけ、または
両方を重ねて表示させることを特徴とする。請求項3記
載の発明である地籍図データ管理方法は、地籍図を読み
込んだラスターデータと、測量して得られたその土地の
測量データに基づいて得られた図とを併せて表示装置上
に表示する工程と、前記測量データに基づいて得られた
図上の所定の点と、前記ラスターデータ上の前記所定の
点に対応する点を関係付けて、前記測量データに基づい
て得られた図を前記ラスターデータに重畳表示し、前記
ラスターデータをベクトル化する工程と、前記所定の点
に対応する前記ベクトル化工程によって得られたベクト
ルデータ上の点に、対応する前記測量データを、関係デ
ータとして持たせ、前記ベクトルデータ化されたデータ
とともに保存する工程と、を具備することを特徴とす
る。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記ベクトル化工程によってベクトル化さ
れたベクトルデータと、前記測量データに基づいて得ら
れた図のうちのいずれか一方だけ、または両方を重ねて
表示させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。なお、以下では、地籍図
データとして法務局等の公的機関で用いられている土地
の地籍図を例に挙げて説明する。図1は、画面に表示さ
れたある土地の地籍図と、これに実際の測量で得られた
データとの関係を図示した図である。図1では、画地S
1 ,S2 ,S3 ,S4 について、地籍図と実際の測量で
得られたデータとが示されている。画地は、その周囲の
複数の点Pi (i=1,2,3,・・・)と、隣合うこ
れらの点を結ぶ直線とによって規定される。測量分野で
標準的に用いられているシーマフォーマットの場合、各
点Pi のデータは、点番号、点名称および(x,y,
z)の点座標として与えられ、面(すなわち画地)のデ
ータは、面番号、画地名称およびこれらの画地を構成す
る構成点として与えられている。
【0010】図1において、実線及び丸印の点はスキャ
ナ等で読み込んだ地籍図の全体または一部の元の地籍図
を示し、点線及び三角印の点は、同じ場所の実際の測量
によって得られた値に基づいて描いた測量図を示してい
る。同図に示すように、古い地籍図は不正確なことが多
いので、地籍図(実線)と実際の測量データ(点線)に
基づいて描いた図とは、一致しないのが一般的である。
【0011】前述のように、古い地籍図を新たに測量し
直したデータに基づいた地図に切り替えることは難しい
が、かといって、例えば、水道工事や道路の拡幅工事の
ように正確な測量データを必要とする場合には、従来の
古い地籍図をそのまま用いることはできない。このた
め、しばしば、必要に応じて古い地籍図と最新の測量デ
ータとを相互に使い分けることが必要となり、そのため
に正確に測量された測量データを古い地籍図とともに保
存しておきたいという要請がある。特に、都市計画、区
画整理、水道工事、道路の拡幅工事などを行う部署で
は、その要請が強い。
【0012】一般に、古い地籍図は、紙に描かれた図面
であり、その量が膨大であるため、保管や取扱いに不便
である。そのため、地籍図をスキャナー等で取り込んで
膨大な量の紙のデータをディジタル画像データとし、こ
れをCRTや液晶ディスプレー等のコンピュータ画面に
表示させることができるようにする作業が進められてい
る。但し、このような画像データは、元々正確さに問題
のある地籍図に基づいたものであり、実際の測量データ
とは合わない場合が多い。しかし、前述のように、法律
的な取扱いについては、このような地籍図が使われるこ
とが多く、したがってそのデータを高密度の記録媒体に
記録しておき、必要に応じてコンピュータ画面に地籍図
を表示させることができれば、その有用性は高い。その
一方で、実際に測量されたデータが必要となる場合もあ
るので、両者を結び付けてデータベース化することが望
まれている。
【0013】そこで、本実施形態では、スキャナー等で
読み込んだラスターデータを、ベクトル化し、このベク
トル化されたデータを、画面表示用のデータとして用い
る。このように一般の画像データであるラスターデータ
をベクトル化することによって、データ量を小さくする
ことができるばかりでなく、画面上で、点の移動その他
種々の操作を簡単に行うことが可能となる。その一方
で、このベクトル化されたデータ(画面表示用のデー
タ)に対して、実際の測量で得られたデータを属性デー
タとして与え両者を結び付け、両方一緒に記憶させてお
く。属性データとは、ベクトルデータの点データもしく
は線データ、あるいは両データについての関連データ、
リンクデータ等である。
【0014】図2は、本実施形態による、地籍図と実際
の測量データに基づいた図との対応を説明するために、
