JPH112664A - バウンダリスキャンレジスタ - Google Patents

バウンダリスキャンレジスタ

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JPH112664A
JPH112664A JP9156374A JP15637497A JPH112664A JP H112664 A JPH112664 A JP H112664A JP 9156374 A JP9156374 A JP 9156374A JP 15637497 A JP15637497 A JP 15637497A JP H112664 A JPH112664 A JP H112664A
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JP
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input
output
signal
flip
flop
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JP9156374A
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English (en)
Inventor
Seiji Asano
誠治 浅野
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を増大させることなく、内部回路から
独立して故障検出を容易に行うことができるバウンダリ
スキャンレジスタを提供すること。 【解決手段】バウンダリスキャンレジスタの出力信号を
入出力I/Oセルの本来未使用である出力バッファに入
力し、バウンダリスキャンレジスタの出力信号をスキャ
ンチェーンを構成するフリップフロップに保持してシリ
アル出力する、または、半導体装置の入出力端子から直
接出力されるバウンダリスキャンレジスタの出力信号を
LSIテスター上でモニターすることにより、上記課題
を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
等のように、複数の半導体装置が実装されるLSIボー
ドにおいて、個々の半導体装置間を接続するLSIボー
ドの配線のテストや、このLSIボード上に実装された
半導体装置の機能テスト等のために、半導体装置の内部
回路の一部として、個々の半導体装置に内蔵されるバウ
ンダリスキャンレジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バウンダリスキャンレジスタは、IEE
E(Institute of Electrical and Electronics Engine
ers :電気電子技術者協会)1149.1(JTAG)
において規格化されたテスト回路であって、半導体装置
の各々の入力端子、出力端子、入出力端子等の信号端子
に対応して設けられ、例えばテスト用の制御信号によっ
て、全てのバウンダリスキャンレジスタを電気的にシリ
アル接続し、1本の大規模なスキャンチェーン(シフト
レジスタ)を構成するものである。
【0003】以下に、従来のバウンダリスキャンレジス
タの一例を示し、その問題点について説明する。
【0004】図3は、従来のバウンダリスキャンレジス
タの一例の構成回路図である。同図は、半導体装置の各
々の信号端子に対応して設けられるバウンダリスキャン
レジスタの内、半導体装置の入力端子に対応して設けら
れたバウンダリスキャンレジスタ群の一部を示したもの
で、各々のバウンダリスキャンレジスタ24は、マルチ
プレクサ(MUX1,MUX2)12,18、フリップ
フロップ(F.F1,F.F2)14,16、および、
インバータ20を有する。
【0005】ここで、半導体装置の入力端子から入力さ
れる入力信号は入力I/Oセル26に入力される。マル
チプレクサ12の一方の入力端子には入力I/Oセル2
6の出力信号PIが入力され、その他方の入力端子に
は、半導体装置のスキャンイン入力端子から入力される
スキャンイン信号SI、または、他のバウンダリスキャ
ンレジスタ24のフリップフロップ14の出力信号が入
力され、その選択入力端子には制御信号SDが入力され
る。
【0006】マルチプレクサ12の出力信号はフリップ
フロップ14のデータ入力端子に入力される。フリップ
フロップ14のクロック入力端子にはクロック信号CC
が入力され、その出力信号は、フリップフロップ16の
データ入力端子に入力されるとともに、他のバウンダリ
スキャンレジスタ24のマルチプレクサ12の他方の入
