JPH11271709A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11271709A
JPH11271709A JP7107598A JP7107598A JPH11271709A JP H11271709 A JPH11271709 A JP H11271709A JP 7107598 A JP7107598 A JP 7107598A JP 7107598 A JP7107598 A JP 7107598A JP H11271709 A JPH11271709 A JP H11271709A
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JP
Japan
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liquid crystal
display
shutter
color
crystal color
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7107598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kawada
靖 川田
Hajime Yamaguchi
一 山口
Yoko Fukunaga
容子 福永
Tatsuo Saishiyu
達夫 最首
Naozumi Hiroyasu
直純 廣保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11271709A publication Critical patent/JPH11271709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色割れが少なく表示品質の高い表示装置を提
供する。 【解決手段】 連続した表示領域を構成するようにマト
リクス状に配列された、フレーム周波数を独立して制御
可能な複数のCRT1からなる画像表示部2と、表示領
域上に配設され、表示領域に表示される画像のフレーム
周波数と同期可能なスイッチング周波数で透過光の波長
をスイッチングする液晶カラーシャッター30とを備え
る。動作温度条件などによる液晶カラーシャッター30
の電気−光学応答の特性に応じて表示周波数を選択する
ことにより、駆動開始後から安定した表示特性を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドシーケ
ンシャル型カラー画像表示装置に関するものであり、特
に液晶カラー光シャッター群と平面に配置された複数の
白黒画像表示装置により構成されるカラー画像表示装置
の駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶を用いた表示装置は、軽量、薄型、
低消費電力などの特徴を有するために、OA機器、情報
端末、時計、テレビ等さまざまな分野に応用されてい
る。特にスイッチング素子として薄膜トランジスタ素子
等を用いた液晶表示素子は、その応答性から携帯テレビ
やコンピュータなど多くの情報を含むデータの表示用モ
ニターに用いられている。
【0003】情報量の増加に伴い表示色の増加が必要と
されることから、一般的には液晶表示素子にRGBの3
色を透過するカラーフィルターを付与することにより、
多くの色表示を可能としている。このカラーフィルター
は、RGBの3色を面内に平置分割して配置するためR
GB(赤、緑、青)、RGBB(赤、緑、青、黒)、R
GBW(赤、緑、青、白)などの数絵素で単位画素を構
成することになり、解像度や輝度の低下を生じる原因と
なっている。また、微細な画素毎に異なる色を配置する
高度な技術が必要とされるために、製造単価が高くなり
液晶表示装置全体の価格上昇を招いているという問題が
ある。
【0004】一方、白色光源の発光による画像の信号に
合わせて時間分割した色表示を行い人間の目にカラー画
像として認識させる面順次操作型カラーシャッター表示
方式(フィールドシーケンシャル方式)による多色情報
表示装置がある。この表示装置は、白黒表示の高精細C
RTやLCDの前にRBGやYCMなどの3原色光透過
制御を行うシャッターを設け、面順次操作によりカラー
画像を時分割合成するものであり、解像度は背面に設け
られた白黒表示デバイスのみに依存させる新しい表示方
式である。この方法では、3原色の透過、非透過を制御
するカラーシャッターとして液晶素子が用いられる。こ
の液晶カラーシャッターは、一般的には、カラー偏光素
子数枚と2枚の液晶素子およびニュートラル偏光素子が
組み合わされており、液晶層を通過する光の直線偏光振
動方向を90°変化させることにより3原色の光透過制
御を行っている。
【0005】白色光源の画像表示装置が高精細CRTの
場合には、大型化に伴いCRTの厚みが増加して画像表
示装置全体の厚みが大きくなることが危惧されるが、小
