JPH11258552A - 光学レンズ用重合硬化性組成物 - Google Patents

光学レンズ用重合硬化性組成物

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JPH11258552A
JPH11258552A JP6301898A JP6301898A JPH11258552A JP H11258552 A JPH11258552 A JP H11258552A JP 6301898 A JP6301898 A JP 6301898A JP 6301898 A JP6301898 A JP 6301898A JP H11258552 A JPH11258552 A JP H11258552A
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敏博 西竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、短時間で容易に重合でき、かつ高
い屈折率、低比重、優れた面精度、耐衝撃性、染色性を
有する重合硬化性組成物を提供する。 【解決の手段】 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン等の(ジ)エチレングリコール付加体の2
官能(メタ)アクリレート系重合性単量体100重量部
に対し、イソボルニル基を有するイソボルニル(メタ)
アクリレート化合物を5〜70重量部、及びポリプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレートを10〜100
重量部含んでなる重合性単量体、光重合開始剤、並びに
熱重合開始剤を含んでなる光学レンズ用重合硬化性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡用プラスチッ
クレンズ等の光学レンズの製造原料に適した重合硬化性
組成物に関する。更に詳しくは短時間で硬化し、高屈折
率で、光学歪が小さく、透明性、面精度、耐衝撃性、染
色性に優れた硬化物を与える光学レンズ用重合硬化性組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、眼鏡用レンズは、軽量性、耐衝撃
性及び染色性の観点からその材料としてガラスからプラ
スチックと移行してきた。
【0003】一般にプラスチックレンズを成型する場
合、2枚の曲率半径の異なるガラスモールドの間に重合
性単量体を注入し、熱重合のみによる方法で成形される
のが普通である。しかしながら、この熱重合のみによる
方法は、一般に重合時間が数時間に及び、成形体の生産
の面で満足できるものではなかった。
【0004】そこで、ラジカル重合性単量体に、活性エ
ネルギー線を照射し、短時間でプラスチックレンズを成
形する方法が、特開昭60−166305号公報に報告
されている。
【0005】しかし、活性エネルギー線を照射し短時間
でプラスチックレンズを成形した場合には、重合収縮に
よる内部応力が発生し、アニール後のレンズ中心部に変
形が生じ、また使用したモールドの面が正確に転写され
ないという欠点があった。
【0006】そこで、これらの問題点を改良するため、
活性エネルギー線照射による重合を行った後、加熱重合
を行って成形する方法が、特開平4−180911号公
報及び特願平7−249938号公報に報告されてい
る。
【0007】ところで、上記の様な光重合による予備重
合を行ってプラスチック眼鏡レンズを成形する場合、で
きたレンズには耐衝撃性が要求される。耐衝撃性の優れ
た硬化体を与える光重合性組成物として、特開平4−4
209号公報に次のような組成物が報告されているが、
該組成物を硬化させて得られる硬化体の比重はいずれも
1.20以上であり、プラスチック眼鏡レンズの特長の
一つである軽量化の点で満足のゆくものではなかった。
なお、該公報には、下記一般式(4)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R5は水素原子またはメチル基で
あり、e及びfはそれぞれ独立に0〜4の整数であり、
0≦e+f≦4である。)で示されるジ(メタ)アクリ
レート化合物と、一般式(5)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、R6は水素原子またはメチル基で
あり、g及びhはそれぞれ独立に0〜12の整数であ
り、7≦g+h≦12である。)で示されるジ(メタ)
アクリレート化合物の異なる単量体を併用することによ
って耐衝撃性が向上することが開示されている。
【0012】また、本発明者らの知見によれば、上記特
開平4−4209号公報で記載されているような架橋樹
脂を使用した場合には、架橋点間分子量を大きくすれば
熱変形温度は低くなり、耐衝撃性は向上する。しかし、
耐衝撃性を向上させるために耐熱性を低くすると、得ら
れた眼鏡レンズにハードコートや反射防止膜を付与する
ために行う、高温(一般的に100℃から130℃)処
理工程を含む表面処理において、レンズが変形するなど
