JPH1125947A - 電池間スペーサー並びに単位電池 - Google Patents
電池間スペーサー並びに単位電池Info
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- JPH1125947A JPH1125947A JP9196472A JP19647297A JPH1125947A JP H1125947 A JPH1125947 A JP H1125947A JP 9196472 A JP9196472 A JP 9196472A JP 19647297 A JP19647297 A JP 19647297A JP H1125947 A JPH1125947 A JP H1125947A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単位電池収納枠内に収容した複数個の電池か
ら成る単位電池の各相隣る電池間及び前後端の電池と該
収納枠の前後の枠板との間に介在させて、該単位電池を
固定する電池間スペーサーとして、該収納枠内への電池
の収容固定作業を容易にし、収容固定された電池が上下
方向の振動により飛び上がることがないようにした電池
間スペーサーを提供する。 【解決手段】 方形の板状スペーサー主板１ａの四周縁
から１側に延びる嵌合用四周壁１ｂ，１ｃ，１ｄ，１ｅ
を設けてその側に、電池２の前部又は後部に嵌合する嵌
合用凹面３を有する囲枠型スペーサーに形成すると共
に、該嵌合用四周壁の左右の側壁１ｂ，１ｃの外面に、
単位電池収納枠４の左右の横枠部材４ｂ，４ｂと係止す
る係止用突起５，５を設けた。
ら成る単位電池の各相隣る電池間及び前後端の電池と該
収納枠の前後の枠板との間に介在させて、該単位電池を
固定する電池間スペーサーとして、該収納枠内への電池
の収容固定作業を容易にし、収容固定された電池が上下
方向の振動により飛び上がることがないようにした電池
間スペーサーを提供する。 【解決手段】 方形の板状スペーサー主板１ａの四周縁
から１側に延びる嵌合用四周壁１ｂ，１ｃ，１ｄ，１ｅ
を設けてその側に、電池２の前部又は後部に嵌合する嵌
合用凹面３を有する囲枠型スペーサーに形成すると共
に、該嵌合用四周壁の左右の側壁１ｂ，１ｃの外面に、
単位電池収納枠４の左右の横枠部材４ｂ，４ｂと係止す
る係止用突起５，５を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池間スペーサー
並びに単位電池に関する。
並びに単位電池に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電池間スペーサーは、塩ビなどの
合成樹脂製板から成り、電池単位収納枠内に収容された
電池と電池との間並びに電池と該枠の前後端板との間に
固定するために用い、押し込み固定された単位電池を作
製するために使用されることは公知である。即ち、金属
製の単位電池収納用枠内に電池要素を内蔵した金属容器
から成る電池の所定数個を前後方向に一列に並べて収容
し、その夫々の電池を該収納枠内に不動に固定すると共
に、その収容した各相隣る電池間並びにその両端の電池
と該収納用枠の両端枠板との間を電気絶縁するために、
その各相隣る電池間並びにその両端の電池と該収納枠の
前後の枠板との間に上記の板状の電池間スペーサーを押
し込み、即ち、単位電池をその収納枠の前後の枠板に強
く圧迫して固定して単位電池を構成していた。
合成樹脂製板から成り、電池単位収納枠内に収容された
電池と電池との間並びに電池と該枠の前後端板との間に
固定するために用い、押し込み固定された単位電池を作
製するために使用されることは公知である。即ち、金属
製の単位電池収納用枠内に電池要素を内蔵した金属容器
から成る電池の所定数個を前後方向に一列に並べて収容
し、その夫々の電池を該収納枠内に不動に固定すると共
に、その収容した各相隣る電池間並びにその両端の電池
と該収納用枠の両端枠板との間を電気絶縁するために、
その各相隣る電池間並びにその両端の電池と該収納枠の
前後の枠板との間に上記の板状の電池間スペーサーを押
し込み、即ち、単位電池をその収納枠の前後の枠板に強
く圧迫して固定して単位電池を構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来の電
池間スペーサーは板状であるため、枠内に収容した夫々
の電池の積層方向における単位電池の固定を行うには、
これら電池間にスペーサーを押し込み、枠内に前後方向
の圧迫を加えることが不可欠であり、その難儀なスペー
サーの押し込み作業を要するばかりでなく、使用中に、
上下振動により電池が収納枠から飛び上がったり、飛び
出す危険性を防止することができなかった。更には、電
池はスペーサーと密着するため発熱放散が悪くなり、電
池の昇温をもたらし、更にはまた、電池が膨脹した場合
に、収納枠が変形を生じ易い等の不都合があった。
池間スペーサーは板状であるため、枠内に収容した夫々
の電池の積層方向における単位電池の固定を行うには、
これら電池間にスペーサーを押し込み、枠内に前後方向