型のCRTを平面状に配置して大型化することにより画
像表示装置全体の厚みを押さえる方式(マルチCRTア
レイ方式)も検討されている。
【0006】また、複屈折効果による透過波長の選択を
行う液晶カラーシャッター方式も提案されている(特開
平6−89083、カシオ計算機株式会社)。これは、
2枚の偏光素子間に1枚の液晶素子を挿入し印加電圧に
よる透過波長の選沢を行うカラーシャッター方式であ
り、一般的にはECB(electrically c
ontrolled birefringence:電
圧制御型複屈折モード)と呼ばれる方式である。このよ
うな方法を用いることによりカラー偏光板等の部材が不
要となることから安価なシャッター構成が可能となる。
【0007】しかしながら、このECBモードでは電圧
を印加している状態において、つまり液晶分子が電圧に
よりある角度を持って基板表面から立ち上がった状態に
おける透過波長の選択を行うため、駆動電圧のマージン
が狭いという問題がある。また駆動温度の影響が大き
く、これを制御するためのフィードバック回路やセンサ
ーを設ける必要が生じる。さらに、シャッター素子とし
ては高速な応答が必要であることからネマチック液晶の
なかでもPi配列構造という比較的高速応答を示す表示
方式を用いることが一般的であるが、この方式は外部か
ら印加される力であるところの電圧印加時の応答は数百
μsecと高速であるが、電圧を切った時の応答は液晶
分子配向と液晶分子配列状態により決定されるエネルギ
ー安定状態から一義的に決定されるため1msec〜数
msecと応答が遅くなってしまう。より高速な応答を
示す液晶方式としてFLCやAFLC素子によるシャッ
ター化も試みられているが、配向安定性、温度依存性、
製造プロセスの観点から大型のシャッター素子を構成す
るには至っていない。特に湿度変化による液晶カラーシ
ャッターの動作速度依存性と動画表示時の色割れ現象に
関しては表示品位を劣化させる重要な問題である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、FLCやAFL
Cなどの高速液晶を用いたカラーシャッターにより構成
されるフィールドシーケンシャル方式のディスプレイで
は、FLC材料等の高速応答性の点から駆動周波数を通
常の3倍から6〜9倍に変更して動画表示や被験者の動
きによる色割れを軽減する試みが行われているが、一方
で温度変化による液晶シャッターの応答速度変化による
表示品位の品低下等が問題となっている。また、大型化
に伴うシャッター素子の画素電極面積の拡大による配線
抵抗と書き込みの容量の増加とこれらによる時定数の増
加の影響も無視することができない問題である。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものである。すなわち本発明は、液晶カラー
シャッターと平面状に配置された白黒表示装置という構
成により、白黒表示装置とカラーシャッター素子のフレ
ーム周波数およびスイッチング時間を制御することで表
示品位の最適化された画像表示装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の表示装置は以下のような構成を備えて
いる。
【0011】本発明の表示素子の第1のアスペクトは、
マトリクス状に配列された、フレーム周波数を独立して
制御可能な複数の表示素子と、前記表示領域上に配設さ
れ、前記表示領域に表示される画像のフレーム周波数と
同期可能なスイッチング周波数で透過光の波長をスイッ
チングする液晶カラーシャッターと、前記液晶カラーシ
ャッターの応答速度を検出する手段と、検出した前記応
答速度に応じて前記表示素子のフレーム周波数または前
記液晶カラーシャッターのスイッチング周波数を調節す
る手段、とを具備したことを特徴とする。この表示装置
は、液晶カラーシャッターの動作状態を検出し、検出し
た動作状態に応じて表示素子のフレーム周波数、あるい
は液晶カラーシャッターの駆動周波数を調節することに
より、表示品位を向上するものである。
【0012】前記複数の表示素子は表示領域が連続する
ように配列するようにしてもよい。また、前記表示素子
の前記表示領域は第1の領域と第2の領域を有し、前記
液晶カラーシャッターは前記第1の領域と前記第2の領
域とで独立に前記スイッチング周波数を制御可能である
ことを特徴とする。
【0013】本発明の表示素子の第2のアスペクトは、
第1の領域と第2の領域とからなる表示領域を構成する
ようにマトリクス状に配列され、フレーム周波数を独立
して制御可能な複数の表示素子と、前記表示領域上配設
され、透過光の波長を、前記第1の領域と前記第2の領
域とで独立したスイッチング周波数でスイッチング可能
な液晶カラーシャッター、とを具備したことを特徴とす
る。
【0014】また本発明の表示装置は、複数の独立した
表示素子がマトリクス状に平面配置され、複数の表示素
子が構成する表示画面上に配置された液晶カラーシャッ
ターにより構成されるフィールドシーケンシャル型の表
