JPH1126067A - スライド嵌合型コネクタ - Google Patents

スライド嵌合型コネクタ

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JPH1126067A
JPH1126067A JP9172227A JP17222797A JPH1126067A JP H1126067 A JPH1126067 A JP H1126067A JP 9172227 A JP9172227 A JP 9172227A JP 17222797 A JP17222797 A JP 17222797A JP H1126067 A JPH1126067 A JP H1126067A
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利文 松浦
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
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晋司 兒玉
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6275Latching arms not integral with the housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド部材を嵌合方向へ押すだけで多極の
雌,雄両コネクタハウジングの嵌合作業が簡単にできる
小型のスライド嵌合型コネクタを提供する。 【解決手段】 雌,雄両コネクタハウジング20,40
をその嵌脱方向にスライドするスライド部材30とレバ
ー50で嵌脱させるスライド嵌合型コネクタ10であっ
て、スライド部材30を一方のコネクタハウジング40
に摺動自在に外装し、このスライド部材30の往動時に
レバー50の先端部55が他方のコネクタハウジング2
0の一方の係合部24に係合して他方のコネクタハウジ
ング20に一方のコネクタハウジング40を引き込んで
両コネクタハウジング20,40相互を嵌合させると共
に、スライド部材30の復動時にレバー50の先端部5
6が他方のコネクタハウジング20の他方の係合部26
に係合して両コネクタハウジング20,40相互を離脱
させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多極の雌,雄両コ
ネクタハウジングの嵌脱(嵌合、離脱)方向にスライド
部材を往復スライド移動させ、該スライド部材の小さな
操作力で回動するレバーのてこ作用により両コネクタハ
ウジング同士を容易に嵌脱させるようにしたスライド嵌
合型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、てこ作用を利用したレバー式コ
ネクタとして、図6(a),(b)に示すものがある。
このレバー式コネクタ1は、多極の雌コネクタハウジン
グ2を備えていて、該雌コネクタハウジング2のフレー
ム支持部3にスライド溝4を形成してある。このスイラ
イド溝4には枠形のレバー5の一端下側に突設した摺動
軸6をスライド自在に支持してある。また、枠形のレバ
ー5内には、雌コネクタハウジング2に嵌脱される一対
の雄コネクタハウジング7,7を支軸8を介して回動自
在に支持してある。
【0003】そして、レバー5の他端上側に突設したレ
バー操作部9を上下方向に操作させて、摺動軸6を支点
としてレバー5を回動することにより両コネクタハウジ
ング2,7同士が相互に嵌脱されるようになっている。
尚、このレバー式コネクタ1に関する類似技術は、実開
平6−79080号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレバー式コネクタ1では、例えば雌コネクタハウジ
ング2が見えない部位の狭い取付空間等において雄コネ
クタハウジング7を雌コネクタハウジング2に嵌合させ
る作業をする場合に、レバー5の支点となる摺動軸6を
雌コネクタハウジング2のフレーム支持部3のスライド
溝4に位置合わせして挿入係合する作業が手探りの作業
で熟練を要し、両コネクタハウジング2,7の嵌合作業
が煩雑であった。特に、両コネクタハウジング2,7の
嵌合時においては、両コネクタハウジング2,7の仮嵌
合と、レバー操作部9の押圧操作の2段階の作業が必要
となり、レバー5を持ち替える必要があった。また、雄
コネクタハウジング7を支持しているレバー5の両端側