の圧迫を加えることが不可欠であり、その難儀なスペー
サーの押し込み作業を要するばかりでなく、使用中に、
上下振動により電池が収納枠から飛び上がったり、飛び
出す危険性を防止することができなかった。更には、電
池はスペーサーと密着するため発熱放散が悪くなり、電
池の昇温をもたらし、更にはまた、電池が膨脹した場合
に、収納枠が変形を生じ易い等の不都合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の電
池間スペーサーの上記の課題を解消し、単位電池収納枠
内への電池の収容固定を容易にできる等の種々の優れた
単位電池をもたらす電池間スペーサーを提供するもの
で、方形のスペーサー主板の四周縁から１側に延びる嵌
合用四周壁を設けてその１側に電池要素を内蔵した金属
容器から成る電池の前部又は後部に嵌合する嵌合用凹面
を有する囲枠型スペーサーに形成すると共に、その該嵌
合用四周壁の左右の側壁の夫々の外面に、金属製の単位
電池収納用枠の左右の横枠部材の下面と係止する係止用
突起を配設したことを特徴とする。
池間スペーサーの上記の課題を解消し、単位電池収納枠
内への電池の収容固定を容易にできる等の種々の優れた
単位電池をもたらす電池間スペーサーを提供するもの
で、方形のスペーサー主板の四周縁から１側に延びる嵌
合用四周壁を設けてその１側に電池要素を内蔵した金属
容器から成る電池の前部又は後部に嵌合する嵌合用凹面
を有する囲枠型スペーサーに形成すると共に、その該嵌
合用四周壁の左右の側壁の夫々の外面に、金属製の単位
電池収納用枠の左右の横枠部材の下面と係止する係止用
突起を配設したことを特徴とする。
【０００５】この場合、上記の本発明の筐型の電池間ス
ペーサーのスペーサー主板に、多数の貫通孔を設けるこ
とが好ましい。
ペーサーのスペーサー主板に、多数の貫通孔を設けるこ
とが好ましい。
【０００６】また、本発明の電池間スペーサーの左右の
該突起は、その外面を下端に至るに従い肉薄となる下向
きの傾斜面に形成することが好ましい。
該突起は、その外面を下端に至るに従い肉薄となる下向
きの傾斜面に形成することが好ましい。
【０００７】更に本発明は、上記の本発明の電池間スペ
ーサーを用いて、上下方向の振動による電池の上方への
飛び上がりを防止し得ると共に左右方向への位置ずれな
く、単位電池収納枠内に収容固定し得ると共に、収納さ
れた相隣る電池間及び前後端の電池と該収納枠の前後の
枠板との間の電気絶縁、更には、電池の両側及び下面と
収納枠の左右側面及び底面との電気絶縁をも確保でき、
更には単位電池を提供するもので、電池の前，後部に、
上記の本発明の囲枠型の電池間スペーサーの２枚を嵌合
装着したものを、単位電池収納枠内に所定個数収容し、
その各電池を嵌合装着した前後一対の電池間スペーサー
の左右側壁の外面に配設した突起を、該単位電池収納枠
の左右の横枠部材に係止せしめたことを特徴とする。
ーサーを用いて、上下方向の振動による電池の上方への
飛び上がりを防止し得ると共に左右方向への位置ずれな
く、単位電池収納枠内に収容固定し得ると共に、収納さ
れた相隣る電池間及び前後端の電池と該収納枠の前後の
枠板との間の電気絶縁、更には、電池の両側及び下面と
収納枠の左右側面及び底面との電気絶縁をも確保でき、
更には単位電池を提供するもので、電池の前，後部に、
上記の本発明の囲枠型の電池間スペーサーの２枚を嵌合
装着したものを、単位電池収納枠内に所定個数収容し、
その各電池を嵌合装着した前後一対の電池間スペーサー
の左右側壁の外面に配設した突起を、該単位電池収納枠
の左右の横枠部材に係止せしめたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の１例
を添付図面に基づいて説明する。図面で１は、本発明の
電池間スペーサーを示す。該電池間スペーサー１は、塩
ビなどの合成樹脂材の立体的な成形体から成り、直方形
の電池２の前面２ａ又は後面２ｂと略同じ形状、大きさ
の方形のスペーサー主板１ａとその四周縁から１側に延
び電池２の四周面、即ち、その左側面２ｃ、右側面２
ｄ、上面２ｅ及び下面２ｆに係合するように丁度嵌合す
る左側壁１ｂ、右側壁１ｃ、上面壁１ｄ及び下面壁１ｅ
から成る嵌合用四周壁を設けて、その主板と四周壁によ
り囲まれる内部を該電池２の前面とし周面の一部、即
ち、前部又はその後面と四周面の一部、即ち、後部に嵌
合する嵌合用凹面３に形成された囲枠型スペーサーに構
成すると共に、その嵌合用四周壁の該左側壁１ｂと該右
側壁１ｃの夫々の外面に、単位電池収納枠４の前後の枠
板４ａ，４ａ間を連結し、所定高さに位置する左右の板
状の横枠部材４ｂ，４ｂの下端面と係合する係止用突起
５，５を配設して構成した。
を添付図面に基づいて説明する。図面で１は、本発明の
電池間スペーサーを示す。該電池間スペーサー１は、塩
ビなどの合成樹脂材の立体的な成形体から成り、直方形
の電池２の前面２ａ又は後面２ｂと略同じ形状、大きさ
の方形のスペーサー主板１ａとその四周縁から１側に延
び電池２の四周面、即ち、その左側面２ｃ、右側面２