ある画地の地籍図と測量データに基づく図とを併せて示
した図である。図2において、実線は、この画地の地籍
図を示しており、頂点の座標は小文字x,yを用いて
(x1 ,y1 )等と表されている。この地籍図での画地
は、スキャナーで読み込んだだけのラスターデータであ
ってもよいし、既にベクトル化したディジタルデータと
考えてもよい。一方、図2において、点線は、実線で示
したのと同じ画地について、実際に測量して得られたデ
ータを表示させたものであり、頂点の座標は大文字X,
Yを用いて(X1 ,Y1 )等と表されている。
【0015】図2に示すように、一般に点線と実線は一
致しない。そこで、地籍図に基づく実線の図と、実際の
測量データに基づく点線の図を、特定の点(ここでは点
(x 1 ,y1 )とする)及び特定の辺(ここでは点(x
1 ,y1 )と点(x2 ,y2)を結ぶ直線)について一
致させる。特定の点を一致させるのは、そこを基準点と
して他の各点同士の対応をとるために必要となるもので
あり、具体的にはある画地の最も特徴のある、例えば角
の位置などをこのような基準点とする。また、特定の辺
同士を一致させるのは、二つの図の方向を定めるために
必要となるものである。
【0016】そして、そのときの、実線で表される画地
と点線で表される画地の対応する各頂点、すなわち、
(x2 ,y2 )と(X2 ,Y2 )、(x3 ,y3 )と
(X3 ,Y3 )、(x4 ,y4 )と(X4 ,Y4 )を対
応させ、そして、地籍図に基づく点線の各点(x1 ,y
1 )、(x2 ,y2 )、(x3 ,y3 )、(x4
4 )のデータに、それぞれ測量データに基づく各点の
データ(X1 ,Y1 )、(X2,Y2 )、(X3
3 )、(X4 ,Y4 )を属性データとして与え、一緒
に記憶させる。
【0017】このようにしておけば、実線の地籍図を表
示させたときに、必要があれば、各点の正確なデータを
呼び出し、これを用いて、例えば水道工事や道路の拡幅
工事、その他正確な測量データが必要とされる種々の用
途に利用することができる。また、地籍調査による測量
が済んだ地域については、地籍図とこの測量データとを
まとめて保管し、その保管場所を明らかにしておけば、
再利用が可能となる。このため、正確な測量データが必
要となるたびごとに別々に測量作業を行う手間を省くこ
とができるとともに、測量コストも削減することができ
る。
【0018】図3は、本実施形態の方法で地籍図のデー
タと測量データとを結び付けて記憶させるための手順を
示したフローチャートである。図3の例では、まず、測
量作業を先に行って(Step10)、測量データを取得す
る。こうして得られた測量データを、コンピュータに取
り込んで、自動的に作図させる(Step11)。この作図
され、表示される測量データは、ベクトルデータであ
る。図2の例では、点線で示した線がこれに対応する。
【0019】次に、スキャナー等を用いて読み込んだ地
籍図のラスターデータを、自動作図させた測量データと
ともにコンピュータ画面上に表示させる(Step12)。
地籍図のデータは、図2の場合の実線に対応する。そし
て、自動作図させた測量データの適当な点(基準点)と
それに対応する地籍図上の点、並びに両者の方向を一致
させる(Step13)。
【0020】次に、地籍図をベクトル化するために、地
籍図に測量データの図を重ね合わせる作業を行う。自動
作図させた測量データ上で、適当な数の前記基準点以外
の点αi を選んで、その点αi に対応する地籍図上の点
βi に移動させる(Step14)。この操作は、画面上
で、例えばマウスポインタを測量データ上に移動させ、
ここでクリックすることによってその点αi を選択す
る。そして、その点αi を地籍図上の対応する点βi
でドラッグし、その点βi でドラッグを解除する。この
ようにして測量データの図上の点を地籍図上の点に重ね
るという動作をコンピュータソフトウェアで検出するこ
とにより、測量データの図上の点と地籍図上の点がコン
ピュータ内部で関係付けられ、対応付けられる。こうす
ることにより、各頂点の座標値が求められるので、画地
の面積なども簡単に計算することが可能になる。
【0021】更に、必要に応じて、プロッタなどで地籍
図を出力したり(Step15)、あるいは、属性データと
して付与されている測量データを、測量分野で標準的な
フォーマットであるシーマフォーマットに変換して出力
する(Step16)。なお、プロッタで出力された図面
は、最初に説明した地籍図として利用することができる
し、勿論、必要があれば、測量データだけ、あるいは地
籍図のデータと測量データとを合わせて出力することも
可能である。
【0022】このようにしておくことによって、地籍図
の表示には、元々の地籍図に基づいて作成されたベクト
ルデータを用いることができ、また、正確な測量データ