に摺動軸6とレバー操作部9が突出しているため、コネ
クタ全体が大型化した。さらに、外的負荷力等によりレ
バー5の摺動軸6がフレーム支持部3のスライド溝4か
ら外れたり、レバー5の両端側に突出している摺動軸6
とレバー操作部9が破損する虞があった。
【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、スライド部材を嵌脱方向に小
さな操作力によりスライド操作するだけで該スライド部
材に内包されたレバーのてこ作用により両コネクタハウ
ジング相互の嵌脱作業を容易に行うことができる操作性
の良い小型のスライド嵌合型コネクタを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雌,
雄両コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングに
スライド部材を往復スライド移動自在に設け、このスラ
イド部材に該スライド部材の往復動により回動するレバ
ーの基端部を支軸を介して回動自在に支持し、このレバ
ーの中途部を前記一方のコネクタハウジングの作用点部
に連係させると共に、前記両コネクタハウジングを嵌脱
させる際に該レバーの先端部側を他方のコネクタハウジ
ングの一対の係合部に係合、離反自在にしたスライド嵌
合型コネクタであって、前記スライド部材を前記両コネ
クタハウジングの嵌脱方向に往復スライド移動自在に設
け、このスライド部材の往動時に前記レバーの先端部が
前記他方のコネクタハウジングの一方の係合部に係合し
て該他方のコネクタハウジングに前記一方のコネクタハ
ウジングを引き込んで両コネクタハウジング相互を嵌合
させると共に、該スライド部材の復動時に前記レバーの
先端部が前記他方のコネクタハウジングの他方の係合部
に係合して前記両コネクタハウジング相互を離脱させる
ように構成したことを特徴とする。
【0007】このスライド嵌合型コネクタでは、スライ
ド部材を嵌脱方向にスライド操作するだけで、両コネク
タハウジング相互の嵌脱作業が容易に行われる。この
際、スライド部材の小さな操作力によるレバーのてこ作
用により両コネクタハウジング同士はスムーズかつ確実
に嵌脱される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のスライ
ド嵌合型コネクタであって、前記一方のコネクタハウジ
ングに前記スライド部材を摺動自在に外装し、このスラ
イド部材と前記一方のコネクタハウジングとの間に前記
レバーを介在したことを特徴とする。
【0009】このスライド嵌合型コネクタでは、レバー
がスライド部材に内包されて外側に突出することがない
ので、外的負荷力等により従来のようにレバー等が破損
することがない。これにより、レバーのてこ作用の機能
が損なわれることなく、常に安定した状態で両コネクタ
ハウジング同士の嵌脱が確実に行われる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載のスライ
ド嵌合型コネクタであって、前記レバーの中途部に長孔
を形成し、この長孔を前記一方のコネクタハウジングの
作用点部としての支持ピンに摺動自在に係合させ、前記
レバーの先端部側を前記他方のコネクタハウジングの一
対の係合部に係合、離反自在にしたことを特徴とするも
のである。
【0011】このスライド嵌合型コネクタでは、レバー
の長さが短くて済み、コネクタ全体の小型化が図られ
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項1記載のスライ
ド嵌合型コネクタであって、前記スライド部材を四角筒
状に形成し、この四角筒状のスライド部材の上,下壁の
中央の相対向する位置にスリットをそれぞれ設け、これ
ら各スリットのうちの一方のスリット内に支軸を介して
前記レバーの基端部を回動自在に支持すると共に、他方
のスリットに前記レバーの先端部を挿入、離反自在にし
たことを特徴とする。
【0013】このスライド嵌合型コネクタでは、1つの
レバーのてこ作用により多極の雌,雄両コネクタハウジ
ング相互の嵌脱作業が容易かつ確実に行われると共に、
部品点数が削減されてコネクタ全体の低コスト化が図ら
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態のスライド嵌合
型コネクタの嵌合前の状態を示す断面図、図2は同スラ
イド嵌合型コネクタの嵌合前の雌コネクタハウジングと
雄コネクタハウジングとを底面側から見た斜視図であ
