JPH11278056A - 自動車用アームレストのスイッチパネル取付構造 - Google Patents

自動車用アームレストのスイッチパネル取付構造

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JPH11278056A
JPH11278056A JP9520598A JP9520598A JPH11278056A JP H11278056 A JPH11278056 A JP H11278056A JP 9520598 A JP9520598 A JP 9520598A JP 9520598 A JP9520598 A JP 9520598A JP H11278056 A JPH11278056 A JP H11278056A
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JP
Japan
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switch panel
engaging
armrest
power switch
switch unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9520598A
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English (en)
Inventor
Shinji Kikutani
慎二 菊谷
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11278056A publication Critical patent/JPH11278056A/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチパネルの周縁部とアームレストの上
面部との間に隙間が生じることがなく、ガタツキは発生
しないし、また、スイッチパネルが下方向に沈み込むと
いうことがないばかりか、安価な樹脂を使用することが
できて、コストダウンにつながるようにした。 【解決手段】 ドアトリム1のアームレスト3の上面に
設けられた取付孔3aに、少なくとも、この取付孔3a
の周縁部に下方より係合爪体9を係合させてスイッチパ
ネル4を装着して、アームレスト3内に装着されたパワ
ースイッチユニット5を覆うようにした自動車用アーム
レストのスイッチパネル取付構造において、係合爪体9
の背面部に縦リブ部10を形成し、パワースイッチユニ
ット5の上側角部に係合溝部13を設けて、スイッチパ
ネル4の取付孔3aへの装着時に、縦リブ部10をパワ
ースイッチユニット5の係合溝部13に挿入係合するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアトリ
ムの内側に設けられたアームレストのスイッチパネル取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗用車などの自動車には、ドアト
リムの内側に設けられたアームレストの上面に、パワー
ウインドを操作するためのスイッチや、ドアを開閉する
際、手を掛けるプルハンドルが設けられたスイッチパネ
ルを取り付けたものがある。
【0003】図5は従来のスイッチパネル取付構造を示
すものであって、ドアトリムaの内側に設けられたアー
ムレストbの上面に開口された取付孔cに、この取付孔
cを覆うようにスイッチパネルdが設けてあり、このス
イッチパネルdの裏側に設けられた鉄製のクリップe
と、ビスなどの固定具fによりアームレストbに固定し
てある。
【0004】また、前記スイッチパネルdには、パワー
ウインドを操作するためのスイッチ(図示せず)を取り
付けるための角孔gと、ドアを開閉する際、手を掛ける
凹状のプルハンドルhが設けてある。
【0005】鉄製のクリップeは、図6に示すように前
記スイッチパネルdの裏側に突設された取付座iにビス
jにより固着してあり、スイッチパネルdが取付孔cを
覆った際に、鉄製のクリップeが取付孔cの周縁部kに
係合していた。
【0006】しかしながら、鉄製のクリップeはスイッ
チパネルdに対して別部品であり、部品点数削減のため
に鉄製のクリップeに代えて、図7に示すようにスイッ
チパネルdの裏側に、このスイッチパネルdと一体に樹
脂製の爪体mを突設し、この爪体mを取付孔cの周縁部
kに係合するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスイッチパネル取付構造にあっては、爪体mが
熱変形や製品のバラツキなどで図8の(1)に示す矢印
方向に変形して、爪体mを取付孔cの周縁部kに係合し
てスイッチパネルdをアームレストbに取り付けた場
合、図8の(2)に示すようにスイッチパネルdの周縁
部d´とアームレストbの上面部との間に隙間tが生じ
てガタツキが発生していたし、また、爪体mが図8の
(1)に示す矢印方向に変形することで、図8の
(1)、(2)に示すように係合点が正常なイ点からロ
点に変わり、スイッチパネルdが下方向に沈み込むとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなさ
れたものであって、その目的とするところは、スイッチ
パネルの周縁部とアームレストの上面部との間に隙間が
生じることがなく、ガタツキは発生しないし、また、ス
イッチパネルが下方向に沈み込むということがないばか
りか、材料にプロピロプレン(PP)等の安価な樹脂を