ｄ、上面２ｅ及び下面２ｆに係合するように丁度嵌合す
る左側壁１ｂ、右側壁１ｃ、上面壁１ｄ及び下面壁１ｅ
から成る嵌合用四周壁を設けて、その主板と四周壁によ
り囲まれる内部を該電池２の前面とし周面の一部、即
ち、前部又はその後面と四周面の一部、即ち、後部に嵌
合する嵌合用凹面３に形成された囲枠型スペーサーに構
成すると共に、その嵌合用四周壁の該左側壁１ｂと該右
側壁１ｃの夫々の外面に、単位電池収納枠４の前後の枠
板４ａ，４ａ間を連結し、所定高さに位置する左右の板
状の横枠部材４ｂ，４ｂの下端面と係合する係止用突起
５，５を配設して構成した。
【０００９】該電池２自体は公知のもので、電池要素を
内蔵した金属製容器から成る。該金属製容器は、金属製
電槽と該電槽の口縁に同一平面に施され溶接された板状
の金属製蓋とから成り、内蔵する電池要素は、図示しな
いが、極板群と電解液とから成る。その金属製容器の上
面２ｅには、金属製蓋を貫通して上方に突出する螺条周
面をもつ正極柱端子Ｐと同様の負極柱端子Ｎと、更に、
これら端子Ｐ，Ｎの中間に液口栓Ｅを具備している。
内蔵した金属製容器から成る。該金属製容器は、金属製
電槽と該電槽の口縁に同一平面に施され溶接された板状
の金属製蓋とから成り、内蔵する電池要素は、図示しな
いが、極板群と電解液とから成る。その金属製容器の上
面２ｅには、金属製蓋を貫通して上方に突出する螺条周
面をもつ正極柱端子Ｐと同様の負極柱端子Ｎと、更に、
これら端子Ｐ，Ｎの中間に液口栓Ｅを具備している。
【００１０】図示の例では、本発明の囲枠型の電池間ス
ペーサー１の左右の側壁１ｂ，１ｃは、該電池間スペー
サー１を電池２の前部又は後部に嵌合装着したとき、そ
の電池２の左右両側面２ｃ，２ｄの前後方向の厚さの略
３分の１程度まで係合する程度側方に延びる係合壁とし
た。また、その上面壁１ｄは、電池２の上面２ｃを可及
的に被覆しないで大きい開放面となる凹欠部１ｄ１を形
成したコ字状枠の係合用壁とし、その係合用下面壁１ｅ
は、該左右側壁１ｂ，１ｃと同じ深さを有するが、電池
２の下面２ｆを可及的に被覆しないように開放面となる
方形の切欠部１ｅ１を形成した係合壁に形成した。
ペーサー１の左右の側壁１ｂ，１ｃは、該電池間スペー
サー１を電池２の前部又は後部に嵌合装着したとき、そ
の電池２の左右両側面２ｃ，２ｄの前後方向の厚さの略
３分の１程度まで係合する程度側方に延びる係合壁とし
た。また、その上面壁１ｄは、電池２の上面２ｃを可及
的に被覆しないで大きい開放面となる凹欠部１ｄ１を形
成したコ字状枠の係合用壁とし、その係合用下面壁１ｅ
は、該左右側壁１ｂ，１ｃと同じ深さを有するが、電池
２の下面２ｆを可及的に被覆しないように開放面となる
方形の切欠部１ｅ１を形成した係合壁に形成した。
【００１１】更に、本発明の囲枠型の該電池間スペーサ
ー１の左右の側壁面１ｂ，１ｃの外面に突設した係止用
突起５，５は、該単位電池収納枠４に収容する過程で該
単位電池収納枠４の該左右の横枠部材４ａ，４ａの内面
に摺接され乍ら挿入され且つ該単位電池収納枠４の底面
４ｃに到達したと同時に、その突起５，５の水平な上端
面５ａ，５ａが、その対応する左右の横枠部材４ａ，４
ｂの下端面４ａ１，４ｂ１に突出して係止されるような
高さ位置と厚さに設けられる。その左右の係止用突起
５，５の肉厚は、該単位電池収納枠４の該左右の板状横
枠部材４ａ，４ｂの厚さと略同じ厚さかそれより僅かに
厚いものに構成することができる。左右の横枠部材４
ａ，４ｂの厚さが１．６ｍｍ程度のとき、例えば、各突
起５，５の厚さは１．６〜２．０ｍｍ程度とする。
ー１の左右の側壁面１ｂ，１ｃの外面に突設した係止用
突起５，５は、該単位電池収納枠４に収容する過程で該
単位電池収納枠４の該左右の横枠部材４ａ，４ａの内面
に摺接され乍ら挿入され且つ該単位電池収納枠４の底面
４ｃに到達したと同時に、その突起５，５の水平な上端
面５ａ，５ａが、その対応する左右の横枠部材４ａ，４
ｂの下端面４ａ１，４ｂ１に突出して係止されるような
高さ位置と厚さに設けられる。その左右の係止用突起
５，５の肉厚は、該単位電池収納枠４の該左右の板状横
枠部材４ａ，４ｂの厚さと略同じ厚さかそれより僅かに
厚いものに構成することができる。左右の横枠部材４
ａ，４ｂの厚さが１．６ｍｍ程度のとき、例えば、各突
起５，５の厚さは１．６〜２．０ｍｍ程度とする。
【００１２】また、上記の左右の係止用突起５，５の左
右の該横枠４ａ，４ｂに対する上記の摺接挿入作業を円
滑にするために、その突起５，５の外面形状を下端に至
るに従い漸次肉薄となる下向きの傾斜面５ｂ，５ｂに形
成することが好ましい。
右の該横枠４ａ，４ｂに対する上記の摺接挿入作業を円
滑にするために、その突起５，５の外面形状を下端に至
るに従い漸次肉薄となる下向きの傾斜面５ｂ，５ｂに形
成することが好ましい。
【００１３】また、図示の本発明の囲枠型の電池間スペ
ーサー１では、その電池２の前面２ａ又は後面２ｂと対
面するスペーサー主板２ａには、多数の通気用貫通孔６
を多数設け、更に、その幅方向に内部の凹面空間３と外
気とを連通する上下方向に延び且つ下端の切欠孔１ｅ１
