JPH11273991A - コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ - Google Patents
コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサInfo
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- JPH11273991A JPH11273991A JP7205598A JP7205598A JPH11273991A JP H11273991 A JPH11273991 A JP H11273991A JP 7205598 A JP7205598 A JP 7205598A JP 7205598 A JP7205598 A JP 7205598A JP H11273991 A JPH11273991 A JP H11273991A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】蒸着工程のみならず、コンデンサの製造工程に
おける高温加工性に優れ、かつ高温下の耐電圧特性など
の電気特性に優れたコンデンサ用ポリプロピレンフィル
ム及びコンデンサを提供すること。 【解決手段】長さ方向および幅方向の熱収縮率が特定の
範囲にあり、かつ長さ方向の抗張力が特定の値以上であ
って、メソペンタッド分率が98.0%以上であること
を特徴とするコンデンサ用ポリプロピレンフィルム及び
それからなるコンデンサ。
おける高温加工性に優れ、かつ高温下の耐電圧特性など
の電気特性に優れたコンデンサ用ポリプロピレンフィル
ム及びコンデンサを提供すること。 【解決手段】長さ方向および幅方向の熱収縮率が特定の
範囲にあり、かつ長さ方向の抗張力が特定の値以上であ
って、メソペンタッド分率が98.0%以上であること
を特徴とするコンデンサ用ポリプロピレンフィルム及び
それからなるコンデンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸着工程やコンデ
ンサ製造工程での高温加工性に優れ、かつ耐熱耐電圧性
に優れたコンデンサ用ポリプロピレンフィルム、コンデ
ンサ用金属化フィルム及び該フィルムを少なくとも誘電
体の一部に使用したコンデンサに関するものである。
ンサ製造工程での高温加工性に優れ、かつ耐熱耐電圧性
に優れたコンデンサ用ポリプロピレンフィルム、コンデ
ンサ用金属化フィルム及び該フィルムを少なくとも誘電
体の一部に使用したコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンフィルムは、その電気特
性が優れていることなどの理由から電気用途の内、誘電
体材料や絶縁体材料として広く用いられている。中でも
コンデンサ用途における誘電体材料としての利用範囲は
広く、その需要の伸びは著しい。
性が優れていることなどの理由から電気用途の内、誘電
体材料や絶縁体材料として広く用いられている。中でも
コンデンサ用途における誘電体材料としての利用範囲は
広く、その需要の伸びは著しい。
【0003】このようなコンデンサに用いられるポリプ
ロピレンフィルムは、コンデンサの小型軽量化のための
薄膜化や高温下での加工時や使用時における安定性の要
求が高まっている。
ロピレンフィルムは、コンデンサの小型軽量化のための
薄膜化や高温下での加工時や使用時における安定性の要
求が高まっている。
【0004】このため、高温加工のひとつである蒸着加
工性を向上させるために、例えば特開平1−14442
2号公報では、一定の荷重下でのポリプロピレンフィル
ムの熱挙動を規定する方法が提案されている。また、特
開平2−170406号公報では高温下の摩擦係数を規
定する方法が提案されている。
工性を向上させるために、例えば特開平1−14442
2号公報では、一定の荷重下でのポリプロピレンフィル
ムの熱挙動を規定する方法が提案されている。また、特
開平2−170406号公報では高温下の摩擦係数を規
定する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術では、例えば特開平1−144422号公報
では、フィルムに蒸着加工時よりさらに高温の温度が課
せられるコンデンサ製造工程において必ずしも充分な寸
法安定性が得られたとはいえなかった。また、特開平2
−170406号公報でもさらなる薄膜化によって、コ
ンデンサ製造工程における寸法安定性に不十分な点があ
り、コンデンサの良好な電気特性を必ずしも十分満足し
たとはいえなかった。
の従来技術では、例えば特開平1−144422号公報
では、フィルムに蒸着加工時よりさらに高温の温度が課
せられるコンデンサ製造工程において必ずしも充分な寸
法安定性が得られたとはいえなかった。また、特開平2