の問題が生じてくる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、プラスチ
ック眼鏡レンズ用の光重合による予備重合が可能な重合
硬化性組成物として、耐衝撃性と耐熱性のバランスがと
れ、高屈折率で低比重、且つ面精度に優れ、透明性、染
色性等のレンズ物性に優れた硬化体を与える光学レンズ
用重合硬化性組成物はこれまで知られていなかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うな優れた特徴を有する光学レンズ用重合硬化性組成物
を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、分子内に比較的短
いエチレンオキサイド鎖又はプロピレンオキサイド鎖を
有する2官能(メタ)アクリレート系重合性単量体、分
子内に嵩高い脂環構造を有する単官能性(メタ)アクリ
レート化合物、及び(ポリ)プロピレンオキサイドのジ
(メタ)アクリレート化合物の特定の割合で組み合わせ
るからなる重合性単量体を、光重合により予備重合した
後、熱重合により硬化させることにより、上記の各物性
に優れる硬化体が得られることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0015】すなわち本発明は、下記一般式(1)
【0016】
【化6】
【0017】(式中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素
原子またはメチル基であり、a及びbはそれぞれ独立に
1〜2の整数であり、a+bは2〜3である。)で示さ
れる2官能(メタ)アクリレート系重合性単量体100
重量部に対し、下記一般式(2)
【0018】
【化7】
【0019】(式中、R3は水素原子またはメチル基で
ある。)で示される単官能(メタ)アクリレート系重合
性単量体を5〜70重量部、及び下記一般式(3)
【0020】
【化8】
【0021】(式中、R4は水素原子またはメチル基で
あり、c及びdはそれぞれ独立に1〜12の整数であ
り、c+dは3〜15である。)で示されるプロピレン
グリコール系ジ(メタ)アクリレート重合性単量体10
〜100重量部の割合で含んでなる重合性単量体100
重量部、光重合開始剤0.005〜1重量部、並びに熱
重合開始剤0.01〜5重量部を含んでなることを特徴
とする光学レンズ用重合硬化性組成物である。
【0022】また、他の発明は、上記光学レンズ用重合
硬化性組成物に活性エネルギー線を照射して予備重合を
行った後、次いで得られた予備重合体を加熱して重合硬
化させることを特徴とする光学レンズ用重合硬化体の製
造方法である。
【0023】本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物で
は、一般式(1)及び(3)で示される架橋点間分子量
の異なる単量体を用いることにより、耐衝撃性の良いレ
ンズを得ることができ、更に、前記一般式(2)で示さ
れる単量体を混合することによって、耐熱性、耐衝撃性
を低下させることなく、比重の低い眼鏡用プラスチック
レンズを得ることができるものと思われる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の光学レンズ用重合硬化性
組成物は、重合性単量体として前記一般式(1)で示さ
れる2官能性(メタ)アクリレート系重合性単量体(以
下、単にモノマーAともいう。)、前記一般式(2)で
示される単官能性(メタ)アクリレート化合物(以下、
単にモノマーBともいう。)及び前記一般式(3)で示
されるプロピレングリコール系ジ(メタ)アクリレート
重合性単量体(以下、単にモノマーCともいう。)を使
用する。
【0025】本発明で用いられるモノマーAは、前記一
般式(1)で示される構造を有するものであるが、重合
性の観点から式中のR1は水素原子又はメチル基であ
り、単量体の粘度及び重合して得られる硬化体の屈折率
の観点から式中のR2は水素原子又はメチル基である。
また、重合して得られる硬化体の耐熱性の観点から該式
中のa及びbは1又は2で、a+bは2〜3である。モ
ノマーAは、重合して得られる硬化体の屈折率を高く
し、さらに耐熱性を上げる働きをするものと考えられ
る。尚、a及びbは各繰り返し単位の平均個数を示す。
【0026】本発明で好適に使用できるモノマーAを具
体的に示すと、2,2−ビス(4−メタクリロイルオキ
シエトキシフェニル)プロパン、2−(4−メタクリロ
イルオキシエトキシフェニル)−2−(4−メタクリロ
イルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ア
クリロイルオキシエトキシフェニル)プロパン等を挙げ
ることができる。
【0027】本発明で用いられるモノマーBは、前記一
般式(2)で示される構造を有するものであるが、式中
のR3は水素原子またはメチル基である。該モノマーB
は、分子内に嵩高いイソボルニル基を有しているため、
その硬化体のガラス転移温度は高く、また、脂環式構造
を有するために低比重である。モノマーBは、重合して