に抜ける帯状の通気孔７を２条配設した。
ーサー１では、その電池２の前面２ａ又は後面２ｂと対
面するスペーサー主板２ａには、多数の通気用貫通孔６
を多数設け、更に、その幅方向に内部の凹面空間３と外
気とを連通する上下方向に延び且つ下端の切欠孔１ｅ１
に抜ける帯状の通気孔７を２条配設した。
【００１４】一方、該単位電池収納枠４は、図示の例で
は、所定数の電池２，２，…をその各電池２をその前後
部に本発明の電池間スペーサー１，１を嵌合装着して収
容するに適した長手の直方形の金属製筐体から成る。更
に詳細には、その長さ方向で対向する前後の枠板４ａ，
４ａは、夫々左右の端縁部を内方に折り曲げてコ字状と
し、その高さは、その枠４内に収容される電池２の上面
よりは上方に延びる高さを有し、その上部面域には、手
掛け用の孔４ｄを穿設され、その収容された電池の対面
する下部面域には、多数の冷却用貫通孔８，８，…を配
設した。その底板４ｃは、その左右側縁で上方に垂直に
折り曲げた補強板とし、その両端で前後のスペーサー主
板１ａ，１ａの下端に溶接により連結した。左右の細幅
帯状の板から成る横枠部材４ｂ，４ｂは、その各側にお
いて、２条４ｂ，４ｂを上下方向に間隔を存して所定の
高さに配設し、その両端を前後のスペーサー主板１ａ，
１ａに溶接されている。
は、所定数の電池２，２，…をその各電池２をその前後
部に本発明の電池間スペーサー１，１を嵌合装着して収
容するに適した長手の直方形の金属製筐体から成る。更
に詳細には、その長さ方向で対向する前後の枠板４ａ，
４ａは、夫々左右の端縁部を内方に折り曲げてコ字状と
し、その高さは、その枠４内に収容される電池２の上面
よりは上方に延びる高さを有し、その上部面域には、手
掛け用の孔４ｄを穿設され、その収容された電池の対面
する下部面域には、多数の冷却用貫通孔８，８，…を配
設した。その底板４ｃは、その左右側縁で上方に垂直に
折り曲げた補強板とし、その両端で前後のスペーサー主
板１ａ，１ａの下端に溶接により連結した。左右の細幅
帯状の板から成る横枠部材４ｂ，４ｂは、その各側にお
いて、２条４ｂ，４ｂを上下方向に間隔を存して所定の
高さに配設し、その両端を前後のスペーサー主板１ａ，
１ａに溶接されている。
【００１５】かくして、本発明の電池間スペーサー１は
次のように使用し、単位電池収納枠４内に電池を次のよ
うに収容固定することができる。即ち、該単位電池収納
枠４内に、電池２を収容する前に、先ず、該電池２の前
後部に、図１に明示のように該電池２の前後方向から矢
示のように、本発明の電池間スペーサー１，１を嵌合用
凹面３，３で嵌合装着し、この嵌合状態で矢示のように
該収納枠４内に挿入し、その左右の突起５，５の上端面
５ａ，５ａを該収納枠４の左右の上部の横枠部材４ｂ，
４ａの下面４ｂ１，４ｂ１と係止させた状態に収容す
る。かくして、かく前後一対の電池間スペーサー１，１
は、該収納枠４に、上下方向の振動に対して固定された
状態にあるので、その間に嵌合状態に在る各電池２は、
その固定された電池間スペーサー１，１４内で前後左右
の振動に対して固定されるばかりでなく、上下方向の振
動に対し固定され、収納枠４から飛び上がることが防止
される。しかし乍ら、該前後一対の電池間スペーサー
１，１を横枠４ｂ，４ｂの横枠４ａの長さ方向に沿い強
い力で前後方向に押せば、その下端面４ｂ１，４ｂ１に
沿って左右の突起５，５は摺動し、その嵌合装着された
電池２を収納枠４内の所望位置に移動し設置することが
可能である。この電池の収容作業において、前後一対の
電池間スペーサー１，１の左右の突起５，５に下向きの
傾斜面５ｂ，５ｂを形成しておくときは、その傾斜面５
ｂ，５ｂは、その対面する横枠４ａ，４ｂの内面に摺接
し乍ら円滑な挿入ができる。かくして、所定の数の電池
２を上記のように電池間スペーサー１，１をその前後部
に嵌合装着して収納枠４内に収容する作業を繰り返す。
図示の例では、該単位電池枠４内に５個の電池２，２，
…が収容固定された図２〜図４に示す単位電池Ａが得ら
れる。その各電池２間は、その各電池２の前後に嵌合装
着された本発明の電池間スペーサー１，１が２重に介在
し、その前後方向の両端の電池２，２と前後の枠板４
ｂ，４ｂとの間には夫々本発明の電池間スペーサー１，
１が介在し、その各電池２は該単位電池収納枠４の前後
の枠板４ａ，４ａとはもとより、その嵌合壁１ｂ，１
ｃ，１ｅにより、その左右の横枠部材４ｂ，４ｂ及びそ
の底面４ｃとの電気絶縁が確保されると共に、その各電
池２を前後から嵌合された各電池間スペーサー１は、上
記したように、その左右の突起５，５を介して単位電池
収納枠４の左右の横枠部材４ｂ，４ｂに係止固定されて
いるので、その夫々の前後の電池間スペーサー１，１に
よって嵌合保持された各電池２は、これらの固定された
電池間スペーサー１，１によりその位置に固定されて収
容された状態となるので、従来の収納枠に収容した電池
全体を該収納枠の前後の枠板に強く電池間に板状のスペ
ーサーを押し込んで圧迫固定する必要がなく、電池の固
定作業が容易となるばかりでなく、上下方向の振動に対