−170406号公報でもさらなる薄膜化によって、コ
ンデンサ製造工程における寸法安定性に不十分な点があ
り、コンデンサの良好な電気特性を必ずしも十分満足し
たとはいえなかった。
【0006】そこで本発明は、蒸着工程のみならず、コ
ンデンサの製造工程における高温加工性に優れ、かつコ
ンデンサの高温下の耐電圧特性などの電気特性に優れた
コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びコンデンサを
提供することを課題とするものである。
ンデンサの製造工程における高温加工性に優れ、かつコ
ンデンサの高温下の耐電圧特性などの電気特性に優れた
コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びコンデンサを
提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明のコンデンサ用ポリプロピレンフィルムは、
長さ方向の熱収縮率が3.0%以下、幅方向の熱収縮率
が0%以上1.0%以下であって、かつ長さ方向の10
0%伸長時の強度が8.0kg/mm2 以上であり、か
つメソペンタッド分率が98.0%以上であることを特
徴とする。
に、本発明のコンデンサ用ポリプロピレンフィルムは、
長さ方向の熱収縮率が3.0%以下、幅方向の熱収縮率
が0%以上1.0%以下であって、かつ長さ方向の10
0%伸長時の強度が8.0kg/mm2 以上であり、か
つメソペンタッド分率が98.0%以上であることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において長さ方向の熱収縮
率は3.0%以下である必要がある。3.0%を越える
と蒸着加工時に蒸着金属から受ける熱によるしわが発生
し易くなり、コンデンサ製造時の熱処理などの高温工程
において寸法安定性に欠け、安定したコンデンサ特性を
得られない。好ましくは2.7%以下であり、さらに好
ましくは、2.5%以下である。
率は3.0%以下である必要がある。3.0%を越える
と蒸着加工時に蒸着金属から受ける熱によるしわが発生
し易くなり、コンデンサ製造時の熱処理などの高温工程
において寸法安定性に欠け、安定したコンデンサ特性を
得られない。好ましくは2.7%以下であり、さらに好
ましくは、2.5%以下である。
【0009】また本発明のポリプロピレンフィルムの幅
方向の熱収縮率は0%以上1.0%以下である必要があ
る。コンデンサ製造時の熱処理などの高温工程におい
て、0%未満ではフィルムが伸びるため、蒸着金属が亀
裂を起こして蒸着膜抵抗が増大することにより、コンデ
ンサの誘電正接特性を悪化させ、1.0%を越えるとコ
ンデンサ素子の端面がカールしてメタリコン金属との接
触抵抗が増大し、ひいてはコンデンサの誘電正接を悪化
させるため、安定したコンデンサ特性を得られない。好
ましくは0%以上0.7%以下であり、さらに好ましく
は、0.1%以上0.5%以下である。
方向の熱収縮率は0%以上1.0%以下である必要があ
る。コンデンサ製造時の熱処理などの高温工程におい
て、0%未満ではフィルムが伸びるため、蒸着金属が亀
裂を起こして蒸着膜抵抗が増大することにより、コンデ
ンサの誘電正接特性を悪化させ、1.0%を越えるとコ
ンデンサ素子の端面がカールしてメタリコン金属との接
触抵抗が増大し、ひいてはコンデンサの誘電正接を悪化
させるため、安定したコンデンサ特性を得られない。好
ましくは0%以上0.7%以下であり、さらに好ましく
は、0.1%以上0.5%以下である。
【0010】また本発明のポリプロピレンフィルムの長
さ方向の100%伸長時の強度は8.0kg/mm2 以
上である必要がある。8.0kg/mm2 未満では、蒸
着加工時に抗張力が不足するため、しわが発生して生産
性及び経済性を悪化させる。好ましくは10.0kg/
mm2 以上であり、より好ましくは12.0kg/mm
2 以上である。
さ方向の100%伸長時の強度は8.0kg/mm2 以
上である必要がある。8.0kg/mm2 未満では、蒸
着加工時に抗張力が不足するため、しわが発生して生産
性及び経済性を悪化させる。好ましくは10.0kg/
mm2 以上であり、より好ましくは12.0kg/mm
2 以上である。
【0011】さらに本発明のポリプロピレンフィルムの
メソペンタッド分率は98.0%以上である必要があ
る。メソペンタッド分率とは、アイソタクチック立体構
造の全体に占める割合であり、13C−NMRで測定され
る。メソペンタッド分率が98.0%未満では高温下の
加工性だけでなく、コンデンサの高温電気特性について
も低下する場合がある。好ましくは98. 5%以上であ
り、より好ましくは99.0%以上である。
メソペンタッド分率は98.0%以上である必要があ
る。メソペンタッド分率とは、アイソタクチック立体構