得られる硬化体の、耐熱性及び耐衝撃性を低下させず
に、低比重化を付与する単量体として使用される。本発
明で好適に用いられるモノマーBを具体的に例示すると
イソボルニルメタアクリレート、イソボルニルアクリレ
ート等を挙げることができる。
【0028】本発明で用いられるモノマーCは、前記一
般式(3)で示される構造を有するものであるが、重合
性の観点から式中のR4は水素原子又はメチル基であ
り、単量体の粘度及び重合して得られる硬化体の屈折率
の観点から式中のR4は水素原子又はメチル基である。
また、重合して得られる硬化体の耐熱性の観点から該式
中のc及びdは1〜12の整数でc+dは3〜15であ
る。モノマーCは、重合して得られる硬化体に耐衝撃性
を付与する単量体として使用される。尚、c及びdは各
繰り返し単位の平均個数を示し、各繰り返し単位の結合
順序は全く任意である(ブロック的に結合していても良
いしランダムに結合していても良い。)。
【0029】本発明で好適に使用できるモノマーCを具
体的に示すと、トリプロピレングリコールジメタクリレ
ート、テトラプロピレングリコールジメタクリレート、
ヘプタプロピレングリコールジメタクリレート、デカプ
ロピレングリコールジメタアクリレート、トリプロピレ
ングリコールアクリレート、テトラプロピレングリコー
ルアクリレート、ヘプタプロピレングリコールジメタア
クリレート、デカプロピレングリコールアクリレート等
を挙げることができる。
【0030】また、上記モノマーCを使用した場合は、
分岐のないアルキレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト{例えばポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートやポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト}を使用した場合に比べて(ほぼ同じ分子量のものを
使用した場合の比較で)、重合時の収縮率が小さいため
に成形性に優れる。
【0031】本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物に
おける、前記モノマーA、モノマーB及びモノマーCの
配合割合は、モノマーA100重量部に対してモノマー
Bが5〜70重量部、好ましくは10〜40重量部の範
囲、及びモノマーCが10〜100重量部、好ましくは
20〜70重量部の範囲である。
【0032】モノマーA100重量部に対するモノマー
Bの配合割合が5重量部を未満のときは硬化物の耐熱性
が低くなるばかりでなく、組成物の粘度が高くなり操作
性が悪くなる。該配合割合が70重量部を越える場合に
は、硬化体の耐衝撃性が劣る。また、モノマーA100
重量部に対するモノマーCの配合割合が、10重量部未
満のときは、光学レンズ用重合硬化性組成物の耐衝撃
性、面精度が劣り、該配合割合が100重量部を越える
場合には十分な屈折率の硬化体が得られない。
【0033】また、本発明の光学レンズ用重合硬化性組
成物で使用する重合性単量体としては、モノマーA〜C
を上記配合割合で含む混合物をそのまま使用しても良い
が、最終的に得られる眼鏡レンズの物性を更に向上させ
るために、これらモノマーに共重合可能な他のエチレン
性不飽和単量体(以下、モノマーDともいう)を更に配
合しても良い。
【0034】ここで使用されるモノマーDを例示する
と、ジ(メタ)アクリレート化合物として、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、トリエチレングリコール
ジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタク
リレート、ブタンジオールジメタクリレート、ヘキサメ
チレンジメタクリレート等が挙げられ、エポキシ基を有
する(メタ)アクリレート化合物として、グリシジルア
クリレート、グリシジルメタクリレート、β−メチルグ
リシジルアクリレート、β−メチルグリシジルメタクリ
レート等を挙げることがでる。これらモノマーDは一種
または二種以上を混合してもよい。
【0035】これらモノマーDを配合する場合の配合量
は、最終的に得られる眼鏡レンズの物性を勘案して適宜
決定すればよいが、一般的には、モノマーA、B、及び
Cの合計100重量部に対して、1〜30重量部、より
好ましくは1〜20重量部である。
【0036】本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物
は、重合触媒として光重合開始剤と熱重合開始剤の両方
を含む。上記2種の重合触媒を含むことにより本発明の
光学レンズ用重合硬化性組成物は、先ず光を照射するこ
とによって予備重合を行い、その後熱重合により重合硬
化させるという2段階重合を行うことが出来る。この様
な2段階重合を行うことにより、優れた面精度、内部均
一性を有したレンズを容易に短時間で硬化させることが
できる。
【0037】本発明では光重合開始剤としてブリーチン
グ効果を有する光重合開始剤が好適に使用される。ここ