力端子に入力される、または、スキャンアウト信号SO
として半導体装置のスキャンアウト出力端子から出力さ
れる。
【0007】フリップフロップ16のクロック入力端子
にはクロック信号UCが入力される。また、マルチプレ
クサ18の一方の入力端子には入力I/Oセル26の出
力信号PIが入力され、その他方の入力端子にはフリッ
プフロップ16の出力信号が入力され、その選択入力端
子には制御信号MDが入力される。マルチプレクサ18
から出力される反転信号はインバータ20に入力され、
インバータ20の出力信号POは内部回路28に入力さ
れる。
【0008】なお、既に述べたように、バウンダリスキ
ャンレジスタは、半導体装置の各々の信号端子に対応し
て設けられる。従って、半導体装置の各々の出力端子に
も同一構成のバウンダリスキャンレジスタ24が設けら
れるが、出力端子の場合は入力端子の場合と反対に、入
力I/Oセル26の出力信号PIの代わりに内部回路2
8からの出力信号が入力され、インバータ20の出力信
号POが、図示していない出力I/Oセルを介して半導
体装置の出力端子から出力される。
【0009】LSIボードの配線テストを行う場合、ま
ず、制御信号SDによって、スキャンイン入力端子から
入力されるスキャンイン信号SI、または、他のバウン
ダリスキャンレジスタ24のフリップフロップ14の出
力信号がマルチプレクサ12から出力されるように設定
する。これにより、各々のマルチプレクサ12およびフ
リップフロップ14によって、スキャンイン入力端子と
スキャンアウト出力端子との間をシリアル接続する1本
のスキャンチェーンが構成される。
【0010】また、制御信号MDによって、マルチプレ
クサ18からフリップフロップ16の出力信号が出力さ
れるように設定する。これにより、内部回路28には、
マルチプレクサ18およびインバータ20を介して、半
導体装置の入力端子に対応して設けられたバウンダリス
キャンレジスタ24のフリップフロップ16の出力信号
が入力され、半導体装置の出力端子からは、半導体装置
の各々の出力端子に対応して設けられたバウンダリスキ
ャンレジスタのフリップフロップ16の出力信号が出力
される。
【0011】続いて、スキャンイン入力端子を介してス
キャンイン信号SIを順次入力しつつ、フリップフロッ
プ14にクロック信号CCを与え、スキャンチェーンの
前段のフリップフロップ14から、マルチプレクサ12
を介して、次段のフリップフロップ14へスキャンイン
信号SIを順次シフトし、半導体装置の各々の出力端子
に対応して設けられたバウンダリスキャンレジスタのフ
リップフロップ14に所定値を設定する。
【0012】続いて、フリップフロップ16にクロック
信号UCを与え、各々のフリップフロップ14の出力信
号を、これに対応する各々のフリップフロップ16に保
持することにより、半導体装置の出力端子に対応して設
けられたバウンダリスキャンレジスタのフリップフロッ
プ16の出力信号を各々の出力端子から出力する。これ
らの各々の出力端子から出力された出力信号は、LSI
ボードの配線を経由して、例えば他の半導体装置の各々
の入力端子へ入力信号として入力される。
【0013】各々の入力端子に入力信号が入力された半
導体装置において、制御信号SDにより、入力I/Oセ
ル26の出力信号PIがマルチプレクサ12から出力さ
れるように設定し、フリップフロップ14にクロック信
号CCを与えて、半導体装置の入力端子に対応して設け
られたバウンダリスキャンレジスタ24の各々のフリッ
プフロップ14に、これに対応する半導体装置の各々の
入力端子から入力された入力信号である入力I/Oセル
26の出力信号PIを保持する。
【0014】続いて、制御信号SDによって、スキャン
イン入力端子から入力されるスキャンイン信号SI、ま
たは、他のバウンダリスキャンレジスタ24のフリップ
フロップ14の出力信号がマルチプレクサ12から出力
されるように設定し、フリップフロップ14にクロック
信号CCを与えて、スキャンチェーンの前段のフリップ
フロップ14から次段のフリップフロップ14へフリッ
プフロップ14の出力信号を順次シフトし、フリップフ
ロップ14の出力信号をスキャンアウト信号SOとして
スキャンアウト出力端子から順次出力する。
【0015】このように、バウンダリスキャンレジスタ
24を内蔵した半導体装置が実装されたLSIボードで
は、スキャンイン入力端子からシリアル入力したスキャ
ンイン信号SIを半導体装置の各々の出力端子からパラ
レルに出力し、他の半導体装置の各々の入力端子へパラ
レルに入力される入力信号をスキャンアウト出力端子か
らスキャンアウト信号SOとしてシリアル出力すること