造の全体に占める割合であり、13C−NMRで測定され
る。メソペンタッド分率が98.0%未満では高温下の
加工性だけでなく、コンデンサの高温電気特性について
も低下する場合がある。好ましくは98. 5%以上であ
り、より好ましくは99.0%以上である。
【0012】本発明のポリプロピレンフィルムに含まれ
る添加剤や他種ポリマーなどは、目的に応じ、適宜選択
添加すればよく特に限定されるものではない。添加剤と
して最も良く用いられるれるフェノール系酸化防止剤の
例について言えば、その添加量は、0.02wt%以上
0.60wt%以下が好ましい。0.02wt%未満で
は酸化防止効果が不足する場合があり、0.60wt%
を越えると絶縁抵抗が低下する場合がある。
る添加剤や他種ポリマーなどは、目的に応じ、適宜選択
添加すればよく特に限定されるものではない。添加剤と
して最も良く用いられるれるフェノール系酸化防止剤の
例について言えば、その添加量は、0.02wt%以上
0.60wt%以下が好ましい。0.02wt%未満で
は酸化防止効果が不足する場合があり、0.60wt%
を越えると絶縁抵抗が低下する場合がある。
【0013】またフェノール系酸化防止剤としては、テ
トラキス[メチレン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチ
ル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、1,3,5トリメチル−2,4,6−トリス(3,
5−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ハイドロキシベンジ
ル)ベンゼン、n−オクタデシル−3−(4’−ハイド
ロキシ−3’,5’−ジ−ターシャリブチル−フェニ
ル)プロピオネート、2,2−チオ[ジフェニル−ビス
−3(3,5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロキ
シフェニル)]プロピオネート、トリス(2,4−ジ−
ターシャリ−ブチルフェニル)フォスファイトなどが例
示され、各々単独に使用しても2種以上を併用しても差
し支えないが、なかでも良好な電気特性を示すテトラキ
ス[メチレン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチル−4
−ハイドロキシフェニル)プロピオネート]メタンまた
は1,3,5トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ハイドロキシベンジ
ル)ベンゼンがより好ましい。
トラキス[メチレン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチ
ル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、1,3,5トリメチル−2,4,6−トリス(3,
5−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ハイドロキシベンジ
ル)ベンゼン、n−オクタデシル−3−(4’−ハイド
ロキシ−3’,5’−ジ−ターシャリブチル−フェニ
ル)プロピオネート、2,2−チオ[ジフェニル−ビス
−3(3,5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロキ
シフェニル)]プロピオネート、トリス(2,4−ジ−
ターシャリ−ブチルフェニル)フォスファイトなどが例
示され、各々単独に使用しても2種以上を併用しても差
し支えないが、なかでも良好な電気特性を示すテトラキ
ス[メチレン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチル−4
−ハイドロキシフェニル)プロピオネート]メタンまた
は1,3,5トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−ターシャリ−ブチル−4−ハイドロキシベンジ
ル)ベンゼンがより好ましい。
【0014】さらに、本発明のポリプロピレンフィルム
は、テンター法、インフレーション法のいずれで得たも
のでもかまわないし、単層であっても複合であってもか
まわないが、得られるフィルムの厚みの均一性などの観
点からテンター法、二軸延伸が好ましい。
は、テンター法、インフレーション法のいずれで得たも
のでもかまわないし、単層であっても複合であってもか
まわないが、得られるフィルムの厚みの均一性などの観
点からテンター法、二軸延伸が好ましい。
【0015】また本発明のポリプロピレンフィルムの灰
分は、耐電圧特性の観点から、30ppm以下であるこ
とが好ましい。
分は、耐電圧特性の観点から、30ppm以下であるこ
とが好ましい。