る。
【0016】図1,図2に示すように、スライド嵌合型
コネクタ10は、後壁21より四角筒状のフード部22
内に複数の雄端子29が突設されると共に、該後壁21
の背面側が基板11に固定された合成樹脂製で雌型のコ
ネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)20
と、この雌型のコネクタハウジング20のフード部22
内に往復スライド移動自在に遊嵌される合成樹脂製で四
角筒状のスライドカバー(スライド部材)30と、この
スライドカバー30内に往復スライド移動自在に支持さ
れた合成樹脂製の直方体状で一対の雄型のコネクタハウ
ジング(一方のコネクタハウジング)40,40と、上
記スライドカバー30の中央の一対の雄型のコネクタハ
ウジング40,40間に配設されて該スライドカバー3
0の往復スライド移動により揺動(回動)し、てこ作用
により固定側の雌型のコネクタハウジング20に可動側
の各雄型のコネクタハウジング40を嵌脱(嵌合、離
脱)させる合成樹脂製のレバー50とで構成されてい
る。
【0017】雌型のコネクタハウジング20のフード部
22の上壁22aの中央部には矩形の開口部23を形成
してある。この開口部23の前端からフード部22の上
壁22aの内面にはブロック状の突起部(一方の係合
部)24を一体突出形成してある。この突起部24の後
面と開口部23の前端面が係合面24aとなっている。
また、雌型のコネクタハウジング20のフード部22の
下壁22bの内面側中央には、前端から後壁21に連な
る溝状の凹部(レバー案内部)25を形成してある。こ
の凹部25の後端から上記開口部23に対向する後壁2
1の内面中央にはリブ(他方の係合部)26を一体突出
形成してある。このリブ26の凹部25側から中央まで
が平坦面26aになっていると共に,該中央から上記開
口部23にかけてテーパ面(斜面)26bを形成してあ
る。
【0018】さらに、雌型のコネクタハウジング20の
フード部22の一側壁22cの中央には、図2及び図5
(a),(b),(c)に示すように、略L字状で可撓
性の解除アーム(解除部材)27を一体突出形成してあ
る。この解除アーム27の基部の一側壁22cの連結部
を除いた周囲はコ字状に切り欠かれた係合孔(係合部)
28になっていて、該解除アーム27はその外面前側の
押圧部27aを押圧操作することにより、その内面前側
の前端角部(解除部)27bが内側(係合孔28側)に
突出するようになっている。
【0019】図2,図3に示すように、スライドカバー
30は合成樹脂により四角筒状に形成してあり、雄型の
各コネクタハウジング40に対して摺動自在に外装され
ていると共に、両コネクタハウジング20,40の嵌脱
時に雌型のコネクタハウジング20のフード部22内に
摺動自在になっている。この四角筒状のスライドカバー
30の外周面の前端側には環鍔状の操作部31を一体突
出形成してある。さらに、スライドカバー30の上,下
壁32,33の中央の相対向する位置には長短のスリッ
ト32a,33aをそれぞれ形成してあり、下側の短ス
リット(一方のスリット)33aの相対向する内面には
レバー50の基端部51を回動自在に支持する一対の支
軸34,34を一体突出形成してあると共に、上側の長
スリット(他方のスリット)32a内にはレバー50の
先端側を挿入、離反自在にしてある。
【0020】さらに、スライドカバー30の一側壁35
の中央前側には、可撓性アーム(可撓性部材)36を一
体形成してある。即ち、この可撓性アーム36はスライ
ドカバー30の一側壁35の前側に平行になるように形
成された一対の切欠部38,38間に薄肉状に一体形成
されていて、内側に弾性変形自在になっている。そし
て、この可撓性アーム36の中央には断面台形状の係止
部37を一体突出形成してある。この係止部37の雌型
のコネクタハウジング20側には図5(a)に示すよう
にテーパ面37bを形成してあり、通常は該係止部37
の平坦面37aと解除アーム27の前端角部27bとが
当接或いは近接して、可撓性アーム36の係止部37と
解除アーム27側の係合孔28との係止(ロック)によ
り両コネクタハウジング20,40の嵌合状態を係止自
在してある。また、解除アーム27の押圧部27aの押
圧操作時に係止部37の平坦面37aが解除アーム27
の前端角部27bに押されて可撓性アーム36が内側に
撓んで解除アーム27の前角部27bと係止部37のテ
ーパ面37bとが当接することにより、可撓性アーム3