でブリーチング効果とは、光重合開始剤が活性エネルギ
ー線により開裂し、その結果、開裂前の紫外或いは可視
領域での長波長域の吸収が消失し、吸収が短波長化し、
開裂前には開裂に必要な活性エネルギー線が表面に近い
領域で吸収されていたものが、開裂により吸収されずに
内部まで透過できることをいう。本発明で好適に使用で
きるこの様な光重合開始剤を例示すると、下記一般式
(6)
【0038】
【化9】
【0039】(式中、R7は独立にメチル基、メトキシ
基または塩素原子であり、iは2または3の整数であ
り、R8はフェニル基またはメトキシ基である。)で示
されるアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤、
及び下記一般式(7)
【0040】
【化10】
【0041】(式中、R9は独立にメチル基、メトキシ
基または塩素原子であり、jは2または3の整数であ
り、R10はフェニル基または2,4,4−トリメチルペ
ンチル基である。)で示されるジアシルフォスフィンオ
キサイド系光重合開始剤が挙げられる。
【0042】本発明で好適に使用できる前記一般式
(6)で示されるアシルフォスフィンオキサイド及び前
記一般式(7)で示されるジアシルフォスフィンオキサ
イドを具体的に例示すると、2,6−ジメチルベンゾイ
ルジフェニルフォスフィンオキシド、2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド、ビ
ス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフ
ォスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾ
イル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィン
オキシド、ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)−2,
4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド、ビ
ス(2,4,6−トリメトキシベンゾイル)−2,4,
4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド、ビス
(2,6−ジクロルベンゾイル)−2,4,4−トリメ
チルペンチルフォスフィンオキシド等が挙げられる。こ
れらの光重合開始剤は、2種以上を組み合わせて使用す
ることができる。
【0043】上記光重合開始剤の配合量は、全重合性単
量体100重量部に対し、0.005〜1重量部、好ま
しくは0.01〜0.5重量部の範囲である。該配合量
が1部を越える場合は、重合の進行が速くなりすぎ得ら
れる重合体の内部均一性が高い硬化体が得られず、該配
合量が0.005重量部未満の場合には十分な予備重合
が進行しない。
【0044】本発明で使用する熱重合開始剤は特に限定
されず、公知のものが使用できるが、10時間半減期温
度が70〜90℃のものが好適に使用できる。10時間
半減期温度が70℃未満の場合の熱重合開始剤を使用し
た場合には、1段目の光重合による重合発熱により、熱
重合開始剤が開裂して熱重合が進行し内部歪を生じるこ
とがある。また、10時間半減期が90℃を越える熱重
合開始剤を使用する場合には、高温で熱重合させる必要
があるため、レンズが着色してしまうことがある。本発
明で好適に使用できるこのような熱重合開始剤を具体的
に示すと、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド等のジアシルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシイソブチレート、1,1,3,3−テトラメチ
ルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等のパ
ーオキシエステルなどが挙げられる。なお、これらの熱
重合開始剤は、2種以上を組み合わせて使用することが
できる。
【0045】本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物に
おける熱重合開始剤の配合量は、硬化の均一性及び硬化
体の硬度の観点から、重合性単量体100重量部に対し
0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜3重量部の
範囲である。
【0046】また、本発明の光学レンズ用重合硬化性組
成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、離型剤、
紫外線吸収剤、紫外線安定剤、酸化防止剤、着色防止
剤、帯電防止剤、蛍光染料、染料、顔料、香料等の各種
安定剤、添加剤を添加することができる。
【0047】前記したように、本発明の光学レンズ用重
合硬化性組成物は、先ず活性エネルギー線を照射して予
備重合を行った後、次いで得られた予備重合体を加熱し
て重合硬化させることにより、容易に短時間で、優れた