示装置において、前記表示素子のフレーム周波数とこれ
に同期する液晶カラーシャッターのスイッチング周波数
(時間)が共に可変であることを特徴とする。
【0015】また連続した表示領域を構成するように配
設された複数の表示素子と、前記表示領域に配設された
液晶カラーシャッターとを具備し、これら表示素子およ
び液晶カラーシャッターの駆動周波数が表示領域の全面
あるいは部分で可変であることを特徴とする。
【0016】また、マトリクス状に配置された前記表示
素子および液晶カラーシャッターのうち、所定領域の駆
動周波数が任意に変更可能であることを特徴とする。
【0017】また、液晶カラーシャッターの電極構造
が、一方は前記表示素子のフレームスキャン方向に同期
が可能な形状に分割するようにしてもよい。
【0018】また前記液晶カラーシャッターに設けられ
た温度センサーにより、前記液晶カラーシャッターの応
答速度を検出し、検出した応答速度に応じて前記表示素
子の駆動フレーム周波数を調節することが可能なように
してもよい。
【0019】例えば、前記表示素子により表示される画
像の情報が数フレームまたは毎フレームごとに変化する
ような動画表示では、液晶カラーシャッターを通常のフ
レーム周波数のn倍で駆動し、文字情報を固定画像とし
て表示するような静止画表示では液晶カラーシャッター
を通常のフレーム周波数の3ないし6倍で駆動するよう
にしてもよい。
【0020】表示素子としては、例えば小型のCRTが
連続した表示領域を構成するように平面状に配置したマ
ルチCRTアレイ構造を持つ薄型CRTをあげることが
できる。各CRTはそれぞれの独立した電子銃により画
像表示を行う。したがって、それぞれの独立した各CR
Tの表示画面におけるフレーム周波数は各電子銃のスキ
ャン速度により独立して制御することができる。
【0021】一方前記液晶カラーシャッターは、応答速
度(電圧応答時間τriseと応答回復時間τdecay がとも
に0.3msec以下)が高度なAFLC、FLCおよ
び積層型Piセルなどが用いられる。
【0022】液晶材料を挟持する基板には、例えば可視
光が透過可能な硝子基阪やプラスチックフィルム基板
(ポリエチレンテレフタレート、PES、PEN、ポリ
カーボネート等)を用いることができる。必要に応じ
て、これら硝子基板とプラスチック基板の複合型ハイブ
リッド基板を用いるようにしてもよい。
【0023】基板の液晶層挟持面に設けられる電極の構
成材料としては、例えば可視光が透過可能なITO(I
ndium Tin Oxide)や導電性ポリアニリ
ン、ポリピロールなどを用いることができるが、好まし
くは可視光に吸収の少ないITOを用いて構成すること
が好ましい。電極のパターニングにはITOではウェッ
トエッチングが可能であるが、有機系のポリアニリンや
ポリピロールでは酸素プラズマアッシャー等が用いられ
る。
【0024】液晶材料に電圧を印加する電極構造として
は前記CRTのスキャン方向に平行な方向に複数分割さ
れたX電極群と対向基板に配設されたY電極により構成
される。
【0025】X電極の分割数は平面配置された個々のC
RT画面内で少なくとも3分割されていることが好まし
く(RGB、CMY等の3原色に対応するため)、さら
に分割数を多くすることがフレーム周波数を高速化すす
る場合にはより好ましい。
【0026】液晶カラーシャッターには、温度変化等に
起因する応答速度の変化をモニターするためのセンサー
が配置され、テスト信号の印加による応答速度測定結果
をフィードバックすることで、表示領域に白黒(グレイ
スケール)表示を行うCRTのフレーム周波数を最適化
するようにしてもよい。特に動作環境温度が0℃付近で
はフレーム周波数を3倍(180Hz)程度で駆動する
ことが好ましいが、使用する液晶材料によっては設定の
変更も可能である。
【0027】一方、表示素子が構成する表示領域に表示
される画像情報は、予めフレームメモリ内に数フレーム
保持され前後メモリー内の情報と比較することにより表
示情報が動きの速い動画情報か動きの少ない静止画像か
を判断し、CRTのフレーム周波数とこれに同期するカ
ラーシャッター素子のスイッチング時間を最適化するこ
とが好ましい。
【0028】表示情報により駆動周波数は自動制御され
るが、手動操作により駆動周波数を一定に固定すること
も使用状況によっては可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の表示装置について
さらに詳細に説明する。
【0030】(実施形態1)図1は本発明の表示装置の
構成の例を概略的に示す図である。この表示装置は、カ
ラー画像を表示可能なフィールドシーケンシャルタイプ
の表示装置であり、連続した表示領域を構成するように
マトリクス状に配列された、フレーム周波数を独立して
制御可能な複数の表示素子1からなる画像表示部2と、
表示領域上に配設され、表示領域に表示される画像のフ
レーム周波数と同期可能なスイッチング周波数で透過光