により、LSIボードの配線の良否を簡単にテストする
ことができる。
【0016】また、LSIボード上に実装された個々の
半導体装置の単体機能テストを行う場合も、まず、制御
信号SDによってスキャンチェーンが構成されるように
設定し、制御信号MDによって、マルチプレクサ18か
らフリップフロップ16の出力信号が出力されるように
設定した後、スキャンイン入力端子からスキャンイン信
号SIを順次入力して、半導体装置の各々の入力端子に
対応して設けられたバウンダリスキャンレジスタ24の
フリップフロップ14に所定値を設定する。
【0017】続いて、フリップフロップ14の出力信号
をこれに対応するフリップフロップ16に保持すること
により、半導体装置の各々の入力端子に対応して設けら
れたバウンダリスキャンレジスタ24のフリップフロッ
プ16の出力信号が内部回路28への入力信号として供
給される。従って、内部回路28は、半導体装置の各々
の入力端子に対応して設けられたバウンダリスキャンレ
ジスタ24のフリップフロップ16の出力信号の値に応
じて動作する。
【0018】続いて、制御信号SDによって、出力端子
に対応して設けられたバウンダリスキャンレジスタのマ
ルチプレクサ12から内部回路28の出力信号が出力さ
れるように設定し、各々のフリップフロップ14に内部
回路28から出力される出力信号を保持した後、再度、
制御信号SDによってスキャンチェーンが構成されるよ
うに設定し、フリップフロップ14に保持された信号を
スキャンアウト信号SOとしてスキャンアウト出力端子
から順次出力する。
【0019】このように、バウンダリスキャンレジスタ
24を内蔵した半導体装置が実装されたLSIボードで
は、スキャンイン入力端子からシリアル入力したスキャ
ンイン信号SIを内部回路28へパラレルに供給し、内
部回路28からパラレルに出力される出力信号をスキャ
ンアウト出力端子からスキャンアウト信号SOとしてシ
リアル出力することにより、LSIボード上に実装され
た半導体装置の機能テストを簡単に行うことができる。
【0020】ところで、上記バウンダリスキャンレジス
タ24は、既に述べたように、内部回路28の一部とし
て半導体装置に内蔵されるものである。従って、バウン
ダリスキャンレジスタ24を内蔵する半導体装置は、例
えばテスターによる半導体装置の最終的な出荷テストの
際に、内部回路28はもちろん、各々の信号端子に対応
して設けられたバウンダリスキャンレジスタ24の故障
検出も行う必要があることはいうまでもない。
【0021】例えば、マルチプレクサ12およびフリッ
プフロップ14の故障検出は、制御信号SDによって、
半導体装置の各々の入力端子からパラレルに入力される
入力信号をフリップフロップ14に保持し、または、ス
キャンイン入力端子からスキャンイン信号SIをシリア
ル入力してフリップフロップ14に所定値を設定し、こ
れをスキャンアウト出力端子からスキャンアウト信号S
Oとしてシリアル出力することにより簡単に行うことが
できる。
【0022】これに対し、フリップフロップ16および
マルチプレクサ18の故障検出は、例えば上述するLS
Iボード上に実装された半導体装置の機能テストを行う
場合と同じようにして、フリップフロップ16の出力信
号を内部回路に供給し、内部回路28からの出力信号を
半導体装置の出力端子から出力する、あるいは、この出
力端子に対応して設けられたバウンダリスキャンレジス
タ24によってシリアル出力すれば、困難ではあるが行
うことができる。
【0023】しかし、フリップフロップ16およびマル
チプレクサ18の故障検出を行うためには、半導体装置
の入力端子から入力信号を入力して入力I/Oセル26
の故障検出を行う場合に等しいテストパターンを作成す
る必要があるが、内部回路28からの出力信号によって
入力信号のトグル状態を判断しなければならないため、
内部回路28の論理に詳しい設計者等でなければテスト
パターンの作成が困難であるし、回路規模に応じてテス
トパターンも増大するという問題点があった。
【0024】また、フリップフロップ16およびマルチ
プレクサ18の故障検出を行うためには、上記入力I/
Oセル26の故障検出を行う場合のテストパターンで、
半導体装置の入力端子からパラレル入力される入力信号
をスキャンイン入力端子からシリアル入力して、スキャ
ンチェーンを構成する各々のフリップフロップ16に設
定する必要があるために、入力I/Oセル26の故障検
出を行う場合のテストパターンをスキャンテスト用のテ
ストパターンに変換する必要がある。
【0025】このため、フリップフロップ16およびマ