6の係止部37と解除アーム27側の係合孔28との係
止状態(ロック状態)が解除されると共に、雌型のコネ
クタハウジング20及び雄型のコネクタハウジング40
に対してスライドカバー30が外側に少し飛び出して該
スライドカバー30が引き出し易くなっている。
【0021】図2に示すように、雄型のコネクタハウジ
ング40は合成樹脂により略直方体状に形成してあり、
その前後面間にかけて複数の端子収容室41をそれぞれ
形成してある。この各端子収容室41には、両コネクタ
ハウジング20,40の嵌合時に、雌型のコネクタハウ
ジング20の各雄端子29と電気的に接続されて両コネ
クタハウジング20,40相互の電気的導通が図られる
図示しない雌端子が収容してある。この各雌端子には図
示しないワイヤハーネスを接続してある。また、雄型の
一対のコネクタハウジング40,40間にレバー50を
介在してある。即ち、雄型の各コネクタハウジング40
の相対向する側面の中央の前側には、レバー50の作用
点となる円柱状の支持ピン(作用点部)42を一体成
形、圧入等により突出形成してある。
【0022】レバー50は合成樹脂により略矩形板状に
形成してあり、その円弧状の基端部51の中央に丸孔5
2を形成してある。この丸孔52にスライドカバー30
の下側の短スリット33aの一対の支軸34,34を嵌
め込むことにより、レバー50の基端部51を回動自在
に枢支してある。また、レバー50の中途部53には長
孔(作用点受部)54を形成してあり、この長孔54を
雄型のコネクタハウジング40の支持ピン42に摺動自
在に係合してある。さらに、レバー50の先端側は前後
に略三角板状に突出した一対の先端部55,56となっ
ていて、前側の先端部(一方の先端部)55は雌型のコ
ネクタハウジング20の一方の係合部としての突起部2
4に係合、離反自在になっていると共に、後側の先端部
(他方の先端部)56は雌型のコネクタハウジング20
の他方の係合部としてのリブ26に係合、離反自在にな
っている。さらに、レバー50の基端部51から雄型の
コネクタハウジング40の支持ピン42に枢支(連係)
される中途部53までの距離を、該中途部53から先端
部55、56までの距離よりも長くなるように形成して
ある。
【0023】以上実施形態のスライド嵌合型コネクタ1
0によれば、図1,図2に示す雌型のコネクタハウジン
グ20と雄型の各コネクタハウジング40の嵌合前(分
離状態)においては、レバー50はスライドカバー30
の支軸34と雄型の各コネクタハウジング40の支持ピ
ン42間にて傾斜した状態になっている。この状態よ
り、図4(a)に示すように、固定側の雌型のコネクタ
ハウジング20のフード部22内に雄型の各コネクタハ
ウジング40を内包したスライドカバー30の先端側を
挿入して仮嵌合させた後、該スライドカバー30を両コ
ネクタハウジング20,40の嵌合方向(図4(a)中
矢印Aで示す往動方向)に押圧操作して押し込むと、レ
バー50の後側の先端部56が雌型のコネクタハウジン
グ20のフード部22内のリブ26の平坦面26aから
テーパ面26bに接することによりスライドカバー30
の初期の往動でレバー50だけが回転して該レバー50
の前側の先端部55が雌型のコネクタハウジング20の
開口部23内の上方に飛び出し、図4(b)に示すよう
に、レバー50の前側の先端部55が突起部24の係合
面24aと当接して支点を形成する。
【0024】この状態より、図4(c)に示すように、
スライドカバー50を嵌合方向にさらに押圧操作して押
し込むと、レバー50のてこ作用(レバー50の基端部
51の丸孔52を力点、雄型のコネクタハウジング40
の支持ピン42を作用点、レバー50の前側の先端部5
5を支点とするてこ作用)により、雌型のコネクタハウ
ジング20のフード部22内に雄型の各コネクタハウジ
ング40が引き込まれて両コネクタハウジング20,4
0相互が嵌合する。この時、図5(a)に示すように、
雌型のコネクタハウジング20の係合孔28にスライド
カバー30の係止部37が係止されることにより、両コ
ネクタハウジング20,40の嵌合状態はロックされ
る。このスライドカバー30の係止部37が雌型のコネ
クタハウジング20の係合孔28にロックされるまでの
間、レバー50の基端部51が雌型のコネクタハウジン
グ20の凹部25に案内されることにより、スライドカ
バー50はガタ付くことなくスムーズにスライド移動す
る。
【0025】この嵌合状態のロックを解除する場合に
は、図5(b)に示すように、雌型のコネクタハウジン