面精度、内部均一性を有したレンズが得られる。
【0048】上記重合方法において、予備重合で使用す
る活性エネルギー線とは、波長が200〜500nmの
範囲にあるエネルギー線を意味し、光重合開始剤を開裂
させることが可能なエネルギー線を表す。このような活
性エネルギー線の光源としては、紫外線および可視光線
を発するものが好ましく、例えばメタルハライドラン
プ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ラン
プ、殺菌ランプ、キセノンランプ等が好適に使用され
る。
【0049】上記の予備重合およびその後引き続き行わ
れる熱重合の方法は特に限定されず、公知の注型重合方
法が好適に採用できる。例えば、エラストマーガスケッ
トまたはスペーサーで保持されているガラスモールド間
に、本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物を注入し、
活性エネルギー線を照射し予備重合した後、更に加熱す
ることにより熱重合を行い硬化させることにより好適に
行うことができる。なお、光重合を行う場合は、鋳型の
少なくとも光照射する面は透明であることが必要であ
り、一般的にこの部分にはガラス等が使用される。特に
石英ガラス等の紫外線を透過しやすい材質が好ましい
が、透明であれば材質には限定されない。また、成形時
に外部から圧力をかけながら重合してもなんら差し支え
ない。
【0050】上記の重合方法においては、予備重合で重
合を完全に終結させないことが面精度の観点から重要で
ある。予備重合で重合を完全に終結した場合、面精度が
著しく悪い。面精度、内部均一性に優れたレンズを得る
ために好適な予備重合における重合の程度は、使用する
光源の波長、強度、モノマーの種類や組成、および型形
状や材質によって異なるため一概に規定することはでき
ないが、該予備重合によって得られる硬化体(予備重合
体)の収縮率が、最終硬化体{ここで、最終硬化体と
は、熱重合開始剤を用いて2段階で重合硬化させたとき
に、その硬化体を室温まで冷却したときの硬度(ロック
ウェルLスケール)の変化が1/時間以下となる硬化体
をいう。}の収縮率の20〜70%、好ましくは30か
ら50%になるように行うのが好ましい。予備重合体の
収縮率が最終硬化体の収縮率の70%を越える場合は、
最終硬化体の面精度が悪くなる傾向があり、収縮率が2
0%を下回る場合、熱重合中にモールドと剥がれたり、
内部均一性の悪いものとなる傾向がある。
【0051】なお、ここで収縮率とは、次式で表される
値である。
【0052】収縮率(%)={1−(単量体比重/硬化
体比重)}×100 上記の予備重合の程度は、前記したように多くの因子の
影響を受けるため、予備的な実験を行い、予め好適な予
備重合体を与えるような予備重合条件を決定しておくの
が好ましい。一般に、光開始剤の量が多く、光源の強度
が大きく、重合体の形状が薄いほど短時間で予備重合を
完了させることができる。なお、同一の組成の重合硬化
性を用い、同一の型を用い、同一の光源を用いて重合を
行う場合には、前記収縮率は照射する活性エネルギー線
光の照射時間によって決定される。この様な場合には、
重合系毎に照射時間と予備重合体の収縮率との関係を予
め調べておけばよい。
【0053】前記予備重合に引き続き行われる熱重合
は、予備重合体を加熱することにより行われる。その時
の加熱条件は、使用する熱重合開始剤の種類等により適
宜決定すればよい。上記のような注型重合の場合には、
予備重合後、型をそのまま空気オーブン又は温水浴を使
用して、60℃〜140℃で10分〜120分間加熱す
ることにより行うことができる。この時、多段階に昇温
を行ってもよい。
【0054】このようにして得られる眼鏡レンズは、そ
の用途に応じて以下のような処理を施すこともできる。
即ち、分散染料などを用いる染色、シランカップリング
剤やケイ素、ジルコニウム、アンチモン、アルミニウ
ム、スズ、タングステン等のゾル成分を主成分とするハ
ードコート剤や、SiO2、TiO2、ZrO2等の金属
酸化物の薄膜の蒸着や有機高分子の薄膜の塗布による反
射防止処理、帯電防止処理等の加工および2次処理を施
すことも可能である。
【0055】
【実施例】以下、本発明を説明するために、実施例を挙
げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0056】使用した試薬の略号を以下に示す。
【0057】〔モノマーA〕 BPE−2:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシ
エトキシフェニル)プロパンと2−(4−メタクリロイ
ルオキシエトキシフェニル)―2−(4−メタクリロイ
ルエトキシエトキシフェニル)プロパンの4:1(重量
比)の混合物 〔モノマーB〕 IBM:イソボルニルメタアクリレート IBA:イソボルニルアクリレート 〔モノマーC〕 3PM:トリプロピレングリコールジメタクリレート 7PM:前記一般式(3)において、R4がメチル基、
c+dの合計が5〜9の混合物で、c+dの平均が7の
混合物 11PA:前記一般式(3)において、R4が水素原