【0016】また本発明のポリプロピレンフィルムの中
心線表面粗さRaは、小さすぎるとすべり難くなり、そ
の取り扱い性や加工性を阻害する場合があり、大きすぎ
るとフィルムの最小厚みが薄くなるため、耐電圧特性が
悪化する場合があるので、0.02μm以上0.20μ
m以下であることが好ましい。
心線表面粗さRaは、小さすぎるとすべり難くなり、そ
の取り扱い性や加工性を阻害する場合があり、大きすぎ
るとフィルムの最小厚みが薄くなるため、耐電圧特性が
悪化する場合があるので、0.02μm以上0.20μ
m以下であることが好ましい。
【0017】また本発明のポリプロピレンフィルムから
なるコンデンサの仕様は特に限定されるものではなく、
例えば乾式であっても油含浸式であってもかまわない
し、扁平型であっても丸型であってもかまわないが、コ
ンデンサ製造時に熱プレス工程のある扁平型には、より
好適である。
なるコンデンサの仕様は特に限定されるものではなく、
例えば乾式であっても油含浸式であってもかまわない
し、扁平型であっても丸型であってもかまわないが、コ
ンデンサ製造時に熱プレス工程のある扁平型には、より
好適である。
【0018】また本発明のポリプロピレンフィルムから
なるコンデンサの分野も限定されるものではなく、例え
ば交流分野であっても、直流分野であっても、あるいは
高周波分野であってもかまわない。
なるコンデンサの分野も限定されるものではなく、例え
ば交流分野であっても、直流分野であっても、あるいは
高周波分野であってもかまわない。
【0019】また本発明のポリプロピレンフィルムから
なるコンデンサに用いられる電極は特に限定されるもの
ではなく、アルミニウム箔などの金属箔であっても、金
属蒸着法やスパッタリング法などにより、直接フィルム
に電極を形成する金属化法であってもかまわない。
なるコンデンサに用いられる電極は特に限定されるもの
ではなく、アルミニウム箔などの金属箔であっても、金
属蒸着法やスパッタリング法などにより、直接フィルム
に電極を形成する金属化法であってもかまわない。
【0020】金属化法による場合の金属としては、アル
ミニウム、亜鉛、銅、錫、ニッケル、銀などの単独また
は併用が例示され、特に限定されるものではないが、コ
ンデンサ特性、取り扱い性、経済性などの観点から、ア
ルミニウム、亜鉛、銅の単独または併用が好ましい。
ミニウム、亜鉛、銅、錫、ニッケル、銀などの単独また
は併用が例示され、特に限定されるものではないが、コ
ンデンサ特性、取り扱い性、経済性などの観点から、ア
ルミニウム、亜鉛、銅の単独または併用が好ましい。
【0021】また金属化の場合のマージン仕様は特に限
定されるものではなく、通常の仕様であっても保安機能
を付与させるなどの目的に応じた分割などの特殊仕様で
あってもかまわない。
定されるものではなく、通常の仕様であっても保安機能
を付与させるなどの目的に応じた分割などの特殊仕様で
あってもかまわない。
【0022】金属化法などにより、直接フィルムに電極
を形成する場合は、予めフィルムの電極層を設ける面に
コロナ放電処理などの表面処理を施せばよい。片面を金
属化する場合、フィルムのカール内面にコロナ放電処理
を施し、該面を金属化する方が金属化フィルムのカール
が小さくなる。
を形成する場合は、予めフィルムの電極層を設ける面に
コロナ放電処理などの表面処理を施せばよい。片面を金
属化する場合、フィルムのカール内面にコロナ放電処理
を施し、該面を金属化する方が金属化フィルムのカール
が小さくなる。
【0023】次に本発明の好ましいフィルム及びコンデ
ンサの製造方法の一例を示すが、特に限定されるもので
はない。
ンサの製造方法の一例を示すが、特に限定されるもので
はない。
【0024】メソペンタッド分率が98.0%以上で極
限粘度〔η〕が1.6〜2.3であるポリプロピレン樹
脂を220〜270℃の温度の押し出し機に供給して溶
融し、スリットを施したTダイよりシート状に押し出
し、20〜95℃の温度の冷却ロールで冷却固化する。
このとき極限粘度〔η〕が小さい程熱収縮率は小さくな
り、冷却固化温度が高い程表面粗さは大きくなる。
限粘度〔η〕が1.6〜2.3であるポリプロピレン樹
脂を220〜270℃の温度の押し出し機に供給して溶
融し、スリットを施したTダイよりシート状に押し出
し、20〜95℃の温度の冷却ロールで冷却固化する。
このとき極限粘度〔η〕が小さい程熱収縮率は小さくな
り、冷却固化温度が高い程表面粗さは大きくなる。
【0025】次に100〜150℃の温度で長さ方向に
3〜6倍に延伸する。次いで、140〜165℃の温度
で幅方向に6〜12倍に延伸する。このとき、延伸温度
が低い程、熱収縮率が大きくなり、延伸倍率が大きい程
長さ方向の100%伸長時の強度は大きくなる。その
後、140〜165℃の温度で熱処理を施す。熱処理温
度が低い程熱収縮率は大きくなる。