の波長をスイッチングする液晶カラーシャッター30と
を備えている。画像表示部2は、個々に独立した画像表
示が可能な小型のCRT1を、連続した表示領域を構成
するようにマトリクス状に平面配置して構成している。
また液晶カラーシャッター30は、液晶層をライトバル
ブとしたシャッター素子3、4と、ニュートラル偏光板
5および色偏光板7、8より構成されている。例えば色
偏向板7はC,Rを、色偏向板8はM,Yの光を制御す
るようにしてもよい。
【0031】図2は画像表示部の走査方向を説明するた
めの図である。マトリクス状に配置されたCRT1はそ
れぞれ図2(a)、図2(b)に示すように、上から下
に順次走査されるパターン9とカラーシャッター電極分
割領域に対応した領域毎にスキャン方向を変更するパタ
ーン10により走査される。個々のCRTはそれぞれ電
子銃を持つため、独立したスキャン速度により画像を表
示することが可能となっている。
【0032】図3は液晶カラーシャッター30を構成す
るシャッター素子3、4の構成を説明するための図であ
る。シャッター素子3、4は2枚の透光性を有する基板
の間に液晶層を挟持したものである。基板の液晶層挟持
面には液晶層に電界を印加して電気−光学応答を得るた
めの電極が配設されている。そして、この電極は、マト
リクス状に配置したCRT1の行1a、1b、1cに対
応するように透明電極群11がX軸方向に分割形成され
ている。さらにCRT画面に対応して分割された透明電
極11はスキャン方向と平行に3分割された電極12に
より構成されている。
【0033】また、電極11、12を表示素子アレイの
1行内で分割して配設することにより、表示領域の異な
る部分で、液晶カラーシャッターのスイッチング周波数
を独立に調節して駆動することができる。
【0034】一方これら電極群11、12と対向する基
板面には電極群11、12を全面カバーする領域を有す
るべたパターンの共通電極13が形成されておりこれら
の電極を用いて、所定領域に駆動周波数の異なる波型が
印加される。図4は本発明の表示装置の構成の例を概略
的に示す図である。画像表示部2を駆動するCRT駆動
信号制御回路14は液晶カラーシャッター30を構成す
るシャッター素子3、4に取り付けられた応答速度測定
センサー15からの信号を検出し、検出した応答速度に
応じて画像表示部2のフレーム周波数を最適化して表示
信号を供給する。なおセンサー15aは液晶カラーシャ
ッター30を構成するシャッター素子3、4のうち、応
答速度が最も遅い部分、例えば長辺の中央部近傍に配設
することが好ましい。図5、図6は本発明の表示装置の
動作を説明するための図である。
【0035】一般的に電源投入時には表示素子1、シャ
ッター素子3、4の特性が不安定であるため、図5に示
すように情報の変化が少ない文字情報は安定に表示する
ことができるが、情報の変化が大きな動画ではシャッタ
ーのスイッチング速度とCRTのフレーム周波数がずれ
ることによる画像の割れが生じ易い。本発明では、シャ
ッター素子3、4の応答速度を検出し、検出した応答速
度に応じて液晶カラーシャッター30のスイッチング周
波数を調節することにより、例えば、電源投入時には標
準フレーム周波数である3倍速度でのシャッター駆動を
行って画像品位の低下を防止することができる。そして
図6に示すようにCRT動作により液晶層を有するシャ
ッター素子の温度が安定化し応答速度測定センサーによ
り得られる応答速度変化が少なくなった場合、あるい
は、フレームメモリーなどにより表示情報の変化の大小
を検出し動画情報が多い場合には、フレーム周波数を6
〜9倍速に切り替えるとともに液晶カラーシャッター3
0のスイッチング速度を高速化(例えば6倍速、9倍
速)することにより動画表示の品位を向上することがで
きる。
【0036】図7は本発明の表示装置の構成の別の例を
概略的に示す図である。図7に示すように、表示装置の
表示領域内において、情報変化の少ない文字情報などの
静止面像と情報変化の大きな動画像が混在する場合に
は、CRT駆動信号回路14により通常の3倍速フレー
ム周波数領域18と、動画対応の6〜9倍速フレーム周
波数領域20が独立に制御され、これに同期したシャッ
ターの通常スイッチング速度領域19と高速スイッチン
グ領域21が液晶カラーシャッター駆動回路及び走査電
極側駆動周波数変換回路17によりそれぞれ制御され
る。じれにより文字情報領域での消費電力の低減と動画
表示領域での表示品位を向上することができる。
【0037】このように本発明によると、動作温度条件
などによる液晶カラーシャッターの電気−光学応答の特
性に応じて表示周波数を選択することにより、駆動開始
後から安定した表示特性を得ることができる。また、部
分的に表示画像情報に応じた駆動周波数を選沢すること
により動画表示の品位を向上することとともに、駆動周
波数の増加に伴う消費電力の増加を領域分割した駆動を
行うことで削減することができる。
【0038】(実施形態2)実施形態1に説明した本発
明の表示装置を実際に作成した。
【0039】画像表示部2としては、小型CRT1をマ
トリクス状に平面に配置したマルチCRTアレイを用い
た。この画像表示部2の表示領域は対角32インチであ
り、小型CRTを縦×3、横×8個行列状に並べたもの
を用いた。
【0040】液晶カラーシャッター30の構成は以下の
ようである。対角32インチのガラス基板面にマルチC
RTアレイの個々のCRT表示面の区切れとシャッター
電極の分割位置とが一致するように、約1cm幅でX軸
方向にパターニングしたITOからなる短冊状の電極を
配設した基板と、これと対向して張り合わせるための対
角32インチ表示サイズを持つガラス基板面に、べたパ
ターンのITOからなる電極を配設した。
【0041】それぞれの基板面の液晶材料と接する面に
は、液晶配向膜用ポリイミド(日本合成ゴム株式会社:
オプトマーAL−1051)を厚さ約40nmでオフセ
ット印刷により形成した。形成したポリイミド膜を約1
80℃で約1時間にわたって焼成、乾燥した後、液晶の
配向方向を制御する目的で常法によりラビング処理を施
した。この時互いの基板面においてラビング方句が18
0°±10゜の角度をなすようにラビング処理を行っ
た。
【0042】表示領域の周囲の非表示領域に、ディスペ
ンサーを用いてシール剤を形成する一方で、対向する基
板面に直径2μmのシリカスペーサー(真絲球:2μ
m)を例えば静電散布法などにより分散し、互いの基板
を所定の間隙を保持して密着させた。
【0043】この間隙に真空注入法により強誘電性液晶
材料(FELIX018:hoechstジャパン製)
を注入することでシャッター素子3、4となる液晶セル
を構成した。同様に作製した2枚めのシャッター素子と
シアンとレッドとの偏光板7と、マゼンタとイエロとー
の偏光板8およびニュートラル偏光板5を組み合わせる
ことでRGBの3色の色シャッター動作が可能な液晶カ
ラーシャッター30を構成した。そして、画像表示部で
あるマルチCRTアレイの表示領域と、液晶カラーシャ
ッターの表示領域とが互いに重なるように配置する構成
により、フィールドシーケンシャル方式カラー画像表示
装置を得た。
【0044】CRT1の駆動回路と液晶カラーシャッタ
ー30の駆動回路は互いに同期が取れるように設計され
た回路構成になっており、シャッター素子3、4に設け
られた応答速度測定センサー15からの動作状況を随時
検出する。応答速度センサー15のセンサー部15aは
一般的なフォトダイオードと高速オペアンプを組み合わ
せた光電流−電圧変換回路により構成され、液晶カラー
シャッターのスイッチング時の光変化速度により応答速
度を概算しCRTの駆動回路と液晶カラーシャッター駆
動回路へのフィードバックをかけることで表示品位の最
適化を行うように制御することができた。
【0045】(比較例1)小型CRTをマトリクス状に
平面に配置したマルチCRTアレイを白黒表示素子とし
て用いた。表示領域は対角32インチであり小型CRT
を縦×3、横×8個並べたものを用いた。カラーシャッ
ター素子の構成は以下のようである。対角32インチの
ガラス基板面にマルチCRTアレイの個々のCRT表示
画の区切れとシャッター電極の分割位置とが一致するよ
うに1cm幅でX軸方向にパターニングしたITOを施
した基板とこれと対向して張り合わせるための対角32
インチ表示サイズを持つガラス基板面にべたITO電極
を施した。それぞれの基板面の液晶材料と接する面に液
晶配向膜用ポリイミド(日本合成ゴム株式会社:オプト
マーAL−1051)を厚さ40nmでオフセット印刷
により付与した。180℃にて1時間焼成乾燥した後に
液晶の配向方向を制御する目的で常法によりラビング処
理を施した。この時互いの基板面においてラビング方向
が180゜±10゜の角度をなすようにラビング処理を
行った。非表示領域にディスペンサーを用いてシール剤
を付与する一方で対向する基板面に直径2μmのシリカ
スペーサー(真絲球:2μm)を分散し互いの基板を所
定位置にて密着することでセルを構成した。その後、真
空注入法により強誘電性液晶材料(FELIX018:
hoechstジャパン製)を注入することでシャッタ
ー素子を構成した。同様に作製した2枚めのシャッター
素子とシアン、マゼンタ、イエロー、レッドの偏光板お
よびニュートラル偏光板を組み合わせることでRGBの
3色の色シャッター動作が可能な液晶カラーシャッター
素子を構成した。
【0046】マルチCRTアレイとカラーシャッター素
子の領域が互いに重なるように配置する構成によりフィ
ールドシーケンシャル方式カラー画像表示装置を得た。
【0047】CRTの駆動回路と液晶カラーシャッター
駆動回路は互いに同期が取れるように設計された回路構
成になっており随侍6ないし9倍速フレーム周波数で駆
動される。
【0048】(実施形態3)小型CRTをマトリクス状
に平面に配置したマルチCRTアレイを白黒表示素子と
して用いた。対角32インチの表示領域を有する画像表