ルチプレクサ18の故障検出を行うためのスキャンテス
ト用のテストパターンは、内部回路28の論理の複雑さ
や半導体装置の入力端子数の増加に依存して、入力I/
Oセル26の故障検出を行う場合のテストパターンより
もさらに膨大なものとなり、限られたテスターのパター
ンメモリに納まりきらないか、あるいは、納まったとし
てもテスト時間が非常に長くなり、テストコストも増大
するという問題点があった。
【0026】これに対し、本発明者は、例えば特開平6
−148290号公報において、フリップフロップ16
およびマルチプレクサ18の故障検出を容易に行うこと
ができるバウンダリスキャンレジスタを提案している。
【0027】ここで、図4に、上記公報において開示さ
れたバウンダリスキャンレジスタの一例の構成回路図を
示す。図示例のバウンダリスキャンレジスタ30は、図
3に示されるバウンダリスキャンレジスタ24におい
て、さらにマルチプレクサ32を有するものである。な
お、これ以外の構成要素はバウンダリスキャンレジスタ
24と同じであるため、同一の構成要素に同一の符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0028】すなわち、追加されたマルチプレクサ32
の一方の入力端子には、図示していない入力I/Oセル
の出力信号PIが入力され、その他方の入力端子にはマ
ルチプレクサ18から出力される反転信号PO ̄が入力
され、その選択入力端子には制御信号BTが入力され
る。なお、マルチプレクサ12の一方の入力端子には、
図示していない入力I/Oセルの出力信号PIの代わり
に、マルチプレクサ32の出力信号が入力される。
【0029】図示例のバウンダリスキャンレジスタ30
では、例えば制御信号BTによって、図示していない入
力I/Oセルの出力信号PIがマルチプレクサ32から
出力されるように設定した場合の動作は、図3に示され
るバウンダリスキャンレジスタ24の動作と全く同じで
ある。また、マルチプレクサ12およびフリップフロッ
プ14の故障検出も、バウンダリスキャンレジスタ24
の場合と全く同じようにして行うことができる。
【0030】また、バウンダリスキャンレジスタ30に
おいて、フリップフロップ16およびマルチプレクサ1
8の故障検出は、以下のようにして行われる。
【0031】まず、制御信号BTによって、入力I/O
セルの出力信号PIがマルチプレクサ32から出力され
るように設定し、制御信号SDによって、マルチプレク
サ32の出力信号がマルチプレクサ12から出力される
ように設定し、かつ、制御信号MDによって、フリップ
フロップ16の出力信号がマルチプレクサ18から出力
されるように設定した後、半導体装置の各々の入力端子
から入力信号を入力し、各々対応するフリップフロップ
14にパラレルに保持する。
【0032】または、制御信号SDによって、他のバウ
ンダリスキャンレジスタ30のフリップフロップ14の
出力信号がマルチプレクサ12から出力されるように設
定し、かつ、制御信号MDによって、フリップフロップ
16の出力信号がマルチプレクサ18から出力されるよ
うに設定した後、スキャンイン入力端子からスキャンイ
ン信号SIをシリアル入力して、各々のバウンダリスキ
ャンレジスタ30のフリップフロップ14に所定値を設
定する。
【0033】続いて、制御信号BTによって、マルチプ
レクサ18から出力される反転信号PO ̄がマルチプレ
クサ32から出力されるように設定し、かつ、制御信号
SDによって、マルチプレクサ32の出力信号がマルチ
プレクサ12から出力されるように設定した後、フリッ
プフロップ14の出力信号をフリップフロップ16に保
持し、マルチプレクサ32,12を介して、マルチプレ
クサ18により反転されたフリップフロップ16の出力
信号をフリップフロップ14に保持する。
【0034】すなわち、この段階で、フリップフロップ
14には、半導体装置の各々の入力端子からパラレル入
力された入力信号の反転信号、または、スキャンイン入
力端子からシリアル入力されたスキャンイン信号SIの
反転信号が保持される。従って、フリップフロップ14
に保持された反転信号をスキャンアウト出力端子からシ
リアル出力し、これが反転信号であることを確認するこ
とにより、フリップフロップ16およびマルチプレクサ
18の故障検出を行うことができる。
【0035】このように、バウンダリスキャンレジスタ
30においては、マルチプレクサ32を設けたことによ
って、マルチプレクサ18から出力される反転信号PO
 ̄をフリップフロップ14に保持し、これをシリアル出
力することができる。従って、内部回路とバウンダリス