する固定も得られ、更には、電池の膨脹圧力による収納
枠の変形も防止できる。
次のように使用し、単位電池収納枠４内に電池を次のよ
うに収容固定することができる。即ち、該単位電池収納
枠４内に、電池２を収容する前に、先ず、該電池２の前
後部に、図１に明示のように該電池２の前後方向から矢
示のように、本発明の電池間スペーサー１，１を嵌合用
凹面３，３で嵌合装着し、この嵌合状態で矢示のように
該収納枠４内に挿入し、その左右の突起５，５の上端面
５ａ，５ａを該収納枠４の左右の上部の横枠部材４ｂ，
４ａの下面４ｂ１，４ｂ１と係止させた状態に収容す
る。かくして、かく前後一対の電池間スペーサー１，１
は、該収納枠４に、上下方向の振動に対して固定された
状態にあるので、その間に嵌合状態に在る各電池２は、
その固定された電池間スペーサー１，１４内で前後左右
の振動に対して固定されるばかりでなく、上下方向の振
動に対し固定され、収納枠４から飛び上がることが防止
される。しかし乍ら、該前後一対の電池間スペーサー
１，１を横枠４ｂ，４ｂの横枠４ａの長さ方向に沿い強
い力で前後方向に押せば、その下端面４ｂ１，４ｂ１に
沿って左右の突起５，５は摺動し、その嵌合装着された
電池２を収納枠４内の所望位置に移動し設置することが
可能である。この電池の収容作業において、前後一対の
電池間スペーサー１，１の左右の突起５，５に下向きの
傾斜面５ｂ，５ｂを形成しておくときは、その傾斜面５
ｂ，５ｂは、その対面する横枠４ａ，４ｂの内面に摺接
し乍ら円滑な挿入ができる。かくして、所定の数の電池
２を上記のように電池間スペーサー１，１をその前後部
に嵌合装着して収納枠４内に収容する作業を繰り返す。
図示の例では、該単位電池枠４内に５個の電池２，２，
…が収容固定された図２〜図４に示す単位電池Ａが得ら
れる。その各電池２間は、その各電池２の前後に嵌合装
着された本発明の電池間スペーサー１，１が２重に介在
し、その前後方向の両端の電池２，２と前後の枠板４
ｂ，４ｂとの間には夫々本発明の電池間スペーサー１，
１が介在し、その各電池２は該単位電池収納枠４の前後
の枠板４ａ，４ａとはもとより、その嵌合壁１ｂ，１
ｃ，１ｅにより、その左右の横枠部材４ｂ，４ｂ及びそ
の底面４ｃとの電気絶縁が確保されると共に、その各電
池２を前後から嵌合された各電池間スペーサー１は、上
記したように、その左右の突起５，５を介して単位電池
収納枠４の左右の横枠部材４ｂ，４ｂに係止固定されて
いるので、その夫々の前後の電池間スペーサー１，１に
よって嵌合保持された各電池２は、これらの固定された
電池間スペーサー１，１によりその位置に固定されて収
容された状態となるので、従来の収納枠に収容した電池
全体を該収納枠の前後の枠板に強く電池間に板状のスペ
ーサーを押し込んで圧迫固定する必要がなく、電池の固
定作業が容易となるばかりでなく、上下方向の振動に対
する固定も得られ、更には、電池の膨脹圧力による収納
枠の変形も防止できる。
【００１６】尚、図示の例では、各電池２をその前後部
から嵌合装着した前後一対の電池間スペーサー１，１の
スペーサー１ａ，１ａを背中合わせで互いに密接した状
態で収容し、且つその前後端の電池間スペーサー１，１
のスペーサー主板１ａ，１ａと該収納枠４の前後の枠板
４ａ，４ａとの間を密接した状態で収容したが、単位電
池を構成する各電池２は、その前後部に嵌合装着した電
池間スペーサー１，１で固定されるので、必ずしも密接
させる必要がなく、これらの間に適当に背中合わせの電
池間スペーサー１，１間並びに両端の夫々の電池間スペ
ーサー１，１と前枠板４ａ及び後枠板４ａとの間に適当
な僅かな隙間を存して収容固定するようにすることがで
き、更に電池の収容固定作業が楽になる。この場合も、
収容した電池２が単位電池を構成する各電池２は、収納
枠４から飛び上がることがなく、また、電池膨脹があっ
ても、その膨脹をその間隙で吸収することができるの
で、単位電池収納枠４の変形が良好に防止できる。
から嵌合装着した前後一対の電池間スペーサー１，１の
スペーサー１ａ，１ａを背中合わせで互いに密接した状
態で収容し、且つその前後端の電池間スペーサー１，１
のスペーサー主板１ａ，１ａと該収納枠４の前後の枠板
４ａ，４ａとの間を密接した状態で収容したが、単位電
池を構成する各電池２は、その前後部に嵌合装着した電
池間スペーサー１，１で固定されるので、必ずしも密接
させる必要がなく、これらの間に適当に背中合わせの電
池間スペーサー１，１間並びに両端の夫々の電池間スペ
ーサー１，１と前枠板４ａ及び後枠板４ａとの間に適当
な僅かな隙間を存して収容固定するようにすることがで
き、更に電池の収容固定作業が楽になる。この場合も、
収容した電池２が単位電池を構成する各電池２は、収納
枠４から飛び上がることがなく、また、電池膨脹があっ
ても、その膨脹をその間隙で吸収することができるの
で、単位電池収納枠４の変形が良好に防止できる。
【００１７】図２は、図１示のように、枠４内を上記の
ように電池を本発明の電池間スペーサーを介して収容固
定した後、その各相隣る電池２，２の対向する正，負極