グ20の解除ア−ム27の押圧部27aを押圧操作する
と、スライドカバー30の係止部37の平坦面37aが
上記解除アーム27の前端角部27bにより押され、こ
れにより、スライドカバー30の可撓性アーム36が内
側に撓んで解除アーム27の前角部27bと係止部37
のテーパ面37bとが当接するため、図5(c)に示す
ように、可撓性アーム36の係止部37と解除アーム2
7側の係合孔28とのロック状態が解除されると共に、
雌型のコネクタハウジング20及び雄型のコネクタハウ
ジング40に対してスライドカバー30が少し外側(図
5(c)中矢印Dに示す方向)に押し出されて該スライ
ドカバー30が引き抜き易くなる。これにより、両コネ
クタハウジング20,40を離脱させる場合は、スライ
ドカバー30を復動方向(図4(c)の矢印Bに示す方
向)に引き抜くと、リブ26のテーパ面26bと当接し
たレバー50の後側の先端部56が支点となり、スライ
ドカバー30の引き抜きに伴って、レバー50のてこ作
用(レバー50の基端部51の丸孔52を力点、雄型の
コネクタハウジング40の支持ピン42を作用点、レバ
ー50の後側の先端部56を支点とするてこ作用)によ
り両コネクタハウジング20,40相互が離脱する。
【0026】このように、スライドカバー30を両コネ
クタハウジングの嵌脱方向に往復スライド移動自在に設
け、このスライドカバー30の往動時にレバー50の前
側の先端部55が雌型のコネクタハウジング20の突起
部24の係合面24aに当接して該雌型のコネクタハウ
ジング20に雄型の各コネクタハウジング40を引き込
んで両コネクタハウジング20,40相互を嵌合させる
と共に、該スライドカバー30の復動時にレバー50の
後側の先端部56が雌型のコネクタハウジング20のリ
ブ26のテーパ面26bに当接して両コネクタハウジン
グ20,40相互を離脱させるようにしたことにより、
スライドカバー30を嵌脱方向に小さな操作力によりス
ライド操作するだけで、両コネクタハウジング20,4
0相互の嵌脱作業を容易に行うことができる。特に、両
コネクタハウジング20,40の嵌合時には、スライド
カバー30を嵌合方向に押すだけでその嵌合作業ができ
るため、例えば固定側の雌型のコネクタハウジング20
が見えない部位での狭い取付空間等の作業でも、両コネ
クタハウジング20,40相互を熟練を要することなく
スムーズかつ短時間に嵌合させることができる。
【0027】また、レバー50がスライドカバー30に
内包されて外側に突出することがないので、外的負荷力
等によるレバー50の破損を確実に防止することができ
る。これにより、レバー50のてこ作用の機能(小操作
力による嵌合機能)が損なわれることなく、常に安定し
た状態で両コネクタハウジング20,40同士の嵌脱を
容易かつ確実に行うことができる。さらに、レバー50
の長さを可及的に短くすることができ、その分コネクタ
全体の小型化を図ることができる。さらに、スライドカ
バー30の中央に設けられた1つのレバー50のてこ作
用により多極の雌,雄両コネクタハウジング20,40
相互の嵌脱作業を容易かつ確実に行うことができると共
に、部品点数を削減することができてコネクタ全体の低
コスト化を図ることができる。
【0028】尚、前記実施形態によれば、レバーをスラ
イドカバーの中央に1つだけ設けたが、2つ以上設けて
もよい。また、レバーを雄型のコネクタハウジング側に
設けたが、レバーを雌型のコネクタハウジング側に設け
てもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、スライド部材を嵌脱方向に小さな操作力により
スライド操作するだけで、該スライド部材と連動するレ
バーのてこ作用により雌,雄両コネクタハウジング相互
の嵌脱作業を容易に行うことができる。
【0030】請求項2の発明によれば、レバーがスライ
ド部材に内包されて外に突出することがないので、外的
負荷力等によるレバーの破損等を確実に防止することが
できる。これにより、レバーのてこ作用の機能が損なわ
れることなく、常に安定した状態で両コネクタハウジン
グ同士の嵌脱を容易かつ確実に行うことができる。
【0031】請求項3の発明によれば、レバーの長さを
可及的に短くすることができ、その分コネクタ全体の小
型化を図ることができる。
【0032】請求項4の発明によれば、スライド部材の
中央に設けられた1つのレバーのてこ作用により多極の
雌,雄両コネクタハウジング相互の嵌脱作業を容易かつ
確実に行うことができ、また、部品点数を削減すること