使用することができて、コストダウンにつながる自動車
用アームレストのスイッチパネル取付構造を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る自動車用アームレストのス
イッチパネル取付構造は、ドアトリムのアームレストの
上面に設けられた取付孔に、少なくとも、この取付孔の
周縁部に下方より係合爪体を係合させてスイッチパネル
を装着して、前記アームレスト内に装着されたパワース
イッチユニットを覆うようにした自動車用アームレスト
のスイッチパネル取付構造において、前記スイッチパネ
ルの前記取付孔への装着時に、前記係合爪体の背面部
を、前記パワースイッチユニットに突き当てたことを特
徴とする。
【0010】かかる構成により、係合爪体の背面部がパ
ワースイッチユニットに突き当ててあるために、係合爪
体が熱変形や製品のバラツキなどで変形しても、パワー
スイッチユニットと取付孔の周縁部とが協同して、その
変形を矯正する。このために、係合爪体を取付孔の周縁
部に係合させてスイッチパネルをアームレストに取り付
けた場合、スイッチパネルの周縁部とアームレストの上
面部との間に隙間が生じることがなく、ガタツキは発生
しないし、また、スイッチパネルが下方向に沈み込むと
いうことがない。
【0011】また、従来では、スイッチパネル及び係合
爪体が変形しないように、その材料に耐熱温度の高いA
BS樹脂を使用していたが、本発明の場合には、パワー
スイッチユニットと取付孔の周縁部とが協同して、係合
爪体の変形を矯正することができるために、その材料に
プロピロプレン(PP)等の安価な樹脂を使用すること
ができて、コストダウンにつながる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる自動車用アームレストのスイッチパ
ネル取付構造は、請求項1に記載の自動車用アームレス
トのスイッチパネル取付構造において、前記係合爪体の
背面部に係合部を形成し、前記パワースイッチユニット
の上側角部に係合溝部を設けて、前記スイッチパネルの
前記取付孔への装着時に、前記係合部を前記パワースイ
ッチユニットの前記係合溝部に挿入係合するようにし
た。
【0013】かかる構成により、上記した請求項1の作
用効果と同様の作用効果を奏し得るばかりか、係合爪体
の背面部のパワースイッチユニットへの突き当てをより
確実に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態としての自動車
用アームレストのスイッチパネル取付構造の分解状態の
斜視図、図2は同自動車用アームレストのスイッチパネ
ル取付構造の斜視図、図3は図2のX−X線に沿う断面
図、図4は図3のY−Y線に沿う断面図である。
【0016】図1及び図2において、1は自動車のドア
2の内側に装着されたドアトリムであり、このドアトリ
ム1にアームレスト3が一体に突設してあり、このアー
ムレスト3の上面には、アームレスト3の長手方向に細
長い長方形状の取付孔3aが開口してあり、この取付孔
3aに合成樹脂製のスイッチパネル4が上方より装着し
てある。
【0017】すなわち、スイッチパネル4は、取付孔3
aより幅及び長さがやや大きく形成してあって、一端寄
りには、パワーウインド(図示せず)を操作するための
パワースイッチユニット5の操作ボタン6を表出させる
ための角孔7と、ドアを開閉する際、手を掛ける凹状の
プルハンドル8が設けてある。
【0018】また、スイッチパネル4の裏側の一端寄り
のほぼ中央部には、アームレスト3の取付孔3aの一端
側縁部に下方より係合する舌片状の係合爪体9が、スイ
ッチパネル4と一体に突設してあり、この係合爪体9
は、図3に示すようにその基部9Aにおいて、スイッチ
パネル4の裏面部に対して直角に成されており、その中
間部から外方に屈曲しており、係合爪体9の背面には、
その基部9Aから屈曲部9Bを経て先端部9Cに至る係
合部である縦リブ部10が形成してある。
【0019】また、スイッチパネル4の両側には、取付
孔3aの両側縁部に嵌合する複数の係合爪体12がスイ
ッチパネル4の長手方向に間隔をおいて突設してある。
【0020】また、アームレスト3内には、取付孔3a
の下方に位置させてパワースイッチユニット5が装着し
てあり、このパワースイッチユニット5の上面部5Aの
一端部(角部)の中央部には溝部13が形成してある。
【0021】そして、スイッチパネル4は、その一端側
に位置する係合爪体9を取付孔3aの一端側縁部に下方
より係合し、この状態で、スイッチパネル4を強く押圧
することで、係合爪体12を取付孔3aの両側縁部に係
合させてアームレスト3に取り付けてあり、係合爪体9
の背面に形成された縦リブ部10がパワースイッチユニ
ット5の上面部5Aの一端部の溝部13に挿入係止され
た状態で突き当ててある。
【0022】このように、係合爪体9の背面に形成され
た縦リブ部10がパワースイッチユニット5の上面部5
Aの一端部の溝部13に挿入係止された状態で突き当て
てあるために、係合爪体9が熱変形や製品のバラツキな
どで変形しても、パワースイッチユニット5と取付孔3
aの一端側縁部とが協同して、その変形を矯正する。こ
のために、係合爪体9を取付孔3aの一端側縁部に係合
させてスイッチパネル4をアームレスト3に取り付けた
場合、スイッチパネル4の周縁部とアームレスト3の上
面部との間に隙間が生じることがなく、ガタツキは発生
しないし、また、スイッチパネル4が下方向に沈み込む
ということがない。