端子Ｐ，Ｎ間を接続杆１０により接続し、その上からナ
ット１１を螺挿し締めし固定し、直列に接続されて完成
した単位電池Ａの上面図、図３はその側面図、図４は、
図２のＩＶ−ＩＶ線裁断面図を示す。而して、その使用
中に各電池に発生する熱は、各該電池間スペーサー１の
前後の主板１ａ，１ａに設けた多数の孔６，６，…、帯
状の冷却貫通孔７，７、上面壁１ｄに設けた切欠部１ｄ
１及び下面壁１ｅ１並びに収納枠４の前後の枠板４ａ，
４ａに設けた多数の孔８，８，…より外部に放散できる
一方、外部より各電池２に冷却風を送ることができ、昇
温による電池の悪影響を防止できる。尚、該電池間スペ
ーサー１の下面壁１ｅの下面には、前後方向に延びるリ
ブ１ｅ２，１ｅ２，…を突設し、収納枠４に収容したと
き、そのリブ１ｅ２，１ｅ２間にその底面４との間に空
冷用通路となる１ｅ３を形成するようにすると共に、底
板４ｃとの電気絶縁を更に良好にするようにしても良
い。尚又、図示の実施例では、電池間スペーサー１の左
右の側壁１ｂ，１ｃに設けた突起５，５の高さは、単位
電池収納枠４の左右に設けた上部の横枠部材４ｂ，４ｂ
に係止するに適する低い位置に設けても良い。
ように電池を本発明の電池間スペーサーを介して収容固
定した後、その各相隣る電池２，２の対向する正，負極
端子Ｐ，Ｎ間を接続杆１０により接続し、その上からナ
ット１１を螺挿し締めし固定し、直列に接続されて完成
した単位電池Ａの上面図、図３はその側面図、図４は、
図２のＩＶ−ＩＶ線裁断面図を示す。而して、その使用
中に各電池に発生する熱は、各該電池間スペーサー１の
前後の主板１ａ，１ａに設けた多数の孔６，６，…、帯
状の冷却貫通孔７，７、上面壁１ｄに設けた切欠部１ｄ
１及び下面壁１ｅ１並びに収納枠４の前後の枠板４ａ，
４ａに設けた多数の孔８，８，…より外部に放散できる
一方、外部より各電池２に冷却風を送ることができ、昇
温による電池の悪影響を防止できる。尚、該電池間スペ
ーサー１の下面壁１ｅの下面には、前後方向に延びるリ
ブ１ｅ２，１ｅ２，…を突設し、収納枠４に収容したと
き、そのリブ１ｅ２，１ｅ２間にその底面４との間に空
冷用通路となる１ｅ３を形成するようにすると共に、底
板４ｃとの電気絶縁を更に良好にするようにしても良
い。尚又、図示の実施例では、電池間スペーサー１の左
右の側壁１ｂ，１ｃに設けた突起５，５の高さは、単位
電池収納枠４の左右に設けた上部の横枠部材４ｂ，４ｂ
に係止するに適する低い位置に設けても良い。
【００１８】
【発明の効果】このように本発明によるときは、スペー
サーの主板の四周に１側に延びる係合用四周壁を設けて
その片面に凹面に形成し、且つその左右の係合用側壁の
外面に突起を設けた電池間スペーサーを構成したので、
電池の前後部に前記の電池内スペーサーをその凹面で嵌
合装着した状態とした組立体を、単位電池枠にその所定
数組収容すると共に、その左右両側に突設した左右の突
起の上面を対応する単位電池枠の横枠の下面に係止させ
るようにすることにより、夫々の電池間スペーサー及び
これに嵌合装着されている夫々の電池は、前後方向及び
左右方向の振動に対し安定、不動であるばかりでなく、
上下方向の振動に対しても安定、不動であり、従来のよ
うな枠から電池が飛び上がる不都合を解消できる。
サーの主板の四周に１側に延びる係合用四周壁を設けて
その片面に凹面に形成し、且つその左右の係合用側壁の
外面に突起を設けた電池間スペーサーを構成したので、
電池の前後部に前記の電池内スペーサーをその凹面で嵌
合装着した状態とした組立体を、単位電池枠にその所定
数組収容すると共に、その左右両側に突設した左右の突
起の上面を対応する単位電池枠の横枠の下面に係止させ
るようにすることにより、夫々の電池間スペーサー及び
これに嵌合装着されている夫々の電池は、前後方向及び
左右方向の振動に対し安定、不動であるばかりでなく、
上下方向の振動に対しても安定、不動であり、従来のよ
うな枠から電池が飛び上がる不都合を解消できる。
【００１９】この場合、夫々の突起の外面を下端に至る
に従い肉薄となる下向きの傾斜面に形成するときは、そ
の電池間スペーサーの収容作業を円滑にすることができ
る。
に従い肉薄となる下向きの傾斜面に形成するときは、そ
の電池間スペーサーの収容作業を円滑にすることができ
る。
【００２０】また、該電池間スペーサー及び単位電池枠
に夫々多数の孔を設けるときは、使用中の電池内の発熱
を外部に放散でき、昇温による電池に対する悪影響を防
止できる。
に夫々多数の孔を設けるときは、使用中の電池内の発熱
を外部に放散でき、昇温による電池に対する悪影響を防
止できる。
【図１】 本発明の実施の１例の単位電池を組立てる状
態を説明する斜面図。
態を説明する斜面図。
【図２】 本発明の単位電池の上面図。
【図３】 本発明の単位電池の側面図。
【図４】 図２のＩＶ−ＩＶ線裁断面図。
１ 筐型の電池間スペーサー １ａ スペーサ
ー主板 １ｂ 左側壁 １ｃ 右側壁 １ｄ 上面壁 １ｅ 下面壁 ２ 電池 ３ 嵌合用凹面 ４ 単位電池収納枠 ４ａ 前後の枠
板 ４ｂ 横枠部材 ５ 突起 ５ａ 突起の上端面 ５ｂ 突起の傾