を見たい場合には、これに切り替えることもできる。更
に、両者を一緒に表示させて、両者がどの程度異なって
いるかを視覚的に認識することも可能である。この場合
に、両者の差異が所定のしきい値を超えたときは、ハイ
ライト表示するようにしてもよい。
【0023】図4は、本実施形態の方法で地籍図のデー
タと測量データとを結び付けて記憶させるための、図3
とは異なる手順を示したフローチャートである。図4の
例では、まず、既存の地籍図をスキャナー等で読み込み
(Step20)、読み込んだラスターデータをCADソフ
トウェアの画面上に表示させる(Step21)。そして、
このラスターデータをベクトルデータ化する(Step2
2)。図2の例では、実線で示した線が、このベクトル
データ化された地籍図の線に対応する。
【0024】このラスターデータのベクトルデータ化に
は、主に二つの方法がある。一つは、コンピュータ上で
ラスタデータの点や線を画像処理して自動的に認識さ
せ、それに基づいてコンピュータに自動的にベクトルデ
ータを生成させる方法である。この方法では、必ずしも
一回で正確なベクトルデータが得られるとは限らず、必
要に応じて、オペレータが対話的に適宜修正しながらベ
クトルデータ化してゆく。もう一つの方法は、コンピュ
ータ画面に表示させた地籍図のラスターデータの線上の
点を、オペレータが適当な間隔で選択し、それらの点を
順番に直線で結んでゆくトレースという方法である。こ
のようにして、まず、地籍図のラスターデータをベクト
ルデータ化する(Step22)。この場合、曲線部分につ
いては選択された隣り合う点と点の間隔は短くすること
が望ましい。
【0025】次に、実際の測量によって得られた測量デ
ータをコンピュータに取り込む。この測量データは、図
2の点線に対応する。地籍図をベクトルデータ化して得
られた画面上で、画地を構成する各点に対し、測量によ
って得られたデータ、および点番号等を属性値として入
力してゆく(Step23)。具体的には、各点を選択し、
その選択された各点について、実測データを属性データ
として、一つ一つ入力し登録してゆく。これにより、地
籍図のベクトルデータの各点のデータと実測データが対
応付けられる。かかる操作を行っても、コンピュータ画
面上では特に変化はない。このようにしても、図3の場
合と同様に、ベクトルデータ化された地籍図の各点に対
して、正確な測量データを結び付けることができる。
尚、図3の場合と同様に、必要に応じて、プロッタなど
でこの図面を出力したり(Step24)、あるいは、属性
データとして付与されている測量データを、シーマフォ
ーマットに変換して出力する(Step25)ことができ
る。
【0026】なお、図4に示す手順は、画地の一部につ
いてしか測量データが得られていないような場合に、地
籍図に基づいてベクトル化したデータの一部について、
得られた測量データを属性値として持たせることができ
るという点で有用である。この場合には、出来上がって
表示された地図上で、どの部分が実際に測量されたもの
か、あるいは地籍図に基づくものかを、色分けするなど
して分かり易く表示することも可能である。
【0027】なお、本発明の地籍図は、公図を含むもの
とする。なお、以上説明した動作を実行するコンピュー
タプログラムは、フロッピーディスク、CD−ROM等
の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶装置等に、その
全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されてい
る。そのプログラムがコンピュータにより読み取られ、
動作の全部あるいは一部が実行される。
【0028】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施形態では、地図データの例とし
て、地籍図によるデータを用いる場合を説明したが、本
発明は、これ以外にも、種々の地図データに基づいて、
これをベクトルデータ化して、測量データとともに保存
することができる。例えば、地籍図のような公図の他、
現況地形図によるデータや、建設予定の建物や橋梁等の
予定データなども本発明の地図データに含まれ、これら
地図データと実際の測量データとを併せて、保存し、必
要に応じてプロッタで出力することも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
地籍図データと、実際に測量して得られた測量データと
を結び付けて保存することができ、必要に応じていずれ
か一方、又は両方のデータを画面に表示させることがで
きるので、一度測量してそのデータを本発明により保存
しておけば、あとは、何回でもその測量データを利用で
き、無駄を省くことができ、また、地籍図データをベク