子、c+dの合計が9〜13の混合物で、c+dの平均
が11の混合物 〔モノマーD〕 BPE−10:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキ
シポリ(エトキシ)フェニル)プロパンでエチレンオキ
サイド鎖の繰り返し単位平均が10の混合物 GMA:グリシジルメタアクリレート HEMA:2−ヒドロキシエチルメタアクリレート 7G:ポリエチレングリコールジメタクリレートでエチ
レンオキサイド鎖の繰り返し単位平均が7の混合物 〔参照モノマー〕 CR−39:ジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ート〔光重合開始剤〕 BAPO1:ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−
2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド BAPO2:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイ
ル)−フェニルフォスフィンオキシド TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキシド 〔熱重合開始剤〕 TI1:t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネー
ト{パーブチルIB(商品名:日本油脂製)} TI2:1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキ
シ−2−エチルヘキサネート{パーオクタO(商品名:
日本油脂製)} TI3:t−ブチルパーオキシネオデカノエート{パー
ブチルND(商品名:日本油脂製)} TI4:ジイソプロピルパーオキシジカーボネート{パ
ーロイルIPP(商品名:日本油脂製)} 実施例1 BPE−2(70重量部)、IBM(10重量部)、7
PG(20重量部)に対し、光重合開始剤としてBAP
O1(0.02重量部)、熱重合開始剤としてTI1
(0.5重量部)添加し、十分混合した後、減圧下で脱
気した。この液を、外径80mmの2枚のガラスモール
ドを、エチレン−酢ビ共重合体からなるガスケットを用
い、中心厚が2.0mmの平板と、外径80mmの曲率
半径が210mmと75mmのガラスモールドを、エチ
レン−酢ビ共重合体からなるガスケットを用い、中心厚
が1.5mmの凹レンズを成形できるように組み合わせ
た鋳型の中に注入し、1.5kwメタルハライドランプ
(熱線カットフィルター付き)を用い、25cmの距離
から活性エネルギー線を両面から1分間照射し、光重合
を行い予備重合を行った。この時、予備重合後の収縮率
は、最終硬化体の収縮率の40%であった。また、モー
ルド表面の紫外線強度は、波長365nmが15mW/
cm2であった。、その後空気オーブン内で110℃で
1時間加熱したところ、完全に硬化した。硬化したプラ
スチックレンズを離型後、110℃で2時間加熱してア
ニールを行い、屈折率、比重、光学歪、面精度、耐衝撃
性、耐熱性、染色性の評価を行った。
【0058】屈折率:アタゴ社製アッベ屈折率計により
20℃で測定した。
【0059】光学歪:2枚の偏光板の偏光面を直交させ
た直交ニコル法で観測し、重合歪の評価を行った。評価
の基準は、以下のとおりである。
【0060】 (○)歪のないもの (×)歪のあるもの 面精度:レンズの凹面を目視で観測し、面精度の評価を
行った。評価の基準は、以下のとおりである。
【0061】 (○)湾曲していないもの (△)わずかに湾曲しているもの (×)湾曲しているもの 耐衝撃性:厚さ2mm、直径65mmの5〜10枚の試
験板1枚づつに127cmの高さから16g、32g、
48g、64g、80g、96g、112g、131
g、151gの鋼球を自然落下させ、試験板が破損しな
い最も重い鋼球の重さの平均で評価した。
【0062】耐熱性:120℃の空気オーブン内に3時
間放置した後、レンズを取り出し室温まで放冷後、肉眼
にて表面の歪を観察した。評価の基準は、以下のとおり
である。
【0063】 (○)良好なもの (△)わずかに歪んでいるもの (×)歪んでいるもの 染色性:BPIブラックを水に分散させた液を用いて、
90℃で3分間染色を行い、目視で評価した。評価の基
準は、以下のとおりである。
【0064】 (◎)非常によく染まる (○)よく染まる (×)染まりにくい これら評価結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】実施例2 表1に示した重合硬化性組成物を用いて、実施例1と同
様にして成形を行ったところ、いずれの場合も十分に硬
化したプラスチックレンズが得られた。各プラスチック
レンズを離型後、実施例1と同様にアニールを行い、評
価を行った その結果を表1に示す。
【0067】実施例3 表1に示した重合硬化性組成物を用いて、照射時間を3
分に変更した以外実施例1と同様にして成形を行った。
この時、予備重合後の収縮率は、最終硬化体の収縮率の