示部2を、小型CRT1を縦×3、横×8個マトリクス
状に並べて構成した。液晶カラーシャッター30の構成
は以下のようである。対角32インチのガラス基板面に
マルチCRTアレイの個々のCRT表示画の区切れとシ
ャッター電極の分割位置とが一致するように1cm幅で
X軸方向にパターニングしたITOを施した基板とこれ
と対向して張り合わせるための対角32インチ表示サイ
ズを持つガラス基板面にべたITO電極を施した。それ
ぞれの基板面の液晶材料と接する面に液晶配向膜用ポリ
イミド(日本合成ゴム株式会社:オプトマーAL−10
51)を厚さ40nmでオフセット印刷により付与し
た。180℃にて1時間焼成乾燥した後に液晶の配向方
向を制御する目的で常法によりラビング処理を施した。
この時互いの基板面においてラビング方向が180゜±
10゜の角度をなすようにラビング処理を行った。非表
示領域にディスペンサーを用いてシール剤を付与する一
方で対向する基板面に直径2μmのシリカスペーサー
(真絲球:2μm)を分散し互いの基板を所定位置にて
密着することでセルを構成した。
【0049】その後、真空注入法により強誘電性液晶材
料(FELIX018:hoechstジャパン製)を
注入することでシャッター素子を構成した。同様に作製
した2枚めのシャッター素子とシアン、マゼンタ、イエ
ロー、レッドの偏光板およびニュートラル偏光板を組み
合わせることでRGBの3色の色シャッター動作が可能
な液晶カラーシャッターを構成した。
【0050】マルチCRTアレイの表示領域と液晶カラ
ーシャッターの表示領域とが互いに重なるように配置す
る構成によりフィールドシーケンシャル方式カラー画像
表示装置を得た。
【0051】CRTの駆動回路と液晶カラーシャッター
駆動回路は互いに同期が取れるように設計された回路構
成になっており、シャッター素子3、4に設けられた応
答速度測定センサーからの動作状況を随時検出する。
【0052】応答速度センサーは一般的なフォトダイオ
ードと高速オペアンプを組み合わせた光電流−電圧変換
回路により構成され液晶スイッチング時の光変化速度に
より応答速度を概算しCRTの駆動回路と液晶カラーシ
ャッター駆動回路へのフィードバックを掛けることで表
示品位の最適化を行うように制御されている。
【0053】図8は本発明の表示装置の構成の例を概略
的に示す図である。図8(a)にはセンサー部15aの
取り付け位置の例を、図8(b)にセンサー部15bの
構成の例を概略的に示す。このセンサー部15aは、フ
ォトダイオードと高速オペアンプとを組み合わせた光電
流−電圧変換回路により構成され、液晶スイッチング時
の光速度変化により液晶カラーシャッター30を構成す
るシャッター素子3、4の応答速度を算出し、算出した
応答速度を画像表示部を構成するCRT1の駆動回路1
4と液晶カラーシャッターの駆動回路とへフィードバッ
クする。このような構成を採用することにより、画像表
示部に表示する画像のフレーム周波数、あるいは液晶カ
ラーシャッターのスイッチング周波数(例えば3倍速、
6倍速、9倍速等)を、液晶カラーシャッターの応答速
度に応じて調節することができる。また特に、9倍速で
液晶カラーシャッターを駆動する場合には、液晶の電気
光学応答が10%から90%まで変化する時間を約30
0μsec以下に設定する必要がある。このため、比較
的波形が緩慢な600nm以上の波長を有する光源を用
いてセンサー部15aを構成することが好ましい。
【0054】また、CRT駆動回路からの信号により液
晶カラーシャッターの走査側電極への駆動信号が独立に
変換可能なシフト回路を走査電極に設けることによりC
RT横列単位に対応する液晶カラーシャッター領域のス
イッチング周波数を制御した。 (比較例2)小型CR
Tをマトリクス状に平面に配置したマルチCRTアレイ
を白黒表示素子として用いた。表示領域は対角32イン
チであり小型CRTを縦×3、横×8個並べたものを用
いた。カラーシャッター素子の構成は以下のようであ
る。対角32インチのガラス基板面にマルチCRTアレ
イの個々のCRT表示画の区切れとシャッター電極の分
割位置とが一致するように1cm幅でX軸方向にパター
ニングしたITOを施した基板とこれと対向して張り合
わせるための対角32インチ表示サイズを持つガラス基
板面にべたITO電極を施した。それぞれの基板面の液
晶材料と接する面に液晶配向膜用ポリイミド(日本合成
ゴム株式会社:オプトマーAL−1051)を厚さ40
nmでオフセット印刷により付与した。180℃にて1
時間焼成乾燥した後に液晶の配向方向を制御する目的で
常法によりラビング処理を施した。この時互いの基板面
においてラビング方向が180゜±10゜の角度をなす
ようにラビング処理を行った。非表示領域にディスペン
サーを用いてシール剤を付与する一方で対向する基板面
に直径2μmのシリカスペーサー(真絲球:2μm)を
分散し互いの基板を所定位置にて密着することでセルを
構成した。真空注入法により強誘電性液晶材料(FEL
IX018:hoechstジャパン製)を注入するこ