斜面 ６ 貫通孔
ー主板 １ｂ 左側壁 １ｃ 右側壁 １ｄ 上面壁 １ｅ 下面壁 ２ 電池 ３ 嵌合用凹面 ４ 単位電池収納枠 ４ａ 前後の枠
板 ４ｂ 横枠部材 ５ 突起 ５ａ 突起の上端面 ５ｂ 突起の傾
斜面 ６ 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 野村 哲郎 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−６ 古河電池株式会社いわき事業所内 (72)発明者 飯塚 博幸 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−６ 古河電池株式会社いわき事業所内 (72)発明者 白井 隆 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−６ 古河電池株式会社いわき事業所内 (72)発明者 澤畑 敏昭 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23−６ 古河電池株式会社いわき事業所内 (72)発明者 永野 貢 宮城県仙台市青葉区中山７丁目２番１号 東北電力株式会社研究開発センター内 (72)発明者 佐藤 文夫 宮城県仙台市青葉区中山７丁目２番１号 東北電力株式会社研究開発センター内 (72)発明者 小山 健 宮城県仙台市青葉区中山７丁目２番１号 東北電力株式会社研究開発センター内
Claims (4)
- 【請求項１】 方形のスペーサー主板の四周縁から１側
に延びる嵌合用四周壁を設けてその１側に電池要素を内
蔵した金属容器から成る電池の前部又は後部に嵌合する
嵌合用凹面を有する囲枠型スペーサーに形成すると共
に、その該嵌合用四周壁の左右の側壁の夫々の外面に、
金属製の単位電池収納用枠の左右の横枠部材の下面と係
止する係止用突起を配設したことを特徴とする電池間ス
ペーサー。 - 【請求項２】 該スペーサー主板に多数の貫通孔を設け
たことを特徴とする請求項１記載の電池間スペーサー。 - 【請求項３】 該電池間スペーサーの左右の各該突起
は、その外面を下端に至るに従い肉薄となる下向きの傾
斜面に形成して成る請求項１又は２記載の電池間スペー
サー。 - 【請求項４】 電池の前，後部に、請求項１，２又は３
記載の囲枠型の電池間スペーサーの２枚を嵌合装着した
ものを、単位電池収納枠内に所定個数収容し、その各電
池を嵌合装着した前後一対の電池間スペーサーの左右側
壁の外面に配設した突起を、該単位電池収納枠の左右の
横枠部材に係止せしめたことを特徴とする単位電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19647297A JP3283796B2 (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 電池間スペーサー並びに単位電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19647297A JP3283796B2 (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 電池間スペーサー並びに単位電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125947A true JPH1125947A (ja) | 1999-01-29 |
| JP3283796B2 JP3283796B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=16358379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19647297A Expired - Fee Related JP3283796B2 (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 電池間スペーサー並びに単位電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3283796B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7368201B1 (en) * | 1999-03-11 | 2008-05-06 | Hawker Sa | Box for set of electric storage batteries |
| JP2008243639A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 加圧ホルダー付き組電池 |
| JP2009205820A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Toyota Motor Corp | 蓄電器及び車両 |
| JP2012177033A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、発泡粒子及び発泡成形体 |