80%であった。その後、各プラスチックレンズを離型
後、実施例1と同様にアニールを行い、評価を行った。
その結果を表1に示す。
【0068】実施例4〜6 表1に示した重合硬化性組成物を用いて、実施例1と同
様にして成形を行ったところ、いずれの場合も十分に硬
化したプラスチックレンズが得られた。各プラスチック
レンズを離型後、実施例1と同様にアニールを行い、評
価を行った その結果を表1に示す。
【0069】比較例1 ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR−
39)(100重量部)に、IPP(3重量部)を添加
し、十分混合した後、減圧下で脱気した。この液を、外
径80mmの2枚のガラスモールドを、エチレン−酢ビ
共重合体からなるガスケットを用い、中心厚が2.0m
mの平板と、外径80mmの曲率半径が210mmと7
5mmのガラスモールドを、エチレン−酢ビ共重合体か
らなるガスケットを用い、中心厚が1.5mmの凹レン
ズを成形できるように組み合わせた鋳型の中に注入し
た。その後、45℃で8時間、60℃で3時間、80℃
で3時間、95℃で4時間熱重合を行った。離型後、実
施例1と同様にアニールを行い、評価を行った。その結
果を表2に示す。
【0070】
【表2】
【0071】比較例2〜9 表2に示した重合性組成物を用いて、実施例1と同様に
して成形を行った。各プラスチックレンズを離型後、実
施例1と同様にアニールを行い、評価を行った。その結
果を表2に示す。
【0072】以上の結果より、モノマーA、B、C、光
重合開始剤及び熱重合開始剤からなる重合性組成物を、
活性エネルギー線を照射して予備重合した後、熱重合す
ることにより高屈折率、低比重で、耐衝撃性、面精度の
良いレンズが、短時間で成形できることがわかる。ま
た、比較例2〜4において、重合開始剤が請求項1の範
囲外の場合、光学歪、面精度の劣るレンズしか得られな
かった。また、比較例5〜8において、モノマーA,
B,Cの添加量が請求項1の範囲外の場合、面精度、耐
衝撃性、耐熱性、染色性の物性が、劣ることがわかる。
更に、比較例9においは、ポリプロピレングリコールジ
メタクリレートの代わりに、同程度の繰り返し単位を有
するポリエチレングリコールジメタクリレートを用いた
場合、比重、耐熱性が劣ることがわかる。
【0073】従って、本発明は光学レンズ用組成物及び
製造方法として有効である.
【0074】
【発明の効果】本発明の光学レンズ用重合硬化性組成物
本発明を重合して得られる重合体は、高屈折率、低比重
で、耐衝撃性、面精度、透明性、染色性に優れ、眼鏡レ
ンズとして優れた物性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 220/30 C08F 220/30 290/06 290/06 G02B 1/04 G02B 1/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子またはメ
    チル基であり、a及びbはそれぞれ独立に1〜2の整数
    であり、a+bは2〜3である。)で示される2官能
    (メタ)アクリレート系重合性単量体100重量部に対
    し、下記一般式(2) 【化2】 (式中、R3は水素原子またはメチル基である。)で示
    される単官能(メタ)アクリレート系重合性単量体を5
    〜70重量部、及び下記一般式(3) 【化3】 (式中、R4は水素原子またはメチル基であり、c及び
    dはそれぞれ独立に1〜12の整数であり、c+dは3
    〜15である。)で示されるプロピレングリコール系ジ
    (メタ)アクリレート重合性単量体10〜100重量部
    の割合で含んでなる重合性単量体100重量部、光重合
    開始剤0.005〜1重量部、並びに熱重合開始剤0.
    01〜5重量部を含んでなることを特徴とする光学レン
    ズ用重合硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 光重合開始剤がアシルフォスフィンオキ
    シド系又はジアシルフォスフィンオキシド系の光重合開
    始剤であり、熱重合開始剤がその分解温度が70〜90
    ℃である熱重合開始剤である請求項1記載の光学レンズ
    用重合硬化性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の光学レンズ用重
    合硬化性組成物に活性エネルギー線を照射して予備重合
    を行った後、次いで得られた予備重合体を加熱して重合
    硬化させることを特徴とする光学レンズ用重合硬化体の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004285141A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Tokuyama Corp 重合硬化性組成物
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