キャンレジスタ30とを論理的に分離して故障検出を行
うことができ、内部回路の故障検出とは独立にバウンダ
リスキャンレジスタ30単体の故障検出を容易に行うこ
とができるという利点がある。
【0036】しかしながら、バウンダリスキャンレジス
タ30においては、図3に示されるバウンダリスキャン
レジスタ24と比べ、半導体装置の入力端子に対応して
設けられるバウンダリスキャンレジスタ30毎にマルチ
プレクサ32が必要になる。また、バウンダリスキャン
レジスタは、基本的に、各々の信号端子に応じて設けら
れるものであるため、半導体装置の入力端子数が増加す
るにつれて、バウンダリスキャンレジスタ30の回路規
模が増大するという問題点があった。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、回路規模を増大
させることなく、内部回路から独立して故障検出を容易
に行うことができるバウンダリスキャンレジスタを提供
することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を行った結果、バウンダリスキャン
レジスタが、基本的に、半導体装置の信号端子に対応し
て設けられるものであり、なおかつ、半導体装置の入力
端子に対応して設けられる入力I/Oセルが、一般的
に、入出力I/Oセルの出力バッファを未使用とし、入
力バッファだけを使用しているということに着目し、こ
の入出力I/Oセルの未使用の出力バッファを利用する
ことにより、上記目的を達成することができることを見
い出し、これに基づいて本発明を完成させるに至った。
【0039】すなわち、上記目的を達成するために、本
発明は、入力バッファおよび出力バッファを有する入出
力I/Oセルが、各々の入力端子に対応して設けられた
半導体装置において、この半導体装置の各々の入力端子
に対応して設けられるバウンダリスキャンレジスタであ
って、前記半導体装置の入力端子から入出力I/Oセル
の入力バッファを介して入力される入力信号、または、
スキャンイン信号のいずれかを選択的に出力する第1の
マルチプレクサと、この第1のマルチプレクサの出力信
号を保持し、スキャンアウト信号を出力する第1のフリ
ップフロップと、この第1のフリップフロップの出力信
号を保持する第2のフリップフロップと、前記半導体装
置の入力端子から入出力I/Oセルの入力バッファを介
して入力される入力信号、または、前記第2のフリップ
フロップの出力信号のいずれかを選択的に出力する第2
のマルチプレクサと、この第2のマルチプレクサの出力
信号を反転出力するインバータとを有し、前記バウンダ
リスキャンレジスタの出力(POまたはPO ̄)は、前
記入出力I/Oセルの出力バッファに入力されているこ
とを特徴とするバウンダリスキャンレジスタを提供する
ものである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のバウンダリスキャンレジスタ
を詳細に説明する。
【0041】図1は、本発明のバウンダリスキャンレジ
スタの一実施例の構成回路図である。図示例のバウンダ
リスキャンレジスタ10は、図3に示されるバウンダリ
スキャンレジスタ24と比較して、入力I/Oセル26
の代わりに入出力I/Oセル22を用い、マルチプレク
サ18から出力される反転信号PO ̄を入出力I/Oセ
ル22の出力バッファに入力した点を除いて全く同じで
あるから、同一の構成要素には同一の符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0042】すなわち、バウンダリスキャンレジスタ1
0は、基本的に、図3に示されるバウンダリスキャンレ
ジスタ24と全く同じ、マルチプレクサ(MUX1)1
2、フリップフロップ(F.F1)14、フリップフロ
ップ(F.F2)16、マルチプレクサ(MUX2)1
8、および、インバータ20を有する。
【0043】なお、本実施例では、フリップフロップ1
6を用いているが、フリップフロップ16の代わりにラ
ッチを用いてもよい。また、マルチプレクサ18は、出
力信号が反転されるものを用いているが、これに限定さ
れず、出力信号が反転されないものを用いてもよい。こ
の場合、マルチプレクサ18から出力される信号を出力
信号POとして内部回路に供給し、マルチプレクサ18
の出力信号POをインバータ20で反転した信号を反転
信号PO ̄とすればよい。
【0044】また、入出力I/Oセル22は、入力バッ
ファ22aと、出力バッファ22bとを有する。半導体
装置の入出力端子PADから入力される入力信号は、入
力バッファ22aに入力される。上述するように、出力
バッファ22bには、バウンダリスキャンレジスタ10
のマルチプレクサ18から出力される反転信号PO ̄が
入力され、その出力制御端子には制御信号BTが入力さ
れ、その出力信号は入力バッファ22aに入力される。
【0045】ここで、例えばゲートアレイ方式等のセミ
カスタムLSIでは、一般的に、入出力I/Oセル22
の出力バッファ22bの入力端子を‘1’または‘0’
に固定し、かつ、図示例の入出力I/Oセル22の場合
には、出力制御端子を非アクティブ状態である‘1’に
固定して出力バッファ22bを常に未使用状態としてお
くことにより、入出力I/Oセル22の入力バッファ2
2aを入力I/Oセルとして使用する。
【0046】また、上述するセミカスタムLSIでは、
一般的に、入出力I/Oセル22の入力バッファ22a
の出力信号PIをどこにも入力せずに開放し、未使用状
態としておくことにより、入出力I/Oセル22の出力
バッファ22bを出力I/Oセルとして使用する。すな
わち、入出力I/Oセル22を使用することにより、こ
れを入力I/Oセル、出力I/Oセル、または、入出力
I/Oセルのいずれにも使用することができるという利
点がある。
【0047】従って、半導体装置の入力端子に対応して
設けられる入力I/Oセルとしては、一般的に、図1に
示される入出力I/Oセル22が用いられており、この
入出力I/Oセル22の出力バッファ22bは、通常、
上述するように未使用状態とされている。本発明のバウ
ンダリスキャンレジスタ10では、この未使用状態の出
力バッファ22bを利用するため、図3に示されるバウ
ンダリスキャンレジスタ24と比べて、内部回路として
の回路規模は全く増加されない。
【0048】なお、例えばスタンダードセル方式等のセ
ミカスタムLSIやフルカスタムLSI等では、一般的
に、入力専用の入力I/Oセルを使用するが、これに本
発明のバウンダリスキャンレジスタ10を適用するため
には、単純に入力I/Oセルの代わりに入出力I/Oセ
ル22を使用すればよい。この場合もI/Oセルは、内
部回路が配置されるコア領域ではなく、I/Oセル領域
に配置されるため、内部回路は全く増加されない。
【0049】このように、本発明のバウンダリスキャン
レジスタ10によれば、バウンダリスキャンレジスタ1
0に対して過不足なく存在する入出力I/Oセル22の
本来未使用である出力バッファ22bをバウンダリスキ
ャンレジスタ10の構成要素の一部として利用するた
め、バウンダリスキャンレジスタ10の回路規模は増加
しないし、たとえ半導体装置の入力端子数が増加した場
合であっても、内部回路は全く増加しないという利点が
ある。
【0050】本発明のバウンダリスキャンレジスタ10
において、例えば制御信号BTを‘1’として、入出力
I/Oセル22の出力バッファ22bの出力制御端子を
非アクティブ状態に設定した場合の動作は、図3に示さ
れるバウンダリスキャンレジスタ24の動作と全く同じ
であり、バウンダリスキャンレジスタ24の場合と全く
同じようにして、LSIボードの配線テストや、LSI
ボード上に実装された半導体装置の機能テストを行うこ
とができる。
【0051】すなわち、バウンダリスキャンレジスタ1
0を内蔵した半導体装置が実装されたLSIボードで
は、スキャンイン入力端子からシリアル入力したスキャ
ンイン信号SIを半導体装置の各々の出力端子からパラ
レルに出力し、他の半導体装置の各々の入力端子へパラ
レルに入力される入力信号をスキャンアウト出力端子か
らスキャンアウト信号SOとしてシリアル出力すること
により、LSIボードの配線の良否を簡単にテストする
ことができる。
【0052】また、バウンダリスキャンレジスタ10を
内蔵した半導体装置が実装されたLSIボードでは、ス
キャンイン入力端子からシリアル入力したスキャンイン
信号SIを内部回路へパラレルに供給し、内部回路から
パラレルに出力される出力信号をスキャンアウト出力端
子からスキャンアウト信号SOとしてシリアル出力する
ことにより、LSIボード上に実装された半導体装置の
機能テストを簡単に行うことができる。
【0053】一方、半導体装置の最終出荷テスト時にお
けるバウンダリスキャンレジスタ10自身の故障検出に
ついても容易に行うことができる。まず、マルチプレク
サ12およびフリップフロップ14の故障検出は、制御
信号BTによって、入出力I/Oセル22の出力バッフ
ァ22bの出力制御端子を非アクティブ状態に設定する
ことにより、バウンダリスキャンレジスタ24の場合と
全く同じようにして行うことができる。
【0054】すなわち、マルチプレクサ12およびフリ
ップフロップ14の故障検出は、例えば制御信号SDに
よって、半導体装置の各々の入出力端子PADからパラ
レルに入力される入力信号を各々のフリップフロップ1
4に保持し、または、スキャンイン入力端子からスキャ
ンイン信号SIをシリアル入力してフリップフロップ1
4に所定値を設定し、これをスキャンアウト出力端子か
らスキャンアウト信号SOとしてシリアル出力すること
により簡単に行うことができる。
【0055】また、バウンダリスキャンレジスタ10に
おいて、フリップフロップ16およびマルチプレクサ1
8の故障検出は、以下のようにして行われる。ここで、
図2に、本発明のバウンダリスキャンレジスタの動作を
表す一実施例のタイミングチャートを示す。以下、この
図2に示されるタイミングチャートを参照しながら、フ
リップフロップ16およびマルチプレクサ18の故障検
出時の動作について説明する。
【0056】まず、第1のフェーズPH1において、制
御信号BTを‘0’として、入出力I/Oセル22の出
力バッファ22bの出力制御端子をアクティブ状態と
し、制御信号SDを‘1’として、他のバウンダリスキ
ャンレジスタ10のフリップフロップ14の出力信号が
マルチプレクサ12から出力されるように設定し、か
つ、制御信号MDを‘1’として、フリップフロップ1
6の出力信号がマルチプレクサ18から出力されるよう
に設定する。
【0057】これにより、各々のバウンダリスキャンレ
ジスタ10のマルチプレクサ12およびフリップフロッ
プ14によって、スキャンイン入力端子とスキャンアウ
ト出力端子との間をシリアルに接続する1本のスキャン
チェーンが構成される。また、マルチプレクサ18から
は、フリップフロップ16の出力信号の反転信号PO ̄
が出力され、入出力I/Oセル22の出力バッファ22
bからは、マルチプレクサ18から出力される反転信号
PO ̄が出力される。
【0058】その後、スキャンイン信号SIとしてスキ
ャンイン入力端子を介して信号列DIを順次入力しつ
つ、これに同期してフリップフロップ14にクロック信
号CCを与え、スキャンチェーンの前段のフリップフロ
ップ14から、マルチプレクサ12を介して、次段のフ
リップフロップ14へスキャンイン信号SIを順次シフ
トし、信号端子に対応して設けられたバウンダリスキャ
ンレジスタ10の各々のフリップフロップ14に信号列
DIを設定する。
【0059】第2のフェーズPH2において、まず、制
御信号SDを‘0’として、入出力I/Oセル22の入
力バッファ22aの出力信号PIがマルチプレクサ12
から出力されるように設定しておく。続いて、フリップ
フロップ16にクロック信号UCを与え、各々のフリッ
プフロップ14に保持された信号列DIを、これに対応
する各々のフリップフロップ16にパラレルに保持す
る。
【0060】これにより、各々のフリップフロップ16
に保持された信号列DIは、マルチプレクサ18により
反転される。マルチプレクサ18から出力される反転信
号PO ̄すなわち信号列DI ̄は、入出力I/Oセル2
2の出力バッファ22bを介して半導体装置の入出力端
子PADから出力され、同時に、入出力I/Oセル22
の入力バッファ22a、および、マルチプレクサ12を
介してフリップフロップ14のデータ入力端子に入力さ
れる。
【0061】第3のフェーズにおいて、フリップフロッ
プ14にクロック信号CCを与え、各々のフリップフロ
ップ14に、マルチプレクサ12を介して入力された入
力バッファ22aの出力信号PIを保持する。すなわ
ち、この段階で、各々のフリップフロップ14には、ス
キャンイン入力端子からシリアル入力されたスキャンイ
ン信号SIである信号列DIを反転した信号列DI ̄が
保持される。
【0062】第4のフェーズにおいて、まず、制御信号
SDを‘1’として、マルチプレクサ12およびフリッ
プフロップ14によりスキャンチェーンが構成されるよ
うに設定した後、フリップフロップ14にクロック信号
CCを与え、スキャンチェーンの前段のフリップフロッ
プ14から、マルチプレクサ12を介して、次段のフリ
ップフロップ14へ信号列DI ̄を順次シフトし、スキ
ャンアウト信号SOとしてスキャンアウト出力端子から
順次出力する。
【0063】このように、バウンダリスキャンレジスタ
10においては、入出力I/Oセル22の出力バッファ
22bおよび入力バッファ22aを介して、マルチプレ
クサ18から出力される反転信号PO ̄をフリップフロ
ップ14に保持し、これをシリアル出力することができ
る。従って、バウンダリスキャンレジスタ10の故障検
出を内部回路から論理的に分離して容易に行うことがで
きるし、テストパターンの自動生成(ATPG:Auto T
est Pattern Generation)化も容易である。
【0064】なお、本発明のバウンダリスキャンレジス
タ10では、半導体装置の最終出荷テストの時には、テ
スター上で各々の入出力端子PADからパラレルに出力
される信号列DI ̄をモニターすることができる。従っ
て、図2に示されるタイミングチャートの第1〜第4の
フェーズの内、第1および第2のフェーズを実行した
後、入出力端子PADから出力される信号列DI ̄をモ
ニターすることにより、上記第3および第4のフェーズ
の動作を省略することもできる。
【0065】このように、入出力端子PADから出力さ
れる信号列をモニターすることにより、テストパターン
やテスト時間を短縮することができ、テストコストを削
減することができる。なお、入出力端子PADから出力
される信号列をモニターする場合には、入出力端子PA
Dから、マルチプレクサ18によって反転出力された反
転信号PO ̄が出力されるようにしてもよいし、インバ
ータ20によってさらに反転出力された出力信号POが
出力されるようにしてもよい。
【0066】以上、本発明のバウンダリスキャンレジス
タについて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限
定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種
々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のバウ
ンダリスキャンレジスタは、バウンダリスキャンレジス
タの出力信号を、入出力I/Oセルの本来未使用である
出力バッファに入力したものである。これにより、本発
明のバウンダリスキャンレジスタによれば、半導体装置
の入力端子数が増加した場合であっても、バウンダリス
キャンレジスタのためのテスト回路の回路規模が増加す
ることはないし、内部回路から論理的に分離して、バウ
ンダリスキャンレジスタの故障検出を容易に行うことが
でき、テストパターンのATPG化も容易である。ま
た、本発明のバウンダリスキャンレジスタによれば、半
導体装置の最終出荷テストの時に、バウンダリスキャン
レジスタの出力信号を入出力端子において直接モニター
することもできるため、テストパターンやテスト時間を
短縮することができ、結果的にテストコストを削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバウンダリスキャンレジスタの一実
施例の構成回路図である。
【図2】 本発明のバウンダリスキャンレジスタの動作
を表す一実施例のタイミングチャートである。
【図3】 従来のバウンダリスキャンレジスタの一例の
構成回路図である。
【図4】 従来のバウンダリスキャンレジスタの別の例
の構成回路図である。
【符号の説明】
10,24,30 バウンダリスキャンレジスタ 12,18,32 マルチプレクサ 14,16 フリップフロップ 20 インバータ 22 入出力I/Oセル 22a 入力バッファ 22b 出力バッファ 26 入力I/Oセル 28 内部回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力バッファおよび出力バッファを有する
    入出力I/Oセルが、各々の入力端子に対応して設けら
    れた半導体装置において、この半導体装置の各々の入力
    端子に対応して設けられるバウンダリスキャンレジスタ
    であって、 前記半導体装置の入力端子から入出力I/Oセルの入力
    バッファを介して入力される入力信号、または、スキャ
    ンイン信号のいずれかを選択的に出力する第1のマルチ
    プレクサと、この第1のマルチプレクサの出力信号を保
    持し、スキャンアウト信号を出力する第1のフリップフ
    ロップと、この第1のフリップフロップの出力信号を保
    持する第2のフリップフロップと、前記半導体装置の入
    力端子から入出力I/Oセルの入力バッファを介して入
    力される入力信号、または、前記第2のフリップフロッ
    プの出力信号のいずれかを選択的に出力する第2のマル
    チプレクサと、この第2のマルチプレクサの出力信号を
    反転出力するインバータとを有し、 前記バウンダリスキャンレジスタの出力(POまたはP
    O ̄)は、前記入出力I/Oセルの出力バッファに入力
    されていることを特徴とするバウンダリスキャンレジス
    タ。
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