トルデータ化しておくので、データ量が小さくなり、更
に、これまでは、部署ごとに別々に管理されていた測量
データを一括して管理することが可能になるので、本発
明の利用が進めば、例えば、側溝を作ったときに測量し
たとすると、そのデータを地籍図に結び付けて蓄積して
おくことによって、次に、その側溝のところに道路を作
ったり拡幅したりするときに、そのデータを再利用する
ことができるので、重複作業を省いて、測量作業の効率
を上げ、かつ作業コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ある土地の地籍図と、これに実際の測量で得ら
れたデータとの関係を図示した図である。
【図2】地籍図と実際の測量データに基づい地図との対
応を説明するために、ある画地の地籍図と測量データに
基づく図とを併せて示した図である。
【図3】地籍図のデータと測量データとを結び付けて記
憶させるための手順を示したフローチャートである。
【図4】図3と異なる方法で、地籍図のデータと測量デ
ータとを結び付けて記憶させるための手順を示したフロ
ーチャートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地籍図のラスターデータに基づいてベク
    トル化された地籍図データの所定の点ごとに、その点に
    対応する測量して得られた測量データを関係データとし
    て持たせ、前記ベクトルデータとともに保存することを
    特徴とする地籍図データ管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ベクトル化されたデータと、前記測
    量して得られたデータのうちのいずれか一方だけ、また
    は両方を重ねて表示させることを特徴とする請求項1記
    載の地籍図データ管理方法。
  3. 【請求項3】 地籍図を読み込んだラスターデータと、
    測量して得られたその土地の測量データに基づいて得ら
    れた図とを併せて表示装置上に表示する工程と、 前記測量データに基づいて得られた図上の所定の点と、
    前記ラスターデータ上の前記所定の点に対応する点を関
    係付けて、前記測量データに基づいて得られた図を前記
    ラスターデータに重畳表示し、前記ラスターデータをベ
    クトル化する工程と、 前記所定の点に対応する前記ベクトル化工程によって得
    られたベクトルデータ上の点に、対応する前記測量デー
    タを、関係データとして持たせ、前記ベクトルデータ化
    されたデータとともに保存する工程と、 を具備することを特徴とする地籍図データ管理方法。
  4. 【請求項4】 前記ベクトル化工程によってベクトル化
    されたベクトルデータと、前記測量データに基づいて得
    られた図のうちのいずれか一方だけ、または両方を重ね
    て表示させることを特徴とする請求項3記載の地籍図デ
    ータ管理方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、地籍図のラスターデー
    タに基づいてベクトル化された地籍図データの所定の点
    ごとに、その点に対応する測量して得られた測量データ
    を関係データとして持たせ、前記ベクトルデータととも
    に保存する機能を実行させる地籍図データ管理プログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 地籍図を読み込んだラスターデータと、測量して得られ
    たその土地の測量データに基づいて得られた図とを併せ
    て表示装置上に表示する機能と、 前記測量データに基づいて得られた図上の所定の点と、
    前記ラスターデータ上の前記所定の点に対応する点を関
    係付けて、前記測量データに基づいて得られた図を前記
    ラスターデータに重畳表示し、前記ラスターデータをベ
    クトル化する機能と、 前記所定の点に対応する前記ベクトル化工程によって得
    られたベクトルデータ上の点に、対応する前記測量デー
    タを、関係データとして持たせ、前記ベクトルデータ化
    されたデータとともに保存する機能と、 を実行させる地籍図データ管理プログラムを記録したこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP8222498A 1998-03-27 1998-03-27 地籍図データ管理方法 Withdrawn JPH11283004A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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