ができてコネクタ全体の低コスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のスライド嵌合型コネクタ
の嵌合前の状態を示す断面図である。
【図2】上記スライド嵌合型コネクタの嵌合前の雌コネ
クタハウジングと雄コネクタハウジングとを底面側から
見た斜視図である。
【図3】上記雄コネクタハウジングに外装されるスライ
ドカバーと該スライドカバーに可動自在に支持されるレ
バーを底面側から見た斜視図である。
【図4】(a)は上記雌,雄コネクタハウジング同士の
嵌合開始時の断面図、(b)は同嵌合途中の断面図、
(c)は同嵌合終了時の断面図である。
【図5】(a)は上記スライド嵌合型コネクタの雌,雄
コネクタハウジング同士の嵌合時のロック状態を示す断
面図、(b)は同ロック状態のロック解除途中の状態を
示す断面図、(c)は同ロック状態が解除された状態を
示す断面図である。
【図6】(a)は従来例のレバー式コネクタを示す説明
図、(b)は同レバー式コネクタのレバー側の斜視図で
ある。
【符号の説明】 10 スライド嵌合型コネクタ 20 雌型のコネクタハウジング(他方のコネクタハウ
ジング) 24 突起部(一方の係合部) 26 リブ(他方の係合部) 30 スライドカバー(スライド部材) 32 上壁 32a 上側のスリット 33 下壁 33a 下側のスリット 34 支軸 40 雄型のコネクタハウジング(一方のコネクタハウ
ジング) 42 支持ピン(作用点部) 50 レバー 51 基端部 53 中途部 54 長孔 55,56 先端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌,雄両コネクタハウジングの一方のコ
    ネクタハウジングにスライド部材を往復スライド移動自
    在に設け、このスライド部材に該スライド部材の往復動
    により回動するレバーの基端部を支軸を介して回動自在
    に支持し、このレバーの中途部を前記一方のコネクタハ
    ウジングの作用点部に連係させると共に、前記両コネク
    タハウジングを嵌脱させる際に該レバーの先端部側を他
    方のコネクタハウジングの一対の係合部に係合、離反自
    在にしたスライド嵌合型コネクタであって、 前記スライド部材を前記両コネクタハウジングの嵌脱方
    向に往復スライド移動自在に設け、このスライド部材の
    往動時に前記レバーの先端部が前記他方のコネクタハウ
    ジングの一方の係合部に係合して該他方のコネクタハウ
    ジングに前記一方のコネクタハウジングを引き込んで両
    コネクタハウジング相互を嵌合させると共に、該スライ
    ド部材の復動時に前記レバーの先端部が前記他方のコネ
    クタハウジングの他方の係合部に係合して前記両コネク
    タハウジング相互を離脱させるように構成したことを特
    徴とするスライド嵌合型コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスライド嵌合型コネクタ
    であって、 前記一方のコネクタハウジングに前記スライド部材を摺
    動自在に外装し、このスライド部材と前記一方のコネク
    タハウジングとの間に前記レバーを介在したことを特徴
    とするスライド嵌合型コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスライド嵌合型コネクタ
    であって、 前記レバーの中途部に長孔を形成し、この長孔を前記一
    方のコネクタハウジングの作用点部としての支持ピンに
    摺動自在に係合させ、前記レバーの先端部側を前記他方
    のコネクタハウジングの一対の係合部に係合、離反自在
    にしたことを特徴とするスライド嵌合型コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスライド嵌合型コネクタ
    であって、 前記スライド部材を四角筒状に形成し、この四角筒状の
    スライド部材の上,下壁の中央の相対向する位置にスリ
    ットをそれぞれ設け、これら各スリットのうちの一方の
    スリット内に支軸を介して前記レバーの基端部を回動自
    在に支持すると共に、他方のスリットに前記レバーの先
    端部を挿入、離反自在にしたことを特徴とするスライド
    嵌合型コネクタ。
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