3〜6倍に延伸する。次いで、140〜165℃の温度
で幅方向に6〜12倍に延伸する。このとき、延伸温度
が低い程、熱収縮率が大きくなり、延伸倍率が大きい程
長さ方向の100%伸長時の強度は大きくなる。その
後、140〜165℃の温度で熱処理を施す。熱処理温
度が低い程熱収縮率は大きくなる。
【0026】こうして得られたポリプロピレンフィルム
をワインダーで巻き取る。
をワインダーで巻き取る。
【0027】次に、本発明で使用した測定方法及び評価
方法について説明する。
方法について説明する。
【0028】(1)メソペンタッド分率(mmmm) 試料をo−ジクロロベンゼン/ベンゼン−D6に溶解さ
せ、日本電子株式会社(JEOL)製JNM−GX27
0装置を用い、共鳴周波数67.93MHzで、13C−
NMRを測定した。得られたスペクトルの帰属及びペン
タッド分率の計算については、T.Hayashiらが
行なった方法[Polymer,29,138(198
8)]に基づき、メチル基由来のスペクトルについてm
mmmmmピークを21.885ppmとして各ピーク
の帰属を行い、ピーク面積を求めてメチル基由来全ピー
ク面積に対する比率を百分率で表示した。
せ、日本電子株式会社(JEOL)製JNM−GX27
0装置を用い、共鳴周波数67.93MHzで、13C−
NMRを測定した。得られたスペクトルの帰属及びペン
タッド分率の計算については、T.Hayashiらが
行なった方法[Polymer,29,138(198
8)]に基づき、メチル基由来のスペクトルについてm
mmmmmピークを21.885ppmとして各ピーク
の帰属を行い、ピーク面積を求めてメチル基由来全ピー
ク面積に対する比率を百分率で表示した。
【0029】測定溶媒:o−ジクロロベンゼン(90w
t%)/ベンゼン−D6(10wt%) 測定濃度:15〜20wt% 測定温度:120〜130℃ 共鳴周波数:67.93MHz パルス幅:10μsec(45゜パルス) パルス繰り返し時間:7.091sec データ点:32K 積算回数:8168 測定モード:ノイズデカップリング
t%)/ベンゼン−D6(10wt%) 測定濃度:15〜20wt% 測定温度:120〜130℃ 共鳴周波数:67.93MHz パルス幅:10μsec(45゜パルス) パルス繰り返し時間:7.091sec データ点:32K 積算回数:8168 測定モード:ノイズデカップリング
【0030】(2)極限粘度[η] ASTM D 1601に従って、テトラリン中で測定
したもので、dl/g単位で表す。
したもので、dl/g単位で表す。
【0031】(3)長さ方向の100%伸長時の強度 JIS−C−2330の6.3.3の引張強さに準じ、
その100%伸長時の強度を求めた。
その100%伸長時の強度を求めた。
【0032】(4)熱収縮率 JIS−C−2330の6.3.4による。
【0033】(5)蒸着加工性 ULVAC製真空蒸着機にて亜鉛蒸着し、そのしわの発
生状況を調べた。フィルムは幅630mm、長さ300
00mに裁断、巻き取ったものを用い、蒸着製品仕様を
幅30mm、マージン幅1.0mm、膜抵抗3.5Ω/
□とし、幅方向に20リール、長さ方向に5分割し、計
100リールを採取してそのしわ不良率で表した。
生状況を調べた。フィルムは幅630mm、長さ300
00mに裁断、巻き取ったものを用い、蒸着製品仕様を
幅30mm、マージン幅1.0mm、膜抵抗3.5Ω/
□とし、幅方向に20リール、長さ方向に5分割し、計
100リールを採取してそのしわ不良率で表した。
【0034】しわ不良率(%)=(しわ発生リール数/
100リール)× 100
100リール)× 100
【0035】(6)コンデンサ素子の高温加工性 上記(5)で得た蒸着製品の内、しわのないリール1対
を用い、常法にて素子巻き後、この素子を120℃の温
度で、20kg/cm2 の圧力で熱プレスしてコンデン
サ素子を作成した。このコンデンサ素子5個の端面にメ
タリコンを施し、1V、1KHzの誘電正接を測定し、
その平均値を求めた。尚、コンデンサ素子のプレス後の
静電容量は、30μFとした。
を用い、常法にて素子巻き後、この素子を120℃の温
度で、20kg/cm2 の圧力で熱プレスしてコンデン
サ素子を作成した。このコンデンサ素子5個の端面にメ
タリコンを施し、1V、1KHzの誘電正接を測定し、
その平均値を求めた。尚、コンデンサ素子のプレス後の
静電容量は、30μFとした。
【0036】(7)コンデンサの耐電圧性 上記(6)で得たコンデンサ素子5個にAC電圧を50
0V/秒の昇圧速度で印加し、破壊値の平均値を求め
た。但し、測定温度は80℃とした。
0V/秒の昇圧速度で印加し、破壊値の平均値を求め
た。但し、測定温度は80℃とした。
【0037】次に、本発明を実施例に基づき説明する。
【0038】
【実施例】実施例1 メソペンタッド分率が99.0%で極限粘度〔η〕が
1.9であるポリプロピレン樹脂にテトラキス[メチレ
ン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロ
キシフェニル)プロピオネート]メタンを0.4wt%
添加し、240℃の温度の押し出し機に供給して溶融
し、スリットを施したTダイよりシート状に押し出し、
80℃の温度の冷却ロールで冷却固化した。
1.9であるポリプロピレン樹脂にテトラキス[メチレ
ン−3(3, 5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロ
キシフェニル)プロピオネート]メタンを0.4wt%
添加し、240℃の温度の押し出し機に供給して溶融
し、スリットを施したTダイよりシート状に押し出し、
80℃の温度の冷却ロールで冷却固化した。
【0039】次に140℃の温度で長さ方向に5.0倍
に延伸し、次いで、160℃の温度で幅方向に9.0倍
に延伸した。その後、150℃の温度で熱処理を施し、
片面にコロナ放電処理を施した後、ワインダーで巻き取
った。こうして得られたポリプロフィンフィルムの厚さ
は4μm、長さ方向の熱収縮率は2.2%、幅方向の熱
収縮率は0.2%であった。またこのフィルムの長さ方
向の100%伸長時の強度は12.5kg/mm2 であ
った。
に延伸し、次いで、160℃の温度で幅方向に9.0倍
に延伸した。その後、150℃の温度で熱処理を施し、
片面にコロナ放電処理を施した後、ワインダーで巻き取
った。こうして得られたポリプロフィンフィルムの厚さ
は4μm、長さ方向の熱収縮率は2.2%、幅方向の熱
収縮率は0.2%であった。またこのフィルムの長さ方
向の100%伸長時の強度は12.5kg/mm2 であ
った。
【0040】このフィルムをスリッターにて幅630m
m、長さ30000mに裁断、6インチのコアに巻き取
った。このフィルムをULVAC製真空蒸着機にて亜鉛
蒸着し、そのしわの発生状況を調べた。蒸着製品仕様は
幅30mm、マージン幅1.0mm、膜抵抗3.5Ω/
□とし、幅方向に20リール、長さ方向に5分割し、計
100リールの蒸着製品に仕上げた。しわ不良率は、0
%であった。
m、長さ30000mに裁断、6インチのコアに巻き取
った。このフィルムをULVAC製真空蒸着機にて亜鉛
蒸着し、そのしわの発生状況を調べた。蒸着製品仕様は
幅30mm、マージン幅1.0mm、膜抵抗3.5Ω/
□とし、幅方向に20リール、長さ方向に5分割し、計
100リールの蒸着製品に仕上げた。しわ不良率は、0
%であった。
【0041】蒸着製品リール1対を素子巻機にて素子巻
きし、この素子を120℃の温度で、20kg/cm2
の圧力で熱プレスしてコンデンサ素子を作成した。この
コンデンサ素子5個の端面にメタリコンを施し、1V、
1KHzの誘電正接を測定した。その平均値は、0.0
15%であった。尚、コンデンサ素子のプレス後の静電
容量は、30μFとした。
きし、この素子を120℃の温度で、20kg/cm2
の圧力で熱プレスしてコンデンサ素子を作成した。この
コンデンサ素子5個の端面にメタリコンを施し、1V、
1KHzの誘電正接を測定した。その平均値は、0.0
15%であった。尚、コンデンサ素子のプレス後の静電
容量は、30μFとした。
【0042】次に、80℃の温度でこのコンデンサ素子
5個にAC電圧を500V/秒の昇圧速度で印加し、破
壊値を調べた。平均値は1400Vであった。結果を表
1に示す。
5個にAC電圧を500V/秒の昇圧速度で印加し、破
壊値を調べた。平均値は1400Vであった。結果を表
1に示す。
【0043】実施例2 メソペンタッド分率が98.0%であるポリプロピレン
樹脂を用いた以外は実施例1に同じ。コンデンサの耐電
圧性において1100Vとやや低い値であったが、実用
上問題のないものであった。結果を表1に示す。
樹脂を用いた以外は実施例1に同じ。コンデンサの耐電
圧性において1100Vとやや低い値であったが、実用
上問題のないものであった。結果を表1に示す。
【0044】実施例3 長さ方向の延伸温度を135℃とし、幅方向の延伸温度
を155℃とした以外は、実施例1に同じ。長さ方向の
熱収縮率が2.8%、幅方向の熱収縮率は0.7%であ
り、蒸着後のフィルムにおいてその両端が熱負けのた
め、やや盛り上がってしわとなり、しわ不良率は5%で
あった。コンデンサの誘電正接は0.028%と高めで
あったが、実用上問題のないものであった。結果を表1
に示す。
を155℃とした以外は、実施例1に同じ。長さ方向の
熱収縮率が2.8%、幅方向の熱収縮率は0.7%であ
り、蒸着後のフィルムにおいてその両端が熱負けのた
め、やや盛り上がってしわとなり、しわ不良率は5%で
あった。コンデンサの誘電正接は0.028%と高めで
あったが、実用上問題のないものであった。結果を表1
に示す。
【0045】実施例4 長さ方向の延伸倍率を4.7倍とした以外は、実施例1
に同じ。長さ方向の100%伸長時の強度が10.0k
g/mm2 とやや低めであったため、蒸着後のフィルム
に小さなしわが発生し、しわ不良率は8%とやや大きい
ものであったが、実用上問題のないものであった。結果
を表1に示す。
に同じ。長さ方向の100%伸長時の強度が10.0k
g/mm2 とやや低めであったため、蒸着後のフィルム
に小さなしわが発生し、しわ不良率は8%とやや大きい
ものであったが、実用上問題のないものであった。結果
を表1に示す。
【0046】比較例1 メソペンタッド分率が97.5%であるポリプロピレン
樹脂を用いた以外は実施例1に同じ。熱収縮率が高めに
なったため、蒸着後のフィルムにおいてその両端の盛り
上がりが大きくなり、しわ不良率が12%であった。誘
電正接も0.053%と実用上問題となる値であった。
コンデンサの耐電圧性においても破壊値が700Vしか
なく、実用にたえないものであった。結果を表1に示
す。
樹脂を用いた以外は実施例1に同じ。熱収縮率が高めに
なったため、蒸着後のフィルムにおいてその両端の盛り
上がりが大きくなり、しわ不良率が12%であった。誘
電正接も0.053%と実用上問題となる値であった。
コンデンサの耐電圧性においても破壊値が700Vしか
なく、実用にたえないものであった。結果を表1に示
す。
【0047】比較例2 極限粘度〔η〕が2.3であるポリプロピレン樹脂を用
い、幅方向の延伸温度を155℃とした以外は、実施例
1に同じ。長さ方向の熱収縮率が3.5%、幅方向の熱
収縮率は1.2%であり、蒸着後のフィルムにおいてそ
の両端の盛り上がりが極めて大きくなり、しわ不良率が
18%であった。コンデンサの誘電正接が0.186%
と高くなりすぎ、実用にたえないものであった。結果を
表1に示す。
い、幅方向の延伸温度を155℃とした以外は、実施例
1に同じ。長さ方向の熱収縮率が3.5%、幅方向の熱
収縮率は1.2%であり、蒸着後のフィルムにおいてそ
の両端の盛り上がりが極めて大きくなり、しわ不良率が
18%であった。コンデンサの誘電正接が0.186%
と高くなりすぎ、実用にたえないものであった。結果を
表1に示す。
【0048】比較例3 長さ方向の延伸倍率を4倍とした以外は、実施例1に同
じ。長さ方向の100%伸長時の強度が7.1kg/m
m2 と低く、しわ不良率は27%と実用にたえないもの
であった。結果を表1に示す。
じ。長さ方向の100%伸長時の強度が7.1kg/m
m2 と低く、しわ不良率は27%と実用にたえないもの
であった。結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明のコンデンサ用ポリプロピレンフ
ィルムは、蒸着加工性及びコンデンサの製造工程におけ
る高温加工性に優れているためコンデンサの製造工程の
簡略化が図れ、かつ耐電圧特性などの電気特性に優れて
いる。
ィルムは、蒸着加工性及びコンデンサの製造工程におけ
る高温加工性に優れているためコンデンサの製造工程の
簡略化が図れ、かつ耐電圧特性などの電気特性に優れて
いる。
【0051】またコンデンサに用いることにより、例え
ばコンデンサの外装樹脂に、より高温で硬化するものも
使用することができるようになり、外装樹脂選択の自由
度が大きくなることによって特性や経済性に優れたコン
デンサを得ることができた。
ばコンデンサの外装樹脂に、より高温で硬化するものも
使用することができるようになり、外装樹脂選択の自由
度が大きくなることによって特性や経済性に優れたコン
デンサを得ることができた。
Claims (3)
- 【請求項1】長さ方向の熱収縮率が3.0%以下、幅方
向の熱収縮率が0%以上1.0%以下であって、かつ長
さ方向の100%伸長時の強度が8.0kg/mm2 以
上であり、かつメソペンタッド分率が98.0%以上で
あることを特徴とするコンデンサ用ポリプロピレンフィ
ルム。 - 【請求項2】請求項1記載のポリプロピレンフィルムの
少なくとも片面を金属化したことを特徴とするコンデン
サ用金属化ポリプロピレンフィルム。 - 【請求項3】少なくとも誘電体の一部に請求項1または
2に記載のポリプロピレンフィルムを使用したことを特