| US20130052516A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Myung-Chul Kim | Battery module |
| KR101256063B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2013-04-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전지 모듈 |
| JP2013145725A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Lithium Energy Japan:Kk | 組電池保持具、組電池及び電源装置 |
| JP2015099650A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 本田技研工業株式会社 | 蓄電モジュール |
| CN107195831A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-09-22 | 江西优特汽车技术有限公司 | 一种硬壳动力电池模组及其制作方法 |
| US10087846B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-10-02 | United Technologies Corporation | Compact aero-thermo model stabilization with compressible flow function transform |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP19647297A patent/JP3283796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7368201B1 (en) * | 1999-03-11 | 2008-05-06 | Hawker Sa | Box for set of electric storage batteries |
| KR101256063B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2013-04-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전지 모듈 |
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| JP2012177033A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、発泡粒子及び発泡成形体 |
| US20130052516A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Myung-Chul Kim | Battery module |
| CN103000835A (zh) * | 2011-08-22 | 2013-03-27 | 三星Sdi株式会社 | 电池模块 |
| US9337458B2 (en) | 2011-08-22 | 2016-05-10 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery module |
| JP2013145725A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Lithium Energy Japan:Kk | 組電池保持具、組電池及び電源装置 |
| US10087846B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-10-02 | United Technologies Corporation | Compact aero-thermo model stabilization with compressible flow function transform |
| JP2015099650A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 本田技研工業株式会社 | 蓄電モジュール |
| CN107195831A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-09-22 | 江西优特汽车技术有限公司 | 一种硬壳动力电池模组及其制作方法 |
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|---|---|
| JP3283796B2 (ja) | 2002-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |