JPH1125806A - シフトポジションスイッチ装置 - Google Patents

シフトポジションスイッチ装置

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JPH1125806A
JPH1125806A JP17714797A JP17714797A JPH1125806A JP H1125806 A JPH1125806 A JP H1125806A JP 17714797 A JP17714797 A JP 17714797A JP 17714797 A JP17714797 A JP 17714797A JP H1125806 A JPH1125806 A JP H1125806A
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JP
Japan
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lever
switch
shift
route
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JP17714797A
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Inventor
Toshiyasu Sakai
代育 坂井
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0204Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減することが可能なシフトポジ
ションスイッチ装置を提供すること。 【解決手段】 シフトレバー12を第1レバールート1
7に沿って操作することで変速機本体11の前進ギア段
の自動選択が行われる。同シフトレバー12を第1レバ
ールート17から第2レバールート18へ移動操作する
とともに、同第2レバールート18に沿って操作するこ
とで、前進ギア段の手動変速が行われる。そして、同シ
フトレバー12の第1レバールート17でのポジション
を検出するためのスイッチの接点構造(36〜38,4
0)と、同シフトレバー12の第2レバールート18で
のポジションを検出するためのスイッチの接点構造(4
6,47,51,53)は、同じ器体31上に構築され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動変速の機能を
備えた自動変速機に適用され、シフトレバーのポジショ
ンを検出するためのシフトポジションスイッチ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動変速機においては、パーキ
ングポジション、リバースポジション、ニュートラルポ
ジション、ドライブポジション等のシフトポジションを
有した第1レバールートが設定されている。また、シフ
トアップポジション、マニュアルポジション、シフトダ
ウンポジションを有した第2レバールートが設定されて
いる。第1レバールートと第2レバールートは、ドライ
ブポジションとマニュアルポジションで互いに接続され
ている。
【0003】そして、シフトレバーを第1レバールート
においてドライブポジションに操作することで、前進ギ
ア段の自動選択が行われる。同シフトレバーを第1レバ
ールートのドライブポジションから第2レバールートの
マニュアルポジションに移動操作することで、現在選択
されている前進ギア段が固定され、手動変速の機能が使
用可となる。そして、同シフトレバーをマニュアルポジ
ションからシフトアップポジションに操作することで前
進ギア段が一段アップされ、また、マニュアルポジショ
ンからシフトダウンポジションに操作することで前進ギ
ア段が一段ダウンされる。
【0004】シフトポジションスイッチ装置はシフトレ
バーのポジションを検出し、その検出に基づいて自動変
速機が動作される。同シフトポジションスイッチ装置
は、シフトレバーの第1レバールートでのポジションを
検出する第1スイッチと、同シフトレバーの第2レバー
ルートでのポジションを検出する第2スイッチとを備え
る。なお、シフトレバーの第1レバールートと第2レバ
ールートとの間での移動は、別のレバールートスイッチ
装置が検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシフ
トポジションスイッチ装置は、手動変速の機能を備えな
い既存の自動変速機用の第1スイッチを流用し、それに
第2スイッチを付加する構成を採っていた。従って、第
2スイッチには、第1スイッチとは器体を別個とする独
立したものが用いられており、同第2スイッチを第1ス
イッチと同じくシフトレバー付近に配設するには、それ
を固定支持する専用の部材が必要であった。その結果、
シフトポジションスイッチ装置を構成する部品点数や組
み付け工程数が増加され、コストが上昇されていた。
【0006】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、部品点
数を低減することが可能なシフトポジションスイッチ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、シフトレバーを第1レバールー
トに沿って操作することで自動変速が行われ、同シフト
レバーを第1レバールートから第2レバールートに移動
操作するとともに同第2レバールートに沿って操作する
ことで手動変速が行われる自動変速機に適用されるシフ
トポジションスイッチ装置であって、前記第1レバール
ートが備える各シフトポジションに応じた切り換え位置
を有する第1スイッチと、前記第2レバールートが備え
る各シフトポジションに応じた切り換え位置を有する第
2スイッチと、前記シフトレバーに連動するように設け
られ、同シフトレバーが第1レバールートから第2レバ
ールートに移動操作されると第1スイッチから離脱する
とともに第2スイッチに係合され、同シフトレバーの第
2レバールートに沿う操作により第2スイッチを切り換
え操作し、シフトレバーが第2レバールートから第1レ
バールートに移動操作されると第2スイッチから離脱す
るとともに第1スイッチに係合され、同シフトレバーの
第1レバールートに沿う操作により第1スイッチを切り
換え操作するレバー・スイッチ係合手段とを備え、前記
第1スイッチの接点構造と第2スイッチの接点構造を、
同じ器体上に構築してなるシフトポジションスイッチ装
置である。
【0008】請求項2の発明では、前記器体には第1接
点面及び第2接点面が形成され、前記第1スイッチは、
第1接点面に設けられた複数の第1固定接点と、第1接
点面に対して並行する方向に移動可能な第1可動子と、
同第1可動子の第1接点面に対向する面に設けられ、同
第1可動子の移動に応じて第1固定接点に対して接触離
脱される第1可動接点とを備え、前記第2スイッチは、
第2接点面に設けられた複数の第2固定接点と、第2接
点面に対して並行する方向に移動可能な第2可動子と、
同第2可動子の第2接点面に対向する面に設けられ、同
第2可動子の移動に応じて第2固定接点に対して接触離
脱される第2可動接点とを備え、前記レバー・スイッチ
係合手段はシフトレバーに一体的に設けられた係合突起
であって、同係合突起はシフトレバーが第1レバールー
トから第2レバールートに移動操作されると第1可動子
から離脱するとともに第2可動子に係合され、シフトレ
バーが第2レバールートから第1レバールートに移動操
作されると第2可動子から離脱するとともに第1可動子
に係合される構成である。
【0009】請求項3の発明では、前記第1接点面と第
2接点面は面一に形成されている。 (作用)上記構成の本発明においては、第1レバールー
トにあるシフトレバーは、レバー・スイッチ係合手段を
介して第1スイッチに係合されている。従って、同シフ
トレバーの第1レバールートに沿う操作により第1スイ
ッチが切り換え操作され、同第1レバールートでのシフ
トポジションが検出される。例えば、シフトレバーがド
ライブポジションに操作されると、車両状態等に従って
前進ギア段の自動選択が行われる。
【0010】前記シフトレバーを第1レバールートから
第2レバールートに移動操作すると、レバー・スイッチ
係合手段は第1スイッチから離脱するとともに第2スイ
ッチに係合される。従って、同シフトレバーの第2レバ
ールートに沿う操作により第2スイッチが切り換え操作
され、同第2レバールートでのシフトポジションが検出
される。例えば、シフトレバーがシフトアップポジショ
ンに操作されると前進ギア段が一段アップし、また、シ
フトダウンポジションに操作されると前進ギア段が一段
ダウンする手動変速が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、電子
制御式自動変速機(以下、単に自動変速機とする)の変
速機本体11は前進4段、後進1段のギア機構を有し、
自動車のエンジン(図示しない)に連結されている。シ
フトレバー12は、例えば、自動車の車室フロアーにお
いて運転席と助手席との間に配設されている。同シフト
レバー12は、その基端部が詳述しない多軸構造13を
介してシフト軸14に支持されている。従って、図2に
おいて二点鎖線で示すように、同シフトレバー12は、
シフト軸14の軸線周りで回動可能であるとともに、同
軸線に対して傾動可能である。カバー15は、シフトレ
バー12の基部付近の軸支構造を、車室内において覆い
隠すように配設されている。
【0012】操作パネル16は、カバー15の上面にお
いてシフトレバー12の周囲に設けられている。第1レ
バールート17は、操作パネル16の右側において直線
状に貫設されている。パーキングポジション「P」、リ
バースポジション「R」、ニュートラルポジション
「N」、第1ドライブポジション「D1 」、第2ドライ
ブポジション「D2 」は、同順に第1レバールート17
に沿って設定されている。
【0013】第2レバールート18は、操作パネル16
の左側において直線状に貫設されている。シフトアップ
ポジション「+」、マニュアルポジション「M」、シフ
トダウンポジション「−」は、同順に第2レバールート
18に沿って設定されている。第1レバールート17と
第2レバールート18は、第1ドライブポジション「D
1 」とマニュアルポジション「M」で互いに接続されて
いる。前記シフトレバー12は、シフト軸14の軸線周
りでの回動により各レバールート17,18に沿って移
動されるとともに、第1レバールート17では第1ドラ
イブポジション「D1 」、第2レバールート18ではマ
ニュアルポジション「M」に存在すれば、シフト軸14
の軸線に対する傾動が許容されて、同第1レバールート
17と第2レバールート18との間で移動可能である。
【0014】本実施形態のシフトポジションスイッチ装
置19は、前記カバー15内においてシフトレバー12
の基部付近に並設されている。詳述しないレバールート
スイッチ装置20は、同じくカバー15内においてシフ
トレバー12の基部付近に並設されている。シフトポジ
ションスイッチ装置19は、シフトレバー12のポジシ
ョンを検出するためのものである。レバールートスイッ
チ装置20は、シフトレバー12の第1ドライブポジシ
ョン「D1 」とマニュアルポジション「M」との間での
移動、つまり、同シフトレバー12がいずれのレバール
ート17,18にあるのかを検出するためのものであ
る。自動変速機の制御装置21は、シフトポジションス
イッチ装置19からのシフトポジション信号及びレバー
ルートスイッチ装置20からのレバールート信号に基づ
いて変速機本体11を制御する。
【0015】前記制御装置21は、シフトレバー12が
第1レバールート17において第1ドライブポジション
「D1 」或いは第2ドライブポジション「D2 」に操作
されると、他に入力される車速やエンジン回転数等の車
両状態信号に基づいて前進ギア段を自動で選択する。同
制御装置21は、シフトレバー12がマニュアルポジシ
ョン「M」に移動操作されると、現在選択されている前
進ギア段を固定する。同制御装置21は、シフトレバー
12が、マニュアルポジション「M」からシフトアップ
ポジション「+」に操作されると前進ギア段を一段アッ
プし、また、同シフトレバー12がマニュアルポジショ
ン「M」からシフトダウンポジション「−」に操作され
ると、前進ギア段を一段ダウンする。
【0016】インジケータ22は、例えば、速度計やエ
ンジン回転計を備える車室の計器パネル(図示しない)
に設けられている。同インジケータ22は、複数のマー
ク(「P」、「R」、「N」、「D1 」、「D2 」)を
備えた表示部22aと、同表示部22aのうちのマーク
「D1 」に対して従属するような意匠で配置された、複
数のマーク(「4」、「3」、「2」、「1」)を備え
た表示部22bとからなり、各表示部22a,22bの
各マークは図示しない発光ダイオード等によって点灯可
能である。
【0017】制御装置21は、シフトレバー12の第1
レバールート17でのポジションに従って、それに対応
する表示部22aのいずれかのマークを点灯して示す。
同制御装置21は、シフトレバー12が第1レバールー
ト17の第1ドライブポジション「D1 」からマニュア
ルポジション「M」に移動操作されると、現在選択され
ている前進ギア段を、それに対応する表示部22bのい
ずれかのマークを点灯して示す。同制御装置21は、シ
フトポジションスイッチ装置19からのシフトアップポ
ジション信号或いはシフトダウンポジション信号に応じ
て、つまり、手動によるシフトアップ或いはシフトダウ
ンに応じて、表示部22bのいずれかのマークを切り換
えて点灯させる。
【0018】従って、例えば、変速機本体11の前進ギ
ア段が3速の状態で、シフトレバー12が第1ドライブ
ポジション「D1 」からマニュアルポジション「M」に
移動操作されると、表示部22bのマーク「3」が点灯
される。さらに、シフトレバー12がマニュアルポジシ
ョン「M」からシフトアップポジション「+」に操作さ
れて、前進ギア段が1段アップされると、表示部22b
のマーク「3」が消灯されるとともにマーク「4」が代
わって点灯される。この状態でシフトレバー12がマニ
ュアルポジション「M」からシフトダウンポジション
「−」に操作されて、前進ギア段が1段ダウンされる
と、表示部22bのマーク「4」が消灯されるとともに
マーク「3」が代わって点灯される。
【0019】次に、前記シフトポジションスイッチ装置
19について詳述する。図2及び図3に示すように、器
体31は、扇型をなす板状のステータ32と、同じく扇
型をなすケース33とを備える。同ステータ32はケー
ス33に対してその開口を閉塞するようにして嵌合さ
れ、その内部には空間が形成されている。同器体31
は、ステータ32側の外壁面を以って前記カバー15の
内壁面に固定されている。挿通孔35は、器体31にお
いてステータ32及びケース33の扇型基部を貫通形成
されている。前記シフト軸14は挿通孔35を挿通され
ている。
【0020】第1固定接点としてのパーキング入力接点
36-1、リバース入力接点36-2、ニュートラル入力接
点36-3、第1ドライブ入力接点36-4及び第2ドライ
ブ入力接点36-5は、ステータ32の内壁面32aに取
着されている。各接点36-1〜36-5は、挿通孔35
(シフト軸14)の軸線を中心とした同一円弧上に所定
間隔を以って配置されている。各接点36-1〜36-5の
円弧と同心小径円弧状をなす共通接点37は、ステータ
32の内壁面32aにおいて各固定接点36-1〜36-5
よりも挿通孔35寄りの内周側に配設されている。
【0021】第1可動子としてのロータ38は、器体3
1の空間内に収容されている。同ロータ38は基端部が
シフト軸14に支持され、ステータ32の内壁面32a
に対して並行する方向に移動可能である。係合突起39
は、ロータ38においてケース33の内壁面と対向する
面に突設されている。円弧状の長孔33aはケース33
に貫設され、係合突起39の先端部は同長孔33aを介
して器体31の内空間から外方へ突出されている。係合
溝39aは係合突起39の上面に凹設され、同係合突起
39の先端面側に開放されている。
【0022】第1可動接点40は、ステータ32の内壁
面32aに対向するロータ38の面に装着されている。
付勢バネ41は、第1可動接点40とロータ38との間
に介在されている。同第1可動接点40は、付勢バネ4
1によりステータ32の内壁面32aに向けて付勢され
ている。同第1可動接点40はロータ38の移動によっ
て、共通接点37と、シフトレバー12のパーキングポ
ジション「P」に対応するパーキング入力接点36-1、
リバースポジション「R」に対応するリバース入力接点
36-2、ニュートラルポジション「N」に対応するニュ
ートラル入力接点36-3、第1ドライブポジション「D
1 」に対応する第1ドライブ入力接点36-4或いは第2
ドライブポジション「D2 」に対応する第2ドライブ入
力接点36-5とを接続する。
【0023】第1ドライブポジション保持機構42は、
ロータ38とステータ32との間に介在されている。同
第1ドライブポジション保持機構42は、ロータ38の
基部付近に付勢バネ42aを介して取着された球体42
bと、ステータ32の内壁面32aに形成されて球体4
2bが落ち込まれる凹部42cとにより構成されてい
る。同第1ドライブポジション保持機構42は、ロータ
38が第1可動接点40によって第1ドライブ入力接点
36-4と共通接点37を接続する位置に移動されると、
付勢バネ42aの付勢力によって球体42bが凹部42
cに落ち込まれる。従って、ロータ38は、特にこの位
置に配置されると、多少の外力では他の位置へ移動し難
くなる。これは、後述するシフトレバー12の第2レバ
ールート18から第1レバールート17への移動操作の
際、ロータ38が第1ドライブポジション「D1 」に対
応する位置で確実に待ち受けている必要があるからであ
る。
【0024】突出部45は、ステータ32の外縁の一部
を一体に延出形成してなる。同突出部45のケース33
側の前壁面(第2接点面)45aは、ステータ32の内
壁面32a(第1接点面)と面一に形成されている。第
2固定接点としてのシフトアップ入力接点46-1及びシ
フトダウン入力接点46-2は、突出部45の前壁面45
aに取着されている。共通接点47は、突出部45の前
壁面45aにおいてシフトアップ入力接点46-1とシフ
トダウン入力接点46-2との間に配設されている。これ
ら接点46-1,46-2,47は、一直線上において所定
間隔を以って配置されている。
【0025】四角筒状をなす収容枠48は、ケース33
の外縁部においてステータ32の突出部45に対応する
位置に設けられている。同収容枠48は、ステータ32
とケース33との嵌合により、突出部45の接点46-
1,46-2,47を取り囲む。支持枠49は収容枠48
の内側に嵌まり込む四角筒状をなし、その上下壁には同
軸上に軸孔49aが穿設されている。回動体50は上下
面に回動軸50aを有している。係合突起50bは回動
体50の先端部に突設されるとともに、ノブ50cは同
回動体50の後端部において二股形状に形成されてい
る。同回動体50は前記支持枠49内に先端側より嵌め
込まれ、その回動軸50aは対応する上下の軸孔49a
に挿入されている。回動体50が嵌め込まれた支持枠4
9は、収容枠48内に嵌入固定されている。
【0026】図5に示すように、第2可動子としての凹
型をなす可動子51は、付勢バネ52を介して第2可動
接点53を支持する。同可動子51は前記支持枠49内
に収容され、その凹型に回動体50の係合突起50bの
凸型が遊嵌されている。同可動子51は、回動体50の
回動軸50aを中心とした回動によりその係合突起50
bに抉られるようにして押動され、突出部45の前壁面
45aに対して並行する方向に移動される。
【0027】図6に示すように、マニュアルポジション
復帰機構54は、回動体50の係合突起50bと突出部
45の前壁面45aとの間に介在されている。同マニュ
アルポジション復帰機構54は、回動体50の係合突起
50bの先端部に復帰バネ54aを介して取着された球
体54bと、突出部45の前壁面45aに形成され、谷
底部で球体54bを受ける谷型の斜面54cとにより構
成されている。同マニュアルポジション復帰機構54
は、復帰バネ54aの弾性力により斜面54cの谷底部
に落ち込もうとする球体54bにより、回動体50をシ
フトレバー12のマニュアルポジション「M」に対応す
る位置に向けて付勢する。
【0028】図2に示すように、レバー・スイッチ係合
手段としての係合突起であるバー56は、シフトレバー
12においてその軸線と直交する方向に突設され、器体
31方向へ延びている。同バー56は、シフトレバー1
2が第1レバールート17にある場合には、その先端部
がロータ38の係合溝39a内に没入された状態にあ
る。従って、シフトレバー12が第1レバールート17
に沿って操作されると、バー56が係合溝39aの前後
内壁面を押動することとなり、ロータ38がシフト軸1
4の軸線周りで回動される。その結果、図4に示すよう
に、第1可動接点40が、シフトレバー12の各シフト
ポジション(「P」、「R」、「N」、「D1 」、「D
2 」)に応じて移動され、同シフトポジションに対応す
る固定接点(パーキング入力接点36-1、リバース入力
接点36-2、ニュートラル入力接点36-3、第1ドライ
ブ入力接点36-4或いは第2ドライブ入力接点36-5)
と共通接点37とがオンされ、そのシフトポジション信
号が制御装置21に出力される。
【0029】図2において二点鎖線で示すように、前記
バー56は、シフトレバー12が第1レバールート17
から第2レバールート18に移動操作されると、係合溝
39aから外れてロータ38から離脱するとともに、ノ
ブ50c間に入り込まれることで回動体50に係合され
る。従って、図5に示すように、シフトレバー12が第
2レバールート18に沿って操作されると、バー56が
ノブ50cの内壁面を押動することとなり、回動体50
が回動軸50aを中心として回動される。その結果、第
2可動接点53が、シフトレバー12の各ポジション
(「+」、「M」、「−」)に応じて移動される。シフ
トレバー12がシフトアップポジション「+」に操作さ
れると、固定接点46-1と共通接点47とがオンされ、
シフトアップポジション信号が制御装置21に出力され
る(図5(c))。シフトレバー12がシフトダウンポ
ジション「−」に操作されると、固定接点46-2と共通
接点47とがオンされ、シフトダウンポジション信号が
制御装置21に出力される(図5(b))。なお、制御
装置21は、シフトレバー12が第2レバールート18
にあり、シフトアップ入力接点46-1と共通接点47及
びシフトダウン入力接点46-3と共通接点47が共にオ
ンされない状態(図5(a))を、シフトレバー12が
マニュアルポジション「M」にあると判定する。
【0030】上記構成の本実施形態においては、次のよ
うな効果を奏する。 (1)シフトレバー12の第1レバールート17でのポ
ジションを検出するためのスイッチの接点構造(36-
1,36-2,36-3,36-4,36-5,37,38,4
0等)と、同シフトレバー12の第2レバールート18
でのポジションを検出するためのスイッチの接点構造
(46-1,46-2,47,51,53等)が、同じ器体
31上に構築されている。従って、接点構造(46-1,
46-2,47,51,53等)をシフトレバー12の周
囲に構築するための専用の部材を必要とせず、部品点数
を低減して安価にシフトポジションスイッチ装置19を
提供できる。
【0031】(2)接点36-1,36-2,36-3,36
-4,36-5が設けられる突出部45の前壁面45aは、
接点46-1,46-2,47が設けられるステータ32の
内壁面32aと面一に形成されている。従って、ステー
タ32は加工手間の少ない平板状のもので良く、さらに
安価にシフトポジションスイッチ装置19を提供でき
る。
【0032】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲
で、エンジンのスタータ回路の起動を行うスタータスイ
ッチの接点構造を器体31に設けること。そして、同ス
タータスイッチ構成により、例えば、シフトレバー12
がパーキングポジション「P」か、或いはニュートラル
ポジション「N」に操作された場合にのみ、スタータ回
路の起動を可能とするように構成すること。つまり、ニ
ュートラルスタートスイッチの機能を上記実施形態のシ
フトポジションスイッチ装置19に持たせること。
【0033】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載すると、シフトレバー12を第1レバールー
ト17に沿って操作することで自動変速が行われ、同シ
フトレバー12を第1レバールート17から第2レバー
ルート18に移動操作するとともに同第2レバールート
18に沿って操作することで手動変速が行われる自動変
速機に適用されるシフトポジションスイッチ装置アッシ
ィであって、前記第1レバールート17が備える各シフ
トポジションに応じた切り換え位置を有し、シフトレバ
ー12の第1レバールート17に沿う操作により切り換
え操作される第1スイッチ(36〜42等)と、前記第
2レバールート18が備える各シフトポジションに応じ
た切り換え位置を有し、シフトレバー12の第2レバー
ルート18に沿う操作により切り換え操作される第2ス
イッチ46〜54とを備え、第1スイッチ36〜42の
接点構造36〜38,40と第2スイッチ46〜54の
接点構造46,47,51,53を、同じ器体31上に
構築してなるシフトポジションスイッチ装置アッシィ。
【0034】このようにすれば、部品点数を低減して装
置19を安価に構成できる。
【0035】
【発明の効果】上記構成の請求項1及び2の発明によれ
ば、部品点数を低減して安価にシフトポジションスイッ
チ装置を提供できる。
【0036】請求項3の発明によれば、器体を加工手間
の少ない形状にでき、さらに安価にシフトポジションス
イッチ装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のシフトポジションスイッチ装置
が適用される自動変速機を示す概略図。
【図2】 シフトポジションスイッチ装置が配置された
シフトレバーの基部付近の構成を示す斜視図。
【図3】 シフトポジションスイッチ装置アッシィの分
解斜視図。
【図4】 シフトレバーの各ポジションと各接点との関
係を説明する図。
【図5】 (a)〜(c)は回動体の動作を説明する断
面図。
【図6】 マニュアルポジション復帰機構を示す断面
図。
【符号の説明】
12…シフトレバー、17…第1レバールート、18…
第2レバールート、19…シフトポジションスイッチ装
置、31…器体、36…第1スイッチを構成する接点、
37…同じく共通接点、38…同じくロータ、40…同
じく第1可動接点、46…第2スイッチを構成する接
点、47…同じく共通接点、50…同じく回動体、51
…同じく可動子、53…同じく第2可動接点、56…レ
バー・スイッチ係合手段としてのバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーを第1レバールートに沿っ
    て操作することで自動変速が行われ、同シフトレバーを
    第1レバールートから第2レバールートに移動操作する
    とともに同第2レバールートに沿って操作することで手
    動変速が行われる自動変速機に適用されるシフトポジシ
    ョンスイッチ装置であって、 前記第1レバールートが備える各シフトポジションに応
    じた切り換え位置を有する第1スイッチと、 前記第2レバールートが備える各シフトポジションに応
    じた切り換え位置を有する第2スイッチと、 前記シフトレバーに連動するように設けられ、同シフト
    レバーが第1レバールートから第2レバールートに移動
    操作されると第1スイッチから離脱するとともに第2ス
    イッチに係合され、同シフトレバーの第2レバールート
    に沿う操作により第2スイッチを切り換え操作し、シフ
    トレバーが第2レバールートから第1レバールートに移
    動操作されると第2スイッチから離脱するとともに第1
    スイッチに係合され、同シフトレバーの第1レバールー
    トに沿う操作により第1スイッチを切り換え操作するレ
    バー・スイッチ係合手段とを備え、 前記第1スイッチの接点構造と第2スイッチの接点構造
    を、同じ器体上に構築してなるシフトポジションスイッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 前記器体には第1接点面及び第2接点面
    が形成され、 前記第1スイッチは、 第1接点面に設けられた複数の第1固定接点と、 第1接点面に対して並行する方向に移動可能な第1可動
    子と、 同第1可動子の第1接点面に対向する面に設けられ、同
    第1可動子の移動に応じて第1固定接点に対して接触離
    脱される第1可動接点とを備え、 前記第2スイッチは、 第2接点面に設けられた複数の第2固定接点と、 第2接点面に対して並行する方向に移動可能な第2可動
    子と、 同第2可動子の第2接点面に対向する面に設けられ、同
    第2可動子の移動に応じて第2固定接点に対して接触離
    脱される第2可動接点とを備え、 前記レバー・スイッチ係合手段はシフトレバーに一体的
    に設けられた係合突起であって、同係合突起はシフトレ
    バーが第1レバールートから第2レバールートに移動操
    作されると第1可動子から離脱するとともに第2可動子
    に係合され、シフトレバーが第2レバールートから第1
    レバールートに移動操作されると第2可動子から離脱す
    るとともに第1可動子に係合される構成である請求項1
    に記載のシフトポジションスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1接点面と第2接点面は面一に形
    成された請求項2に記載のシフトポジションスイッチ装
    置。
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