とでシャッター素子を構成した。同様に作製した2枚め
のシャッター素子とシアン、マゼンタ、イエロー、レッ
ドの偏光板およびニュートラル偏光板を組み合わせるこ
とでRGBの3色の色シャッター動作が可能な液晶カラ
ーシャッター素子を構成した。マルチCRTアレイとカ
ラーシャッター素子の領域が互いに重なるように配置す
る構成によりフィールドシーケンシャル方式カラー画像
表示装置を得た。
【0055】CRTの駆動回路と液晶カラーシャッター
駆動回路は互いに同期が取れるように設計された回路構
成になっておりシャッター素子に設けられた応答速度測
定センサーからの動作状況を随時検出する。応答速度セ
ンサーは一般的なフォトダイオードと高速オペアンプを
組み合わせた光電流−電圧変換回路により構成され液晶
スイッチング時の光変化速度により応答速度を概算しC
RTの駆動回路と液晶カラーシャッター駆動回路へのフ
ィードバックを掛けることで表示品位の最適化を行うよ
うに制御されている。走査側電極は全てこの液晶カラー
シャッター駆動回路により一括して同じスイッチング周
波数で駆動されるように設定した。
【0056】(実施形態4)実施形態2、実施形態3、
比較例1、比較例2のような表示素子を実際に作成し、
それぞれの特性を比較した。
【0057】比較例1の素子では駆動直後の表示におい
て色割れが生じ、非常に表示品位の悪い動画像の再生が
目立った。一方、実施形態2、実施形態3の本発明の表
示装置では、初期駆動時においては通常3倍速駆動を行
うために色割れは見られず、安定した動画像を得ること
ができた。さらに動作安定後には液晶カラーシャッター
のスイッチング周波数を通常の6〜9倍速に調節して駆
動することができた。この結果、速い動きの動画像にお
いても色割れの認識が少なく表示品位も良好であった。
【0058】また、実施形態2の表示装置では、CRT
駆動回路及びシャッター素子駆動回路の消費電力が比較
例2の表示装置に比べておおよそ20%程度の低減する
ことができた。
【0059】(実施形態5)図9は本発明の表示装置の
構成の別の例を概略的に示す図である。小型CRTをマ
トリクス状に平面に配置したマルチCRTアレイを白黒
表示素子として用いた。表示領域は対角32インチであ
り小型CRTを縦×3、横×8個並べたものを用いた。
【0060】液晶カラーシャッター30の構成は以下の
ようである。対角32インチのガラス基板面にマルチC
RTアレイの個々のCRT表示画の区切れとシャッター
電極の分割位置とが一致するように約1cm幅でX軸方
向にパターニングしたITOを施した基板と、これと対
向して張り合わせるための対角32インチ表示サイズを
持つガラス基板面に左右に分割したべたITO電極を施
した。
【0061】それぞれの基板面の液晶材料と接する面に
液晶配向膜用ポリイミド(日本合成ゴム株式会社:オプ
トマーAL−1051)を厚さ40nmでオフセット印
刷により付与した。
【0062】その後、約180℃にて1時間焼成乾燥し
た後に液晶の配向方向を制御する目的で常法によりラビ
ング処理を施した。この時互いの基板面においてラビン
グ方向が180゜±10゜の角度をなすようにラビング
処理を行った。
【0063】そして、表示領域の周囲の非表示領域にデ
ィスペンサーを用いてシール剤を付与し、対向する基板
面に直径2μmのシリカスペーサー(真絲球:2μm)
を分散し互いの基板を所定位置にて密着することでセル
を構成した。
【0064】スペーサーにより保持された基板間隙に真
空注入法により強誘電性液晶材料(FELIX018:
hoechstジャパン製)を注入することでシャッタ
ー素子3、4を構成した。同様に作製した2枚めのシャ
ッター素子とシアン、マゼンタ、イエロー、レッドの偏
光板およびニュートラル偏光板を組み合わせることでR
GBの3色の色シャッター動作が可能な液晶カラーシャ
ッター素子を構成した。マルチCRTアレイとカラーシ
ャッター素子の領域が互いに重なるように配置する構成
によりフィールドシーケンシャル方式カラー画像表示装
置を得た。
【0065】CRTの駆動回路14と液晶カラーシャッ
ター駆動回路16とは互いに同期が取れるような回路構
成になっており、シャッター素子3、4、に設けられた
応答速度測定センサー15からの動作状況を随時検出す
る。
【0066】この例では、画像表示部2は、独立した表
示信号により表示が行われる表示領域2a、2bを有し
ている。そして、液晶カラーシャッター30は、表示領
域2a、2bに対応した領域11a、11bを独立した
スイッチング周波数で駆動することができる。すなわち
CRT駆動回路14からの信号により液晶カラーシャッ
ター30の走査側電極への駆動信号が独立に制御できる
ように別々に配設されたRX−Driver回路31
と、LX−Driver回路32及びRLそれぞれの駆
動周波数に対応した対向電極側のY−Driver33
により、画像表示部2の左右に分割した表示領域に対応
する液晶カラーシャッター30のスイッチング周波数を