徴とするコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205598A JPH11273991A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205598A JPH11273991A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11273991A true JPH11273991A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13478326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7205598A Pending JPH11273991A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11273991A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1607990A1 (en) * | 2003-03-19 | 2005-12-21 | Toray Industries, Inc. | Flat type capacitor-use polypropylene film and flat type capacitor using it |
JP2006093689A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-04-06 | Toray Ind Inc | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
US20120008251A1 (en) * | 2010-07-12 | 2012-01-12 | Wei-Ching Yu | Film capacitors comprising melt-stretched films as dielectrics |
WO2014148547A1 (ja) * | 2013-03-22 | 2014-09-25 | 東レ株式会社 | 二軸配向ポリプロピレンフィルム、金属化フィルムおよびフィルムコンデンサ |
KR20210047870A (ko) | 2018-08-29 | 2021-04-30 | 오지 홀딩스 가부시키가이샤 | 금속층 일체형 폴리프로필렌 필름, 필름 콘덴서, 및 금속층 일체형 폴리프로필렌 필름의 제조 방법 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7205598A patent/JPH11273991A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1607990A1 (en) * | 2003-03-19 | 2005-12-21 | Toray Industries, Inc. | Flat type capacitor-use polypropylene film and flat type capacitor using it |
EP1607990A4 (en) * | 2003-03-19 | 2009-11-25 | Toray Industries | FLAT CAPACITOR USE POLYPROPYLENE FILM AND FLAT CONDENSER THEREWITH |
JP2006093689A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-04-06 | Toray Ind Inc | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
JP4715390B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2011-07-06 | 東レ株式会社 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルム及びそれからなるコンデンサ |
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WO2014148547A1 (ja) * | 2013-03-22 | 2014-09-25 | 東レ株式会社 | 二軸配向ポリプロピレンフィルム、金属化フィルムおよびフィルムコンデンサ |
KR20210047870A (ko) | 2018-08-29 | 2021-04-30 | 오지 홀딩스 가부시키가이샤 | 금속층 일체형 폴리프로필렌 필름, 필름 콘덴서, 및 금속층 일체형 폴리프로필렌 필름의 제조 방법 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060322 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
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A02 | Decision of refusal |
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