【0023】また、従来では、スイッチパネル及び係合
爪体が変形しないように、その材料に耐熱温度の高いA
BS樹脂を使用していたが、本発明の場合には、パワー
スイッチユニット5と取付孔3aの一端側縁部とが協同
して、係合爪体9の変形を矯正することができるため
に、その材料にプロピロプレン(PP)等の安価な樹脂
を使用することができて、コストダウンにつながる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車用アームレストのスイッチパネル取付構造によれば、
係合爪体の背面部がパワースイッチユニットに突き当て
てあるために、係合爪体が熱変形や製品のバラツキなど
で変形しても、パワースイッチユニットと取付孔の周縁
部とが協同して、その変形を矯正する。このために、係
合爪体を取付孔の周縁部に係合させてスイッチパネルを
アームレストに取り付けた場合、スイッチパネルの周縁
部とアームレストの上面部との間に隙間が生じることが
なく、ガタツキは発生しないし、また、スイッチパネル
が下方向に沈み込むということがない。
【0025】また、従来では、スイッチパネル及び係合
爪体が変形しないように、その材料に耐熱温度の高いA
BS樹脂を使用していたが、本発明の場合には、パワー
スイッチユニットと取付孔の周縁部とが協同して、係合
爪体の変形を矯正することができるために、その材料に
プロピロプレン(PP)等の安価な樹脂を使用すること
ができて、コストダウンにつながる。
【0026】また、本発明に係わる自動車用アームレス
トのスイッチパネル取付構造によれば、前記係合爪体の
背面部に係合部を形成し、前記パワースイッチユニット
の上側角部に係合溝部を設けて、前記スイッチパネルの
前記取付孔への装着時に、前記係合部を前記パワースイ
ッチユニットの前記係合溝部に挿入係合するようにした
ことにより、係合爪体の背面部のパワースイッチユニッ
トへの突き当てをより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての自動車用アームレ
ストのスイッチパネル取付構造の分解状態の斜視図であ
る。
【図2】同自動車用アームレストのスイッチパネル取付
構造の斜視図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図3のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】従来の自動車用アームレストのスイッチパネル
取付構造の分解状態の斜視図である。
【図6】従来の自動車用アームレストのスイッチパネル
取付構造における鉄クリップの係合状態の断面図であ
る。
【図7】鉄クリップに変えた樹脂製の爪体クリップの係
合状態の断面図である。
【図8】(1)は爪体が変形する場合の説明図である。
(2)はスイッチパネルが下方向に沈み込んだ状態の説
明図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 3 アームレスト 3a 取付孔 4 スイッチパネル 5 パワースイッチユニット 9 係合爪体 10 縦リブ部(係合部) 13 係合溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリムのアームレストの上面に設け
    られた取付孔に、少なくとも、この取付孔の周縁部に下
    方より係合爪体を係合させてスイッチパネルを装着し
    て、前記アームレスト内に装着されたパワースイッチユ
    ニットを覆うようにした自動車用アームレストのスイッ
    チパネル取付構造において、 前記スイッチパネルの前記取付孔への装着時に、前記係
    合爪体の背面部を、前記パワースイッチユニットに突き
    当てたことを特徴とする自動車用アームレストのスイッ
    チパネル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係合爪体の背面部に係合部を形成
    し、前記パワースイッチユニットの上側角部に係合溝部
    を設けて、前記スイッチパネルの前記取付孔への装着時
    に、前記係合部を前記パワースイッチユニットの前記係
    合溝部に挿入係合するようにした請求項1に記載の自動
    車用アームレストのスイッチパネル取付構造。
JP9520598A 1998-03-25 1998-03-25 自動車用アームレストのスイッチパネル取付構造 Pending JPH11278056A (ja)

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JP (1) JPH11278056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056989A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のアームレスト装置
JP2014205388A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 トヨタ紡織株式会社 ドアトリム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056989A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のアームレスト装置
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