独立に制御することができる(図9(a)、図9
(b))。
【0067】このような構成を採用することにより、本
発明の表示装置においては例えば表示領域2aに動画を
表示し、表示領域2bには文字データなどを表示するよ
うな場合においても、液晶カラーシャッター30はそれ
ぞれの領域を独立したスイッチング周波数で駆動するこ
とができる。したがって、色割れ等を防止し表示品質を
向上することができる。また表示に応じてスイッチング
周波数を調節することができるので、消費電力を低減す
ることができる。
【0068】なお、本発明は、以上説明した実施形態に
限ることなく、その要旨の範囲内で種々変更して用いる
ことができることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表示装置に
よれば、画像表示部の表示領域に表示される画像のフレ
ーム周波数と、液晶カラーシャッターのスイッチング周
波数を同期して任意に調節することができる。したがっ
て例えば動作環境等に応じて高品位のカラー画像表示を
行うことができる。また表示画像の形態(画像、テキス
ト等)に応じてフレーム周波数を設定し、これに同期し
て液晶カラーシャッターのスイッチング周波数を制御す
ることにより高品位な動画表示と安定した静止画表示を
行うことができる。さらに必要な領域のみフレーム周波
数、スイッチング周波数を高速にすることにより消費電
力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の構成の例を概略的に示す
図。
【図2】画像表示部の走査方向を説明するための図。
【図3】液晶カラーシャッターを構成するシャッター素
子の構成を説明するための図。
【図4】本発明の表示装置の構成の例を概略的に示す
図。
【図5】本発明の表示装置の動作を説明するための図。
【図6】本発明の表示装置の動作を説明するための図。
【図7】本発明の表示装置の構成の別の例を概略的に示
す図。
【図8】本発明の表示装置の構成の例を概略的に示す
図。
【図9】図9は本発明の表示装置の構成の別の例を概略
的に示す図。
【符号の説明】
1…………CRT 2…………画像表示部 2a………表示領域 2b………表示領域 3、4………………液晶セル 6、7、8……偏光板 9、10……………CRT走査パターン 11、12…………透明電極 13…………対向基板電極パターン 14…………CRT駆動信号回路 15…………応答速度測定センサー 15a………センサー部 16…………液晶カラーシャッター 17…………シャッター分割駆動信号周波数変換回路 18…………3倍速駆動文字情報領域 19…………3倍速駆動シャッター領域 20…………9倍速駆動動画表示領域 21…………9倍速駆動シャッター領域 30…………液晶カラーシャッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02F 1/1343 G02F 1/1343 G09F 9/00 311 G09F 9/00 311Z 321 321E 322 322A G09G 3/18 G09G 3/18 3/20 680 3/20 680E H04N 9/30 H04N 9/30 (72)発明者 最首 達夫 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式会 社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 廣保 直純 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式会 社東芝生産技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された、フレーム周
    波数を独立して制御可能な複数の表示素子と、 前記表示領域上に配設され、前記表示領域に表示される
    画像のフレーム周波数と同期可能なスイッチング周波数
    で透過光の波長をスイッチングする液晶カラーシャッタ
    ーと、 前記液晶カラーシャッターの応答速度を検出する手段
    と、 検出した前記応答速度に応じて前記表示素子のフレーム
    周波数または前記液晶カラーシャッターのスイッチング
    周波数を調節する手段とを具備したことを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 第1の領域と第2の領域とからなる表示
    領域を構成するようにマトリクス状に配列され、フレー
    ム周波数を独立して制御可能な複数の表示素子と、 前記表示領域上配設され、透過光の波長を、前記第1の
    領域と前記第2の領域とで独立したスイッチング周波数
    でスイッチング可能な液晶カラーシャッターとを具備し
    たことを特徴とする表示装置。
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